JPH04301685A - 表示方法及び装置 - Google Patents

表示方法及び装置

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JPH04301685A
JPH04301685A JP3299015A JP29901591A JPH04301685A JP H04301685 A JPH04301685 A JP H04301685A JP 3299015 A JP3299015 A JP 3299015A JP 29901591 A JP29901591 A JP 29901591A JP H04301685 A JPH04301685 A JP H04301685A
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pixels
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edge
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JP3299015A
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Inventor
Edward Penna David
デヴィッド エドワード ペナ
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Koninklijke Philips NV
Original Assignee
Philips Gloeilampenfabrieken NV
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Publication date
Application filed by Philips Gloeilampenfabrieken NV filed Critical Philips Gloeilampenfabrieken NV
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/04Synchronising
    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09GARRANGEMENTS OR CIRCUITS FOR CONTROL OF INDICATING DEVICES USING STATIC MEANS TO PRESENT VARIABLE INFORMATION
    • G09G5/00Control arrangements or circuits for visual indicators common to cathode-ray tube indicators and other visual indicators
    • G09G5/02Control arrangements or circuits for visual indicators common to cathode-ray tube indicators and other visual indicators characterised by the way in which colour is displayed
    • G09G5/06Control arrangements or circuits for visual indicators common to cathode-ray tube indicators and other visual indicators characterised by the way in which colour is displayed using colour palettes, e.g. look-up tables
    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09GARRANGEMENTS OR CIRCUITS FOR CONTROL OF INDICATING DEVICES USING STATIC MEANS TO PRESENT VARIABLE INFORMATION
    • G09G5/00Control arrangements or circuits for visual indicators common to cathode-ray tube indicators and other visual indicators
