JPH04293696A - 自動ヘリコプタ保守モニタ - Google Patents
自動ヘリコプタ保守モニタInfo
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- JPH04293696A JPH04293696A JP3348182A JP34818291A JPH04293696A JP H04293696 A JPH04293696 A JP H04293696A JP 3348182 A JP3348182 A JP 3348182A JP 34818291 A JP34818291 A JP 34818291A JP H04293696 A JPH04293696 A JP H04293696A
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- 238000012545 processing Methods 0.000 claims abstract description 30
- 238000000034 method Methods 0.000 claims abstract description 20
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B64—AIRCRAFT; AVIATION; COSMONAUTICS
- B64F—GROUND OR AIRCRAFT-CARRIER-DECK INSTALLATIONS SPECIALLY ADAPTED FOR USE IN CONNECTION WITH AIRCRAFT; DESIGNING, MANUFACTURING, ASSEMBLING, CLEANING, MAINTAINING OR REPAIRING AIRCRAFT, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; HANDLING, TRANSPORTING, TESTING OR INSPECTING AIRCRAFT COMPONENTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B64F5/00—Designing, manufacturing, assembling, cleaning, maintaining or repairing aircraft, not otherwise provided for; Handling, transporting, testing or inspecting aircraft components, not otherwise provided for
-
- G—PHYSICS
- G05—CONTROLLING; REGULATING
- G05D—SYSTEMS FOR CONTROLLING OR REGULATING NON-ELECTRIC VARIABLES
- G05D1/00—Control of position, course, altitude or attitude of land, water, air or space vehicles, e.g. using automatic pilots
- G05D1/0055—Control of position, course, altitude or attitude of land, water, air or space vehicles, e.g. using automatic pilots with safety arrangements
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B64—AIRCRAFT; AVIATION; COSMONAUTICS
- B64C—AEROPLANES; HELICOPTERS
- B64C27/00—Rotorcraft; Rotors peculiar thereto
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B64—AIRCRAFT; AVIATION; COSMONAUTICS
- B64F—GROUND OR AIRCRAFT-CARRIER-DECK INSTALLATIONS SPECIALLY ADAPTED FOR USE IN CONNECTION WITH AIRCRAFT; DESIGNING, MANUFACTURING, ASSEMBLING, CLEANING, MAINTAINING OR REPAIRING AIRCRAFT, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; HANDLING, TRANSPORTING, TESTING OR INSPECTING AIRCRAFT COMPONENTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B64F5/00—Designing, manufacturing, assembling, cleaning, maintaining or repairing aircraft, not otherwise provided for; Handling, transporting, testing or inspecting aircraft components, not otherwise provided for
- B64F5/60—Testing or inspecting aircraft components or systems
-
- G—PHYSICS
- G07—CHECKING-DEVICES
- G07C—TIME OR ATTENDANCE REGISTERS; REGISTERING OR INDICATING THE WORKING OF MACHINES; GENERATING RANDOM NUMBERS; VOTING OR LOTTERY APPARATUS; ARRANGEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS FOR CHECKING NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE
- G07C5/00—Registering or indicating the working of vehicles
- G07C5/08—Registering or indicating performance data other than driving, working, idle, or waiting time, with or without registering driving, working, idle or waiting time
- G07C5/0816—Indicating performance data, e.g. occurrence of a malfunction
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- Testing Of Devices, Machine Parts, Or Other Structures Thereof (AREA)
- Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)
- Navigation (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はヘリコプタ保守モニタの
分野に関するもので、特に自動ヘリコプタ保守モニタに
関するものである。
分野に関するもので、特に自動ヘリコプタ保守モニタに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】誤った調節や摩耗あるいは破損した構成
部分のいずれかによって引き起こされるヘリコプタの故
障は、主に極端なヘリコプタ振動となって現れる。この
振動が別の故障を誘発するとともに、乗組員を疲労させ
る。したがって、振動の原因を見つけ、問題位置を修繕
することが必要である。
部分のいずれかによって引き起こされるヘリコプタの故
障は、主に極端なヘリコプタ振動となって現れる。この
振動が別の故障を誘発するとともに、乗組員を疲労させ
る。したがって、振動の原因を見つけ、問題位置を修繕
することが必要である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】保守乗組員が振動を引
き起こすと思われる構成部分をすべて取り替え及びまた
は調整すれば、極端な振動は避けられる。しかしながら
、この方法ではヘリコプタの保守時間が増加する。さら
に、振動を説明し得る可能性のあるすべての構成部分を
取り替えるため、この方法ではスペア用部品を不必要に
使用することとなる。
き起こすと思われる構成部分をすべて取り替え及びまた
は調整すれば、極端な振動は避けられる。しかしながら
、この方法ではヘリコプタの保守時間が増加する。さら
に、振動を説明し得る可能性のあるすべての構成部分を
取り替えるため、この方法ではスペア用部品を不必要に
使用することとなる。
【0004】保守乗組員が採用できる方法として、軍保
守マニュアルTM55−1520−237−23−7に
概説された手順がある。これによれば、ヘリコプタの様
々な位置に取り付けられた、振動測定するための加速計
を複数用いることで極端な振動をなくすことができると
されている。しかしながら、航空機の振動は時として複
雑な相互作用があるため、正しい調節であるかどうか決
める処理が必要となり及びまたは構成部分の代替時間を
消費することになる。したがって、非常に高額なテスト
飛行が必要となる。
守マニュアルTM55−1520−237−23−7に
概説された手順がある。これによれば、ヘリコプタの様
々な位置に取り付けられた、振動測定するための加速計
を複数用いることで極端な振動をなくすことができると
されている。しかしながら、航空機の振動は時として複
雑な相互作用があるため、正しい調節であるかどうか決
める処理が必要となり及びまたは構成部分の代替時間を
消費することになる。したがって、非常に高額なテスト
飛行が必要となる。
【0005】本発明の目的はヘリコプタの故障をなくす
ことである。
ことである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、自動ヘ
リコプタ保守モニタ装置では自動的に収集された振動デ
ータ及びヘリコプタ状況情報が利用され、ヘリコプタの
故障を確定し、起こり得る故障を予測する。さらに本発
明によれば、自動ヘリコプタ保守モニタ装置により、ヘ
