JPH04291678A - ユーザインタフェース制御装置及び方法 - Google Patents

ユーザインタフェース制御装置及び方法

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JPH04291678A
JPH04291678A JP3057259A JP5725991A JPH04291678A JP H04291678 A JPH04291678 A JP H04291678A JP 3057259 A JP3057259 A JP 3057259A JP 5725991 A JP5725991 A JP 5725991A JP H04291678 A JPH04291678 A JP H04291678A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はユーザインタフエース制
御方式に関し、特に、例えば、CRT等のデイスプレイ
上にてマウス等の入力指示手段を用いて動画像に対する
画面制御及び操作制御等を行うユーザインタフエース制
御方式に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、コンピユータのユーザインタフエ
ースは目覚ましい発展を遂げてきており、ウインドとア
イコンとマウスとを用いた種々のハイパーメデイアシス
テムが開発され提供されてきている。一般にこれらのシ
ステムはマルチメデイアの対応を目指しているものが多
い。しかし、実際には、扱つているメデイアは文字(文
章)、図形(図面)、画像(写真)等とデイスプレイ画
面上では静的なものが主であるため、ウインドとアイコ
ンも静的な画面制御であつた。即ち、画面上の所定の位
置に展開され表示されているウインドとアイコンに対し
て、ユーザの指示操作が発生すると、選択された内容に
応じて処理が行われ、その処理の一環としてウインドと
アイコンの位置や大きさ、内容、種類が新たに設定され
てデイスプレイ画面上の所定の位置に表示される。つま
り、静止した対象(ウィンドやアイコン)に対して指示
操作し、静止したウィンドやアイコンを発生する処理を
行うという点で、画面制御は静的なものであると言える
【0003】その例を図4と図5に示す。図4は、マウ
スでクリツクする前のデイスプレイ画面状態で、二つの
開かれたウインドA及びB、ウインドを縮小したアイコ
ンA〜D、共通アイコン群等が表示されている。ウイン
ドA及びB内にもウインド内処理用としてアイコンが存
在する。この状態からマウスでカーソル(図中矢印で示
す)をアイコンC上へ移動させてクリツクすると、図5
で示された画面の状態へ移行する。即ち、アイコンCが
クローズアツプされるようにウインドCが開かれる。こ
のウインドC内にもウインド内処理用としてアイコンが
存在する。
【0004】従つて、ユーザの指示操作が発生する前と
後では、デイスプレイ画面に変化があり、その意味では
ウインドとアイコンが結果的に動的な振る舞いをするこ
とになる。また、ユーザの指示操作が発生してから画面
制御等の処理が終了するまでの間、ウインドとアイコン
を動的な表示(クローズアツプ)を行うこともあるが、
その間はウインドとアイコンとしての機能を果たさない
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、マルチ
メデイアとして動画像への取り組みが盛んになつてきて
いる現在、動画像に対応できる画面制御機能が、ハイパ
ーメデイアシステムにも要求されてきている。しかしな
がら、上記従来例では、ウインドやアイコンは動画像に
は対応しておらず静的な配置構成になつているため、動
画像内をマウスで直接指示することが必要な場合、動画
像内に動きやシーン変化で指示したい対象が動的である
ので静的なアイコン等では対応できないという問題があ
つた。
【0006】特にデイスプレイ上のウインド内に動画像
が存在する場合、変化したり動いたりする対象物をマウ
ス等の入力指示手段で指定(クリツク)可能な画面制御
機能が望まれている。
【0007】本発明は上記従来例に鑑みてなされたもの
で、デイスプレイに表示される動画像に対応した画面制