    • G09G5/34Control arrangements or circuits for visual indicators common to cathode-ray tube indicators and other visual indicators for rolling or scrolling
    • G09G5/346Control arrangements or circuits for visual indicators common to cathode-ray tube indicators and other visual indicators for rolling or scrolling for systems having a bit-mapped display memory

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は背景画像上を移動する前
景画像を表す画像フレームを画素格子上に表示する装置
であって、画素寸法の非整数倍/フレームの移動を達成
するために、 − 前景画像の画素のカラーコードを記憶し、表示装置
がこの記憶カラーコードに従った色を発生する画素で前
景画像を表示するようにする表示メモリと、− フレー
ム間で移動する前景画像の前エッジ及び後エッジ画素を
識別する手段と、 − 前エッジ及び後エッジ画素の表示色を前記移動の非
整数部に応じて変更する手段とを具えた表示装置に関す
るものである。 本発明は更に斯かる装置に用いる前景画像データを事前
記憶する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】前景画像をラスタ走査表示装置又は複数
の個別画素から成る液晶表示装置のような表示装置上で
背景画像上をスクロールさせる場合、場合によってはジ
ャーク運動が視聴者に知覚される。例えば前景画像が垂
直方向に3ライン/秒の速度でスクロールされ、表示リ
フレッシュ速度が30Hzである場合がある。この場合
には理想的には前景画像を各フレームごとに1/10ラ
インづつ上方又は下方へ移動させる必要があるが、慣例
のラスタ走査表示装置又はLCD装置ではこれは不可能
である。この更新速度ではジャンプが視聴者に明瞭に知
覚され、視聴者を不快にさせる。他の種々のスクリーン
速度でもこのようなジャンプが生ずること勿論である。 表示装置が個々の画素ラインに関するものである場合に
は水平方向のスクロールにも同じことが起り得る。
【0003】テレプロンプタにおいてテキストのスムー
スな垂直方向スクロールを達成するために、米国特許第
4849746号明細書に頭書に記載したタイプの表示
装置が開示されている。エッジ画素の色を変更すること
により、特にエッジ部で前景画像と背景画像の色を混合
することによりサブ画素移動の錯覚を生じさせ、極めて
スムースなスクロールを得ることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この米国特許の装置は
全ての表示画素について、隣接する2ライン上の画素位
置を検査し、上エッジと下エッジが検出されたとき画素
の色を混合するように動作する。この方法は極めてハー
ドウェア集約的であり、低コスト装置、例えばホームコ
ンピュータ又はコンパクトディスクインタアクティブ(
CD−I)プレーヤに使用するには好ましくない。更に
CD−Iプレーヤではテキストや図形用の画像データは
しばしば圧縮された形、例えばランレングス符号で記憶
される。従って、前記米国特許の技術をCD−Iプレー
ヤに採用する場合には追加のリアルタイムデコーダ又は
復号した画素値用のラインバッファが必要になる。更に
前記米国特許の装置の特定のハードウェアが垂直方向ス
クロールにのみ制限されてしまう。
【0005】本発明の目的はテキスト及びその他の画像
のスムースな移動を例えばホームコンピュータやCD−
Iプレーヤにおいて低コストで実施し得るようにするこ
とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は頭書に記載した
タイプの表示装置において、表示メモリに記憶されたカ
ラーコードが装置のカラールックアップテーブル(CL
UT)内のエントリを参照して表示画素色を決定し、前
景画像のエッジ画素を前景画像内の他の(非エッジ)画
素の記憶カラーコードと別個の記憶カラーコードで識別
して、前記変更手段がフレーム間においてエッジ画素の
カラーコードに対するCLUTエントリを更新するよう
にしたことを特徴とする。
【0007】カラールックアップテーブルを最も低コス
トの表示装置に予め設け、これを本発明に従って使用す
ることにより特別のハードウェアを必要とすることなく
なめらかにスクロールする画像を表示することができる
。更に、エッジ画素は連続する全フレームに対し一度識
