JPH04302263A - 画像記録装置 - Google Patents

画像記録装置

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JPH04302263A
JPH04302263A JP3089152A JP8915291A JPH04302263A JP H04302263 A JPH04302263 A JP H04302263A JP 3089152 A JP3089152 A JP 3089152A JP 8915291 A JP8915291 A JP 8915291A JP H04302263 A JPH04302263 A JP H04302263A
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stepping motor
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transfer roller
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roller
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、所定の負荷をステッピ
ングモ−タにより駆動して画像記録処理を行う画像記録
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図8はこの種のステッピングモ−タを駆
動源とした画像記録装置の構成を説明する断面図であり
、704は感光ドラム、705は帯電ロ−ラ、706は
現像器、708はクリ−ナで、着脱可能なカ−トリッジ
703内に配設されている。感光ドラム704の周囲に
は、転写ロ−ラ707と半導体レ−ザ709よりのレ−
ザビ−ムをポリゴンミラ−710とポリゴンモ−タ71
1で走査し、レンズ712,ミラ−713により感光ド
ラム704上に結像させる光学系が配設されている。 701は上段給紙ロ−ラであり、シ−ト700を給紙す
る。721は下段給紙ロ−ラであり、シ−ト720を搬
送ロ−ラ722を通じて給紙する。723は給紙された
シ−トの有無を検出するセンサ、702はレジストロ−
ラで、シ−ト先端を突き当てて斜行を取り除き、画像信
号と同期した再給紙を行う。714は定着器で、シ−ト
に転写されたトナ−像を定着させる。724は排紙口を
選択するフラッパ、715,716,718は搬送ロ−
ラ、717は印字面が下降するフェイスダウントレイ、
719は印字面が上になるフェイスアップトレイである
。725はステッピングモ−タで、前記各給紙ロ−ラ7
01,721,搬送ロ−ラ722,レジストロ−ラ70
2,感光ドラム704,帯電ロ−ラ705,現像器70
6,転写ロ−ラ707,定着器714,搬送ロ−ラ71
5,716,718等の負荷の駆動を実行する。726
はロ−タリエンコ−ダで、ステッピングモ−タ725に
メカ的に結合され回転を検知する。727はプリンタ制
御部で、プリンタエンジンの各部を制御する。なお、7
27aはCPUである。
【0003】図9は、図8に示したプリンタ制御部72
7が実行するプリントシ−ケンスの一例を示すフロ−チ
ャ−トである。なお、(1) 〜(18)は各ステップ
を示す。
【0004】プリンタ制御部727がプリント信号を受
けると、定着器714を所定温度にすべく、定着器温度
調整処理(定着器温調処理)を開始するとともに(1)
 、スキャナを構成するポリゴンミラ−710を起動す
る(2) 。次いで、ステッピングモ−タ725を起動
し(3) 、感光ドラム704を回転させ、後述する高
圧印加電圧設定処理(ATVC設定処理)を行う(4)
 。次に、脱調検出処理を行い(5) 、ステッピング
モ−タ725が回転していない場合、ステップ(3) 
のステッピングモ−タ725起動処理を再起動する。以
上の処理によりステッピングモ−タ725の回転が確認
されると、ATVC設定処理により決められた転写電圧
および帯電ロ−ラ705,現像器706に印加する高圧
電圧制御を開始するとともに(6) 、上段給紙ロ−ラ
701を起動してレジストロ−ラ702の配設位置まで
給紙する(7) 。そして、スキャナが定常回転まで到
達したことを検知すると(8) 、画像同期信号要求を
