JPH04291976A - Shg素子 - Google Patents

Shg素子

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JPH04291976A
JPH04291976A JP8142091A JP8142091A JPH04291976A JP H04291976 A JPH04291976 A JP H04291976A JP 8142091 A JP8142091 A JP 8142091A JP 8142091 A JP8142091 A JP 8142091A JP H04291976 A JPH04291976 A JP H04291976A
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JP
Japan
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laser
light
wavelength
shg
yvo4
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Application number
JP8142091A
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English (en)
Inventor
Hideo Maeda
英男 前田
Kazuya Miyagaki
一也 宮垣
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ピックアップなどの
光源として利用されるSHG素子(第二高調波発生素子
)に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、小型で長寿命かつ信頼性の高い青
色光源の要求が高まっており、その一つのアプローチと
して半導体レーザを波長変換素子と組み合せたSHG素
子が注目されている。図9は例えば文献「LD励起Nd
:YAGブルーレーザー  レーザ学会研究会報告  
RTM−90−39  第19頁乃至第23頁」に開示
されているような従来のSHG素子の構成図である。図
9を参照すると、このSHG素子は、半導体レーザ50
と、半導体レーザ50から出射された光ビームを集光す
る集光光学系51と、Nd:YAGレーザ媒質52と、
第二高調波変換用の波長変換素子53と、出力ミラー5
4とを有している。
【0003】Nd:YAGレーザ媒質52の光入射面と
出力ミラー54のおう面には、波形946nmの光を全
反射しかつ寄生発振を抑えるためのコーティング膜55
,56がそれぞれ施されており、Nd:YAG52の光
入射面と出力ミラー56との間がレーザ共振器57とし
て機能するようになっている。また半導体レーザ50は
、レーザ共振器57の励起用光源として機能するように
なっている。
【0004】なお、半導体レーザ50からの光ビームの
波長は、温度により変動するので、差程広くない吸収帯
域をもつNd:YAGレーザ媒質52では、半導体レー
ザ50の温度変化によって半導体レーザ50からの光ビ
ームの吸収量が変化する。このような吸収量の変動を抑
え安定した出力特性を得るために、従来のSHG素子で
は、温度制御装置58を用いて半導体レーザ50を温度
制御するようにしている。
【0005】また、レーザ共振器57内の波長変換素子
53には、非線形光学結晶であるKNbO3結晶が用い
られている。波長変換素子53としてKNbO3結晶を
用いる場合には、図10に示す基本波長と位相整合角(
θ,φ)との関係により、基本波長946nmではAカ
ット(θ=90゜,φ≒60゜),Bカット(θ≒30
゜,φ=90゜)で位相整合が可能であるが、上述した
従来のSHG素子では、ウォークオフ角が小さい点で有
利なBカットでカットされたKNbO3を用いている。
【0006】このような構成のSHG素子では、半導体
レーザ50を駆動し、半導体レーザ50からの光ビーム
を集光光学系51を介してNd:YAGレーザ媒質52
に入射させる。半導体レーザ50からの光ビームがNd
:YAGレーザ媒質52に入射すると、光ビームはNd
:YAGレーザ媒質52内部で吸収されてポンピングに
利用される。すなわち、Nd:YAGレーザ媒質52内
では、ポンピングによるNd:YAGの4F3/2から
4I9/2への遷移で波長946nmの発振線が励起さ
れ、励起された波長946nmの光ビームを、波長変換
素子53によって半分の波長473nmのものに変換し
てレーザ共振器57からSHG光として出射させること
ができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】一方、例えば光ディス
クの光ピックアップにおける光源としては、集光スポッ
トを小さくし光ディスクの大容量化を可能とするために
、出射される光ビームの波長が短かいほど良い。上述し
たSHG素子は、473nmの短かい波長の光ビーム,
すなわちSHG光を出射するので、光ピックアップ用の
光源として適していると考えられる。しかしながら、光
ディスクの大容量化の要求に応えるためには、波長47
