JPH0429240B2 - - Google Patents

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JPH0429240B2
JPH0429240B2 JP62252441A JP25244187A JPH0429240B2 JP H0429240 B2 JPH0429240 B2 JP H0429240B2 JP 62252441 A JP62252441 A JP 62252441A JP 25244187 A JP25244187 A JP 25244187A JP H0429240 B2 JPH0429240 B2 JP H0429240B2
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JP
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cooling air
wind tunnel
air intake
cooled
control panel
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JP62252441A
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、制御盤の冷却構造の改良に関す
る。
〔従来の技術〕
第3図は、静止型の電力変換装置、例えば、定
電圧定周波電源装置の制御盤の従来例を示したも
のである。同図において、1は制御盤の函体、1
Aは函体1の前面パネルである。函体1の内部は
隔壁2で前面パネル1A側の収納空間3と背板1
B側の収納空間4とに区画されている。収納空間
4は背板1Bの下部に形成された冷却風取入口5
と天板1Cに形成された冷却風排出口6を通して
外部に連通しており、冷却フアン7によつて、、
該収納空間4内に冷却風取入口5から冷却風排出
口6に向つて流れる空気流(冷却風)Aが形成さ
れる。電力変換装置を構成する各ユニツトのう
ち、塵埃を嫌うユニツト、即ち、トランジスタ等
スイツチング素子からなり主回路を構成する半導
体ユニツト8やプリント基板等を含む制御ユニツ
ト9は収納空間3に収納され、他の電気機器ユニ
ツト10は冷却を要するために収納空間4に収納
される。半導体ユニツト8は上記のように塵埃を
嫌うが冷却する必要があるので、その放熱フイン
8A群を収納空間4内に突出させて電気機器ユニ
ツト10と同様に強制通風冷却するようになつて
いる。11は板状の仕切りであつて、隔壁2およ
び左右の側板1D,1Eとの間に半導体ユニツト
8の放熱フイン8A群を囲む風洞12を画成して
天板1Cから所定長さだけ垂下している。13,
14はフイルタである。
この従来の冷却構造では、冷却風Aは電気機器
ユニツト10を冷却したのち、風洞12に入り、
該風洞12を通過する間に放熱フイン8Aから奪
熱して冷却風排出口6へ抜ける。
〔発明が解決しようとする問題点〕
このように従来のものでは、風洞12に流入し
た冷却風Aは、既に、電気機器ユニツト10から
奪つた熱で、その温度が外気温度より高くなつて
おり、この昇温により奪熱効果が低下した冷却風
Aが半導体ユニツト8の放熱フイン8A群に触れ
て冷却風排出口6側へ流れるので、半導体ユニツ
ト8に対する冷却能率が低く、同じ冷却風流路に
配設してあるのに、一方の被冷却ユニツトである
電気機器ユニツト10は充分に冷却されるが、他
方の被冷却ユニツトである放熱フイン8A群の冷
却は不充分になるという問題があつた。勿論、半
導体ユニツト8の放熱フイン8A群と電気機器ユ
ニツト10を並列的に配置してそれぞれに専用の
風洞を設ければ問題は無くなるが、制御盤が大型
化し、所要の設置スペースが拡大し、函体1に要
する費用が高価になるという問題があつた。
この発明は上記した従来の問題を解消するため
になされたもので、スペース節約のために冷却風
排出口に対して直列状の配置となる複数の被冷却
ユニツトを、函体の大型化を招くことなく、共に
能率良く冷却することが可能な制御盤を提供する
ことを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明は上記目的を達成するため、冷却風取
入口と冷却風排出口が外部に向つて開口し制御盤
函体内に区画された収納空間、該収納空間内に配
設された下段の第1の被冷却ユニツト、上記第1
の被冷却ユニツトに対し上記冷却風排出口側で冷
却風を受ける上段の第2の被冷却ユニツト及び冷
却フアンを有する制御盤において、 上記冷却風取入口は制御盤函体の背板に設けら
れた第1の冷却風取入口と第2の冷却風取入口か
らなり、上記収納空間が第1の風洞と第2の風洞
を有し、該第1の風洞は上記第1の被冷却ユニツ
トを囲む部分と上記第2の風洞内を煙突状空間を
区画して上に伸びる部分からなり、上記第2の風
洞は上記第2の被冷却ユニツトを囲んで伸び、 上記第1の風洞と第2の風洞は冷却風取入口側
においてそれぞれ上記第1の冷却風取入口と第2
の冷却風取入口に連通するとともに上記冷却風排
出口側において相互に合流する構成としたもので
ある。
〔作用〕
この発明の冷却構造では、第1の冷却風取入口
から取り込まれた冷却風は第1の被冷却ユニツト
を冷却したのち、そのまま冷却風排出口へ流れ、
また、第2の冷却風取入口から取り込まれた冷却
風は第2の被冷却ユニツトを冷却したのち、その
まま冷却風排出口へ流れ、第1の被冷却ユニツト
と第2の被冷却ユニツトとが共に外気温度の冷却
風で冷却される。
〔実施例〕
以下、この発明の一実施例を図面を参照して説
明する。
第1図および第2図において、5Aおよび5B
は第1および第2の冷却風取入口であつて、第1
の冷却風取入口5Aは、背板1Bにおける電気機
