JP5427593B2 - 情報処理装置、情報処理方法、および情報処理プログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、および情報処理プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP5427593B2
JP5427593B2 JP2009293662A JP2009293662A JP5427593B2 JP 5427593 B2 JP5427593 B2 JP 5427593B2 JP 2009293662 A JP2009293662 A JP 2009293662A JP 2009293662 A JP2009293662 A JP 2009293662A JP 5427593 B2 JP5427593 B2 JP 5427593B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
update
record
asynchronous
information
item
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2009293662A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011134143A (ja
Inventor
孝行 松井
篤史 矢嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Frontech Ltd
Original Assignee
Fujitsu Frontech Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Frontech Ltd filed Critical Fujitsu Frontech Ltd
Priority to JP2009293662A priority Critical patent/JP5427593B2/ja
Publication of JP2011134143A publication Critical patent/JP2011134143A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5427593B2 publication Critical patent/JP5427593B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)

Description

本発明は、同一レコードへの複数の利用者による同時アクセスを許す情報処理装置、情報処理方法、および情報処理プログラムに関する。
銀行等の金融機関では、営業店における窓口業務の担当者(窓口担当者)と後方業務の担当者(後方担当者)のうち、後方担当者を営業店から切り離して集中センタに集約する業務形態が増えてきている。このような業務形態は、本来、営業店ごとに配置する必要があった後方担当者を集中センタに集約し、後方業務の効率化を図ることができる。
こうした業務形態以前において、多くの銀行は、営業店内に窓口担当者と後方担当者がいることにより、窓口担当者と後方担当者相互の連絡を口頭等により速やかにおこなうことができた。たとえば、窓口担当者が一旦受け付けた処理を取り消す場合、窓口担当者は、同じフロアにいる後方担当者に処理を取り消す旨の連絡をおこなうことで速やかな取消処理を実現していた。
しかしながら、後方業務を集中センタに集約した業務形態は、業務の効率化が図られる反面、取消処理など一部の処理においては不都合を生じている。このような業務形態で窓口担当者が一旦受け付けた処理を取り消す場合、窓口担当者は、集中センタに処理を取り消す旨の連絡をおこなう必要が生じ、以前と比較すると速やかな取消処理の実現が困難になっていた。
そこで、窓口担当者が集中センタに取消の連絡をおこなう方法に代えて、後方担当者が後方業務を処理する際に取消予約一覧を確認する方法を採用した情報処理システムがある。図15は、取消予約一覧を用いる情報処理システムの概要を示す図である。窓口端末装置90が受け付けた案件は、一意に識別可能な受付番号が付されて案件テーブル93に登録されることにより、後方端末装置91に案件の処理依頼がされる。案件テーブル93に登録された案件は、ステータスが「エントリ待」となり、後方端末装置91から処理対象として取得されるのを待つ。後方端末装置91が案件テーブル93から「エントリ待」の案件を受付番号の指定、もしくは先着順に取り出して、対応する処理を実行する。後方端末装置91による取り出した案件の実行により、案件のステータスは「承認待」となる。また、後方端末装置91が処理終了後の承認を担当する場合は、案件テーブル93から「承認待」の案件を受付番号の指定、もしくは先着順に取り出して、対応する処理を実行する。後方端末装置91による取り出した案件の承認により、案件のステータスは「承認済」となる。