別する必要があるだけであり、CLUTエントリの簡単
な更新により後続フレーム又はフレーム部分に対する全
エッジ画素の色を変更することができる。前記別個のカ
ラーコードは必要に応じ圧縮コードで表すことができる
【0008】特定の実施例では、前景画像の画素に対す
るカラーコードをエッジ画素に対する別個のカラーコー
ドとともに事前記憶しておき、表示前に表示メモリに転
送するようにする。スクロールすべき図形を表示装置の
メモリ、例えばRAM,ROM又はCD−ROMに事前
記憶することができる。
【0009】このような実施例は前景画像を一組の構成
要素からコイパイルにより得る場合に特に有用であり、
この場合には一組の構成要素に対するカラーコードを事
前記憶し、表示メモリに選択的に転送して表示メモリに
前景画像をアセンブルすることができる。エッジ画素の
検出は各構成要素に対し一度実行するだけでよい。テキ
ストをスクロール表示するには事前記憶構成要素を一組
の文字図形を含むものとすることができる。
【0010】前及び後エッジ画素は必要に応じ垂直方向
及び水平方向の移動に対し識別することができる。垂直
方向移動又は水平方向移動のみの場合には、2種類のエ
ッジ画素+非エッジ画素に対しそれぞれ別個のカラーコ
ードが必要とされる。水平及び垂直の両方向の移動に対
しては4種類のエッジ画素(上、下、左及び右)が別個
のカラーコードを必要とする。対角方向の移動に対して
は他の4つのカラーコードをコーナ画素に割当てること
ができる。
【0011】本発明は、更に、前記表示装置に用いる前
景画像を事前記憶する方法を提供し、この方法は前景画
像の少なくとも一構成要素の画素を識別する情報を受信
し、前景画像の少なくとも一方向の移動に対する前エッ
ジ及び後エッジを検出し、前景画像の前エッジ画素、後
エッジ画素及び非エッジ画素にそれぞれ別個のカラーコ
ードを割当て、前景画像の画素に対するこれらカラーコ
ードを表示装置の使用のためにメモリに記憶することを
特徴とする。メモリは表示装置の一分である背景メモリ
とすることができ、またCD−ROMのような取外し可
能大容量メモリとすることができる。特に、一組の前景
画像構成要素、例えばテキスト文字図形に対するカラー
コードを事前記憶することができる。
【0012】
【実施例】図面を参照して本発明を実施例につき説明す
る。図1は本発明を実施する装置の一実施例を示し、1
は表示装置で、慣例のラスタ走査陰極線管テレビジョン
モニタ又は液晶その他の表示装置とすることができる。 メモリ2の第1ブロックは表示すべき画像をディジタル
形態で記憶する表示メモリを構成し、この表示メモリは
例えば1024×256の画素記憶位置のアレーとして
構成することができる。メモリ2はスクロールオフセツ
トレジスタ2aも含み、このレジスタは各表示フレーム
の出発位置、即ち表示すべき第1ラインが位置するメモ
リ2内の位置を定める。中央処理装置(CPU)3はメ
モリ2内へのデータの書き込み及びメモリ2からのデー
タの読み出しを制御する。CPU3は動作プログラムを
含むメモリ4のブロック及び光ディスクとし得る大容量
記憶装置5と関連する。CPU3はマウス又はトラッカ
ボールとし得るユーザ入力装置6とも関連する。メモリ
2はカラールックアップテーブル(CLUT)7に接続
し、次いでディジタル−アナログ(D/A)変換器8を
経て表示装置1に接続する。図1に示す装置に類似の装
置はコンパクトディスクインタアクティブ(CD−I)
プレーヤに実現することができる。
【0013】図1に示す装置の動作を図2を参照して説
明する。図2は垂直方向スクロールが本発明の技術思想
に従ってどのように達成されるかを示す。
【0014】前置きで述べたようにラスタ走査表示装置
での画像の垂直方向スクロールはスクロール速度が整数
ライン又は画素/フレームの画像の移動に対応しない場
合にスムースに見えないスクロールを生ずる。これは表
示装置のライン構造のためである。表示装置としてCR
Tを使用する際、画像をディジタルフレームストアから
取り出さなければ水平方向(ライン方向)のスクロール
はこの問題を生じないが、画像をディジタルフレームス
トアから取り出す場合には画素のサンプル特性のために
この問題が生ずる。個別の画素から成る液晶表示装置の
ような表示装置では画像情報のソースと無関係に両方向
のスクロールにおいてこの問題が生ずる。
【0015】スクロールすべき画像が白背景上の黒図形
、例えばテキストの行を含むものと仮定すると、表示中
の図形の上エッジ及びし下エッジに位置するラインの輝
度を処理することによりスムースな垂直方向の移動の視
覚的錯覚を達成することができる。これを図2に図解し
