JPH04298243A - スルホン化プロピルフェニルホスフィン、その製造方法および使用方法 - Google Patents

スルホン化プロピルフェニルホスフィン、その製造方法および使用方法

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JPH04298243A
JPH04298243A JP2402862A JP40286290A JPH04298243A JP H04298243 A JPH04298243 A JP H04298243A JP 2402862 A JP2402862 A JP 2402862A JP 40286290 A JP40286290 A JP 40286290A JP H04298243 A JPH04298243 A JP H04298243A
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phosphine
sulfonated
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propyl
phenyl
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JP2402862A
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Werner Konkol
ウエルネル・コンコル
Helmut Dr Bahrmann
ヘルムート・バールマン
Wolfgang Herrmann
ウオルフガング・ヘルマン
Juergen Kulpe
ユルゲン・クルペ
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Hoechst AG
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、新規スルホン化プロピ
ルフェニルホスフィン、当該化合物の製造方法および当
該化合物を触媒系の構成要素として使用する方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】スルホン化フェニルホスフィンの製造方
法は周知である。従って、m−スルホフェニルジフェニ
ルホスフィンのナトリウム塩は、トリフェニルホスフィ
ンと発煙硫酸との反応、反応混合物の水浴での加温、反
応生成物の水での稀釈および水酸化ナトリウムでの中和
により得られる。次に当該混合物から所望の化合物が晶
出する (J. Chem. Soc. 1958, 
第281/282 頁) 。
【0003】類似の方法により、ジ(m−スルホフェニ
ル)フェニルホスフィンとトリ(m−スルホフェニル)
ホスフィンのナトリウム塩が同様に得られる。出発物質
は、両方の場合において再度トリフェニルホスフィンで
あり、トリフェニルホスフィンを発煙硫酸と18〜40
℃の温度で15〜63時間反応する。反応生成物を同様
に水で稀釈しそして水酸化ナトリウムで中和し、その際
、水酸化ナトリウムの添加の間に混合物において温度を
20℃以下に保つことに留意しなければならない(ドイ
ツ特許第 2,627,354号) 。
【0004】ナトリウム塩を陽イオン交換樹脂で処理す
ることにより、種々の塩基と反応して別の塩を与え得る
遊離の酸が得られる。この方法で、例えば、トリ(m−
スルホフェニル)ホスフィンのバリウム塩およびテトラ
エチルアンモニウム塩が製造され得る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】スルホン化アリールホ
スフィンは、とりわけ、触媒系の成分として使用される
。スルホン化フェニル基に加えてなおリンに直接に結合
したアルキル基を含む有機ホスフィンは今まで開示され
ていない。
【0006】
【課題を解決するための手段】従って本発明は、この新
たな種類の物質、すなわち、化合物のn−プロピル(フ
ェニル)(m−スルホフェニル)ホスフィン, (n−
C3H7)(C6H5)(C6H4−m−SO3H)P
、n−プロピルジ (m−スルホフェニル)ホスフィン
, (n−C3H7)(C6H4−m−SO3H)2P
 、n−プロピル(フェニル)(m−スルホフェニル)
ホスフィンのナトリウム塩, (n−C3H7)(C6
H5)(C6H4−m−SO3Na)P およびn−プ
ロピルジ (m−スルホフェニル)ホスフィンのナトリ
ウム塩, (n−C3H7)(C6H4−m−SO3N
a)2Pならびにn−プロピル (フェニル) (m−