行い(9) 、画像同期信号を検知すると(10)、レ
ジストロ−ラ702を起動して再給紙を行い(11)、
プリントを開始する。そして、紙が感光ドラム704の
後端を通過する時間に到達すると(12)、転写ロ−ラ
707に逆バイアス電圧を印加し(13)、所定時間転
写ロ−ラ707を回し(14)、転写ロ−ラ707に付
いたトナ−を感光ドラム704に吸着させ、転写ロ−ラ
707のクリ−ニングを行う。前記後回転処理が終了す
ると、高圧ドライバをオフし(15)、ステッピングモ
−タ725を停止させ(16)、スキャナをオフし(1
7)、定着器温調を終了し(18)、処理を終了する。
【0005】図10は、図8に示した転写ロ−ラ707
の高圧制御部の構成を示す回路ブロック図である。この
図において、707は転写ロ−ラで、金属シャフトの回
りにスポンジ状の高抵抗体で円柱形成され、感光ドラム
704に圧接されている。転写ロ−ラ707の金属シャ
フトはセレクタ1005に接続され、それぞれATVC
設定処理時に使用する高圧定電流源、プリント時に使用
する高圧定電圧源、プリント終了後にクリ−ニングに使
用する負バイアス高圧定電圧源をCPU727aの制御
により選択できるように構成されている。
【0006】一方、転写ロ−ラ707はバッファ100
4により、CPU727aに入力可能な電圧までレベル
シフトされ、CPU727aのA/Dコンバ−タに入力
されている。高圧電源1002はCPU727aの制御
出力に接続され出力電圧がCPU727aにより制御さ
れる。各高圧電流源1001,高圧電源1002,10
03のグランドは感光ドラム704に接続されている。 これらの構成により、高圧電源1002,1003から
転写ロ−ラ707の抵抗体を介して感光ドラム704表
面、さらに感光ドラム704をはさんで容量結合により
ドラム本体より高圧電源グランドという回路が構成され
る。なお、ATVC制御を行う理由は、この回路の内、
転写ロ−ラ707の抵抗値が環境により大きく変化する
ためで、転写ロ−ラ707の表面の転写電位を一定にす
るためには、転写ロ−ラの抵抗値の高さに応じて転写ロ
−ラに変える電圧を高める必要がある。以下、図11を
参照しながらATVC設定処理について説明する。
【0007】図11はこの種の画像記録装置におけるA
TVC設定処理手順の一例を説明するフロ−チャ−トで
ある。なお、(1) 〜(14)は各ステップを示す。
【0008】CPU727aは、転写ロ−ラ707にお
ける電圧を知るためには、プリント前の初期設定におい
て感光ドラム704と転写ロ−ラ707を空回転させ、
セレクタ1005により高圧電流源1001に切り換え
る転写定電流制御を行い(1)、レジスタAに「0」を
セットし(2) 、定電流により転写ロ−ラ707の抵
抗体に比例した電圧をバッファ1004を介してCPU
727aのA/D入力に入力する(3) 。次いで、C
PU727aは転写ロ−ラ707の周方向の抵抗値バラ
ツキによる設定ミスを避けるため転写ロ−ラ707の1
回転にわたり256点のデ−タをCPU727aのメモ
リM(A)内に取り込み(4) 、時間Tw待機して(
5) 、レジスタAの値を「1」カウントアップし、そ
のレジスタAの値が256を越えるかどうかを判断し(
7) 、NOならばステップ(3) に戻り、YESな
らばレジスタA,Bに「0」をセットし(8) ,(9
) 、レジスタBの値とステップ(4) でストアされ
ているメモリM(A)とを加算した値をレジスタBにセ
ットする(10)。次いで、レジスタAを「1」加算し
(11)、そのレジスタAの値が256を越えるかどう
かを判断し(12)、NOならばステップ(10)に戻
り、YESならばレジスタBの内容をレジスタAの内容
(256)で除して平均値(図12参照)をレジスタB
にセットする(13)。次いで、CPU727aがD/
Aコンバ−タにプリント時に最適な転写バイアス(高圧
電源1002に対する)をセットし(14)、処理を終
了する。
【0009】図12は、図10に示した転写ロ−ラ70
7のA/D検出デ−タの出力特性を示す図で、縦軸はA
/D検出電圧を示し、横軸は転写ロ−ラの回転角度を示
す。
【0010】図13は、図8に示した定着器714の駆
動回路の一例を示す回路ブロック図であり、1301は
