JPH04296609A - 変位測定装置 - Google Patents

変位測定装置

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Publication number
JPH04296609A
JPH04296609A JP8448091A JP8448091A JPH04296609A JP H04296609 A JPH04296609 A JP H04296609A JP 8448091 A JP8448091 A JP 8448091A JP 8448091 A JP8448091 A JP 8448091A JP H04296609 A JPH04296609 A JP H04296609A
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JP
Japan
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light
reflected light
filter
displacement
sample surface
Prior art date
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Pending
Application number
JP8448091A
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English (en)
Inventor
Fumio Murakami
文夫 村上
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Japan Radio Co Ltd
Original Assignee
Japan Radio Co Ltd
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Publication date
Application filed by Japan Radio Co Ltd filed Critical Japan Radio Co Ltd
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  • Measurement Of Optical Distance (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、試料表面の三次元観察
などに用いる変位測定装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】非接触で試料の三次元観察を行う装置と
しては、例えば、レーザ光を用いたレーザ顕微鏡がある
。このレーザ顕微鏡は、レーザ光を所定の光学系(対物
レンズ)を介してスポットで試料表面に照射し、試料表
面からの反射光の受光量が最大になる点が該光学系の焦
点位置に一致するようにさせておき、常に受光量が最大
になるように光学系あるいは試料位置を機械的に移動さ
せながら試料表面上を走査させることで、試料表面のラ
インプロファイル情報を得、試料表面の三次元観察を行
っている。すなわち、光学系の焦点位置より試料表面位
置がuだけ変位しているとすると、反射光の受光量Tは
下記の式に従って弱くなることを利用し、受光量が最大
になる点を求めている。   −Δt={sin(u/2)/(u/2)}2 ・
・・式(1)
【0003】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、従来のレーザ顕微鏡を用いた変位測定装置では、
光学系あるいは試料位置を機械的に移動させて焦点位置
を求めて変位量uを検出する必要があり、特に三次元観
察においてラインプロファイルを得る場合には、常に焦
点位置を求めながら試料表面上の走査が必要となり、機
械的な検出精度が要求されると共に検出速度が制限され
てしまう。また、試料が焦点位置にあるか否か、すなわ
ちu=0か否かの判断はできるが、変位量uの正確な検
出ができない等の問題点があった。本発明はかかる課題
を解決するためになされたもので、機械的な移動機構を
持たず変位量uの正確な検出が行える変位測定装置を得
ることを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる変位測定
装置は、試料表面にコヒーレントなスポット光を照射し
て試料表面からの反射光を偏光フィルタと複屈折板とを
用い2つの偏光成分の光路長に僅かな差を生じさせた反
射光を生成し、この反射光の結像面近傍に光軸付近の光
だけを通過させるフィルタ設置し、このフィルタを通過
した反射光を偏光分離フィルタを用いて2つの偏光成分
を分離してそれぞれ光検出器で受け、各光検出器からの
検出信号の差により試料の変位量を算出する手段を設け
たことを最も主要な特徴としている。
【0005】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を用いて説明
する。図1は本発明の一実施例を示す図で、図において
、1は光源で、空間的にコヒーレントなレーザ,スーパ
ールミネッセントダイオード,ピンホールを前においた
LEDなどが用いられる。2は光源1からの出射光で、
この出射光2はビームスプリッタ5を通過して、対物レ
ンズ3で収束されてから試料4へ照射され、試料4表面
上に光スポットを形成する。そして、この光スポットか
らの反射光6が再び対物レンズ3を通り、今度はビーム
スプリッタ5で反射して偏光フィルタ7へ入射され、こ
の偏光フィルタ7で特定の偏光成分のみを通過させ、こ
れらの特定の偏光成分と所定の角度をなす光学軸を有す
る複屈折板8を通過させて、ピンホールフィルタ9へ入
射させる。なお、偏光フィルタ7は偏光ビームスプリッ
タやグラン・トムソンプリズム(Glan−Thoms
on prism)などによって構成される。
【0006】フィルタ9は複屈折板8を通過して複屈折
を起こした反射光6が結像する結像面近傍に設置されて
おり、複屈折による2つの偏光成分はそれぞれ光路長に
僅かな差を生じながら(各偏光成分の光路長をa, b
とし、a≠bとする)、フィルタ9を通過する。そして
