JPH0429471Y2 - - Google Patents

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JPH0429471Y2
JPH0429471Y2 JP12470785U JP12470785U JPH0429471Y2 JP H0429471 Y2 JPH0429471 Y2 JP H0429471Y2 JP 12470785 U JP12470785 U JP 12470785U JP 12470785 U JP12470785 U JP 12470785U JP H0429471 Y2 JPH0429471 Y2 JP H0429471Y2
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light
plate
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sliding piece
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【考案の詳細な説明】 [技術分野] 本考案は物体面におけるマークを自動的に検出
するカラーマークセンサ等の光電スイツチの光学
ボリユーム機構に関するものである。
[背景技術] 従来、この種の光電スイツチの光学ボリユーム
機構としては第3図に示すものがあり、これはカ
ラーマークセンサの絞り機構に用いられる光学ボ
リユーム機構を示している。以下カラーマークセ
ンサを例として説明する。このカラーマークセン
サは第5図のように構成され、ランプlにて投光
された光をレンズL1にて平行光とし、この平行
光をレンズL2にて物体面M上に集光する。そし
て物体面Mにて反射された光はレンズL2にて平
行光に屈折され、ハーフミラーHMで反射光の約
半分がレンズL3側に反射され、このレンズL3
この反射光を受光素子PD1に集光する。またラン
プlによる光は絞り機構A′を介して参照光用の
受光素子PD2に受光される。そして受光素子
PD1,PD2の受光量をほぼ同一となるように絞り
機構A′にて調整する。これにより物体面Mにマ
ークが施された部分になると上記受光素子PD1
PD2の受光量が異なるので、この受光素子PD1
PD2の受光量の違いを監視検出することにより、
物体面Mのマークを検出できるものである。
次にこのカラーマークセンサに用いられる絞り
機構A′について第3図及び第4図に従つて詳述
する。この絞り機構A′は光源としてのランプl
の光を透過する三角形の透孔5が穿設された遮光
板1と、該遮光板1の透孔5が穿孔された面に摺
動自在に当接する絞り板2′と、上記透孔5を透過
した光を受光する受光素子PD2と、上記絞り板
2′の摺動方向の一端部が係合されたナツト4と、
該ナツト4の移動方向を規制するガイド片13
と、上記ナツト4に螺合される螺合部3aが突設
され螺合部3aをナツト4に螺合することにより
絞り板2′を摺動するつまみ3と、上記ナツト4に
一端が係止され絞り板2′をつまみ3の螺合部3a
が螺進する方向と反対方向に付勢するばね体6と
からなる。ここでつまみ3はケース14表面に回
動自在に取着され、遮光板1はカラーマークセン
サのケース14に立設され、受光素子PD2はラン
プlの光が透孔5を通過した側のケース14に配
設しているものである。
このカラーマークセンサの絞り機構A′の動作
を以下簡単に説明する。つまみ3を回動すると、
つまみ3はケース14表面に取着されて固定され
ているので、つまみ3の螺合部3aに螺合された
ナツト4が移動し、このナツト4に係合された絞
り板2も一緒に移動する。このため、遮光板1の
透孔5と絞り板2の他端部との重なり合わない部
分の面積が変わり、ランプlの光が透孔5を透過
する光量を変えて絞りを効かせることができるも
のである。そして、螺合部3aがナツト4に螺進
される方向につまみ3が回動されたとき、絞り板
2′の他端部が遮光板1の透孔5に重なり合わない
面積が広くなり、絞りが効かない状態になり、ま
たつまみ3を上記方向と逆の方向に回動すると、
絞り板2′の他端部が遮光板1の透孔5に重なり合
わない面積が狭くなり、ランプlの透孔5を透過
する光量が減少して受光素子PD2の受光量も減少
するので、絞りが効いた状態となるものである。
ここでばね体6はつまみ3の螺合部3aのねじ山
とナツト4のねじ山とに生じる隙間をなくし、つ
まみ4を回動したとき絞り板2′が摺動方向にがた