リコプタ保守を容易にできる特定の操作状態で操縦者は
ヘリコプタを操縦できる。
リコプタ保守モニタ装置では自動的に収集された振動デ
ータ及びヘリコプタ状況情報が利用され、ヘリコプタの
故障を確定し、起こり得る故障を予測する。さらに本発
明によれば、自動ヘリコプタ保守モニタ装置により、ヘ
リコプタ保守を容易にできる特定の操作状態で操縦者は
ヘリコプタを操縦できる。
【0007】本発明の第一の構成によれば、ヘリコプタ
の状況を示す状況信号を提供する状況表示手段と、ヘリ
コプタの種々の位置での振動に応じて、それぞれが特定
位置での振動を示す複数の振動検出信号を発生する振動
検出手段と、前記状況表示手段及び前記振動検出手段と
に応じて、所定値を超える前記振動検出信号に応じて故
障信号を発生するとともに、前記所定値が前記振動検出
信号及びヘリコプタ状況の関数である処理手段とを有す
ることを特徴とするヘリコプタの保守モニタ装置が提供
される。
の状況を示す状況信号を提供する状況表示手段と、ヘリ
コプタの種々の位置での振動に応じて、それぞれが特定
位置での振動を示す複数の振動検出信号を発生する振動
検出手段と、前記状況表示手段及び前記振動検出手段と
に応じて、所定値を超える前記振動検出信号に応じて故
障信号を発生するとともに、前記所定値が前記振動検出
信号及びヘリコプタ状況の関数である処理手段とを有す
ることを特徴とするヘリコプタの保守モニタ装置が提供
される。
【0008】本発明の第二の構成によれば、ヘリコプタ
の状況を示す状況信号を提供する状況表示器と、ヘリコ
プタ中の種々の位置での振動に応じて複数の振動検出信
号が発生し、それぞれの前記振動検出信号が前記位置の
特定位置での振動を示す振動センサと、前記状況表示器
及び前記振動センサに応じて、所定値を超える前記振動
検出信号に応じて故障信号を発生し、前記所定値が前記
振動検出信号及びヘリコプタ状況の関数である処理装置
とを有することを特徴とするヘリコプタの保守モニタ装
置が提供される。
の状況を示す状況信号を提供する状況表示器と、ヘリコ
プタ中の種々の位置での振動に応じて複数の振動検出信
号が発生し、それぞれの前記振動検出信号が前記位置の
特定位置での振動を示す振動センサと、前記状況表示器
及び前記振動センサに応じて、所定値を超える前記振動
検出信号に応じて故障信号を発生し、前記所定値が前記
振動検出信号及びヘリコプタ状況の関数である処理装置
とを有することを特徴とするヘリコプタの保守モニタ装
置が提供される。
【0009】本発明の第三の構成によれば、ヘリコプタ
の状況を確定し、複数の振動検出信号を発生するために
、ヘリコプタ中の種々の位置で複数の振動を測定し、そ
れぞれの前記振動検出信号が前記位置の特定位置での振
動を示し、それぞれの前記振動検出信号の大きさを所定
値と比較することで故障信号を生成するとともに、前記
の各所定値が前記振動検出信号の関数及びヘリコプタの
状況であることを特徴とするヘリコプタのモニタ方法が
提供される。
の状況を確定し、複数の振動検出信号を発生するために
、ヘリコプタ中の種々の位置で複数の振動を測定し、そ
れぞれの前記振動検出信号が前記位置の特定位置での振
動を示し、それぞれの前記振動検出信号の大きさを所定
値と比較することで故障信号を生成するとともに、前記
の各所定値が前記振動検出信号の関数及びヘリコプタの
状況であることを特徴とするヘリコプタのモニタ方法が
提供される。
【0010】
【実施例】図1には、飛行データレコーダサブシステム
22及び保守コンピュータサブシステム24から成るU
H−60Aヘリコプタ用自動ヘリコプタ保守モニタ装置
20が示される。この装置20は、ヘリコプタ振動及び
メインロータ羽根トラックデータを自動的に収集記憶し
、構成部分が故障したかあるいは故障しそうであるとい
う異常測定がなされた場合に現状メッセージを発し、異
常のある構成部分にいつごろ点検修理が必要になるかを
事前に知らせるためにデータを方向づけ、ヘリコプタ保
守を容易にするためパイロットあるいは保守要員に対し
て特定の操作状態で飛行するよう指示する等、様々な機
能を持っている。装置20によって実行されるこの特別
な機能について、これよりさらに詳細に説明する。
22及び保守コンピュータサブシステム24から成るU
H−60Aヘリコプタ用自動ヘリコプタ保守モニタ装置
20が示される。この装置20は、ヘリコプタ振動及び
メインロータ羽根トラックデータを自動的に収集記憶し
、構成部分が故障したかあるいは故障しそうであるとい
う異常測定がなされた場合に現状メッセージを発し、異
常のある構成部分にいつごろ点検修理が必要になるかを
事前に知らせるためにデータを方向づけ、ヘリコプタ保
守を容易にするためパイロットあるいは保守要員に対し
て特定の操作状態で飛行するよう指示する等、様々な機
能を持っている。装置20によって実行されるこの特別
な機能について、これよりさらに詳細に説明する。
【0011】飛行データレコーダサブシステム22は飛
行データレコーダ(FDR)26及びコックピットディ
スプレイ28より構成される。カナダ国カナディアンマ
ルコーニ・オブ・カナタ製のパーツ100−60290
番であるFDR26は、複数の飛行センサ(図示せず)
へ接続されている。これらのセンサは、車輪の重量(つ
まりヘリコプタが着地しているかどうか)、テイルロー
タの駆動軸ベアリング温度、メインロータ速度、エンジ
ントルク、対気速度、上昇率、バンク角、偏揺率、高度
を示す電気信号を提供する。FDR26は地上処理装置
(図示しないが、カナダ国カナディアンマルコーニ・オ
ブ・カナタ製のパーツ100−602048番である)
も接続できる。これはFDR26から、その中に記憶さ
れた多様な飛行パラメータを示すデジタル電気信号を受
け取ることができる。
行データレコーダ(FDR)26及びコックピットディ
スプレイ28より構成される。カナダ国カナディアンマ
ルコーニ・オブ・カナタ製のパーツ100−60290
番であるFDR26は、複数の飛行センサ(図示せず)
へ接続されている。これらのセンサは、車輪の重量(つ
まりヘリコプタが着地しているかどうか)、テイルロー
タの駆動軸ベアリング温度、メインロータ速度、エンジ
ントルク、対気速度、上昇率、バンク角、偏揺率、高度
を示す電気信号を提供する。FDR26は地上処理装置
(図示しないが、カナダ国カナディアンマルコーニ・オ
ブ・カナタ製のパーツ100−602048番である)
も接続できる。これはFDR26から、その中に記憶さ
れた多様な飛行パラメータを示すデジタル電気信号を受
け取ることができる。
【0012】カナダ国カナディアンマルコーニ・オブ・
カナタ製のパーツ100−602043番であるコック
ピットディスプレイ28は、電子発光性画面(図示せず
)及びキー(図示せず)より構成されるコンピュータ端
末である。RS232通信プロトコルを用いる技術を有
する者に公知である手段によって実現できるデジタル電
気バス32を介して、コックピットディスプレイ28は
FDR26と交信する。表示情報を示す電気信号は、F
DR26からバス32を通りコックピットディスプレイ
28へ送られる。同様にして、ユーザが押したキーを表
示する電気信号は、コックピットディスプレイ28から
バス32を通りFDR26へ送られる。
カナタ製のパーツ100−602043番であるコック
ピットディスプレイ28は、電子発光性画面(図示せず
)及びキー(図示せず)より構成されるコンピュータ端
末である。RS232通信プロトコルを用いる技術を有
する者に公知である手段によって実現できるデジタル電
気バス32を介して、コックピットディスプレイ28は
FDR26と交信する。表示情報を示す電気信号は、F
DR26からバス32を通りコックピットディスプレイ
28へ送られる。同様にして、ユーザが押したキーを表
示する電気信号は、コックピットディスプレイ28から
バス32を通りFDR26へ送られる。
【0013】保守コンピュータサブシステム24は、デ
ータ収集装置(DAU)36及び制御ディスプレイ装置
(CADU)38より構成される。カリフォルニア州サ
ンディエゴ、サイエンティフィック・アトランタ社製の
パーツ29106500番であるDAU36は、加速計
(図示せず)、メインロータトラックセンサ(図示せず
)、ロータ接触器へそれぞれ接続され、電気信号を受け
取る。カリフォルニア州サンディエゴ、サイエンティフ
ィック・アトランタ社製のパーツ29106100番で
あるメインロータトラックセンサにより、メインロータ
羽根の下げ翼及び遅れ位置に応じたデジタル電気信号を
提供できる。カリフォルニア州サンディエゴ、サイエン
ティフィック・アトランタ社製のパーツ2728840
0番である接触器は、メインロータ及びテイルロータの
回転ごとに電気パルスを一つ提供する標準磁気接触器で
ある。
ータ収集装置(DAU)36及び制御ディスプレイ装置
(CADU)38より構成される。カリフォルニア州サ
ンディエゴ、サイエンティフィック・アトランタ社製の
パーツ29106500番であるDAU36は、加速計
(図示せず)、メインロータトラックセンサ(図示せず
)、ロータ接触器へそれぞれ接続され、電気信号を受け
取る。カリフォルニア州サンディエゴ、サイエンティフ
ィック・アトランタ社製のパーツ29106100番で
あるメインロータトラックセンサにより、メインロータ
羽根の下げ翼及び遅れ位置に応じたデジタル電気信号を
提供できる。カリフォルニア州サンディエゴ、サイエン
ティフィック・アトランタ社製のパーツ2728840
0番である接触器は、メインロータ及びテイルロータの
回転ごとに電気パルスを一つ提供する標準磁気接触器で
ある。
【0014】メリーランド州ロックビル、ウィルコクソ
ン・リサーチ社製のパーツ766−1番である加速計は
100mV/G電気信号を提供する。また、加速計はヘ
リコプタ中の様々な位置に永久に装着されており、メイ
ンロータ、テイルロータ、機室吸収器、第一エンジン駆
動軸、第二エンジン駆動軸、オイル冷却器の振動量に応
じた電気信号を提供する。加速計をどの位置にどのよう
に装着するかは、軍保守マニュアルTM55−1520
−237−23−7に記載されている。メインロータ振
動を測定するには、加速計を四つ使用する。そのうち三
つはコックピットの操縦士側、コックピットの副操縦士
側、ヘリコプタの機首に対してそれぞれ垂直に(つまり
、ヘリコプタの垂直軸線に沿って振動を測定するため)
装着される。最後のメインロータ加速計は、ヘリコプタ
コックピット内に横に取り付ける。テイルロータ加速計
はテイルロータギアボックスに取り付ける。これら四つ
のメインロータ加速計には、さらにバックアップ用加速
計が用意されている。
ン・リサーチ社製のパーツ766−1番である加速計は
100mV/G電気信号を提供する。また、加速計はヘ
リコプタ中の様々な位置に永久に装着されており、メイ
ンロータ、テイルロータ、機室吸収器、第一エンジン駆
