JPH04292137A - 心電計 - Google Patents

心電計

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JPH04292137A
JPH04292137A JP3080617A JP8061791A JPH04292137A JP H04292137 A JPH04292137 A JP H04292137A JP 3080617 A JP3080617 A JP 3080617A JP 8061791 A JP8061791 A JP 8061791A JP H04292137 A JPH04292137 A JP H04292137A
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JP
Japan
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electrocardiogram
section
abnormal
waveforms
normal
Prior art date
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JP3080617A
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English (en)
Inventor
Tadashi Fujii
正 藤井
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Terumo Corp
Original Assignee
Terumo Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は心電図検査を行う心電計
に係り、特に半導体メモリを記録媒体として使用して実
時間(リアルタイム)解析を行う心電計に関する。
【0002】
【従来の技術】心臓病の検査として一般的な心電図検査
の中に24時間心電計を携帯して心電図検査を行う長時
間心電図検査(通称、ホルター心電図検査)がある。こ
の検査は通常の心電図検査では発見が難しい不定期に起
こる一過性の異常心電図波形を検出し、心臓病の早期発
見および診断に役立てようとするものである。
【0003】ところで、この24時間心電図波形は、被
検者が携帯する長時間心電計に記録されるわけであるが
、記録媒体として最近、磁気テープの代わりに半導体メ
モリが使用され始めている。半導体メモリは心電図波形
をデジタルで記録できるので、従来の記録媒体である磁
気テープのアナログ記録方式のように周波数歪み等によ
って波形の質を劣化させることなく記録することができ
る優れた記録媒体であるが、この半導体メモリは磁気テ
ープのように24時間の心電図波形を全て連続記録でき
るだけの記録容量がない。たとえば2誘導方式で、心電
図波形を全てデジタル値で記録するためには、メモリ容
量としては、アナログ/デジタル(A/D)変換精度を
8ビットとし、サンプリング時間を4msecとすると
、43.2メガバイトという大容量になってしまう。現
在使用されている最も記録容量の大きな4メガビットの
DRAMを使用しても、実に87個必要になり、装置の
大型化を招き、実用的ではなかった。そのため、従来は
、検査中に実時間で心電図波形を内蔵のマイクロコンピ
ュータにより解析して、その波形が正常か否かを判断し
て、異常心電図波形のみを記録する方式を採用していた
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の半導体メモリを記録媒体とした実時間解析方
式の長時間心電計においては、正常な心電図波形は記録
されないので、個々の被検者を診断するための基準とし
ての正常心電図波形を医師等の検査者が見ることができ
ないという問題があった。
【0005】また、異常心電図波形は、記録として残っ
ているので、検査後、検査者によりこの異常の認識が正
しく行われているか否かを判断することが可能であるが
、正常と認識された波形に異常心電図波形が混入してい
ることも考えられ、このような場合には、これを検査者
は確認することができず、その結果誤った診断をしかね
ないという本質的な問題があった。
【0006】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
ので、その目的は、異常と判断された心電図波形ととも
に、正常な心電図波形と判断された波形も記録すること
ができ、正常な心電図波形の確認が概略において可能で
あり、診断の信頼性が向上した心電計を提供することに
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明による心電計は、
心電図波形を検出する心電図波形検出部と、この心電図
波形検出部により検出された心電図波形を実時間で解析
し、その心電図波形が正常か異常かを判断する解析部と
、この解析部により異常と判断された心電図波形を記録
するとともに、正常と判断された心電図波形を所定の時
間間隔で間欠的に記録する記録部とを備えており、特に
