JPH0430160Y2 - - Google Patents

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JPH0430160Y2
JPH0430160Y2 JP4765086U JP4765086U JPH0430160Y2 JP H0430160 Y2 JPH0430160 Y2 JP H0430160Y2 JP 4765086 U JP4765086 U JP 4765086U JP 4765086 U JP4765086 U JP 4765086U JP H0430160 Y2 JPH0430160 Y2 JP H0430160Y2
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JP
Japan
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liquid
valve
container
plate
valve body
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JP4765086U
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  • Loading And Unloading Of Fuel Tanks Or Ships (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、液体を所要量取り出すための液体吐
出装置に関する。
(従来の技術) 液体を所要量取り出すための装置としては、
種々のものが提案されているが、その一例とし
て、液体の入つた容器に流出通路を形成し、該流
出通路に開閉弁を接続して前記容器から液体を流
出させたり止めたりするようにして所要量を取り
出すものがある。
従来、このように構成されたものとして、たと
えば第2図に示す2液混合吐出装置がある。
これは、2種類の液体を混合させて吐出するもの
であり、これを図に基づいて説明する。
液体を入れる容器である液体タンク1および液
体タンク2には、内部に異なる種類の液体A,B
が入れられて、プレート3上に載せられている。
各液体タンク1,2の底部1a,2aには液抜き
用の管路4,4と弁5,5が接続されている。ま
た、該底部1a,2aには各液体タンク1,2の
内部と外部とを連通する流出通路1b,2bも形
成されている。
プレート3の下面には開閉弁6が取付けられて
おり、各液体タンク1,2の流出通路1b,2b
と開閉弁6の流入口6a,6aは、プレート3の
通路3a,3aを介して接続される。開閉弁6
は、内部に回動自在な円柱状のスプール7が設け
られており、さらにスプール7にはその半径方向
に貫通する通路7a,7aが形成されている。そ
して、スプール7を回転させ、通路7a,7aと
流入口6a,6aとが一致すると液体が流れる。
また、開閉弁6の流出側にはスタテイツクミキ
サ8が取付けられており、流れてくる2種類の液
体が内部の混合エレメント9を通過することによ
り混合される。続いて混合された液は下端のキヤ
ツプ10の吐出口10aから吐出される。
このように、スプール7を回動させて液体の通
路を開閉することにより、所要量の混合液が取り
出されることになる。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、上述の装置では次のような問題
点を有している。
液体タンク1,2を交換したり清掃したりする
ときは液体タンク1,2はプレート3から取外さ
なければならない。このとき、液体タンク1,2
内に残つている液体が流出通路1b,2bから漏
れないように、予め液体を全部抜いておく必要が
ある。そのため、弁5,5を開いて管路4,4か
ら液体タンク1,2内の液体A,Bを排出してか
ら各液体タンク1,2の取外しを行なわなければ
ならなく手間と時間がかかり生産性を低下させて
いるという問題点があつた。
同様に、開閉弁6を取外して清掃する場合など
にも、液体が流出通路1b,2bから漏れてしま
うため、液抜きを完全に行なつてから清掃しなけ
ればならずメンテナンス性が悪いものとなつてい
た。
本考案は、以上の問題点を解決するためになさ
れたもので、液体タンクから液を抜くことなく、
液体タンクおよび開閉弁の取外しができるように
することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、以上の問題点を解決し目的を達成す
るための手段として、プレートの上面に液体を収
容する容器を載置固定するとともに、該プレート
の下面に開閉弁を取付け、前記容器の底部および
前記プレートに設けた一連の流出通路を前記開閉
弁の流入口に連通し、該開閉弁の作動により前記
容器内の液体を外部へ吐出するようにした液体吐
出装置において、前記容器の底部に、前記流出通
路の容器側開口部に離着座して該流出通路を開閉
する弁体と該弁体を常時は着座方向に弾発付勢す
る弾発部材とを設け、前記プレートに貫通孔を設
けるとともに該貫通孔に摺動自在に押棒を嵌挿
し、該押棒の下端を前記開閉弁で押えるとともに
その上端を前記弁体を押し上げる位置まで突出さ
せてなるものである。
(作用) 上述の構成とすると次の様に作用する。
まず、液体が入つている容器を交換または清掃
するために取外すと、容器の移動とともに押棒が
弁体と離れ、弁体が弾発部材により容器の流出通
路を塞ぐことになり流出通路から容器内の液体の
流出が防止される。次に、開閉弁を清掃するため
に取外す場合にも、開閉弁がプレートから取外さ
れることにより押棒が移動して弁体が弾発部材に
より流出通路を塞ぎ液体の流出を防止する。
このようにして、容器内の液体を抜くことにな
く、容器および弁機構を取外すことができる。
(実施例) 次に、本考案の実施例を第1図に基づいて説明
する。
液体を入れる容器である液体タンク11および
液体タンク12には種類の異なる液体A,Bがそ
れぞれ入れられている。そして、各液体タンク1
1,12はプレート13上にボルト14,14…
で着脱自在に取付けられている。また、プレート
13の下面には開閉弁15が取付けられている。
開閉弁15は、流入口15a,15a流出口15
b,15bとの間に、回転機構16により回動さ
れるスプール17が設けられ、さらにスプール1
7には半径方向に貫通する通路17a,17aが
形成されてなるものである。そして、流入口15
a,15aおよび流出口15b,15bとスプー
