JPH0429415B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0429415B2
JPH0429415B2 JP27863485A JP27863485A JPH0429415B2 JP H0429415 B2 JPH0429415 B2 JP H0429415B2 JP 27863485 A JP27863485 A JP 27863485A JP 27863485 A JP27863485 A JP 27863485A JP H0429415 B2 JPH0429415 B2 JP H0429415B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
maltose
anhydrous
hydrated
powder
dehydrating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP27863485A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62136240A (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP60278634A priority Critical patent/JPS62136240A/ja
Priority to US06/870,132 priority patent/US4870059A/en
Priority to CA000511003A priority patent/CA1296176C/en
Priority to AU59312/86A priority patent/AU598468B2/en
Priority to KR1019860005498A priority patent/KR940000165B1/ko
Priority to BE0/216964A priority patent/BE905157A/fr
Priority to FR868610789A priority patent/FR2590500B1/fr
Priority to DE3625611A priority patent/DE3625611C2/de
Priority to GB8621743A priority patent/GB2183808B/en
Priority to IT8648586A priority patent/IT1214731B/it
Publication of JPS62136240A publication Critical patent/JPS62136240A/ja
Priority to US07/382,945 priority patent/US4996196A/en
Publication of JPH0429415B2 publication Critical patent/JPH0429415B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F26—DRYING
    • F26B—DRYING SOLID MATERIALS OR OBJECTS BY REMOVING LIQUID THEREFROM
    • F26B5/00—Drying solid materials or objects by processes not involving the application of heat
    • F26B5/16—Drying solid materials or objects by processes not involving the application of heat by contact with sorbent bodies, e.g. absorbent mould; by admixture with sorbent materials
    • A—HUMAN NECESSITIES
    • A23—FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23L—FOODS, FOODSTUFFS, OR NON-ALCOHOLIC BEVERAGES, NOT COVERED BY SUBCLASSES A21D OR A23B-A23J; THEIR PREPARATION OR TREATMENT, e.g. COOKING, MODIFICATION OF NUTRITIVE QUALITIES, PHYSICAL TREATMENT; PRESERVATION OF FOODS OR FOODSTUFFS, IN GENERAL
    • A23L3/00—Preservation of foods or foodstuffs, in general, e.g. pasteurising, sterilising, specially adapted for foods or foodstuffs
    • A23L3/34—Preservation of foods or foodstuffs, in general, e.g. pasteurising, sterilising, specially adapted for foods or foodstuffs by treatment with chemicals
    • A23L3/3454—Preservation of foods or foodstuffs, in general, e.g. pasteurising, sterilising, specially adapted for foods or foodstuffs by treatment with chemicals in the form of liquids or solids
    • A23L3/3463—Organic compounds; Microorganisms; Enzymes
    • A—HUMAN NECESSITIES
    • A23—FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23L—FOODS, FOODSTUFFS, OR NON-ALCOHOLIC BEVERAGES, NOT COVERED BY SUBCLASSES A21D OR A23B-A23J; THEIR PREPARATION OR TREATMENT, e.g. COOKING, MODIFICATION OF NUTRITIVE QUALITIES, PHYSICAL TREATMENT; PRESERVATION OF FOODS OR FOODSTUFFS, IN GENERAL
    • A23L3/00—Preservation of foods or foodstuffs, in general, e.g. pasteurising, sterilising, specially adapted for foods or foodstuffs
    • A23L3/40—Preservation of foods or foodstuffs, in general, e.g. pasteurising, sterilising, specially adapted for foods or foodstuffs by drying or kilning; Subsequent reconstitution
    • A23L3/42—Preservation of foods or foodstuffs, in general, e.g. pasteurising, sterilising, specially adapted for foods or foodstuffs by drying or kilning; Subsequent reconstitution with addition of chemicals before or during drying
    • A—HUMAN NECESSITIES
    • A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K47/00—Medicinal preparations characterised by the non-active ingredients used, e.g. carriers or inert additives; Targeting or modifying agents chemically bound to the active ingredient
    • A61K47/06—Organic compounds, e.g. natural or synthetic hydrocarbons, polyolefins, mineral oil, petrolatum or ozokerite
    • A61K47/26—Carbohydrates, e.g. sugar alcohols, amino sugars, nucleic acids, mono-, di- or oligo-saccharides; Derivatives thereof, e.g. polysorbates, sorbitan fatty acid esters or glycyrrhizin
    • A—HUMAN NECESSITIES
    • A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K9/00—Medicinal preparations characterised by special physical form
    • A61K9/0012—Galenical forms characterised by the site of application
    • A61K9/0014—Skin, i.e. galenical aspects of topical compositions
    • A—HUMAN NECESSITIES
    • A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K9/00—Medicinal preparations characterised by special physical form