御が可能なユーザインタフエース制御方式を提供するこ
とを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明のユーザインタフエース制御方式は、以下の様
な構成からなる。即ち、画面に表示された動画像に対す
るユーザインタフエース制御方式であって、前記動画像
を表示する表示手段と、前記動画像内の所望の対象物に
対して画面制御及び操作制御を指示する入力指示手段と
、前記入力指示手段による入力指示に基づいて、入力指
示情報を発生する入力指示情報発生手段と、前記動画像
の状態を管理する動画像状態管理手段と、前記入力指示
情報と前記動画像状態管理手段によって管理される管理
情報とに基づいて前記動画像に対する処理を決定する処
理決定手段と、前記処理決定手段によって決定された処
理に基づいて前記動画像の表示を制御する動画制御手段
とを有することを特徴とするユーザインタフエース制御
方式を備える。
【0009】
【作用】以上の構成により、本発明は画面上に表示され
た動画像内の所望の対象物を入力指示手段で指示すると
、入力指示情報発生手段が入力指示情報を発生し、その
入力指示情報と動画像の状態を管理する管理情報とに基
づいて、動画像に対する処理を決定し、動画像の表示を
制御するよう動作する。
【0010】
【実施例】以下添付図面を参照して本発明の好適な実施
例を詳細に説明する。
【0011】図1は、本発明の代表的な実施例であるユ
ーザインタフエース制御方式の概念を示すブロツク図で
ある。
【0012】図1において、1は入力指示手段であるマ
ウス、2はCRT等のデイスプレイ部、3はデイスプレ
イコントローラ、4はマウス1の指示に基づいて必要な
情報(指示座標、指示時間、指示内容など)を発生する
入力指示情報発生部、5はウインド及びアイコン等に関
する情報を格納するウインド情報管理部、6は指示時間
に対応したアイコンを形成するアイコン形成部、7は入
力指示の示す該当処理を決定する該当処理を決定する該
当処理決定部、8はマウス1の移動変位量(dX,dY
)からデイスプレイ部2上のカーソル位置を発生するカ
ーソル発生部、9、10、21はそれぞれ入力指示情報
発生部4の主構成要素でマウス1のクリツク操作で各々
指示座標(Xi,Yi )、指示時間Tiを記憶する座
標バツフア、タイムバツフア、及びクリック操作の内容
を検出し記憶する内容検出部、11はシステムの時間管
理をするシステムタイム管理部、12〜15はウインド
情報管理部5の主構成要素で、12はウインド位置座標
管理部、13は動画像スケジユール管理部、14はアイ
コン情報管理部、15はアイコン履歴情報管理部、16
〜17はアイコン形成部の主構成要素で16は座標とア
イコンを関係づけるアイコン・マツプ、17はアイコン
と対応する処理を関係づけるアイコン・テーブル、18
は指示座標(Xi,Yi )と各ウインド位置座標(X
sw,Ysw,Xew,Yew)から該当ウインドを捜
す該当ウインド検出部、19は指示時間Ti に対応す
る該当フレームを求める該当フレーム検出部、20は該
当フレーム内でのアイコンの中から指示されたアイコン
を検出する該当アイコン検出部、22はディスプレイコ
ントローラの主構成要素で動画像の表示制御を行う動画
制御部、23は従来のウィンド管理を行うウィンド・マ
ネージャを含むメインシステムである。
【0013】なお、本実施例で言及するフレームの概念
は、デイスプレイ部2やデイスプレイコントローラ3で
の制御される全画面のフレームではなく、動画像用ウイ
ンド内に表示する動画像を構成する動画像の管理単位で
静的なフレームのことを指す。従つて、デイスプレイの
フレーム周期と動画像のフレーム周期は必ずしも一致し
ない。
【0014】図2は、動画像を含むウインド(以下、ウ
インドDと称す)の表示例で、内部に管理用サブ・ウイ
ンドと動画像用サブ・ウインドと動画像制御用サブ・ウ
インドを有する。管理用サブ・ウインド内にはウインド
Dの開閉用のアイコンを有する。動画像用サブ・ウイン
ド内部には移動する球体の動画像が表示され、この球体
に対してアイコンIm を対応させる。動画像制御用サ
ブ・ウインド内部にはVTRの様な操作(逆戻し、逆再
