JPH0429623A - プルタイプクラッチのレリーズ機構 - Google Patents

プルタイプクラッチのレリーズ機構

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JPH0429623A
JPH0429623A JP2134756A JP13475690A JPH0429623A JP H0429623 A JPH0429623 A JP H0429623A JP 2134756 A JP2134756 A JP 2134756A JP 13475690 A JP13475690 A JP 13475690A JP H0429623 A JPH0429623 A JP H0429623A
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clutch
ring
assembly
claws
connecting ring
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Minoru Abe
稔 阿部
Tetsuji Takano
高野 哲治
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、自動車等に使用されるプルタイプの摩擦クラ
ッチに関し、より具体的には、クラッチハウジング内に
配置した油圧シリンダによりレリーズベアリングを移動
させるようにしたレリーズ機構に特に適した構造を提供
するものである。
[従来の技術] この種のレリーズ機構は、例えば米国特許箱4゜687
.084号に記載されている。そこに記載されている構
造では、ダイヤフラムスプリングに連結するレリーズベ
アリング組立体と、クラッチハウジングに固定される油
圧シリンダ組立体とが、組立作業の途中まては互いに分
離した要素として組み立てられ、組立作業の最終段階に
おいて両名が連結される。
その連結のために、レリーズベアリング組立体及びシリ
ンダ組立体の両者には、それぞれ、円周方向に間隔を隔
てた複数の爪が設けである。シリンダ組立体の爪はレリ
ーズベアリング組立体の爪の間に入り込んでおり、両方
の爪は、それらの外周に設けた溝に嵌合するリングによ
り軸方向に連結されている。この構造では、組立作業に
おいて、予め連結リングをレリーズベアリング組立体の
爪の溝に嵌めておき、組立作業の最終段階で、シリンダ
組立体全体をレリーズベアリング組立体の後方の位置か
ら前方へ移動させると、シリンダ組立体の爪が連結リン
グを一時的に押し広げてその内側を通過し、爪が所定位
置に到達すると連結リングか両方の爪の溝に嵌合する。
従って、組立は比較的容易である。
[発明が解決しようとする課題] ところが、上記構造によると、装置を分解する場合に、
一方の爪がら他方の爪を簡単に外せるようにはなってお
らす、従って、レリーズベアリング組立体からシリンダ
組立体を容易に外すことが困難である。
本発明は上記問題を解決した構造を提供することを目的
としている。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために本発明は、ダイヤプラムスプ
リングの内周部をクラッチの軸方向後方へ引くことによ
りクラッチが遮断されるプルタイプのクラッチにおいて
、ダイヤフラムスプリングの内周部にレリーズベアリン
グ組立体を連結し、レリーズベアリング組立体の軸方向
後方においてクラッチのハウジングにシリンダ組立体を
取り付け、レリーズベアリング組立体に軸方向後方へ突
出した複数の第1爪を設け、シリンダ組立体のピストン
に、軸方向前方へ突出した複数の第2爪を一体的に設け
、第1及び第2の爪を、それぞれ、クラッチ円周方向に
隙間を隔てて配置して、クラッチ円周方向に隣接する2
個の第1爪の間に第2爪が入るようにし、第2爪の外周
に、クラッチ円周方向に延び、かつ、半径方向に伸縮で
きる連結リングをクラッチ軸方向に移動不能に取り付け
、第1爪の外周に、連結リングが軸方向移動不能に嵌ま
る連結溝を形成し、第1爪の後端部外周に、該端部に対
してその後方の位置から連結リングが前進した時に、連
結リングの内周に係合して該リングを拡開てきる案内部
を設け、前方の離脱位置から後方の係合位置の間を移動
できるリングストッパーと、該ストッパーを後方へ付勢
するストッパー用ばねとをレリーズベアリング組立体に
設け、上記係合位置において、リングストバーが連結溝
に嵌まった連結リングの外周に嵌合するようにし、リン
グストッパーとシリンダ組立体とに、互いに軸方向の工
具挿入用の隙間を隔てて対向する工具受け部を設けたこ
とを特徴としている。
[作用] この構造によると、組立作業では、シリンダ組立体の第
2の爪に連結リングを妖めた状態て、シリンダ組立体全
体をレリーズベアリング組立体の後方の位置から前方へ
移動させる。そうすると、連結リングが第1の爪により
一時的に押し広げられ、両方の爪が互いに相手側の爪の
間の隙間に到達すると、連結リングか弾性的に収縮して
連結溝に嵌まり、両者は軸方向相対移動不能に連結され
る。
この連結が完了した状態では、リングスト・ソックがス
トッパー用ばねに付勢されて係合位置に移動しており、
連結リングが半径方向外方へ拡開すること、すなわち、
連結溝から外れることは、リングストッパーにより防止
される。
レリーズベアリング組立体からシリンダ組立体を外す場
合には、リングストッパーとシリンダ組立体とに設けた
工具受け部の間に適当な工具を挿入口、その工具により
リングストッパーを離脱位置へ押す。これにより、連結
リングは拡開てきる状態となり、従って、第2の爪を後
方へ移動させることにより、第2の爪に保持された連結
リングは第1の爪の連結溝から外れる。これにより、レ
リーズベアリング組立体からシリンダ組立体を後方へ外
すことが1+J能となる。
[実施例〕 第1図において、クラッチ出力軸1に連結するクラッチ
ディスク2の外周のフェーシング3をプレッシャープレ
ート4によりフライホイール5に押し付けるようになっ
ている。プレッシャープレト4の後方にはダイヤフラム
スプリング6が配置されている。フライホイール5の外
周部には、ダイヤフラムスプリング6の外周端部を支持
するクラッチカバー7が固定されている。ダイヤフラム
スプリング6は、半径方向中間部がプレッシャープレー
ト4の背面突起に連結している。ダイヤフラムスプリン
グ6の内周部はレリーズベアリング組立体10に連結し
、ベアリング組立体10にはそのクラッチ軸方向後方(
矢印A方向)に配置したシリンダ組立体11か連結して
いる。
クラッチ遮断動作では、シリンダ組立体11は矢印への
ごとくベアリング組立体10をクラッチ軸方向後方へ引
張り、それにより、ダイヤプラムスプリング6の内周部
が同方向に引張られてプレッシャープレート4かフェー
シング3から離れ、クラッチか遮断される。上述の構造
及び基本動作は周知である。
上述の各部はクラッチハウジング12の内部に収容され
ており、シリンダ組立体11はその筒状の外側シリンダ
15の後端部がクラッチハウジング12に固定されてい
る。そして、本発明によると、ベアリング組立体コ0と
シリンダ組立体11に関して次のような改良が施されて
いる。
ベアリング組立体]0はベアリング16と、その外周に
取り付けられてダイヤフラムスプリング6に連結する外
側ケース17と、ベアリング16の内周に固定される内
側ケース18とを備えている。
外側ケース17はベアリング16のアウターレースの外
周に嵌合する筒状の部分20と、そのアウターレースの
後端面に当接するフランジ状の部分21と、両者間を一
体に延びて半径方向外方かつ後方へ突出した湾曲部分2
2と、部分21の内周から後方へ突出I7た筒状の部分
23とを備えており、部分23の後端部外周にコーンス
プリング24の内周部が掛は止められている。ダイヤフ
ラムスプリング6の内周は部分23の半径方向外側に隙
間を隔てて位置しており、ダイヤフラムスプリング6の
内周部が部分22の後端面とコーンスプリング24の外
周部とで挾持されている。
内側ケース18はベアリング16のインナーレースの内
周面に沿って延びる筒状の部分30と、部分30の前端
部から半径方向外方へ突出したフランジ状の部分31と
、部分30の後端部から半径方向内方へ突出したフラン
ジ上の部分32と、部分32の内周部から後方へ突出し
た筒状の部分33と、部分33から後方へ突出した後述
する複数の爪35とを備えている。
部分31はベアリング]6のインナー1ノースの前端面
に係合している。部分30の後端部外周にはばね受け3
6が取り付けてあり、ばね受け36とヘアリング16の