つくこと防止するものである。
しかし、上述の絞り機構A′においてはガイド
片13とナツト4との間には隙間が生じ、つまみ
3を回動するとナツト4ががたつくことがあり、
従来では絞り板2′の板厚は薄く、また平板状の形
状を呈しているので、つまみ3を回動すると絞り
板2′がねじれたりたわんだりしやすい。このた
め、つまみ3の目盛に対する受光素子PD2の受光
量の再現性が100目盛に対して5目盛位のずれを
生じ、ランプlの光の透過量の調整の誤差が大き
くなる欠点があつた。
[考案の目的] 本考案は上述の点に鑑みて為されたものであ
り、その目的とするところは、つまみの目盛に対
する受光素子の受光量の再現性を良くした光電ス
イツチの光学ボリユーム機構を提供することにあ
る。
[考案の開示] (実施例) 第1図は本考案の一実施例を示す図であり、従
来例と同様にカラーマークセンサの絞り機構を例
示したものである。本実施例の絞り機構Aは光源
としてのランプlからの光を遮光しケース14面
(図示せず)に立設された遮光板1と、該遮光板
1に穿孔され光源の光を透光する透孔5と、該遮
光板1の透孔5が穿孔された面に摺動自在に当接
する摺動片2a及びケース14面に当接する水平
片2bが形成された絞り板2と、上記摺動片2a
の遮光板1の透孔5部分に穿設された絞り孔7
と、上記摺動片2aに取着され透孔5及び絞り孔
7を透過した光を受光する受光素子PD2と、上記
摺動片2aが摺動する方向の水平片2bの一端部
に係合されたナツト4と、上記ケース14表面に
回動自在に取着されるとともにナツト4に螺合さ
れる螺合部3aが突設されナツト4に螺合部3a
を螺合することにより絞り板2の摺動片2aを遮
光板1に沿つて摺動させるつまみ3と、該水平片
2bの他端部に係止され絞り板2をつまみ3の螺
合部3aが螺進する方向に付勢する第1のばね体
8と、絞り板2の摺動片2aが遮光板1に密着す
る方向に絞り板2を付勢する第2のばね体9と、
上記水平片2bをケース14面に圧接する第3の
ばね体10とを備えたものである。さらに詳述す
ると、本実施例の透孔5は円形で、絞り孔7は野
球のホームベースの形状を呈している。そして、
絞り板2は遮光板1の透孔5が穿設された面と当
接する摺動片2aの下端を垂直方向に折り返して
ケース14とこの水平片2bの下面が当接するよ
うになつている。このように絞り板2を折り返す
ことにより絞り板2の強度を強くするとともに板
厚自体も厚くしてあり、また水平片2bを形成す
ることにより絞り板2のケース14との当接面積
を広くしてある。そしてこの水平片2bの一端部
は上方に折り返されてナツト4に係合されるとと
もに他端部及び遮光板1側の側面に切り起こし1
1を設け、この切り起こし11に第1のばね体8
及び第2のばね体9の一端を係止してある。また
このばね体8,9の他端はケース14に突設され
たリブ12に係止されている。ここでばね体8に
ついては従来例のばね体6と同様の働きをするも
のであるが、従来例のばね体6より本実施例のば
ね体8の付勢力を強くしたコイルスプリングを用
いている。またこの水平片2bの上面には平板状
の第3のばね体10の一端が当接され、このばね
体10の他端はケース14にねじ止めされてい
る。さらに受光素子PD2は第2図に示すように摺
動片2aの絞り孔7を被うように摺動片2aに直
接に取り付けてある。
以下、本実施例の動作について説明する。つま
み3を回動すると、螺合部3aがナツト4に螺合
され、従来例と同様にしてナツト4及び絞り板2
が移動する。したがつて絞り板2の摺動片2aの
絞り孔7の位置が遮光板1の透孔5の位置からず
れ、受光素子PD2も摺動片2aの絞り孔7部に取
着されているので透孔5の位置とずれ、透孔5と
絞り孔7とを透過するランプlの光量が変化する
と、結果的に受光素子PD2にて受光される光量も
変化するものである。このように受光素子PD2
絞り板2の摺動片2aに直接に取り付けてあるた
めに受光素子PD2の取付位置のずれによる受光素
子PD2の受光量の変化が起こらないものであり、
絞り板2を摺動片2aと水平片2bとからなるよ
うに折り曲げて板厚を厚くしてあるため、つまみ
3が回動されたときに絞り板2がまがつたりよじ
れたりすることがなく、またばね体8の強度を強
くしてあるので、ナツト4とつまみ3の螺合部3
aとの係合力が強くなりつまみ3の回動とナツト
4との螺合が確実に行なわれる。さらにばね体9
にて絞り板2を遮光板1の方向に引き付けている
