JPH04297215A - 清掃用シート - Google Patents

清掃用シート

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Publication number
JPH04297215A
JPH04297215A JP6152091A JP6152091A JPH04297215A JP H04297215 A JPH04297215 A JP H04297215A JP 6152091 A JP6152091 A JP 6152091A JP 6152091 A JP6152091 A JP 6152091A JP H04297215 A JPH04297215 A JP H04297215A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
pulp
cleaning
fibers
pores
Prior art date
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Pending
Application number
JP6152091A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Akai
弘幸 赤井
Tokuo Nakae
中栄 篤男
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kao Corp filed Critical Kao Corp
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Publication of JPH04297215A publication Critical patent/JPH04297215A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Cleaning Implements For Floors, Carpets, Furniture, Walls, And The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、台所、トイレ、浴室等
の硬質表面の洗浄等に繰り返し使用の出来る清掃に適す
るシートを提供することを目的とする。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
家庭で台所、トイレ、浴室等の硬質表面の洗浄をする場
合、洗浄用具として、雑巾を使用して洗浄の目的に供し
ている場合が多い。雑巾の場合、使用後十分に水濯ぎを
しておかないと、異臭がしてきたりして、次回に使用す
る場合問題が生じたりする。従って、最近ではパルプを
使用した使い捨ての洗浄シートが市販されるようになっ
て来た。しかしながら、昨今、資源問題及び廃棄物問題
がクローズアップされ、この様な使い捨ての製品につい
て非難が高まってきている。本発明はこの様な問題を解
決する為になされたものであり、パルプシートを主体構
成要素としながら、繰り返し使用することが出来る清掃
用シートを提供することを目的とする。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明は、パルプ、或は
パルプと合成繊維から成るシートと全面に開孔を有する
不織布から成る積層シートであって、該開孔を有する不
織布が積層シートの表面側に用いられていることを特徴
とする清掃用シートに関する。
【0004】ここで使用されるパルプは、針葉樹や広葉
樹のクラフトパルプやケミサーモメカニカルパルプやバ
ガス等の草木パルプや、マーセル化、ニトロ化、カルボ
キシメチル化、アセチル化、及びスチレンやアクリル酸
等のグラフト化等の化学改質パルプや、セルラーゼやヘ
ミセルラーゼ等で反応処理したバイオ改質パルプ等があ
る。
【0005】合成繊維としては、ポリオレフィン系、ポ
リエステル系、ポリアミド系、ポリビニルアルコール系
やポリアクリルニトリル系等の繊維が使用できる。又、
芯鞘構造、海島構造やサイドバイサイド構造を有する複
合繊維や、断面形状が円形でない異形断面繊維や極細化
が可能な分割繊維等も使用できる。好ましくは熱融着性
を有するポリオレフィン系繊維や、低融点ポリエステル
繊維等の熱融着性繊維や、高温・高湿度下で接着性を発
現するポリビニルアルコール繊維等の湿熱接着性繊維等
の接着性を有する合成繊維を、パルプ/接着性を有する
合成繊維=97/3〜50/50 の比率で混合し、湿
式抄紙したシートが使用される。
【0006】積層される不織布には全面に適当な大きさ
の開孔を有することが重要である。一般的に不織布は全
体にほぼ均一に構成する繊維が分布しており、その繊維
同志の間隔は非常に小さい。従って開孔を設けない場合
、特に合成繊維からなる比較的疎水性の繊維で構成され
る不織布では、活性剤を含む洗浄液を用いる時は良いが