、フィルタ9を通過した2つの偏光成分は偏光分離フィ
ルタ10で各光学軸方向の偏光成分が別々に分離され、
それぞれ光検出器11,12へ入射され、光電子変換さ
れて演算装置15へ送られる。なお、偏光分離フィルタ
10は、偏光ビームスプリッタやウォラストンプリズム
(Wollaston prism) 等で構成するこ
とができる。したがって、仮に光路長aの偏光成分がフ
ィルタ9の位置で正確に結像している場合、光路長bの
偏光成分の結像面はフィルタ9の位置から僅かにズレる
ことになり、この場合、フィルタ9を通過する反射光量
aは最大値を示し、反射光量bはこれより弱くなり、a
>bとなる。
【0007】そして、フォトダイオードや光電子像倍管
などで構成される各光検出器11,12でフィルタ9を
通過した反射光を光電変換し、それぞれの出力が検出信
号a13,検出信号b14として演算装置15へ送られ
、演算装置15でa−b/a+bの演算が行われ変位信
号16を得る。
【0008】図2は、本発明における各信号波形を示す
図で、図2(A)は演算前の各検出信号波形,図2(B
)は変位信号波形16を示し、横軸は変位量(u),縦
軸は受光強度(T)を示す。
【0009】図2(B)に示すように、演算装置15で
上述の演算が行われると、変位信号16が示す波形は上
述の式(1) の疑似微分波形となり、T=0の位置を
光学系(対物レンズ)の焦点位置におくことにより、変
位信号16がプラスあるいはマイナスどれだけの値を示
すかにより、試料4表面が焦点位置よりどれだけ変位し
ているかを容易に算出することができる。
【0010】図3は本発明の第2の実施例を示す図で、
図1と同一符号は同一または相当部分を示し、31はコ
リメートレンズ、32は偏光ビームスプリッタ、33は
1/4波長板、34はフォーカシングレンズを示す。こ
の第2の実施例は、出射光2をコリメートレンズ31に
より平行光とし、偏光ビームスプリッタ32および1/
4波長板33を通過させて試料4へ照射し、反射光を再
び1/4波長板33を通過させることによって反射光6
を直線偏光とし、図1に示す偏光フィルタを省略したも
のである。
【0011】図4は本発明の第3の実施例を示す図で、
図1と同一符号は同一または相当部分を示し、40,4
1はそれぞれ偏波面保存光ファイバを示す。この実施例
では、光源1からの出射光をビームスプリッタ5まで導
くのに偏波面保存光ファイバ40を用い、また、ビンホ
ールフィルタ9に替えて、その固有偏光軸方向が複屈折
板8の2つの光学軸方向と一致するように、その入射端
の位置が位置する偏波面保存光ファイバ41を用いる構
成としたものであり、光ファイバの特性を利用して、ピ
ンホールフィルタ9の替わりを行わせ、装置の構成を簡
略化させると共に、光学経路の構成からくる製造上の制
約を緩和させることとしている。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の変位測定
装置は、機械的な移動機構を持たず変位量の正確な検出
でき、測定精度や耐久性の向上が図れると共に、検出速
度を向上させることができる等の利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す図である。
【図2】本発明における各信号波形を示す図である。
【図3】本発明の第2の実施例を示す図である。
【図4】本発明の第3の実施例を示す図である。
【符号の説明】
6  反射光 7  偏光フィルタ 8  複屈折板 9  フィルタ 10  偏光分離フィルタ 11,12  それぞれ光検出器 15  演算装置 16  変位信号 31  コリメートレンズ 32  偏光ビームスプリッタ 33  1/4波長板 34  フォーカシングレンズ 40,41  偏波面保存光ファイバ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  光源からの光を光学系を用いて試料表
    面にスポット光として照射し、試料表面から得られた反
    射光の強度を検出することにより試料表面位置を算出し
    、この情報をもとにラインプロファイルを得て試料表面
    の三次元観察を行う変位測定装置において、試料表面に
    スポット光を照射して試料表面からの反射光を、偏光フ
    ィルタと複屈折板とを用いて光路長に僅かな差を持つ2
    つの偏光成分を持った反射光とし、この反射光の結像面
    近傍に光軸付近の光だけを通過させるピンホールフィル
    タ設置し、このピンホールフィルタを通過した反射光を
    偏光分離フィルタを用いて各偏光成分の光に分離し、そ
    れぞれ光検出器で受けて各光検出器からの検出信号の差
    により試料の変位量を算出する手段、を備えたことを特
    徴とする変位測定装置。
  2. 【請求項2】  上記偏光フィルタに替えて偏光ビーム
    スプリッタと1/4波長板とを用い、上記複屈折板へ入
    射させる反射光を直線偏光とすることを特徴とする請求
    項1の変位測定装置。
  3. 【請求項3】  光源からのコヒーレントな光を偏波面
    保存光ファイバを通過させて該光源からの散乱光を除去
    する手段、別の偏波面保存光ファイバの入射端を用いて
    上記ピンホールフィルタを構成する手段、を備えたこと
    を特徴とする請求項1または請求項2の変位測定装置。
JP8448091A 1991-03-26 1991-03-26 変位測定装置 Pending JPH04296609A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100793922B1 (ko) * 2005-10-28 2008-01-16 주식회사 루트로닉 광학계를 이용한 비접촉식 미소 변위 측정장치

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100793922B1 (ko) * 2005-10-28 2008-01-16 주식회사 루트로닉 광학계를 이용한 비접촉식 미소 변위 측정장치

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