ため、摺動片2aと遮光板1とを密着させること
ができ、受光素子PD2とランプlとの距離が変わ
ることがなく。またばね体10にて水平片2bを
押圧することにより水平片2bが上下方向にたわ
んだり浮いたりすることがなく、このため摺動片
2aの絞り孔7と遮光板1の透孔5との上下方向
の位置ずれが生じないものである。したがつて上
述の改善によりつまみ3の目盛に対する受光素子
PD2の受光素子の再現性が100目盛に対して1目
盛以内にすることができる。
[考案の効果] 本考案は上述のように、光源からの光を遮光し
ケース面に立設された遮光板と、該遮光板に穿孔
され光源の光を透光する透孔と、該遮光板の透孔
が穿孔された面に摺動自在に当接する摺動片及び
ケース面に当接する水平片が形成された絞り板
と、上記摺動片の遮光板の透孔部分に穿設された
絞り孔と、上記摺動片に取着され透孔及び絞り孔
を透過した光を受光する受光素子と、上記摺動片
が摺動する方向の水平片の一端部に係合されたナ
ツトと、上記ケース表面に回動自在に取着される
とともにナツトに螺合される螺合部が突設されナ
ツトに螺合部を螺合することにより絞り板の摺動
片を遮光板に沿つて摺動させるつまみと、該水平
片の他端部に係止され絞り板をつまみの螺合部が
螺進する方向に付勢する第1のばね体と、絞り板
の摺動片が遮光板に密着する方向に絞り板を付勢
する第2ばね体と、上記水平片をケース面に圧接
する第3のばね体とを備えているので、第1のば
ね体にて絞り板を螺合部が螺進する方向に付勢す
ることでナツトとつまみの螺合部との係合状態が
良くなり、ナツトが摺動方向にがたつくことを防
止でき、ナツトに係合された絞り板の摺動方向の
がたつきが少なくなり、また第2のばね体にて絞
り板を遮光板方向に付勢することで絞り板と遮光
板とを密着させることができ、絞り板の左右方向
のがたつきを防止することができ、さらに第3の
ばね体にて水平片を押圧することで絞り板の上下
方向の浮き等のがたつきを防止することができ、
摺動片の穿設された絞り孔と遮光板の透孔との位
置ずれを生じないようにでき、かつ絞り板を摺動
片と水平片とで構成することで絞り板のねじれや
よじれに対する強度を強くすることができ、上記
各ばね体の総合的な働きによりつまみの回動によ
る絞り板のそり曲りを防止でき、つまみの目盛に
対する受光素子の受光量の再現性を改善でき、つ
まみを目盛どおりに回動すれば的確な絞りを行う
ことができる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す斜視図、第2
図は同上の要部の分解斜視図、第3図は従来例を
示す斜視図、第4図は同上の要部の上面図、第5
図は同上を用いたカラーマークセンサを示した概
略構成図である。 1は遮光板、2は絞り板、2aは摺動片、2b
は水平片、3はつまみ、3aは螺合部、4はナツ
ト、5は透孔、7は絞り孔、8は第1のばね体、
9は第2のばね体、10は第3のばね体、14は
ケースである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 光源からの光を遮光しケース面に立設された遮
    光板と、該遮光板に穿孔され光源の光を透光する
    透孔と、該遮光板の透孔が穿孔された面に摺動自
    在に当接する摺動片及びケース面に当接する水平
    片が形成された絞り板と、上記摺動片の遮光板の
    透孔部分に穿設された絞り孔と、上記摺動片に取
    着され透孔及び絞り孔を透過した光を受光する受
    光素子と、上記摺動片が摺動する方向の水平片の
    一端部に係合されたナツトと、上記ケース表面に
    回動自在に取着されるとともにナツトに螺合され
    る螺合部が突設されナツトに螺合部を螺合するこ
    とにより絞り板の摺動片を遮光板に沿つて摺動さ
    せるつまみと、該水平片の他端部に係止され絞り
    板をつまみの螺合部が螺進する方向に付勢する第
    1のばね板と、絞り板の摺動片が遮光板に密着す
    る方向に絞り板を付勢する第2のばね体と、上記
    水平片をケース面に圧接する第3のばね体とを備
    えて成る光電スイツチの光学ボリユーム機構。
JP12470785U 1985-08-14 1985-08-14 Expired JPH0429471Y2 (ja)

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