JPH0429252Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0429252Y2 JPH0429252Y2 JP1986010862U JP1086286U JPH0429252Y2 JP H0429252 Y2 JPH0429252 Y2 JP H0429252Y2 JP 1986010862 U JP1986010862 U JP 1986010862U JP 1086286 U JP1086286 U JP 1086286U JP H0429252 Y2 JPH0429252 Y2 JP H0429252Y2
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- Japan
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- holes
- plates
- perforated
- side walls
- perforated plates
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- Expired
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Landscapes
- Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、積層型熱交換器に関する。更に詳し
くは、多数の通孔等を備えている多孔板を積重ね
密接重合してなり、空気調節装置や冷凍装置の蒸
発器、化学装置やボイラ等に使用する積層型熱交
換器に関するものである。
くは、多数の通孔等を備えている多孔板を積重ね
密接重合してなり、空気調節装置や冷凍装置の蒸
発器、化学装置やボイラ等に使用する積層型熱交
換器に関するものである。
積層型熱交換器としては、多数の細孔群を有す
る板状体をスペーサ等を介して順次積層したも
の、波形に折曲したインナーフインを、隔板及び
側板等を介装して積層したものが、従来から知ら
れている（例えば、実開昭52−40082号、実公昭
44−6300号、実公昭47−34947号公報参照）。かか
る従来品においては、板状体やインナーフインの
他に、スペーサ、隔板、側板等別途に数種類の部
品を用意し、しかも、これらを交互に積重ね一体
化しなければならないために、それらを製造する
のが容易ではなく、また、強度的にも劣るという
欠点があつた。
る板状体をスペーサ等を介して順次積層したも
の、波形に折曲したインナーフインを、隔板及び
側板等を介装して積層したものが、従来から知ら
れている（例えば、実開昭52−40082号、実公昭
44−6300号、実公昭47−34947号公報参照）。かか
る従来品においては、板状体やインナーフインの
他に、スペーサ、隔板、側板等別途に数種類の部
品を用意し、しかも、これらを交互に積重ね一体
化しなければならないために、それらを製造する
のが容易ではなく、また、強度的にも劣るという
欠点があつた。
本考案は、上述のような従来の欠点を解消した
もので、多孔板を特殊な構造となし、これを積重
ね密接重合するだけで、熱交換流体の流路と被熱
交換流体の流路とを形成でき、熱交換の効率が高
く、製造が容易で安価な、しかも、強堅な積層型
熱交換器を提供するものである。
もので、多孔板を特殊な構造となし、これを積重
ね密接重合するだけで、熱交換流体の流路と被熱
交換流体の流路とを形成でき、熱交換の効率が高
く、製造が容易で安価な、しかも、強堅な積層型
熱交換器を提供するものである。
本考案に係る積層型熱交換器は、一方端から他
方端に貫通する多数の通孔を有し、少なくとも両
側縁に間隔保持用側壁を上記通孔に沿つて突設す
ると共に、該間隔保持用側壁には切欠部または透
孔を開設してある多孔板を順次積重ね密接重合し
て多数の通孔と１つの空洞とを交互に設けてなる
ことを特徴としている。
方端に貫通する多数の通孔を有し、少なくとも両
側縁に間隔保持用側壁を上記通孔に沿つて突設す
ると共に、該間隔保持用側壁には切欠部または透
孔を開設してある多孔板を順次積重ね密接重合し
て多数の通孔と１つの空洞とを交互に設けてなる
ことを特徴としている。
本考案において多孔板は、一方端から他方端に
貫通する多数の通孔を有し、少なくとも両側縁に
間隔保持用側壁を上記通孔に沿つて突設してある
から、これを順次積重ね密接重合すると、間隔保