上ロ−ラで、下ロ−ラ1302と加圧圧接され、逆方向
に回り紙を通紙する。1303はハロゲンヒ−タであり
、上ロ−ラ1301内に配設され、トライアック130
5を介して交流電源1306に接続されている。トライ
アック1305の制御入力はCPU727aに接続され
、CPU727aの制御によりハロゲンヒ−タ1303
のスイッチが行われる。1304はサ−ミスタであり、
上ロ−ラ1301に摺動可能なように接触され、温度変
化により生じた抵抗値の変化を抵抗器1307との分圧
により電圧に変換し、その電圧をCPU727aのA/
Dコンバ−タに入力している。以下、図14を参照しな
がら上記図13に示した定着器714の温調制御につい
て説明する。
【0011】図14は、図13に示した定着器714の
温調制御の一例を示すフロ−チャ−トである。なお、(
1) 〜(7) は各ステップを示す。
【0012】定着器温調制御と他の制御を並行して行う
ため、タイマによる割込み制御で行われ、タイマにより
割込みが発生すると、CPU727aはサ−ミスタ13
04の検出電圧をA/D変換して(1) 、レジスタT
に取り込む(2) 。次いで、レジスタTに取り込んだ
値を設定上限温度(例えば181℃)と下限温度(例え
ば179℃)とを比較し(3) ,(4) 、上限温度
(例えば181℃)を越える場合にはハロゲンヒ−タ1
303への通電をオフし(5) 、下限温度(例えば1
79℃)を下回る場合にはハロゲンヒ−タ1303への
通電をオンし(6) 、割込みタイマをセットし(7)
、一定時間経過後同様の処理を行う。このような割込み
制御により、定着器714のロ−ラ表面温度は常に所定
温度範囲内に制御される。
【0013】以上述べたように、従来ステッピングモ−
タ725により駆動を実行する画像記録装置において異
常負荷によるステッピングモ−タ725の脱調を検出す
る方法として図8に示すように、ステッピングモ−タ7
25に接続された駆動系にパルスエンコ−ダ等の回転検
知手段を取り付け、ステッピングモ−タ725の駆動を
実行した時、前記回転検出手段のパルス出力の停止をも
って回転停止と判定し、脱調を検知していた。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
例では、異常処理だけのために新たに専用のセンサを配
置する必要があり、部品費や実装スペ−スの面で装置の
コストパフォ−マンスを悪化させる要因となってしまう
問題点があった。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明に係る画像記録装
置は、ステッピングモ−タの駆動に伴って前記負荷から
出力される所定の制御信号の変動状態をモニタするモニ
タ手段と、このモニタ手段にモニタされた所定の制御信
号の変動状態を所定の判定レベルと比較して前記ステッ
ピングモ−タの脱調状態を判定する判定手段とを設けた
ものである。
【0016】
【作用】本発明において、ステッピングモ−タが駆動さ
れると、所定の負荷が駆動される。この時、モニタ手段
がステッピングモ−タの駆動に伴って負荷から出力され
る所定の制御信号の変動状態をモニタし、判定手段がモ
ニタされた所定の制御信号の変動状態を所定の判定レベ
ルと比較して前記ステッピングモ−タの脱調状態を判定
し、モニタされた所定の制御信号の変動状態レベルが所
定の判定レベルを下回る場合に、ステッピングモ−タの
駆動が停止したものとみなして、ステッピングモ−タの
脱調状態を制御実行状態から間接的に検知することを可
能とする。
【0017】
【実施例】図1は本発明の一実施例を示す画像記録装置
の構成を説明する断面図であり、図8と同一のものには
同一の符号を付してある。
【0018】このように構成された画像記録装置におい
て、ステッピングモ−タ725が駆動されると、所定の
負荷(この実施例では転写ロ−ラ707)が駆動される
。この時、モニタ手段(CPU727a)がステッピン
グモ−タ725の駆動に伴って負荷から出力される所定
の制御信号の変動状態をモニタし、判定手段(CPU7
27a)がモニタされた所定の制御信号の変動状態を所
定の判定レベル(脱調判定値RV)と比較して前記ステ
ッピングモ−タ725の脱調状態を判定し、モニタされ
た所定の制御信号の変動状態レベルが所定の判定レベル