そして、窓口端末装置90が処理依頼をした案件の取り消しは、取消予約一覧92に取り消したい案件の受付番号を登録することによりおこなう。したがって、後方端末装置91は、案件テーブル93から案件を取り出す際に、その案件に対して取消予約がなされていないかを取消予約一覧92で確認することが求められる。
しかし、後方端末装置91は、案件の取り消しが生じているか否かに関わらず、取消予約一覧92と案件テーブル93の2つのテーブルを扱う必要がある。このような情報処理システムは、データベースへのアクセス数を必要以上に増大させ、過大な性能資源を必要とし、かつ、アプリケーションの開発コストも増大する。また、必要なテーブルが増えることは、データベースの保守に係るコストを増大させる。
そこで、案件テーブル93に直接、案件の取り消しを登録することができれば、取消予約一覧92を備える必要がなくなる。そこで、同一レコードに複数のアクセスが競合した場合に、同一レコードの占有許可を制御する技術の提案がある(たとえば、特許文献1参照)。
特開2001−175523号公報
しかしながら、案件の取り消しのように緊急性の高いレコードアクセスの場合など、占有許可を得るまでもなく競合するアクセスに優先したい場合もある。また、案件を取り消すレコードアクセス同士が競合する場合には、先行技術文献に提案されているような技術を用いても、一方のレコードアクセスは、競合により待たされることになる。
本発明は、このような点に鑑みてなされたものであり、一部のアクセス要求について占有許可なしにレコードアクセスが可能な情報処理装置、情報処理方法、および情報処理プログラムの提供を目的とする。
上記課題を解決するために、情報処理プログラムは、コンピュータを、同期更新トランザクション処理手段、非同期更新トランザクション処理手段、レコード検索手段、特定情報更新手段、レコード更新手段、レコード占有制御手段、レコード更新制御手段、非同期更新制御手段として機能させる。
同期更新トランザクション処理手段は、レコード記憶部に格納されたレコードを占有して同期更新するトランザクションを受け付ける。非同期更新トランザクション処理手段は、レコードの占有状態に関わらずレコードを非同期更新するトランザクションを受け付ける。レコード検索手段は、レコードを検索する。特定情報更新手段は、レコードの占有状態、および非同期更新項目情報に規定されている非同期更新項目についてレコードを更新する。レコード更新手段は、占有状態および非同期更新項目を更新対象から除外してレコードを更新する。レコード占有制御手段は、同期更新トランザクション処理手段より指定された条件の検索をレコード検索手段に指示し、検索の結果にもとづいてレコードの占有状態の更新を特定情報更新手段に指示する。レコード更新制御手段は、同期更新トランザクション処理手段より指定された更新をレコード更新手段に指示する。非同期更新制御手段は、非同期更新トランザクション処理手段より指定された非同期更新項目の更新を特定情報更新手段に指示する。
また、上記課題を解決するために、情報処理装置は、同期更新トランザクション処理手段、非同期更新トランザクション処理手段、レコード検索手段、特定情報更新手段、レコード更新手段、レコード占有制御手段、レコード更新制御手段、非同期更新制御手段を備える。同期更新トランザクション処理手段は、レコード記憶部に格納されたレコードを占有して同期更新するトランザクションを受け付ける。非同期更新トランザクション処理手段は、レコードの占有状態に関わらずレコードを非同期更新するトランザクションを受け付ける。レコード検索手段は、レコードを検索する。特定情報更新手段は、レコードの占有状態、および非同期更新項目情報に規定されている非同期更新項目についてレコードを更新する。レコード更新手段は、占有状態および非同期更新項目を更新対象から除外してレコードを更新する。レコード占有制御手段は、同期更新トランザクション処理手段より指定された条件の検索をレコード検索手段に指示し、検索の結果にもとづいてレコードの占有状態の更新を特定情報更新手段に指示する。レコード更新制御手段は、同期更新トランザクション処理手段より指定された更新をレコード更新手段に指示する。非同期更新制御手段は、非同期更新トランザクション処理手段より指定された非同期更新項目の更新を特定情報更新手段に指示する。