ル17の通路17a,17aとが一致したときに
液体が流れるようになつており、図に示すように
通路17a,17aが水平方向に向いて一致して
いない場合には流出が止められている。なお、1
8,…および19,…は液漏れを防止するための
シ−ル部材である。
開閉弁15の下端には、2液を混合するための
スタテイツクミキサ20が取付けられている。該
スタテイツクミキサ20は逆止弁21,21と混
合エレメント22とで構成され、開閉弁15の流
出口15b,15bから流出される液は逆止弁2
1を通り混合エレメント22で混合される。そし
て、混合された液は下端に取付けられているキヤ
ツプ23の吐出口23aから吐出される。
続いて本考案の要部について説明する。
液体タンク11,12のそれぞれの底部11
a,12aには、球状の弁体24を内蔵し該弁体
24の移動を上下方向に制約する弁本体25がボ
ルト26,26で取付けられている。弁本体25
の下端には液体タンク11,12の内部と外部を
連通する流出通路25aが形成されており、該流
出通路25aはプレート13に形成された流出通
路13aを介して開閉弁15の流入口15aとつ
ながつている。
弁本体25の内部では、球状の弁体24が弾発
部材であるバネ27により流出通路25a側に付
勢されており、また、バネ27は弁本体25の上
方に取付けられたキヤツプ28で押えられけてい
る。なお、キヤツプ28には弁本体25内に液が
入るように貫通孔28aが設けられている。
流出通路25aには、該通路25aの径より小
さい径の押棒29が挿通されており、押棒29の
一端は弁体24に当接し、弁体24を上方に押し
上げている。さらに、押棒29はプレート13の
貫通孔13bを摺動自在に貫通し、他端が開閉弁
15の上端に当接されている。なお、30も液漏
れ防止用のシ−ル部材である。
以上の構成に係る作用について述べる。
まず、スプール17を回動させて通路を開閉す
ることにより、所要量の混合液が吐出される。
ここで、液体タンク11,12を交換または清
掃するためにプレート13から取外す場合、液体
タンク11,12を上方に持ち上げることによ
り、押棒29が流出通路25aから抜け、球状の
弁体24がバネ27により流出通路25a側に付
勢され流出通路25aを塞ぐ。そのため、流出通
路25aから液体が流出することがなく、液体が
入つたまま液体タンク11,12を取外すことが
できる。
また、開閉弁15を清掃する場合には、開閉弁
15をプレート13から取外すことにより、押棒
29が下方に落ち、球状の弁体24がバネ27に
より流出通路25a側へ付勢されて上述と同じく
流出通路25aを塞いで液体の流出を防止する。
そのため、流体タンク11,12に液体が入つた
まま開閉弁15を取外して清掃を行なうことがで
きる。
なお、上述したものは本考案の一実施例を示す
のみであり、本考案の目的、構成、効果を逸脱し
ない限り、如何なる変形、変更も自由である。
たとえば、本考案実施例では、2液混合吐出装
置について説明したが、これに限定されず、1種
類の液の吐出装置および2液以上の複数液の混合
吐出装置にも適用可能である。
(考案の効果) 本考案は、容器の内部側に、液出通路を閉弁す
るように弾発付勢された弁体を設け、さらに該弁
体を弾発付勢力に抗して開弁させる押棒を開閉弁
に支持させるようにしたため、容器または開閉弁
を取外したとき、押棒が移動し弁体が流出通路を
閉じて容器内の液体の流出を防止することができ
る。
そのため、容器内に液体が入つたまま容器の交
換が可能であり、さらに開閉弁の清掃等も可能で
あるため、生産性の向上が図れ、またメンテナン
スが容易である等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の実施例を示す縦断面図、第
2図は、従来の装置の縦断面図である。 11,12……液体タンク(容器)、13……
プレート、13a……流出通路、13b……貫通
孔、15……開閉弁、24……弁体、25a……
流出通路、27……バネ(弾発部材)、29……
押棒。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. プレートの上面に液体を収容する容器を載置固
    定するとともに、該プレートの下面に開閉弁を取
    付け、前記容器の底部および前記プレートに設け
    た一連の流出通路を前記開閉弁の流入口に連通
    し、該開閉弁の作動により前記容器内の液体を外
    部へ吐出するようにした液体吐出装置において、
    前記容器の底部に、前記流出通路の容器側開口部
    に離着座して該流出通路を開閉する弁体と該弁体
    を常時は着座方向に弾発付勢する弾発部材とを設
    け、前記プレートに貫通孔を設けるとともに該貫
    通孔に摺動自在に押棒を嵌挿し、該押棒の下端を
    前記開閉弁で押えるとともにその上端を前記弁体
    を押し上げる位置まで突出させてなる液体吐出装
    置。
JP4765086U 1986-03-31 1986-03-31 Expired JPH0430160Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4765086U JPH0430160Y2 (ja) 1986-03-31 1986-03-31

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JP4765086U JPH0430160Y2 (ja) 1986-03-31 1986-03-31

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Publication Number Publication Date
JPS62159500U JPS62159500U (ja) 1987-10-09
JPH0430160Y2 true JPH0430160Y2 (ja) 1992-07-21

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ID=30868453

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JP4765086U Expired JPH0430160Y2 (ja) 1986-03-31 1986-03-31

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