持用側壁によつて多孔板の間に空胴ができる。こ
の空胴と多孔板の通孔が熱交換流体または被熱交
換流体の流路になるから、スペーサ、隔板、側板
等の部品を要せず、それらを交互に積重ねる必要
もない。また、空胴と通孔は交互に隣接状態にな
る。
貫通する多数の通孔を有し、少なくとも両側縁に
間隔保持用側壁を上記通孔に沿つて突設してある
から、これを順次積重ね密接重合すると、間隔保
持用側壁によつて多孔板の間に空胴ができる。こ
の空胴と多孔板の通孔が熱交換流体または被熱交
換流体の流路になるから、スペーサ、隔板、側板
等の部品を要せず、それらを交互に積重ねる必要
もない。また、空胴と通孔は交互に隣接状態にな
る。
次に、本考案の実施例を添附の図面において説
明する。
明する。
第１図は多孔板の１部切欠斜視図、第２図は第
１図に示す多孔板の積層状態を示す斜視図であ
る。
１図に示す多孔板の積層状態を示す斜視図であ
る。
本考案に係る積層型熱交換器は、第１図に示す
如く、金属製の多孔板１からなる。多孔板１はア
ルミニウム合金、銅、真鍮等の熱伝導性の良好な
金属からなる板状を呈し、多数の通孔２を有す
る。この通孔２は断面方形で、一方端から他方端
に貫通している。また、少なくとも両側縁に間隔
保持用側壁３を上記通孔２に沿つて突設すると共
に、この間隔保持用側壁３には切欠部４を開設し
てある。間隔保持用側壁３は下方に突設し、切欠
部４は方形で、上記間隔保持用側壁３の対向位置
に開設したものを例示してある。この多孔板１
を、第２図に示す如く、順次積重ね密接重合する
ものである。多孔板１を密接重合するには、ろう
付け、溶接等があるが、ロウ付けにより重合する
のが好適である。
如く、金属製の多孔板１からなる。多孔板１はア
ルミニウム合金、銅、真鍮等の熱伝導性の良好な
金属からなる板状を呈し、多数の通孔２を有す
る。この通孔２は断面方形で、一方端から他方端
に貫通している。また、少なくとも両側縁に間隔
保持用側壁３を上記通孔２に沿つて突設すると共
に、この間隔保持用側壁３には切欠部４を開設し
てある。間隔保持用側壁３は下方に突設し、切欠
部４は方形で、上記間隔保持用側壁３の対向位置
に開設したものを例示してある。この多孔板１
を、第２図に示す如く、順次積重ね密接重合する
ものである。多孔板１を密接重合するには、ろう
付け、溶接等があるが、ロウ付けにより重合する
のが好適である。
本考案は上述したものに限定されない。図示し
ていないが、例えば、通孔の数が例示したものよ
り多くても少なくてもよく、その形状も問わな
い。また、間隔保持用側壁は両側縁の上方に突設
してあつてもよく、切欠部または透孔の形状も例
示したものに限らない。更に、多孔板１の積層枚
数も適宜に選択できる。
ていないが、例えば、通孔の数が例示したものよ
り多くても少なくてもよく、その形状も問わな
い。また、間隔保持用側壁は両側縁の上方に突設
してあつてもよく、切欠部または透孔の形状も例
示したものに限らない。更に、多孔板１の積層枚
数も適宜に選択できる。
なお、第２図に示す符号８は、積層した多孔板
１の両端部において、多孔板１の通孔２の部分を
残し、多孔板１間を閉口した閉塞板である。ま
た、９は間隔保持用側壁３によつて形成された空
胴、１０は間隔保持用側壁３の切欠部４の位置に
取付けた風胴を示し、一方の矢印の方向に熱交換
流体を、他方の矢印の方向に被熱交換流体を通す
ことにより熱交換が行われるものである。
１の両端部において、多孔板１の通孔２の部分を
残し、多孔板１間を閉口した閉塞板である。ま
た、９は間隔保持用側壁３によつて形成された空
胴、１０は間隔保持用側壁３の切欠部４の位置に
取付けた風胴を示し、一方の矢印の方向に熱交換
流体を、他方の矢印の方向に被熱交換流体を通す
ことにより熱交換が行われるものである。
本考案においては、多数の通孔２等を有する多
孔板１を用意するだけで足り、これを順次積重ね
密接重合すると、多数の多孔板１が一体になると
共に、間隔保持用側壁３によつて多孔板１の間に
空胴９ができ、この空胴９と多孔板１の通孔２が
熱交換流体または被熱交換流体の流路となる。ま
た、空胴９と通孔２は交互に隣接状態になる。
孔板１を用意するだけで足り、これを順次積重ね
密接重合すると、多数の多孔板１が一体になると
共に、間隔保持用側壁３によつて多孔板１の間に
空胴９ができ、この空胴９と多孔板１の通孔２が
熱交換流体または被熱交換流体の流路となる。ま
た、空胴９と通孔２は交互に隣接状態になる。
以上のような本考案によれば、多孔板を単に積