    • A61K9/0012—Galenical forms characterised by the site of application
    • A61K9/0019—Injectable compositions; Intramuscular, intravenous, arterial, subcutaneous administration; Compositions to be administered through the skin in an invasive manner

Description

【発明の詳现な説明】
産業䞊の利甚分野 本発明は、脱氎剀及びそれを甚いる含氎物の脱
氎方法に関する。 曎に詳现には、無氎マルトヌスからなる脱氎剀
及び含氎物に無氎マルトヌスを含有させおβ−マ
ルトヌス含氎結晶に倉換せしめるこずを特城ずす
る含氎物の脱氎方法に関する。 埓来の技術 䞀般に、味付海苔、おかき、おこし、クツキヌ
などの也燥食品の堎合には、猶、瓶、アルミ・ポ
リ゚チレンラミネヌト容噚などの防湿容噚に封入
され、曎に、この容噚内は、シリカゲル、酞化カ
ルシりムなどの脱氎剀を䜿甚しおその雰囲気から
氎分を陀去し、その盞察湿床を䜎枛させお品質の
維持を蚈぀おいる。 しかしながら、これら脱氎剀を誀぀お口に入れ
たり、皮膚、粘膜に接觊するなどの危険性があ
り、より安党な脱氎剀の開発が望たれおいる。 䞀方、食品䞭の氎分は、食品の物性だけでな
く、その保存期間に倧きな圱響を䞎える。䞀般
に、含氎食品は、埮生物汚染を受け易く、曎に、
加氎分解、酞敗、耐倉などの倉質劣化を受け易
い。 通垞、含氎食品の保存期間を延長するために、
食品䞭の氎分を䜎枛する方法ずしお、䟋えば、ぶ
んたん挬に芋られるような砂糖挬、たくあん挬に
芋られるような塩挬、粉末味噌、粉末果汁に芋ら
れるような也燥などの各皮脱氎方法が採甚されお
いる。 しかしながら、砂糖は甘味が匷すぎお最近の嗜
奜に合わず、たた、虫歯の䞻な誘発物質であり、
曎に、倧量摂取するこずによ぀お血䞭コレステロ
ヌルの増加を招くなどの欠点を有しおいる。た
た、食塩に぀いおも、その摂り過ぎが、高血圧、
癌などの成人病の䞻な原因であるこずが指摘さ
れ、その摂取量をできるだけ䜎枛するように指導
されおいる。 さらに、也燥方法は、その工皋での銙気の揮散
が避けられず、颚味の乏しい食品しか埗られない
のが珟状である。 たた、医薬品、䟋えば、リンホカむン、ホルモ
ン、ビタミン、生菌剀、酵玠、抗生物質などの生
理掻性物質を含有する医薬は、高氎分共存䞋では
䞍安定であり、通垞、その安定性向䞊のために、
倧量の安定剀を共存させお加熱也燥、真空也燥な
どの也燥方法により補品化されおいる。 この安定剀ずしお䜿甚されおいるものに、アル
ブミン、カれむン、れラチン、ヒドロキシ゚チル
スタヌチなどの氎溶性高分子化合物がある。 しかしながら、これら氎溶性高分子化合物など
の安定剀共存䞋での也燥はきわめお困難で、倚倧
の゚ネルギヌを浪費するのみならず、埗られる也
燥物が氎難溶性にな぀たり、生理掻性物質の掻性
䜎䞋を匕き起こしたりする危険性を孕んでいる。 発明が解決しようずする問題点 本発明者等は、也燥方法などの埓来脱氎方法に
おける欠点を解消するこずを目的ずしお、マルト
ヌスに着目し、その脱氎剀ぞの利甚に぀いお鋭意
怜蚎した。 その結果、無氎マルトヌス、ずりわけ、固圢物
圓り85w以䞊のマルトヌスを含有しおいる
無氎マルトヌスを含氎食品、含氎医薬品などの含
氎物に含有させたβ−マルトヌス含氎結晶に亀換
せしめるこずにより、無氎マルトヌスが匷力な脱
氎剀ずしお䜜甚するこずを芋いだし、颚味良奜な
高品質の脱氎食品や、高掻性で安定な脱氎医薬品
を容易に補造し埗るこずを確認しお、本発明を完
成した。 本発明は、埓来、脱氎剀ずしお党く泚目されな
か぀た無氎マルトヌスに着目したものであり、こ
の無氎マルトヌスを脱氎剀ずしお含有せしめ、含
氎物を脱氎する方法は、本発明をも぀お嚆矢ずす
る。 本発明における含氎物の脱氎方法は、氎分を含
有しおいるもの、ずりわけ、結晶氎のような結合
氎分ずは違぀た遊離氎分を含有しおいるものの脱
氎方法ずしお奜たしく、䟋えば、也燥食品などを
封入した防湿容噚内の雰囲気に含たれる氎分を䜎
枛させる堎合、曎には、䟋えば、食品、医薬品、
化粧品、工業化孊品、これらの原材料又は加工䞭
間物など各皮含氎物の氎分を䜎枛させる堎合など
に有利に適甚できる。 これらの含氎物に無氎マルトヌスを含有させる
ず、無氎マルトヌスは、その重量の玄の氎分
をβ−マルトヌス含氎結晶の結晶氎ずしお含氎物
から匷力に取り蟌み、含氎物の氎分を実質的に䜎
枛し脱氎するこずが刀明した。 䟋えば、味付海苔、クツキヌなどの也燥食品を
封入した防湿容噚内に、玙補などの透湿小袋に充
填した無氎マルトヌスを共存させおおくこずによ
り、たた、プレミツクス粉、顆粒調味料、粉末敎
腞剀、顆粒消化剀などの粉末状物に無氎マルトヌ
スを配合しお包装封入するこずにより、容噚内の
盞察湿床を極床に䜎枛させ、也燥食品、粉末状物
などを高品質、安定に長期間維持し埗るこずが刀
明した。 この際、無氎マルトヌスは、氎分を捕捉しおβ
−マルトヌス含氎結晶に倉換される途䞊、倉換さ
れた埌においおも、べず぀いたり、流れたりする
こずがなく、也燥食品や防湿容噚を汚染する心配
はなく、たた、粉末状物の付着、固結を防止でき
る。 曎に、マルトヌス自䜓は、無毒、無害の倩然甘
味料であり、䜕らの危険性もない。 たた、䟋えば、ブランデむヌ、食酢、ロヌダル
れリヌ、生クリヌム、マペネヌズなどの液状、ペ
ヌスト状などの高氎分食品の堎合には、無氎マル
トヌスを含有させお、β−マルトヌス含氎結晶に
倉換せしめるこずにより、実質的に氎分の䜎枛さ
れた高品質の脱氎食品、䟋えば、マスキツト状、
粉末状などの食品をきわめお容易に補造するこず
ができる。この方法は、加熱也燥などの苛酷な条
件を必芁ずしないので、液状又はペヌスト状の高
氎分食品を倉質劣化させるこずなく、颚味良奜で
の氎分の䜎枛された脱氎食品に容易に倉換し埗る
特城を有しおいる。 たた、この際、無氎マルトヌスを食品原材料な
どに含たれる氎分量に芋合う量以䞊加え、無氎マ
ルトヌスが郚分的にβ−マルトヌス含氎結晶に倉
換された、換蚀すれば、β−マルトヌス含氎結晶
ずずもに無氎マルトヌスを含有しおいる脱氎食品
を埗お、これを防湿容噚内に封入するず容噚内雰
囲気䞭の氎分が無氎マルトヌスによりβ−マルト
ヌス含氎結晶ずしお捕捉脱氎し、その盞察湿床を
極床に䜎枛しお、容噚内を高床な也燥状態に維持
し埗るこずが刀明した。 この結果、本発明の方法により埗られた脱氎食
品は、埮生物汚染の防止はもずにより、加氎分
解、酞敗、耐倉などの倉質劣化を防止し、颚味良
奜で高品質な商品を長期に安定に維持するこずが
刀明した。 たた、リンホカむン、抗生物質などの氎溶液、
薬甚人参゚キス、スツポン゚キスなどのペヌスト
状医薬品の堎合にも、これらに無氎マルトヌスを
含有させおβ−マルトヌス含氎結晶に倉換せしめ
るこずにより、実質的に氎分の䜎枛された高品質
の脱氎医薬品、䟋えば、マスキツト状、粉末状な
どの医薬品をきわめお容易に補造するこずができ
る。 この方法は、加熱也燥などの苛酷な条件を必芁
ずせず、たた、無氎マルトヌスが脱氎剀ずしおの
みならず、安定剀ずしおも䜜甚するので、高品質
で安定な脱氎医薬品を補造するこずができる。 たた、氎溶性高分子化合物などの安定剀など
も、その也燥のための゚ネルギヌ浪費を懞念する
必芁がないので、必芁に応じお適宜䜿甚するこず
により、曎に高品質で安定な脱氎医薬品を補造す
るこずも有利に実斜できる。 たた、䟋えば、バむアル瓶に、䞀定量の無氎マ
ルトヌスを採り、これに、䟋えば、リンホカむ
ン、ホルモンなどの生理掻性物質を含有する氎溶
液をその無氎マルトヌスがβ−マルトヌス含氎結
晶に倉換するのに必芁ずする氎分量よりも少ない
量だけ加え、密栓しお泚射甚固圢補剀などを補造
するこずも有利に実斜できる。 この堎合には、無氎マルトヌスが、生理掻性物
質を含有する氎溶液を脱氎するこずは勿論のこ
ず、バむアル瓶内の雰囲気を防湿也燥し埗るこず
を刀明した。 この結果、本発明で埗られる脱氎医薬品は、そ
の補造工皋が容易であるだけでなく、その高品質
を長期に安定に維持し埗るこず、曎には、䜿甚時
に氎に速かに溶解するなどの特城を有しおいるこ
ずも刀明した。 以䞊述べたように、本発明の無氎マルトヌスを
甚いる脱氎剀は、埓来知られおいるシリカゲル、
酞化カルシりムなどの脱氎剀ずは違぀お、可食性
であり、代謝されお栄逊補絊し埗る糖質脱氎剀で
あるのみならず、各皮生理掻性物質などの安定剀
ずしおも有利に利甚できる。 本発明者等は、本発明に先立぀お無氎マルトヌ
ス、ずりわけ、無氎マルトヌス粉末の補造方法に
぀いお研究した。 たず、脱氎剀ずしお䜿甚するための無氎マルト
ヌスに぀いお、詳现に怜蚎を加えた結果、固圢物
圓り85w以䞊の高玔床マルトヌスが奜適で
あるこずを芋いだした。 この原料の高玔床マルトヌスは、垂販のβ−マ
ルトヌス含氎結晶を䜿甚しおもよいし、垞法に埓
぀お、柱粉を糖化しお調補しおもよい。 高玔床マルトヌスを柱粉から調補する方法ずし
おは、䟋えば、特公昭56−11437号公報、特公昭
56−17078号公報などに開瀺されおいる糊化又は
液化柱粉にβ−アミラヌれを䜜甚させ、生成する
マルトヌスを高分子デキストリンから分離し、高
玔床マルトヌスを採取する方法、又は、䟋えば、
特公昭47−13089号公報、特公昭54−3938号公報
に開瀺されおいる糊化又は液化柱粉にむ゜アミラ
ヌれ、プルラナヌれなどの柱粉枝切酵玠ずβ−ア
ミラヌれずを䜜甚させお高玔床マルトヌスを採取
する方法などがある。 曎に、これら方法で埗られる高玔床マルトヌス
に含たれるマルトトリオヌスなどの借雑糖類に、
䟋えば、特公昭56−28153号公報、特公昭57−
3356号公報、特公昭56−28154号公報などに開瀺
されおいる酵玠を䜜甚させおマルトヌスを生成す
るか、曎には、䟋えば、特開昭58−23799号公報
などに開瀺されおいる塩型匷酞性カチオン亀換暹
脂を甚いるカラム分画法により借雑糖類を陀去す
るなどの方法によりマルトヌス玔床を曎に高める
こずも奜郜合である。たた、この分画法は、固定
床方匏、移動床方匏、類䌌移動床方匏であ぀おも
よい。 次に、このようにしお埗られる固圢物圓り
85w以䞊の高玔床マルトヌスから無氎マル
トヌスの補造方法に぀いお述べる。 無氎マルトヌスずしおは、䟋えば、結晶性無氎
α−マルトヌス、結晶性β−マルトヌス、非晶質
無氎マルトヌスなどが奜適である。 結晶性無氎α−マルトヌス粉末を補造するに
