JPH04294214A - 液性状測定用センサ - Google Patents

液性状測定用センサ

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Publication number
JPH04294214A
JPH04294214A JP3058851A JP5885191A JPH04294214A JP H04294214 A JPH04294214 A JP H04294214A JP 3058851 A JP3058851 A JP 3058851A JP 5885191 A JP5885191 A JP 5885191A JP H04294214 A JPH04294214 A JP H04294214A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lead wire
conductor
base plate
sensor
small hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3058851A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshio Totoki
十時 敏雄
Katsuo Yasukawa
克男 安川
Koki Shigemi
重見 弘毅
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kurita Water Industries Ltd
Original Assignee
Kurita Water Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Kurita Water Industries Ltd filed Critical Kurita Water Industries Ltd
Priority to JP3058851A priority Critical patent/JPH04294214A/ja
Publication of JPH04294214A publication Critical patent/JPH04294214A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は熱移動検出センサ等とし
て用いられるセンサに関する。詳しくは、例えばセラミ
ックよりなるベースプレートの板面上に印刷や蒸着等の
手法により線状等の所定パターンに白金等の導体を印刷
又はベースプレート全面に平面状に印刷して膜状にセン
サ素子を形成し、このセンサ素子に対しリード線を導通
させてなるセンサに関する。
【0002】
【従来の技術】熱移動検出センサは、加熱体となる熱線
に定電流を流しておき、この熱線を流体中に挿入するも
のである。流速の変動があると、熱線からの熱の奪われ
た度合が変化する。これにより熱線の温度が変化して抵
抗も変わる。熱線流速計は、この抵抗の変化を電圧の変
化としてとらえて流速を計測するものである。
【0003】この熱線流速計の原理に基づき、液の流速
を一定とした上で熱線から奪われる微小な熱の移動を抵
抗(電圧)の変化として検出すると、この変化を液の物
性の変化として把握することができる。
【0004】熱移動検出センサを用いた液性状の測定装
置として、例えば第5図に示したものが考えられている
。第3図の熱移動検出センサ30は、ベースプレート(
図示略)の板面上に形成された導体(以下、「熱線」と
いうことがある。)31と、該熱線に接続されたリード
線32を備えている。
【0005】このリード線32は定電流発生器33及び
電圧計34に接続されている。
【0006】熱線31は濾液貯槽35内を一定の流速で
旋回する液Fと接しており、この液が一定の物性の際に
は、定電流を流すと熱線31から奪われる熱量は一定で
あるので、抵抗は一定で電圧にも変化はない。液の物性
が変化すると、熱線31から奪われる熱量が変化するの
で抵抗が変化する。即ち、熱線から液中への熱移動が生
じ抵抗が変化する。いま、電流を一定として流している
ので、この抵抗の変化は電圧の変化としてとらえること
ができ、この変化が液中の物性値の検出値となる。なお
、熱線31の特性値の変化は、抵抗値あるいは電圧の変
化のどちらでとらえても良い。
【0007】以上から明らかな如く、熱移動検出センサ
を用いれば、一定の流速を与えるだけで微小な物性値の
変化をとらえることが可能となる。
【0008】従来の熱移動検出センサでは、パターン端
部にリード線を接続し、その部分にガラス材をのせ焼成
することにより熱線とリード線とを固着する構成とされ
ている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の熱移
動検出センサでは、リード線がとれやすく、かつリード
線がとれる際に白金のパターンも剥れてしまうという欠
点があった。即ち、水中でセンサにゴミなどが付着した
場合、これを除去する際にリード線が容易にとれてしま
う、或いは、通電加熱によりガラス材が破壊しリード線
がとれてしまうなどのトラブルが発生し易かった。
【0010】一方、センサをステンレスやガラス管など
のサヤで保護する方法も考えられるが、このような構成
ではセンサの感度が低下し、高精度の測定を行なうこと
ができない。
【0011】本発明は上記従来の問題点を改善し、耐久
性に富むセンサを提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明のセンサは、ベー
