JPH0429283Y2 - - Google Patents

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JPH0429283Y2
JPH0429283Y2 JP1986059243U JP5924386U JPH0429283Y2 JP H0429283 Y2 JPH0429283 Y2 JP H0429283Y2 JP 1986059243 U JP1986059243 U JP 1986059243U JP 5924386 U JP5924386 U JP 5924386U JP H0429283 Y2 JPH0429283 Y2 JP H0429283Y2
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JP
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burner unit
top plate
burner
stove
guide portion
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、一端部にバーナを備え、かつ、その
バーナへの燃料供給路を備えたバーナユニツト
を、前記バーナの使用位置と前記バーナユニツト
の全体が天板の上方に納まる格納位置とにわたつ
て位置切換自在に前記天板の上側に配設したコン
ロの改良に関する。
〔従来の技術〕
従来、上記の如きコンロにおいては、バーナユ
ニツトを縦軸芯周りでの揺動により使用位置と格
納位置とに切換える構成となつていた(例えば、
特開昭60−245928号公報参照)。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、コンロの性能向上のために点火装置や
立ち消え安全装置等をバーナユニツトに内装しよ
うとするとバーナユニツトが長尺化してしまう
が、天板の面積はコンロのコンパクト化などの観
点から限られているために、従来の揺動による位
置切換では長尺化したバーナユニツトの全体を格
納位置において天板の上方に納めてしまうことが
できなくなり、その結果、バーナユニツトの格納
機能を維持するためには天板の面積を大きくしな
ければならなくなつてコンロの全体構成が大型化
し、そのために、バーナユニツトの格納機能によ
つてコンロの収納を容易にしようとしているにも
かかわらず、大型化によりかえつて収納性が損な
われてしまう問題があつた。
本考案の目的は、バーナユニツトの位置切換構
造に対する合理的な改良により、コンロの大型化
を回避し、また、バーナユニツトの天板上への格
納機能を維持しながら、バーナユニツトの長尺化
を可能とし、合わせて、コンロの使用に伴いバー
ナユニツトが温度上昇して熱膨張している状態に
おいても、円滑な位置切換を可能とする点にあ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案によるコンロの特徴構成は、一端部にバ
ーナを備え、かつ、そのバーナへの燃料供給路を
備えたバーナユニツトを、前記バーナの使用位置
と前記バーナユニツトの全体が天板の上方に納ま
る格納位置とにわたつて位置切換自在に前記天板
の上側に配設する構成において、 前記バーナユニツトを前記天板上に載置すると
ともに、前記バーナユニツトの長手方向への摺動
を案内して、前記バーナユニツトの使用位置と格
納位置とにわたる摺動位置切換を許す状態で、前
記バーナユニツトを前記天板に支持する摺動機構
を設け、その摺動機構を、前記バーナユニツトの
摺動方向に延びる状態で前記天板に形成されたガ
イド部と、前記バーナユニツトの下側に形成され
て、前記ガイド部に摺動自在に嵌合し、かつ、そ
の嵌合状態において前記ガイド部との対向部に間
隙を有する被案内部と、前記ガイド部の両側面に
前記ガイド部の延設方向に延びる状態で形成され
た被係止部と、前記被案内部の両側面に付設され
て、前記被係止部に対して摺動自在に係合し、か
つ、その係合側に付勢されると共に後退変位自在
な弾性式の係止片とにより構成してあることによ
り、その作用・効果は次の通りである。
〔作用〕
つまり、バーナ使用位置においては、バーナユ
ニツトの一端部に位置するバーナを天板の中央部
もしくは中央部近くに位置させることがコンロと
して本来必要であるが、この制約下では、バーナ
ユニツトをその長手方向への摺動により使用位置
と格納位置とに位置切換するようにした場合、先
述従来の如き縦軸芯周りでの揺動による位置切換
に比べ、格納位置において天板の面積をより大き