てある。図2aに示すように図形(T)の上エッジは走
査ラインn上に位置し、Tの横棒の下エッジは走査ライ
ンn+3上に位置し、Tの縦棒の下エッジは走査ライン
n+9上に位置する。図形内の全画素は1つの色、本例
では黒であり、同一の輝度を有する。図4bは次のフレ
ームの状態を示し、このフレームでは図形が1/4ライ
ン幅だけ上方にスクロールする必要がある。これは画像
のライン構造のために実際には達成できないこと勿論で
あるが、ラインn−1が背景色の3/4と前景色の1/
4を取り、図形の下エッジを構成するラインn+3及び
n+9が前景色の3/4と背景色の1/4を取るように
することにより錯覚を生じさせることができる。従って
、黒前景(文字T)及び白背景に対してはラインn−1
を3/4×白にし、ラインn+3及びn+9を3/4×
黒にする。次のフレームでは、図4cに示すように、図
形が半ライン幅だけ上方にスクロールする必要がある。 この場合にはラインn−1,n+3及びn+9を各々1
/2×背景色と1/2×前景色とから成るものとする。 図2dに示す次のフレームは3/4ライン幅だけ上方に
スクロールした図形に対応する。この場合にはラインn
−1を3/4×黒にし、ラインn+3及びn+9を1/
4×黒にする。次のフレームでは図形は1ライン幅に亘
って上方にスクロールされ、従って図形内の全画素を黒
(前景色)にする。
【0016】この方法は前景色及び背景色が黒及び白で
ない場合、例えばモノクロ表示装置上の2つの異なる明
度の灰色又はカラー表示装置の2つの異なる色である場
合にも等しく適用することができる。背景と前景の色又
は輝度値を適切な割合で混合する必要があるだけである
【0017】上述したように図形の上エッジ及び下エッ
ジの輝度レベルを変化させると、図形が4フレームごと
に1ライン上方に単にジャンプ移動するのではなく、1
フレームごとに1/4ラインステップづつ4回に亘り上
方に移動するように見える効果が得られる。これは知覚
されるスクロールのなめらかさの改善をもたらす。この
方法は混合する値を適切に選択することにより任意のス
クロール速度に容易に適応させることができる。
【0018】この図形スクロール方法を達成するために
はデータの4つ(一般にn個、nは整数)のコピーを保
存しておくことができる。これは所要の記憶容量を4倍
(又はn倍)にし、余分のデータを発生しローディング
するのに多大の処理コストが必要になる。或いは又、デ
ータを変更するのに多大の処理コストが必要になる。表
示内容に応じて多数の画素を変更する必要があり、且つ
どの画素が図形の上エッジのすぐ上に又は下エッジ上に
あるかを決定するのに多大の処理コストが必要になる。
【0019】この方法は、各図形の大部分用の第1CL
UTコード、背景用の第2CLUTコード、図形の下エ
ッジを定める画素(下エッジ画素)用の第3CLUTコ
ード及び図形の上エッジのすぐ上の全背景画素(上エッ
ジ画素)用の第4CLUTコードを用いて画像を書き込
むCLUTベース表示システムを用いて有効に実施する
ことができる。図形が垂直方向にスクロールされるとき
、画像上の全ての上エッジ画素及び下エッジ画素の相対
輝度値を、2つのCLUTエントリ、即ち上エッジ画素
及び下エッジ画素用CLUTエントリを変更するだけで
変更することができる。これは、背景が一定で、図形も
均一な色であるものとすること勿論である。従ってこの
簡単な装置では4つの記憶位置を有するCLUTを必要
とする。これら記憶位置の1つは前景(図形)の色を、
他の1つは背景の色を、他の1つは上エッジ画素の色を
、及び最後の1つは下エッジ画素の色を保持する。 後者の2つのCLUT値はスクロール速度に従って各フ
レーム毎に更新する必要がある。例えばフレーム1〜5
を示す図2a〜2eを参照すると、フレーム1では上エ
ッジ画素は100 %背景であり、下エッジ画素は10
0 %前景である。フレーム2では上エッジ画素は75
%背景及び25%前景であり、下エッジ画素は75%前
景及び25%背景である。フレーム3では上エッジ画素
及び下エッジ画素とも50%前景及び50%背景である
。フレーム4では上エッジ画素は75%前景及び25%
背景であり、下エッジ画素は25%前景及び75%背景
である。 フレーム5では上エッジ画素は100 %背景に、下エ
ッジ画素は100 %前景に戻り、スクロールがこの速
度で続く間上述のシーケンスがくり返えされる。これら
の一連のCLUT値は所要スクロール速度からマイクロ
プロセッサにより計算される。
【0020】1ライン幅移動する間のフレーム周期数が
整数にならない他のスクロール速度も可能である。これ
は、1ライン分の図形移動中に可変数のフレーム周期が
発生することを意味し、マイクロプロセッサは各移動中