スプレートと、該ベースプレートの少なくとも一方の板
面上に形成された導体と、該導体に導通されたリード線
とを有するセンサにおいて、該ベースプレートを厚み方
向に貫通した小孔が設けられ、先端部が折曲された前記
リード線が該小孔に挿通され、この折曲した部分が前記
導体に係止され、且つ、固着されていることを特徴とす
る。
【0013】
【作用】本発明のセンサでは、リード線の端部が折り曲
げられて小孔の縁部に係止されており、リード線が引張
られても、リード線がきわめて取れ難い。しかも、万が
一リード線がとれた場合でも、導体のパターンが剥れる
ことは殆どない。
【0014】
【実施例】以下に図面を参照して本発明の実施例につい
て詳細に説明する。
【0015】第1図は本発明のセンサの一実施例を示す
斜視図、第2図は第1図のA−A線断面図である。
【0016】本実施例のセンサ1は、ベースプレート2
の一方の板面上にパターン印刷された導体3と、この導
体3と導通されるリード線4と、導体3の端子部6にお
いてベースプレート2をその厚み方向には貫通する小孔
5を備えている。
【0017】小孔5はリード線4とほぼ同径である。こ
のリード線4は、その先端がL字形に折曲されており、
このL字部分4Lが小孔5の端子部6側の縁部に係止さ
れている。そして、このL字部分4Lがスポット溶接(
半田付けやろう付けでも良い。)により端子部6に固着
され、その上から保護膜7が設けられている。8は、ベ
ースプレート2の反対側の面に設けられた保護膜である
【0018】このようなセンサ1を製造するには、まず
、セラミック板等のベースプレート2の所定の箇所に小
孔5を形成する。
【0019】次に、所定のパターン(この場合は線状)
で白金ペースト等の導体を印刷して焼成し、白金の導体
3を形成する。この際、端子部6を小孔5の周囲に形成
する。
【0020】なお、センサに耐水性が要求される場合に
は、端子部6以外のベースプレート2全面にガラス剤を
塗布して焼成する。
【0021】その後、先端がL字形に折曲されたリード
線(例えば直径0.3〜0.7mmの白金線)4を小孔
5に挿入し、L字部4Lを小孔5の縁部に引掛ける。次
いで、L字部4Lを端子部6にスポット溶接等で固着し
、第1図に示すセンサ1を得る。
【0022】なお、リード線の取り付け後、更に必要に
応じて、ベースプレート2に熱硬化性樹脂剤を塗布、硬
化させるか、ガラス剤等を塗布、焼成することにより、
保護膜7、8を形成する。このような保護膜を形成する
ことにより、センサの耐水性、耐食性、耐久性はより一
層高められる。
【0023】
【発明の効果】以上詳述した通り、本発明のセンサは、
リード線の取り付け強度が高く、リード線が取れ難く、
また、導体が剥れ難く、耐久性に優れる。
【0024】本発明のセンサは、リード線の取り付け強
度が高いことから、リード線の保護のための特別の構成
を必要とせず、通電量を増加させて、高感度、高精度の
測定が可能とされる。
【0025】このように、高感度で耐久性に優れる本発
明のセンサは、特に熱移動検出センサ等として液性状の
測定分野等に極めて有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1図は本発明のセンサの一実施例を示す斜視
図である。
【図2】第2図は第1図のA−A線断面図である。
【図3】第3図は液性状の測定装置を説明する系統図で
ある。
【符号の説明】
1  センサ 2  ベースプレート 3  導体、 4  リード線 6  端子部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  ベースプレートと、該ベースプレート
    の少なくとも一方の板面上に形成された導体と、該導体
    に導通されたリード線とを有するセンサにおいて、該ベ
    ースプレートを厚み方向に貫通した小孔が設けられ、先
    端部が折曲された前記リード線が該小孔に挿通され、こ
    の折曲した部分が前記導体に係止され、且つ、固着され
    ていることを特徴とするセンサ。
JP3058851A 1991-03-22 1991-03-22 液性状測定用センサ Pending JPH04294214A (ja)

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JP3058851A JPH04294214A (ja) 1991-03-22 1991-03-22 液性状測定用センサ

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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6189521A (ja) * 1984-10-08 1986-05-07 Toyota Motor Corp ガス流量検出装置
JPS62147319A (ja) * 1985-12-21 1987-07-01 Nippon Soken Inc 直熱型流量センサ
JPS62238686A (ja) * 1986-04-09 1987-10-19 松下電器産業株式会社 プリント配線基板の電気的接続法
JPH0338013A (ja) * 1989-07-05 1991-02-19 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電子部品

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