JPH04302507A - ホイップアンテナ - Google Patents

ホイップアンテナ

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Publication number
JPH04302507A
JPH04302507A JP9281091A JP9281091A JPH04302507A JP H04302507 A JPH04302507 A JP H04302507A JP 9281091 A JP9281091 A JP 9281091A JP 9281091 A JP9281091 A JP 9281091A JP H04302507 A JPH04302507 A JP H04302507A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
conductor
central
degrees
whip antenna
center
Prior art date
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Pending
Application number
JP9281091A
Other languages
English (en)
Inventor
Haruyuki Ota
晴幸 太田
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Harada Industry Co Ltd
Original Assignee
Harada Industry Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH04302507A publication Critical patent/JPH04302507A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ホイップアンテナに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来のホイップアンテナは、棒状の垂直
素子と、水平に設置される棒状のラジアル素子とで構成
され、垂直素子はλ/4の長さ(λは受信波長である)
を有している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のホイップア
ンテナにおいては、垂直素子とラジアル素子とが棒状で
あるので、アンテナ全体の厚みが大きく、携帯用アンテ
ナとしては適さないという問題がある。また、上記従来
のホイップアンテナにおいては、垂直素子とラジアル素
子との長さ等の寸法または上記素子間の角度を高精度に
維持することが困難であるという問題がある。
【0004】本発明は、アンテナ全体の厚みを薄くし、
携帯用アンテナとして適するとともに、素子間の角度を
高精度に維持することが容易なホイップアンテナを提供
することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、中央導体と第
1導体と第2導体とで構成され、これらの導体は、それ
ぞれ、薄膜であって、受信波長λと比較して十分に短い
幅をもち、ほぼλ/4の長さをもつ平板状であり、第1
導体の一端と第2導体の一端とが、中央導体の一端と近
接し、中央導体から見て、その左下方向、右下方向に、
それぞれ第1導体、第2導体が設置されているものであ
る。
【0006】
【実施例】図1は、本発明の第1実施例を示す図である
【0007】ホイップアンテナ1は、中央導体10と第
1導体20と第2導体30と基板40とで構成されてい
る。
【0008】中央導体10は、受信波長λと比較して十
分に短い幅を具備し、ほぼλ/4の長さを具備する平板
上の導体であって、その一端が同軸給電線(コネクタ)
40の芯線に接続されている。第1導体20は、中央導
体10とほぼ同じ形状を有し、第1導体20の一端  
            が中央導体10の一端(図中
、下端)と近接した状態で配置され、コネクタ40の外
被導体42に接続されている。第2導体30も、中央導
体10とほぼ同じ形状を有し、第2導体30の一端(図
中、上端)が中央導体10の下端と近接した状態でコネ
クタ40の外被導体42に接続されている。
【0009】中央導体10と第1導体20と第2導体3
0とは、基板40の上に設けられた銅箔であり、不要な
部分をエッチング等の写真技術によって除去されている
【0010】また、第1導体20と中央導体10との延
長線の交角α1は、90度〜180度であり、第2導体
30と中央導体10との延長線の交角α2も90度〜1
80度であり、第1導体20と第2導体30とが中央導
体10に対してほぼ対称の位置に配置されている。また
、第1導体20と第2導体30との延長線の交角α3は
、10度〜90度である。
【0011】図2は、上記第1実施例における指向特性
を示す図である。
【0012】図2に示すように、上記第1実施例におい