のフレーム数を計算し、次いでエッジ画素に対する背景
色と前景色の適切な混合割合を計算する必要がある。
【0021】この方法は、上エッジ画素が図形の上エッ
ジを定める画素として決定され、下エッジ画素が図形の
下エッジよりすぐ下の背景画素として決定される場合に
も等しく実行し得る。
【0022】下方スクロールはこのような上及び下エッ
ジ画素を用いて上述した上方スクロールに必要とされる
一連の処理を逆に実行することにより達成することがで
きる。左から右又は右から左の水平スクロールも、左及
び右エッジ画素を決定しそれらの色を上及び下エッジ画
素と同様にCLUTコードで書き込むことにより本質的
に同様に達成することができる。従って、上/下スクロ
ールと左/右スクロールの両方が必要な場合前景及び背
景CLUTコードに加えて、最低4個のCLUTコード
が必要である。しかし、この最低の場合には水平及び垂
直方向の同時スクロール(従って対角方向スクロール)
に満足に対処し得ない。その理由は、この場合には2つ
のエッジ(例えば左エッジ及び上エッジ)の一分を構成
する画素があり、両エッジの一方が他方向のスクロール
に対し適正にならなくなる。これを考慮して、4つの可
能な対角方向を処理するには更に4つのCLUTコード
が必要になる。
【0023】背景が一定の色及び輝度であり且つ前景も
(異なる)一定の色及び輝度である場合には比較的直接
的な方法を採用することができる。しかし、図形のエッ
ジがアンチエリアジングされている場合には事態はもっ
と複雑になる。その理由は白黒の場合文字図形のエッジ
に予め埋められたグレーレベルの画素が存在するためで
ある。画素間の輝度コントラストが高くない場合には、
スムースでないスクローンでもその影響はあまりめだた
ず、無視することができる。エッジ画素と背景との間又
は図形にエッジアンチエリアジングを与えるように輝度
が下げられたエッジ画素と隣接の図形画素との間に高い
コントラストがある場合には更に処理するのが望ましい
。背景と前景の色の特定の混合に関する選択した色の値
をロードし得る追加のCLUT位置を設けることにより
これらのアンチエリアジング画素を処理することができ
る。所定のCLUTエントリの数を制限するには特定の
背景/前景混合色を選択し、所定のアンチエリアジング
画素をこれら混合色のうちでもっとも近いものに割当て
ることができる。
【0024】上述した本発明方法は白黒画像を処理する
にも、カラー画像を処理するにも用いることができる。 説明を簡単値にするために、主として白黒画像について
説明するが、カラー画像の場合には白及び黒を2つの異
なる色又は2つの異なる輝度レベルの1つの色と置き換
えればよいこと明らかである。
【0025】以上の説明は背景が一定の色であると共に
前景が異なる一定の色であるものとした。これはテキス
トをスクロールする際に一般に発生するが、背景が純色
でない場合には、文字色を背景色に混合するのは理想的
でない。その理由はCLUTコードは単一背景色を示す
だけであるためである。場合によっては背景は色が大き
く変化しないテクスチュアパターンを有することがあり
、この場合にはその平均色を背景色として用いることが
できる。人間の眼は色相や飽和度よりも輝度の変化に最
も敏感であるため、この方法は色相や飽和度にかなり大
きな変化を有するがほぼ均一な輝度を有する背景に対し
ても使用することができる。
【0026】背景が予めわかっていて、この背景が限ら
れた数の、それぞれ異なる色を有する大きな均一着色区
域から成る場合には、これら区域にそれぞれ関連するC
LUTコードを更に用いることによりスムースな垂直方
向又は水平方向スクロールを達成することができる。図
3にその一例を示し、本例では背景10は垂直ストライ
プ11を具え、ストライプ11の色は背景10の残部の
色と異なる。この場合には垂直方向スクロールにおいて
異なるCLUTコードを垂直ストライプと背景残部に割
当てる。
【0027】更に、スクロールする図形が2つの異なる
色の区域を有する場合がある。図4に示すように背景1
2上の図形13はその中に異なる色のブロック14を有
する。この図形のスクロールは2つの色のブロック間の
境界が発生する場所で上述の処理をくり返すことにより
処理することができる。この場合にも更にCLUTエン
トリが必要になること勿論である。
【0028】CD−IのようないくつかのシステムはC
LUTエントリを、表示スクリーンの走査の進行に対応
して変化させることができる。このことは本発明を、垂
直位置で色が変化する背景、即ち水平のカラーストライ
プから成る背景又は上から下へ色がなめらかに変化する
背景に対し使用可能にする。
【0029】垂直スクロールの場合には変更すべき画素