は、䟋えば、先に出願した特願昭59−156744号明
现曞に蚘茉しおいるように、これら高玔床マルト
ヌスを氎分玄10w未満、望たしくは、
2.0w以䞊9.5w未満の高濃床シラツ
プずし、このシラツプを皮晶共存䞋で50℃乃至
130℃の枩床範囲に維持し぀぀結晶性α−マルト
ヌスを晶出させ粉末化しお補造すればよい。 たた、結晶性無氎β−マルトヌス粉末を補造す
るには、䟋えば、β−マルトヌス含氎結晶粉末が
溶融しない条件、䟋えば、玄80〜110℃の枩床条
件で真空也燥するなどの方法を採甚すればよい。 たた、非晶質無氎マルトヌス粉末を補造するに
は、䟋えば、垂販のβ−マルトヌス含氎結晶を原
料にするか、たたは、固圢物圓り85w以䞊
の高玔床マルトヌス氎溶液を甚いお補造すればよ
い。 垂販のβ−マルトヌス含氎結晶を甚いる堎合に
は、それが溶融する枩床条件、䟋えば、玄120〜
150℃の枩床で垞圧也燥又は枛圧也燥した埌、粉
砕しお補造すればよい。たた、高玔床マルトヌス
氎溶液を甚いる堎合には、䟋えば、濃床玄70〜
95wのシラツプを真空也燥又は凍結也燥し
た埌、粉砕しお補造するか、又は、濃床玄50〜
85wのシラツプを高圧ノズル法又は回転円
盀法などの噎霧也燥法により盎接粉末を補造する
こずも有利に実斜できる。 このようにしお補造される本発明の無氎マルト
ヌス粉末は、䞊品な䜎甘味を有する癜色粉末で、
その氎分は䜎く実質的に無氎で、カヌルフむツシ
ダヌ法により、通垞、3w未満、望たしく
は2w未満で、たた、その流動性は粉末粒
子の圢状、倧きさの違いなどによ぀お倚少異なる
が、実質的に流動性である。 曎に、本発明でいう無氎マルトヌスは、β−マ
ルトヌス含氎結晶に倉換され匷力な脱氎䜜甚を発
揮する実質的な無氎マルトヌスであればよく、䟋
えば、無氎マルトヌスのβ−マルトヌス含氎結晶
ぞの倉換を促進し脱氎剀ずしおの効果を高めるた
め、皮晶ずしおできるだけ少量、通垞5w
未満、望たしくは1w未満のβ−マルトヌ
ス含氎結晶を共存せしめた実質的非晶質無氎マル
トヌス粉末を利甚するこずも有利に実斜できる。 このようにしお埗られる無氎マルトヌス粉末
は、これを、䟋えば、食品、医薬品、化粧品、工
業化孊品などの含氎物に含有させるず、それに含
たれる氎分をβ−マルトヌス含氎結晶の結晶氎ず
しお捕捉し、固定し、含氎物に察しお匷力な脱氎
剀ずしお䜜甚するこずが刀明した。 無氎マルトヌスは、埓来垂販されおいるβ−マ
ルトヌス含氎結晶林原株匏䌚瀟、登録商暙「サ
ンマルト」ずは違぀お、氎のみならず、有機酞
溶液、塩類氎溶液、蛋癜質氎溶液、乳化液、アル
コヌル氎溶液などの各皮氎溶液にに速かに高濃床
に溶解し埗るこずが刀明した。その性質は、無氎
マルトヌスを脱氎剀ずしお利甚し、各皮含氎物か
ら氎分の䜎枛された皮々の脱氎物品を補造する䞊
で奜郜合である。 本発明の脱氎剀が有利に適甚できるものずしお
は、防湿容噚内の雰囲気を陀湿、也燥する堎合、
曎には、加熱也燥、真空也燥などの工皋で倉質劣
化を䌎い易い含氎物又は也燥困難な含氎物などか
ら高品質のマスキツト状、粉末状などの脱氎物品
を補造する堎合などがある。 陀湿、也燥する堎合ずしおは、䟋えば、味付海
苔、クツキヌなどの吞湿防止に利甚できるのみな
らず、曎には、吞湿しお固結し易い粉末状物、䟋
えば、プリンミツクス粉、ホツトケヌキミツクス
粉などのプレミツクス粉、食塩、砂糖、粉末醀
油、粉末味噌、粉末すし酢、粉末ダシの玠、粉末
耇合調味料などの粉末調味料、粉末パプリカ、粉
末にんにく、粉末シナモン、粉末ナツメグ、粉末
ペパヌ、粉末セヌゞなどの粉末銙蟛料、粉末酵母
゚キス、粉末ミルク、粉末ペヌグルト、粉末チヌ
ズ、粉末ゞナヌス、粉末ハヌブ、粉末ビタミン、
顆粒スヌプ、顆粒ブむペン、魚粉、血粉、骚粉、
粉末乳酞菌剀、粉末酵玠剀、顆粒消化剀などの粉
末状物に無氎マルトヌスを配合しお包装封入する
こずにより、包装容噚内郚の盞察湿床を䜎枛さ
せ、粉末状物の付着、固結を防止できるので、補
造盎埌の流動性良奜な高品質を長期間維持するな
どの目的にも利甚するこずができる。 たた、含氎物を脱氎する堎合ずしおは、䟋え
ば、動物、怍物、埮生物由来の噚官、組織、现
胞、摩砕物、抜出物、成分、又はこれからの調補
物など各皮含氎物を脱氎する堎合に有利に利甚で
きる。 䟋えば、食品、その原材料又は加工䞭間物の堎
合には、生果、ゞナヌス、野菜゚キス、豆乳、ゎ
マペヌスト、ナツツペヌスト、生あん、糊化柱粉
ペヌスト、小麊粉ドりなどの蟲産品、りニペヌス
ト、カキ゚キス、むワシペヌストなどの氎産品、
生卵、レシチン、牛乳、乳枅、生クリヌム、ペヌ
グルト、バタヌ、チヌズなどの畜産品、メヌプル
シラツプ、蜂蜜、味噌、醀油、マペネヌズ、ドレ
ツシング、カツオ゚キス、ミヌト゚キス、昆垃゚
キス、チキン゚キス、ビヌプキス、酵母゚キ
ス、きのこ゚キス、甘草゚キス、ステビア゚キ
ス、これらの酵玠凊理物、挬物甚調味液などの含
氎調味料、日本酒、ワむン、ブランデむヌ、りむ
スキヌ、薬甚酒などの酒類、緑茶、玅茶、コヌヒ
ヌなどの嗜奜飲料、ハツカ、ワサビ、ニンニク、
カラシ、サンシペり、シンナモン、セヌゞ、ロヌ
レル、ペパヌ、柑橘類などから抜出される含氎銙
蟛料、セむペりアカネ、ベニノキ、りコり、パプ
リカ、レツドビヌト、ベニバナ、クチナシ、サフ
ラン、コりリダン、玅麹菌などから抜出される含
氎着色料などの液状乃至ペヌスト状物から安定で
颚味良奜な脱氎食品を容易に補造するこずができ
る。 このようにしお埗られた脱氎食品、䟋えば、粉
末蟲氎畜産品、粉末油脂、粉末銙料、粉末着色料
などは、マペネヌズ、スヌプの玠などの調味料、
ハヌドキダンデむヌ、ケヌキなどの菓子類、ホツ
トケヌキミツクス、即垭ゞナヌスなど各皮飲食物
の加工材料、䟋えば、颚味良奜な倩然型バルクフ
レヌバヌなどずしお自由に䜿甚するこずができ
る。 たた、医薬品、その原料又は加工䞭間物の堎合
には、むンタヌプロン、リンホトキシン、ツモ
ア・ネクロシス・フアクタヌ、マクロフアヌゞ遊
走阻止因子、コロニヌ刺激因子、トランスフアヌ
フアクタヌ、むンタヌロむキンなどのリンホカ
むン含有液、むンシナリン、成長ホルモン、プロ
ラクチン、゚リトロポ゚チン、卵胞刺激ホルモン
などのホルモン含有液、BCGワクチン、日本脳
炎ワクチン、はしかワクチン、ポリオ生ワクチ
ン、痘苗、砎傷颚トキ゜むド、ハブ抗毒玠、ヒト
免疫グロブリンなどの生物補剀含有液、ペニシリ
ン、゚リスロマむシン、クロラムプニコヌル、
テトラサむクリン、ストレプトマむシン、硫酞カ
ナマむシンなどの抗生物質含有液、チアミン、リ
ボフラビン、アスコルビン酞、肝油、カロチノむ
ド、゚ルゎステロヌル、トコプロヌルなどのビ
タミン含有液、リパヌれ、゚ラスタヌれ、りロキ
ナヌれ、プロテアヌれ、β−アミラヌれ、む゜ア
ミラヌれ、グルカナヌれ、ラクタヌれなどの酵玠
含有液、薬甚人参゚キス、スツポン゚キス、クロ
レラ゚キス、アロ゚゚キスなどの゚キス類、りむ
ルス乳酞菌、酵母などの生菌ペヌスト、ロヌダル
れリヌなどの液状乃至ペヌスト状物も、その有効
成分、掻性を倱うこずなく、安定で高品質の脱氎
医薬品脱氎健康食品などを容易に補造できる。 たた、化粧品、その原料又は加工䞭間物の堎合
には、前蚘食品、医薬品の堎合ず同様に生卵、レ
シチン、生クリヌム、蜂蜜、甘草゚キス、銙料、
着色料、酵玠などを脱氎すれば、高品質の脱氎化
粧品が容易に埗られる。本化粧品は、矎肌剀、矎
毛剀、育毛剀などずしお有利に利甚できる。 たた、也燥物品が酵玠の堎合には、食品、医薬
品、工業原料などの加工甚觊媒ずしお、たた、治
療剀、消化剀などずしお、曎には酵玠掗剀などず
しおも有利に利甚できる。 含氎物に無氎マルトヌスを含有させる方法ずし
おは、目的の脱氎物品が完成されるたでに、䟋え
ば、混和、混捏、溶解、浞透、散垃、塗垃、噎
霧、泚入などの公知の方法が適宜に遞ばれる。 含氎物に察する無氎マルトヌスを含有させる量
は、含氎物に含たれる氎分量ず目的ずする脱氎物
品の性状によ぀おも倉わり、必芁ならば、含氎物
を他の公知の方法で郚分的に脱氎たたは濃瞮した
埌に、無氎マルトヌスを含有させおもよく、通
垞、含氎物重量郚に察しお、0.01〜500重量郚、
望たしくは0.1〜100重量郚である。この際、埗ら
れる脱氎物品、䟋えば、食品、医薬品、化粧品な
どの品質を曎に向䞊させるために、適宜な着銙
料、着色料、呈味料、安定剀、増量剀などを䜵甚
するこずも有利に実斜できる。 ずりわけ、安定剀に぀いお、本発明が無氎マル
トヌスによる匷力な脱氎方法であるこずから、抗
酞化剀などの䜎分子化合物に限る必芁はなく、埓
来、也燥が困難ずされおいた氎溶性高分子化合
物、䟋えば、可溶性柱粉、デキストリン、シクロ
デキストリン、プルラン、゚ルシナン、デキスト
ラン、ザンタンガム、アラビアガム、ロヌカスト
ビヌンガム、グアガム、トラガカントガム、タマ
リンドガム、カルボキシメチルセルロヌス、ヒド
ロキシ゚チルセルロヌス、ヒドロキシ゚チルスタ
ヌチ、ペクチン、寒倩、れラチン、アルブミン、
カれむンなどの物質も安定剀ずしお有利に利甚で
きる。 これら氎溶性高分子化合物を甚いる堎合には、
䟋えば、液状乃至ペヌスト状含氎物に、予め氎溶
性高分子化合物を均䞀に溶解せしめ、次いで、こ
れに無氎マルトヌスを混和、混捏などの方法で均
䞀に含有させるこずにより、埮现なβ−マルトヌ
ス含氎結晶を析出せしめた脱氎物品が埗られる。
本品は含氎物由来の銙気成分、有効成分などが高
分子化合物の皮膜で被膜されおいるか、又は、該
皮膜で囲たれたマむクロカプセル䞭に埮现なβ−
マルトヌス含氎結晶ずずもに内包されおおり、た
た、シクロデキストリンを甚いる堎合には包装化
合物などを圢成しお、その揮散、品質劣化が防止
されるこずから、含氎物由来の銙気成分、有効成
分の安定保持にきわめお優れおいる。シクロデキ
ストリンずしおは、高玔床のものに限る必芁はな
く、也燥しにくく粉末化の困難な䜎玔床のシクロ
デキストリン、䟋えば、倚量のマルトデキストリ
ンずずもに各皮シクロデキストリンを含有した氎
风状の柱粉郚分加氎分解物なども有利に利甚でき
る。 本発明の脱氎物品、ずりわけ、粉末状物品を補
造する方法は、皮々の方法が採甚出来る。䟋え
ば、食品、医薬品、化粧品、それらの原材料又は
加工䞭間物などの比范的高氎分の含氎物に、無氎
マルトヌスを氎分玄30w以䞋、望たしくは
玄〜25wになるように均䞀に含有せしめ
た埌、バツトなど玄〜10日間、玄10〜50℃、䟋
えば宀枩に攟眮し、β−マルトヌス含氎結晶に倉
換させお、䟋えばブロツク状に固化し、これを切
削、粉砕などの方法により補造すればよい。必芁
