JPH0429979Y2 - - Google Patents

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JPH0429979Y2
JPH0429979Y2 JP17889686U JP17889686U JPH0429979Y2 JP H0429979 Y2 JPH0429979 Y2 JP H0429979Y2 JP 17889686 U JP17889686 U JP 17889686U JP 17889686 U JP17889686 U JP 17889686U JP H0429979 Y2 JPH0429979 Y2 JP H0429979Y2
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JP
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barrel
cabinet
chute
tip
projection device
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JP17889686U
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  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はバレル型研掃装置の改良に関する。
(従来技術と問題点) 従来のバレル型研掃装置においては、特公昭58
−50829号公報や特公昭59−50468号公報で開示さ
れるように、研掃室を構成するバレルがキヤビネ
ツト内に傾動可能かつ回転可能に支持されて配置
されているが、バレル内に被研掃物を搬入する搬
送装置はバレルが傾動したとき干渉しないように
バレルとかなり離れた高い位置に固定配設されて
いる。そのため、被研掃物はバレル内に搬入され
た時、バレルの内面あるいは相互に激しく衝突し
て損傷したり、破損するなどの問題があつた。
(本考案の目的) 本考案は上記の事情に鑑みてなされたもので、
被研掃物搬送装置のシユートをバレルに可及的に
近づけることができる上に、装置全体がコンパク
トで安価な構造を成すバレル型研掃装置を提供す
ることを目的とする。
(考案の構成) 以下、本考案の構成について実施例の図面に基
づき詳細に説明する。1はキヤビネツトであり、
該キヤビネツト1の右外側面にはインペラを内装
した研掃材投射装置2が装着されている。また、
キヤビネツト1内の左寄り位置には、前後方向に
延びる傾動フレーム3が前後両面に突設した支持
軸4,5を介して垂直面内で回転自在に支持され
て配設されており、支持軸4,5ははキヤビネツ
ト1の前後両面に固着した軸受ユニツト6,7に
それぞれ嵌着されている(第2図参照)。また、
傾動フレーム3上には減速機付モータ8が投射装
置2側へ指向して設置され、該モータ8の出力軸
には、研掃材の通過可能な多数の小孔9,9を穿
設したバレル10が底中央部において固着されて
いる(第3図参照)。また、支持軸4の先端には
上下方向に指向する二連結アーム11が中心部に
おいて嵌着され該二連結アーム11の下端には、
横向きシリンダ12のピストンロツドの先端が、
調節ロツド13を介してピン連結されており、該
シリンダ12は、キヤビネツト1の前面に突設し
たブラケツト14に枢支されている。かくしてバ
レル10は、シリンダ12の伸縮作動により、右
斜め下向きと右斜め上向きに傾動されるようにな
つている。また、キヤビネツト1の前面における
投射装置2とバレル10の間位置には、右斜め上
向き状態のバレル10に被研掃物を誘導するシユ
ート15が貫装されており、該シユート15は、
キヤビネツト1と交差する位置に円板16が固着
され、かつ該円板16が環状支持部材17を介し
てキヤビネツト1に垂直回転自在に支持されて垂
直面内で回転可能とされている。そして、円板1
6には、下方に延びるアーム18が固着され、前
記二連結アーム11の上端と該アーム18の下端
の間にはリンク19がピン連結されて装架されて
いる。かくして、シユート15はシリンダ12の
伸縮作動により正逆に回転するようになつてい
る。また、シユート15は、キヤビネツト1内に
入つた地点でバレル10側に折れ曲がつていて、
バレル10が右斜め上向き状態のとき、その先端
がバレル10の開口中央付近に可及的に近づいて
臨み、また、反時計回り方向に回転されたとき、
その先端が、右斜め下向きに傾動するバレル10
から離れてバレル10と干渉しないように投射装
置2側に移動するように構成されている。なお、
20はキヤビネツト1の底部に形成された被研掃
物搬出口、21はキヤビネツト1に設けられた点
検扉である。
(考案の作用) 次にこのように構成された装置の作用について
説明すると、予めシリンダ12を収縮作動して、
バレル10を斜め上向きに傾動させるとともに、
シユート15の先端をバレル10の開口中央部付
近に可及的に近づけた状態のもとに、減速機付モ
ータ8を駆動してバレル10を低速水平回転させ
るとともに、研掃材を供給せずに投射装置2を駆