動軸、第二エンジン駆動軸、オイル冷却器の振動量に応
じた電気信号を提供する。加速計をどの位置にどのよう
に装着するかは、軍保守マニュアルTM55−1520
−237−23−7に記載されている。メインロータ振
動を測定するには、加速計を四つ使用する。そのうち三
つはコックピットの操縦士側、コックピットの副操縦士
側、ヘリコプタの機首に対してそれぞれ垂直に(つまり
、ヘリコプタの垂直軸線に沿って振動を測定するため)
装着される。最後のメインロータ加速計は、ヘリコプタ
コックピット内に横に取り付ける。テイルロータ加速計
はテイルロータギアボックスに取り付ける。これら四つ
のメインロータ加速計には、さらにバックアップ用加速
計が用意されている。
【0015】DAU36は入力データを処理する。加速
計からの振動データに対して高速フーリエ変換(FFT
)を実行することで、それぞれの加速計によって振動数
関数として測定された振動の大きさを示す一組のデジタ
ルデータを提供する。さらにDAU36は接触器からの
位相情報を利用することで、振動数関数としてメインロ
ータ振動の位相を示す一組のデジタルデータを提供し、
振動数関数としてテイルロータ振動の位相を示す一組の
デジタルデータを提供する。
計からの振動データに対して高速フーリエ変換(FFT
)を実行することで、それぞれの加速計によって振動数
関数として測定された振動の大きさを示す一組のデジタ
ルデータを提供する。さらにDAU36は接触器からの
位相情報を利用することで、振動数関数としてメインロ
ータ振動の位相を示す一組のデジタルデータを提供し、
振動数関数としてテイルロータ振動の位相を示す一組の
デジタルデータを提供する。
【0016】カリフォルニア州サンディエゴ、サイエン
ティフィック・アトランタ社製のパーツ2910640
1番であるCADU38は、処理装置40及び内部電子
バス44を介して交信する端末42から構成される。端
末42は電子液晶画面(図示せず)及びキー(図示せず
)を有する。端末42からユーザにより入力されたキー
ストロークはデジタル電気信号へ変換され、電気バス4
4を介して処理装置40へ送られる。端末42の画面に
表示される情報も、同様にして電気信号へ変換され、バ
ス44を介して処理装置40から端末42へ送られる。
ティフィック・アトランタ社製のパーツ2910640
1番であるCADU38は、処理装置40及び内部電子
バス44を介して交信する端末42から構成される。端
末42は電子液晶画面(図示せず)及びキー(図示せず
)を有する。端末42からユーザにより入力されたキー
ストロークはデジタル電気信号へ変換され、電気バス4
4を介して処理装置40へ送られる。端末42の画面に
表示される情報も、同様にして電気信号へ変換され、バ
ス44を介して処理装置40から端末42へ送られる。
【0017】CADU38の処理装置40はデジタル電
気バス46を介してDAU36と交信する。このバス4
6は、RS−422通信プロトコルを利用した技術を有
する者にとって公知であるような手段によって実現でき
る。処理装置40はデジタル電気信号形式でコマンドを
DAU36へ送り、特定の方法で特定データを収集する
よう要求する。要求されたデータの収集が完了すると、
DAU36は再度デジタル電気信号形式でデータを処理
装置40へ転送する。
気バス46を介してDAU36と交信する。このバス4
6は、RS−422通信プロトコルを利用した技術を有
する者にとって公知であるような手段によって実現でき
る。処理装置40はデジタル電気信号形式でコマンドを
DAU36へ送り、特定の方法で特定データを収集する
よう要求する。要求されたデータの収集が完了すると、
DAU36は再度デジタル電気信号形式でデータを処理
装置40へ転送する。
【0018】処理装置40はデジタル電気バス48を介
してFDR26とも交信する。このバス48は、RS−
232通信プロトコルを利用した技術を有する者にとっ
て公知であるような手段によって実現できる。これより
さらに詳述する特定の条件下において、コックピットデ
ィスプレイ28にユーザによって入力されたキーストロ
ークはFDR26により処理され、デジタル電気信号形
式で処理装置40へ送られる。さらに、処理装置40は
コマンドをデジタル電気信号形式で送り、FDR26に
飛行センサデータを示す信号を提供させることができる
。このとき飛行センサデータはバス48を介してFDR
26から処理装置40へ転送される。
してFDR26とも交信する。このバス48は、RS−
232通信プロトコルを利用した技術を有する者にとっ
て公知であるような手段によって実現できる。これより
さらに詳述する特定の条件下において、コックピットデ
ィスプレイ28にユーザによって入力されたキーストロ
ークはFDR26により処理され、デジタル電気信号形
式で処理装置40へ送られる。さらに、処理装置40は
コマンドをデジタル電気信号形式で送り、FDR26に
飛行センサデータを示す信号を提供させることができる
。このとき飛行センサデータはバス48を介してFDR
26から処理装置40へ転送される。
【0019】自動ヘリコプタ保守モニタを実行するため
の診断ソフトウェアは、CADU38の処理装置40内
のROM(図示せず)及び電池で保護されたRAM(図
示せず)内にある。地上処理装置によって電池で保護さ
れたRAMにソフトウェアがロードされる。モニタする
ため、FDR26は処理装置40に従属して作動する。 処理装置40が、FDR26から情報を要求し、コック
ピットディスプレイ28に情報を表示するよう要求する
。コックピットディスプレイ28のキーは処理装置40
によってポーリングされる。しかし、FDR26は(パ
ラメータ異常のような)情報を、明確に要求せずに一方
的に獲得することができる。
の診断ソフトウェアは、CADU38の処理装置40内
のROM(図示せず)及び電池で保護されたRAM(図
示せず)内にある。地上処理装置によって電池で保護さ
れたRAMにソフトウェアがロードされる。モニタする
ため、FDR26は処理装置40に従属して作動する。 処理装置40が、FDR26から情報を要求し、コック
ピットディスプレイ28に情報を表示するよう要求する
。コックピットディスプレイ28のキーは処理装置40
によってポーリングされる。しかし、FDR26は(パ
ラメータ異常のような)情報を、明確に要求せずに一方
的に獲得することができる。
【0020】装置20には四つの主な操作モードがある
。すなわち、モニタモード、保守モード、エキスパート
モード、ユーティリティモードである。モニタモードで
は、装置20は周期的にデータを収集し、データが現在
発生している故障あるいは発生しそうな故障を示してい
るかどうかを確定し、コックピットディスプレイ28に
状況情報を表示する。保守モードでは、装置20がコッ
クピットディスプレイ28を利用し、保守用のデータ収
集が容易にできるように特定の操作状態で飛行するよう
操縦士に知らせる。エキスパートモードでは、すべての
保守コンピュータサブシステムの測定値にユーザは確実
にアクセスできる。ユーティリティモードでは、ユーザ
は振動及びトラックデータを見ることができ、システム
パラメータを修正できる。
。すなわち、モニタモード、保守モード、エキスパート
モード、ユーティリティモードである。モニタモードで
は、装置20は周期的にデータを収集し、データが現在
発生している故障あるいは発生しそうな故障を示してい
るかどうかを確定し、コックピットディスプレイ28に
状況情報を表示する。保守モードでは、装置20がコッ
クピットディスプレイ28を利用し、保守用のデータ収
集が容易にできるように特定の操作状態で飛行するよう
操縦士に知らせる。エキスパートモードでは、すべての
保守コンピュータサブシステムの測定値にユーザは確実
にアクセスできる。ユーティリティモードでは、ユーザ
は振動及びトラックデータを見ることができ、システム
パラメータを修正できる。
【0021】コックピットディスプレイ28あるいはC
ADU38のいずれかのキーを押せば、ユーザは装置2
0のモードを変更できる。装置20がモニタモードある
いは保守モードで操作される場合、診断ソフトウェアは
自動的にセンサからデータを収集し、状況情報を表示す
る。収集されたデータで示された故障は、コックピット
ディスプレイ28を介してユーザへ報告される。装置2
0は、エキスパートモードあるいはユーティリティモー
ドでは加速計データを自動的に収集できない。
ADU38のいずれかのキーを押せば、ユーザは装置2
0のモードを変更できる。装置20がモニタモードある
いは保守モードで操作される場合、診断ソフトウェアは
自動的にセンサからデータを収集し、状況情報を表示す
る。収集されたデータで示された故障は、コックピット
ディスプレイ28を介してユーザへ報告される。装置2
0は、エキスパートモードあるいはユーティリティモー
ドでは加速計データを自動的に収集できない。
【0022】診断ソフトウェアで生成され、表示された
状況情報には四種類ある。すなわち、「ノート」、「状
況報告」、「注意」、「警告」である。「ノート」は単
なる情報であって、それによって操縦士は処置を行う必
要はない。「状況報告」は操縦士が知っておく必要のあ
る事柄であるが、ヘリコプタの安全性を脅かすものでは
ない。「注意」は不都合を生じる可能性が高い状況で使
用される。「警告」は生命の危険が差し迫った事態が生
じたことを示す。「警告」が表示されるのは、テイルロ
ータが駆動しなくなった場合だけであり、これはメイン
ロータ速度とテイルロータ速度の比率によって確定され
る。
状況情報には四種類ある。すなわち、「ノート」、「状
況報告」、「注意」、「警告」である。「ノート」は単
なる情報であって、それによって操縦士は処置を行う必
要はない。「状況報告」は操縦士が知っておく必要のあ
る事柄であるが、ヘリコプタの安全性を脅かすものでは
ない。「注意」は不都合を生じる可能性が高い状況で使
用される。「警告」は生命の危険が差し迫った事態が生
じたことを示す。「警告」が表示されるのは、テイルロ
ータが駆動しなくなった場合だけであり、これはメイン
ロータ速度とテイルロータ速度の比率によって確定され
る。
【0023】コックピットディスプレイ28あるいはC
ADU38のいずれかのキーを押せば、FDR26及び
DAU36に接続されたセンサから得られた現在値及び
様々な飛行パラメータの以前の履歴(加速計データ、対
気速度、ピッチ、偏揺率等)を装置20に記憶するよう
ユーザは要求できる。FDR26へ接続されたセンサか
らのデータはFDR26内に配置されたRAMに記憶さ
れる。DAU36へ接続されたセンサからのデータはC
ADU38内に配置されたRAMに記憶される。記憶さ
れたFDR26からのデータは、後で地上処理装置へア
ンロードすることができる。CADU38でキーを押せ