また、上記課題を解決するために、同期更新トランザクション処理手段、非同期更新トランザクション処理手段、レコード検索手段、特定情報更新手段、レコード更新手段、レコード占有制御手段、レコード更新制御手段、非同期更新制御手段を備える情報処理装置の情報処理方法は、同期更新するトランザクションを受け付けた場合は、同期更新トランザクション処理手段より指定された条件の検索をレコード検索手段に指示し、検索の結果にもとづいてレコードの占有状態の更新を特定情報更新手段に指示するとともに、同期更新トランザクション処理手段より指定された更新を前記レコード更新手段に指示し、非同期更新するトランザクションを受け付けた場合は、非同期更新トランザクション処理手段より指定された非同期更新項目の更新を特定情報更新手段に指示する。
上記の情報処理装置、情報処理方法、および情報処理プログラムによれば、一部のアクセス要求について占有許可なしにレコードアクセスを可能とする。
第1の実施形態の情報処理装置のブロック図である。 第1の実施形態のレコード構成の一例を示す図である。 第1の実施形態の非同期更新項目情報の一例を示す図である。 第2の実施形態の情報処理システムの一例を示す図である。 第2の実施形態の情報処理システムにおける案件の取消予約の概要を示す図である。 第2の実施形態の情報処理装置のハードウェア構成例を示す図である。 第2の実施形態の同期更新トランザクション処理のフローチャートである。 第2の実施形態の非同期更新トランザクション処理のフローチャートである。 第2の実施形態のレコード検索処理のフローチャートである。 第2の実施形態の特定情報更新処理のフローチャートである。 第2の実施形態のレコード更新処理のフローチャートである。 第2の実施形態のレコード占有制御処理のフローチャートである。 第2の実施形態のレコード更新制御処理のフローチャートである。 第2の実施形態の非同期更新制御処理のフローチャートである。 取消予約一覧を用いる情報処理システムの概要を示す図である。
以下、実施形態を図面を参照して説明する。
図1は、第1の実施形態の情報処理装置のブロック図である。
情報処理装置10は、同期更新トランザクションまたは非同期更新トランザクションを受け付けて、レコード記憶部21に格納されているレコードを更新する。レコード記憶部21は、たとえば、ハードディスク等の大容量記憶装置で構成されたデータベースであり、情報処理装置10に備えられてもよいし、情報処理装置10と通信可能なデータベースサーバに備えられてもよい。
情報処理装置10が受け付けるトランザクション(同期更新トランザクション、および非同期更新トランザクション)は、情報処理装置10が生成するトランザクションであってもよいし、他の情報処理装置が生成したトランザクションであってもよい。同期更新トランザクション、および非同期更新トランザクションは、データベースの処理における作業単位である。同期更新トランザクションは、レコードを占有して更新処理を実行し、更新処理の終了により占有したレコードを解放する排他制御をおこなう。非同期更新トランザクションは、レコードの占有状態に関係なく更新処理を実行する。
情報処理装置10は、同期更新トランザクション処理手段11と、非同期更新トランザクション処理手段12と、レコード検索手段14と、特定情報更新手段16と、レコード更新手段18を備える。情報処理装置10は、さらに、レコード占有制御手段13と、レコード更新制御手段17と、非同期更新制御手段15を備える。
同期更新トランザクション処理手段11は、レコード記憶部21に格納されたレコードを占有して同期更新(レコードアクセスを排他制御して更新)するトランザクションを受け付ける。非同期更新トランザクション処理手段12は、レコード記憶部21に格納されたレコードの占有状態に関わらずレコードを非同期更新(レコードアクセスを排他制御せず更新)するトランザクションを受け付ける。
レコード検索手段14は、指示された検索条件にしたがいレコード記憶部21に格納されたレコードを検索する。特定情報更新手段16は、レコード記憶部21に格納されたレコードの占有状態を更新する。また、特定情報更新手段16は、レコード記憶部21に格納されたレコードの非同期更新項目を更新する。非同期更新項目は、レコード記憶部21に格納されたレコードに含まれる項目の一つであり、非同期更新項目情報20に予め項目の定義が規定されている。非同期更新項目情報20は、非同期更新項目となる項目の属性、操作内容等を含む。レコード更新手段18は、レコードの占有状態および非同期更新項目を更新対象から除外してレコード記憶部21に格納されたレコードを更新する。
レコード占有制御手段13は、同期更新トランザクション処理手段11より指定された条件の検索をレコード検索手段14に指示する。レコード占有制御手段13は、レコード検索手段14から取得した検索結果から更新対象とするレコードを特定する。レコード占有制御手段13は、更新対象としたレコードの占有状態の更新を特定情報更新手段16に指示する。レコード更新制御手段17は、同期更新トランザクション処理手段11より指定された更新をレコード更新手段18に指示する。