3nmよりもさらに短かい波長のSHG光を出射するS
HG素子が必要である。
【0008】また、上述した従来のSHG素子では、差
程広くない吸収帯域をもつNd:YAGレーザ媒質52
を用いているので、吸収量の変動を抑え安定した出力特
性を得るためには温度制御装置58を設けて半導体レー
ザ50を厳密に温度制御する必要があり、装置規模が大
きくなりまたコストが高くなるという欠点があった。
【0009】本発明は、光ピックアップ等の光源に適し
たより短かい波長のSHG光を効率良く出射させること
ができ、また半導体レーザの厳密な温度制御を必要とせ
ずとも安定した出力特性を得ることの可能なSHG素子
を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、半導体レーザと、該半導体レーザから出射
された光ビームが入射することにより所定の波長の発振
線を励起させ、該発振線の波長を非線形光学結晶により
波長変換してSHG光として出射するレーザ共振器とを
有し、前記レーザ共振器内には、所定の波長の発振線を
励起させるためのレーザ媒質としてNd:YVO4が用
いられており、また、前記半導体レーザには、レーザ共
振器のレーザ媒質にNd:YVO4を用いるときにレー
ザ共振器から所定パワーのSHG光を得るのに必要なパ
ワーの光ビームを出射するものが用いられていることを
特徴としている。
【0011】また、非線形光学結晶に、θ=90゜±1
゜,φ≒40.6±5゜、またはθ≒63.8゜±5゜
,φ=90±1゜のカット角でカットされたKNbO3
結晶が用いられることを特徴としている。
【0012】また、非線形光学結晶の光出射面がレーザ
共振用ミラーとして機能するように所定の加工が施され
ていることを特徴としている。
【0013】
【作用】上記のような構成のSHG素子では、励起用光
源としての半導体レーザからの光ビームをレーザ共振器
に入射させてレーザ共振器からSHG光を得るようにし
ている。本発明では、レーザ共振器内のレーザ媒質とし
てNd:YVO4を用いているので、波長が約914n
m程度の発振線を励起させることができ、従って、非線
形光学結晶によって波長変換された結果のSHG光とし
て、約457nm程度の短かい波長のものを得ることが
できる。この際、半導体レーザには、レーザ媒質にNd
:YVO4を用いるときにレーザ共振器から所定のパワ
ーのSHG光が得られるのに必要なパワーの光ビームを
出射するものが用いられているので、SHG光を効率良
く得ることができる。
【0014】また、非線形光学結晶に、θ=90゜±1
゜,φ≒40.6±5゜、またはθ≒63.8゜±5゜
,φ=90±1゜のカット角でカットされたKNbO3
結晶を用いることにより、SHG光をより効率良く得る
ことができる。
【0015】また、非線形光学結晶の光出射面に対しレ
ーザ共振用ミラーとして機能するように所定の加工を施
せば、出力ミラーを別途設ける必要がなくなる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は本発明に係るSHG素子(第二高調波発生
素子)の一実施例の構成図である。図1を参照すると、
本実施例のSHG素子は、ハイパワーの半導体レーザ1
と、半導体レーザ1から出射された光ビームを集光する
集光光学系2と、Nd:YVO4レーザ媒質3と、第二
高調波変換用の波長変換素子4と、出力ミラー5とを有
している。
【0017】Nd:YVO4レーザ媒質3の光入射面と
おう面ミラー5のおう面には、所定のコーティング膜6
,7がそれぞれ施されており、Nd:YVO4レーザ媒
質3の光入射面とおう面ミラー5との間がレーザ共振器
8として機能するようになっている。また、波長変換素
子4には、非線形光学結晶であるKNbO3結晶が用い
られている。
【0018】図1を図9と比べればわかるように、本実
施例では、レーザ媒質にNd:YAGではなく、Nd:
YVO4を用いている。Nd:YVO4は、一般に、1
000nm帯の強い発振線の他に、900nm帯におい
ても、914nmの発振線をもっている。図2はNd:
YVO4とNd:YAGとの波長900nm付近におけ
る蛍光特性,すなわち光強度分布を示す図であり、図3
はNd:YVO4とNd:YAGの吸収スペクトルを示
す図である。図2からわかるように、Nd:YVO4の
914nm付近の蛍光は、Nd:YAGの946nmの
蛍光に匹敵する光強度をもち、これにより強いレーザ発
振が期待できる。また、図3からわかるように、Nd:
YVO4は、Nd:YAGに比べて、半導体レーザ1か
らの光ビームを約3倍多く吸収することができ、またそ
の吸収帯域は、Nd:YAGの吸収帯域よりも2倍広い
【0019】このような特性を持つNd:YVO4をN
d:YAGのかわりにレーザ媒質として用いる場合には
、Nd:YVO4レーザ媒質3による914nm付近の
光ビームは、波長変換素子4によりその半分の波長45
7nmのものに変換されてレーザ共振器8からSHG光
として出射されることが期待できる。また、レーザ共振
器8において、914nm付近の光だけを効率良く発振
させるため、Nd:YVO4レーザ媒質3の光入射面に