動する。この状態の下にシユート15の上端に被
研掃物を所定量供給すると、被研掃物はシユート
15を介してバレル10内に装入される。被研掃
物の装入完了後、投射装置2に所定の研掃材を供
給すると、当該研掃材はバレル10内の被研掃物
に向けて投射されてそれを研掃する。被研掃物の
研掃完了後、研掃材の投射装置2への供給を停止
し、続いて、シリンダ12を伸長作動すると、二
連結アーム11及び傾動フレーム3が支持軸4,
5を中心にして時計方向に回転され、これに伴つ
てバレル10は斜め下向きに傾動される。バレル
10の下向き傾動により被研掃物はバレル10か
ら排出され、排出口20を通つて外に放出され
る。一方、バレル10の傾動と連動してシユート
15がリンク19、アーム18等を介して反時計
方向へ回転され、シユート15の先端が投射装置
2側へ移動されるため、バレル10の傾動中にバ
レル10がシユート15と干渉することはない。
被研掃物の排出完了後、シリンダ12を伸長作動
して二連結アーム11、バレル10及びシユート
15を元の位置に戻し、1サイクルを終了する。
なお、シユート15は直線状に延ばしてバレル
10に対しては斜め上方から臨ませれば同様の作
用効果が得られる。
(考案の効果) 以上の説明からも明らかなように本考案によれ
ば、シユート15の先端をバレル10の傾動軌道
内に臨ませることができるため、被研掃物のバレ
ル10に対する落下距離が短くなつて被研掃物が
バレル10や相互に激突することはなくなり、し
かもバレル10の傾動とシユート15の回転移動
を一本のシリンダ12で連動させて行うようにし
たから、装置が全体としてコンパクトで安価にな
るなどの優れた実用的効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は一部
切欠正面図、第2図は一部切欠断面の左側面図、
第3図は主要部の一部断面正面図である。 1……キヤビネツト、2……投射装置、3……
傾動フレーム、4,5……支持軸、8……減速機
モータ、11……二連結アーム、12……シリン
ダ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. キヤビネツト1の外側面に研掃材の投射装置2
    を装着し、さらに前記キヤビネツト1内に傾動フ
    レーム3を前後方向に指向する支持軸4,5を介
    し垂直面内で回転可能に支持して配設し、該支持
    軸4,5を前記キヤビネツト1の前後両面間に装
    架し、前記傾動フレーム3上に減速機付モータ8
    を出力軸を前記投射装置2側へ向けて配設し、前
    記モータ8の出力軸にバレル10の底中央部を嵌
    着し、前記支持軸4,5のうち一方の支持軸4の
    先端に、上下方向に指向する二連結アーム11の
    中心部を嵌着し、該二連結アーム11の下端に
    は、前記キヤビネツト1の外面に枢支したシリン
    ダ12のピストンロツドの先端をピン連結し、前
    記キヤビネツト1の前記シリンダ12の枢支側に
    おける前記投射装置2と前記バレル10の間位置
    には、前記投射装置に向いた前記バレル10に被
    研掃物を誘導するシユート15を垂直面内で回転
    旋回可能に支持して貫装し、前記シユート15に
    おける前記キヤビネツト1の外側位置にアーム1
    8の一端を固着し、該アーム18の他端と前記二
    連結アーム11の上端の間にリンク19をピン連
    結により装架し、もつて、前記シリンダ10の伸
    縮作動により、前記バレル10が斜め上向きに傾
    動したとき前記シユート15の先端が前記バレル
    10の開口中央付近に可及的に近づいて臨み、ま
    た、前記バレル10が下向きに傾動するとき前記
    シユート15の先端がバレル10と干渉しない位
    置まで移動することを特徴とするバレル型研掃装
    置。
JP17889686U 1986-11-20 1986-11-20 Expired JPH0429979Y2 (ja)

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JP17889686U JPH0429979Y2 (ja) 1986-11-20 1986-11-20

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JPS6383262U JPS6383262U (ja) 1988-06-01
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6196515B2 (ja) * 2013-09-24 2017-09-13 昭和電工ガスプロダクツ株式会社 ショットブラスト装置用処理物取り出し具

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JPS6383262U (ja) 1988-06-01

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