JPH04296289A - ホース継手 - Google Patents

ホース継手

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Publication number
JPH04296289A
JPH04296289A JP3060508A JP6050891A JPH04296289A JP H04296289 A JPH04296289 A JP H04296289A JP 3060508 A JP3060508 A JP 3060508A JP 6050891 A JP6050891 A JP 6050891A JP H04296289 A JPH04296289 A JP H04296289A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
nipple
sleeve
base
ring
shaped groove
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3060508A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaki Kumazaki
雅規 熊崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyoda Gosei Co Ltd
Original Assignee
Toyoda Gosei Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyoda Gosei Co Ltd filed Critical Toyoda Gosei Co Ltd
Priority to JP3060508A priority Critical patent/JPH04296289A/ja
Publication of JPH04296289A publication Critical patent/JPH04296289A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ホースの端部に締結さ
れホースを他部品に接続するのに用いられるホース継手
に関する。
【0002】
【従来の技術】図3に従来用いられているホース継手を
示す。このホース継手は、他部品と螺合により接続され
る雌タイプ口金よりなる基部100と、基部100と一
体的に形成され、軸方向に突出するニップル101と、
ニップル101にカシメにより結合されたスリーブ20
0とから構成される。このホース継手では、ニップル1
01の外周表面とスリーブ200の内周表面で囲まれた
断面リング状の空間にホースが挿入され、スリーブ20
0を内径側へ機械的に縮径することでカシメてホースに
締結される。
【0003】ところでこのホース継手は、基部100と
ニップル101とは一般に切削加工により製造される。 しかしこのような複雑な形状を切削加工で形成する場合
、工数及び材料のロスが大きいという問題がある。そこ
で図4に示すように、基部103とニップル104とを
それぞれ別体として形成し、その後ロウ付けにより一体
的に接合されたホース継手も用いられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記ホー
ス継手においても、ロウ付けに要する工数は比較的大き
く、さらなる製造工数の低減が求められている。またロ
ウ付け部分におけるシール性の信頼性を確保するための
検査工数が大きいという不具合もある。本発明はこのよ
うな事情に鑑みてなされたものであり、ロウ付け工程を
廃止して製造時の工数を低減するとともに、シール性の
信頼性を向上させることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明のホース継手は、軸方向に貫通する貫通孔と一端側に
形成され他部品と係合固定される係合部と他端面に貫通
孔と同芯的に形成されたリング状溝とをもつ厚肉の基部
と、一端がリング状溝に挿入された筒状のニップルと、
ニップルより大径の筒状をなしニップルの外側で一端が
リング状溝に挿入されたスリーブと、からなり、リング
状溝は径方向にカシメられニップルとスリーブはリング
状溝の側壁で挟持されて基部と一体的に固定されている
ことを特徴とする。
【0006】リング状溝のカシメは、通常外周表面から
径方向内方へ押圧することにより行われるが、場合によ
っては内周表面から外側へ向かって押圧してカシメるこ
ともできる。またカシメは周方向に部分的にカシメても
よいが、全周でカシメることが望ましい。これによりシ
ール性を向上させることができる。本発明のホース継手
を製造するには、基部、ニップル及びスリーブをそれぞ
れ別体として形成する。そしてリング状溝にニップル及
びスリーブの一端を挿入し、リング状溝の幅を狭めるよ
うにかしめる。これによりニップル及びスリーブの一端
は、リング状溝の両側壁で挟持され、以て基部と一体的
に固定される。
【0007】なお、ニップル及びスリーブの基部に締結
される端部に、径方向外方あるいは内方へ突出する係止
部を設け、リング状溝の内周表面と係止するように構成
することも好ましい。このようにすればニップル及びス
リーブの、基部に対する軸方向の相対移動が確実に防止
される。
【0008】
【発明の作用及び効果】本発明のホース継手では、基部