施されるコーティング膜6としては、波長914nm付
近の光ビームを高反射する一方で、半導体レーザ1から
の例えば810nm付近の波長の光ビームを高透過する
特性のものが用いられ、また、出力ミラー5のおう面に
施されるコーティング膜7としては、波長914nm付
近の光ビームを高反射する一方、波長457nm付近の
SHG光を高透過し、かつ反射,寄生発振を抑えるため
に波長1060nm付近の光ビームを高透過する特性の
ものが用いられる。すなわち、コーティング膜6,7と
して上記の特性のものを用いることにより、レーザ共振
器8として914nm付近ではQが高く、1000nm
帯ではQが極めて低いものを形成し914nm付近の光
だけを効率良く発振させるようにしている。
【0020】また、波長変換素子4としてKNbO3結
晶を用いる場合、図10に示したと同様の図4に示す基
本波長と位相整合角(θ,φ)との関係により、基本波
長914nmでは、θ=90゜のときにはφ≒40.6
゜、φ=90゜のときにはθ≒63.8゜で位相整合が
可能である。従って、基本波長914nmで位相を整合
させ波長457nmのSHG光を効率良く得るために、
KNbO3結晶4としては(θ=90゜,φ≒40.6
゜)、または(θ≒63.8゜,φ=90゜)の角度で
適切にカットしたものをNd:YVO4の偏光方向と合
うように設定して用いている。
【0021】このような構成のSHG素子では、ハイパ
ワーの半導体レーザ1を駆動し、半導体レーザ1からの
光ビームを集光光学系2を介してNd:YVO4レーザ
媒質3に入射させる。半導体レーザ1からの光ビームが
Nd:YVO4レーザ媒質3に入射すると、入射した光
ビームはNd:YVO4レーザ媒質3内部で吸収されて
ポンピングに利用される。すなわちNd:YVO4レー
ザ媒質3内では、ポンピングによって波長914nmの
発振線が励起され、励起された波長914nmの光ビー
ムを、波長変換素子4によって半分の波長457nmの
ものに変換してレーザ共振器8から出射させることがで
きる。
【0022】この際に、半導体レーザ1から出射される
光ビームの波長は、半導体レーザの温度変化によって変
動する。図5(a)のように差程広くない吸収帯域A1
をもつNd:YAGをレーザ媒質として用いる場合には
、半導体レーザの温度変化によって半導体レーザから出
射される光ビームの波長がλからλ1に変化すると、半
導体レーザからの光ビームのNd:YAGレーザ媒質で
の吸収量が大きく変化してしまい、安定した出力特性を
得ることができない。従って、従来のSHG素子のよう
にレーザ媒質にNd:YAGを用いる場合には、安定し
た出力特性を得るために半導体レーザの温度を温度制御
装置によって常に一定に保持し、半導体レーザから出射
される光ビームの波長の変動を抑える必要があった。
【0023】これに対し、本実施例では、図5(b)の
ようにNd:YAGに比べて約2倍広い吸収帯域A2を
もつNd:YVO4をレーザ媒質として用いているので
、半導体レーザ1の温度変化によって半導体レーザ1か
ら出射される光ビームの波長がλからλ1に変化しても
、Nd:YVO4レーザ媒質3での吸収量は差程変化せ
ず、半導体レーザの温度を厳密に制御せずとも安定した
出力特性を得ることができる。
【0024】また、本願の発明者は、Nd:YVO4レ
ーザ共振器8に入射する半導体レーザ1からの光ビーム
の入射パワーとレーザ共振器8から出射されるSHG光
のSHGパワーとの関係が、KNbO3のカット角(θ
,φ)をパラメータとして、図6のような関係にあるこ
とを見出した。図6からわかるように、所定のSHGパ
ワーを得るためには、半導体レーザ1として閾値THよ
りも大きな出射パワーをもつものが必要であり、また、
最大のSHG効率を得るためには、KNbO3結晶4の
カット角(θ,φ)を(θ=90゜,φ≒40.6゜)
または(θ≒63.8゜,φ=90゜)にするのが良い
【0025】本実施例では、半導体レーザ1に上記閾値
THよりも大きな出射パワーをもつハイパワーの半導体
レーザを用い、またKNbO3結晶4を上記カット角(
θ,φ)で切出して用いているので、914nmで位相
が整合し、波長が約457nmのSHG光を効率良く得
ることができる。なお、KNbO3結晶4の両面に、1
060nmと457nmの波長に対し無反射のコーティ
ングを施せば、より一層、SHG変換効率を高めること
ができ、約457nmのSHG光をより効率良く得るこ
とができる。
【0026】このように、本実施例においては、レーザ
媒質にNd:YVO4を用い、半導体レーザ1にハイパ
ワーのものを用い、さらにはKNbO3結晶4を位相整
合角でカットして用いることによって、従来のSHG素
子よりもさらに短かい波長457nmのSHG光を効率
良く出射させることができ、これを光ピックアップ等の
光源に適用するときには集光スポットを一層小さくする
ことができて、光ディスク等の大容量化を可能にするこ
とができる。また、半導体レーザ1の温度制御が不要と
なるので、装置の小型軽量化,低コスト化にも適してい
る。
【0027】図7,図8は図1のSHG素子の変形例を
それぞれ示す図である。図7のSHG素子では、KNb
