JPH04292259A - 鉄道車両用制動装置 - Google Patents
鉄道車両用制動装置Info
- Publication number
- JPH04292259A JPH04292259A JP3284892A JP28489291A JPH04292259A JP H04292259 A JPH04292259 A JP H04292259A JP 3284892 A JP3284892 A JP 3284892A JP 28489291 A JP28489291 A JP 28489291A JP H04292259 A JPH04292259 A JP H04292259A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- disk
- axle
- fixed
- braking device
- support
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000001816 cooling Methods 0.000 claims abstract description 12
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims abstract description 8
- 230000008878 coupling Effects 0.000 claims 2
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 claims 2
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 claims 2
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 abstract description 3
- 239000012809 cooling fluid Substances 0.000 description 5
- OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N Carbon Chemical compound [C] OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 229910052799 carbon Inorganic materials 0.000 description 3
- 239000000725 suspension Substances 0.000 description 2
- CREMABGTGYGIQB-UHFFFAOYSA-N carbon carbon Chemical compound C.C CREMABGTGYGIQB-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000011203 carbon fibre reinforced carbon Substances 0.000 description 1
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 1
- 230000017525 heat dissipation Effects 0.000 description 1
- 230000021715 photosynthesis, light harvesting Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D55/00—Brakes with substantially-radial braking surfaces pressed together in axial direction, e.g. disc brakes
- F16D55/24—Brakes with substantially-radial braking surfaces pressed together in axial direction, e.g. disc brakes with a plurality of axially-movable discs, lamellae, or pads, pressed from one side towards an axially-located member
- F16D55/26—Brakes with substantially-radial braking surfaces pressed together in axial direction, e.g. disc brakes with a plurality of axially-movable discs, lamellae, or pads, pressed from one side towards an axially-located member without self-tightening action
- F16D55/36—Brakes with a plurality of rotating discs all lying side by side