生、停止、再生、早送り、ポーズなど)に対応したアイ
コンを有する。なお、マウスによつて移動できるカーソ
ルを図中に矢印で示した。
【0015】次に、以上のようなユーザインタフエース
制御方式の動作概要を図3に示すフローチヤートを参照
しながら説明する。ここでは説明を、ウインドDを開い
てからマウスのクリツク操作を認識し処理を完了するま
でとし、その他の動作(初期設定動作等)に関してはこ
こでは説明しない。また、ウインドDを開くときの手順
は図4で示した従来例に従うものとする。
【0016】まず、ステップS1では、図2で示すウイ
ンドDを、図4で示すデイスプレイ画面上にてウインド
Dをマウス1でクリツクすることでオープンする。この
ときのマウス1からの入力指示に対する処理動作は、以
下に説明する動作の場合とほぼ同様である。
【0017】続いてステップS2では、マウス1からの
クリツク入力(アイコン等の選択指示)待ち状態となり
、その間にマウス1の移動に対する処理が行う。即ち、
マウス1からの水平及び垂直移動量(dX,dY)に基
づき、カーソル発生部8は、前の状態カーソル位置(X
m,Ym )に移動量(dX,dY)を加算して現在の
カーソル位置(Xm,Ym )を求め、その値をデイス
プレイコントローラ3と座標バツフア9に送る。これを
受けてデイスプレイコントローラ3はカーソルをデイス
プレイ部2に現在の位置(Xm,Ym )で表示する。 尚、ここではデイスプレイ画面の標準位置(座標原点)
を画面の左上と仮定する。
【0018】さて、マウス1からの入力(ボタン操作)
が発生すると、ステップS3〜5では並列的に処理を実
行する。
【0019】即ち、ステップS3では指示時刻Ti (
ボタン操作が発生した時刻)の検出と記憶を行い、ステ
ップS4では指示位置(Xi,Yi )(ボタン操作が
発生したときのカーソルの座標位置)の検出と記憶を行
い、ステップS5では指示内容(オンされたボタン、ク
リツク回数、ボタンオン保持等の操作内容)を検出と記
憶を行う。具体的な動作は次のとおりである。
【0020】即ち、ステップS3では、座標バツフア9
が、カーソル発生部8から常時出力されている現在位置
(Xm,Ym )を、マウス1からのボタン操作のタイ
ミングを契機としてラツチし、そのラツチした値を指示
位置(Xi,Yi )として記憶し該当ウインド検出部
18に出力する。ステップS4では、タイムバツフア1
0が、システムタイム管理部11から常時出力されてい
る時刻Ts を、ステップS3と同様にマウス1からの
ボタン操作のタイミングを契機としてラツチし、そのラ
ツチした値を指示時間Ti として記憶し該当フレーム
検出部19に出力する。ここで、時刻Ts は、日常的
な時刻や相対的な時刻でも良いが、本実施例ではデイス
プレイ部2及びデイスプレイコントローラ3でのフレー
ム同期信号より時間分解能を高く設定しておくことによ
って、表示されたフレームを任意に指定することを可能
している。ステツプS5では、内容検出部21が、マウ
ス1の各ボタンのON/OFF状態をサンプリングし、
ある短時間内でのON/OFFの切り替わりを検出し、
どのボタンが操作され何回ON/OFF(クリツク)さ
れ、現在ボタンがON状態中であるといつた操作内容S
i を検出し記憶し出力する。特にここでは、操作内容
Si としてある一つのボタンに対する1回クリツクと
連続2回クリツクに着目する。
【0021】次にステップS6では、指示位置(Xi,
Yi )がデイスプレイ部2に表示されているどのウイ
ンドやサブ・ウインド内に該当するかを調べる。具体的
には、該当ウインド検出部18が、ウインド情報管理部
5内のウインド座標管理部12からのウインド管理番号
Wnと、ウインド座標(Xsw,Ysw)及び(Xew
,Yew)と、指示位置(Xi,Yi )を用いて、X
sw ≦ Xi ≦ Xes  かつ  Ysw ≦ 
 Yi ≦ Yewなる条件を満たすウインド(または
サブ・ウインド)を探し出し、その該当ウインド(また
はサブ・ウインド)の管理番号Wiをウインド情報管理
部5に出力して、指示位置(Xi,Yi )をウインド
内座標(Xiw,Yiw)に座標変換し、それを該当ア
イコン検出部20に出力する。尚、ここで、(Xsw,