ては、オムニ特性(全方向性)を出すことができる。
【0013】また、上記第1実施例においては、中央導
体10、第1導体20、第2導体30として、銅箔を使
用しているので、その導電部分を極めて薄くすることが
でき、従来例のようにバルブを使用した場合と比較する
と、ホイップアンテナ1の厚みが非常に薄くなる。つま
り、基板40の厚みは通常、1.6mm程度であり、中
央導体10、第1導体20、第2導体30を構成してい
る銅箔は通常、20μm程度である。また、上記第1実
施例は、平板状であるので、基板40を除いた部分を、
自動車のリアガラス、サイドガラスに容易に設置するこ
とができ、また携帯用のアンテナとしても適する。
【0014】上記第1実施例において、中央導体10の
長さはλ/4である必要はなく、λ/4〜5λ/8の範
囲に入っていればよい。
【0015】図3は、本発明の第2実施例を示す説明図
である。
【0016】第2実施例のホイップアンテナ2は、第1
導体20の中央導体10寄りの端部から、中央導体10
に近接してしかも中央導体10と平行して、導電性突起
21を延出させたものである。また、第2導体30につ
いても、上記と同様に、中央導体10と近接し、しかも
中央導体10と平行して導電性突起31が延出している
。ホイップアンテナ2は、上記以外の点ではホイップア
ンテナ1と同じ構成を有する。
【0017】ホイップアンテナ1においてホイップアン
テナが誘導性を有するので、ホイップアンテナ1に容量
を持たせることによって、その誘導性をキャンセルし、
純抵抗を有するホイップアンテナにすることができる。 このようにしたのが第2実施例のホイップアンテナ2で
ある。このように容量性を持たせるようにするために、
ホイップアンテナ2において突起21、31が設けられ
、突起21または突起31と中央導体10との間に容量
を有する。突起21、31の長さおよび、突起21また
は31と中央導体10との間隔によって、上記容量の値
は異なり、その長さまたは間隔を調整することによって
、必要な容量を得ることができる。
【0018】図4は、本発明の第3実施例を示すホイッ
プアンテナ3の説明図である。
【0019】このホイップアンテナ3は、第2実施例の
ホイップアンテナ2と比較すると、中央導体10の図中
、下端から、基板40の周縁に設けたコネクタ40aと
の間に平行導体ライン部が設けられている点が異なる。 この平行導体ライン部は、中央導体10の図中、下端か
らコネクタ40aの芯線41に向かって延びている導電
性を有する延出部11と、突起21の図中、下端からコ
ネクタ40aの外被導体42に向かって延びている導電
性を有する延出部23と、第2導体30の図中、上端か
ら外被導体42に向かって延びている導電性を有する延
出部33とで形成されている。そして延出部11、23
、33は、互いに平行して配列されている。このように
、平行導体ライン部を設けると、ホイップアンテナ3の
インピーダンスが低下し、コネクタ40aのインピーダ
ンスが50Ωに近づき、コネクタ40aとの間でマッチ
ングロスが少なくなる。
【0020】図5は、本発明の第4実施例であるホイッ
プアンテナ4を示す図である。
【0021】ホイップアンテナ4は、第3実施例のホイ
ップアンテナ3と比較すると、第1導体20の図中、下
端から3/4程度が、図中、右に折れ曲がり、曲折部2
4を構成し、この曲折部24が延出部11と平行に配置
されている。同様に、第2導体30の図中、下端から3
/4程度が、図中、左に折れ曲がり、曲折部34を構成
し、この曲折部34が延出部11と平行に配置されてい
る。
【0022】第4実施例のように、曲折部24、34を
設けることによって、基板41の横幅を狭くすることが
できる。このようにしても、他の上記実施例と性能上、
低下がない。
【0023】なお、第4実施例においては、第1導体2
0の下端、第2導体30の下端からそれぞれ、3/4程
度が曲折部を構成し、延出部11と平行に配置されてい
るが、第1導体20の下端、第2導体30の下端から、
1/4、1/2等のように、他の長さ位置で曲折部を構
成してもよい。つまり、第1導体20、第2導体30の
所定部位で曲折し、延出部11と平行に配置されていれ
ばよい。
【0024】図6(1)、(2)は、第4実施例におい
て、中央導体10が、λ/4よりも長い場合、蛇行部1
2、三角波形状部13が、中央導体10の下部に挿入さ
れている例を示す図である。このようにすることによっ
て、アンテナが長くなった分を補償している。なお、蛇
行部12の代わりに、円弧等が連続した蛇行形状を採用
してもよい。
【0025】また、図6に示す実施例では、蛇行部12
、13が中央導体10の下部に挿入されているが、この
代わりに、中央導体10の途中に蛇行部12、13を挿
入するようにしてもよい。たとえば、中央導体10をそ
の下から所定部位で横に切断し、その切断位置に蛇行部
12または13を挿入し、中央導体10の切断された上
の部分と蛇行部12または13と中央導体10の切断さ