- F16D55/40—Brakes with a plurality of rotating discs all lying side by side actuated by a fluid-pressure device arranged in or one the brake
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B61—RAILWAYS
- B61H—BRAKES OR OTHER RETARDING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR RAIL VEHICLES; ARRANGEMENT OR DISPOSITION THEREOF IN RAIL VEHICLES
- B61H5/00—Applications or arrangements of brakes with substantially radial braking surfaces pressed together in axial direction, e.g. disc brakes
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D65/00—Parts or details
- F16D65/78—Features relating to cooling
- F16D65/84—Features relating to cooling for disc brakes
- F16D65/847—Features relating to cooling for disc brakes with open cooling system, e.g. cooled by air
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D55/00—Brakes with substantially-radial braking surfaces pressed together in axial direction, e.g. disc brakes
- F16D2055/0004—Parts or details of disc brakes
- F16D2055/0058—Fully lined, i.e. braking surface extending over the entire disc circumference
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Braking Arrangements (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】本発明は、固定車軸と独立車輪とを有する
台車を備えた鉄道車両用制動装置に係る。
台車を備えた鉄道車両用制動装置に係る。
【0002】鉄道業界では現在、列車の高速化が盛んに
進められている。営業用速度の目標は約400km/h
とされている。このような速度では、消散させるエネル
ギが大きくまた列車の車輪とレールとの間の粘着性が小
さいので列車の制動が重要な問題になる。
進められている。営業用速度の目標は約400km/h
とされている。このような速度では、消散させるエネル
ギが大きくまた列車の車輪とレールとの間の粘着性が小
さいので列車の制動が重要な問題になる。
【0003】現在運行中の高速列車では、概して複数の
制動手段が組み合わせられている。例えば、速度約27
0km/hに達するT.G.V.の車両には、以下の3
つの制動手段が備えられている:−まず、駆動軸に装着
された抵抗ブレーキと従動軸に装着されたディスクブレ
ーキがあり、これらのブレーキは最高速度の列車を停止
させるために協働する;−次に、駆動台車の車輪に載置
されたシューを有する制動装置があり、このブレーキは
速度160km/h以下の場合に使用される。
制動手段が組み合わせられている。例えば、速度約27
0km/hに達するT.G.V.の車両には、以下の3
つの制動手段が備えられている:−まず、駆動軸に装着
された抵抗ブレーキと従動軸に装着されたディスクブレ
ーキがあり、これらのブレーキは最高速度の列車を停止
させるために協働する;−次に、駆動台車の車輪に載置
されたシューを有する制動装置があり、このブレーキは
速度160km/h以下の場合に使用される。
【0004】上記の制動装置は、現行の運行速度の列車
に対しては有効である。しかしながら、列車を(約40
0km/hのような)極めて高速で運行させる場合には
全く無効であり、かかる場合に列車を確実に停止させ得
るのは摩擦ブレーキだけである。
に対しては有効である。しかしながら、列車を(約40
0km/hのような)極めて高速で運行させる場合には
全く無効であり、かかる場合に列車を確実に停止させ得
るのは摩擦ブレーキだけである。
【0005】また、航空機の分野及びフォーミュラ1の
レーシングカーの分野では、カーボンから成るマルチデ
ィスクブレーキ型の制動装置が車の有効な制動を確保し
得ることが知られている。この種のブレーキはエネルギ
消散能力が極めて大きい。
レーシングカーの分野では、カーボンから成るマルチデ
