JPH04291639A - レコード処理装置 - Google Patents

レコード処理装置

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JPH04291639A
JPH04291639A JP3056916A JP5691691A JPH04291639A JP H04291639 A JPH04291639 A JP H04291639A JP 3056916 A JP3056916 A JP 3056916A JP 5691691 A JP5691691 A JP 5691691A JP H04291639 A JPH04291639 A JP H04291639A
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JP
Japan
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record
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records
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JP3056916A
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Takayuki Matsui
孝行 松井
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、計算機システムにおい
て、同一ファイル上の同一条件のレコードに対して、複
数の同種のトランザクションが処理を行う際のレコード
占有方式に関する。
【0002】近年、計算機システムに種々の業務データ
を入力し、数多くの業務端末からそれらのいずれか1つ
を選択して処理を行うような共同トランザクション処理
が増えている。この共同トランザクション処理において
、業務データが格納されているレコードに対する処理を
行う際は、レコードの更新内容の擦れ違いを防止するた
め、該当レコードを占有するが、この占有により他のト
ランザクションによるレコードの検索が待たされてしま
うことがある。
【0003】このため、条件に適合するレコードをそれ
ぞれのトランザクションに均等に分配して、各トランザ
クションが同じレコードを巡って待ちに入らないように
レコードの占有を行う手段が要請されている。さらに、
レコードの分配に際しては、先着順サービスの原則から
、発生順が保持される必要がある。
【0004】
【従来の技術】図8は従来例のシステム構成図で、銀行
業務について説明する。顧客から渡された伝票の内容は
業務端末より入力され、「承認待ち」という同一条件で
発生順にレコード記憶部1に格納される。ここで、複数
の責任者が別の業務端末よりそれぞれ承認業務を行って
おり、これらの端末より承認業務を起動すると、トラン
ザクション処理部2は同一処理内容のトランザクション
21, 22を端末対応で発生する。そして、それぞれ
のトランザクション21, 22は「承認待ち」のレコ
ードを獲得して占有し、責任者により承認が与えられる
と、その内容は該当レコードに格納されて「承認待ち」
条件から除外される。
【0005】ここで、レコード占有制御部3aは処理中
のレコードの占有/非占有を管理するもので、レコード
検索制御部4aはトランザクション21, 22より依
頼されたレコードを検索する際、そのレコードが占有中
の場合は要求元トランザクションを待ち状態に設定する
【0006】このように共同トランザクション処理にお
いて共同更新を行う場合、複数のトランザクション21
, 22が更新を目的として検索する際、占有による待
ちが発生する。これを回避するため、各トランザクショ
ンは占有したレコードのポインタを検索ポインタ6に記
憶しておき、次のトランザクションはそのポインタの次
のレコードを指定して検索を依頼する。そして、レコー
ド検索制御部4aは、指定されたポインタから「承認待
ち」のレコードを検索し、該当条件を満たすレコードが
存在しなくなったらファイルの先頭から再度検索してい
る。
【0007】なお、図8のレコード11〜1nは、必ず
しもすべてが同一条件ではなく、他の条件のレコードも
混在し、別種のトランザクションにより処理される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の方法は、入
力された業務データの処理順番をそれほど問わない運用
形態ならば問題はないが、銀行のような窓口業務におい
て、何らかの都合(オペレータの離席など)により処理
を保留して元に戻し、再度同じ条件で検索した場合、検
索ポインタ6の次から検索を開始するため、一度該当条
件を満たすレコードが無くなって先頭から再度検索しな
おすまで、その戻したレコードの処理が待たされること
になる。このため、サービスする側の都合によって先着
順サービスが崩れるという課題を生じていた。
【0009】本発明は、上記課題に鑑み、所定条件に適
合するレコードをそれぞれのトランザクションに均等に
分配して各トランザクションが同じレコードを巡って待
ちに入らず、且つレコードの分配に際しては発生順を保
持するレコード占有方式を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】図1は一実施例の構成図
で、対応する機能部分を抽出して説明する。1はレコー
ド記憶部で、所定の条件を満たす複数のレコードを発生
順に格納する。2はトランザクション処理部で、前記レ
コード群のうちのいずれか1つのレコードをそれぞれ更
新する複数の同種のトランザクションを発生する。3は
レコード占有制御部で、各トランザクションからの依頼
により、該条件を満たすレコードの検索をレコード検索