ば、記憶データをCADU38に表示するようユーザは
要求できる。
ADU38のいずれかのキーを押せば、FDR26及び
DAU36に接続されたセンサから得られた現在値及び
様々な飛行パラメータの以前の履歴(加速計データ、対
気速度、ピッチ、偏揺率等)を装置20に記憶するよう
ユーザは要求できる。FDR26へ接続されたセンサか
らのデータはFDR26内に配置されたRAMに記憶さ
れる。DAU36へ接続されたセンサからのデータはC
ADU38内に配置されたRAMに記憶される。記憶さ
れたFDR26からのデータは、後で地上処理装置へア
ンロードすることができる。CADU38でキーを押せ
ば、記憶データをCADU38に表示するようユーザは
要求できる。
【0024】メインロータ及びテイルロータにより発生
する振動は、ヘリコプタの操作状況の関数である。ある
操作状況では極端だと考えられる振動であっても、別の
操作状況では問題がないかもしれない。装置20はヘリ
コプタの操作状況をいくつかの状況に分け、このような
状況を説明する。それぞれの状況により特定の操作条件
が限定される。ロータからの振動データは、データ収集
時のヘリコプタの状況に応じて処理される。
する振動は、ヘリコプタの操作状況の関数である。ある
操作状況では極端だと考えられる振動であっても、別の
操作状況では問題がないかもしれない。装置20はヘリ
コプタの操作状況をいくつかの状況に分け、このような
状況を説明する。それぞれの状況により特定の操作条件
が限定される。ロータからの振動データは、データ収集
時のヘリコプタの状況に応じて処理される。
【0025】その状況が少なくとも3秒間安定した後、
その状況を示す信号をCADU38へ提供するFDR2
6により、ヘリコプタの状況が決定される。ヘリコプタ
状況の検出については、米国特許第4933882号(
出願人モルナー他)「状況認識」において詳述されてい
る。引用したこの特許の開示内容を本明細書の一部とし
て開示するものとする。
その状況を示す信号をCADU38へ提供するFDR2
6により、ヘリコプタの状況が決定される。ヘリコプタ
状況の検出については、米国特許第4933882号(
出願人モルナー他)「状況認識」において詳述されてい
る。引用したこの特許の開示内容を本明細書の一部とし
て開示するものとする。
【0026】下記の表1は、モニタモード状況のための
特定の操作値を示す。W.O.W.は車輪重量を表し、
これはONであればヘリコプタが着地していることを示
す。ROTOR SPはロータ速度の通常操作値の百
分率である。AIRSPEEDはノットで表されるヘリ
コプタの対気速度である。
特定の操作値を示す。W.O.W.は車輪重量を表し、
これはONであればヘリコプタが着地していることを示
す。ROTOR SPはロータ速度の通常操作値の百
分率である。AIRSPEEDはノットで表されるヘリ
コプタの対気速度である。
【0027】
【表1】
【0028】さらに表1の値において、飛行終了を除く
それぞれの状況では、エンジントルクが全操作値の10
乃至142%である必要がある(飛行終了においてはエ
ンジン停止、つまりトルクは全値の0%でなくてはなら
ない)。また、それぞれの状況では、ヘリコプタの上昇
率が±500フィート/分以内であり、バンク角が±1
5度以内であり、偏揺率が±10度/秒でなくてはなら
ない。ホバー状況では、ヘリコプタは10乃至1500
フィート地上から離れていなくてはならない。
それぞれの状況では、エンジントルクが全操作値の10
乃至142%である必要がある(飛行終了においてはエ
ンジン停止、つまりトルクは全値の0%でなくてはなら
ない)。また、それぞれの状況では、ヘリコプタの上昇
率が±500フィート/分以内であり、バンク角が±1
5度以内であり、偏揺率が±10度/秒でなくてはなら
ない。ホバー状況では、ヘリコプタは10乃至1500
フィート地上から離れていなくてはならない。
【0029】次の表2は表1と類似しているが、保守モ
ード状況のための特定操作値を示す。いくつかのパラメ
ータの範囲が表1よりも小さくなっていることに注意さ
れたい。保守モードでは、ヘリコプタ保守という目的を
表すためにデータが収集されており、したがって状況を
確定するためには非常に正確であることが必要だからで
ある。
ード状況のための特定操作値を示す。いくつかのパラメ
ータの範囲が表1よりも小さくなっていることに注意さ
れたい。保守モードでは、ヘリコプタ保守という目的を
表すためにデータが収集されており、したがって状況を
確定するためには非常に正確であることが必要だからで
ある。
【0030】
【表2】
【0031】さらに表2の値において、飛行終了を除く
それぞれの状況では、エンジントルクが全操作値の10
乃至142%である必要がある(飛行終了においてはエ
ンジン停止、つまりトルクは全値の0%でなくてはなら
ない)。また、それぞれの状況では、ヘリコプタの上昇
率が±200フィート/分以内であり、バンク角が±1
0度以内であり、偏揺率が±5度/秒でなくてはならな
い。ホバー状況では、ヘリコプタは10乃至1500フ
ィート地上から離れていなくてはならない。
それぞれの状況では、エンジントルクが全操作値の10
乃至142%である必要がある(飛行終了においてはエ
ンジン停止、つまりトルクは全値の0%でなくてはなら
ない)。また、それぞれの状況では、ヘリコプタの上昇
率が±200フィート/分以内であり、バンク角が±1
0度以内であり、偏揺率が±5度/秒でなくてはならな
い。ホバー状況では、ヘリコプタは10乃至1500フ
ィート地上から離れていなくてはならない。
【0032】モニタモードあるいは保守モードでは、他
の状況には無関係に駆動軸振動データ及びオイル冷却器
振動データが自動的に収集され、これは10分に1回ず
つ実行される。ベアリング温度及びテイルロータ速度を
示すデータも、同様にして他の状況には無関係に自動的
に収集され、これが10分に1回ずつ実行される。しか
しながら、モニタモードではロータ速度が通常操作値の
98乃至102%、保守モードでは99乃至101%で
ない限り、上記の飛行パラメータは収集されない。また
、上記パラメータの収集回数は、CADU38及びFD
R26の処理能力の関数である。さらに処理能力のある
飛行機器であれば、さらに頻繁にデータが収集されれば
理想的である。
の状況には無関係に駆動軸振動データ及びオイル冷却器
振動データが自動的に収集され、これは10分に1回ず
つ実行される。ベアリング温度及びテイルロータ速度を
示すデータも、同様にして他の状況には無関係に自動的
に収集され、これが10分に1回ずつ実行される。しか
しながら、モニタモードではロータ速度が通常操作値の
98乃至102%、保守モードでは99乃至101%で
ない限り、上記の飛行パラメータは収集されない。また
、上記パラメータの収集回数は、CADU38及びFD
R26の処理能力の関数である。さらに処理能力のある
飛行機器であれば、さらに頻繁にデータが収集されれば
理想的である。
【0033】メインロータ及びテイルロータの振動デー
タは、上記表1及び表2の状況に基づいて自動的に収集
される。診断ソフトウェアが与えられた状況に対してメ
インロータ及びテイルロータの振動データのデータサン
プルを三つまで収集する。完全にサンプルが収集される
までに状況が変化すれば、すでに収集されていたサンプ
ルデータは破棄される。
タは、上記表1及び表2の状況に基づいて自動的に収集
される。診断ソフトウェアが与えられた状況に対してメ
インロータ及びテイルロータの振動データのデータサン
プルを三つまで収集する。完全にサンプルが収集される
までに状況が変化すれば、すでに収集されていたサンプ
ルデータは破棄される。
【0034】保守モードで操作されていれば、ヘリコプ
タ診断ソフトウェアがコックピットディスプレイ28に
状況情報を表示し、保守目的でデータが容易に収集でき
るような方法でヘリコプタを飛行させるようユーザに知
らせる。ユーザはコックピットディスプレイ28に表示
された飛行計画を選択し、診断ソフトウェアにより、飛
行計画のそれぞれの状況にしたがってヘリコプタを飛行
させる。この装置はそれぞれの状況について、メインロ
ータ及びテイルロータ振動のデータサンプルを三つ収集
する。さらに装置は、飛行計画のすべての状況に対する
三つのデータサンプルが収集されるまで、異なる状況で
飛行するようユーザに指示する。
タ診断ソフトウェアがコックピットディスプレイ28に
状況情報を表示し、保守目的でデータが容易に収集でき
るような方法でヘリコプタを飛行させるようユーザに知
らせる。ユーザはコックピットディスプレイ28に表示
された飛行計画を選択し、診断ソフトウェアにより、飛
行計画のそれぞれの状況にしたがってヘリコプタを飛行
させる。この装置はそれぞれの状況について、メインロ
ータ及びテイルロータ振動のデータサンプルを三つ収集
する。さらに装置は、飛行計画のすべての状況に対する
三つのデータサンプルが収集されるまで、異なる状況で
飛行するようユーザに指示する。
【0035】モニタモードのある条件下で、診断ソフト
ウェアは故障を検出し、故障を確認するためさらにデー
タを収集できる状況でヘリコプタを飛行させるようユー
ザに指示することができる。
ウェアは故障を検出し、故障を確認するためさらにデー
タを収集できる状況でヘリコプタを飛行させるようユー
ザに指示することができる。
【0036】通常、保守モードのための飛行計画及びモ
ニタモードでのデータ(ある種の故障が検出された場合
)によって状況指示が作動する。ただし、他の事項にか
かわっている場合にはユーザはこの状況指示を無視して
も構わない。
ニタモードでのデータ(ある種の故障が検出された場合
)によって状況指示が作動する。ただし、他の事項にか
かわっている場合にはユーザはこの状況指示を無視して
も構わない。
【0037】パワーアップすると、FDR26に組み込
まれたソフトウェア、CADU38、DAU36が初期
設定を順に実行する。この初期設定によってハードウェ
アのセルフテストが行われ、装置間の交信が可能になる
。セルフテストが終わると、診断ソフトウェアはメイン
ロータ加速計をチェックし、異常がないかどうか確定す
る(つまり、操作不能である加速計がないかどうか確定
する)。もし異常があれば、診断ソフトウェアが、バッ
クアップ用メインロータ加速計を使用するために自動的
に構成部品を変える。次にソフトウェアは初期状態情報
を表示して、自動ヘリコプタ保守モニタ装置20が操作
可能であるか(つまり、装置20が初期セルフテストを
終えたかどうか)を示し、さらに前回の飛行の終了時に
存在していたメッセージがないかどうかも示す。最終飛
行以来実行されたどんな保守処理でもユーザは実行する
ことができ、装置20が適当な問題分析を確認する。
まれたソフトウェア、CADU38、DAU36が初期