 スルホフェニル) ホスフィン酸化物のナトリウム塩
, (n−C3H7)(C6H5)(C6H4−m−S
O3Na)POおよびn−プロピルジ (m−スルホフ
ェニル) ホスフィン酸化物のナトリウム塩,(n−C
3H7)(C6H4−m−SO3−Na)2POに関す
る。
【0007】さらに本発明は当該新規化合物の製造方法
に関する。当該方法は、プロピルジフェニルホスフィン
を発煙硝酸で10℃以下の温度でスルホン化し、スルホ
ン化生成物を加水分解し、加水分解生成物をアルカリ金
属炭酸塩またはアルカリ金属水酸化物で中和し、アルカ
リ金属硫酸塩を分離し、水溶液を濃縮し、スルホン化プ
ロピルフェニルホスフィンを乾燥残留物から抽出し、モ
ノ−およびジ−スルホン化生成物をゲルクロマトグラフ
ィーにより分離しそして場合によりモノ−およびジ−ス
ルホフェニルホスフィンの塩をイオン交換により遊離の
スルホン酸にまたは酸化により相当するホスフィン酸化
物に変えることを特徴とする。
【0008】当該新規化合物を製造するために必要とさ
れるプロピルジフェニルホスフィンは、ジフェニルホス
フィンおよび臭化プロピルから適当な塩基例えばKOH
の存在下に得られる(Tsvetkovら, Synt
hesis1986, 第 198頁〜を参照のこと)
 。ジフェニルホスフィンは、クロロジフェニルホスフ
ィンから水酸化アルミニウムリチウムとの0℃での反応
および次の加水分解処理により得られる(Kuchen
ら, Chem. Ber.  91, 2871 (
1958))。
【0009】スルホン酸基のフェニル基への導入のため
、アルキルジアリールホスフィンを、過剰の、スルホン
化剤としての、発煙硝酸の形の三酸化イオウで処理する
。10〜65、特に20〜30重量%の「遊離の」三酸
化硫黄を含む発煙硝酸を使用するのが有利であることが
認められた。スルホン化剤は、フェニル基に対して、過
剰に使用される。フェニル基1モルあたり、1〜200
、好ましくは3〜30モルのSO3 を使用するのが有
利である。実施する際、一定のSO3 過剰を保証する
ため、先ず発煙硝酸を入れそしてホスフィンを分けて添
加する。
【0010】スルホン化は低温で、即ち、<15℃の温
度で、好ましくは0〜8℃で行われる。反応器を十分に
冷却しそしてホスフィンを徐々にそして少量ずつに分け
て発煙硝酸に入れ、その結果反応熱は簡単に排除され得
る。これにより、スルホン化が制御されずに進行するの
ではなく、1つまたは両方のフェニル基にそれぞれ1の
−SO3 H基のみが、しかも主としてメタ位に入るこ
とが達せられる。ホスフィン全部の添加後、後反応が室
温でそして本質的には外部冷却なしで行われ得る。しか
しながら、場合によりなお生じる反応熱を一様に分散し
そして遅滞なく排除することを可能にするため反応混合
物を攪拌するのが有利である。低温に応じてより長い反
応時間が必要である。一般に、当該反応は、上記温度範
囲で20〜100時間後に、たいていは40〜60時間
後に終わる。
【0011】スルホン化の後に、反応溶液を氷水で稀釈
する(加水分解する)。この段階の際に、約30℃の温
度を越えないように留意しなければならず、好ましくは
温度を0〜10℃の範囲に保つ。次に、稀釈された、本
質的にスルホン化生成物と硫酸を含む溶液を中和する。 適当なアルカリ性試薬は、アルカリ金属水酸化物および
アルカリ金属炭酸塩であり、好ましくは水酸化ナトリウ
ムが使用される。反応混合物の容積がさらに増大するの
を避けるためそして形成されるアルカリ金属硫酸塩の十
分な分離析出を達するため、中和剤が高濃度の溶液とし
てまたは溶解していない固体の形として、例えば苛性ソ
ーダの薄片または顆粒が使用される。
【0012】大部分のアルカリ金属硫酸塩は、溶液から
、低温での低い溶解度に基づいて、冷却することにより
除去される。適当な温度は、溶液中の硫酸塩の濃度およ
び温度に応じた溶解度に依存している。最も有利な条件
は、それ故、そのときそのとき応じて実験により決定さ
れる。硫酸塩の分離は、一段階または多段階で行われる
ことができ、結晶化は二段階で行うのが好都合であるこ
とが認められた。
【0013】アルカリ金属硫酸塩の分離析出後、溶液を
好ましくは油ポンプの減圧下に乾燥するまで濃縮する。 結晶泥から、スルホン化プロピルフェニルホスフィンを
抽出する。適当な抽出剤は、低級アルコール、例えばメ
タノール、エタノールおよびプロパノールと水との混合
物である。例えば、メタノール7容量部および水5容量
部の混合物が、適当な抽出剤であることが認められた。 抽出は普通の方法により一段階または多段階で、好まし