を下回る場合に、ステッピングモ−タ725の駆動が停
止したものとみなして、ステッピングモ−タ725の脱
調状態を制御実行状態から間接的に検知する。以下、図
2等を参照しながら本発明に係る画像記録装置における
ステッピングモ−タ725の脱調状態判定処理について
説明する。
【0019】図2は、図1に示したステッピングモ−タ
725の第1の脱調検出処理手順の一例を示すフロ−チ
ャ−トである。なお、(1) 〜(15)は各ステップ
を示す。
【0020】先ず、CPU727aはレジスタAに対し
て「0」をセットし(1) 、レジスタC(転写ロ−ラ
707のモニタ検出波形デ−タの最大値を格納する)に
メモリM(A)の内容をストアし(2) 、レジスタD
(転写ロ−ラ707のモニタ検出波形デ−タの最小値を
格納する)にメモリM(A)の内容をストアする(3)
 。次いで、メモリM(A)の内容がレジスタCの内容
よりも大きいかどうかを判定し(4)、YESならばメ
モリM(A)の内容を最大値候補としてレジスタCにセ
ットする(5) 。一方、ステップ(4) の判定でN
Oの場合は、メモリM(A)の内容がレジスタDの内容
よりも小さいかどうかを判定し(6) 、NOならばス
テップ(8) 以降に進み、YESならばメモリM(A
)の内容を最小値候補としてレジスタDにセットする(
7) 。次いで、レジスタAを「1」インクリメントし
(8) 、レジスタAの内容が255よりも大かどうか
を判定し(9) 、NOならばステップ(4) に戻り
、YESならば脱調検出フラグEを「0」にセットし(
10)、レジスタCの内容からレジスタDの内容を減算
してレジスタCにセットする(11)。次いで、レジス
タCの内容をレジスタDの内容で除して、その結果をレ
ジスタCにセットする(12)。
【0021】次いで、レジスタCにセットされた内容が
脱調判定値RVと比較し、レジスタCの内容(変動率を
示す)が脱調判定値RVよりも小さいかどうか(ステッ
ピングモ−タ725の脱調による転写ロ−ラ707の停
止等が発生)を判定し(13)、NOならば正常と判定
して処理を終了し、YESならばフラグEに「1」をセ
ットし(14)、脱調異常処理ル−チン(ステッピング
モ−タ725の励磁中止,高圧印加中止等の脱調異常処
理))を実行し(15)、再スタ−トする。
【0022】図3,図4は、図1に示した転写ロ−ラ7
07の検出電圧デ−タのモニタ結果を示す特性図であり
、縦軸はA/D検出電圧を示し、横軸は転写ロ−ラ回転
角度を示し、CはレジスタCに確保されるA/D検出電
圧の最大値(MAX)を示し、DはレジスタDに確保さ
れるA/D検出電圧の最小値(MIN)を示す。特に、
図3は転写ロ−ラ707の回転時における転写ロ−ラ検
出電圧デ−タ状態を示し、図4は転写ロ−ラ707の停
止時における転写ロ−ラ検出電圧デ−タ状態を示す。
【0023】これらの図に示されるように、ステッピン
グモ−タ725の駆動負荷対象となる転写ロ−ラ707
がステッピングモ−タ725の駆動により回転すると、
転写ロ−ラ707と感光ドラム704の接面が回転によ
り更新されるため、転写ロ−ラ707の周方向の抵抗値
ムラによる抵抗値変化が生じ、転写ロ−ラ707の検出
電圧デ−タは図3に示すような特性デ−タとなり、レジ
スタCの内容が脱調判定値RVよりも大きくなる。
【0024】一方、ステッピングモ−タ725の駆動負
荷対象となる転写ロ−ラ707がステッピングモ−タ7
25の脱調等により回転しない場合は、転写ロ−ラ70
7と感光ドラム704の接面が回転により更新されない
ため、転写ロ−ラ707の周方向の抵抗値ムラによる抵
抗値変化が生ぜず、転写ロ−ラ707の検出電圧デ−タ
は図4に示すような特性デ−タとなり、レジスタCの内
容が脱調判定値RVよりも小さくなる。このように、A
TVC設定処理のための転写電圧デ−タをモニタしてそ
の変動率((MAX−MIN)/MIN))を演算処理
することにより、エンコ−ダ等による直接検知に依らず
、間接的にステッピングモ−タ725の脱調有無を判定
することができる。
【0025】なお、上記実施例ではステッピングモ−タ
725に駆動される負荷対象が転写ロ−ラ707に本発
明を適用する場合について説明したが、ステッピングモ
−タ725に駆動される負荷対象が定着器714の場合