ィスクブレーキ型の制動装置が車の有効な制動を確保し
得ることが知られている。この種のブレーキはエネルギ
消散能力が極めて大きい。
【0006】しかしながら、超高速列車にマルチディス
ク制動装置を使用することはいくつかの理由から容易で
はない。
ク制動装置を使用することはいくつかの理由から容易で
はない。
【0007】超高速では、安定性の大きい台車が必須で
あり、従って独立車輪の付いた台車を使用しなければな
らない。その結果、車軸が固定されているときには、車
輪または車輪に連結された手段を直接制動しなければな
らない。しかしながらこの場合、制動後の熱の排出の問
題が生じる。実際、制動によって車輪のハブの近傍に発
生した熱が車輪の軸受に伝達されることを防止しなけれ
ばならない。軸受は一般に熱に敏感な円錐ころから成る
。熱の放出があまりにも強烈である場合、車輪が車軸に
焼付く危険がある。
あり、従って独立車輪の付いた台車を使用しなければな
らない。その結果、車軸が固定されているときには、車
輪または車輪に連結された手段を直接制動しなければな
らない。しかしながらこの場合、制動後の熱の排出の問
題が生じる。実際、制動によって車輪のハブの近傍に発
生した熱が車輪の軸受に伝達されることを防止しなけれ
ばならない。軸受は一般に熱に敏感な円錐ころから成る
。熱の放出があまりにも強烈である場合、車輪が車軸に
焼付く危険がある。
【0008】より優れた効率を得るためには、マルチデ
ィスクブレーキがカーボン−カーボン型であるのが有利
である。カーボンブレーキは約300〜600℃の温度
範囲で最大効率を有することが知られている。従って、
制動作業中に、カーボンディスクの温度はできるだけ効
率のよい動作に対応する値まで急激に上昇するが、この
温度は最大効率範囲を超過してはならない。
ィスクブレーキがカーボン−カーボン型であるのが有利
である。カーボンブレーキは約300〜600℃の温度
範囲で最大効率を有することが知られている。従って、
制動作業中に、カーボンディスクの温度はできるだけ効
率のよい動作に対応する値まで急激に上昇するが、この
温度は最大効率範囲を超過してはならない。
【0009】従って、ブレーキディスクが比較的高い温
度まで急激に上昇でき、同時に、近傍に位置する車輪の
軸受が過度に加熱されないことが要求される。
度まで急激に上昇でき、同時に、近傍に位置する車輪の
軸受が過度に加熱されないことが要求される。
【0010】本発明の目的はこれらの要件を満たすこと
である。本発明の制動装置は、ブレーキディスクの熱シ
ンクを構成するように設計された複数の部材から成る。 軸受の周囲の環境を冷却し且つブレーキディスクの過度
の加熱を防止するために、冷却回路が備えられている。
である。本発明の制動装置は、ブレーキディスクの熱シ
ンクを構成するように設計された複数の部材から成る。 軸受の周囲の環境を冷却し且つブレーキディスクの過度
の加熱を防止するために、冷却回路が備えられている。
【0011】従って本発明の目的は、固定車軸と独立車
輪とを有する台車を備えたディスクブレーキ型の制動装
置を提供することである。本発明装置の特徴は、各ブレ
ーキが、制動すべき車輪に連動するように装着された回
転ディスクと、制動すべき車輪を担持する車軸に一体的
に装着された固定ディスクとを有するマルチディスクを
含み、固定ディスクを回転ディスクに当接させることに
よって制動が行なわれ、装置が更に、制動によって発生
した熱エネルギを消散させ得る冷却回路を含み、回路に
流体を強制循環させることによって冷却が行なわれるこ
とである。
輪とを有する台車を備えたディスクブレーキ型の制動装
置を提供することである。本発明装置の特徴は、各ブレ
ーキが、制動すべき車輪に連動するように装着された回
転ディスクと、制動すべき車輪を担持する車軸に一体的
に装着された固定ディスクとを有するマルチディスクを
含み、固定ディスクを回転ディスクに当接させることに
よって制動が行なわれ、装置が更に、制動によって発生
した熱エネルギを消散させ得る冷却回路を含み、回路に
流体を強制循環させることによって冷却が行なわれるこ
とである。
【0012】好ましくは、回転ディスクが車輪に固定さ
れた円筒状サポートを介して車輪と連動するように装着
され、車輪の軸線と回転ディスクのサポートの軸線とが
一致している。
れた円筒状サポートを介して車輪と連動するように装着
され、車輪の軸線と回転ディスクのサポートの軸線とが
一致している。
【0013】また、固定ディスクは車軸に固定された円
筒状サポートを介して車軸に一体的に固定され、車軸の
軸線と固定ディスクのサポートの軸線とが一致している
。
筒状サポートを介して車軸に一体的に固定され、車軸の
軸線と固定ディスクのサポートの軸線とが一致している
。
【0014】添付図面に示す非限定実施例に基づく以下
の記載より本発明が更に十分に理解され別の特徴が明ら
かにされよう。
の記載より本発明が更に十分に理解され別の特徴が明ら
かにされよう。
【0015】図1は、連結ジャーナル3を介して車輪2
が装着された車軸1の半体を示す。車軸は一次懸架装置
を介して図示しない台車を支持している。かかる一次懸
架装置は符号4で示されている。車輪は従来同様に、車
軸の末端によって構成されたショルダに当接して装着さ