くは二〜四段階で行われる。抽出物を一緒にしそして乾
燥するまで濃縮する。残留物は本質的にモノスルホン化
化合物の(n−C3H7)P(C6H5)(C6H4−
m−SO3Na) およびジスルホン化化合物の(n−
C3H7)P(C6H4−m−SO3Na)2からなる
【0014】スルホン化アルカリアリールホスフィンの
混合物の分離は、ドイツ特許出願P38 22 036
.9 に記載されている方法であるゲルクロマトグラフ
ィーにより行われる。定常固体相として、変性有機ポリ
マーを使用し、エピクロロヒドリンで架橋したデキスト
ラン(名称Sephadexで市販されている)および
オリゴエチレングリコール/−グリシジルジメタクリラ
ート/−ペンタエリトリトールジメタクリラート−コポ
リマー(名称 Fractogelで市販されている)
 が特に有効であることが認められた。液相としては、
水または水/溶剤混合物が用いられ、その際「溶剤」は
、水と混合しうる有機溶剤、好ましくはメタノールおよ
び別の低級アルコールである。
【0015】スルホン化アルキルアリールホスフィンの
ナトリウム塩の溶液を、H+ 形の陽イオン交換体で処
理することにより、塩から遊離酸を製造することができ
そして水溶液の濃縮により本体中に得られ得る。当該酸
から、水酸化物、炭酸塩、アンモニアまたはアミンとの
反応により、新規スルホン化アルキルアリールホスフィ
ンの別の塩が製造され得る。
【0016】当該新規化合物は、無色の結晶質である。 ナトリウム塩は、乾燥の程度に従って、ナトリウムイオ
ンあたり水1分子まで含む。完全な脱水は、水和物形を
高度真空で60〜100℃、好ましくは65〜80℃で
数時間(3〜15時間)の加熱することにより可能であ
る。要求する保護はそれ故水和化合物だけでなく無水化
合物にも及ぶ。
【0017】当該新規化合物は、触媒系、特に、周期系
のVIIIA族の金属および水溶性ホスフィンを含むも
のの成分として有効であることが認められた。当該化合
物は、このような系の熱安定性の増加に寄与する。
【0018】
【実施例】以下の例に、当該新規化合物の製造方法を開
示する。 例 (n−プロピル) ジフェニルホスフィンのスルホン化
内部温度計および滴下漏斗を装備した500mlの三つ
口フラスコに、5℃で温度を制御して1時間の間に29
0mlの発煙硝酸(SO3 含量:20重量%)に29
.1g(128mmol)のプロピルジフェニルホスフ
ィンを滴下する。混合物を氷浴中で冷却し、その結果ホ
スフィンの添加の間に内部温度は8℃を越さない。反応
混合物を2日室温で攪拌し、その後過剰の発煙硝酸を加
水分解するため、3kgの砕いた氷上に注ぐ。次いで、
水1l中の0.45kgの水酸化ナトリウムを用いて中
和し、次いで当該溶液を、硫酸の添加により約7のpH
値に調整しそして3日間6℃で貯蔵する。次いで、攪拌
により硫酸ナトリウムの晶出を起こさせ、塩を濾別しそ
して氷水で洗浄する。濾液および洗浄水を、油回転ポン
プで減圧して冷トラップを介して濃縮する。ゲルクロマ
トグラフィーによりモノ−およびジ−スルホン化生成物
を互いに分離する。硫酸ナトリウムが最も速く進行する
。その次にジスルホン化生成物が従い、第二帯を形成す
る。最後に第三帯としてモノスルホン化生成物が続く。 生成物の検出は、UV/VIS分光法または屈折計法に
より行われる。生成物を油ポンプの減圧下に水浴(28
℃)中で10時間乾燥する。 a) (n−C3H7)P(C6H5)(C6H4−m
−SO3Na)・H2O特性: 31P−NMR (109.3 MHz, D2O, 
5℃):δ=−15.15 (s) 1H−NMR (
270 MHz, D2O, 28 ℃):δ=0.6
1 ppm (br, 3H), δ=1.05 ppm (br, 2H)δ=1.66
 ppm (br, 2H),  δ= 6.96 −
 7.72 ppm (m, 9H)− 省略: br
=広いシグナル形元素分析:(C15H18NaO4P
S; 348.32)計算  C 51.72 H 5
.21 O 18.37 P 8.89 S 9.19
実測  C 52.96 H 5.09 O 18.1
0 P 9.06 S 9.02b) (n−C3H7
)P(C6H4−m−SO3Na)2 ・2H2O特性
: 31P−NMR (109.3 MHz, D2O, 
5℃):δ=15.05 ppm (s)元素分析:(
C15H19Na2O8PS2; 468.99)計算
  C 38.42 H 4.08 O 27.29 