非同期更新制御手段15は、非同期更新トランザクション処理手段12より指定された非同期更新項目の更新を特定情報更新手段16に指示する。非同期更新制御手段15は、非同期更新項目について排他制御の対象外とし、他のトランザクションが占有しているか否かに関わらず、非同期更新項目の更新を指示する。
ここで、レコード記憶部21に格納されたレコード(レコード1、レコード2、レコード3、・・・、レコードn、・・・)の構成について、図2、図3を用いて説明する。図2は、第1の実施形態のレコード構成の一例を示す図である。図3は、第1の実施形態の非同期更新項目情報の一例を示す図である。
レコード構成22は、レコード記憶部21に格納されたレコードの構成である。個々のレコードは、トランザクションが扱う各種データ項目を含む。レコード構成22に示したレコードは、項目0から項目nまでの所定数の項目を含んで構成され、各項目は、予め名前、データ型が定義される。たとえば、項目0は、レコードの占有状態を表す情報(占有情報)として「占有」あるいは「非占有」を記録する。項目1(取消フラグ)は、レコードに対応する案件の取消予約を表す情報(非同期更新項目)として「ON」あるいは「OFF」を記録する。項目2(取消依頼者)は、取消予約の取消依頼者を表す情報(非同期更新項目)として取消依頼者を特定可能な情報(氏名や、社員番号などの識別情報)を記録する。項目3(緊急フラグ)は、レコードに対応する案件の緊急予約を表す情報(非同期更新項目)として「ON」あるいは「OFF」を記録する。項目4(緊急依頼者)は、緊急予約の緊急依頼者を表す情報(非同期更新項目)として緊急依頼者を特定可能な情報(氏名や、社員番号などの識別情報)を記録する。
項目1、項目2、項目3、項目4の非同期更新項目は、たとえば、非同期更新項目情報23に示すように、項目名ごとに属性、操作内容が予め定義される。したがって、レコード更新制御手段17と非同期更新制御手段15は、非同期更新項目情報23を参照することにより、レコード中の非同期更新項目を特定できる。
非同期更新項目情報23に定義される項目名は、レコード中の項目を特定する情報である。属性は、データを上書きする規則の定義である。操作内容は、許容される操作内容を定義する。たとえば、フラグ属性は、初期値「OFF」のフラグを「ON」にする更新のみを許容し、フラグを「OFF」にする更新を禁止する。また、付帯情報属性は、上書き更新をおこなっても差し支えない情報について制限なく上書きを許容する。このようにして、取り消したい案件に対応するレコードの取消フラグの「ON」更新は、いつでも誰でも許される。取消フラグが一旦「ON」となれば「OFF」になることはないから、排他制御をすることなく迅速なレコード更新を可能にする。
このようにして、情報処理装置10は、非同期更新項目情報の更新について占有許可なしにデータ更新を目的としたレコードアクセスを可能とする。これにより、情報処理装置10は、従来、必要とされた取消予約一覧92と案件テーブル93のような2つのテーブルを扱う必要がなくなる。そのため、情報処理装置10は、データベースへのアクセス数を低減し、過大な性能資源を必要とせず、かつ、アプリケーションの開発コストも削減される。また、情報処理装置10は、データベース構造を簡略化することによる、保守コストを低減する。
次に、より具体的な第2の実施形態について説明する。図4は、第2の実施形態の情報処理システムの一例を示す図である。
情報処理システム1は、銀行等の金融機関におけるシステム構成の一例であり、集中センタ2と営業店5とを接続するネットワーク9を含んで構成される。営業店5は、ネットワーク9に接続する複数の端末装置(窓口端末装置)8を備える。
集中センタ2は、ネットワーク9に接続する複数の端末装置(後方端末装置)4とサーバ3を備える。サーバ3は、データベースサーバ、およびアプリケーションサーバとして機能する。なお、情報処理システム1は、サーバ3を複数備え、データベースサーバとアプリケーションサーバを別個に設けるシステム構成とすることもできる。
次に、情報処理システム1における案件の取消予約の概要について説明する。図5は、第2の実施形態の情報処理システムにおける案件の取消予約の概要を示す図である。