にも同様に本発明を適用できる。以下、図5〜図7を参
照しながその実施例について説明する。
【0026】図5,図6は、図1に示した定着器714
の上ロ−ラ表面温度デ−タのモニタ結果を示す特性図で
あり、縦軸は上ロ−ラの表面温度を示し、横軸は上ロ−
ラ位相角度を示す。
【0027】この実施例では脱調検出手段として定着器
714の温度制御用のサ−ミスタ1304の検出出力を
モニタ源として、定着器温調制御実行中に上ロ−ラ13
01の表面温度をサ−ミスタ1304により検知するこ
とにより、ステッピングモ−タ725の脱調状態を判定
する。下ロ−ラ1302は上ロ−ラ1301との圧接面
熱伝導により温められる。
【0028】特に、図5は定着ロ−ラ停止状態における
上ロ−ラ1301の表面温度分布を説明する特性図で、
サ−ミスタ1304と上ロ−ラ1301の当接面を0°
とし、時計回り方向をプラスとして角度を表示したもの
で、−180°の位置が下ロ−ラ1302との圧接面に
当たり、下ロ−ラ1302への熱伝導に依る逃げにより
他の領域より表面温度が低下している状態に対応する。
【0029】一方、図6は、図5の状態から上ロ−ラ1
301を180°回転した時の上ロ−ラ1301の表面
温度分布特性を示し、上ロ−ラ1301に較べて表面温
度の低い下ロ−ラ1302との接触により、上ロ−ラ1
301の表面温度が下げられ低くなっている。このため
、この実施例では定着器回転開始時の下ロ−ラ1302
との接触部分と被接触部分との表面温度差をサ−ミスタ
1304により検知し、その波形が図6に示すように温
度差を検出した場合正常回転とし、温度変化が所定レベ
ルより低い場合回転停止とみなして、図7に示す手順に
従ってステッピングモ−タ725の脱調を検知する。
【0030】図7は、第1図に示したステッピングモ−
タ725の第2の脱調検出処理手順の一例を示すフロ−
チャ−トである。なお、(1) 〜(25)は各ステッ
プを示す。
【0031】先ず、プリンタ制御部727のCPU72
7aは、温調による温度リップルを防ぐため、温調割込
み制御をマスクし(1) 、レジスタAに「0」をセッ
トし(2)、サ−ミスタ1304の出力値をA/D変換
し(3) 、A/D変換値をメモリM(A)にストアす
る(4) 。 次いで、所定時間TWの経過を待機し(5) 、所定時
間TWの経過後、レジスタAの内容を「1」インクリメ
ントし(6) 、レジスタAの内容が255を越えたか
どうか(モニタサンプリング終了)を判定し(7) 、
NOならばステップ(3) に戻り、YESならばレジ
スタF,レジスタG,レジスタAに「0」をストアする
(8) ,(9) ,(10)。次いで、レジスタFの
内容とメモリM(A)の内容を加算し(11)、レジス
タAの内容を「1」加算し(12)、レジスタAの内容
が「100」になったかどうかを判定し(13)、NO
ならばステップ(11)に戻り、YESならばレジスタ
Fの内容をレジスタAの内容で除して、その結果をレジ
スタFにセットする(14)。これにより、レジスタF
には前半100点のデ−タに対する平均値がセットされ
る。
【0032】次いで、レジスタAに「150」をセット
し(15)、レジスタGにメモリM(A)の内容をセッ
トした後(16)、レジスタAの内容を「1」インクリ
メントし(17)、レジスタAの内容が250に到達し
たかどうかを判定し(18)、NOならばステップ(1
6)に戻り、YESならばレジスタGの内容を「100
」で除して、その結果をレジスタGにセットする(19
)。これによりレジスタGには後半100点のデ−タに
対する平均値がセットされる。次いで、フラグEに「0
」をストアし(20)、レジスタFの内容からレジスタ
Gの内容を減算して、その結果をレジスタFにセットす
る(21)。次いで、レジスタFの内容(前半と後半の
温度差を示す)が脱調判定値RTよりも小さいかどうか
を判定し(22)、NOならばステッピングモ−タ72
5の駆動状態は正常判定し、定着温調割込みマスクを解
除して(23)、脱調検知処理を終了する。
【0033】一方、ステップ(22)の判定でYESの
場合は、フラグEに「1」をセットして(24)、脱調
異常処理ル−チンを実行し(25)、ステッピングモ−
タ725の再スタ−ト処理を開始する。
【0034】このように、ステッピングモ−タ725の