、ニップル及びスリーブをそれぞれ別体として形成する
ことにより、それぞれの形状は単純となるため小さな工
数で製造することができる。そしてリング状溝をカシメ
るだけで、3者を容易に一体的に結合することができる
【0009】すなわち本発明のホース継手によれば、 
 ニップル及びスリーブは機械的な塑性変形により周方
向に均一に締結できるので、ロウ付けに比べてシール性
の信頼性が高い。またその製造に要する工数が著しく少
ないので、生産性が高くコストの低減を図ることができ
る。
【0010】
【実施例】以下、実施例により具体的に説明する。図1
及び図2に本発明の一実施例のホース継手を示す。この
ホース継手は、基部1と、ニップル2及びスリーブ3と
から構成されている。そして基部1が他部品と係合する
とともに、ニップル2の外周表面とスリーブ3の内周表
面との間にホースが挿入され、スリーブ3を径方向にカ
シメることによりホースが結合される。
【0011】基部1は、貫通孔11と貫通孔11の一端
に形成され相手部品と密接されるテーパ状のシート面1
2とをもつ厚肉の中央部10と、中央部10の一端側に
貫通孔11と同軸に形成され雌螺子部をもつ係合部13
と、中央部10の他端側に貫通孔11と同軸に形成され
たリング状溝14とからなり、硬鋼材から切削加工によ
って形成されている。リング状溝14の外周部の肉厚は
比較的薄肉とされ、外周表面から径方向内方への押圧に
より、全周が塑性変形してニップル2及びスリーブ3を
挟持している。
【0012】ニップル2は軟鋼材のパイプから形成され
、一端に拡径部20をもち、拡径部20がリング状溝1
4内に挿入されて、リング状溝14の塑性変形により固
定されている。またスリーブ3も軟鋼材のパイプから形
成され、一端に縮径部30をもちリング状溝14内に、
ニップル2の拡径部20の外表面に接して挿入されて、
リング状溝14の塑性変形により固定されている。
【0013】本実施例のホース継手を製造するには、先
ず基部1を切削で、ニップル2及びスリーブ3をパイプ
材からそれぞれ形成する。それぞれの形状は単純である
ので、製造は容易に行われる。基部1の製造において、
リング状溝14の幅は、挿入されるニップル2及びスリ
ーブ3の一端の合計肉厚より僅かに大きくされている。 そしてニップル2の拡径部20及びスリーブ3の縮径部
30をリング状溝14内に挿入する。リング状溝14の
幅は余裕があるため、挿入は容易に行われる。
【0014】次にリング状溝14を、外周表面から全周
でカシメる。これによりリング状溝14の外周部分が塑
性変形して縮径し、リング状溝14の幅が縮小される。 したがってリング状溝14内の拡径部20及び縮径部3
0は、リング状溝14の両側部で挟持され、ニップル2
とスリーブ3は基部1と一体的に固定される。すなわち
本実施例のホース継手によれば、基部1、ニップル2及
びスリーブ3は、それぞれ形状が単純であるので製造は
容易である。またそれぞれの組付け箇所の寸法は余裕を
もって形成されているので、組付けも容易である。さら
に締結時にはカシメるだけでよい。したがって極めて容
易に製造することができ、製造工数を低減することがで
きる。
【0015】また、ニップル2の一端はスリーブ3を介
して全周が均一に縮径され、均一に塑性変形してリング
状溝14表面に圧接されている。したがってロウ付けに
よる接合に比べてシール性の信頼性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のホース継手の構成を示す斜
視図である。
【図2】本発明の一実施例のホース継手の半部断面で示
す正面図である。
【図3】従来のホース継手の半部断面で示す正面図であ
る。
【図4】従来の他のホース継手の断面図である。
【符号の説明】
1:基部        2:ニップル      3
:スリーブ    10:中央部 11:貫通孔    12:シート面    13:係
合部      14:リング状溝 20:拡径部    30:縮径部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  軸方向に貫通する貫通孔と一端側に形
    成され他部品と係合固定される係合部と他端面に該貫通
    孔と同芯的に形成されたリング状溝とをもつ厚肉の基部
    と、一端が該リング状溝に挿入された筒状のニップルと
    、該ニップルより大径の筒状をなし該ニップルの外側で
    一端が該リング状溝に挿入されたスリーブと、からなり
    、該リング状溝は径方向にカシメられ該ニップルと該ス
    リーブは該リング状溝の側壁で挟持されて該基部と一体
    的に固定されていることを特徴とするホース継手。
JP3060508A 1991-03-25 1991-03-25 ホース継手 Pending JPH04296289A (ja)

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JP3060508A JPH04296289A (ja) 1991-03-25 1991-03-25 ホース継手

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JPH04296289A true JPH04296289A (ja) 1992-10-20

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