JPH0429669Y2 - - Google Patents

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JPH0429669Y2
JPH0429669Y2 JP1987144863U JP14486387U JPH0429669Y2 JP H0429669 Y2 JPH0429669 Y2 JP H0429669Y2 JP 1987144863 U JP1987144863 U JP 1987144863U JP 14486387 U JP14486387 U JP 14486387U JP H0429669 Y2 JPH0429669 Y2 JP H0429669Y2
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battery
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output shaft
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、自動車、飛行機、戦車などの動く
玩具、特に小型の自動車玩具に設けて好敵な擬音
発生装置に関する。
(従来の技術) かかる擬音発生装置としては、電池を搭載して
いる玩具において電子音による擬似エンジン音を
発生させるもの、また、実願昭62−85826号(実
開昭63−195896号)で提案されているように、モ
ータを駆動源としない玩具に発電機構を付加して
擬音を発生するようにしたものがある。
(考案が解決しようとする問題点) 上記実願昭62−85826号(実開昭63−195896号)
で提案された装置は、電池を搭載していない玩具
において擬音を発生させることができる、という
点で一応の目的は達成している。しかし、かかる
装置を小型の自動車玩具に搭載しようとすると、
モーターのコミテータ方式で導通をとる構成であ
るため製造方法が難しくコスト高になつたり、安
定したパルスの取り出しが難しいと共にコンパク
ト化が難しい、という問題点がある。
本考案の目的は、コストを低くでき、パルスの
取り出しが安定し且つコンパクトな擬音発生装置
の提供にある。
(問題点を解決するための手段) 本考案の擬音発生装置は、出力軸を有する駆動
ユニツトと、上記出力軸の回転を検出する検知ス
イツチと、上記駆動ユニツトの前方或いは後方に
配置され電池を収納する電池収納部を設けられて
いて、上記駆動ユニツトを支持するフレームと、
上記検知スイツチの信号でその動作を制御される
擬音発生回路部と、この擬音発生回路部の駆動に
応じて発音し、上記駆動ユニツトと上記フレーム
との間に配置された薄板状発音体とを備えたこと
を特徴とする。
(作用) 出力軸が回転すると、これの回転を検知スイツ
チが検知してその検知信号を擬音発生回路部に印
加する。擬音発生回路部は、上記検知信号に応じ
て発音体を作動させて擬音を発生させる。
(実施例) 以下、図示の実施例に基づいて本考案を詳細に
説明する。
第1図乃至第4図において、フレーム1には、
駆動ユニツト2、検知スイツチ3、発音体4、擬
音発生回路部5及び電池6がそれぞれ保持されて
いる。フレーム1は、第1図に示すように、その
後端部に形成された突起1aを小型自動車玩具の
ボデー7の後端部に形成された係合孔7aに係合
させ、その先端部に形成されたねじ孔1bに挿通
したねじ8をボデー先端部7bに螺合させること
により、ボデー7と一体化されている。
駆動ユニツト2は、そのケース2a内に図示し
ない全舞と増速歯車列を収納していて、両端を突
出させた出力軸2bを有している。出力軸2bの
両端には、駆動輪9が圧入固定されている。駆動
輪9を矢印a方向に回動させると、ケース2a内
の全舞が蓄勢されるようになつている。すなわ
ち、かかる駆動ユニツト2は、自動車玩具を第1
図にて右方に移動させて駆動輪9を回転させる
と、全舞がチヤージされるいわゆるプル・バツ
ク・ギヤ・ユニツトであつて市販されているもの
である。駆動ユニツト2は、その後端部に形成さ
れた係合突起2cをフレーム1の係合突起1fに
係合させ、その先端部に形成された段部2dをフ
レーム1の弾性係止片1gに係合させることによ
り、フレーム1に一体的に係合させられている。
発音体4は、例えば圧電ブザーであつて、薄い
板材4aと、その中心に設けられた素子4bとか
らなつている。発音体4は、板材4aの周縁をフ
レーム1の底部に形成された凹部1cの段部1d
に接着固定されている。凹部1cの中心には、孔
1eが穿設されている。第1図及び第4図から判
るように、薄型の発音体4は、駆動ユニツト2の
下位であつてフレーム1との間に配置されている
ことになる。
電池6は、図示の例の場合、4個が直列に接続
されて用いられるようになつていて、フレーム1
に形成された電池収納部10に収納されている。
電池収納部10の両端部には、電池接片11,1