器ユニツト10に対向する高さ位置に、また、第
2の冷却風取入口5Bは、背板1Bにおける冷却
フイン8Aの群に対向する高さ位置に形成されて
いる。15は横仕切りであつて、背板1Bと隔壁
2とに亘つて設けられて、収納空間4内を、電気
機器ユニツト10側の風洞となる室4Aと半導体
ユニツト8の放熱フイン8A群側の室4Bとの上
下2室に区画しており、第1の冷却風取入口5A
は室4Aに、第2の冷却風取入口5Bは室4Bに
開口している。仕切り11は室B内に風洞12を
画成し、横仕切り15との間に冷却風流入口12
Aとなる空間を隔てている。16は縦仕切りであ
つて、横仕切り15に立設されて放熱フイン8A
群を超える上方まで伸び、側板1D及び隔壁2と
共同して、風洞12内に、ダクト17を画成して
いる。このダクト17は室4Aとともに電気機器
ユニツト10のための風洞18を形成するもの
で、該ダクト17の下端は横仕切り15に形成さ
れた孔15Aを通して室4Aに連通し、上端は風
洞12内の合流部19で合流している。
この構成では、冷却風取入口5Aから室4A内
に流入した冷却風Aは電気機器ユニツト10を冷
却した後、ダクト17を通つて風洞12に流出
し、冷却風取入口5Bから室4B内に流入した冷
却風Aは風洞12内に入り、半導体ユニツト8の
放熱フイン8A群から奪熱しつつ上昇し、合流部
19でダクト17からの冷却風Aと合流して冷却
風排出口6から外気中に流出する。
本実施例では、冷却風排出口6側では合流する
が、実質的には独立している風洞12と室4A内
で半導体ユニツト8の放熱フイン8A群と電気機
器ユニツト10を冷却するので、両者共に充分に
冷却することができる。
この実施例では、横仕切り15で収納空間4内
を上下に区画して下側の、電気機器ユニツト10
側の室4Aを、縦仕切り16で風洞12内に煙突
状に区画されたダクト17で冷却風排出口6近傍
に連通させたので、従来の各被冷却ユニツトの配
置を変更することなく上記効果を得ることができ
る。
なお、上記実施例では、ダクト17は一本であ
るが、複数本設ける場合もある。
〔発明の効果〕
この発明は以上説明した通り、制御盤内におい
て、第2の被冷却ユニツトを、第1の被冷却ユニ
ツトに対し冷却風排出口側に配設する場合に、冷
却風排出口側では合流するが、異なる冷却風取入
口から冷却風を取り込む互いに独立した風洞を形
成してそれぞれの風洞内で第1および第2の被冷
却ユニツトを冷却するので、両被冷却ユニツト共
に冷却風取入口温度の冷却風で冷却することがで
き、被冷却ユニツトの配置位置によつて冷却能が
低下するのを防止することができ、第1の被冷却
ユニツトに専用の風洞が第2の被冷却ユニツトに
専用の風洞内を煙突状空間を区画して通る構造で
あるので、風洞全体としては、一体的で簡素な風
洞構造であり、函体の大形化、大幅なコストツプ
を招くことなく上記効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例を示す縦断面図、第
2図は上記実施例の一部断面背面図、第3図は従
来の制御盤を示す縦断面図である。 1……函体、4……収納空間、4A,4B……
室、5A,5B……冷却風取入口、6……冷却風
排出口、8……半導体ユニツト、8A……放熱フ
イン、10……電気機器ユニツト、12,18…
…風洞、17……ダクト、A……冷却風。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 冷却風取入口と冷却風排出口が外部に向つて
    開口し制御盤函体内に区画された収納空間、該収
    納空間内に配設された下段の第1の被冷却ユニツ
    ト、上記第1の被冷却ユニツトに対し上記冷却風
    排出口側で冷却風を受ける上段の第2の被冷却ユ
    ニツト及び冷却フアンを有する制御盤において、 上記冷却風取入口は制御盤函体の背板に設けら
    れた第1の冷却風取入口と第2の冷却風取入口か
    らなり、上記収納空間が第1の風洞と第2の風洞
    を有し、該第1の風洞は上記第1の被冷却ユニツ
    トを囲む部分と上記第2の風洞内を煙突状空間を
    区画して上に伸びる部分からなり、上記第2の風
    洞は上記第2の被冷却ユニツトを囲んで伸び、 上記第1の風洞と第2の風洞は冷却風取入口側
    においてそれぞれ上記第1の冷却風取入口と第2
    の冷却風取入口に連通するとともに上記冷却風排
    出口側において相互に合流していることを特徴と
    する制御盤。
JP62252441A 1987-10-08 1987-10-08 制御盤 Granted JPH0195599A (ja)

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JP62252441A JPH0195599A (ja) 1987-10-08 1987-10-08 制御盤

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JPH0195599A JPH0195599A (ja) 1989-04-13
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JPH0391014U (ja) * 1989-12-26 1991-09-17
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JPS583360U (ja) * 1981-06-30 1983-01-10 株式会社小松製作所 ホイ−ル式車両のブレ−キおよびアウトリガ作動制御装置

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