Ysw)と(Xew,Yew)は、デイスプレイ部2の
画面上に表示されているウインドの左上と右下の座標(
座標系はカーソル位置とおなじ)を表す。また、ウイン
ド情報管理部5では、ウインドとサブ・ウインドとアイ
コンの位置的包含関係に基づいてウインド情報(ウイン
ド座標、動画像スケジユール、アイコン情報(履歴情報
等)等)を階層的に管理している。また、ウインドが重
なつている場合は、最上部に表示されたウインドへの指
示が優先される。ここで、該当ウインドがないと判断さ
れた場合、処理はステップS2へ戻り、該当ウインドが
あると判断された場合、処理はステップS7へ進む。
【0022】ここでは以降の説明を簡単にするために、
アイコンは必ずウインド上にあることにする。
【0023】次にステップS7では、該当ウインド(或
は該当サブ・ウインド)が動画像用ウインド(動画像用
サブ・ウインド、或は、管理用サブ・ウインド、或は、
動画像制御用サブ・ウインド)であるか否かを判定する
。ここで、該当ウインドが動画像用ウインドであると判
定されたならば、処理はステップS8へ進む。これに対
して、該当ウインドが動画像用ウインドでないと判定さ
れたならば(即ち、従来の静的なウインドであるならば
)、処理はステップS9進み、従来のウインド管理下で
の処理を行った後、ステップS2に戻る。
【0024】このステップS7の具体的な処理は、次の
ようなものである。即ち、該当ウインド管理番号Wi 
を受信したウインド情報管理部5は、該当ウインドが動
画像用であるか否かに関してウインド情報(例えば、動
画像識別子)を用いて判定し、動画像用ウインドと判定
されたならば、ウインド情報管理部5内の次の処理に入
り、動画像用ウインドでなく従来の静的なウインドと判
定されたならば、ウインド情報管理部5は、処理を従来
のウインド・マネージヤ等のメインシステム23に移管
する為の情報(該当ウインド、入力指示情報、etc)
メインシステム23に送る。
【0025】以下、該当ウインドは動画像ウインドであ
る場合について説明する。
【0026】まず、ステップS8では、該当する動画像
用ウインドの状態を検出する。ここでは検出する動画像
用ウインドの状態として、内部の動画像の表示が停止し
ているか進行しているかに着目する。即ち、動画像の状
態情報を管理している動画像スケジユール管理部13が
、該当ウインド管理番号Wi から該当動画像の状態情
報を引き出し、該当処理検出部7に出力する。動画像ス
ケジユール管理部13は、動画像制御部22と密接に関
係し情報のやり取りをしている。
【0027】次にステップS10では、該当動画像ウイ
ンドの指示時間Ti に対応するフレームを検出する。 即ち、動画像スケジユール管理部13は、該当ウインド
のスケジユール情報(Ts :動画像が動き始めた時刻
、Fs:開始フレーム番号、Tf:表示速度(フレーム
数/秒))を該当フレーム検出部19に送る。これに呼
応して、該当フレーム検出部19は、指示時間Ti 、
及びスケジユール情報Ts 、Fs 、Tf を用いて
、該当フレーム番号Fi を次の式に従って求め、その
結果をウインド情報管理部5に送る。
【0028】 Fi =INT[(Ti −Ts )×Tf ]+Fs
ただし、Ts <Ti (動画像が動きを開始している
)尚、この式でのINTは整数化演算子である。
【0029】また、これらスケジユール情報(Ts 、
Fs 、Tf)で表現できる動画像の動きは定速運動で
あり、停止や再生、逆再生等の操作が発生する度にスケ
ジユール情報Ts 、Fs 、Tf は更新される。ま
た動画像が停止している場合は、開始フレーム番号Fs
 がそのまま該当フレーム番号Fi になる。
【0030】このようにして該当フレームが検出される
と、処理はステップS11に進み、該当動画像用ウイン
ド内のアイコンを形成する。
【0031】ステップS11では、該当フレーム番号F
i を受信したウインド情報管理部5内部のアイコン情
報管理部14は、アイコン履歴情報管理部15から該当
ウインド管理番号Wi の該当フレーム番号Fi に相
当するアイコン配置情報(アイコン管理番号とアイコン
のウインド内座標)とアイコン処理情報(アイコン管理
番号と処理管理番号)とを検出し、それらの情報をアイ