案件テーブル30は、データベースに受付番号110−0001、130−0002、110−0005、115−0007、120−0008の5つの案件(レコード)が登録されている様子を示す。ステータスは、案件ごとの処理状態を示し、たとえば、「エントリ待」、「承認待」、「承認済」(図示せず)などがある。営業店5が備える端末装置8が案件を受け付けることにより、案件を一意に識別可能な受付番号が付され、ステータス「エントリ待」で、案件テーブル30に登録される。集中センタ2が備える端末装置4は、案件テーブル30に登録されている案件のうち処理対象(ステータス「エントリ待」)とする案件を占有して処理を実行し、ステータスを「承認待」に更新する。また、端末装置4は、案件テーブル30に登録されている案件のうち承認対象(ステータス「承認待」)とする案件を占有して承認を実行し、ステータスを「承認済」に更新する。端末装置4は、非同期更新項目である取消予約を除く、その他のデータを排他制御のもとで更新する。言い換えれば、非同期更新項目は、レコード占有状態でのレコード更新時にマスクされ、データを更新されることはない。このように、端末装置4は、レコードを占有してデータ更新をおこなうので、案件テーブル30の非同期更新項目を除いたデータの整合性は保証される。
端末装置8が案件テーブル30に登録した案件を取り消す場合、端末装置8は、任意のタイミングで取消予約を「未(OFF)」から「済(ON)」に更新する。取消予約は、フラグ属性の非同期更新項目として定義されることにより、「済」以外の値で更新することはできない。このように、案件テーブル30の非同期更新項目のデータの整合性も保証される。なお、取消予約が「済」となった案件は、端末装置8、またはサーバ3などによって取消処理がなされる。
次に、第2の実施形態の情報処理装置のハードウェア構成について説明する。図6は、第2の実施形態の情報処理装置のハードウェア構成例を示す図である。
情報処理装置100は、CPU(Central Processing Unit)101によって装置全体が制御されている。CPU101には、バス107を介してRAM(Random Access Memory)102、HDD(Hard Disk Drive:ハードディスクドライブ)103、通信インタフェース104、グラフィック処理装置105、および入出力インタフェース106が接続されている。
RAM102には、CPU101に実行させるOS(Operating System)のプログラムやサーバを実行するためのアプリケーションプログラムの少なくとも一部が一時的に格納される。また、RAM102には、CPU101による処理に必要な各種データが格納される。HDD103には、OSやアプリケーションプログラムが格納される。
グラフィック処理装置105には、モニタ108が接続されている。モニタ108は、たとえば、液晶ディスプレイである。グラフィック処理装置105は、CPU101からの命令に従って、画像をモニタ108に表示させる。
入出力インタフェース106には、キーボード110、マウス111が接続されている。また、入出力インタフェース106は、可搬型記録媒体112への情報の書き込み、および可搬型記録媒体112からの情報の読み出しが可能な可搬型記録媒体インタフェースと接続可能になっている。入出力インタフェース106は、スキャナ109、キーボード110、マウス111、可搬型記録媒体インタフェースから送られてくる信号を、バス107を介してCPU101に送信する。
通信インタフェース104は、ネットワーク9に接続されている。通信インタフェース104は、ネットワーク9を介して他のコンピュータとの間でデータの送受信をおこなう。
以上のようなハードウェア構成によって、情報処理装置100は、本実施の形態の処理機能(同期更新トランザクション処理機能、非同期更新トランザクション処理機能、レコード検索機能、特定情報更新機能、レコード更新機能、レコード占有制御機能、レコード更新制御機能、非同期更新制御機能)を備える。
なお、情報処理システム1は、アプリケーションサーバとして機能するサーバ3を情報処理装置100とすることができる。情報処理装置100は、端末装置4からの案件の処理依頼、あるいは端末装置8からの案件の登録依頼、取消依頼を受け付けてデータベースを更新する。この場合、情報処理装置100は、データベースサーバとしての機能を兼ねる。また、サーバ3をアプリケーションサーバとし、別途データベースサーバを備える場合、情報処理装置100は、データベースの更新をデータベースサーバに指示するようにしてもよい。なお、端末装置4、端末装置8も情報処理装置100と同様のハードウェア構成で実現できる。
また、情報処理装置100は、それぞれFPGA(Field Programmable Gate Array)やDSP(Digital Signal Processer)などからなるモジュールを含んで構成することもでき、CPU101を有しない構成とすることもできる。その場合、情報処理装置100は、それぞれ不揮発性メモリ(たとえば、EEPROM(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory)、フラッシュメモリ、フラッシュメモリ型メモリカードなど)を備え、モジュールのファームウェアを記憶する。不揮発性メモリは、可搬型記録媒体112、あるいは通信インタフェース104を介してファームウェアを書き込むことができる。このように情報処理装置100は、不揮発性メモリに記憶されているファームウェアを書き換えることにより、ファームウェアの更新をすることもできる。
