JPH04297228A - 磁気共鳴イメージング装置 - Google Patents

磁気共鳴イメージング装置

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Publication number
JPH04297228A
JPH04297228A JP3063008A JP6300891A JPH04297228A JP H04297228 A JPH04297228 A JP H04297228A JP 3063008 A JP3063008 A JP 3063008A JP 6300891 A JP6300891 A JP 6300891A JP H04297228 A JPH04297228 A JP H04297228A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic field
earth
resonance imaging
current
compensation coil
Prior art date
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Pending
Application number
JP3063008A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeru Sato
茂 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Healthcare Manufacturing Ltd
Original Assignee
Hitachi Medical Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Medical Corp filed Critical Hitachi Medical Corp
Priority to JP3063008A priority Critical patent/JPH04297228A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は磁気共鳴イメージング装
置に係り、特に、永久磁石を用いた静磁場発生装置を備
えた磁気共鳴イメージング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】永久磁石を用いた静磁場発生装置を備え
た磁気共鳴イメージング装置は、その磁場強度が、0.
06Tないし0.3T(テスラ)であり、その磁場均一
度は、有効視野内で100ppm以下であるとされ、0
.06ないし0.3ガウス以内の静磁場不均一性に抑え
ている。
【0003】そして、このような磁気共鳴イメージング
装置は、一般的には、病院内の撮影室に配置されて使用
される。
【0004】しかし、近年においては、トレーラ等の移
動車両に搭載され、この車両内で磁気共鳴イメージング
装置による撮影を行なうようなことがなされてきている
【0005】このため、移動車両内の磁気共鳴イメージ
ング装置の向きは、該移動車両の駐車方向によって決定
されてしまっていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、移動車
両内の磁気共鳴イメージング装置のように、その配置方
向が変化すると、静磁場の均一度が崩れてしまうことが
判明した。
【0007】これは、地球の両極間を結ぶ方向に方向性
(ベクトル)をもち、地球の緯度にも依存するが約0.
5ガウスの量をもつ地磁気の影響によるものである。
【0008】このため、ある方向に向けられた状態で磁
気共鳴イメージング装置の静磁場の均一性を図るために
調整をした場合、この調整は、地磁気の影響も含まれて
調整されたものであることから、該磁気共鳴イメージン
グ装置がたとえば180°方向変換された状態にあると
、前記地磁気が全く反対方向から来ることになり、静磁
場の均一度が大きく崩れてしまうことになる。
【0009】それ故、本発明は、このような事情に基づ
いてなされたものであり、装置本体の向きが替えられて
配置されても、地磁気の影響で静磁場の均一度が崩れな
いようにした磁気共鳴イメージング装置を提供すること
にある。
【0010】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明は、基本的には、地磁気の方向とその
量を検出する地磁気センサと、この地磁気センサの出力
から電流値を制御する電流制御器と、被検体の挿入され
る磁場空間に配置され前記電流制御器からの電流によっ
て前記地磁気による不均一磁場を均一磁場にする補償コ
イルとを備えるようにしたものである。
【0011】
【作用】このように構成した磁気共鳴イメージング装置
は、まず、その磁場空間内に不均一磁場を均一磁場にす
るための補償コイルが備わったものとなっている。
【0012】そして、不均一磁場になる原因となる地磁
気の方向と量を地磁気センサによって検知し、この地磁
気の方向と量の変化に対応する電流を電流制御器によっ
て前記補償コイルに流し、均一磁場の磁場空間を保持す