ならば、切削、粉砕などの粉末化工皋の埌に也燥
工皋、分玚工皋などを加えるこずもできる。 たた、噎霧方法などにより、盎接、粉末品を補
造するこずもできる。䟋えば、無氎マルトヌス粉
末を流動させながら、これに液状乃至ペヌスト状
の含氎物を所定量噎霧しお接觊せしめお造粒し、
次いで、玄30〜60℃で玄〜24時間熟成しおβ−
マルトヌス含氎結晶に倉換せしめるか、又は、無
氎マルトヌスを液状乃至ペヌスト状含氎物に混
和、混捏などした埌、これを盎ちに、若しくはβ
−マルトヌス含氎結晶ぞの倉換を開始させお噎霧
し埗られる粉末品を同様に熟成し、β−マルトヌ
ス含氎結晶に倉換せしめお粉末品を補造する方法
は、倧量生産方法ずしお奜適である。 この噎霧方法の堎合に、無氎マルトヌスのβ−
マルトヌス含氎結晶ぞの倉換を促進するため、無
氎マルトヌスずずもに、皮晶ずしおできるだけ少
量のβ−マルトヌス含氎結晶を共存させお、その
熟成期間を短瞮させるこずも有利に実斜できる。 このようにしお埗られた粉末状脱氎物品は、そ
のたたで、たたは必芁に応じお、増量剀、賊圢
剀、結合剀、安定剀などを䜵甚しお、曎には、顆
粒、錠剀、カプセル剀、棒状、板状、立方䜓圢な
ど適宜な圢状に成圢しお利甚するこずも自由にで
きる。 たた、ピヌナツツ、アヌモンド、キダンデむヌ
などの食品や、顆粒、玠錠などの医薬䞭間物など
を芯ずしお、これに無氎マルトヌスの玄70〜
95w氎溶液、望たしくは、氎溶性高分子な
どの結合剀を適量共存させた氎溶液をコヌテむン
グし、次いで、β−マルトヌス含氎結晶に倉換し
晶出させお糖衣物を補造するこずも有利に実斜で
きる。 たた、高氎分含氎物に無氎マルトヌスを混和、
混捏などの方法で含有させたものは、無氎マルト
ヌスがβ−マルトヌス含氎結晶に倉換し脱氎する
際、β−マルトヌス含氎結晶ぞの倉換に぀れおそ
の䜓積を膚匵する。膚匵が著しい堎合には、玄
1.5〜4.0倍にも達する。このように、膚匵しお固
化したものは、膚匵の少ないものず比范しお硬床
が䜎く、粉末化が容易であり、切削機、粉砕機な
どの摩耗も少なく、動力甚電力の消費量も倧幅に
節玄できる特城を有しおいる。 たた、この膚匵珟象を利甚しお、各皮圢状の脱
氎食品が補造できる。䟋えば、花、鳥、魚、人圢
など皮々の圢状をしたプラスチツク補容噚など
に、無氎マルトヌスを含有させた高氎分含氎物を
採り、玄〜90時間、宀枩に攟眮し、膚匵、固化
させるこずによ぀お、各皮圢状の脱氎物品が埗ら
れる。必芁ならば、この膚匵を曎に促進するため
に、アルコヌルなどの気化しやすい溶媒、炭酞ガ
スなどを発生する発泡剀などを無氎マルトヌスず
ずもに含有させ、わずかに加熱するこずも、た
た、β−マルトヌス含氎結晶ぞの倉換を促進しそ
の時間を短瞮するために、蒞気雰囲気にさらすこ
ずもできる。 このようにしお埗られた各皮圢状の脱氎物品
は、その圢状を楜しむこずができ、䟋えば、菓
子、嗜奜物などの食品、その他化粧品、医薬品な
どに有利に利甚できる。 たた、䞀般に、柱粉は、その膚最、糊化のため
に、倚量の氎分を必芁ずしおいる。埓぀お、糊化
柱粉は、きわめお埮生物汚染を受け易い。無氎マ
ルトヌスは、このような糊化柱粉の脱氎剀ずしお
も有利に利甚できる。䟋えば、求肥などの糊化柱
粉は、これに無氎マルトヌスを含有させβ−マル
トヌス含氎結晶に倉換させるこずにより、実質的
に氎分が䜎枛され、埮生物汚染防止するこずがで
きる。 たた、無氎マルトヌスは、糊化柱粉に察しお容
易、均䞀に混和し、老化防止剀ずしおも䜜甚する
こずから、糊化柱粉を含有する各皮加工食品の商
品寿呜を倧幅に延長するこずができる。 たた、無氎α−マルトヌスは、䟋えば、皮むき
バナナ、皮むきオレンゞ、スラむスした蒞しい
も、開いたアゞ、生麺、ゆで麺、逅菓子などの衚
面に埮生物汚染を受け易い高氎分有圢食品の堎合
には、その衚面に結晶性α−マルトヌス粉末をた
ぶしおβ−マルトヌス含氎結晶に倉換せしめ、そ
の衚面の氎分を実質的に䜎枛し、これら食品の日
持ちを向䞊し、品質を改良するこずから、食品の
防腐剀、安定剀、品質改良剀などずしお有利に利
甚できる。この際、必芁ならば、䟋えば、乳酞、
ク゚ン酞、゚タノヌルなどを䜵甚しお、たた、真
空包装、ガム充填包装、冷蔵などしお、その商品
寿呜を曎に延長させるこずも自由である。 たた、無氎マルトヌスは、アルコヌルに察し高
い芪和性を瀺す。この性質から、メタノヌル、゚
タノヌル、ブタノヌル、プロピレングリコヌル、
グリセリン、ポリ゚チレングリコヌルなどのアル
コヌル又はアルコヌル可溶物などに含たれる氎分
の脱氎剀ずしおも有利に利甚できる。䟋えば、枅
酒、焌酎、ワむン、ブランデむヌ、りむスキヌ、
りオツカなどの酒類を無氎マルトヌスで脱氎し、
生成したβ−マルトヌス含氎結晶にその有効成
分、銙気などを保持したマスキツト状、粉末状な
どの脱氎酒類を有利に補造するこずができる。こ
のようにしお補造した粉末酒類は、菓子、プレミ
ツクスなどに利甚でき、氎で埩元しお飲甚に䟛す
るこずもできる。 この堎合には、無氎マルトヌスは、脱氎剀、安
定剀ずしおだけではなく、䞊品な甘味質、ボデむ
ヌ、適床な粘床付䞎剀などずしおの効果をも発揮
するこずができる。 たた、沃玠などのアルコヌル溶液を無氎マルト
ヌスず混合し、これに氎溶性高分子などを含有す
る氎溶液を加えおβ−マルトヌス含氎結晶に倉換
せしめるこずにより、沃玠などの有効成分を安定
に保持し、か぀、適床の粘床、延び、付着性を有
するマスキツト状の膏薬などを補造するこずも有
利に実斜できる。 たた、無氎マルトヌスは、芪氎性糖質でありな
がら、意倖に倧きな芪油性を瀺す。 この性質から、無氎マルトヌスは、油溶性物
質、乳化物、ラテツクスなどに含たれる氎分の脱
氎剀ずしおも有利に利甚できる。 油溶性物質、䟋えば、倧豆油、ナタネ油、芥子
油、ゎマ油、サフラワヌ油、パヌム油、カカオバ
タヌ、牛脂、豚脂、鶏脂、魚油、硬化油などの油
脂、柑橘類粟油、花粟油、スパむス油、ペパヌミ
ント油、スペアミント油、コヌラナツツ゚クスト
ラクト、コヌヒヌ゚クストラクトなどの油溶性銙
蟛料、β−カロチン、パプリカ色玠、アナトヌ色
玠、クロロフむルなどの油溶性着色料、肝油、ビ
タミン、ビタミンB2酪酞゚ステル、ビタミン
、ビタミン、ビタミンなどの油溶性ビタミ
ン、゚ストロゲン、プロゲストロン、アンドロゲ
ン、プロスタグランゞンなどの油溶性ホルモン、
リノヌル酞、リノレン酞、アラキドン酞、゚むコ
サペン゚ン酞、ドコサヘキサ゚ン酞などの高床䞍
飜和脂肪酞などに含たれる埮量の氎分をも匷力に
捕捉する脱氎剀ずしお有利に利甚できる。 無氎マルトヌスにより脱氎された油溶性物質
は、高品質であり、加氎分解、倉敗などの品質劣
化を受けにくい特城を有する。 たた、無氎マルトヌスに含氎油溶性物質、乳化
物、ラテツクスなどを含浞、混合などしお無氎マ
ルトヌスをβ−マルトヌス含氎結晶に倉換せし
め、粉末状の油脂、銙蟛料、銙料、着色料などの
食品、化粧品、粉末状のビタミン、ホルモンなど
の医薬品などを補造するこずも有利に実斜でき
る。 この堎合には、無氎マルトヌスは、脱氎剀ずし
おのみならず、β−マルトヌス含氎結晶に倉換さ
れお安定剀、保持剀、賊圢剀、担䜓などずしおも
䜜甚する。 たた、チペコレヌト、サンドクリヌムなどの氎
分を嫌う有甚性物質含有食品の堎合にも、無氎マ
ルトヌスは有利に利甚される。この堎合には、脱
氎剀ずしおのみならず、加工適性、口溶け、颚味
などが良奜になるこずが利甚される。曎に、埗ら
れた補品が、その高品質に長期にわた぀お安定に
維持し埗る特城を有しおいる。 以䞊述べたように、本発明は、無氎マルトヌス
が各皮含氎物の氎分を匷力に脱氎するこずを芋い
だしこずによ぀お達成されたものであり、その無
氎マルトヌスを脱氎剀ずしお利甚するこずによ
り、液状乃至ペヌスト状などの含氎物から、その
颚味、銙気を劣化、揮散させるこずなく、氎分の
䜎枛された高品質の食品、化粧品や、たた、その
有効成分、掻性を分解、䜎䞋させるこずなく、氎
分の䜎枛された高品質の医薬品、化粧品などを有
利に補造するこずができる。 たた、無氎マルトヌスは、以䞊述べた特殊な堎
合だけでなく、マルトヌス本来の倩然甘味料であ
り、虫歯誘発、血䞭コレステロヌルの増加などの
懞念もなく、曎に、䞊品な甘味、ボデむの付䞎、
照りの付䞎、粘性、保氎性などの性質をも有しお
いるので食品、医薬品、化粧品などの補造に有利
に利甚できる。 たた、無氎マルトヌスは、マルトヌス本来の代
謝利甚される栄逊物である。 泚射剀などずしお非経口的に利甚される堎合に
は、グルコヌスず比范しお倍濃床で等匵ずなる
こずから、倍濃床でカロリヌ補絊ができるこず
ずなり、手術時などの倧カロリヌを必芁ずする際
の栄逊補絊剀ずしお奜適である。 次に、その他の䜿甚䟋を述べる。 無氎マルトヌスは、匷力な脱氎䜜甚を有する調
味料ずしお䜿甚するこずができる。 必芁ならば、䟋えば、粉风、ブドり糖、異性化
糖、砂糖、蜂蜜、メヌプルシナガヌ、゜ルビトヌ
ル、マルチトヌル、ゞヒドロカルコン、ステビオ
シド、α−グリコシルステビオシド、ラカンカ甘
味物、グルチルリチン、゜りマチン、−アスパ
ラチルプニルアラニンメチル゚ステル、サツカ
リン、グリシン、アラニンなどのような他の甘味
料ず、たた、デキストリン、柱粉、乳糖などのよ
うな増量剀ず混合しお䜿甚するこずもできる。 たた、無氎マルトヌスは、マルトヌス本来の䞊
品な甘味を有し、酞味、塩から味、枋味、旚味、
苊味などの他の呈味を有する各皮の物質ずよく調
和し、耐酞性、耐熱性も倧きいので、䞀般食品ぞ
の脱氎剀ずしおのみならず、甘味付に、たた呈味
改良、品質改良などに自由に利甚できる。 䟋えば、醀油、粉末醀油、味噌、粉末味噌、も
ろみ、ひしお、フリカケ、マペネヌズ、ドレツシ
ング、食酢、䞉杯酢、粉末すし酢、䞭華の玠、倩
぀ゆ、麺぀ゆ、゜ヌス、ケチダツプ、焌肉のタ
レ、カレヌルり、シチナヌの玠、スヌプの玠、ダ
シの玠、耇合調味料、みりん、新みりん、テヌブ
ルシナガヌ、コヌヒヌシナガヌなど各皮調味料ぞ
の脱氎剀ずしお、曎には、甘味料、呈味改良剀、
品質改良剀などずしお自由に䜿甚できる。 たた、䟋えば、せんべい、あられ、おこし、求
肥、逅類、たんじゆう、ういろう、あん類、矊
矹、氎矊矹、錊玉、れリヌ、カステラ、风玉など
の各皮和菓子、パン、ビスケツト、クラツカヌ、
クツキヌ、パむ、プリン、バタヌクリヌム、カス
タヌドクリヌム、シナヌクリヌム、ワツフル、ス
ポンゞケヌキ、ドヌナツ、チペコレヌト、チナヌ
むンガム、キダラメル、ヌガヌ、キダンデむヌな
どの各皮掋菓子、アむスクリヌム、シダヌベツト
などの氷菓、果実のシロツプ挬、氷蜜などのシロ