制御部4に依頼するとともに、レコードの占有および開
放を同時更新制御部5に通知する。5は同時更新制御部
で、占有中のレコードに占有情報を書き込む。4はレコ
ード検索制御部で、占有情報が書き込まれているレコー
ドを除外したレコード群を所定の条件を満たすレコード
群として発生順に検索する。
【0011】
【作用】トランザクションは、検索ポインタの代わりに
、それぞれ所定条件aを指定してレコード取得を依頼す
る。これにより、レコード占有制御部3はレコード検索
制御部4に条件aのレコード検索を要求するとともに、
該当レコードの占有/開放時に同時更新制御部5に通知
し、同時更新制御部5は占有されたレコードに占有情報
を格納し、開放時に消去する。
【0012】一方レコード検索制御部4は、指定された
条件aのレコード群から占有情報が書き込まれたレコー
ドを除いたレコード群を発生順に検索し、要求元に検索
したレコードを渡す。
【0013】図2の本発明の作用説明図は、レコード検
索制御部4が条件aでレコード記憶部1を検索して作り
出すレコード記憶部1の論理ビュー(全レコード中から
ある条件を満たすレコードを選択的に抜き出して見せる
もの)1aを示したもので、この論理ビュー1aの初期
値が図2の1a−0のようになっていたとき、あるトラ
ンザクションが先頭レコード1a(1) を獲得すると
、レコード占有制御部3は該当レコードが占有されると
同時に同時更新制御部5に指示し、同時更新制御部5は
レコード1a(1) に占有情報を書き込む。この結果
、レコード1a(1) は該当論理ビューから消されて
図2の1a−1のようになる。
【0014】続いて、他のトランザクションが同一条件
で検索を行うと、新たな先頭レコード1a(2) を検
索することになる。このとき占有済みレコード1a(1
)は論理ビューから消えているため、待ちは発生せず、
該当レコードを占有できる。このときも同様に占有した
レコード1a(2)を論理ビューから消して図2の1a
−2のようにする。
【0015】このとき、以前にレコード1a(1)を占
有していたトランザクションが処理をキャンセルし、該
当レコードの占有を解除した場合、レコード占有制御部
3は同時更新制御部5に指示し、同時更新制御部5は占
有情報を消して該当レコード1a(1) を再度論理ビ
ューに復活させ、図2の1a−3のようにする。
【0016】このように該当レコードは論理ビュー上に
格納順(発生順)が保存されたまま復活するため、次に
同一条件で検索が行われた場合に発生順サービスが受け
られる。
【0017】
【実施例】図1は一実施例の構成図、図3はレコード構
成例を表す図、図4はトランザクション処理のフローチ
ャート図、図5はレコード占有制御部の処理フローチャ
ート図、図6はレコード検索制御部の処理フローチャー
ト図、図7は同時更新制御部の処理フローチャート図で
ある。図1において、1はレコード記憶部であり、業務
データを発生順にレコード(11,12,…,1k,…
,1n)として格納するもの、2はトランザクション処
理部であり、種々のトランザクション処理を有し、それ
ぞれ複数の窓口端末等から呼び出されてレコード記憶部
1内のレコードを所定条件で格納順に検索して、共同し
て処理してゆくもの、3はレコード占有制御部であり、
同時更新制御部5に占有/開放を通知してレコード記憶
部1の論理ビューの上からレコードを占有するとともに
、1つのトランザクションが目的のレコードを処理して
いる間、他のトランザクションが同じレコードを処理し
ようとしたら、後者を待たせるもの、4はレコード検索
制御部で、各トランザクションのレコード取得依頼に応
じてレコード記憶部1を格納順(発生順)に検索し、指
定された条件に適合するレコードを検索してレコード占
有制御部3に該当条件によるレコード記憶部1の論理ビ
ューを見せるもの、5は同時更新制御部であり、検索し
たレコードを要求元トランザクションに占有させる際に
該当レコードに占有情報を格納して論理ビューから消す
とともに、占有解除時に占有情報を消して論理ビューに
復元するもの、21,22はトランザクションであって
、ここでは同種のトランザクションである。
【0018】図3はレコード記憶部1を構成するレコー
ド構成の実施例であり、ハードディスク等の大容量記憶
装置で構成される。個々のレコードはトランザクション
処理部2で利用する種々のデータ項目を含んでいる。こ
こではそれぞれのレコードに占有/非占有を表す情報(
占有情報)が付加される。例えば、本実施例では項目0
 を特別にその目的で使用している。
【0019】図4はトランザクション処理部2を構成す
るトランザクションの一実施例を示すフローチャート図
である。業務端末から業務処理を呼び出すと、それに対
応したトランザクションが発生し、該当業務に応じたレ
コードを探し出すために検索条件を設定し(ステップ2
01)、この条件に適合するレコードを得るためにレコ
ード占有制御部3にレコード取得依頼を行う(ステップ
202)。この後、端末からオペレータが業務入力する
ことによって処理を行う(ステップ203)。このとき
、オペレータの都合などで処理がキャンセルされた場合
は(ステップ204)、レコードの内容を変更せずにレ
コード占有制御部3にレコード解放依頼を行う(ステッ
プ206)。処理を実施した場合は(ステップ204)
、その内容をレコードに反映して(ステップ205)、
レコード占有制御部3にレコード解放依頼を行う(ステ
ップ206)。
【0020】図5はレコード占有制御部3の一実施例を
示すフローチャート図である。レコード占有制御部3は
、依頼元トランザクションからレコード取得を依頼され
ると、該当トランザクションから指定された検索条件の
レコードを見つけるためにレコード検索制御部4にレコ
ード検索依頼を行い(ステップ301)、該当検索条件
に適合するレコードが有った場合(ステップ302)、