れている。車輪は、円錐ころ5から成る軸受によってジ
ャーナル3の周囲で自由に回転し得る。
が装着された車軸1の半体を示す。車軸は一次懸架装置
を介して図示しない台車を支持している。かかる一次懸
架装置は符号4で示されている。車輪は従来同様に、車
軸の末端によって構成されたショルダに当接して装着さ
れている。車輪は、円錐ころ5から成る軸受によってジ
ャーナル3の周囲で自由に回転し得る。
【0016】ジャーナル3はその延長上に、車輪よりも
ある程度長く延びた突出部6を有する。この使用例では
、本発明の制動装置が、この突出部の周囲に形成される
。
ある程度長く延びた突出部6を有する。この使用例では
、本発明の制動装置が、この突出部の周囲に形成される
。
【0017】本発明によれば、ブレーキは、制動すべき
車輪と連動する回転ディスク7と車軸1に一体的な固定
ディスク8とから成るマルチディスクを含む。
車輪と連動する回転ディスク7と車軸1に一体的な固定
ディスク8とから成るマルチディスクを含む。
【0018】回転ディスク7は車輪に固定された回転部
によって車輪と連動するように装着されている。固定デ
ィスク8は車軸に固定された固定部によって車軸に一体
的に装着されている。
によって車輪と連動するように装着されている。固定デ
ィスク8は車軸に固定された固定部によって車軸に一体
的に装着されている。
【0019】図1で、回転部は、ねじによって車輪の外
側中央部に固定された円筒状サポート9から成る。円筒
状サポートの軸線と車輪の軸線とが一致している。回転
ディスク7は円筒状サポート9の内部に配置されている
。
側中央部に固定された円筒状サポート9から成る。円筒
状サポートの軸線と車輪の軸線とが一致している。回転
ディスク7は円筒状サポート9の内部に配置されている
。
【0020】また固定部は、ジャーナル6の軸線と一致
する軸線を有する円筒状サポート10を含んでいる。固
定ディスク8が円筒状サポート10の外周に配置されて
いる。このサポート10は末端部材によって延長される
か、または、図1に示すように末端部材11に固着され
ている。部材11がジャーナル6の末端にねじで固着さ
れているのと同様に、サポート10と部材11とはねじ
によって固着されている。
する軸線を有する円筒状サポート10を含んでいる。固
定ディスク8が円筒状サポート10の外周に配置されて
いる。このサポート10は末端部材によって延長される
か、または、図1に示すように末端部材11に固着され
ている。部材11がジャーナル6の末端にねじで固着さ
れているのと同様に、サポート10と部材11とはねじ
によって固着されている。
【0021】円筒状サポート10はまた、環状内側フラ
ンジ12を有する。このフランジはジャーナル6に摺動
自在に嵌合するので、サポート10の正確な位置決めが
得られる。
ンジ12を有する。このフランジはジャーナル6に摺動
自在に嵌合するので、サポート10の正確な位置決めが
得られる。
【0022】図2は、円筒状サポート9のAA断面に沿
った断面図を示す。サポートは、その内部スペースに長
手方向に設けられた溝13を有する。回転ディスク7は
、ディスク7の外周に配置され且つ溝13に対応する突
起14を有する。図2に示すように、ディスク7はサポ
ート9によって回転駆動される。
った断面図を示す。サポートは、その内部スペースに長
手方向に設けられた溝13を有する。回転ディスク7は
、ディスク7の外周に配置され且つ溝13に対応する突
起14を有する。図2に示すように、ディスク7はサポ
ート9によって回転駆動される。
【0023】図3は、円筒状サポート10のAA断面に
沿った断面図を示す。サポートは、その外部スペースに
長手方向に設けられた溝15を有する。固定ディスク8
は、ディスク8の内周に配置され且つ溝15に対応する
突起16を有する。図3に示すように、ディスク8の回
転はサポート10によって阻止される。
沿った断面図を示す。サポートは、その外部スペースに
長手方向に設けられた溝15を有する。固定ディスク8
は、ディスク8の内周に配置され且つ溝15に対応する
突起16を有する。図3に示すように、ディスク8の回
転はサポート10によって阻止される。
【0024】円筒状サポート10の車輪側は環状ストッ
プ17によって終結している。ディスクの組立は以下の
ごとく行なわれる。まず、第1非回転ディスクを、例え
ばねじでストップ17に固定する。サポート10をサポ
ート9に位置合わせして図1の位置に配置する。第1回
転ディスク(車輪に最も近い回転ディスク)をそのサポ
ートに導入し、最奥部まで摺動させて第1非回転ディス
クに当接させる。次に、第2非回転ディスクをサポート
に導入し奥部まで摺動させて第1回転ディスクに当接さ
せる。このようにして回転ディスクと非回転ディスクと
を交互に導入する。
プ17によって終結している。ディスクの組立は以下の
ごとく行なわれる。まず、第1非回転ディスクを、例え
ばねじでストップ17に固定する。サポート10をサポ
ート9に位置合わせして図1の位置に配置する。第1回
転ディスク(車輪に最も近い回転ディスク)をそのサポ
ートに導入し、最奥部まで摺動させて第1非回転ディス
クに当接させる。次に、第2非回転ディスクをサポート