ツプ類、フラワヌペヌスト、ピヌナツツペヌス
ト、フルヌツペヌストなどのペヌスト類、ゞダ
ム、マヌマレヌド、シロツプ挬、糖果などの果
実、野菜の加工食品類、犏神挬、べ぀たら挬、千
枚挬、ら぀きよう挬などの挬物類、たくあん挬の
玠、癜菜挬の玠などの挬物の玠類、ハム、゜ヌセ
ヌゞなどの畜肉補品類、魚肉ハム、魚肉゜ヌセヌ
ゞ、カマボコ、チクワ、倩ぷらなどの魚肉補品、
りニ、むカの塩蟛、酢コンブ、さきするめ、ふぐ
のみりん干し、タラ、タむ、゚ビなどの田麩など
の各皮珍味類、海苔、山菜、するめ、小魚、貝な
どで補造される぀くだ煮類、煮豆、ポテトサラ
ダ、コンブ巻などの惣菜食品、乳補品、魚肉、畜
肉、果実、野菜のビン詰、猶詰類、合成酒、増醞
酒、果実酒、掋酒などの酒類、コヌヒヌ、ココ
ア、ゞナヌス、炭酞飲料、乳酞飲料、乳酞菌飲料
などの枅涌飲料氎、プリンミツクス、ホツトケヌ
キミツクス、即垭ゞナヌス、即垭コヌヒヌ、即垭
しるこ、即垭スヌプなどの即垭飲料などの各皮食
品ぞの脱氎剀ずしお、曎には甘味料、呈味改良
剀、品質改良剀などずしお自由に利甚できる。 たた、家畜、家犜、その他蜜蜂、蚕、魚などの
飌育動物のための飌料、逌料などを脱氎し嗜奜性
を向䞊させる目的で䜿甚するこずもできる。その
他、タバコ、緎歯磚き、口玅、リツプクリヌム、
内服薬、口腔甚剀、トロヌチ、肝油ドロツプ、口
䞭枅涌剀、口䞭銙錠、うがい薬など、各皮固圢
状、ペヌスト状、液状などで嗜奜物、化粧品、医
薬品などぞの脱氎剀ずしお、曎には甘味剀、呈味
改良剀、矯味剀などずしお自由に利甚できる。 以䞋、本発明を実隓を甚いお詳现に説明する。 実隓 原料マルトヌスの比范 原料マルトヌスは、第衚に瀺した林原株匏䌚
瀟補造の各皮柱粉商品化を䜿甚した。 商品名 マルスタヌ○、HM−75などのシラツ
プ品の堎合には、そのたた蒞発釜にずり、枛圧䞋
で煮぀めお氎分4.5wずした。 商品名 サンマルト○、マルトヌス、マルト
ヌスHH、マルトヌスHHHなどのβ−マルトヌ
ス含氎結晶などの粉末品の堎合には、少量の氎
で、加熱溶解し、次いで蒞発釜にずり、枛圧䞋
で、煮぀めお氎分4.5wずした。 このようにしお埗られた氎分玄4.5wの
高濃床シラツプを助晶機に移し、これに予じめ、
高玔床β−マルトヌス含氎結晶マルトヌス
HHHを玄50w熱メタノヌル溶液から晶
出採取した結晶性無氎α−マルトヌスを、結晶ず
しお2w加え、120℃で20分間撹拌助晶し、
次いでアルミ補バツトに取り出し、90℃で16時間
熟成させブロツクを調補した。次いで、宀枩たで
冷华し粉砕しお粉末品を埗た。たた、β−マルト
ヌス含氎結晶商品名 マルトヌスHHHを参
考䟋の方法で真空也燥しお結晶性無氎β−マル
トヌスの粉末品を埗た。たた、β−マルトヌス含
氎結晶商品名 マルトヌスHHHを少量の氎
で加熱溶解し、参考䟋の方法で真空也燥しお非
晶質無氎マルトヌスの粉末品を埗た。これら粉末
品を甚いお、C.C.Sweeley et al.、Journal of
American Chemical Society、第85巻、第2497
〜2507頁1963幎に蚘茉されおいる方法に準じ
おガスクロマトグラフむヌを行ない、マルトヌス
䞭の光孊異性䜓α−マルトヌスの含量を求め、た
た、F.H.Stodola et al.Journal of American
Chemical Society、第78巻、第2514〜2518頁
1956幎に蚘茉されおいる方法に準じお線回
折装眮理孊電機株匏䌚瀟補造、商品名ガむガヌ
フレツクスRAD−、CuKα線䜿甚を甚い
お粉末線回折を行ない結晶の有無を調べた。結
果は第衚に瀺す。その線回折図圢を第〜
図に瀺す。第図は、α−マルトヌス含量48w
である非晶質粉末の、第図はα−マルトヌ
ス含量55.6wである結晶性粉末の、第図
はα−マルトヌス含量61.4wである結晶性
粉末の、第図はα−マルトヌス含量68.7w
である結晶性粉末の、第図はα−マルトヌス
含量74.2wである結晶性粉末の、第図は
結晶性無氎β−マルトヌス粉末の線回折図圢で
ある。 たた、非晶質無氎マルトヌスは第図ず同じ
線回折図圢を瀺した。なお、察照実隓ずしお、原
料のβ−マルトヌス含氎結晶マルトヌス
HHH粉末の線回折では、第図の線回折
図圢が埗られた。
【衚】 第衚の結果から明らかなように、線回折に
より新たな結晶の析出が認められたものは、光孊
異性䜓α−マルトヌスの含量が55w以䞊を
瀺し、その原料マルトヌスずしおは、マルトヌス
含量が固圢物圓り85w以䞊が必芁であるこ
ずが刀明した。 実隓 各皮糖類の脱氎力の比范 無氎ブドり糖、砂糖、実隓のテストNo.〜
で調補した各皮無氎糖類、たたはテストNo.の原
料のβ−マルトヌス含氎結晶を甚いお、その粒埄
箄100〜150Όの粉末品ずし、盎埄cmのプラスチ
ツクシダヌレにそれぞれず぀採り、盞察湿床
70に調補された25℃の雰囲気に攟眮し、経時的
にこれら糖類の氎分を枬定しお、脱氎力の
匷さを比范した。 結果は、第衚に瀺す。
【衚】 (泚) は、吞湿しおペヌスト状にな぀たこ
ずを瀺す。
第衚の結果から明らかなように、固圢物圓り
85w以䞊のマルトヌスを含有した無氎マル
トヌスは、その重量の玄5wの氎分を捕捉
するたで匷力な脱氎剀ずしお䜜甚するこずが刀明
した。 たた、各サンプルの線回折図圢を経時的に調
べお比范したずころ、無氎ブドり糖、砂糖、β−
マルトヌス含氎結晶には倉化がなか぀た。しか
し、No.〜の無氎マルトヌスに぀いおは、氎分
を捕捉しお倉化し、玄の氎分でβ−マルトヌ
ス含氎結晶に倉換され、平衡氎分に達しお安定化
するこずが刀明した。 たた、同様にしお、実隓のNo.で調補した無
氎マルトヌスを盞察湿床92に調湿された25℃の
雰囲気に眮き、経時的にその氎分を枬定し
たずころ、玄氎分でβ−マルトヌス含氎結晶
に亀換した埌も氎分を取り蟌み、玄18氎分で平
衡に達しお安定化するこずが刀明した。この堎合
にも粉末状を維持し、濡れたり、流れたりする珟
象は芋られなか぀た。 この性質から、無氎マルトヌスは、食品、医薬
品、化粧品、これら原材料たたは加工䞭間物など
の脱氎剀ずしお有利に利甚できるこずが刀明し
た。 実隓 サンドクリヌムぞの各皮糖類の利甚 各皮糖類を甚いおサンドクリヌムを調補し、そ
の脱氎䜜甚を比范した。 各皮糖類ずしおは、無氎ブドり糖、砂糖、実隓
のテストNo.で調補した結晶性無氎α−マルト
ヌス、たたはその原料のβ−マルトヌス含氎結晶
を䜿甚した。 調補方法は、ミキサヌにシペヌトニング425
をずり、これに糖類500を加えお混合し、次い
で、予じめ倧豆油癜絞油25ずカカオバタヌ
50ずを混合した溶融液を加えおホむツプしサン
ドクリヌムずした。 なお、糖類ずしお、β−マルトヌス含氎結晶を
䜿甚したものは、混合できず、サンドクリヌムが
補造できなか぀た。 埗られたサンドクリヌムを盞察湿床92に調湿
された29℃の苛酷な雰囲気に攟眮し、経時的にそ
の氎分を枬定し、サンドクリヌムの状態を
芳察した。 結果は、第衚に瀺す。
【衚】  油脂の分離もなく、安定でやや
硬目のサンドクリヌムである。
第衚の結果から明らかなように、盞察湿床92
に調湿された29℃の苛酷な条件䞋においおも、
無氎マルトヌスを䜿甚したサンドクリヌムは型く
ずれせず、䜿甚した無氎マルトヌスがβ−マルト
ヌス含氎結晶に倉換され、雰囲気条件ず平衡に達
しお安定化されるこずが刀明した。この事実か
ら、調補したサンドクリヌムは、䟋えば、クツキ
ヌ、ビスケツトなどにはさんで防湿容噚などに保
存するこずにより、雰囲気䞭の氎分を捕捉し、脱
氎しお、雰囲気の盞察湿床を䜎枛するだけでな
く、サンドクリヌム自身の品質劣化を起こすこず
なく、長期に安定に維持し埗るこずも刀明した。 実隓 糊化柱粉に察する糖質の比范 もち粉400を氎600mlで溶いお、朚枠に濡れ垃
きんを敷いたものに流し蟌み、これを105℃で10
分間蒞しお糊化柱粉ずする。 これに、実隓のテストNo.で調補した結晶性
無氎α−マルトヌス、たたはその原料であるβ−
マルトヌス含氎結晶の800をミキサヌで混和し、
均䞀にな぀たら、曎に氎风200を加え充分に捏
ねお成圢し、曎に40℃の枩颚で時間軜く也燥し
お求肥を埗た。 本品を25℃の宀枩に開攟しお攟眮したずころ、
β−マルトヌス含氎結晶を䜿甚したものは、12日
埌に黒かびのコロニヌの発生を芋たが、結晶性無
氎α−マルトヌスを䜿甚したものは、20日埌にお
いおも埮生物の汚染が芋られなか぀た。 たた、20日埌のものを切断しお、その断面を芳
察したずころ、結晶性無氎α−マルトヌスを䜿甚
したものは、衚局郚がやや硬化しお結晶が析出し
おいるものの、内郚は補造盎埌ず同様に半透明
で、適床な艶、粘床を有しおいた。なお衚局郚の
結晶は、線回折図圢から結晶性無氎α−マルト
ヌスがβ−マルトヌス含氎結晶に亀換しおいるも
のであるこずが刀明した。 これに察しお、β−マルトヌス含氎結晶を䜿甚
したものは、衚面にかびが発生したばかりか、そ
の断面も党局にわた぀お癜濁しおおり、艶もなか
぀た。 この結果、無氎マルトヌスは、糊化柱粉の脱氎
剀ずしお䜜甚し、埮生物汚染を防止し、曎に糊化
柱粉の老化を防止するこずが刀明した。 この性質は、求肥、フラワヌペヌストなどの糊
化柱粉を甚いる各皮補品に察しお有利に利甚でき
る。 以䞋、無氎マルトヌス粉末の補造方法を参考䟋
で述べる。 参考䟋  銬鈎薯柱粉重量郚ず氎10重量郚ずの懞濁液に
垂販の现菌液化型α−アミラヌれを加え90℃に加
熱糊化し、盎ちに130℃に加熱しお酵玠反応を止
め、DE箄0.5の液化液を埗た。この柱粉液化液を
55℃たで急冷しおシナヌドモナス・アミロデラモ
サPseudomonas amyloderamosa
ATCC21262の培逊液から調補したむ゜アミラヌ
れEC 3.2.1.68を柱粉瓊圓り100単䜍ず、倧豆
由来のβ−アミラヌれEC3.2.1.2長瀬産業(æ ª)
補、商品名1500を同じく50単䜍ずを加えPH
5.0に保぀お40時間糖化し、マルトヌス含量が固
圢物圓り92.5wの高玔床マルトヌス液を
埗、これを掻性炭で脱色し、むオン亀換暹脂で脱
塩粟補した。本マルトヌス溶液を濃床75に濃瞮
した埌、助晶猶にずり、β−マルトヌス・モノハ
むドレむト結晶の粉末皮晶を加え40℃ずし、
ゆ぀くり撹拌し぀぀埐冷しお、日間芁しお30℃
たで䞋げ、バスケツト型遠心機で分蜜し、結晶を
少量の氎でスプレヌし掗浄しお玔床99.0の高玔
床β−マルトヌス含氎結晶を埗た。 このようにしお埗られた高玔床マルトヌスを少
量の氎で加熱溶解し、次いで蒞発釜にずり、枛圧
䞋で煮぀め、氎分5.5wのシラツプずした。
次いで、助晶機に移し、これに実隓、テストNo.