設定を順に実行する。この初期設定によってハードウェ
アのセルフテストが行われ、装置間の交信が可能になる
。セルフテストが終わると、診断ソフトウェアはメイン
ロータ加速計をチェックし、異常がないかどうか確定す
る(つまり、操作不能である加速計がないかどうか確定
する)。もし異常があれば、診断ソフトウェアが、バッ
クアップ用メインロータ加速計を使用するために自動的
に構成部品を変える。次にソフトウェアは初期状態情報
を表示して、自動ヘリコプタ保守モニタ装置20が操作
可能であるか(つまり、装置20が初期セルフテストを
終えたかどうか)を示し、さらに前回の飛行の終了時に
存在していたメッセージがないかどうかも示す。最終飛
行以来実行されたどんな保守処理でもユーザは実行する
ことができ、装置20が適当な問題分析を確認する。
【0038】図2は、診断ソフトウェアの操作を示すデ
ータフロー図60である。図60における四角形はプロ
グラムセクションを示す(つまり、診断ソフトウェアコ
ード部分)。また円柱はデータ要素(つまり、診断ソフ
トウェアデータ部分)を示す。四角形及び円柱間の矢印
はデータの流れ方向を示す。フローチャートとは異なり
、データフロー図60ではセクション間の一時的な関係
を示した部分がない。
ータフロー図60である。図60における四角形はプロ
グラムセクションを示す(つまり、診断ソフトウェアコ
ード部分)。また円柱はデータ要素(つまり、診断ソフ
トウェアデータ部分)を示す。四角形及び円柱間の矢印
はデータの流れ方向を示す。フローチャートとは異なり
、データフロー図60ではセクション間の一時的な関係
を示した部分がない。
【0039】診断ソフトウェアは管理セクション62、
モニタセクション63、DAU通信セクション64、端
末通信セクション65、FDR通信セクション66から
構成される。管理セクション62は診断ソフトウェアの
全体的な操作を扱う。モニタセクション63は診断ソフ
トウェアの自動モニタ関数を実行する。DAU通信セク
ション64はバス46を介してDAU36と交信する。 端末通信セクション65はバス44を介してCADU3
8の端末42と交信する。FDR通信セクション66は
バス48を介してFDR26と交信する。
モニタセクション63、DAU通信セクション64、端
末通信セクション65、FDR通信セクション66から
構成される。管理セクション62は診断ソフトウェアの
全体的な操作を扱う。モニタセクション63は診断ソフ
トウェアの自動モニタ関数を実行する。DAU通信セク
ション64はバス46を介してDAU36と交信する。 端末通信セクション65はバス44を介してCADU3
8の端末42と交信する。FDR通信セクション66は
バス48を介してFDR26と交信する。
【0040】管理セクション62は、CADU38の端
末42に表示する内容を示すCADU出力データ要素7
0へ情報を提供する。CADU出力データ要素70は端
末通信セクション65へ入力される。端末通信セクショ
ン65は、端末42に適当な表示を行うようバス44へ
電気信号を提供するため、CADU出力データ要素70
からのデータを処理する。CADU38の端末42でユ
ーザが押したキーを示す電気信号は、端末通信セクショ
ン65へ向かうバス44に提供される。この電気信号は
端末通信セクション65により、CADU入力データ要
素72へ書き込まれるデータへ変換される。CADU入
力データ要素72は管理セクション62へ入力される。 管理セクション62は、特定のキーあるいは複数のキー
が押されると、特定の関数あるいはまとまった関数を実
行できる。
末42に表示する内容を示すCADU出力データ要素7
0へ情報を提供する。CADU出力データ要素70は端
末通信セクション65へ入力される。端末通信セクショ
ン65は、端末42に適当な表示を行うようバス44へ
電気信号を提供するため、CADU出力データ要素70
からのデータを処理する。CADU38の端末42でユ
ーザが押したキーを示す電気信号は、端末通信セクショ
ン65へ向かうバス44に提供される。この電気信号は
端末通信セクション65により、CADU入力データ要
素72へ書き込まれるデータへ変換される。CADU入
力データ要素72は管理セクション62へ入力される。 管理セクション62は、特定のキーあるいは複数のキー
が押されると、特定の関数あるいはまとまった関数を実
行できる。
【0041】管理セクション62はデータをFDR出力
データ要素74へ提供する。FDR出力データ要素74
には、コックピットディスプレイ28に表示される情報
を含み、FDR26がデータをFDR26からCADU
38へ転送するよう要求し、様々な内部関数(パラメー
タ時間履歴を記憶あるいは削除し、異なる状況表を利用
し、コックピットディスプレイ28にテスト画面を表示
する等)を実行するようFDR26に指令する。FDR
出力データ要素74はFDR通信セクション66へ入力
される。FDR通信セクション66は、CADU38及
びFDR26を相互に連絡させるバス48へ電気信号を
提供するため、FDR出力データ要素74からのデータ
を処理する。
データ要素74へ提供する。FDR出力データ要素74
には、コックピットディスプレイ28に表示される情報
を含み、FDR26がデータをFDR26からCADU
38へ転送するよう要求し、様々な内部関数(パラメー
タ時間履歴を記憶あるいは削除し、異なる状況表を利用
し、コックピットディスプレイ28にテスト画面を表示
する等)を実行するようFDR26に指令する。FDR
出力データ要素74はFDR通信セクション66へ入力
される。FDR通信セクション66は、CADU38及
びFDR26を相互に連絡させるバス48へ電気信号を
提供するため、FDR出力データ要素74からのデータ
を処理する。
【0042】FDR26からの電気信号はFDR通信セ
クション66において受け取られ、FDR入力データ要
素76へ書き込まれるデータ内に処理される。管理セク
ション62へ入力されるFDR入力データ要素76には
、コックピットディスプレイ28でユーザが押したキー
を示すデータ、FDR26へ接続された飛行センサから
の情報が含まれ、さらに現況状態あるいはFDR26よ
り要求されたその他の状態が含まれている。
クション66において受け取られ、FDR入力データ要
素76へ書き込まれるデータ内に処理される。管理セク
ション62へ入力されるFDR入力データ要素76には
、コックピットディスプレイ28でユーザが押したキー
を示すデータ、FDR26へ接続された飛行センサから
の情報が含まれ、さらに現況状態あるいはFDR26よ
り要求されたその他の状態が含まれている。
【0043】管理セクション62により書き込まれたD
AU要求データ要素78は、その中に含まれるデータを
バス46へ提供する電気信号へ変換するDAU通信セク
ション64へ入力される。DAU要求データ要素78に
は、診断ソフトウェアによって要求された特定のデータ
センサを示す情報が含まれる。DAU36は、要求され
たセンサデータの収集を終えると、電気信号形式でセン
サデータをバス46へ伝送する。この信号はDAU通信
セクション64で受け取られ、DAUセンサデータ要素
80へ書き込まれるデータに変換される。
AU要求データ要素78は、その中に含まれるデータを
バス46へ提供する電気信号へ変換するDAU通信セク
ション64へ入力される。DAU要求データ要素78に
は、診断ソフトウェアによって要求された特定のデータ
センサを示す情報が含まれる。DAU36は、要求され
たセンサデータの収集を終えると、電気信号形式でセン
サデータをバス46へ伝送する。この信号はDAU通信
セクション64で受け取られ、DAUセンサデータ要素
80へ書き込まれるデータに変換される。
【0044】モニタセクション63には、センサデータ
要素80、しきい値/履歴データ要素82、モニタ要求
データ要素84からの入力がなされる。しきい値/履歴
データ要素82には故障しきい値及び装置20にモニタ
された故障飛行パラメータ用履歴データが含まれる。管
理セクション62により書き込まれるモニタ要求データ
要素84は、モニタセクション63がモニタ関数を適当
に実行するのに必要な装置情報を持っている。モニタセ
クション63はデータ要素80,82,84からの入力
を処理し、その結果をモニタ結果データ要素86へ書き
込む。モニタ結果データ要素86は管理セクション62
へ入力される。装置20がユーティリティモードあるい
はエキスパートモードで操作されている場合、モニタ関
数は実行されず、モニタセクション63も実行されない
。
要素80、しきい値/履歴データ要素82、モニタ要求
データ要素84からの入力がなされる。しきい値/履歴
データ要素82には故障しきい値及び装置20にモニタ
された故障飛行パラメータ用履歴データが含まれる。管
理セクション62により書き込まれるモニタ要求データ
要素84は、モニタセクション63がモニタ関数を適当
に実行するのに必要な装置情報を持っている。モニタセ
クション63はデータ要素80,82,84からの入力
を処理し、その結果をモニタ結果データ要素86へ書き
込む。モニタ結果データ要素86は管理セクション62
へ入力される。装置20がユーティリティモードあるい
はエキスパートモードで操作されている場合、モニタ関
数は実行されず、モニタセクション63も実行されない
。
【0045】モニタセクション63はセンサデータ80
からのデータを利用して、故障が起きたかあるいは起こ
りそうであるかどうかを確定する。しかしながら、場合
によっては、合計値あるいは二つの加速計の振動の相違
値が試験される。また、ヘリコプタ状況に応じて別の値
が試験される。
からのデータを利用して、故障が起きたかあるいは起こ
りそうであるかどうかを確定する。しかしながら、場合
によっては、合計値あるいは二つの加速計の振動の相違
値が試験される。また、ヘリコプタ状況に応じて別の値
が試験される。
【0046】下記の表3は異なる状況について試験され
た値をリストにしたものである。リストされた頻度は特
定値のテスト頻度である(つまり、リストされた頻度で
の振動)。ここではMはメインロータの周期を表し、T
はテイルロータの周期である(テイルロータの周期は接
触器より得られる)。加速計に関しては、PVがコック
ピット操縦士側に垂直に取り付けられた加速計を表し、
CVが副操縦士の垂直加速計であり、CLはコックピッ
ト横型加速計、NVは機首に垂直な加速計、CAは機室
吸収器の加速計である。E1,E2,OCはそれぞれエ
ンジン1号駆動軸,エンジン2号駆動軸,オイル冷却器
加速計を表す。エンジン1号駆動軸、エンジン2号駆動
軸、オイル冷却器加速計の試験が独立した状況であるこ
とに注意されたい。インチ/秒単位で表されたGOAL
,SPEC(仕様書)、DNE(超過せず)の各項目は
、装置20がユーティリティモードで操作される場合、