コン形成部6に送る。これに呼応してアイコン形成部6
では、アイコン配置情報をアイコン・マツプ(アイコン
のウインド内座標に相当するメモリ空間にアイコン管理
番号を書き込んだもの)に展開し、アイコン処理情報を
アイコン・テーブル(アイコン管理番号に相当するメモ
リ空間に処理管理番号を書き込んだもの)に変換するこ
とでアイコンが形成される。
【0032】このようにしてアイコンが形成されると、
処理はステップS12に進み、該当アイコンの検出を行
う。
【0033】ステップS12では、該当アイコン検出部
20が、アイコン・マツプ16から指示位置のウインド
内座標(Xwi,Ywi)に相当するメモリ空間からア
イコン管理番号を読み出し、これを該当アイコン管理番
号Iiとしてアイコン・テーブル17に送る。ここで、
該当アイコンが存在しない場合は、アイコン・マツプ1
6から読み出したアイコン管理番号はダミー(登録済ア
イコン管理番号と一致しない特殊な値)とみなされ、ダ
ミーの該当アイコン管理番号Ii をアイコン・テーブ
ル17に送信する。
【0034】次にステップS13では、該当アイコンと
マウス1の操作内容と該当ウインドの動画像の状態情報
に基づき、該当処理を決定する。即ち、アイコンテーブ
ル17は該当アイコン管理番号Ii に相当するメモリ
空間から処理管理番号Oi を読み出して該当処理決定
部7に送る。ここで、該当アイコン管理番号Ii がダ
ミーである(該当アイコンが存在しない)場合は、アイ
コン・テーブル17から読み出される処理管理番号Oi
 は非処理コードとなる。次に、該当処理決定部7は、
処理管理番号Oi 、操作内容Si、及び、動画像の状
態に基づいて該当処理を決定する。
【0035】ここでは、操作内容Si として1回クリ
ツクと連続2回クリツクに、動画像の状態として停止と
進行に着目して、以下の4つの場合に分けて説明する。 即ち、 CASE1:動画像状態が進行で操作内容が1回クリツ
クの場合、 CASE2:動画像状態が進行で操作内容が連続2回ク
リツクの場合、 CASE3:動画像状態が停止で操作内容が1回クリツ
クの場合、 CASE4:動画像状態が停止で操作内容が連続2回ク
リツクの場合、 を考える。
【0036】CASE1では、処理管理番号Oi (非
処理コードを含めて)に関わらず、該当動画像ウインド
の表示を停止し静的な表示にし、先の形成されたアイコ
ンをそのウインド内に表示(例:図2内の球体周囲の点
線)するといつた処理に決定する。
【0037】CASE2では、該当アイコンが存在する
場合は処理管理番号Oi に相当する処理に決定し、該
当アイコンが存在しない(非処理コード)の場合はCA
SE1での結果処理と同じ処理に決定する。
【0038】CASE3では、該当アイコンが存在する
場合は処理管理番号Oi に相当する処理に決定し、該
当アイコンが存在しない(非処理コード)の場合は該当
動画像ウインド内の停止している動画像の進行を再開す
るといつた処理に決定する。
【0039】CASE4では、該当アイコンが存在する
場合は該当アイコンの状態情報を表示し新たなモード(
状態情報の変更等)に入るといつた処理に決定し、該当
アイコンが存在しない(非処理コード)場合は該当動画
像ウインド内の停止している動画像の進行を再開すると
いつた処理に決定する。
【0040】以上のように該当処理が決定されると、そ
の決定に基づいて、ステツプS14では該当処理を実行
する。即ち、該当処理決定部7が決定された処理に基づ
いて動画像制御部22及びメインシステム23にコマン
ド及び付属情報等の情報を伝達し、それに呼応して動画
像制御部22及びメインシステム23は、その情報に基
づいて処理の実行を開始する。このとき、動画像の表示
に関する処理の実行は動画像処理装置制御部22が、従
来の静的な表示に関する処理の実行はメインシステム2
3(特にウインド・マネージヤー)が、それぞれ役割分
担して行う。
【0041】ステツプS14での該当処理が終了すると
、処理はステップS2に戻り、マウス入力待ち状態とな
る。
【0042】このような方式は、該当処理決定部7で決
定された処理の実行によりデイスプレイ部2の画面に新