に導入し奥部まで摺動させて第1回転ディスクに当接さ
せる。このようにして回転ディスクと非回転ディスクと
を交互に導入する。
【0025】回転ディスクに固定ディスクを当接させる
ことによって制動力を作用させることができるように、
いくつかのアクチュエータが配備されている。図1は2
つのアクチュエータ30を示す。これらのアクチュエー
タは、末端部材11に固定されたマフラ18と、公知の
方法でマフラから操作できるピストン19とを含む。
ことによって制動力を作用させることができるように、
いくつかのアクチュエータが配備されている。図1は2
つのアクチュエータ30を示す。これらのアクチュエー
タは、末端部材11に固定されたマフラ18と、公知の
方法でマフラから操作できるピストン19とを含む。
【0026】制動装置を使用しないで列車が進行してい
るときにディスク間に最小間隙が存在するようにディス
クが装着されている。列車が発車する際は、回転ディス
クが少しだけひずんで固定ディスクから離れる。制動の
際には、ピストンによって押圧された第1ディスクが以
後のディスクを移動させる。従っていくつかの固定ディ
スク及び回転ディスクに同時に圧力が作用するので係止
力が得られる。
るときにディスク間に最小間隙が存在するようにディス
クが装着されている。列車が発車する際は、回転ディス
クが少しだけひずんで固定ディスクから離れる。制動の
際には、ピストンによって押圧された第1ディスクが以
後のディスクを移動させる。従っていくつかの固定ディ
スク及び回転ディスクに同時に圧力が作用するので係止
力が得られる。
【0027】制動装置が使用されていないときは、アク
チュエータのピストンと該ピストンに向き合う固定ディ
スクとの間に、ディスク間の間隙の和に等しい間隙が存
在する。
チュエータのピストンと該ピストンに向き合う固定ディ
スクとの間に、ディスク間の間隙の和に等しい間隙が存
在する。
【0028】ディスク及びアクチュエータの数は、所望
の制動力の関数である。例えば、400km/hで運行
される列車を制動するためには、各ブレーキが、均等に
分布した5対または6対のディスクと約12個の油圧ピ
ストンアクチュエータを含む。制動力はアクチュエータ
の数の関数である。
の制動力の関数である。例えば、400km/hで運行
される列車を制動するためには、各ブレーキが、均等に
分布した5対または6対のディスクと約12個の油圧ピ
ストンアクチュエータを含む。制動力はアクチュエータ
の数の関数である。
【0029】冷却回路は図1に示すように構成されるの
が有利である。この回路は、車軸1のボディに設けられ
た軸穴20と、その延長上で車軸のジャーナル3に設け
られた軸穴21とを含んでいる。回路は更に、車軸に設
けられた冷却流体入口22とジャーナル3に設けられた
流体出口23とを有する。冷却流体を外部に排出する排
出口24,25は円筒状サポート9,10に設けられて
いる。フランジ12はまた、流体を容易に循環させる開
孔26を有する。
が有利である。この回路は、車軸1のボディに設けられ
た軸穴20と、その延長上で車軸のジャーナル3に設け
られた軸穴21とを含んでいる。回路は更に、車軸に設
けられた冷却流体入口22とジャーナル3に設けられた
流体出口23とを有する。冷却流体を外部に排出する排
出口24,25は円筒状サポート9,10に設けられて
いる。フランジ12はまた、流体を容易に循環させる開
孔26を有する。
【0030】従って冷却流体は図1に矢印で示す回路に
沿って循環する。従って、軸受は一方でジャーナルを介
し他方で車輪のハブを介して極めて良好に冷却される。
沿って循環する。従って、軸受は一方でジャーナルを介
し他方で車輪のハブを介して極めて良好に冷却される。
【0031】2つの円筒状サポートの間に存在するスペ
ースにディスクが配置され、且つ、これらのディスクが
冷却流体の流入口から比較的離れていることが、ディス
クの熱シンクの形成を助け、固定ディスクが回転ディス
クに当接したときに有効な制動を果たし得る平均温度を
維持し得る。
ースにディスクが配置され、且つ、これらのディスクが
冷却流体の流入口から比較的離れていることが、ディス
クの熱シンクの形成を助け、固定ディスクが回転ディス
クに当接したときに有効な制動を果たし得る平均温度を
維持し得る。
【0032】冷却流体は好ましくは空気であり、これを
冷却回路に強制循環させる。別の機能に使用される圧縮
機から得られる圧縮空気を使用してもよい。
冷却回路に強制循環させる。別の機能に使用される圧縮
機から得られる圧縮空気を使用してもよい。
【0033】冷却回路は制動の際に自動的に起動する。
【図1】本発明の制動装置を備えた車輪の車軸の半断面
概略図である。
概略図である。
【図2】本発明の制動装置の部材の部分図である。
【図3】本発明の制動装置の部材の部分図である。
1 車軸
2 車輪
3 連結ジャーナル
7 回転ディスク
8 固定ディスク
9,10 円筒状サポート
20 軸穴
30 アクチュエータ
Claims (8)
- 【請求項1】 固定車軸と独立車輪とを有する台車を
備えたディスクブレーキ型の制動装置であって、各ブレ
ーキが、制動すべき車輪に連動するように装着された回
転ディスクと、制動すべき車輪を担持する車軸に一体的