ユーザが(CADU38のキーを押して)変更できる省
略値である。GOAL,SPEC,DNE項目の目的は
以下に詳細に説明する。
た値をリストにしたものである。リストされた頻度は特
定値のテスト頻度である(つまり、リストされた頻度で
の振動)。ここではMはメインロータの周期を表し、T
はテイルロータの周期である(テイルロータの周期は接
触器より得られる)。加速計に関しては、PVがコック
ピット操縦士側に垂直に取り付けられた加速計を表し、
CVが副操縦士の垂直加速計であり、CLはコックピッ
ト横型加速計、NVは機首に垂直な加速計、CAは機室
吸収器の加速計である。E1,E2,OCはそれぞれエ
ンジン1号駆動軸,エンジン2号駆動軸,オイル冷却器
加速計を表す。エンジン1号駆動軸、エンジン2号駆動
軸、オイル冷却器加速計の試験が独立した状況であるこ
とに注意されたい。インチ/秒単位で表されたGOAL
,SPEC(仕様書)、DNE(超過せず)の各項目は
、装置20がユーティリティモードで操作される場合、
ユーザが(CADU38のキーを押して)変更できる省
略値である。GOAL,SPEC,DNE項目の目的は
以下に詳細に説明する。
【0047】
【表3】
【0048】図3及び図4は、表3にリストされた値を
モニタセクション63がどのように試験するかを示すフ
ローチャート100である。第一のステップ102で、
ソフトウェアの反復から少なくとも三つの値が記憶され
たかどうかを確定するため試験がなされる。たとえ飛行
が既に始まっていたとしても、値は電池で保護されたR
AMに記憶されているために過去の飛行から三つ以上の
値を得ることが可能なことに注意されたい。ステップ1
02で記憶値が三つ未満であるのは、以前の飛行で機器
が全く使用されなかったため(つまり、まさに初めての
飛行の場合)か、あるいは、以下にさらに詳述するよう
な理由で値が電池で保護されたRAMからクリアされて
しまったためである。
モニタセクション63がどのように試験するかを示すフ
ローチャート100である。第一のステップ102で、
ソフトウェアの反復から少なくとも三つの値が記憶され
たかどうかを確定するため試験がなされる。たとえ飛行
が既に始まっていたとしても、値は電池で保護されたR
AMに記憶されているために過去の飛行から三つ以上の
値を得ることが可能なことに注意されたい。ステップ1
02で記憶値が三つ未満であるのは、以前の飛行で機器
が全く使用されなかったため(つまり、まさに初めての
飛行の場合)か、あるいは、以下にさらに詳述するよう
な理由で値が電池で保護されたRAMからクリアされて
しまったためである。
【0049】以前の反復から三つの値が記憶されていな
ければ、制御はステップ102からステップ104へ進
み、ステップ104で現在値が表3のGOALと比較さ
れる。値がGOAL未満であれば、値は記憶されずに制
御はステップ104からステップ106へ進み、ステッ
プ106でBELOW GOALフラグがセットされ
る。BELOW GOALフラグは診断ソフトウェア
によりアクセスされ、特定値を示すデータが記憶されな
かった理由についてユーザに対して説明するメッセージ
をCADU38に表示するために利用される。ステップ
106が終わるとステップ107へ進み、そこで値は傾
向と無関係な関数を実行する他の処理ルーチンで使用可
能となる。ステップ107が終わると、この反復処理は
完了する。
ければ、制御はステップ102からステップ104へ進
み、ステップ104で現在値が表3のGOALと比較さ
れる。値がGOAL未満であれば、値は記憶されずに制
御はステップ104からステップ106へ進み、ステッ
プ106でBELOW GOALフラグがセットされ
る。BELOW GOALフラグは診断ソフトウェア
によりアクセスされ、特定値を示すデータが記憶されな
かった理由についてユーザに対して説明するメッセージ
をCADU38に表示するために利用される。ステップ
106が終わるとステップ107へ進み、そこで値は傾
向と無関係な関数を実行する他の処理ルーチンで使用可
能となる。ステップ107が終わると、この反復処理は
完了する。
【0050】ステップ104で現在値がGOAL以上で
あれば、制御はステップ104からステップ108へ進
み、ステップ108で現在値は記憶される。ステップ1
08が終わると、ステップ110でCDフラグ変数がセ
ットされる。CDフラグは値の新たな傾向履歴を容易に
再構成し、これについては以下さらに詳述する。ステッ
プ110が終わると、反復処理は完了する。
あれば、制御はステップ104からステップ108へ進
み、ステップ108で現在値は記憶される。ステップ1
08が終わると、ステップ110でCDフラグ変数がセ
ットされる。CDフラグは値の新たな傾向履歴を容易に
再構成し、これについては以下さらに詳述する。ステッ
プ110が終わると、反復処理は完了する。
【0051】ステップ102で記憶値が三つ存在すれば
、制御はステップ112へ進み、112でCDフラグが
試験される。CDフラグがセットされていなければ、現
在値に傾向変動が存在すると表示し、制御はステップ1
12からステップ114へ進み、ステップ114で試験
中であるその値が飛行開始以来はじめての特定値である
かどうか確定するための試験が行われる。表3の値のほ
とんどが従属関係にあるために、はじめて状況を入力す
ると値のいくつかが最初の値でありがちなことに注意さ
れたい。試験中の値が第一の値であれば、制御はステッ
プ114からステップ116へ進み、ステップ116に
おいてその特定値の線形履歴傾向の点で値が試験される
。この履歴傾向は以下でさらに詳述する計算であり、時
間関数として値の変化を示す。時間=0(つまり、y切
片)での振動値が判明し、さらに単位時間ごとの振動中
の変化(つまり、勾配)が判明する。試験ステップ11
6で、履歴傾向より見積値が計算され、実効値と比較さ
れる。実効値が見積値の10%以内であれば、現在値は
その傾向内にあると判断され、制御はステップ116か
らステップ118へ進む。ステップ118では、後で使
用する場合に備えて現在値が記憶される。
、制御はステップ112へ進み、112でCDフラグが
試験される。CDフラグがセットされていなければ、現
在値に傾向変動が存在すると表示し、制御はステップ1
12からステップ114へ進み、ステップ114で試験
中であるその値が飛行開始以来はじめての特定値である
かどうか確定するための試験が行われる。表3の値のほ
とんどが従属関係にあるために、はじめて状況を入力す
ると値のいくつかが最初の値でありがちなことに注意さ
れたい。試験中の値が第一の値であれば、制御はステッ
プ114からステップ116へ進み、ステップ116に
おいてその特定値の線形履歴傾向の点で値が試験される
。この履歴傾向は以下でさらに詳述する計算であり、時
間関数として値の変化を示す。時間=0(つまり、y切
片)での振動値が判明し、さらに単位時間ごとの振動中
の変化(つまり、勾配)が判明する。試験ステップ11
6で、履歴傾向より見積値が計算され、実効値と比較さ
れる。実効値が見積値の10%以内であれば、現在値は
その傾向内にあると判断され、制御はステップ116か
らステップ118へ進む。ステップ118では、後で使
用する場合に備えて現在値が記憶される。
【0052】ステップ118が終わると、ステップ12
0で値は表3のGOAL,SPEC,DNEについて試
験される。この値がSPECを上回るかGOALを上回
り4時間以内にSPECを上回ると見積もられる場合、
限界を超えたと判断される。限界を超えていない場合、
反復処理は完了する。超えていれば、制御はステップ1
20からステップ122へ進み、ステップ122でコッ
クピットディスプレイ28に通知される状態メッセージ
が確定される。値がDNEを超えているか1時間以内に
DNEを超えると見積もられる場合、注意メッセージが
出力される。値がSPECを上回るものの1時間以内に
DNEを超えるとは考えられない場合、状況報告メッセ
ージが出力される。そのかわり、データがGOALとS
PECの間にあり、4時間以内にSPECを超えると見
積もられる場合には、ノートが出力される。これらすべ
ての場合、勧告された処置、あるいは構成部分取り替え
や調節のような代替処置、特定状況で飛行させるユーザ
への要求等が画面表示される。
0で値は表3のGOAL,SPEC,DNEについて試
験される。この値がSPECを上回るかGOALを上回
り4時間以内にSPECを上回ると見積もられる場合、
限界を超えたと判断される。限界を超えていない場合、
反復処理は完了する。超えていれば、制御はステップ1
20からステップ122へ進み、ステップ122でコッ
クピットディスプレイ28に通知される状態メッセージ
が確定される。値がDNEを超えているか1時間以内に
DNEを超えると見積もられる場合、注意メッセージが
出力される。値がSPECを上回るものの1時間以内に
DNEを超えるとは考えられない場合、状況報告メッセ
ージが出力される。そのかわり、データがGOALとS
PECの間にあり、4時間以内にSPECを超えると見
積もられる場合には、ノートが出力される。これらすべ
ての場合、勧告された処置、あるいは構成部分取り替え
や調節のような代替処置、特定状況で飛行させるユーザ
への要求等が画面表示される。
【0053】試験ステップ116において値が見積傾向
値内でなければ、制御はステップ116からステップ1
24へ進み、ステップ124において傾向履歴(つまり
、以前の記憶値)がクリアされる。制御はステップ12
4からステップ126へ進み、ステップ126に現在値
が記憶される。
値内でなければ、制御はステップ116からステップ1
24へ進み、ステップ124において傾向履歴(つまり
、以前の記憶値)がクリアされる。制御はステップ12
4からステップ126へ進み、ステップ126に現在値
が記憶される。
【0054】ステップ126が終わるとステップ128
へ進み、ステップ128では試験中の値が最初の飛行以
来、はじめての特定値であるかどうかを確定するため試
験が行われる。この現在値が最初の値でなければ、制御
はステップ128からステップ130へ進み、ステップ
130ではモニタソフトウェアによって説明のない注意
データメッセージが、CADU38及びコックピットデ
ィスプレイ28の画面に表示される。説明のないデータ
メッセージは一つあるいは複数の加速計から異常が発生
したことをユーザに知らせ、確認データを得るためその
状態を繰り返すようユーザに要求する。
へ進み、ステップ128では試験中の値が最初の飛行以
来、はじめての特定値であるかどうかを確定するため試
験が行われる。この現在値が最初の値でなければ、制御
はステップ128からステップ130へ進み、ステップ
130ではモニタソフトウェアによって説明のない注意
データメッセージが、CADU38及びコックピットデ
