JPH04298674A - 内燃機関 - Google Patents

内燃機関

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JPH04298674A
JPH04298674A JP2408775A JP40877590A JPH04298674A JP H04298674 A JPH04298674 A JP H04298674A JP 2408775 A JP2408775 A JP 2408775A JP 40877590 A JP40877590 A JP 40877590A JP H04298674 A JPH04298674 A JP H04298674A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
exhaust gas
engine
condenser
passage
Prior art date
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Pending
Application number
JP2408775A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiaki Shimizu
義明 清水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Corp filed Critical Suzuki Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内燃機関に関するもの
で、詳しくは、内燃機関の異常燃焼対策に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、内燃機関においては、圧縮比を
高めたり、あるいは高温燃焼し易いように空燃比を設定
すれば、その出力の向上を図ることができる。
【0003】しかしながら、圧縮比や空燃比を上記のよ
うに設定した場合には、過早着火が発生し易くなり、さ
らにはこの過早着火が誘引となってバックファイヤーを
招来する虞れがある。
【0004】このような不都合は、昨今開発の進められ
ている水素や液化天然ガスを燃料とする内燃機関におい
ても、出力を向上させるべく酸素富化した場合等に同様
に発生する。
【0005】このため従来より、吸気中に水を供給し、
燃焼ガス温度および過熱面の温度を降下させることによ
って上記不都合を解消するよう構成された種々の内燃機
関が提供されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のこの
種の内燃機関では、専用のタンク内に水を貯留し、この
タンク内の水を順次吸気中に供給させるようにしている
【0007】この種の内燃機関においては、吸気への水
の供給が絶えないように常にタンク内の水量を監視して
おかなければならず、またタンク内の水量が減った場合
には補給しなければならず、そのメンテナンスは極めて
煩雑である。
【0008】本発明は、上記実情に鑑みてなされたもの
で、水量の保守等の煩雑な作業を要することなく、吸気
中に水を安定供給することのできる内燃機関を提供する
ことを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係る内燃機関で
は、水素やガソリン等の化石燃料を燃焼させた際に生成
される水に着目し、この水を吸気系へ供給させるように
構成している。すなわち、本発明は、機関から排出され
た排気ガスを冷却し、該排気ガスに含まれた水を抽出す
る凝縮器と、該凝縮器が抽出した水を上記機関の吸気系
に供給する供給手段とを備えている。
【0010】
【作用】本発明に係る内燃機関では、排気ガスから抽出
された水が機関の吸気系に供給される。
【0011】
【実施例】以下、実施例を示す図面に基づいて本発明を
詳細に説明する。図1は、本発明に係る内燃機関を概念
的に示したもので、車両に搭載される予混合方式の水素
エンジン1を例示している。
【0012】図からも明らかなように、この水素エンジ
ン1は、凝縮器2を備えている。
【0013】凝縮器2は、図2に拡大して示すように、
ケーシング3の内部に隔壁4を備えており、該隔壁4の
一方側に冷却室5を有するとともに、上記隔壁4の他方
側に貯水室(供給手段)6を有している。
【0014】隔壁4は、パンチングメタル7および2枚
のフィルタ8,9から構成されており、上記ケーシング
3の内部にパンチングメタル7を上方に配置する態様で
水平に保持されている。
【0015】冷却室5は、上記隔壁4の上方部に構成さ
れており、その外壁面に複数の冷却フィン10,10…
を有するとともに、その内部にガイドプレート11を有
している。ガイドプレート11は、下方に向けて突出す
る中空の半球状を成しており、上記ケーシング3と一体
に成形されている。
【0016】この冷却室5には、その下方部に排気ガス