O3結晶4の光出射面20をおう面加工し、図1の出力
ミラー5のおう面に施されたコーティング膜7と同様の
コーティング膜をこの面20に施している。この場合に
は、KNbO3結晶4の光出射面20が出力ミラーとし
て機能し、出力ミラー5を別途設ける必要がなくなるの
で、より小型軽量化を図ることができる。また、図8の
SHG素子では、さらに半導体レーザ1とNd:YVO
4レーザ媒質3とを一体化している。この場合には、図
1の集光光学系2が不要となり、一層の小型軽量化を図
ることができる。さらに、図示しないが、半導体レーザ
1とNd:YVO4レーザ媒質3とKNbO3結晶4と
を一体化することにより、より一層の小型軽量化を図る
ことができる。
【0028】なお、上述の実施例において、Nd:YV
O4結晶の製造方法や、構成組成比の多少の違いにより
、発振線は、波長914nmから数nm変化し、SHG
素子から出射するSHG光の波長も473nmから多少
変化する場合があるが、このことは、本発明の効果に本
質的な影響を与えるものではない。また位相整合角に数
度の変化があっても、例えば角度が90゜の場合で±1
゜の変化,角度が90゜の場合で±5゜の変化があって
も、SHG効率に差程影響せず、SHG光を効率良く得
ることができる。
【0029】
【発明の効果】以上に説明したように本発明によれば、
レーザ共振器内のレーザ媒質としてNd:YVO4を用
い、また半導体レーザに所定のパワーのものを用いてい
るので、従来に比べて波長の短かいSHG光を効率良く
出射させることができ、また半導体レーザの厳密な温度
制御を必要とせずとも安定した出力特性を得ることがで
きる。
【0030】また、非線形光学結晶に、θ=90゜±1
゜,φ≒40.6±5゜、またはθ≒63.8゜±5゜
,φ=90±1゜のカット角でカットされたKNbO3
結晶を用いることにより、SHG光をより効率良く出射
させることができる。
【0031】また、非線形光学結晶の光出射面に対し、
該光出射面がレーザ共振用ミラーとして機能するように
所定の加工を施せば、SHG素子を小型軽量化すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るSHG素子の一実施例の構成図で
ある。
【図2】Nd:YVO4とNd:YAGの波長900n
m付近における光強度分布を示す図である。
【図3】Nd:YVO4とNd:YAGの吸収スペクト
ルを示す図である。
【図4】KNbO3結晶における基本波長と位相整合角
との関係を示す図である。
【図5】(a)はNd:YAGレーザ媒質の吸収帯域を
示す図、(b)はNd:YVO4レーザ媒質の吸収帯域
を示す図である。
【図6】Nd:YVO4レーザ共振器に入射する半導体
レーザからの光ビームの入射パワーとレーザ共振器から
出射するSHG光のSHGパワーとの関係を示す図であ
る。
【図7】図1のSHG素子の変形例を示す図である。
【図8】図1のSHG素子の変形例を示す図である。
【図9】従来のSHG素子の構成例を示す図である。
【図10】KNbO3結晶における基本波長と位相整合
角との関係を示す図である。
【符号の説明】
1    半導体レーザ 2    集光光学系 3    Nd:YVO4レーザ媒質 4    波長変換素子(非線形光学結晶)5    
出力ミラー 6    コーティング膜 7    コーティング膜 8    レーザ共振器

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  半導体レーザと、該半導体レーザから
    出射された光ビームが入射することにより所定の波長の
    発振線を励起させ、該発振線の波長を非線形光学結晶に
    より波長変換してSHG光として出射するレーザ共振器
    とを有し、前記レーザ共振器内には、所定の波長の発振
    線を励起させるためのレーザ媒質としてNd:YVO4
    が用いられており、また、前記半導体レーザには、レー
    ザ共振器のレーザ媒質にNd:YVO4を用いるときに
    レーザ共振器から所定パワーのSHG光を得るのに必要
    なパワーの光ビームを出射するものが用いられているこ
    とを特徴とするSHG素子。
  2. 【請求項2】  前記非線形光学結晶には、θ=90゜
    ±1゜,φ≒40.6±5゜、またはθ≒63.8゜±
    5゜,φ=90±1゜のカット角でカットされたKNb
    O3結晶が用いられることを特徴とする請求項1記載の
    SHG素子。
  3. 【請求項3】  前記非線形光学結晶の光出射面は、該
    光出射面がレーザ共振用ミラーとして機能するように所
    定の加工が施されていることを特徴とする請求項1記載
    または請求項2記載のSHG素子。
JP8142091A 1991-03-20 1991-03-20 Shg素子 Pending JPH04291976A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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