の方法で埗た結晶性無氎α−マルトヌスをシラ
ツプ固圢物圓り1w加え、100℃で分間撹
拌助晶し、次いで、プラスチツク補バツトに取り
出し、70℃で時間晶出熟成させおブロツクを調
補した。 次いで、本ブロツクを切削機にお粉砕し、流動
也燥しお、光孊異性䜓α−マルトヌス含量が
73.3w、氎分0.42wの結晶性無氎α
−マルトヌス粉末を、原料の高玔床β−マルトヌ
ス含氎結晶に察しお玄92wの収率で埗た。 本品は、本発明の食品、医薬品、化粧品、その
原材料、たたは加工䞭間物などの含氎物の脱氎剀
ずしおのみならず、䞊品な甘味を有する癜色粉末
甘味料ずしおも有利に利甚できる。 参考䟋  参考䟋の方法で調補したマルトヌス含量が固
圢物圓り92.5wの高玔床マルトヌス氎溶液
を、氎分20wに枛圧濃瞮し、次いで噎霧也
燥塔の䞊郚より高圧ポンプにおノズルから噎霧
し、100℃の熱颚にお也燥し぀぀、也燥塔底郚の
移動金網コンベア䞊で、予じめ、流動させおいる
結晶性無氎α−マルトヌス粉末䞊に萜䞋せしめ、
コンベアの䞋より70℃の枩颚を送り぀぀、也燥塔
倖に埐々に移動させ、60分を芁しお取り出した粉
末を熟成塔に充填しお70℃の枩颚を通気し぀぀
時間晶出熟成させお、光孊異性䜓α−マルトヌス
含量が66.2w、氎分0.55wの結晶性
無氎マルトヌス粉末を原料の高玔床マルトヌスに
察しお玄94の収率で埗た。 本品は、参考䟋の方法で埗られた無氎マルト
ヌス粉末ず同様に、各皮含氎物の脱氎剀ずしおの
みならず、甘味料ずしおも有利に利甚できる。 参考䟋  コンスタヌチ重量郚ず氎10重量郚ずの懞濁液
に、垂販の现菌液化型α−アミラヌれを加え、90
℃に加熱糊化した埌、130℃に加熱しお酵玠反応
を止め、DE玄の液化液ずし、この柱粉液化液
を55℃に急冷しおシナヌドモナス・アミロデラモ
サPseudomonas amylodermosa
ATCC21262の培逊液から調補したむ゜アミラヌ
れEC3.2.1.68を柱粉瓊圓り120単䜍ず、倧豆
由来のβ−アミラヌれを同じく30単䜍ずを加え、
PH5.0に保぀お36時間糖化し、参考䟋ず同様に
粟補しお、マルトヌス含量が88.6wの高玔
床マルトヌス溶液を埗、次いで、枛圧濃瞮しお氎
分3.5wのシラツプずした。 次いで、助晶機に移し、これに参考䟋の方法
で埗た結晶性無氎α−マルトヌスを、シラツプ固
圢物圓り2.5w加え、120℃で10分間撹拌助
晶し、次いで、アルミ補バツトに取り出し、70℃
で18時間晶出熟成させ、以埌、参考䟋ず同様に
粉砕、也燥し、光孊異性䜓α−マルトヌス含量が
63.9w、氎分0.60wの結晶性無氎α
−マルトヌス粉末を、原料の高玔床マルトヌスに
察しお玄94の収率で埗た。 本品は、参考䟋の方法で埗られた無氎マルト
ヌス粉末ず同様に各皮含氎物の脱氎剀ずしおのみ
ならず、甘味料ずしおも有利に利甚できる。 参考䟋  マルトヌス含有量79.6の柱粉糖液林原株匏
䌚瀟補造、商品名HM−75を濃床45w氎
溶液にしお原糖液ずした。分画甚暹脂は、アルカ
リ金属型匷酞性カチオン亀換暹脂東京有機化孊
工業瀟補造、商品名 XT−1022E、Na+型を
䜿甚し、内埄5.4cmのゞダケツト付ステンレス補
カラムに氎懞濁液状で充填した。この際、暹脂局
長のカラム本の充填し、その液が盎列に流
れるようにカラム本を連結しお暹脂局党長20
ずした。 カラム内枩床を55℃に維持し぀぀、原糖液を暹
脂に察しお5v加え、これに55℃の枩氎を
SVO.13の流速で流しお分画し、マルトヌス高含
有画分を採取し、マルトヌス含量固圢物圓り
94.4wの高玔床でマルトヌス溶液を埗た。 䞊述の分画凊理を20回行぀お集めた高玔床マル
トヌス溶液を枛圧濃瞮しお氎分4.0wのシ
ラツプずし、助晶機に移し、参考䟋の方法で埗
た結晶性無氎α−マルトヌスをシラツプ固圢物圓
り2.0w加え、110℃で20分間撹拌助晶し、
次いで、スクリナヌ型抌出し造粒機にかけお顆粒
状粉末ずし、也燥宀に移し80℃の熱颚で時間也
燥させながら晶出熟成させ、光孊異性䜓α−マル
トヌス含量が69.2w、氎分0.48wの
結晶性無氎α−マルトヌス粉末を、原料の高玔床
マルトヌスに察しお玄93の収率で埗た。 本品は、参考䟋の方法で埗られた無氎マルト
ヌス粉末ず同様に、各皮含氎物の脱氎剀ずしおの
みならず甘味料ずしおも有利に利甚できる。 参考䟋  参考䟋の方法で埗たβ−マルトヌス含氎結晶
を95℃で日間真空也燥し、氎分0.36wの
結晶性無氎β−マルトヌス粉末を補造した。 本品は、参考䟋の方法で埗られた無氎マルト
ヌス粉末ず同様に、各皮含氎物の脱氎剀ずしおの
みならず、甘味料ずしおも有利に利甚できる。 参考䟋  参考䟋の方法で埗た高玔床マルトヌス氎溶液
を氎分25wに枛圧濃瞮し、次いで、噎霧也
燥塔䞊郚より高圧ポンプにおノズルから噎霧しお
160℃の熱颚にお也燥し、也燥塔底郚に集め、こ
れを塔倖に取り出し、氎分0.40wの粉末を
埗た。この粉末に察しお、皮晶ずしお、参考䟋
の方法で埗たβ−マルトヌス含氎結晶を玄
0.1w混合しお実質的非晶質無氎マルトヌ
ス粉末を補造した。 本品は、参考䟋の方法で埗られた無氎マルト
ヌス粉末ず同様に、各皮含氎物の脱氎剀ずしおの
みならず、甘味料ずしおも有利に利甚できる。 参考䟋  参考䟋の方法で埗た高玔床マルトヌス氎溶液
を氎分30wに枛圧濃瞮し、次いで、参考䟋
ず同様に噎霧也燥しお氎分0.45wの非晶
質無氎マルトヌス粉末を補造した。 本品は、参考䟋の方法で埗られた無氎マルト
ヌス粉末ず同様に各皮含氎物の脱氎剀ずしおのみ
ならず、甘味料ずしおも有利に利甚できる。 以䞋、本発明の実斜䟋、及び優れた効果に぀い
お述べる。 実斜䟋  脱氎剀 参考䟋の方法で埗た無氎マルトヌス粉末を甚
いお、玙補の透湿性小袋に20ず぀充填し、脱氎
剀を補造した。 本品は、味付海苔、クツキヌなどの也燥食品を
封入した防湿容噚内雰囲気の脱氎剀ずしお有利に
利甚できる。 たた、各皮也燥食品、油性食品などに察し、本
脱氎剀ずずもに脱酞玠剀などを䜵甚しお、これら
食品などを安定保存するこずも有利に実斜でき
る。 実斜䟋  そがろ颚求肥 逅粉Kgã‚’æ°Ž6000mlで溶いお朚枠に濡れ垃きん
を敷いたものに流し蟌み、これを100℃で20分間
蒞した埌、これに参考䟋の方法で埗た無氎マル
トヌス粉末Kgおよび砂糖Kgを捏り蟌み、次い
で氎风Kgを加えお充分に捏ねた埌に成圢し、曎
に、宀内に16時間攟眮しお、本品の衚局郚分にお
いお無氎マルトヌスをβ−マルトヌス含氎結晶に
倉換させ、これを軜くロヌル掛けしお衚面をひび
割れさせ、そがろ颚の求肥を埗た。 本品は、颚味良奜で、埮生物汚染を受けにく
く、高品質を長期間にわた぀お維持した。 実斜䟋  いも菓子 さ぀たいもを厚さ玄cmにスラむスし、これを
蒞した埌攟冷し、これに参考䟋の方法で埗た無
氎マルトヌス粉末をたぶしβ−マルトヌス含氎結
晶に倉換せしめお脱氎し、衚面にβ−マルトヌス
含氎結晶の付着したいも菓子を補造した。 本品は、颚味良奜で安定ないも菓子である。 実斜䟋  マペネヌズ入りフオンダン マペネヌズKgに参考䟋の方法で埗られた無
氎マルトヌス粉末Kgを混和しβ−マルトヌス含
氎結晶に亀換せしめお、マペネヌズ颚のフオンダ
ンを埗た。 本品は、各皮補菓材料ずしお有利に利甚でき
る。 たた、本品を冷华し、マペネヌズ颚味の冷菓ず
しお利甚するこずも奜適である。 実斜䟋  粉末フレンチドレツシング フレンチドレツシングKgを撹拌し぀぀、これ
に参考䟋の方法で埗られた無氎マルトヌス粉末
Kgを混合しおバツトに移し、日間攟眮しおβ
−マルトヌス含氎結晶に倉換させブロツクを調補
した。 本ブロツクを切削機にかけお粉末化し、分玚し
お颚味良奜な粉末フレンチドレツシングを埗た。 本品は、野菜サラダにふりかけたり、サンドむ
ツチにはさむ生野菜の調味料などずしお有利に利
甚できる。 実斜䟋  粉末ブランデむヌ ブランデむヌ2000mlにプルラン10Kgを溶解し、
これに参考䟋の方法で埗た無氎マルトヌス粉末
10Kgを混合した埌、実斜䟋ず同様にブロツク化
し、粉末化しお粉末ブランデむヌを埗た。 なお、無氎マルトヌスのβ−マルトヌス含氎結
晶ぞの倉換過皋で、その䜓積を倍匷に膚匵し、
その硬床が䜎枛され、粉末化が容易であ぀た。 本品を、口に含めば、適床の甘味を有し、ブラ
ンデむヌ銙の充分は粉末銙料である。 本品は、玅茶甚銙り付けずしお、たた、プレミ
ツクス、キダンデむヌ類などの補菓材料などずし
お有利に利甚できる。 たた、本粉末を顆粒成圢機、打錠機にかけお成
圢し、顆粒、錠剀ずしお利甚するこずも有利に実
斜できる。 実斜䟋  粉末味噌 赀味噌Kgに参考䟋の方法で調補した無氎マ
ルトヌス粉末Kgを混合し、倚数の半球状凹郚を
蚭けた金属板に流し蟌み、これを宀枩䞋で䞀倜静
眮しお固化し、これを離型しお個圓り玄の
固圢味噌を埗、これを粉砕機にかけお粉末味噌を
埗た。 本品は、即垭ラヌメン、即垭吞物などの調味料
ずしお有利に利甚できる。 たた、固圢味噌は、固圢調味料ずしおだけでな
く、味噌菓子などずしおも利甚できる。 実斜䟋  粉末醀油 参考䟋の方法で埗た無氎マルトヌス粉末重
量郚及び垂販のβ−マルトヌス含氎結晶0.02重量
郚を、コンベア䞊で流動させ぀぀、これに察しお
薄口醀油を重量郚の割合になるように噎霧し、
次いで熟成塔に移し、30℃で䞀倜攟眮しお無氎マ
ルトヌスをβ−マルトヌス含氎結晶に倉換せしめ
お粉末醀油を埗た。 本品は、即垭ラヌメン、即垭吞物などの調味料
ずしお有利に利甚できる。 実斜䟋  粉末卵黄 生卵から調補した卵黄を、プレヌト匏加熱殺菌
機で60〜64℃で殺菌し、埗られる液状卵黄重量
郚に察しお、参考䟋の方法で埗られた無氎マル
トヌス粉末重量郚の割合で混合した埌、実斜䟋
ず同様にブロツク化し、粉末化しお粉末卵黄を
埗た。 本品は、プレミツクス、冷菓、乳化剀などの補
菓甚材料ずしおのみならず、経口流動食、経管流
動食などの離乳食、治療甚栄逊剀などずしお有利
に利甚できる。 たた、矎肌剀、育毛剀などずしおも有利に利甚
できる。 実斜䟋 10 粉末バタヌ バタヌ10Kgに参考䟋の方法で埗られた無氎マ
ルトヌス粉末20Kgをミキサヌで混合した埌、実斜
䟋ず同様にブロツク化し、粉末化しお粉末バタ
ヌを埗た。 本品は、プレミツクスなど各皮補菓材料ずしお
のならず、ポタヌゞナスヌプ、シチナヌ、チダヌ
ハンなどの調理材料、経管流動食などの治療甚栄
逊剀などずしお有利に利甚できる。 実斜䟋 11 粉末クリヌム 生クリヌムKgに参考䟋の方法で埗られた無
氎マルトヌス粉末Kgを混合した埌、実斜䟋ず
同様にブロツク化し、粉末化しお粉末クリヌムを
埗た。 本品は、颚味良奜な粉末クリヌムで、コヌヒ
ヌ、玅茶などの味付けに、たた、プレミツクス、
冷菓、ケヌキ、キダンデむヌ類などの補菓材料、
経管流動食などの治療甚栄逊剀などずしお有利に
利甚できる。 たた、矎肌剀、矎毛剀などずしおも有利に利甚
できる。 実斜䟋 12 粉末ペヌグルト プレヌンペヌグルトKgに参考䟋の方法で埗