はスクロール図形の上エッジよりすぐ上の画素及びスク
ロール図形の下エッジ上の画素であり、この場合には関
連する画素を識別し、これら画素を異なるCLUTコー
ドで書き込む必要がある。これは、画像を走査し、各画
素についてそれが前景であるか背景であるかを決定する
ことにより達成することができる。1つの画素が前景で
、その隣の画素が背景である場合、図形エッジが検出さ
れる。垂直方向の画素対を図2に示す場合について考察
すると、上側画素が背景であり、下側画素が前景である
場合は上側画素を上エッジCLUTコードで書き込む必
要がある。同様に上側画素が前景で、下側画素が背景で
ある場合は上側画素を下エッジCLUTコードで書き込
む必要がある。この処理は時間を要するが、一度実行す
る必要があるだけであり、この場合には計算をくり返す
必要なしに画像をスクロールすることができる。画像が
複数の構成要素から成る場合には、この処理を記憶構成
要素(例えばテキストスクロールでは一組の英数字)に
ついて実行することができるため、復号画像の際も、図
形が接触もしくは重複しない限り、計算をくり返す必要
がない。
【0030】図5は上及び下エッジ画素を決定するプロ
セスを示すフローチャートであり、ここでは表示メモリ
が256 バイト幅(x方向)及び1024バイト高(
y方向)の記憶位置を有し、x=0,y=0が左上位置
であるものとする。
【0031】第1ステップは初期化(ボックス100,
INIT)であり、x,yを0,0にセットする。次の
ステップは画素x,y及びx,y+1を読み出す(ボッ
クス101,RPIX)。次に画素対x,y及びx,y
+1が図形のエッジを示すか否かの決定が行われる(ボ
ックス102,T/B  PIX)。これは3通りのテ
ストに基づいて行われ、第1のテスト(T)では画素x
,yが背景で、画素x,y+1が前景である場合に画素
x,yを上エッジ画素とし、第2のテスト(B)では画
素x,yが前景で、画素x,y+1が背景である場合に
画素x,yを下エッジ画素とし、第3のテスト(N)で
はこれらのどちらの状態でもない、即ち両画素とも前景
又は背景である場合にエッジを決定しない。第1テスト
の結果が肯定の場合、上エッジが画素x,yの位置に書
き込まれる(ボックス103 , WTP)。第2のテ
ストの結果が肯定の場合、下エッジが画素x,yの位置
に書き込まれる(ボックス104 , WBM)。次に
画像のx座標がインクリメント(+1)され(ボックス
105,INCx)、上述のプロシージャが画素x+1
,y及びx+1,y+1の読み出しから再スタートする
。このプロシージャはこのラインの終端に達するまでく
り返され(ボックス106,x=256 ?) 、ライ
ンの終端に達するとy値がインクリメントされる(ボッ
クス107,INCy)。INCy命令はx値を零にリ
セットさせる。次いでプロセスはボックス108 の検
査y=1022?がイエス応答を生ずるまでくり返され
、メモリ内の全画素対が検査されて上及び下エッジ画素
が決定されたときプロセスが終了する(ボックス109
,END)。
【0032】ついで左及び右エッジ画素の検出のための
同様の処理が行われるが、この場合には比較する画素は
走査ラインに沿う隣接画素、即ちx,y及びx+1,y
である。左右のエッジが上下のエッジと交わる位置の対
角画素を検出するには2×2配置の各画素群内の4画素
を比較する必要があり、3画素が前景で1画素が背景の
組合せ、又は3画素が背景で1画素が前景の組合せが検
出される場合にその奇数画素が対角画素である。この処
理はエッジ画素を含む画素群についてのみ行い、他の画
素群は検査する必要がないようにすることができる。
【0033】図6は垂直方向スクロールの方法を示すフ
ローチャートである。第1ステップ(ボックス201)
は入力装置からスクロール速度を読み出し、各フレーム
ごとに図形の垂直位置をライン数として計算する。第2
ステップ(ボックス202)はこのライン数の整数部と
小数部を分ける。整数部をスクロールオフセットレジス
タに書き込み、フレーム走査を表示メモリ2の選択され
た部分から読み出し得るようにする(ボックス203)
。中央処理装置3が前記ライン数の小数部を用い、上及
び下エッジ画素に対するCLUTエントリを計算し(ボ
ックス204)、これらエントリをCLUT7に書き込
む(ボックス205)。この処理がスクロールが入力装
置により選択される間連続的にくり返される。次のフレ
ームに対し必要な計算を現フレームの表示中に実行し得
るため、次フレームの走査開始時に更新されたCLUT
エントリを用意することができる。
【0034】以上の説明を読めば、当業者には多くの変
更が明らかである。これらの変更は画像伝送及び記憶シ