れた下の部分とを接続する。もちろん、切断すべき上記
所定部位は、任意の位置である。
【0026】上記各実施例において、ホイップアンテナ
が非常に薄くなったので、デザイン上の制約が少なくな
り、ユニークなデザインを行うことが可能になる。また
、中央導体10、第1導体20、第2導体30をプリン
ト基板の銅箔で構成することによって、製造上、均一の
精度を維持でき、性能上のバラツキも少なくなる。また
、中央導体10、第1導体20、第2導体30として、
基板の銅箔を使う代わりに、導電性のフィルムを使用す
るようにしてもよい。
【0027】
【発明の効果】本発明によれば、アンテナ全体の厚みが
薄くなり、携帯用アンテナとして適するとともに、素子
間の角度を高精度に維持することが容易であるという効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す図である。
【図2】上記第1実施例における指向特性を示す図であ
る。
【図3】上記実施例における第2実施例を示す図であり
、第1導体20、第2導体30にそれぞれ突起21、3
1を設けた場合の例を示す図である。
【図4】本発明の第3実施例を示す図であり、第2実施
例に平行導体ライン部を付加した例を示す図である。
【図5】本発明の第4実施例を示す図であり、第4実施
例において第1導体20、第2導体30の下半分を折り
曲げた状態を示す図である。
【図6】第4実施例において、中央導体10がλ/4よ
りも長い場合に、蛇行部12、13を設けることによっ
てその長さを補償した例を示す図である。
【図7】従来におけるホイップアンテナの例を示す図で
ある。
【図8】上記従来例における指向特性の一例を示す図で
ある。
【符号の説明】
10…中央導体、 20…第1導体、 21、31…突起、 23、33…延出部、 30…第2導体、 40、40a…コネクタ、 40、41…基板。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  受信波長λと比較して十分に短い幅を
    具備し、ほぼλ/4の長さを具備する平板状の中央導体
    であって、その一端が同軸給電線の芯線に接続される中
    央導体と;この中央導体とほぼ同じ形状の第1導体であ
    って、この第1導体の一端が、上記中央導体の上記一端
    と近接した状態で上記同軸給電線の外被導体に接続され
    る第1導体と;上記中央導体とほぼ同じ形状の第2導体
    であって、この第2導体の一端が、上記中央導体の上記
    一端と近接した状態で上記同軸給電線の外被導体に接続
    される第2導体と;を有し、上記第1導体と上記第2導
    体と上記中央導体とがほぼ同一平面上に配置され、上記
    第1導体と上記中央導体との延長線の交角が90度〜1
    80度であり、上記第2導体と上記中央導体との延長線
    の交角が90度〜180度であり、上記第1導体と上記
    第2導体とが上記中央導体に対してほぼ対称の位置に配
    置され、上記第1導体と上記第2導体との延長線の交角
    が10度〜90度であり、上記第1導体と上記第2導体
    と上記中央導体とが銅箔またはフィルム状であることを
    特徴とするホイップアンテナ。
  2. 【請求項2】  請求項1において、上記第1導体と上
    記第2導体と上記中央導体とは、プリント基板の導電性
    パターンで構成されていることを特徴とするホイップア
    ンテナ。
  3. 【請求項3】  請求項1において、上記第1導体の上
    記一端と、上記第2導体の上記一端とから、上記中央導
    体に近接して、上記中央導体と平行して導体が延出し、
    この延出部と上記中央導体との間に、容量が形成されて
    いることを特徴とするホイップアンテナ。
  4. 【請求項4】  請求項1において、上記中央導体がλ
    /4よりも長いときに、上記中央導体の一部分であって
    上記中央導体の上記一端側が、蛇行形状または三角波形
    状を有していることを特徴とするホイップアンテナ。
  5. 【請求項5】  請求項1において、上記第1導体の他
    端側と、上記第2導体の他端側とが、上記中央導体と平
    行になるように折り曲げられていることを特徴とするホ
    イップアンテナ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008078752A (ja) * 2006-09-19 2008-04-03 Mitsumi Electric Co Ltd アンテナ装置
JP2008516541A (ja) * 2004-10-12 2008-05-15 アエスカ エス.ア. Y形状全方向アンテナを有する非接触ラベル
JP2022066544A (ja) * 2017-04-17 2022-04-28 株式会社ヨコオ アンテナ装置

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