供給通路12が接続され、かつその上方部に排気ガス排
出通路13が接続されている。排気ガス供給通路12は
、その一端12aが上記ガイドプレート11の下面に対
向する態様で上記冷却室5に開口し、かつその他端12
bが、図1に示すように、マフラー14内に開口してい
る。なお、図2に示すように、この排気ガス供給通路1
2の一端部は、上記ケーシング3、貯水室6および隔壁
4をそれぞれ貫通する態様で配設されている。
【0017】排気ガス排出通路13は、その一端13a
が上記ケーシング3に形成された複数の小孔15,15
…を介して上記冷却室5に開口し、その他端13bが、
図1に示すように、上記マフラー14のバッフルパイプ
14aに開口している。
【0018】一方、上記凝縮器2の下方部に構成された
貯水室6は、図2に示すように、内部が中空に構成され
ており、その下方部に水供給通路(供給手段)16の一
端16aが接続され、かつその上方部に水返却通路17
の一端17aが接続されている。
【0019】水供給通路16は、図1に示すように、中
途にポンプ(供給手段)18を備えており、その他端1
6bは吸気通路(吸気系)19に接続された気化器(供
給手段)20におけるチャンバ室21の下方部に開口し
ている。また、水返却通路17は、その他端17bが上
記気化器20におけるチャンバ室21の下方部に開口し
ている。
【0020】上記のように構成された凝縮器2を備える
水素エンジン1では、該エンジン1が運転されると、シ
リンダ22から排出された排気ガスの一部が順次排気ガ
ス供給通路12を介してマフラー14から冷却室5へ供
給される。冷却室5へ供給された排気ガスは、ガイドプ
レート11およびケーシング3に接触しながら順次上方
へ導かれ、さらに小孔15,15…および排気ガス排出
通路13を介して再びマフラー14へ返却された後、大
気中に放出される。この間排気ガスは、上記凝縮器2の
冷却室5内において急速に冷却されるため、そこに含ま
れる水分が凝縮される。冷却室5内で凝縮された水分は
、隔壁4を介して滴下され、上記凝縮器2の貯水室6に
順次貯留される。貯水室6に貯留された水は、上記ポン
プ18の作動により、水供給通路16を介して給送され
、上記気化器20のチャンバ室21内に貯留されること
になる。なお、チャンバ室21に供給された水が過多と
なった場合には、水返却通路17を介して凝縮器2の貯
水室6に返却されるため、該チャンバ室21には常時一
定量の水が貯留される。
【0021】気化器20のチャンバ室21内に供給貯留
された水は、吸気通路19内に生じる負圧の作用によっ
て該吸気通路19内に吸い出され、吸気に混合された後
、さらにインジェクタ23から噴射供給される水素とと
もにシリンダ22内へ供給され、燃焼に供されることと
なる。
【0022】ここで、エンジン1が高負荷運転されれば
されるほど、換言すれば、異常燃焼が発生し易いときほ
ど吸気通路19内の負圧が大きくなるため、該吸気通路
19へ多量の水が供給され、これによって異常燃焼の発
生が可及的に防止される。しかも、エンジン1が高負荷
運転されている場合には、排気ガスの排出量も増加する
ため、吸気通路19へ供給される水が不足することもな
い。
【0023】図3は、本発明に係る内燃機関の変形例の
要部を概念的に示したものである。ここで例示する内燃
機関は、図1および図2に示した実施例と同様に、車両
に搭載される予混合方式の水素エンジン1′であり、該
実施例の水素エンジン1とは凝縮器の構成のみが異なっ
ている。なお、上記図1および図2に示した実施例の水
素エンジン1と同一の構成については、同一の符号を付
してその説明を省略する。
【0024】この変形例の水素エンジン1′に適用され
る凝縮器30は、マフラー31に付設されており、該マ
フラー31に排気通路32を備えている。
【0025】排気通路32は、上記マフラー31の延在
方向に沿って配設されており、複数の連絡口32a,3
2b,32cを介して該マフラー31の各膨張室31a
,31b,31cを互いに連絡している。
【0026】この排気通路32には、その上流側の外側
壁に複数の冷却フィン33,33…が配設され、またそ
の下流側の外側壁にはフィルタ34を介して貯水室(供
給手段)35が接続配置されている。
【0027】貯水室35は、図1および図2に示す実施
例と同様に、内部が中空に構成されており、その下方部
に水供給通路16の一端16aが接続され、かつその上
方部に水返却通路17の一端17aが接続されている。
【0028】上記のように構成された凝縮器30を備え
る水素エンジン1′においては、該エンジン1′が運転
されると、シリンダ22から排出された排気ガスの一部
が順次連絡口32a,32bを介してマフラー31から
排気通路32へ供給される。排気通路32へ供給された
排気ガスは、そのケーシング36に接触しながら順次下
流へ導かれ、さらに連絡口32cを介して再びマフラー
31へ返却された後、大気中に放出される。この間排気
ガスは、上記排気通路32内において急速に冷却される