に装着された固定ディスクとを有するマルチディスクを
含み、固定ディスクを回転ディスクに当接させることに
よって制動が行なわれ、装置が更に、制動によって発生
した熱エネルギを消散させ得る冷却回路を含み、回路に
流体を強制循環させることによって冷却が行なわれるこ
とを特徴とする鉄道車両用制動装置。 - 【請求項2】 回転ディスクが、車輪に固定された円
筒状サポートを介して車輪に連動するように装着され、
車輪の軸線と回転ディスクのサポートの軸線とが一致し
ていることを特徴とする請求項1に記載の制動装置。 - 【請求項3】 固定ディスクが、車軸に固定された円
筒状サポートを介して車軸に一体的に固定され、車軸の
軸線と固定ディスクのサポートの軸線とが一致している
ことを特徴とする請求項1または2に記載の制動装置。 - 【請求項4】 固定ディスクのサポートが可動ディス
クのサポートの内部に配置されており、ディスクが2つ
のサポート間のスペースに配置されていることを特徴と
する請求項2または3に記載の制動装置。 - 【請求項5】 車軸が連結ジャーナルを有し、固定デ
ィスクのサポートが連結ジャーナルに固定されているこ
とを特徴とする請求項3または4に記載の制動装置。 - 【請求項6】 固定ディスクのサポートが更に、固定
ディスクを回転ディスクに当接させ得るアクチュエータ
を支持していることを特徴とする請求項3から5のいず
れか一項に記載の制動装置。 - 【請求項7】 冷却回路が、前記流体をディスクに導
くために車軸に設けられた軸穴を含むことを特徴とする
請求項1から6のいずれか一項に記載の制動装置。 - 【請求項8】 流体が空気であることを特徴とする請
求項1から7のいずれか一項に記載の制動装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
FR9013450A FR2668440B1 (fr) | 1990-10-30 | 1990-10-30 | Systeme de freinage pour vehicule ferroviaire. |
FR9013450 | 1990-10-30 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04292259A true JPH04292259A (ja) | 1992-10-16 |
Family
ID=9401710
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3284892A Pending JPH04292259A (ja) | 1990-10-30 | 1991-10-30 | 鉄道車両用制動装置 |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5215168A (ja) |
EP (1) | EP0483719B1 (ja) |
JP (1) | JPH04292259A (ja) |
CA (1) | CA2054472A1 (ja) |
DE (1) | DE69103725T2 (ja) |
ES (1) | ES2060272T3 (ja) |
FR (1) | FR2668440B1 (ja) |
Families Citing this family (17)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5321876A (en) * | 1992-12-10 | 1994-06-21 | Allied-Signal Inc. | Method of converting aircraft brake assemblies |
SE506823C2 (sv) * | 1996-06-17 | 1998-02-16 | Volvo Lastvagnar Ab | Hjulnav för ett fordonshjul |
GB9817741D0 (en) * | 1998-08-15 | 1998-10-14 | T & N Technology Ltd | Disc brake system |
DE60026335T2 (de) * | 1999-09-13 | 2006-12-07 | Goodrich Corp. | Einheit von flugzeugrad, bremse und achse für ein rein elektrisches flugzeugbremssystem |
US6857510B2 (en) * | 2002-04-04 | 2005-02-22 | Axletech International Ip Holdings, Llc | Forced air cooling system for vehicle driveline components |
FR2859259B1 (fr) * | 2003-08-28 | 2006-02-03 | Messier Bugatti | Ensemble de freinage d'aeronef |
EP1925844A1 (en) * | 2006-11-24 | 2008-05-28 | Caterpillar, Inc. | Method and arrangement for machine cooling |