ステム、表示装置及びその構成部分の設計、製造及び使
用において既知の特徴を含むことができ、本発明は上述
した実施例にのみ限定されるものでない。
【図面の簡単な説明】
【図1】背景上を移動する前景画像を表示する本発明装
置のブロック図である。
【図2】順次のフレームに表れる背景上をスクロールす
る図形を示す図である。
【図3】背景画像の一例を示す図である。
【図4】前景画像の一例を示す図である。
【図5】スクロール前景図形のエッジ画素を決定する方
法を示すフローチャートである。
【図6】エッジ画素の色の決定プロセスを示すフローチ
ャートである。
【符号の説明】
1  表示装置 2  表示メモリ 3  中央処理装置 4  プログラムメモリ 5  大容量メモリ 6  ユーザ入力装置 7  カラールックアップテーブル 8  ディジタル/アナログ変換器

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  背景画像上を移動する前景画像を表す
    画像フレームを画素格子上に表示する装置であって、画
    素寸法の非整数倍/フレームの移動を達成するために、
    − 前景画像の画素のカラーコードを記憶し、表示装置
    がこの記憶カラーコードに従った色を発生する画素で前
    景画像を表示するようにする表示メモリと、− フレー
    ム間で移動する前景画像の前エッジ及び後エッジ画素を
    識別する手段と、− 前エッジ及び後エッジ画素の表示
    色を前記移動の非整数部に応じて変更する手段とを具え
    た表示装置において、表示メモリに記憶されたカラーコ
    ードが装置のカラールックアップテーブル(CLUT)
    内のエントリを参照して表示画素色を決定し、前景画像
    のエッジ画素を前景画像内の他の(非エッジ)画素の記
    憶カラーコードと別個の記憶カラーコードで識別して、
    前記変更手段がフレーム間においてエッジ画素のカラー
    コードに対するCLUTエントリを更新するようにした
    ことを特徴とする表示装置。
  2. 【請求項2】  前景画像の画素に対するカラーコード
    はエッジ画素に対する別個のカラーコードとともに事前
    記憶しておき、表示前にこれらカラーコードを表示メモ
    リに転送することを特徴とする請求項1記載の表示装置
  3. 【請求項3】  前景画像が一組の構成要素からコンパ
    イルにより構成され、これら構成要素に対するカラーコ
    ードを事前記憶しておき、表示前にこれらカラーコード
    を表示メモリに転送して表示メモリ内に前景画像をラセ
    ンブルすることを特徴とする請求項2記載の表示装置。
  4. 【請求項4】  前景画像はスクロールテキストを具え
    、一組の構成要素は一組の文字図形を具えることを特徴
    とする請求項3記載の表示装置。
  5. 【請求項5】  少なくとも一方向の移動に関し、非エ
    ッジ画素及び2種類のエッジ画素に対し3個の別個のカ
    ラーコードを割当て使用することを特徴とする請求項1
    〜4の何れかに記載の表示装置。
  6. 【請求項6】  非エッジ画素及び4種類のエッジ画素
    に対しそれぞれ別個のカラーコードを割当て、水平方向
    と垂直方向の両方向の移動を可能にしたことを特徴とす
    る請求項5に記載の装置。
  7. 【請求項7】  2種類のエッジ画素がオーバーラップ
    するコーナ画素に対し更に別個のカラーコードを割当て
    、対角方向の移動も可能にしたことを特徴とする請求項
    6記載の装置。
  8. 【請求項8】  請求項1〜7の何れかに記載の装置に
    用いる前景画像データを事前記憶する方法において、前
    景画像の少なくとも一構成要素の画素を識別する情報を
    受信し、前景画像の少なくとも一方向の移動に対する前
    エッジ及び後エッジを検出し、前景画像の前エッジ画素
    、後エッジ画素及び非エッジ画素にそれぞれ別個のカラ
    ーコードを割当て、前景画像の画素に対するこれらカラ
    ーコードを表示装置の使用のためにメモリに記憶するこ
    とを特徴とする前景画像事前記憶方法。
  9. 【請求項9】  一組の前景画像構成要素に対するカラ
    ーコードを事前記憶することを特徴とする請求項8記載
    の方法。
  10. 【請求項10】  一組の構成要素はスクロールテキス
    ト表示用の文字セットを具えることを特徴とする請求項
    9に記載の方法。
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