ため、そこに含まれる水分が凝縮される。排気通路32
内で凝縮された水分は、フィルタ34を介して滴下され
、上記凝縮器30の貯水室35に順次貯留される。貯水
室35に貯留された水は、上記図1および図2に示した
実施例と同様に、水供給通路16およびポンプ18を介
して気化器20のチャンバ室21内に一旦貯留され、吸
気通路19内に生じる負圧の作用によって該吸気通路1
9内に吸い出された後、さらにインジェクタ23から噴
射供給される水素とともにシリンダ22内へ供給され、
燃焼に供されることとなる。
【0029】この変形例に示したエンジン1′において
は、凝縮器30がマフラー31に付設されているため、
該エンジン1′の大型化が可及的に防止される。
【0030】なお、上記実施例および変形例では、いず
れも車両に搭載される予混合方式の水素エンジン1,1
′を例示しているが、本発明は、ガソリンや液化天然ガ
ス等、燃焼時に水を生成し得る燃料を用いるその他の方
式の内燃機関にももちろん適用することができる。
【0031】また、上記実施例および変形例では、いず
れも凝縮した水を貯水室6,35に貯留した後、水供給
通路16およびポンプ18を介して気化器20のチャン
バ室21内に貯留させ、さらに吸気通路19内に生じる
負圧の作用によって該吸気通路19内に供給させるよう
にしているが、本発明はこれらに限定されない。たとえ
ば、貯水室に貯留した水をインジェクタによって強制的
に吸気系に供給してもよい。
【0032】さらに、上記実施例および変形例では、い
ずれも水を除去した後の排気ガスをマフラー14,31
に返却させるようにしているが、必ずしもマフラーに返
却させる必要はない。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る内燃
機関によれば、排気ガスから抽出された水が機関の吸気
系に供給されるため、水量の保守等の煩雑な作業を要す
ることなく、吸気中に水を安定供給することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明に係る内燃機関の吸排気系を示
した概念図である。
【図2】図2は、本発明に係る内燃機関に適用される凝
縮器を概念的に示した拡大断面図である。
【図3】図3は、本発明に係る内燃機関に適用される凝
縮器の変形例を概念的に示した拡大断面図である。
【符号の説明】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  機関から排出された排気ガスを冷却し
    、該排気ガスに含まれた水を抽出する凝縮器と、該凝縮
    器が抽出した水を上記機関の吸気系に供給する供給手段
    とを備えたことを特徴とする内燃機関。
JP2408775A 1990-12-28 1990-12-28 内燃機関 Pending JPH04298674A (ja)

Priority Applications (1)

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JP2408775A JPH04298674A (ja) 1990-12-28 1990-12-28 内燃機関

Applications Claiming Priority (1)

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JP2408775A JPH04298674A (ja) 1990-12-28 1990-12-28 内燃機関

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ID=18518188

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JP2408775A Pending JPH04298674A (ja) 1990-12-28 1990-12-28 内燃機関

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JP (1) JPH04298674A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003001046A2 (de) * 2001-06-21 2003-01-03 Alstom Technology Ltd Verfahren zum betrieb einer kraftmaschine
DE102015213954A1 (de) * 2015-07-23 2017-01-26 Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft Kondensatgewinnung aus einer Abgasanlage einer Brennkraftmaschine

Cited By (4)

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