1が圧入されている。電池収納部10は、第4図
によく示すように、電池接片11の他に、フレー
ム底部10aと、前壁10bと、後壁10c及び
弾性係止片10dとからなつている。前壁と後壁
との距離は、釦電池6の直径と等しいかやや大き
くなるように形成されている。弾性係止片10d
は、収納された全ての電池6をがたつくことなく
保持するに充分な長さ(車幅方向において)に形
成されている。電池6を電池収納部10に収納す
るとき、電池は、弾性係止片10dを押し拡げて
押し込まれる。フレーム底部10aには、比較的
細い棒、例えばねじ8を回動させるねじ廻しが挿
通できる程度の大きさを有する電池突出し用の孔
10e(第4図参照)が形成されている。孔10
eは、これに挿し込んだ棒が少なくとも2個の電
池6に当接し得るように形成されている。また、
電池収納部10の深さは、電池の直径より大きい
か、若しくは第1図に示すように、これに収納し
た電池6がその一部のみを突出させていて、該電
池を指で摘んだとき容易には取り出せないような
深さに形成されることが望ましい。
擬音発生回路部5は、基板5aと、これに設け
られた図示されない電気回路とからなつていて、
フレーム1の、駆動ユニツト2の側部に形成され
た係合溝1h,1hに基板の両端を係合させて固
定されている。回路は、発音I.C等の発音制御部
品(図示せず)を含んでいて、電池接片11,1
1と、発音体4とそれぞれ接続されている。
検知スイツチ3は、基板5aに固定された一対
の接片3a,3bと、出力軸2bに圧入固定され
たカム15とからなつている。一方の接片3a
は、カム15に摺接させられていて、カムの小径
部に当接しているときには、第1図に実線で示す
ように他方の接片3bに当接し、カムの大径部に
当接するときには、鎖線で示すように接片3bか
ら離れるようになつている。そして、両接片が当
接したとき1つのパルスを発するようになつてい
る。
電気回路の一例を第5図に示していて、電池6
と、検知スイツチ3を接続された制御信号発生回
路12と、擬音発生回路13と、発音体4とから
なつている。制御信号発生回路12は、出力軸2
bの回転数に応じて出力する検知スイツチ3のパ
ルスを入力されて、その周波数に応じて出力の振
幅・周波数を変化させた信号を擬音発生回路13
に印加する。擬音発生回路13は、入力された信
号に基づいて発音体4を駆動して、高低と強弱の
ある擬音を発生させる。図示の実施例において
は、駆動輪9の回転数すなわち自動車の走行速度
に応じた擬似エンジン音を発生させる。制御信号
発生回路12は、検知スイツチ3からのパルスが
入力されたときにのみ作動すなわちオンさせられ
るようになつている。
フレーム1の前端部には、軸受部1i,1iが
形成されていて、これには自動車玩具の前輪16
を両端に圧入固定された車軸17が回転自在に支
承されている。車軸17は、突起1jによつて抜
け止めされている。以上のように構成された実施
例の作用を説明する。第1図において、駆動輪9
を床面に押し付けるようにしてボデー7を右方へ
引くと、駆動輪が矢印a方向に回転して駆動ユニ
ツト2の図示しない全舞を巻き上げる。駆動輪9
の回転と同時にカム15が回転させられる。この
とき、接片3aは、カム15によつて接片3bか
ら一旦離れたのち再び接触する。すると、この接
片とカムからなる検知スイツチ3は、パルスを出
力する。プル・バツクさせるときのカム15の回
転は比較的ゆつくりとしているため、制御信号発
生回路12に印加されるパルスの周波数は低いも
のとなる。従つて、制御信号発生回路12は、自
動車のアイドリング状態におけるエンジン音に相
当する擬音を発生させる信号を出力する。この信
号を入力された擬音発生回路13は、発音体4を
駆動してアイドリングの擬音を発生させる。
全舞のチヤージが終わつてボデー7から手を離
すと、この自動車玩具は、駆動輪9を矢印aと逆
方向に回転させて走行を開始する。走行速度が遅
いときには、カム15が接片3aを揺動させる速
度も遅いので、検知スイツチ3の発生するパルス
の周波数が低くなり、制御信号発生回路12は低
速時のエンジン擬音を発生させる信号を出力す
る。走行速度が早いときには、検知スイツチ3が
発するパルスの周波数も高くなるので、制御信号
発生回路12は高速走行時のエンジン擬音を発生
させる信号を出力する。すなわち、走行する自動
車玩具は、その走行速度に応じたエンジン音を発
することになる。そして、全舞による駆動力がな
くなると、自動車玩具は停止する。これと同時
に、パルスの発生もなくなるから、擬音も停止す
る。駆動輪9の停止位置換言するとカム15の停
止位置によつては、接片3a,3bが離間又は接
触しているが、パルスの発生がないから、制御信
号発生回路12は作動せず、電源はオフの状態に
保持される。
ところで、幼児を対象とした玩具にあつては、
その安全性が要求されている。特に、釦電池を用