るようにしている。
【0013】したがって、装置本体の向きが替えられて
配置されても、地磁気の影響で静磁場の均一度が崩れな
いようにすることができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明による磁気共鳴イメージング装
置の一実施例について説明する。
【0015】本発明による磁気共鳴イメージング装置は
全ての磁気共鳴イメージング装置において適用できるも
のであるが、特に、車載用の磁気共鳴イメージング装置
に効果的となるものである。
【0016】図5は、車載用磁気共鳴イメージング装置
が搭載されせ車両を示している。同図において、トレー
ラからなる車両50があり、この車両50にはRFシー
ルドルームからなる撮影室51を備えている。
【0017】撮影室51には、磁場発生装置であるガン
トリ52と、このガントリ52の開口部(図示せず)に
被検体を挿入させるための患者テーブル53が備えられ
ている。
【0018】また、本実施例では、特に、後で詳述する
地磁気センサ部20と補償コイル電流制御部21が備え
られている。
【0019】そして、前記撮影室51以外の室には、画
像処理装置を内蔵する操作卓54、あるいはRF送受信
部および傾斜磁場電源部を内蔵する框体55が備えられ
ている。
【0020】図1は、前記ガントリ52に内蔵されてい
る磁場発生装置を示す斜視構成図である。図2は、一部
断面を施した側面図である。
【0021】図1において、互いに対向して配置されて
いる円形の永久磁石1a、1bがあり、これら永久磁石
1a、1bは、それぞれ、平板状の継鉄2a、2bのほ
ぼ中央部に固定されている。
【0022】継鉄2a、2bは、それらの間に有効視野
空間B(図2に示す)を形成するために、4本の柱状の
継鉄3によって一定の離間距離に保持されている。4本
の柱状の継鉄3は、それぞれ、前記各継鉄2a、2bの
前記永久磁石1a、1bの固定されていない領域、すな
わち四隅において取付けられている。
【0023】また、前記永久磁石1a、1bの互いに対
向する面には、それぞれ有効視野空間Bに均一磁場を発
生させるための磁極片5a、5bが配置されている。こ
の磁極片5a、5bは、円形をなしその周辺部に環状突
起部4が設けられたものとなっている。
【0024】そして、各磁極片5a、5bにおいて、環
状突起部4に囲まれた領域には、それぞれ傾斜磁場コイ
ル群6a、6bが配置されている。この傾斜磁場コイル
群6a、6bは、前記有効視野空間Bに配置される被検
体(図示せず)からNMR信号を取り出す位置を選択さ
せるために駆動されるものとなっている。
【0025】さらに、本実施例では、特に、前記傾斜磁
場コイル群6a下の磁極片5a内には補償コイル群23
aが、また前記傾斜磁場コイル群6b下の磁極片5b内
には補償コイル群23bが配置されるようになっている
【0026】前記補償コイル群23aは、図3(a)、
(b)に示す補償コイル51、52がそれぞれ重畳され
て配置されることによって構成されている。
【0027】図3(a)に示す補償コイル61は、たと
えば地磁気のX軸方向における磁場変化を補償するため
のコイルであり、円形の絶縁板40の表面において、エ
ナメル等で絶縁処理されたコイル線材41が、図示のよ
うなパターンで形成されている。そして、このようなパ
ターンにおいて、電流は(A)−(B)−(C)−(D
)の順で流れるようになっている。
【0028】そして、該電流の大小によりX軸方向に生
じる傾斜磁場の勾配が変化するようになっている。
【0029】なお、このような形状のコイルについての
詳細な構成・動作は、たとえば特公昭40−26368
号公報に詳しく説明されている。
【0030】また、図3(b)は、前記補償コイル61
と重畳して配置されるもう一方の補償コイル62であり
、地磁気のY軸方向における磁場変化を補償できるよう
になっている。図3(b)に示す補償コイル62は、図
3(a)に示す補償コイル61と同一パターンとなって
おり、ただ、前記補償コイル61に対して向きが90°
偏位していることにある。
【0031】なお、磁極片5bに内蔵されている補償コ
イル群23bにおいても同様の構成をとっており、X軸
方向に沿って図3(a)に示す補償コイル61が、また
Y軸方向に沿って図3(b)に示す補償コイル62が、
それぞれ重畳されて配置されている。
【0032】そして、X軸方向の地磁気変化を補償する
磁極片5a側の補償コイル23aと磁極片5b側の補償
コイル23bとは、それぞれ直列接続されており、後述
する電流制御回路から電流が流れるようになっている。
【0033】また、同様に、Y軸方向の地磁気変化を補
償する磁極片5a側の補償コイル23aと磁極片5b側
の補償コイル23bも、それぞれ直列接続されており、
後述する電流制御回路から電流が流れるようになってい
る。
【0034】この場合、前記電流制御回路からの各補償
コイル61に流れる電流と各補償コイル62に流れる電
流はそれぞれ独立して流れるようになっている。
【0035】図4は、前記補償コイル群23a、23b
に適当な電流を流す電流制御回路をの一実施例を示す構
成図である。