、積層シートを用いて水だけで清掃する場合、或はこれ
を固く絞ってこぼれた水を吸い取る様な場合には、水の
浸透性が低く清掃用シートとしては使用し得ない。従っ
て、ここで言う開孔とは水が自由に通過出来る程度の大
きさが必要で、且つ積層されている内側のパルプが表面
に出てこない程度の大きさに抑えることが良い。開孔の
形状としては、例えば円、楕円、三角、四角、或は亀甲
パターン等任意に選定出来るが、大きさは径が1〜4m
mとするのが好ましい。又開孔の表面積中に占める割合
(開孔率)は50〜95%が良い。
【0007】本発明の実施に際しては特にその方法を限
定するものではないが、例えば亀甲パターン状に穴の開
いたスクリーンを用いたウォーターニードリング法や型
抜き法等により、かかる全面に開孔を有する不織布を容
易に製造することが出来る。不織布に使用する繊維とし
ては、レーヨン等の再生繊維や合成繊維がよく、必要に
よりパルプも混合することができるが、ポリオレフィン
系繊維や低融点ポリエステルを含む熱融着性繊維や高温
・高湿度下で接着性を有する繊維を含有することが望ま
しい。接着性を有する繊維は、不織布中に好ましくは1
0〜 100%含有される。
【0008】パルプ或はパルプと合成繊維から成るパル
プシートと開孔を有する不織布とから構成される本発明
の積層シートは、パルプシートが内側に、開孔を有する
不織布が外側、即ち所謂積層シートとしては表面に設け
られ、一般的にはヒートエンボス加工や超音波エンボス
加工等によりパルプシートと不織布間が接着される。か
くして得られた積層シートはそのままで清掃用シートと
して使用することもできるが、界面活性剤、溶剤、アル
カリ剤等を含む洗浄液を予め含浸させても良い。
【0009】
【実施例】以下、実施例により本発明を詳細に説明する
が、本発明はこの実施例に限定されるものではない。
【0010】実施例1   針葉樹さらしクラフトパルプ(NBKP)と 1.
1de×5mmPET(未延伸品)を表1に示す割合で
混合した紙料に、湿潤紙力増強剤としてカイメン557
H(ディック・ハーキュレス製)を対パルプ1.2 重
量%の割合で添加し、円網/ヤンキーの抄紙機を用いて
40g/m2のパルプシートを作製した。原料パルプは
未叩解で使用し、クレープ率は17%に設定した。
【0011】不織布は、オレフィン系複合繊維であるE
S(チッソ製)3de×51mmをカード法で積層し、
ウォーターニードル法で交絡させ、坪量10g/m2の
シートを作製した。ウォーターニードル法によって作製
した開孔は約2×2mmで、開孔率は40%,70%で
あった。又開孔のない不織布も作製し、比較試験に供し
た。
【0012】パルプシートを内側にして該不織布を両面
に積層し、ヒートエンボス加工した。
【0013】評価結果を表1に示す。
【0014】
【表1】
【0015】尚、表1のシートの各物性の測定方法は、
下記の通りである。
【0016】■乾燥強度 Tensilon(Orientec Corpora
tion RTM−25型)を用い、幅 2.5cm×
長さ10cmのサンプルをチャック幅5cmとして測定
器に取付け、300mm/min の引張り速度で測定
した。
【0017】■湿潤強度 2.5cm 幅×10cm長のサンプルの中央に1cc
のイオン交換水を滴下し、■と同じ方法で測定した。
【0018】■湿潤表面強度 ウェアーテスタ(東洋精機製)を用い、シートサンプル
(サイズ7×5.5cm)を可動部に取付け、1Kgの
荷重下にタイル面(2×2cmのタイルを目地で接着)
を300 回往復させ、表面の状態を肉眼観察した。
【0019】○  :  初期サンプルと殆ど変わらな
い×  :  表面に破れた部分が見られた■親水性 表面に1ccのイオン交換水をコマゴメピペットで滴下
し、水の吸収状況を観察した。
【0020】○  :  5秒未満の間にシートに吸収
×  :  シートに吸収されるまでに5秒以上かかっ
【0021】
【発明の効果】本発明の積層シートを用いることにより
、台所、トイレ、浴室等の硬質面の洗浄に繰り返し使用
するこが可能な清掃シートが得られる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  パルプ、或はパルプと合成繊維から成
    るシートと全面に開孔を有する不織布から成る積層シー
    トであって、該開孔を有する不織布が積層シートの表面
    側に用いられていることを特徴とする清掃用シート。
  2. 【請求項2】  開孔を有する不織布が接着性を有する
    繊維を含むものである請求項1記載の積層シート。
JP6152091A 1991-03-26 1991-03-26 清掃用シート Pending JPH04297215A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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