前記記録部における間欠記録の時間間隔を予め設定する
記録間隔設定部をさらに有する態様とすることが好まし
い。
【0008】また、本発明の心電計では、前記異常と判
断された心電図波形が多いときには、この心電図波形を
正常と判断された心電図波形に優先して記録させるよう
に構成し、あるいは、異常と判定された心電図波形の前
記記録部における記録容量に一定の限度を設け、それ以
上発生した異常波形については発生した時刻のみを記録
するように構成することが好ましい。
【0009】このような構成により本発明の心電計では
、実時間解析によって異常と判断された心電図波形とと
もに、正常と判断された心電図波形を所定の時間間隔に
したがって間欠的に記録することができる。したがって
、検査者は診断に必要な基準となる正常心電図波形の確
認ができるとともに、正常心電図波形の判断が正しく行
われているかどうかを確認することができる。
【0010】
【実施例】図1は本発明の一実施例に係る長時間心電計
の概略構成を表すものである。
【0011】この長時間心電計1は電極部2に電気的に
接続されており、この電極部2は被検者の所定の部位に
装着され、被検者の心電図信号を採取するための3つの
心電図電極2a、2b、2cにより構成されている。長
時間心電計1は、この電極部2で検出された心電図波形
を増幅する増幅部11と、この増幅部11により増幅さ
れた心電図波形をデジタル信号に変換するアナログ/デ
ジタル変換部(以下、A/D変換部という)12と、こ
のA/D変換部12においてデジタル信号に変換された
心電図波形を入力とするCPU(中央処理装置)13と
を有している。
【0012】CPU13にはROM(リード・オンリ・
メモリ)14、RAM(ランダム・アクセス・メモリ)
15、記録間隔設定部16、表示部17および通信部1
8がそれぞれ接続されている。CPU13は、ROM1
4およびRAM15に格納された制御プログラムにした
がって入力した心電図波形が正常か異常かを解析し、そ
の解析結果をRAM15に格納する。ROM14にはC
PU13を制御するプログラムおよび心電図信号を実時
間で解析するプログラムが格納されている。RAM15
には、A/D変換部12においてデジタル信号に変換さ
れた心電図波形、この心電図信号を解析する解析プログ
ラム、および解析プログラムにより解析された結果のデ
ータが格納されるようになっている。CPU13は、R
AM14に対して異常と判断した心電図波形を全て格納
させるとともに、正常と判断した心電図波形を所定の時
間間隔で間欠的に格納させるようになっている。
【0013】記録間隔設定部16はRAM15において
正常波形を間欠記録する際の時間間隔を、たとえば15
分、30分、60分のように設定するもので、図示しな
い操作キーを検査者が設定することにより、この記録間
隔設定部16からCPU13に対して指示信号が送られ
るようになっている。表示部15では液晶表示が行われ
、たとえば長時間心電計1の動作状態、電源不足の警報
表示等の表示が行われる。通信部18はRAM15に記
録された心電図波形を外部に出力するためのもので、図
2に表すように再生出力装置21の通信部22に接続さ
れるようになっている。増幅部11、A/D変換部12
、CPU13、ROM14およびRAM15に対しては
電源部19から必要な電力が供給されるようになってお
り、この電源部19としては一次電池または二次電池が
用いられる。
【0014】なお、CPU13における心電図波形の正
常、異常の判断は、公知の方法により行われる。すなわ
ち、心電図波形においては、各波形のQRS部分を検出
して、このQRS部分の面積、振幅(高さ)、QRS幅
あるいはRR間隔等の値が予定の閾値を超えたか否かに
より正常か否かを判定するのが一般的である。たとえば
、不整脈の中でも、問題のある心室性期外収縮を検出す
る場合には、QRS部分のQRS幅およびRR間隔を測
定し、これらが所定の閾値を超えているか否かにより正
常か異常かを判定できる。
【0015】次に、本実施例の長時間心電計1の動作に
ついて説明する。まず、被検者はこの長時間心電計1を
体に装着するとともに、誘導法を定めて電極部2を構成
する各心電図電極2a〜2cを所定の部位に装着させる
。そして、記録間隔設定部16において、医師等の検査
者が要求する正常心電図波形の記録時間間隔を、たとえ
ば60分として設定する。
【0016】この状態で、電極部2により得られた心電
図波形は、増幅部11で所定のレベルに増幅され、A/
D変換部12においてデジタル値に変換された後、CP
U13に入力される。CPU13は、ROM14および
RAM15に格納された制御プログラムにしたがって、
入力した心電図信号が正常か異常かの判断を行い、異常
と判断した心電図波形を優先的にRAM15に格納させ
るとともに、正常と判断した心電図波形を、記録間隔設
定部16により設定された時間(60分)にしたがって
RAM15に記録させる。すなわち、24時間では24
回分の正常心電図波形が間欠的に記録されることになる
。なお、1回分で記録される波形の長さは8SCC 程
度で十分であるが、この長さも記録間隔設定部16によ
って設定できるようにしてもよい。