重ね密接重合するだけで、それらが一体になり、
多孔板間の空胴と多孔板の通孔とが熱交換流体ま
たは被熱交換流体の流路となるから、スペーサ、
隔板、側板等の部品を要せず、それらを交互に積
重ねたり、積層用の特別の治具も必要としないか
ら、強堅な積層型熱交換器を製造簡易にして安価
に提供できる。しかも、多孔板の通孔と多孔板間
の空胴とが交互に隣接状態になるから、熱交換の
効率が高く、積層型熱交換器として優れた性能を
有するものである。
重ね密接重合するだけで、それらが一体になり、
多孔板間の空胴と多孔板の通孔とが熱交換流体ま
たは被熱交換流体の流路となるから、スペーサ、
隔板、側板等の部品を要せず、それらを交互に積
重ねたり、積層用の特別の治具も必要としないか
ら、強堅な積層型熱交換器を製造簡易にして安価
に提供できる。しかも、多孔板の通孔と多孔板間
の空胴とが交互に隣接状態になるから、熱交換の
効率が高く、積層型熱交換器として優れた性能を
有するものである。
図面は本考案の一実施例を示し、第１図は多孔
板の１部切欠斜視図、第２図は第１図に示す多孔
板の積層状態を示す斜視図である。 図中１は多孔板、２は通孔、３は間隔保持用側
壁、４は切欠部、５は透孔、９は空胴、を示す。
板の１部切欠斜視図、第２図は第１図に示す多孔
板の積層状態を示す斜視図である。 図中１は多孔板、２は通孔、３は間隔保持用側
壁、４は切欠部、５は透孔、９は空胴、を示す。
Claims (1)
- 一方端から他方端に貫通する多数の通孔を有
し、両側縁に間隔保持用側壁を上記通孔に沿つて
突設すると共に、該間隔保持用側壁には切欠部ま
たは透孔を開設してある多孔板を順次積重ね密接
重合して多数の通孔と１つの空洞とを交互に設け
てなる積層型熱交換器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986010862U JPH0429252Y2 (ja) | 1986-01-28 | 1986-01-28 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986010862U JPH0429252Y2 (ja) | 1986-01-28 | 1986-01-28 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62125876U JPS62125876U (ja) | 1987-08-10 |
| JPH0429252Y2 true JPH0429252Y2 (ja) | 1992-07-15 |
Family
ID=30797553
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1986010862U Expired JPH0429252Y2 (ja) | 1986-01-28 | 1986-01-28 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0429252Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101183292B1 (ko) * | 2010-01-14 | 2012-09-14 | 웅진코웨이주식회사 | 열교환기, 상기 열교환기를 포함하는 음식물 처리기 및 상기 열교환기의 제조 방법 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS55152397A (en) * | 1979-05-18 | 1980-11-27 | Hitachi Ltd | Plate type heat exchanger |
-
1986
- 1986-01-28 JP JP1986010862U patent/JPH0429252Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS55152397A (en) * | 1979-05-18 | 1980-11-27 | Hitachi Ltd | Plate type heat exchanger |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62125876U (ja) | 1987-08-10 |
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