いる玩具においては、これを飲み込む等の事故を
完全に防止できる構造でなければならない。本考
案の実施例においては、その対策が施されてい
る。電池6を収納しているフレーム1は、ねじ8
によつてボデー7に固定されているため、ねじを
外さない限り、電池の取り出しは不可能である。
また、ねじ8を外し得たとしても、電池収納部1
0から突出している電池はその極く一部分である
からこの部分を指で掴んで取り出すことも難し
い。そこで、交換のために電池をその収納部10
から取り出すには、第4図に示すように、フレー
ム1をボデー7から外したのち、電池突出し用孔
10eにねじ廻し等の細い棒18を差し込み、こ
れで電池6を突き出すしか方法がないことにな
る。このように、ねじ8を外してフレームとボデ
ーとを離した上でなお且つ細い棒18を使わない
と電池の取り出しができない構造となつている
と、釦電池を幼児が飲み込む等という事故は完全
に防止できる。
図示の実施例によれば、釦電池を直列に接続し
ているから、少スペース且つローコストの電池収
納部を設けることができる。
図示の実施例は、自動車玩具の軸間すなわち駆
動ユニツト2の前方に電池収納部10を設けた
が、該収納部は駆動ユニツトの後方に設けられて
も良い。また、基板5aの配設位置も、駆動ユニ
ツト2の側方に限定されるものではない。
(考案の効果) 以上のように、本考案によれば、出力軸の回転
を検出しているので、ローコストで安定したパル
スが取り出せるから、玩具の速度に応じた正確な
擬音を発生させることができる。また、駆動ユニ
ツトの下位であつてフレーム1との間に発音体を
配置したことにより、装置全体をコンパクトにま
とめることができ、小型の走行玩具に適した擬音
発生装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の擬音発生装置とこ
れを搭載した小型自動車玩具の一例を示す部分断
面側面図、第2図は本考案の一実施例の平面図、
第3図は同上の分解斜視図、第4図は同上の縦断
面図、第5図は電気回路を示すブロツク図であ
る。 2……駆動ユニツト、2b……出力軸、3……
検知スイツチ、3a,3b……接片、4……発音
体、5……擬音発生回路部、10……電池収納
部、15……カム。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 出力軸を有する駆動ユニツトと、上記出力軸
    の回転を検出する検知スイツチと、上記駆動ユ
    ニツトの前方或いは後方に配置され電池を収納
    する電池収納部を設けられていて、上記駆動ユ
    ニツトを支持するフレームと、上記検知スイツ
    チの信号でその動作を制御される擬音発生回路
    部と、この擬音発生回路部の駆動に応じて発音
    し、上記駆動ユニツトと上記フレームとの間に
    配置された薄板状発音体とを備えた擬音発生装
    置。 2 上記検知スイツチが、上記出力軸に固定され
    たカムと、このカムに摺接してオンオフする接
    片とで構成された実用新案登録請求の範囲第1
    項記載の擬音発生装置。
JP1987144863U 1987-09-22 1987-09-22 Expired JPH0429669Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1987144863U JPH0429669Y2 (ja) 1987-09-22 1987-09-22

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JP1987144863U JPH0429669Y2 (ja) 1987-09-22 1987-09-22

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JPS6449298U JPS6449298U (ja) 1989-03-27
JPH0429669Y2 true JPH0429669Y2 (ja) 1992-07-17

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6039040U (ja) * 1983-08-24 1985-03-18 富士ゼロックス株式会社 原稿飛散防止装置

Family Cites Families (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59119897U (ja) * 1983-01-31 1984-08-13 成友商事株式会社 車輪走行体用自動スイツチ

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JPS6449298U (ja) 1989-03-27

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