たなウインドやアイコンが生成され表示された場合にお
いても、適用される。ただし、この時はウインド情報管
理部5に対して、情報の更新が発生する。特に、新たに
生成表示されたウインドと消去されたウインド等に付随
する情報(ウインド座標、アイコン履歴情報、等)の更
新が行われ、動画像の表示変化(停止や進行再開)に付
随する動画像状態情報の更新が行われる。
【0043】従って本実施例に従えば、デイスプレイ上
のウインド内に動画像が存在する場合、時間的に変化し
たり、及び/或は表示場所が移動したりする対象物に対
してもマウス等の入力指示手段で指定(クリツク)する
ことができるので、動的な対象物を静的な対象物(静止
画像、テキスト、グラフイツクなど)と同様に扱えるこ
とが可能になる。
【0044】また、本実施例に従えば、動画像の表示状
態に応じて入力指示による処理を動的に変えること、例
えば、進行中の動画像を停止させてから動画像内にはめ
込まれたアイコンを指定したり、進行中の動画像に直接
アイコンを指定したり、停止中の動画像に対してアイコ
ンの指定・設定や動画再開等の操作を可能にすることに
より、使い勝手のよいユーザインタフエースを提供でき
る。
【0045】なお本実施例では、マウスのクリツク入力
の発生した時刻である指示時刻は、システムタイムクロ
ックの時刻をクリツク入力のタイミングでラツチするこ
とで確保するものとして説明したが、本発明はこれに限
定されるものではない。
【0046】例えば、表示されている複数の動画像用ウ
インドに対して、それらのウインド毎に表示されている
動画像のフレーム番号を管理するフレーム・カウンタと
フレーム・カウンタバツフアを設定することでも可能で
ある。具体的には、動画像の再生、逆再生、早送り、巻
き戻し等の表示制御に対してフレーム・カウンタは可変
速なインクリメントやデイクリメントをすることによつ
て現在表示されているフレーム番号を維持し、マウスで
のクリツク入力のタイミングでフレーム・カウンタの値
をフレーム・カウントバツフアにラツチすることで指示
時刻を確保することができる。そして、該当フレームの
検出は、検出された該当動画像用ウインドのフレーム・
カウントバツフアを読み出すことで容易にできる。ここ
で、フレーム・カウンタの初期設定や可変的なインクリ
メントやデイクリメントは、動画像スケジユール管理部
13から開始フレーム番号や表示速度等の情報から制御
できる。
【0047】さらに、マウスのクリツク入力の発生した
時刻である指示時刻の確保の別の例として、アイコン履
歴情報管理部15の履歴情報の管理単位に対してポイン
タを設け、動画像の表示変化に追従させてポインタを動
かし、ポインタは表示されている動画像に対応したアイ
コン群の履歴情報の単位を常時指示し、マウスからのク
リツク入力のタイミングでこれらポインタをポインタバ
ツフアにラッチすることで実現することも可能である。 この場合は、動画像のフレームとアイコン履歴情報の管
理単位は、1対1対応とは限らずn対1対応の場合もあ
る(連続する複数のフレームでアイコンの構成が変化し
ていないことに相当する)。
【0048】また、該当ウインドの検出タイミングは、
マウスからクリツク入力が発生した時点として本実施例
では説明したが、本発明はこれに限定されるものではな
い。例えば、マウスの移動が発生するたびにカーソルの
位置がどのウインドに属するか求め、クリツク入力が発
生すると直ちに該当ウインドが検出するように制御する
こともできる。さらに、本実施例における該当ウインド
の位置検出は、指示座標とウインド座標の比較で行った
が、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、
該当アイコンの検出で用いたアイコン・マツプの方式を
該当ウインドの検出でもウインド・マツプとして適用し
、デイスプレイ座標に相当するメモリ空間にウインド管
理番号を書き込んでおくことにより対応することができ
る。さらにまた、該当アイコン検出を該当ウインド検出
のように指示座標とアイコン座標の比較で行うことも可
能である。
【0049】さらにまた、本実施例では、アイコン履歴
情報管理部15の履歴情報をアイコン座標で履歴化して
いるが、本発明はこれに限定されるものではない。例え