【0017】このようにして24時間の検査が終了する
と、医師等の検査者は図2に表すように長時間心電計1
の通信部18を再生出力装置21の通信部22に接続さ
せる。これにより通信部22および通信部23を経由し
てRAM15に記録された異常心電図波形および一定間
隔の正常心電図波形が再生記録装置21へ転送され、制
御部24の制御により出力部25より記録紙23に出力
される。
【0018】図3は出力された記録紙23の記録内容の
概略を表すものである。最初の頁には図示しないが、被
検者に関する情報(氏名、年令、性別、検査日等)が印
字されており、次の頁24には異常心電図波形の発生時
刻および波形が出力されている。さらに、次の頁25に
は間欠的に記録された正常心電図波形とその発生時刻が
出力されている。
【0019】このように本実施例の長時間心電計1では
、実時間解析によって異常と判断された心電図波形とと
もに、正常と判断された心電図波形を所定の時間間隔に
したがって間欠的に記録することができる。したがって
、検査者が診断に必要な基準なる正常心電図波形の確認
ができるとともに、正常心電図波形の認識が正しく行わ
れているかを確認することができ、このため心電図検査
の信頼性が向上するものである。
【0020】なお、上記実施例においては、RAM15
に対して異常と判定された心電図波形の全てとともに、
正常と判断された心電図波形を間欠的に記録させるよう
にしたが、正常波形を記録することで、その分異常波形
の記録容量の割当が減少することになる。もし、出現し
た異常心電図波形が多い場合には、RAM15内の正常
波形の記録を消去して異常波形を優先的に記録させる方
式としてもよい。
【0021】あるいは、RAM15の異常波形の記録容
量に一定の限度を設け、それ以上発生した異常波形につ
いては発生した時刻のみを記録し、波形そのものは記録
しない方式とするようにしてもよい。
【0022】これらの記録の選択は個々の診断の目的に
より異なるので、好ましくは記録間隔設定部17におい
て選択できるようにしてもよい。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように本発明の心電計によ
れば、実時間解析によって異常と判断された心電図波形
とともに、正常と判断された心電図波形を所定の時間間
隔にしたがって間欠的に記録させるようにしたので、検
査者が診断に必要な基準となる正常心電図波形の確認が
できるとともに、正常心電図波形の認識が正しく行われ
ているかどうかを確認することができ、よって心電図検
査の信頼性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る長時間心電計の構成を
表すブロック図である。
【図2】図1の長時間心電計の記録波形を出力する際の
構成を表す図である。
【図3】図1の長時間心電計の記録波形を記録紙に出力
した状態を表す図である。
【符号の説明】
1  長時間心電計 2  電極部 11  増幅部 12  A/D変換部 13  CPU 14  ROM 15  RAM 16  記録間隔設定部 17  表示部 18  通信部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  心電図波形を検出する心電図波形検出
    部と、この心電図波形検出部により検出された心電図波
    形を実時間で解析し、その心電図波形が正常か異常かを
    判断する解析部と、この解析部により異常と判断された
    心電図波形を記録するとともに、正常と判断された心電
    図波形を所定の時間間隔で間欠的に記録する記録部とを
    備えたことを特徴とする心電計。
  2. 【請求項2】  前記記録部における間欠記録の時間間
    隔を予め設定する記録間隔設定部をさらに有することを
    特徴とする請求項1記載の心電計。
  3. 【請求項3】  前記異常と判断された心電図波形が多
    いときには、この心電図波形を正常と判断された心電図
    波形に優先して記録させるように構成したことを特徴と
    する請求項1または2記載の心電計。
  4. 【請求項4】  異常と判定された心電図波形の前記記
    録部における記録容量に一定の限度を設け、それ以上発
    生した異常波形については発生した時刻のみを記録する
    ように構成したことを特徴とする請求項1または2記載
    の心電計。
JP3080617A 1991-03-20 1991-03-20 心電計 Pending JPH04292137A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100429823B1 (ko) * 1996-03-12 2004-07-27 삼성전자주식회사 앰브러터리심전계장치
WO2009016886A1 (ja) * 2007-07-30 2009-02-05 Omron Healthcare Co., Ltd. 生体情報を効率的に表示する生体情報測定装置

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