く有効に利用する状態で、バーナユニツトの全体
を天板の上方に納めることができる。
また、バーナユニツトの摺動位置切換を案内す
る状態でバーナユニツトを天板に支持する摺動機
構を、天板に形成されたガイド部とバーナユニツ
トの下側に形成された被案内部とを、対向部に間
隙を有する状態で嵌合させ、前記ガイド部に形成
された被係止部に対して前記被案内部に付設され
た弾性式の係止片を摺動自在に係合させることに
より構成したことで、ガタ付き無く円滑に摺動操
作を行うことができるとともに、コンロの使用に
伴いバーナユニツトの温度が上昇して熱膨張して
も、ガイド部と被案内部との対向部に間隙を設け
てあることにより、ガイド部と被案内部との接触
を回避できて、円滑に摺動操作を行うことができ
る。
〔考案の効果〕
以上作用の結果、従来の縦軸芯周りでの揺動位
置切換形式に比べ、格納位置において天板の面積
をより大きく有効に利用できる分だけ、バーナユ
ニツトの長尺化が可能になり、そして、このよう
に天板面積を有効利用する形態でのバーナユニツ
トの長尺化が可能になることで、天板の面積を従
来と同等もしくは極力小さくしてコンロの大型化
を回避するとともに、バーナユニツトの全体を天
板上に格納する格納機能を維持して、コンロのコ
ンパクト収納性を高く維持しながらも、バーナユ
ニツトに対する点火装置や立ち消え安全装置等の
付加設備を可能として、この種のコンロの性能を
大きく向上し得るに至つた。
しかも、コンロの使用に伴いバーナユニツトが
温度上昇して熱膨張している状態においても、円
滑な位置切換を行うことができることで、コンロ
使用直後においても、バーナユニツトを天板に格
納できることとなり、コンロの操作性をも合わせ
て向上し得るに至り、全体として、コンパクト収
納性、コンロ性能、操作性のいずれにも優れた実
用性の極めて高いコンロを提供し得るに至つた。
〔実施例〕
次に本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図及び第2図は卓上コンロの全体構成を示
し、コンロの基台を兼ねる円板状天板1の上側
に、一端部にバーナ2を備え、かつ、基端部から
バーナ2にわたる混合管3を内装したバーナユニ
ツト4を配設すると共に、五徳5を天板1上に載
置してある。
バーナユニツト4には、燃料ガスの供給を断続
するバルブ類6、燃焼用空気を混合管3に吸入す
る混合器7、バーナ2を自動点火する点火装置
8、燃焼状態検出に基づいて立ち消え発生時に燃
料供給を自動遮断する立ち消え安全装置9、並び
に、それら諸装置に対する電源としての電池10
の収納部の夫々を内装してある。
又、バーナユニツト4の基端部には、バルブ類
6及び点火装置8に連係させた点火・消化操作具
11と、燃料ガス供給ホース12を接続するホー
スエンド13とを突設してある。
バーナユニツト4は、その長手方向への摺動を
許す摺動機構14を介して天板1に支持してあ
り、その摺動により、バーナユニツト4の基端部
が天板1の横外側方に突出してバーナ2が天板1
の中央部に位置する使用位置と、バーナユニツト
4の全体が天板1の上方に納まる格納位置とにわ
たる位置切換が可能となつている。
尚、第1図及び第2図は使用位置にある状態を
示し、第5図及び第6図は格納位置にある状態を
示す。
摺動機構14の具体的構造としては第3図及び
第4図に示すように、天板1にバーナユニツト4
の摺動方向に延びるガイド部としてのガイド溝1
5を形成し、そのガイド溝15に対して、バーナ
ユニツト4の下側に形成した被案内部としての凸
部16を、ガイド溝15と凸部16との対向部に
間隙を有する状態でガイド溝15の延設方向に摺
動自在に嵌合してある。
ガイド溝15の両側面にはガイド溝15の延設
方向に延びる状態で被係止部としての小溝17を
形成してあり、それら小溝17に対して、バーナ
ユニツト4側凸部16の両側面に付設した係合側
に付勢されると共に後退変位自在な弾性式の係止
片としての板バネ18を、摺動自在に係合させて
ある。従つて、係合側に付勢される状態にある板
バネ18と小溝17の溝底面との摺接抵抗をもつ
てバーナユルツト4の摺動操作に適度な付加を与
えて摺動操作をガタ付き無く円滑に行うことがで
きるとともに、コンロの使用に伴いバーナユニツ
ト4の温度が上昇して熱膨張しても、ガイド溝1
5と凸部16との対向部に間隙を設けてあること
により、ガイド溝15と凸部16との接触を回避
できて、円滑に摺動操作を行うことができる。
又、小溝17の延設方向適当箇所には、バーナ
ユニツト4の使用位置及び格納位置の夫々に対応
位置させて、板バネ18の圧縮弾性変形を解除す