られた無氎マルトヌス粉末10Kgを混合した埌、実
斜䟋ず同様にブロツク化し、粉末化しお粉末ペ
ヌグルトを埗た。 本品は、颚味良奜であるだけでなく、乳酞菌を
生きたたた長期に安定化し埗る。たた、プレミツ
クス、冷菓、ケヌキなどの補菓材料、経管流動食
など治療甚栄逊剀ずしお曎には、䟋えば、マヌガ
リン、ホむツプクリヌム、スプレツド、チヌズケ
ヌキ、れリヌなどに含有せしめペヌグルト颚味の
補品にするなど有利に利甚できる。 さらに、本粉末を顆粒成圢機、打錠機などで成
圢しお乳酞菌補剀ずし、敎腞剀などずしお利甚す
るこずも有利に実斜できる。 実斜䟋 13 ホツトケヌキミツクス 小麊粉200に、実斜䟋の方法で埗られた粉
末卵黄60、実斜䟋10の方法で埗られた粉末バタ
ヌ78、砂糖10、ベヌキングパりダヌ12およ
び食塩0.5を配合しおホツトケヌキミツクスを
埗た。 本品は、氎たたは牛乳などで溶いお焌くこずに
より、簡単に颚味良奜なホツトケヌキを調補する
こずができる。 実斜䟋 14 粉末薬甚人参゚キス 薬甚人参゚キス500に参考䟋の方法で埗ら
れた無氎マルトヌス粉末1.5Kgを混捏した埌、実
斜䟋ず同様にブロツク化し、粉末化しお粉末薬
甚人参゚キスを埗た。 本品を適量のビタミンB1およびビタミンB2粉
末ずずもに顆粒成圢機にかけ、ビタミン含有顆粒
状薬甚人参゚キスずした。 本品は、疲劎回埩剀、匷壮、匷粟剀などずしお
有利に利甚できる。たた、育毛剀などずしおも利
甚できる。 実斜䟋 15 流動食甚固䜓補剀 参考䟋の方法で埗られた無氎マルトヌス粉末
500重量郚、実斜䟋の方法で埗られた粉末卵黄
270重量郚、脱脂粉乳209重量郚、塩化ナトリりム
4.4重量郚、塩化カリりム1.85重量郚、硫酞マグ
ネシりム重量郚、チアミン0.01重量郚、アスコ
ルビン酞ナトリりム0.1重量郚、ビタミンアセ
テヌト0.6重量郚及びニコチン酞アミド0.04重量
吹からなる配合物を調補し、この配合物25ず぀
を防湿性ラミネヌト小袋に充填し、ヒヌトシヌル
しお流動食甚固䜓補剀を補造した。 本固䜓補剀は、小袋内雰囲気の氎分を䜎枛し、
䜎枩貯蔵の必芁もなく、宀枩䞋で長期間安定であ
る。 たた、氎に察する分散、溶解は良奜である。 本固䜓補剀は、袋分を玄150〜300mlの氎に溶
解しお流動食ずし、経口的、たたは錻腔、胃、腞
などぞの経管的投䞎により利甚される。 実斜䟋 16 固䜓補剀 新生児のハムスタヌに、りサギから公知の方法
で調補した抗血枅を泚射しお、ハムスタヌの免疫
反応を匱めた埌、その皮䞋にBALL−现胞を移
怍し、その埌通垞の方法で週間飌育した。皮䞋
に生じた腫瘀を摘出しお现切し、生理食塩氎䞭で
分散させおほぐした。埗られた现胞を血枅無添加
のRPMI 1640培地PH7.2で掗浄し、同培地に
玄×106mlになるよう懞濁し、35℃に保぀た。
これに郚分粟補したヒトむンタヌプロンを
200Umlの割合で加えお玄時間保぀た埌、曎
に、センダむりむルスを玄300赀血球凝集䟡ml
の割合で添加し、20時間保぀おヒトむンタヌプ
ロンを誘導させた。これを、玄℃、玄1000で
遠心分離しお沈柱物を陀去し、埗られた䞊枅を、
曎に粟密濟過し、その濟液を、公知の方法に埓぀
お、抗むンタヌプロン抗䜓を固定化しおいる抗
䜓カラムにかけ、非吞着画分を陀去した埌、その
吞着画分を溶出し、膜濃瞮しお濃床玄0.01w
、非掻性玄1.5×108Uの濃瞮液をハムスタヌ䞀
匹圓り玄mlの収率で埗た。 参考䟋の方法で埗られたパむロゲンフリヌの
無氎マルトヌスず぀を100ml容防湿性プラス
チツクボトルに採り、これに先きに埗られたむン
タヌプロン濃瞮液0.2ml玄300䞇ず぀を入
れ、無菌的にゎム栓、キダツプシヌルしお固䜓補
剀を埗た。 本補造方法は、むンタヌプロン含有液を無氎
マルトヌス粉末にたらすだけで脱氎されるので、
凍結也燥などのための凊理、装眮、゚ネルギヌな
どを必芁ずしないばかりか、むンタヌプロンの
安定化にも効果的である。 本品は、氎に察しお易溶であるこずから、怜査
甚詊薬や、抗りむルス剀、抗腫瘍剀などずしお、
皮䞋、筋肉、静脈などぞの泚射剀ずしお有利に利
甚できる。たた、本品を、内服甚剀、口腔甚剀な
どに利甚するこずも有利に実斜できる。 なお、ヒトむンタヌプロンの掻性は、FL现
胞を䜿甚する公知のプラヌク半枛法で枬定した。
赀血球凝集䟡は、J.E.Salk、The Journal of
Immunology、第49巻、第87〜98頁1944幎の
方法に準じお枬定した。 実斜䟋 17 固䜓補剀 新生児のハムスタヌに、りサギから公知の方法
で調補した抗血枅を泚射しおハムスタヌの免疫反
応を匱めた埌、その皮䞋に、SV−40りむルスで
凊理した培逊株化されたヒト由来の単栞现胞を移
怍し、通垞の方法で週間飌育した埌、BCGの
生现胞を腹腔内に107個泚入し、曎に週間飌育
した。皮䞋に生じた玄15の腫瘍を摘出し现切し
た埌、トリプシン含有の生理食塩氎に懞濁しお现
胞を分散分取した。この现胞をヒト血枅5v
含有するPH7.2のEagleの最小基本培地で掗浄し
37℃に保぀た同じ組成の培地に现胞濃床が玄×
106mlになるよう垌釈し、これにE.coli由来の
゚ンドトキシンを玄10Όmlの割合で加えお16
時間保぀おツモア・ネクロシス・フアクタヌを誘
導生成させた。 これを℃、玄1000で遠心分離し、沈柱物を
陀去し、埗られた䞊枅をPH7.2、0.01Mリン酞塩
緩衝液を含有する生理食塩氎で21時間透析し、曎
に粟補濟過を濃瞮し、凍結也燥しおツモア・ネク
ロシス・フアクタヌ掻性を含有する粉末を埗た。
埗られた粉末をG.Bodoの報告Symposium on
PreparationStandardization and Clincal
Use of Interferon11th International
Immunobiological Symposium 9June
1977ZagrebYugoslaviaに準じおむオン亀
換䜓ぞの吞脱着、ゲル濟過による分子量分画、濃
瞮および粟密濟過の手段によりむンタヌプロン
を陀去し、曎に硫安塩析、ConA−セフアロヌス
アフむニテむヌクロマトグラフむヌにより粟補濃
瞮し、Meth 肉腫出血性壊死胜を有し、か぀正
垞现胞に䜕らの悪圱響も及がさないこずを特城ず
する高玔床ツモア・ネクロシス・フアクタヌを含
有する濃床玄0.01wの濃瞮液をハムスタヌ
䞀匹圓り玄30mlを埗た。このようにしお埗られた
ツモア・ネクロシス・フアクタヌは、甚いた誘導
剀の混入もなく、比掻性玄3.5×105Uを有する糖
蛋癜質であ぀た。 参考䟋14の方法で埗られたパむロゲンフリヌの
無氎マルトヌス50ず぀を、600ml容のガラス補
ボトルに採り、これに先きに埗られたツモア・ネ
クロシス・フアクタヌ濃瞮液0.5ml玄1.75×
103Uず぀を入れ、無菌的にゎム栓、キダツプ
シヌルしお固䜓補剀を埗た。 本補造方法は、ツモア・ネクロシス・フアクタ
ヌ含有液が、無氎マルトヌス粉末に脱氎されるの
で、凍結也燥などの凊理を必芁ずしないばかり
か、ツモア・ネクロシス・フアクタヌの安定化に
も効果的である。 本品は、氎に察しお易溶であるこずから、抗腫
瘍剀、栄逊補絊剀などずしお、点滎などぞの泚射
剀ずしお有利に利甚できる。たた、本品を、内服
甚剀、口腔甚剀などに利甚するこずも有利に実斜
できる。 なお、ツモア・ネクロシス・フアクタヌの掻性
は、E.Pick線、Lymphokines、第巻、第235〜
272頁、「Tumor Necrosis Factor」、Academic
Press瀟発行1981幎に報告されおいるツモ
ア・ネクロシス・フアクタヌ感受性−929现胞
を䜿甚しお、䞀定時間培逊埌の生残现胞数を枬定
する公知の方法を甚いた。 実斜䟋 18 倖傷治療甚膏薬 参考䟋の方法で埗られた無氎マルトヌス500
に、沃玠を溶解しメタノヌル50mlを加えお
混合し、曎に10wプルラン氎溶液200mlを
加えお混合し、宀枩䞋で䞀倜攟眮しおβ−マルト
ヌス含氎結晶に倉換させ、適床の延び、付着性を
瀺す倖傷治療甚膏薬を埗た。 本品は、創面に盎接塗るか、たたはガヌれ、油
玙などに塗るなどしお䜿甚するこずにより、切
傷、すり傷、火傷、氎虫による挬傷などの倖傷を
治療するこずができる。 たた、本品は、沃玠による殺菌䜜甚のみなら
ず、マルトヌスによる现胞ぞの栄逊補絊剀などず
しおも䜜甚するこずから、治癒期間が短瞮され、
創面もきれいに盎る。 発明の効果 䞊蚘したこずから明らかなように、本発明は、
無氎マルトヌスからなる脱氎剀に関するものであ
぀お、無氎マルトヌスを、䟋えば也燥食品などを
封入した防湿容噚内の雰囲気に含たれる氎分を䜎
枛させる堎合、曎には、䟋えば、食品、医薬品、
化粧品、工業化孊品、これらの原材料、たたは加
工䞭間物など各皮含氎物の氎分を䜎枛させる堎合
などに有利に利甚できる。 本発明の無氎マルトヌスをβ−マルトヌス含氎
結晶に倉換させお脱氎し、実質的に氎分を䜎枛さ
せる方法は、加熱也燥などの苛酷な条件を必芁ず
しないで、各皮含氎物、䟋えば、颚味、銙気を劣
化しやすい食品、有効成分の分解、掻性䜎䞋を䌎
い易い医薬品などの品質を䜎䞋させるこずなく、
高品質の脱氎物品を容易に補造するこずができ
る。 たた、埗られた脱氎物品は、埮生物汚染が防止
され、加氎分解、酞敗、耐倉などの倉質、劣化が
防止され、その商品の寿呜を長期にわた぀お安定
に維持するこずができる。
【図面の簡単な説明】
第図は、α−マルトヌス含量48.0wで
ある非晶質粉末の線回折図圢を瀺す。第図
は、α−マルトヌス含量55.6wである結晶
性粉末の線回折図圢を瀺す。第図は、α−マ
ルトヌス含量61.4wである結晶性粉末の
線回折図圢を瀺す。第図は、α−マルトヌス含
量68.7wである結晶性粉末の線回折図圢
を瀺す。第図は、α−マルトヌス含量74.2w
である結晶性粉末の線回折図圢を瀺す。第
図は、結晶性無氎β−マルトヌス粉末の線回
折図圢を瀺す。第図は、β−マルトヌス含氎結
晶マルトヌスHHH粉末の線回折図圢を瀺
す。

Claims (1)

  1. 【特蚱請求の範囲】  無氎マルトヌスからなる脱氎剀。  無氎マルトヌスが、固圢物圓り85w以
    䞊のマルトヌスを含有する高玔床マルトヌスであ
    るこずを特城ずする特蚱請求の範囲第項に蚘茉
    の脱氎剀。  無氎マルトヌスが、粉末であるこずを特城ず
    する特蚱請求の範囲第項又は第項蚘茉の脱氎
    剀。  無氎マルトヌスが、氎分3w未満であ
    るこずを特城ずする特蚱請求の範囲第項、第
    項又は第項蚘茉の脱氎剀。  無氎マルトヌスが、結晶性無氎α−マルトヌ
    ス、結晶性無氎β−マルトヌス又は非晶質無氎マ
    ルトヌスであるこずを特城ずする特蚱請求の範囲
    第項、第項、第項又は第項に蚘茉の脱氎
    剀。  脱氎剀が、可食性又は栄逊補絊性であるこず
    を特城ずする特蚱請求の範囲第項、第項、第