ィスプレイ28の画面に表示される。説明のないデータ
メッセージは一つあるいは複数の加速計から異常が発生
したことをユーザに知らせ、確認データを得るためその
状態を繰り返すようユーザに要求する。
【0055】ステップ128で、現在値は最初の値であ
るとの結果が出た場合、制御はステップ128からステ
ップ132へ進み、ステップ132において期待値が確
定される。ステップ116において、値が見積傾向値の
10%以内でない場合、保守処置により一つあるいは複
数のヘリコプタ構成部分の振動特性が変わってしまった
ということが一つの理由として考えられる。保守が行わ
れる場合、保守要員は情報をCADU38へ入力する。 この情報はステップ132において期待値、つまり特定
の保守が行われた結果として生じる値を確定するために
利用される。たとえば、テイルロータを調節すれば、テ
イルロータ加速計により測定された振動を低下させるこ
とができる。
るとの結果が出た場合、制御はステップ128からステ
ップ132へ進み、ステップ132において期待値が確
定される。ステップ116において、値が見積傾向値の
10%以内でない場合、保守処置により一つあるいは複
数のヘリコプタ構成部分の振動特性が変わってしまった
ということが一つの理由として考えられる。保守が行わ
れる場合、保守要員は情報をCADU38へ入力する。 この情報はステップ132において期待値、つまり特定
の保守が行われた結果として生じる値を確定するために
利用される。たとえば、テイルロータを調節すれば、テ
イルロータ加速計により測定された振動を低下させるこ
とができる。
【0056】ステップ132が終わると、ステップ13
4において実効値と期待値が比較される。実効値が期待
値の20%以内でなければ、制御はステップ130へ進
み、説明のないデータ注意メッセージが表示される。メ
ッセージは、現在の異常値を確認するためさらに値を収
集するように特定の状況を繰り返すよう操縦士に要求す
る。モニタセクション63は、以前のステップ124で
傾向が再初期設定されてしまっており、次に二つの反復
があるので値に新たな傾向履歴を構成する。
4において実効値と期待値が比較される。実効値が期待
値の20%以内でなければ、制御はステップ130へ進
み、説明のないデータ注意メッセージが表示される。メ
ッセージは、現在の異常値を確認するためさらに値を収
集するように特定の状況を繰り返すよう操縦士に要求す
る。モニタセクション63は、以前のステップ124で
傾向が再初期設定されてしまっており、次に二つの反復
があるので値に新たな傾向履歴を構成する。
【0057】一方、実効値が期待値の20%以内であれ
ば、制御はステップ134からステップ136へ進み、
ステップ136では実効値に対して限界試験が行われる
。ステップ124において傾向履歴がクリアされてしま
っているため、ステップ136での限界試験はステップ
120での限界試験とは異なる。ステップ136では値
の診断は行われない。したがって、実効値はGOALに
対して比較される。実効値がGOAL未満であれば、制
御は完了する。GOALを上回れば、制御はステップ1
36からステップ138へ進み、ステップ138におい
てコックピットディスプレイ28に通知する状況メッセ
ージを確定する。ステップ120で状況メッセージを確
定する場合と異なり、ステップ124で傾向履歴がすで
にクリアされてしまっているため、ステップ138にお
いて診断はいっさい行われない。ステップ138におい
て値がGOALとSPECの間にあれば、ノートメッセ
ージが出力される。値がSPECとDNEとの間であれ
ば、状況報告メッセージが出力され、値がDNEより大
きい場合、注意メッセージが出力される。
ば、制御はステップ134からステップ136へ進み、
ステップ136では実効値に対して限界試験が行われる
。ステップ124において傾向履歴がクリアされてしま
っているため、ステップ136での限界試験はステップ
120での限界試験とは異なる。ステップ136では値
の診断は行われない。したがって、実効値はGOALに
対して比較される。実効値がGOAL未満であれば、制
御は完了する。GOALを上回れば、制御はステップ1
36からステップ138へ進み、ステップ138におい
てコックピットディスプレイ28に通知する状況メッセ
ージを確定する。ステップ120で状況メッセージを確
定する場合と異なり、ステップ124で傾向履歴がすで
にクリアされてしまっているため、ステップ138にお
いて診断はいっさい行われない。ステップ138におい
て値がGOALとSPECの間にあれば、ノートメッセ
ージが出力される。値がSPECとDNEとの間であれ
ば、状況報告メッセージが出力され、値がDNEより大
きい場合、注意メッセージが出力される。
【0058】ステップ114へ戻って、試験中の値が最
初の飛行以来はじめての特定値でなければ、制御はステ
ップ114からステップ139へ進み、ステップ139
において現在値が以前の反復から記憶値(ステップ11
8やステップ126で記憶値等)と比較される。現在値
が記憶値の10%以内であれば、この反復処理は完了し
、現在値は破棄される。ステップ139において値が記
憶値の10%以内でなければ、上述のようにステップ1
16から処理を進めるため制御はステップ116へ進む
。
初の飛行以来はじめての特定値でなければ、制御はステ
ップ114からステップ139へ進み、ステップ139
において現在値が以前の反復から記憶値(ステップ11
8やステップ126で記憶値等)と比較される。現在値
が記憶値の10%以内であれば、この反復処理は完了し
、現在値は破棄される。ステップ139において値が記
憶値の10%以内でなければ、上述のようにステップ1
16から処理を進めるため制御はステップ116へ進む
。
【0059】ステップ112へ戻って、CDフラグがセ
ットされれば、新たな傾向履歴を構成中であることを表
示し、制御はステップ112からステップ140へ進み
、ステップ140において現在値は記憶される。ステッ
プ140が終わると、ステップ142では最も新しい三
つの記憶値及び、三点を通る線を計算するための最小二
乗アルゴリズムを利用して新たな傾向を計算する。
ットされれば、新たな傾向履歴を構成中であることを表
示し、制御はステップ112からステップ140へ進み
、ステップ140において現在値は記憶される。ステッ
プ140が終わると、ステップ142では最も新しい三
つの記憶値及び、三点を通る線を計算するための最小二
乗アルゴリズムを利用して新たな傾向を計算する。
【0060】ステップ142の後は試験ステップ144
において、新たな傾向が妥当性を試験される。ステップ
142で計算された相関係数が0.8未満であれば、傾
向は妥当であると判断される。妥当な傾向であれば、装
置20の一つあるいは複数の構成部分に故障があると考
えられる可能性がある。ステップ144において傾向が
妥当でないと判断された場合、制御はステップ146へ
進み、メッセージがコックピットディスプレイ28へ通
知され、機器のチェックが必要であると示す。ステップ
146の次はステップ148で、他の傾向を構成しそう
な点をさらに収集するために、傾向が再初期設定される
。
において、新たな傾向が妥当性を試験される。ステップ
142で計算された相関係数が0.8未満であれば、傾
向は妥当であると判断される。妥当な傾向であれば、装
置20の一つあるいは複数の構成部分に故障があると考
えられる可能性がある。ステップ144において傾向が
妥当でないと判断された場合、制御はステップ146へ
進み、メッセージがコックピットディスプレイ28へ通
知され、機器のチェックが必要であると示す。ステップ
146の次はステップ148で、他の傾向を構成しそう
な点をさらに収集するために、傾向が再初期設定される
。
【0061】ステップ144において相関係数が0.8
以上であれば、制御はステップ150へ進み、次の反復
で通常のモニタ処理(つまり、ステップ116,118
,120を通過するパス等)が行えるようにCDフラグ
がリセットされる。ステップ150の次はステップ15
2において、現在値について限界チェックが行われる。 ステップ152の限界チェックはステップ120の限界
チェックと同様である。現在値がGOAL未満かあるい
はGOALより大きいものの4時間以内にSPECを越
えるとは考えられない場合、現在値は限界を超えず、こ
の反復処理は完了する。現在値がそれ以外の場合、制御
はステップ152からステップ154へ進み、コックピ
ットディスプレイ28に通知する状況メッセージを確定
する。ステップ154で出力される特定状況メッセージ
の確定方法は、ステップ122で利用されるのと同じ方
法である。
以上であれば、制御はステップ150へ進み、次の反復
で通常のモニタ処理(つまり、ステップ116,118
,120を通過するパス等)が行えるようにCDフラグ
がリセットされる。ステップ150の次はステップ15
2において、現在値について限界チェックが行われる。 ステップ152の限界チェックはステップ120の限界
チェックと同様である。現在値がGOAL未満かあるい
はGOALより大きいものの4時間以内にSPECを越
えるとは考えられない場合、現在値は限界を超えず、こ
の反復処理は完了する。現在値がそれ以外の場合、制御
はステップ152からステップ154へ進み、コックピ
ットディスプレイ28に通知する状況メッセージを確定
する。ステップ154で出力される特定状況メッセージ
の確定方法は、ステップ122で利用されるのと同じ方
法である。
【0062】ここでは装置20をUH−60Aヘリコプ
タ用として説明したが、本技術分野において知識を有す
るものであれば、装置20が多くの他の型のヘリコプタ
に適用できることが理解されるものとする。同様に、モ
ニタされた特定の振動及び振動がモニタされる頻度は本
発明の思想及び範囲を逸脱することなく変更可能である
。
タ用として説明したが、本技術分野において知識を有す
るものであれば、装置20が多くの他の型のヘリコプタ
に適用できることが理解されるものとする。同様に、モ
ニタされた特定の振動及び振動がモニタされる頻度は本
発明の思想及び範囲を逸脱することなく変更可能である
。
【0063】データ収集、処理、ユーザへの故障通知、
ユーザの入力用としてここで説明した特定のハードウェ
アは、本発明の思想及び範囲を逸脱することなく修正あ
るいは機能的に同等のハードウェアと取り替えることが
できる。さらに、ここで説明したソフトウェアのすべて
の部分は同等のハードウェアを利用して実現することが
できる。これはハードウェア/ソフトウェアの等価性を
論じた(他の分野の)米国特許第4,294,162号
(出願人フォーレ他)「指向性しきい値を用いた圧力フ
ィールアクチュエータ故障検出」を参照するのがわかり
やすいと思われる。