US7963376B2 (en) * | 2007-04-17 | 2011-06-21 | Joseph Gelb | System for cooling a disc brake rotor and collecting brake pad waste |
ATE510148T1 (de) * | 2007-06-05 | 2011-06-15 | Ferrari Spa | Scheibenbremssattel mit kühlrohren |
KR100899386B1 (ko) | 2007-12-14 | 2009-05-26 | 주식회사 포스코 | 후크 크레인의 주행휠 보호장치 |
US8191691B2 (en) * | 2008-10-20 | 2012-06-05 | Joseph Gelb | Disc brake debris collection system |
DE102009016986A1 (de) | 2009-04-08 | 2010-10-14 | Knorr-Bremse Systeme für Schienenfahrzeuge GmbH | Verfahren und Einrichtung zur Bremskraftsteuerung |
DE102011005132B4 (de) | 2011-03-04 | 2021-12-16 | Zf Friedrichshafen Ag | Anbindung einer als Lamellenbremse ausgeführten Wellenbremse an eine Getriebewelle eines Schiffsantriebs |
JP5985816B2 (ja) * | 2011-11-30 | 2016-09-06 | 東海旅客鉄道株式会社 | 高速鉄道車両用電力変換システムおよび高速鉄道車両用電力変換システムの制御方法 |
US10151366B2 (en) | 2014-12-27 | 2018-12-11 | Kinetics Drive Solutions Inc. | Cooling system for multi-disc brake assembly |
FR3040454B1 (fr) * | 2015-08-27 | 2017-09-01 | Messier Bugatti Dowty | Procede pour ventiler des disques de frein d'une roue d'aeronef |
US10570971B2 (en) | 2016-03-16 | 2020-02-25 | Komatsu Ltd. | Work vehicle |
Family Cites Families (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE663670C (de) * | 1935-04-06 | 1938-08-11 | Kirchbach Sche Werke Kirchbach | Mehrscheibenbremse, insbesondere fuer Schienenfahrzeuge |
US2277106A (en) * | 1939-01-28 | 1942-03-24 | Westinghouse Air Brake Co | Brake mechanism |
GB535191A (en) * | 1939-09-30 | 1941-04-01 | Arthur Vaughan Tomlinson | Improvements relating to brake mechanisms |
US2552571A (en) * | 1946-06-01 | 1951-05-15 | Mercier Pierre Ernest | Aircraft brake cooling means |
US2655236A (en) * | 1949-05-25 | 1953-10-13 | American Steel Foundries | Disk brake |
US2922495A (en) * | 1955-12-08 | 1960-01-26 | Lambert & Brake Corp | Combined wheel and disc brake assembly and actuator means therefor |
FR1582602A (ja) * | 1968-08-07 | 1969-10-03 | ||
JPS55107132A (en) * | 1979-02-09 | 1980-08-16 | Akebono Brake Ind Co Ltd | Working oil circulation circuit for wet type disc brake |
WO1982004108A1 (en) * | 1981-05-13 | 1982-11-25 | Julius Merle | Wheel brake cooling apparatus for aircraft |
US4878563A (en) * | 1984-07-13 | 1989-11-07 | The B.F. Goodrich Company | Brake apparatus |