そのレコードに『占有中』を記録するよう同時更新制御
部5に依頼し(ステップ303)、該レコードを占有す
る(ステップ304)。
【0021】また、レコード開放が依頼されると、同レ
コードの占有を解除し(ステップ311)、そのレコー
ドに『非占有』を記録するよう同時更新制御部5に依頼
する(ステップ312)。
【0022】図6はレコード検索制御部4の一実施例を
示すフローチャート図である。レコード検索制御部4は
、各トランザクションからレコード占有制御部3経由で
指定された検索条件に基づきレコード位置づけを行い(
ステップ401)、レコード終了か否か調べ(ステップ
402)、終了でなければレコードを1つ取り出し(ス
テップ403)、そのレコードが『占有中』か(ステッ
プ404)、検索条件に適合するか(ステップ405)
を調べ、占有中でなく、且つ検索条件に適合するなら、
そのレコードを依頼元に通知する(ステップ407)。
【0023】ステップ404、405において、そのレ
コードが占有中である、または検索条件に適合しないな
らば、次のレコードについて同様に調べるため(ステッ
プ406)、ステップ402から繰り返し処理を行う。 ステップ402でレコードが終了になった場合は、依頼
元にレコード無しを通知する(ステップ408)。
【0024】図7は同時更新制御部5の一実施例を示す
フローチャート図である。同時更新制御部5が『占有中
』記録を依頼された場合は、該当レコードを読み込み(
ステップ501)、同レコードの項目0に『占有中』を
設定し(ステップ502)、その内容を同レコードに書
き込む(ステップ503)。『非占有』記録を依頼され
た場合も同様であり、該当レコードを読み込み(ステッ
プ511)、同レコードの項目0に『非占有』を設定し
(ステップ512)、その内容を同レコードに書き込む
(ステップ513)。なお、本実施例では2つのフロー
チャート図で説明しているが、依頼時のパラメタ指定な
どにより、1つのフローチャート図で実現してもよい。
【0025】以上のごとく、占有情報を占有中のレコー
ドに書き込むことにより、そのレコードを所定条件から
除外して発生順に検索するため、同一レコードを巡って
待ちが発生せず、また発生順に更新が行われることにな
る。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
それぞれのトランザクションに条件に適合するレコード
を、待ちが発生しないよう、且つ処理の中断などがあっ
ても先着順サービスを乱さずに均等に分配することがで
きるため、銀行の窓口業務などの業務のOA化の普及お
よび効率化に寄与するところが大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】  一実施例の構成図
【図2】  本発明の作用説明図
【図3】  レコード構成例を表す図
【図4】  トランザクション処理のフローチャート図
【図5】  レコード占有制御部の処理フローチャート
【図6】  レコード検索制御部の処理フローチャー
ト図
【図7】  同時更新制御部の処理フローチャート
【図8】  従来例のシステム構成図
【符号の説明】
1  レコード記憶部 1a  論理ビュー 2  トランザクション処理部 3、3a  レコード占有制御部 4、4a  レコード検索制御部 5  レコード同時更新制御部 6  検索ポインタ 21、22  トランザクション

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  所定の条件を満たす複数のレコードを
    発生順に格納するレコード記憶部(1) と、前記レコ
    ード群のうちの1つのレコードをそれぞれ占有して同種
    の処理を行う複数のトランザクションを発生するトラン
    ザクション処理部(2) と、レコード占有制御部(3
    ) と、レコード検索制御部(4) と、同時更新制御
    部(5) とを有し、該レコード占有制御部(3) は
    、該トランザクションからの依頼により、該条件を満た
    すレコードの検索を前記レコード検索制御部(4) に
    依頼するとともに、該レコードの占有および開放を前記
    同時更新制御部(5) に通知するものであり、該同時
    更新制御部(5) は占有中のレコードに占有情報を書
    き込むものであり、該レコード検索制御部(4) は、
    該占有情報が書き込まれているレコードを除外したレコ
    ード群を所定の条件を満たすレコード群として発生順に
    検索するものであり、順次発生する該トランザクション
    に対し、該占有情報を有するレコードを除外したレコー
    ド群のうちから発生順に該レコードを検索して占有させ
    ることを特徴とするレコード占有方式。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011134143A (ja) * 2009-12-25 2011-07-07 Fujitsu Frontech Ltd 情報処理装置、情報処理方法、および情報処理プログラム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01217527A (ja) * 1988-02-25 1989-08-31 Fujitsu Ltd 情報処理装置におけるレコード占有制御方式
JPH01220046A (ja) * 1988-02-29 1989-09-01 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 排他制御方法
JPH02113350A (ja) * 1988-10-24 1990-04-25 Nec Corp ファイル処理装置

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