る溝深部17a,17bを形成してあり、それら
溝深部17a,17bに対する板バネ18の係入
をもつてバーナユニツト4を使用位置及び格納位
置の夫々で位置決めするようにしてある。
しかも、バーナユニツト4は、第3図において
板バネ18が溝深部17aに係入する使用位置か
らの図中右側への更なる摺動により天板外側方へ
引き出して、ガイド溝15から凸部16を抜き出
してしまうことにより(すなわち、前記摺動機構
14を、その摺動案内端部においてバーナユニツ
ト4が天板1から離脱することを許すように構成
してあることにより)、天板1から取り外せるよ
うになつている。
つまり、通常時は摺動機構14の支持機能によ
りバーナユニツト4を確実に天板1に保持して、
コンロ全体の取扱いを容易にしながらも、必要時
には上記の如く摺動操作によりバーナユニツト4
を容易に天板1から取り外せることで、コンロに
対する清掃や点検等のメンテナンスが容易に行え
るようになつている。
第5図及び第6図はコンロそのものを収納する
ときの状態を示し、天板1と蓋19との間の収納
空間A内に、格納位置にあるバーナユニツト4、
及び、五徳5はもとより、燃料ガス供給ホース1
2をも格納できるようにしてある。
〔別実施例〕
次に本考案の別実施例を説明する。
バーナユニツト4の具体的形状・構造は種々の
改良が可能であり、又、点火装置8、電池収納
部、立ち消え安全装置9、夫々のバーナユニツト
4に対する具体的内装構造も種々の構成変更が可
能である。
バーナユニツト4の使用位置と停止位置とにわ
たる長手方向への摺動を許す摺動機構14の具体
的構造は、前述実施例の如くガイド溝を設ける構
造に代えてレールを設ける構造とする等、種々の
改良が可能である。
又、バーナユニツト4の摺動操作に連係して、
バーナユニツト4が使用位置にあるときのみバー
ナ2の燃焼作動を許すようなロツク機構を付加し
ても良い。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は側面
図、第2図は一部破断平面図、第3図は摺動構造
を示す平面視拡大断面図、第4図は、同、摺動方
向視の拡大断面図、第5図は収納状態を示す側面
図、第6図は収納状態を示す平面図である。 1……天板、2……バーナ、3……燃料供給
路、4……バーナユニツト、14……摺動機構、
15……ガイド部、16……被案内部、17……
被係止部、18……係止片。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 一端部にバーナ2を備え、かつ、そのバーナ2
    への燃料供給路3を備えたバーナユニツト4を、
    前記バーナ2の使用位置と前記バーナユニツト4
    の全体が天板1の上方に納まる格納位置とにわた
    つて位置切換自在に前記天板1の上側に配設した
    コンロであつて、 前記バーナユニツト4を前記天板1上に載置す
    るとともに、前記バーナユニツト4の長手方向へ
    の摺動を案内して、前記バーナユニツト4の使用
    位置と格納位置とにわたる摺動位置切換を許す状
    態で、前記バーナユニツト4を前記天板1に支持
    する摺動機構14を設け、 その摺動機構14を、 前記バーナユニツト4の摺動方向に延びる状態
    で前記天板1に形成されたガイド部15と、前記
    バーナユニツト4の下側に形成されて、前記ガイ
    ド部15に摺動自在に嵌合し、かつ、その嵌合状
    態において前記ガイド部15との対向部に間隙を
    有する被案内部16と、前記ガイド部15の両側
    面に前記ガイド部15の延設方向に延びる状態で
    形成された被係止部17と、前記被案内部16の
    両側面に付設されて、前記被係止部17に対して
    摺動自在に係合し、かつ、その係合側に付勢され
    ると共に後退変位自在な弾性式の係止片18とに
    より構成してあるコンロ。
JP1986059243U 1986-04-18 1986-04-18 Expired JPH0429283Y2 (ja)

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JPS62171702U JPS62171702U (ja) 1987-10-31
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JPS62171702U (ja) 1987-10-31

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