回転開始時の定着器表面温度むらをサ−ミスタ1304
で検出し、ステッピングモ−タ725の回転の有無を間
接的に調べて検知することが可能となる。
【0035】なお、上記各実施例では転写ロ−ラ707
および定着器714を負荷対象として、ステッピングモ
−タ725の駆動時に、各転写ロ−ラ707および定着
器714の出力をモニタしてステッピングモ−タ725
の回転の有無を間接的に調べて検知する場合について説
明したが、負荷対象は上記転写ロ−ラ707および定着
器714に限らず、ステッピングモ−タ725の駆動に
伴って状態が動的に変動する負荷対象およびAC的な変
調信号等を含み、ステッピングモ−タ725の回転の後
、回転情報がのっている負荷対象であれば何でも良い。
【0036】また、ステッピングモ−タ725の駆動負
荷から検知する変動状態検知手段についても上記実施例
に限らず、ステッピングモ−タ725の駆動に伴って変
動する要因を捉えられるものであれば何でも良い。
【0037】更に、上記実施例では画像記録装置臭いて
本発明を適用する場合について説明したが、ステッピン
グモ−タ725を駆動源とするシステム,単体装置にも
容易に適用できる。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明はステッピ
ングモ−タの駆動に伴って負荷から出力される所定の制
御信号の変動状態をモニタするモニタ手段と、このモニ
タ手段にモニタされた所定の制御信号の変動状態を所定
の判定レベルと比較してステッピングモ−タの脱調状態
を判定する判定手段とを設けたので、ステッピングモ−
タの脱調状態を直接検知することなく、ステッピングモ
−タの負荷起動状態から間接的に検知することができる
。従って、従来のようなステッピングモ−タの脱調状態
を直接検知する機構を排除でき、ステッピングモ−タを
利用する装置の機構を大幅に小型化でき、安価な装置を
提供できる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す画像記録装置の構成を
説明する断面図である。
【図2】図1に示したステッピングモ−タの第1の脱調
検出処理手順の一例を示すフロ−チャ−トである。
【図3】図1に示した転写ロ−ラの検出電圧デ−タのモ
ニタ結果を示す特性図である。
【図4】図1に示した転写ロ−ラの検出電圧デ−タのモ
ニタ結果を示す特性図である。
【図5】図1に示した定着器の上ロ−ラ表面温度デ−タ
のモニタ結果を示す特性図である。
【図6】図1に示した定着器の上ロ−ラ表面温度デ−タ
のモニタ結果を示す特性図である。
【図7】第1図に示したステッピングモ−タの第2の脱
調検出処理手順の一例を示すフロ−チャ−トである。
【図8】この種のステッピングモ−タを駆動源とした画
像記録装置の構成を説明する断面図である。
【図9】図8に示したプリンタ制御部が実行するプリン
トシ−ケンスの一例を示すフロ−チャ−トである。
【図10】図8に示した転写ロ−ラの高圧制御部の構成
を示す回路ブロック図である。
【図11】この種の画像記録装置におけるATVC設定
処理手順の一例を説明するフロ−チャ−トである。
【図12】図10に示した転写ロ−ラのA/D検出デ−
タの出力特性を示す図である。
【図13】図8に示した定着器の駆動回路の一例を示す
回路ブロック図である。
【図14】図13に示した定着器の温調制御の一例を示
すフロ−チャ−トである。
【符号の説明】
727    プリンタ制御部 727a  CPU 707    転写ロ−ラ 714    定着器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の負荷をステッピングモ−タにより駆
    動して画像記録処理を行う画像記録装置において、前記
    ステッピングモ−タの駆動に伴って前記負荷から出力さ
    れる所定の制御信号の変動状態をモニタするモニタ手段
    と、このモニタ手段にモニタされた所定の制御信号の変
    動状態を所定の判定レベルと比較して前記ステッピング
    モ−タの脱調状態を判定する判定手段とを具備したこと
    を特徴とする画像記録装置。
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