【0036】同図において、たとえばホール素子からな
るセンサプローブ22a、22bがあり、これらセンサ
プローブ22a、22bは、それぞれ、地磁気のうちX
軸方向成分とY軸方向成分を検知することができるよう
になっている。
【0037】地磁気のX軸方向成分を検知したセンサプ
ローブ22aは、該X磁気成分の地磁気に相当する出力
をガウスメータ20を介して電流制御部21に入力させ
るようになっている。
【0038】そして、電流制御部21からは、直列に接
続された磁極片5a、5b内の各補償コイル51に電流
を流すようになっている。
【0039】なお、前記電流制御部21では、地磁気の
X軸方向成分の変化に対応し、かつ前記地磁気のX軸方
向成分の変化を打ち消すような磁場を前記補償コイルに
よって発生させるような電流を出力させるようになって
いる。
【0040】また、同様に、地磁気のY軸方向成分を検
知したセンサプローブ22bは、該Y軸方向成分の地磁
気に相当する出力をガウスメータ20を介して電流制御
部21に入力させるようになっている。
【0041】そして、電流制御部21からは、直列に接
続された磁極片5a、5b内の各補償コイル61,62
に電流を流すようになっている。
【0042】ここで、前記電流制御部21では、地磁気
のY軸方向成分の変化に対応し、かつ前記地磁気のY軸
方向成分の変化を打ち消すような磁場を前記補償コイル
61,62によって発生させるような電流を出力させる
ようになっている。
【0043】以上説明したように、本実施例による磁気
共鳴イメージング装置によれば、その磁場空間内に不均
一磁場を均一磁場にするための補償コイル群23a、2
3bが備わったものとなっている。
【0044】そして、不均一磁場になる原因となる地磁
気の方向と量を地磁気センサ22a、22bによって検
知し、この地磁気の方向と量の変化に対応する電流を電
流制御器21によって前記補償コイル群23a、23b
に流し、均一磁場の磁場空間を保持するようにしている
【0045】したがって、装置本体の向きが替えられて
配置されても、地磁気の影響で静磁場の均一度が崩れな
いようにすることができる。
【0046】本実施例では、補償コイルとしては、図3
に示したようなパターンのコイルを使用したものである
が、必ずしもこのようなパターンはコイルに限定される
ことはないものである。不均一磁場を均一磁場にできる
ようなパターンのコイルなら何でもよいことはいうまで
もない。
【0047】
【発明の効果】以上説明した磁気共鳴イメージング装置
によれば、装置本体の向きが替えられて配置されても、
地磁気の影響で静磁場の均一度が崩れないようにするこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による磁気共鳴イメージング装置の磁場
発生装置の一実施例を示す斜視構成図である。
【図2】本発明による磁気共鳴イメージング装置の磁場
発生装置の一実施例を示す一部断面を有する側面図であ
る。
【図3】(a)、(b)は、本発明による磁気共鳴イメ
ージング装置の磁場発生装置に組み込まれる補償コイル
の一実施例を示す平面図である。
【図4】前記補償コイルに接続される電流制御回路の一
実施例を示す構成図である。
【図5】本発明による磁気共鳴イメージング装置が移動
車両に搭載された状態を示す説明図である。
【符号の説明】
20              ガウスメータ21 
             電流制御部22a、22b
    地磁気センサ 23a、23b    補償コイル群

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  地磁気の方向とその量を検出する地磁
    気センサと、この地磁気センサの出力から電流値を制御
    する電流制御器と、被検体の挿入される磁場空間に配置
    され前記電流制御器からの電流によって前記地磁気によ
    る不均一磁場を均一磁場にする補償コイルとを備えたこ
    とを特徴とする磁気共鳴イメージング装置。
JP3063008A 1991-03-27 1991-03-27 磁気共鳴イメージング装置 Pending JPH04297228A (ja)

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JP3063008A JPH04297228A (ja) 1991-03-27 1991-03-27 磁気共鳴イメージング装置

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JP3063008A JPH04297228A (ja) 1991-03-27 1991-03-27 磁気共鳴イメージング装置

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JP3063008A Pending JPH04297228A (ja) 1991-03-27 1991-03-27 磁気共鳴イメージング装置

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