GB2183755A (en) * | 1985-12-03 | 1987-06-10 | Pikrose & Company Limited | Friction braking apparatus for a railway vehicle |
-
1990
- 1990-10-30 FR FR9013450A patent/FR2668440B1/fr not_active Expired - Lifetime
-
1991
- 1991-10-28 ES ES91118336T patent/ES2060272T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1991-10-28 EP EP91118336A patent/EP0483719B1/fr not_active Expired - Lifetime
- 1991-10-28 DE DE69103725T patent/DE69103725T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1991-10-29 US US07/783,871 patent/US5215168A/en not_active Expired - Fee Related
- 1991-10-29 CA CA002054472A patent/CA2054472A1/fr not_active Abandoned
- 1991-10-30 JP JP3284892A patent/JPH04292259A/ja active Pending
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE69103725D1 (de) | 1994-10-06 |
EP0483719A1 (fr) | 1992-05-06 |
EP0483719B1 (fr) | 1994-08-31 |
US5215168A (en) | 1993-06-01 |
FR2668440B1 (fr) | 1992-12-24 |
DE69103725T2 (de) | 1994-12-22 |
FR2668440A1 (fr) | 1992-04-30 |
ES2060272T3 (es) | 1994-11-16 |
CA2054472A1 (fr) | 1992-05-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH04292259A (ja) | 鉄道車両用制動装置 | |
US6260669B1 (en) | Brake rotor with airflow director | |
US9464680B2 (en) | Brake discs with bell | |
CN107428238B (zh) | 具有制动组件的电轮毂驱动器 | |
JP2002122168A (ja) | 道路車両用のブレーキ | |
KR100471909B1 (ko) | 디스크 브레이크 시스템 | |
JPS6073137A (ja) | 車輪用ブレ−キ | |
US4508200A (en) | High performance disc brake | |
US20140138194A1 (en) | Braking systems with cooling | |
JP3107154B2 (ja) | ブレーキディスク | |
US2607445A (en) | Braking mechanism | |
US2553828A (en) | Rotatable friction element | |
US3491856A (en) | Ventilated disk brake apparatus | |
US3403760A (en) | Air cooled, composite rotor for disk brakes | |
US6502674B2 (en) | Friction engagement device | |
WO2004029473A1 (en) | Disc brake | |
JP2551496B2 (ja) | 鉄道車両用ディスクブレーキ装置 | |
JP2706684B2 (ja) | 多板ディスクブレーキ装置 | |
US2014348A (en) | Disk brake | |
JPWO2019172367A1 (ja) | 鉄道車両用ブレーキディスクおよび鉄道車両用ディスクブレーキ | |
RU2413885C2 (ru) | Тормозная система (варианты) и транспортное средство | |
JP2706685B2 (ja) | 多板ディスクブレーキ装置 | |
JPH09100854A (ja) | ディスクブレーキ | |
US3472345A (en) | Vaned disk element and means to prevent air flow therethrough | |
CA2203196C (en) | Wedge-shaped disc brake shoe |