P 6.60 S 13.67実測  C 38.30
 H 4.11 O 27.91 P 6.53 S 
14.20両方のプロピルジアリールホスフィンは、該
成分が約80℃で5分間加熱される場合、過剰の、水溶
液中30%濃度の過酸化水素で定量的に対応するホスフ
ィン酸化物に酸化され得る。純粋なプロピルジアリール
ホスフィンが出発物質として使用される場合(上記参照
のこと)、ホスフィン酸化物をさらに精製すること(例
えば、原則的に可能であるゲルクロマトグラフィーによ
り)はもはや必要でない。ホスフィン酸化物の特性の確
認は、簡単な方法で31P−NMR 分光法により D
2O溶液中で21℃でそして109.3 MHz の測
定周波数で行われる。 (n−C3H7)(C6H5)(C6H4−m−SO3
Na)P=O   =41.58 ppm(単線) (n−C3H7)(C6H4−m−SO3Na)2P=
O        =41.08 ppm(単線) これらは、空気安定および100℃をずっと越えるまで
熱安定である無色の物質である。
【0019】
【発明の効果】当該新規化合物は、触媒系、特に、周期
系のVIIIA族の金属および水溶性ホスフィンを含む
ものの成分として有効である。当該化合物は、このよう
な系の熱安定性の増加に寄与する。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  化学化合物のn−プロピル(フェニル
    )(m−スルホフェニル)ホスフィン, (n−C3H
    7)(C6H5)(C6H4−m−SO3H)P、n−
    プロピルジ (m−スルホフェニル)ホスフィン, (
    n−C3H7)(C6H4−m−SO3H)2P 、n
    −プロピル(フェニル)(m−スルホフェニル)ホスフ
    ィンのナトリウム塩, (n−C3H7)(C6H5)
    (C6H4−m−SO3Na)P およびn−プロピル
    ジ (m−スルホフェニル)ホスフィンのナトリウム塩
    ,(n−C3H7)(C6H4−m−SO3Na)2P
    ならびにn−プロピル (フェニル) (m− スルホ
    フェニル) ホスフィン酸化物のナトリウム塩, (n
    −C3H7)(C6H5)(C6H4−m−SO3Na
    )POおよびn−プロピルジ (m−スルホフェニル)
     ホスフィン酸化物のナトリウム塩, (n−C3H7
    )(C6H4−m−SO3−Na)2PO。
  2. 【請求項2】  プロピルジフェニルホスフィンを発煙
    硝酸で10℃以下の温度でスルホン化し、スルホン化生
    成物を加水分解し、加水分解生成物をアルカリ金属炭酸
    塩またはアルカリ金属水酸化物で中和し、アルカリ金属
    硫酸塩を分離し、水溶液を濃縮し、スルホン化プロピル
    フェニルホスフィンを乾燥残留物から抽出し、モノ−お
    よびジ−スルホン化生成物をゲルクロマトグラフィーに
    より分離しそして場合によりモノ−およびジ−スルホフ
    ェニルホスフィンの塩をイオン交換により遊離のスルホ
    ン酸にまたは酸化により相当するホスフィン酸化物に変
    えることを特徴とする、請求項1記載の化合物の製造方
    法。
  3. 【請求項3】  10〜65、特に20〜30重量%の
    遊離の三酸化硫黄を含む発煙硝酸をスルホン化のために
    使用する、請求項2記載の方法。
  4. 【請求項4】  フェニル基1モルあたり1〜200、
    好ましくは3〜30モルの三酸化硫黄を使用する、請求
    項2または3記載の方法。
  5. 【請求項5】  スルホン化が15℃以下の温度、好ま
    しくは0〜8℃で行われる、請求項2〜4のいずれか1
    項に記載の方法。
  6. 【請求項6】  スルホン化生成物の加水分解が約30
    ℃までの、好ましくは0〜10℃の範囲にある温度で行
    われる、請求項2〜5のいずれか1項に記載の方法。
  7. 【請求項7】  スルホン化プロピルフェニルホスフィ
    ンの抽出が、低級アルコールおよび水の混合物を用いて
    行われる、請求項2〜6のいずれか1項に記載の方法。
  8. 【請求項8】  抽出剤として、メタノール7容量部お
    よび水5容量部の混合物が使用される、請求項7記載の
    方法。
  9. 【請求項9】  請求項1記載の化合物を触媒系の成分
    として使用する方法。
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