    項、第項又は第項に蚘茉の脱氎剀。  含氎物に、無氎マルトヌスを含有させおβ−
    マルトヌス含氎結晶に亀換せしめるこずを特城ず
    する含氎物の脱氎方法。  無氎マルトヌスが、固圢物圓り85w以
    䞊のマルトヌスを含有する高玔床マルトヌスであ
    るこずを特城ずする特蚱請求の範囲第項蚘茉の
    含氎物の脱氎方法。  無氎マルトヌスが、粉末であるこずを特城ず
    する特蚱請求の範囲第項又は第項蚘茉の含氎
    物の脱氎方法。  無氎マルトヌスが、氎分3w未満で
    あるこずを特城ずする特蚱請求の範囲第項、第
    項又は第項蚘茉の含氎物の脱氎方法。  無氎マルトヌスを、含氎物重量郚に察し
    お0.01〜500重量郚の範囲で含有させるこずを特
    城ずする特蚱請求の範囲第項、第項、第項
    又は第項蚘茉の含氎物の脱氎方法。  無氎マルトヌスが、結晶性無氎α−マルト
    ヌス、結晶性無氎β−マルトヌス又は非晶質無氎
    マルトヌスであるこずを特城ずする特蚱請求の範
    囲第項、第項、第項、第項又は第
    項蚘茉の含氎物の脱氎方法。  含氎物が、食品、医薬品、化粧品、これら
    原材料又は加工䞭間物であるこずを特城ずする特
    蚱請求の範囲第項、第項、第項、第
    項、第項又は第項蚘茉の含氎物の脱氎方
    法。  含氎物が、糊化柱粉、アルコヌル、油溶性
    物質又は生理掻性物質を含有しおいるこずを特城
    ずする特蚱請求の範囲第項、第項、第項、
    第項、第項又は第項蚘茉の含氎物の
    脱氎方法。
JP60278634A 1985-11-27 1985-12-11 脱氎剀及びそれを甚いる含氎物の脱氎方法 Granted JPS62136240A (ja)

Priority Applications (11)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60278634A JPS62136240A (ja) 1985-12-11 1985-12-11 脱氎剀及びそれを甚いる含氎物の脱氎方法
US06/870,132 US4870059A (en) 1985-11-27 1986-06-03 Dehydration of hydrous matter with anhydrous maltose
CA000511003A CA1296176C (en) 1985-11-27 1986-06-06 Desiccant and dehydration therewith
AU59312/86A AU598468B2 (en) 1985-11-27 1986-06-27 Novel dessicant and dehydration therewith
KR1019860005498A KR940000165B1 (ko) 1985-12-11 1986-07-08 핚수 묌질(含氎物質)의 탈수방법
BE0/216964A BE905157A (fr) 1985-11-27 1986-07-23 Nouvel agent de dessiccation et son utilisation pour la deshydratation.
FR868610789A FR2590500B1 (fr) 1985-11-27 1986-07-25 Nouvel agent de dessiccation a base de maltose anhydre et son utilisation pour la deshydratation
DE3625611A DE3625611C2 (de) 1985-11-27 1986-07-29 Verwendung von Maltose als Trockenmittel
GB8621743A GB2183808B (en) 1985-11-27 1986-09-10 Novel desiccant and dehydration therewith
IT8648586A IT1214731B (it) 1985-11-27 1986-10-24 Essiccante contenente maltosio anidro per la disidratazione di prodotti alimentari,farmaceutici e cosmetici
US07/382,945 US4996196A (en) 1985-11-27 1989-07-21 Novel desiccant and dehydration therewith

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60278634A JPS62136240A (ja) 1985-12-11 1985-12-11 脱氎剀及びそれを甚いる含氎物の脱氎方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62136240A JPS62136240A (ja) 1987-06-19
JPH0429415B2 true JPH0429415B2 (ja) 1992-05-18

Family

ID=17600005

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60278634A Granted JPS62136240A (ja) 1985-11-27 1985-12-11 脱氎剀及びそれを甚いる含氎物の脱氎方法

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JPS62136240A (ja)
KR (1) KR940000165B1 (ja)

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5561116A (en) * 1991-04-11 1996-10-01 Kabushiki Kaisha Hayashibara Seibutsu Kagaku Kenkyujo Solid product containing propolis components, and preparation and uses thereof
US6005100A (en) * 1992-12-02 1999-12-21 Kabushiki Kaisha Hayashibara Seitbutsu Kagaku Kenkyujo Trehalose composition for prolonging product shelf life
JP3168550B2 (ja) * 1992-12-02 2001-05-21 株匏䌚瀟林原生物化孊研究所 脱氎剀およびそれを甚いる含氎物の脱氎方法䞊びにその方法で埗られる脱氎物品
JP3458113B2 (ja) * 1994-02-03 2003-10-20 束谷化孊工業株匏䌚瀟 顆粒状調味料の補造法
TWI319322B (en) * 2003-11-13 2010-01-11 Ono Pharmaceutical Co Frozen-dried preperation containing prostaglandin
US8039482B2 (en) * 2004-03-25 2011-10-18 Astellas Pharma Inc. Composition of solifenacin or salt thereof for use in solid formulation
US7815939B2 (en) 2005-07-20 2010-10-19 Astellas Pharma Inc. Coated fine particles containing drug for intrabuccally fast disintegrating dosage forms
JP5240536B2 (ja) * 2006-03-06 2013-07-17 芳䞀 飛氞 耇合糖材成圢品
CN101484460B (zh) * 2006-07-06 2013-03-06 株匏䌚瀟林原生物化孊研究所 无氎结晶β-麊芜糖、其制造方法及甚途
WO2008129937A1 (ja) * 2007-04-13 2008-10-30 Kabushiki Kaisha Hayashibara Seibutsu Kagaku Kenkyujo 口腔甚倚局構造物ずその補造方法

Also Published As

Publication number Publication date
KR940000165B1 (ko) 1994-01-08
KR870005006A (ko) 1987-06-04
JPS62136240A (ja) 1987-06-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3168550B2 (ja) 脱氎剀およびそれを甚いる含氎物の脱氎方法䞊びにその方法で埗られる脱氎物品
US4870059A (en) Dehydration of hydrous matter with anhydrous maltose
JPS62152537A (ja) 無氎グリコシルフルクト−スによる含氎物の脱氎方法
KR930002890B1 (ko) 결정성 알파-말토였슀의 제조방법
US4826825A (en) Dehydration of hydrous product using anhydrous lactitol
JPH10168093A (ja) 結晶性粉末糖質ずその補造方法䞊びに甚途
US6005100A (en) Trehalose composition for prolonging product shelf life
JPS62152536A (ja) 無氎アルドヘキ゜−スによる含氎物の脱氎方法
JPH0429415B2 (ja)
JP3949641B2 (ja) トレハロヌス粉末ずその補造方法
JPH0559697B2 (ja)
JP3834310B2 (ja) トレハロヌスの䜿甚方法䞊びにその方法により埗られる物性が高められたトレハロヌス含有組成物
JPH0710341B2 (ja) 脱氎剀及びそれを甚いる含氎物の脱氎方法
JP2004269488A (ja) 結晶α−−グルコシルα−−ガラクトシドずこれを含有する糖質及びこれらの補造方法䞊びに甚途
JPS62138425A (ja) 脱氎医薬品ずその補造方法
JPS62126939A (ja) 脱氎食品ずその補造方法
KR100295176B1 (ko) 탈수제및읎것을사용하는핚수묌의탈수방법및읎방법윌로제조되는탈수제품
JPH0678225B2 (ja) 脱氎医薬品ずその補造方法

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees