JPH042954Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH042954Y2 JPH042954Y2 JP1986189093U JP18909386U JPH042954Y2 JP H042954 Y2 JPH042954 Y2 JP H042954Y2 JP 1986189093 U JP1986189093 U JP 1986189093U JP 18909386 U JP18909386 U JP 18909386U JP H042954 Y2 JPH042954 Y2 JP H042954Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shaped lever
- roller
- winding drum
- stand
- supported
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 12
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 3
- 230000002265 prevention Effects 0.000 claims description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Winding Filamentary Materials (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本考案はワイヤロープの巻取ドラム部における
ロープ外れ止め装置に関するものである。
ロープ外れ止め装置に関するものである。
（従来技術）
第４図と第５図に示すように、従来ターンバツ
クルｂのついたローラスタンドｃで巻取ドラムａ
と押えローラｄとの〓間を大略位置決めし、ロー
ラスタンドｃの上端に設けられた長穴付ローラ軸
受にローラ軸ｅを貫通させ、長穴付ローラ軸受部
で後方からスプリングｆによりローラ軸ｅを押し
付け、巻取ドラムａに巻かれたワイヤロープに圧
接させてワイヤの外れを防止していた。
クルｂのついたローラスタンドｃで巻取ドラムａ
と押えローラｄとの〓間を大略位置決めし、ロー
ラスタンドｃの上端に設けられた長穴付ローラ軸
受にローラ軸ｅを貫通させ、長穴付ローラ軸受部
で後方からスプリングｆによりローラ軸ｅを押し
付け、巻取ドラムａに巻かれたワイヤロープに圧
接させてワイヤの外れを防止していた。
この構造の欠点は、スプリングｆのストローク
が物理的に充分に取れない為、ローラｄの摩耗に
よりローラスタンドｃにあるターンバツクルｂで
再位置決めの必要性があること、構造上スプリン
グｆは左端・右端に２ケ必要なこと、スプリング
ｆを収納するボツクスが複雑であること、スプリ
ングｆの調整が必要なこと等にある。
が物理的に充分に取れない為、ローラｄの摩耗に
よりローラスタンドｃにあるターンバツクルｂで
再位置決めの必要性があること、構造上スプリン
グｆは左端・右端に２ケ必要なこと、スプリング
ｆを収納するボツクスが複雑であること、スプリ
ングｆの調整が必要なこと等にある。
（考案の解決しようとする問題点及び目的）
従来技術の問題点を解消し、構造が簡単で性能
が向上し、しかも操作性の優れたロープ外れ止め
装置を提供しようとするものである。
が向上し、しかも操作性の優れたロープ外れ止め
装置を提供しようとするものである。
（考案による解決手段）
巻取ドラム１の回転軸方向両側で巻取ドラム１
の周面外方に立設したスタンド７の上部に角部を
枢着し、両端を巻取ドラム１側に向わせたＬ型レ
バー５と、該レバー５の一端にて支持されローラ
軸に遊転可能かつ軸方向に摺動可能に支持された
押えローラ３と、Ｌ型レバー５の他端に位置調整
可能に支持されたウエイト８と、前記スタンド７
の頂部に設けられ、Ｌ型レバー５の反ドラム周面
側への回転量を制限するストツパー９とで構成し
た。
の周面外方に立設したスタンド７の上部に角部を
枢着し、両端を巻取ドラム１側に向わせたＬ型レ
バー５と、該レバー５の一端にて支持されローラ
軸に遊転可能かつ軸方向に摺動可能に支持された
押えローラ３と、Ｌ型レバー５の他端に位置調整
可能に支持されたウエイト８と、前記スタンド７
の頂部に設けられ、Ｌ型レバー５の反ドラム周面
側への回転量を制限するストツパー９とで構成し
た。
（実施例）
１は巻取ドラム、２は巻取ドラム１に巻取られ
るワイヤロープである。ワイヤロープ２は軸４で
遊転可能かつ軸方向摺動可能に支持される押えロ
ーラ３でワイヤロープ２のたるみによるドラム溝
外に外れるのを防止される。軸４は左・右の端を
Ｌ型レバー５の一端で支持されている。Ｌ型レバ
ー５の他端にはウエイト８が取付けられ、これに
よつてワイヤロープ２に押えローラ３が圧接され
る。
るワイヤロープである。ワイヤロープ２は軸４で
遊転可能かつ軸方向摺動可能に支持される押えロ
ーラ３でワイヤロープ２のたるみによるドラム溝
外に外れるのを防止される。軸４は左・右の端を
Ｌ型レバー５の一端で支持されている。Ｌ型レバ
ー５の他端にはウエイト８が取付けられ、これに
よつてワイヤロープ２に押えローラ３が圧接され
る。
Ｌ型レバー５はスタンド７の頂部にピン６で枢
支されている。ウエイト８はＬ型レバー５のウエ
イト取付端に設けた長穴８ａによつてその取付位
置を調整できるようになつている。
支されている。ウエイト８はＬ型レバー５のウエ
イト取付端に設けた長穴８ａによつてその取付位
置を調整できるようになつている。
又ワイヤロープたるみ後の初期巻取時に発生す
るワイヤロープ２のはね上がりによる押えローラ
３の浮き上がりを防止する為、〓間調整可能なス
トツパー９をスタンド７の頂部に設けてある。
るワイヤロープ２のはね上がりによる押えローラ
３の浮き上がりを防止する為、〓間調整可能なス
トツパー９をスタンド７の頂部に設けてある。
実施例ではＬ型レバー５は一方のスタンド７の
頂部にピン６で枢支したものを示したが、左右両
方のスタンドにＬ型レバー５を設けて押えローラ
３を取付けてもよい。
頂部にピン６で枢支したものを示したが、左右両
方のスタンドにＬ型レバー５を設けて押えローラ
３を取付けてもよい。
（作用）
Ｌ型レバー５に設けられたウエイト８は、その
レバー比によつて適切な圧接力を押えローラ３に
与えることが出来る。そして押えローラ３に摩耗
が発生した時においても、常にほぼ同じ圧接力を
もつてワイヤロープ２を押えることが可能であ
る。
レバー比によつて適切な圧接力を押えローラ３に
与えることが出来る。そして押えローラ３に摩耗
が発生した時においても、常にほぼ同じ圧接力を
もつてワイヤロープ２を押えることが可能であ
る。
又ワイヤロープ２のはね上がりによる押えロー
ラ３の浮き上がりは、ストツパー９によつて制限
される。
ラ３の浮き上がりは、ストツパー９によつて制限
される。
（効果）
１ 押えローラによる圧接力の付与をレバーウエ
イト式とした為、従来のスプリング式に比べ充
分なストロークがとれること。
イト式とした為、従来のスプリング式に比べ充
分なストロークがとれること。
２ ローラの摩耗に伴う圧接力の変化がないこ
と、又調整が不要であること。
と、又調整が不要であること。
３ ローラの摩耗の結果、下部スタンドのターン
バツクル等による再調整が不要なこと。
バツクル等による再調整が不要なこと。
４ スプリング式に比べ構造が極めて単純である
こと。
こと。
５ 左・右端のレバーを連結することでウエイト
８は片側のみでも可能である。これに対しスプ
リング式の場合は左右に加圧機構が必要であ
る。
８は片側のみでも可能である。これに対しスプ
リング式の場合は左右に加圧機構が必要であ
る。
６ ワイヤロープのはね上がりによる押えローラ
の浮き上がりは、ストツパーによつて容易に調
整出来ること。
の浮き上がりは、ストツパーによつて容易に調
整出来ること。
等々の利点を有している。
第１図は本考案の外れ止め装置の正面図。第２
図は第１図の矢視側面図。第３図は第２図の上
面図。第４図は従来型外れ止め装置の正面図。第
５図は同じく平面図。 図において；１……巻取ドラム、２……ワイヤ
ロープ、３……押えローラ、４……ローラ軸、５
……Ｌ型レバー、６……ピン、７……スタンド、
８……ウエイト、８ａ……長穴、９……ストツパ
ー。
図は第１図の矢視側面図。第３図は第２図の上
面図。第４図は従来型外れ止め装置の正面図。第
５図は同じく平面図。 図において；１……巻取ドラム、２……ワイヤ
ロープ、３……押えローラ、４……ローラ軸、５
……Ｌ型レバー、６……ピン、７……スタンド、
８……ウエイト、８ａ……長穴、９……ストツパ
ー。
Claims (1)
- 巻取ドラム１の回転軸方向両側で巻取ドラム１
の周面外方に立設したスタンド７の上部に角部を
枢着し、両端を巻取ドラム側に向わせたＬ型レバ
ー５と、該Ｌ型レバー５の一端にて支持されたロ
ーラ軸に遊転可能かつ軸方向に摺動可能に支持さ
れた押えローラ３と、Ｌ型レバー５の他端に位置
調整可能に支持されたウエイト８と、前記スタン
ド７の頂部に設けられ、Ｌ型レバー５の反ドラム
周面側への回転量を制限するストツパー９とから
なることを特徴とするワイヤロープ巻取ドラム部
におけるロープ外れ止め装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986189093U JPH042954Y2 (ja) | 1986-12-10 | 1986-12-10 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986189093U JPH042954Y2 (ja) | 1986-12-10 | 1986-12-10 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6393394U JPS6393394U (ja) | 1988-06-16 |
| JPH042954Y2 true JPH042954Y2 (ja) | 1992-01-30 |
Family
ID=31141073
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1986189093U Expired JPH042954Y2 (ja) | 1986-12-10 | 1986-12-10 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH042954Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008273652A (ja) * | 2007-04-26 | 2008-11-13 | Iura Co Ltd | リフト装置 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5424916B2 (ja) * | 2010-01-29 | 2014-02-26 | 三菱電機Ｆａ産業機器株式会社 | ロープホイスト |
-
1986
- 1986-12-10 JP JP1986189093U patent/JPH042954Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008273652A (ja) * | 2007-04-26 | 2008-11-13 | Iura Co Ltd | リフト装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6393394U (ja) | 1988-06-16 |