ば、アイコン・マツプの形で履歴化することも可能であ
る。
【0050】さらにまた、本発明は本実施例の図1で示
したユーザインタフエースの制御方式の構成に限定され
るものではない。例えば、カーソル発生部8を入力指示
情報発生部4に包含すること、該当ウインド検出部18
をウインド情報管理部5に包含すること、該当フレーム
検出部19をウインド情報管理部5またはアイコン形成
部6に包含すること、そして、該当アイコン検出部20
をアイコン形成部6に包含することも可能である。
【0051】さらにまた本実施例では、マウス1の操作
内容としては、ある1つの操作ボタンの1回クリツクと
連続2回クリツクに関してのみ、そして、動画像の状態
としては、表示の停止と進行の2つの状態についてのみ
を考慮し、これらの組み合わせである4つの処理内容に
ついてのみを説明したが、本発明はこれに限定されるも
のではなく、他の操作内容や他の動画像の状態を導入し
、処理内容を拡張することが可能であることは言うまで
もない。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、デ
イスプレイに表示された動画像に対して画面制御の操作
を行うことできる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1−1】
【図1−2】本発明の代表的な実施例であるユーザイン
タフエースの制御方式の概念を示すブロツク図である。
【図2】動画像を含むウインドの表示例である。
【図3】ユーザインタフエース制御方式の動作概要を示
すフローチヤートである。
【図4】従来のデイスプレイ画面の表示例てマウスでク
リツクする前のデイスプレイ画面状態である。
【図5】従来のデイスプレイ画面の表示例でマウスでク
リツクした後のデイスプレイ画面状態である。
【符号の説明】
1  マウス 2  デイスプレイ部 3  デイスプレイコントローラ 4  入力指示情報発生部 5  ウインド情報管理部 6  アイコン形成部 7  該当処理決定部 23  メインシステム

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  画面に表示された動画像に対するユー
    ザインタフエース制御方式であって、前記動画像を表示
    する表示手段と、前記動画像内の所望の対象物に対して
    画面制御及び操作制御を指示する入力指示手段と、前記
    入力指示手段による入力指示に基づいて、入力指示情報
    を発生する入力指示情報発生手段と、前記動画像の状態
    を管理する動画像状態管理手段と、前記入力指示情報と
    前記動画像状態管理手段によって管理される管理情報と
    に基づいて前記動画像に対する処理を決定する処理決定
    手段と、前記処理決定手段によって決定された処理に基
    づいて前記動画像の表示を制御する動画制御手段とを有
    することを特徴とするユーザインタフエース制御方式。
  2. 【請求項2】  前記入力指示手段は、マウスであるこ
    とを特徴とする請求項第1項に記載のユーザインタフエ
    ース制御方式。
  3. 【請求項3】  前記入力指示情報は、前記入力指示手
    段が動作した時刻と、前記入力指示手段が動作した前記
    画面上の位置と、前記入力指示手段が指示した内容とを
    含むことを特徴とする請求項第1項に記載のユーザイン
    タフエース制御方式。
  4. 【請求項4】  前記動画制御手段は、少なくとも、前
    記動画像の表示を停止或は再開させたりできることを特
    徴とする請求項第1項に記載のユーザインタフエース制
    御方式。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0352070A (ja) * 1989-07-20 1991-03-06 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 動画像の関連情報参照方式

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