ユーザの入力用としてここで説明した特定のハードウェ
アは、本発明の思想及び範囲を逸脱することなく修正あ
るいは機能的に同等のハードウェアと取り替えることが
できる。さらに、ここで説明したソフトウェアのすべて
の部分は同等のハードウェアを利用して実現することが
できる。これはハードウェア/ソフトウェアの等価性を
論じた(他の分野の)米国特許第4,294,162号
(出願人フォーレ他)「指向性しきい値を用いた圧力フ
ィールアクチュエータ故障検出」を参照するのがわかり
やすいと思われる。
【0064】本発明では三つのデータ点を用いた線形傾
向を構成して説明したが、このデータ点はいくつであっ
ても、また減衰指数関数のような他の型の非線形関数を
用いても本発明は実施可能である。さらに、図3及び図
4において示したモニタ関数は振動データのみに利用し
たが、本技術分野において知識を有するものであれば、
これらの関数が他の型のパラメータにも利用可能である
ことが理解されるものとする。
向を構成して説明したが、このデータ点はいくつであっ
ても、また減衰指数関数のような他の型の非線形関数を
用いても本発明は実施可能である。さらに、図3及び図
4において示したモニタ関数は振動データのみに利用し
たが、本技術分野において知識を有するものであれば、
これらの関数が他の型のパラメータにも利用可能である
ことが理解されるものとする。
【0065】本発明の模範的実施例に関して説明してき
たが、本技術分野において知識を有するものであれば、
本発明の思想及び範囲を逸脱することなく発明に対して
様々な変更、削除、追加が可能であることが理解される
ものとする。
たが、本技術分野において知識を有するものであれば、
本発明の思想及び範囲を逸脱することなく発明に対して
様々な変更、削除、追加が可能であることが理解される
ものとする。
【0066】
【発明の効果】本発明によれば、自動ヘリコプタ保守モ
ニタ装置では自動的に収集された振動データ及びヘリコ
プタ状況情報が利用され、ヘリコプタの故障を確定し、
起こり得る故障を予測する。さらに本発明によれば、自
動ヘリコプタ保守モニタ装置により、ヘリコプタ保守を
容易にできる特定の操作状態で操縦者はヘリコプタを操
縦できる。
ニタ装置では自動的に収集された振動データ及びヘリコ
プタ状況情報が利用され、ヘリコプタの故障を確定し、
起こり得る故障を予測する。さらに本発明によれば、自
動ヘリコプタ保守モニタ装置により、ヘリコプタ保守を
容易にできる特定の操作状態で操縦者はヘリコプタを操
縦できる。
【図1】自動ヘリコプタ保守モニタ装置の概要ブロック
図である。
図である。
【図2】診断ソフトウェアの動作を示すデータフロー図
である。
である。
【図3】ヘリコプタ振動データを自動的にモニタするた
めのソフトウェアの動作を示す流れ図である。
めのソフトウェアの動作を示す流れ図である。
【図4】ヘリコプタ振動データを自動的にモニタするた
めのソフトウェアの動作を示す流れ図である。
めのソフトウェアの動作を示す流れ図である。
20 自動ヘリコプタ保守モニタ装置22 飛行デ
ータレコーダサブシステム24 保守コンピュータサ
ブシステム26 飛行データレコーダ(FDR)28
コックピットディスプレイ 32 デジタル電気バス 36 データ収集装置(DAU) 38 制御ディスプレイ装置(CADU)40 処
理装置 42 端末 44 内部電子バス 46 デジタル電気バス 60 データフロー図 62 管理セクション 63 モニタセクション 64 DAU通信セクション 65 端末通信セクション 66 FDR通信セクション 70 CADU出力データ要素 72 CADU入力データ要素 74 FDR出力データ要素 76 FDR入力データ要素 78 DAU要求データ要素 80 DAUセンサデータ要素 82 しきい値/履歴データ要素 84 モニタ要求データ要素 86 モニタ結果データ要素
ータレコーダサブシステム24 保守コンピュータサ
ブシステム26 飛行データレコーダ(FDR)28
コックピットディスプレイ 32 デジタル電気バス 36 データ収集装置(DAU) 38 制御ディスプレイ装置(CADU)40 処
理装置 42 端末 44 内部電子バス 46 デジタル電気バス 60 データフロー図 62 管理セクション 63 モニタセクション 64 DAU通信セクション 65 端末通信セクション 66 FDR通信セクション 70 CADU出力データ要素 72 CADU入力データ要素 74 FDR出力データ要素 76 FDR入力データ要素 78 DAU要求データ要素 80 DAUセンサデータ要素 82 しきい値/履歴データ要素 84 モニタ要求データ要素 86 モニタ結果データ要素
Claims (19)
- 【請求項1】 ヘリコプタの状況を示す状況信号を提
供する状況表示手段と、ヘリコプタの種々の位置での振
動に応じて、それぞれが特定位置での振動を示す複数の
振動検出信号を発生する振動検出手段と、前記状況表示
手段及び前記振動検出手段とに応じて、所定値を超える
前記振動検出信号に応じて故障信号を発生するとともに
、前記所定値が前記振動検出信号及びヘリコプタ状況の
関数である処理手段とを有することを特徴とするヘリコ
プタの保守モニタ装置。 - 【請求項2】 前記故障信号の内容に応じて電子画面
に文字メッセージを表示する表示手段を有することを特
徴とする請求項1に記載のヘリコプタの保守モニタ装置
。 - 【請求項3】 前記振動検出手段及び前記状況表示手
段に応じて、記憶され振動検出信号を蓄積し、前記記憶
信号を複数の振動関数を生成するために利用する前記処
理手段へ前記記憶信号を提供し、それぞれの前記振動関
数が特定の前記振動信号の大きさを特定状況でのヘリコ
プタの時間関数として表す記憶手段を有することを特徴
とする請求項2に記載のヘリコプタの保守モニタ装置。 - 【請求項4】 前記処理手段が、前記振動関数を利用
して前記振動検出信号に対応する予想値を生成するとと
もに、前記予想値に対応する一つあるいは複数の値の所
定百分率内にない前記検出された一つあるいは複数の振
動検出信号値に応じて前記故障信号を断定することを特
徴とする請求項3に記載のヘリコプタの保守モニタ装置
。 - 【請求項5】 前記状況表示手段が、車輪重量、メイ
ンロータ速度、対気速度、エンジントルク、上昇率、バ
ンク角、偏揺率、ヘリコプタ高度を示す信号を検出する
飛行パラメータ検出手段と、前記飛行パラメータ検出手
段に応じて前記状況信号を提供する処理手段とを有し、
前記状況信号の値が、前記車輪重量、メインロータ速度
、対気速度、エンジントルク、上昇率、バンク角、偏揺
率、ヘリコプタ高度の各信号値に従って変化することを
特徴とする請求項4に記載のヘリコプタの保守モニタ装
置。 - 【請求項6】 前記振動検出手段がヘリコプタ中の前
記位置に取り付けられた複数の加速計から構成されるこ
とを特徴とする請求項5に記載のヘリコプタの保守モニ
タ装置。 - 【請求項7】 前記振動関数が線形であることを特徴
とする請求項6に記載のヘリコプタの保守モニタ装置。 - 【請求項8】 ヘリコプタの状況を示す状況信号を提
供する状況表示器と、ヘリコプタ中の種々の位置での振
動に応じて複数の振動検出信号を発生し、それぞれの前
記振動検出信号が前記位置の特定位置での振動を示す振
動センサと、前記状況表示器及び前記振動センサに応じ
て、所定値を超える前記振動検出信号に応じて故障信号
を発生し、前記所定値が前記振動検出信号及びヘリコプ
タ状況の関数である処理装置とを有することを特徴とす
るヘリコプタの保守モニタ装置。 - 【請求項9】 前記故障信号の内容に応じて電子画面
に文字メッセージを提供するディスプレイを有すること
を特徴とする請求項8に記載のヘリコプタの保守モニタ
装置。 - 【請求項10】 前記振動センサ及び前記状況表示器
に応じて、記憶され振動検出信号を蓄積し、複数の振動
関数を生成するため前記記憶信号を使用する前記処理手
段へ前記記憶信号を提供し、前記振動関数のそれぞれが
特定の前記振動検出信号の大きさをヘリコプタの特定状
況での時間関数として表す電子記憶装置を有することを
特徴とする、請求項9に記載のヘリコプタの保守モニタ
装置。 - 【請求項11】 前記処理装置が前記振動関数を用い
て前記振動検出信号に対応する予想値を生成し、前記予
想値に対応する一つあるいは複数の値の所定百分率内で
ない一つあるいは複数の前記振動信号値に応じて前記故
障信号を断定することを特徴とする、請求項10に記載
のヘリコプタの保守モニタ装置。 - 【請求項12】 前記状況表示器が、車輪重量、メイ
ンロータ速度、対気速度、エンジントルク、上昇率、バ
ンク角、偏揺率、ヘリコプタ高度を示す信号を検出する
飛行パラメータセンサと、前記飛行パラメータセンサに
応じて前記状況信号を提供し、前記状況信号値が車輪重
量、メインロータ速度、対気速度、エンジントルク、上
昇率、バンク角、偏揺率、ヘリコプタ高度の各信号値に
応じて変化する処理手段を有することを特徴とする、請
求項11に記載のヘリコプタの保守モニタ装置。 - 【請求項13】 前記振動センサがヘリコプタ中の前
記位置に取り付けられた複数の加速計より構成されるこ
とを特徴とする請求項12に記載のヘリコプタの保守モ
ニタ装置。 - 【請求項14】 前記振動関数が線形であることを特
徴とする請求項13に記載のヘリコプタの保守モニタ装
置。 - 【請求項15】 ヘリコプタの状況を確定し、複数の
振動検出信号を発生するために、ヘリコプタ中の種々の
位置で複数の振動を測定し、それぞれの前記振動検出信
号が前記位置の特定位置での振動を示し、それぞれの前
記振動検出信号の大きさを所定値と比較することで故障
信号を生成するとともに、前記の各所定値が前記振動検
出信号の関数及びヘリコプタの状況であることを特徴と
するヘリコプタのモニタ方法。 - 【請求項16】 前記故障信号の内容に応じて電子画
面に文字メッセージを表示することを特徴とする請求項
15に記載のヘリコプタのモニタ方法。 - 【請求項17】 前記振動検出信号を記憶し、複数の
振動関数を生成し、それぞれの前記関数が前記振動検出
信号の特定の大きさをヘリコプタの特定状況に対する時
間関数として表し、前記関数を用いてそれぞれの前記振
動検出信号に対する予想値を計算し、前記予想値に対応
する一つあるいは複数の値の所定百分率以内でない一つ
あるいは複数の前記振動検出信号値に応じて前記故障信
号を断定することをさらに特徴とする、請求項16に記
載のヘリコプタのモニタ方法。 - 【請求項18】 前記振動関数が線形であることを特
徴とする請求項17に記載のヘリコプタのモニタ方法。 - 【請求項19】 ヘリコプタの保守モニタ方法におい
て、特定状況でヘリコプタを飛行させるよう操縦士に指
示するヘリコプタのモニタ方法。
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