インナーレースとの間にウェブスプリング37が介装さ
れている。又、部分30はベアリング16の内周に対し
てわすがな隙間を隔てている。
上述のごとくベアリングユ6、外側ケースニア、内側ケ
ース]8を構成することにより、使用開始前にそれらが
ダイヤフラムスプリング6に対して半径方向にすれてい
る場合でも、使用を開始することにより、それらか相対
的に半径方向に移動し、各部の正確な同心関係か確保さ
れる。
前記シリンダ15の半径方向内側には筒状のピストン4
0が配置されている。ピストン4oは後端部に外向きフ
ランジ状の端壁41を一体に備え、端壁41かシリンダ
15の内周面に摺動自在に当接している。又シリンダ1
5は前端部に内向きフランジ状の端壁42を備え、端壁
42の内周がピストン40の筒状本体の外周に摺動自在
に当接している。これにより、シリンダ15とピストン
40本体との間には作動室43か形成されている。
作動室43の軸方向両端部にはシール45が配置しであ
る。又両シール45の間には圧縮コイルばねからなる戻
しばね46が配置しである。シリンダ15の前部には半
径方向外方へ突出したボス47が設けてあり、そのボス
47の内部に作動室43と外部通路(図示せず)とをつ
なく通路48が設けである。この外部通路はクラ・ンチ
/Xウジング12の外まで延びて油圧制御機構(図示せ
ず)に接続している。
ピストン40の前端部には内向きフランジ部50が一体
に設けである。フランジ部50の内周には筒状部材51
が嵌合している。筒状部材51はフランジ部50よりも
前方へ突出して前記部分33及び爪35の内周に摺動自
在に嵌合している。
フランジ部50の後端部は半径方向外方へ延長されてお
り、その延長部がピストン40の筒状本体の内周に固定
されている。
第2図は分解状態におけるベアリング組立体10及びシ
リンダ組立体11の部分拡大断面略図である。この図か
ら明らかなように、前記ピストン40のフランジ部50
の内周部からは、前方へ複数の爪55が一体に突出して
いる。これらの爪55は互いに等間隔を隔てて円周方向
にならんでいる。又前述の内側ケース18の爪35も互
いに等間隔を隔てて円周方向にならんでいる。より具体
的には、隣接する2個の間の隙間56に1個の爪35を
挿入し、換言すれば、隣接する2個の爪35の間の隙間
57に1個の爪55を挿入できるようになっている。
そのように両方の爪35.55を組み合わせた状態で、
両者は連結リング60により軸方向に移動不能に連結さ
れる。連結リング60は爪55(及び組み立て状態での
爪35)の外周面に沿って延びており、その半径方向の
弾性変形を許容するために、1箇所に切れ目(図示せず
)を備えている。冬瓜55の外周面には連結リング60
か入り込む保持溝61か設けてあり、冬瓜35の外周面
には連結リング60か嵌合する連結溝62か設けである
保持溝61は深く、その深さはリング60の直径とほぼ
同じである。又、保持溝61か断面形状か矩形で、その
両側面は半径方向に延びる平坦な面で形成されている。
このように保持溝61を構成することにより、連結リン
グ60は、後述する組立作業及び分解作業において、溝
61内で半径方向に変形することは可能であるか、軸方
向に移動することは実質的に不可能である。
他方の連結溝62は比較的浅い円弧状断面の溝で形成さ
れている。従って、リング60か連結溝62に嵌まると
、そのままの状態では、リング60は連結溝62に対し
て軸方向に移動できないか、強制的に連結リング60を
後方(A)へ押すことにより、リング60は溝62の湾
曲底面に案内されて拡開し、満62から連結リング60
を比較的容易に移動させることができる。
更に冬瓜35の先端部外周面には後方かつ半径方向内方
へ傾斜した傾斜面(案内部65)が形成されている。又
、爪35の半径方向外側には、筒状のストッパー70が
設けである。ストッパー70は、クラッチ軸方向に延び
る筒状本体と、その前端部から半径方向内方へ突出した
内向きフランジ71と、後端部から半径方向外方へ突出
した外向きフランジ72とを一体に有している。内向き
フランジ71は内周か部分33の外周に摺動自在に当接
している。又、部分33の後端部外周にはノング状のス
ナップリング73か取りイ1けてあり、これにより、内
向きフランジ71か第2図に示す係合位置(後述する)
よりも後h′へ移動することが防什されている。ストッ
パー70の筒状本体の外側、かつ、外向きフランジ72
と前記ばね受け36との間には圧縮コイルスプリング7
5か設けである。
この構造によると、図示のごとく連結リング60を保持
溝61に嵌めてピストン40全体をケス18の後方から
前方へ移動させることにより両者を連結することかでき
る。すなわち、そのように前進させて爪35及び爪55
を、それぞれ、隙間56.57に入り込ませると、まず
、案内部65か連結りング60の内周に係合し、更に前
進させると、第3図の如く、案内部65がリング60を
押し広げてリング60か爪35の案内部65と連結溝6
2との間の外周面部分に乗り上げ、更に前進させて両方
の爪35.55か相対的に第1図の所定位置に到達する
と、連結リング60が収縮して連結溝62に入り込み、
これにより両者は軸方向相対移動に連結される。
又上述の連結動作の途中では、拡開したリング60が外
向きフランジ72の内周に当接してストッパ−70全体
を前方の退避位置へ移動させ、連結リング60が連結溝
62に嵌合すると、スプリング75の作用によりストッ
パー70が第1図の係合位置まで戻る。その係合位置で
は、ストッパー70の内周面が連結リング60の外周に
係合又は近接して連結リング60の拡開を阻止し、従っ
て、連結リング60か連結溝62から外れることが防止
される。このように、ケース18とピストン40とは簡
単に連結することができ、実際のクラッチ組立作業では
、両者は次のようにして連結される。
第1図において、ケース18はヘアリング組立体10の
一部分とし、て予め組み立てられる。又ヘアリング組立
体10全体はダイヤフラムスプリング6に組み付けられ
、ダイヤフラムスプリング6はクラッチカバー7やプレ
ッシャープレート4と共にフライホイール5に組み付け
られる。一方、別の場所においてピストン40はシリン
ダ組立体11の一部分として図示のごとく組み立てられ
る。
その様な組立ての後、シリンダ組立体11はクラッチハ
ウジング12と共にベアリング組立体10に対して図示
の位置まで後方から組み付けられ、その組み付けにより
、前述のごとく、ピストン40とケース18とが自動的
に連結される。
このように実際の組立作業では、ピストン40を組み込
んだシリンダ15を前方へ押してピストン40をケース
18側へ前進させるが、その点を考慮して、第3図に示
すブロック76がピストン40に一時的に装着される。
第3図において、環状又はフランジ状の受は部材78が
爪55の基端部(後端部)の周囲に設けである。受は部
材78はピストン40の筒状本体の前端面に当接してお
り、適当な手段でピストン40に固定されている。受は
部材78はピストン40の筒状本体よりも半径方向外方
へ突出しており、組立作業では、受は部材78とシリン
ダ端壁42との間にブロック76か介装されている。
斜視図である第4図のごとく、ブロック76は円弧状の
部材で、その長手方向の中間部から工具挿入用の孔を備
えた突起77が半径方向外方へ突出している。第3図に
おいて、ブロック76はピストン40の外周の1/2以
下の範囲を覆っており、従って、ピストン40に対して
半径方向に着脱でき、前述の組み立てが完了すると、取
り外される。
このようなブロック76を採用したことにより、上述の
組立作業において、シリンダ15を前方へ押す際に、ば
ね46が圧縮されてピストン40かシリンダ15に対し
て相対的に後退すること(ピストン40が前進しないこ
と)が防止される。
次にピストン40とケース18との分解作業及びそのた
めの構造を説明する。
第5図に示すごとく、受は部材78と外向きフランジ7
2(受は部材)との間には隙間80か形成されており、
隙間80へ棒状の工具81を挿入し、ストッパー70を
強制的に第5図に示す離脱位置まで前方へ移動させる。
このようにすると、連結リング60は自由に拡開てきる
状態となり、この状態でピストン40を前方へ引くこと
により、連結リング60が爪55の溝61内に保持され
たまま、連結溝62から外れ、ピストン40をケス18
から後方へ外す二とか可能となる。
更に、ピストン40をそのように後方へ移動させる力の
源として、前述の戻しばね46が次のように作用する。
すなわち、分解作業時には、作動室43は加圧されてい
ない。一方、ピストン40とケース18は連結している
ので、ダイヤフラムスプリング6(第1図)の弾力によ
りピストン40は最大限に前方へ移動させられている。
従って、ばね46は大きく圧縮されているか、前述のご
とく工具81によりストッパー70を外すと、戻しばね
46の弾力がピストン40に対して後向きに作用し、そ
れにより、連結リング60を溝62から外すことができ
る。
[発明の効果コ 以上説明したように本発明によると、ベアリング組立体
コ0とシリンダ組立体11との連結部の構造に改良を施
したので、両者を簡単に連結できるだけではなく、単純
な工具81を利用して両者を簡単に分解することも可能
となり、従って、保守点検性や整備性に優れたクラッチ
のレリーズ機構を構成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例の断面略図、第2図は分解状態に
おける拡大部分断面略図、第3図は連結作業の途中段階
を示す断面略図、第4図は第3図のブロックの斜視図、
第5図は分解作業の途中段階を示す断面略図である。 1・・・出力軸、6・・・ダイヤフラムスプリング、1
0・・ベアリング組立体、1]・・・シリンダ組立体、
12・・・クラッチハウジング、33・・・部分、55
・爪、60・・・連結リング、61・・保持溝、62・
・・連結溝、70・・・ストッパー、72・・・外向き
フランジ、75・・・スプリング、78・・・受は部材
、80・・・隙間特許出願人 株式会社 大金製作所

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ダイヤフラムスプリングの内周部をクラッチの軸方向後
    方へ引くことによりクラッチが遮断されるプルタイプの
    クラッチにおいて、ダイヤフラムスプリングの内周部に
    レリーズベアリング組立体を連結し、レリーズベアリン
    グ組立体の軸方向後方においてクラッチのハウジングに
    シリンダ組立体を取り付け、レリーズベアリング組立体
    に軸方向後方へ突出した複数の第1爪を設け、シリンダ
    組立体のピストンに、軸方向前方へ突出した複数の第2
    爪を一体的に設け、第1及び第2の爪を、それぞれ、ク
    ラッチ円周方向に隙間を隔てて配置して、クラッチ円周
    方向に隣接する2個の第1爪の間に第2爪が入るように
    し、第2爪の外周に、クラッチ円周方向に延び、かつ、
    半径方向に伸縮できる連結リングをクラッチ軸方向に移
    動不能に取り付け、第1爪の外周に、連結リングが軸方
    向移動不能に嵌まる連結溝を形成し、第1爪の後端部外
    周に、該端部に対してその後方の位置から連結リングが
    前進した時に、連結リングの内周に係合して該リングを
    拡開できる案内部を設け、前方の離脱位置から後方の係
    合位置の間を移動できるリングストッパーと、該ストッ
    パーを後方へ付勢するストッパー用ばねとをレリーズベ
    アリング組立体に設け、上記係合位置において、リング
    ストパーが連結溝に嵌まった連結リングの外周に嵌合す
    るようにし、リングストッパーとシリンダ組立体とに、
    互いに軸方向の工具挿入用の隙間を隔てて対向する工具
    受け部を設けたことを特徴とするプルタイプクラッチの
    レリーズ機構。
JP2134756A 1990-05-24 1990-05-24 プルタイプクラッチのレリーズ機構 Expired - Fee Related JP2574928B2 (ja)

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DE19914191068 DE4191068T (ja) 1990-05-24 1991-05-09
US07/807,830 US5183141A (en) 1990-05-24 1991-05-09 Release mechanism for pull-type clutch
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JP2574928B2 JP2574928B2 (ja) 1997-01-22

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