次に、情報処理装置100(サーバ3)が実行する同期更新トランザクション処理について、図7を用いて詳細に説明する。図7は、第2の実施形態の同期更新トランザクション処理のフローチャートである。同期更新トランザクションは、所定の業務処理の実行(端末装置4が案件を登録する場合や、端末装置8が案件を処理、承認する場合)により発生する。同期更新トランザクション処理は、発生した同期更新トランザクションの受け付けを契機に同期更新トランザクション処理部により実行される。
[ステップS11]同期更新トランザクション処理部は、受け付けた同期更新トランザクションに対応するレコードの検索条件を設定する。
[ステップS12]同期更新トランザクション処理部は、レコード占有制御部に検索条件に適合するレコードの取得依頼をおこない、検索条件に適合したレコードを処理対象として取得し占有する。
[ステップS13]同期更新トランザクション処理部は、業務処理に応じたデータ入力をおこなう。データ入力は、オペレータの操作入力を待っておこなう。
[ステップS14]同期更新トランザクション処理部は、データ入力の確定を確認する。データ入力の確定の確認は、たとえば、オペレータの確認操作、あるいは取消(キャンセル)操作の入力によりおこなう。同期更新トランザクション処理部は、データ入力の処理がキャンセルされた場合、ステップS16にすすみ、占有していたレコードを解放する。一方、同期更新トランザクション処理部は、データ入力の処理が確認された場合、レコードを更新(ステップS15)し、占有していたレコードを解放(ステップS16)する。レコードを解放した同期更新トランザクション処理部は、同期更新トランザクション処理を終了する。
このようにして、同期更新トランザクション処理部は、レコードへのアクセスを排他制御して同期更新トランザクションを処理する。
次に、情報処理装置100が実行する非同期更新トランザクション処理について、図8を用いて詳細に説明する。図8は、第2の実施形態の非同期更新トランザクション処理のフローチャートである。非同期更新トランザクションは、所定の業務処理の取消依頼、または緊急での処理依頼により発生する。非同期更新トランザクション処理は、発生した非同期更新トランザクションの受け付けを契機に非同期更新トランザクション処理部により実行される。
[ステップS21]非同期更新トランザクション処理部は、受け付けた非同期更新トランザクションに対応(受付番号で特定)するレコードを処理対象として取得する。このとき、レコードの占有状態が占有であるか非占有であるかは問わない。そして、非同期更新トランザクション処理部は、レコードの非同期更新項目である取消依頼者、または緊急依頼者の値を上書きして設定する。
[ステップS22]非同期更新トランザクション処理部は、非同期更新制御部に取消依頼、または緊急依頼をおこなう。具体的には、非同期更新トランザクション処理部は、レコードの非同期更新項目である取消フラグ、または緊急フラグの値を、「ON」にする一方向に限り上書きして設定する。そして、非同期更新トランザクション処理部は、非同期更新トランザクション処理を終了する。
このように、非同期更新トランザクション処理部は、レコードの非同期更新項目を上書きし、その他の項目を更新しないので、排他制御する非同期更新トランザクションの整合性を損なうことなく、緊急性の高い一部のデータ更新をおこなうことができる。
次に、情報処理装置100が実行するレコード検索処理について、図9を用いて詳細に説明する。図9は、第2の実施形態のレコード検索処理のフローチャートである。レコード検索処理は、レコード占有制御部からの指示を契機にレコード検索部により実行される。
[ステップS31]レコード検索部は、同期更新トランザクションからレコード占有制御部経由で指定された検索条件にもとづいて検索開始レコードを特定する。
[ステップS32]レコード検索部は、検索対象となるレコードが終了か否かを判定する。レコード検索部は、検索対象となるレコードが終了と判定した場合、ステップS38にすすむ。一方、レコード検索部は、検索対象となるレコードが終了していないと判定した場合、ステップS33にすすむ。
[ステップS33]レコード検索部は、レコードをひとつ取り出す。
[ステップS34]レコード検索部は、検索対象となるレコードの占有状態を記録する項目を参照して、レコードの占有状態が占有か非占有かを判定する。レコード検索部は、レコードの占有状態が占有の場合、検索対象レコードを更新(ステップS37)して、ステップS32にすすむ。レコード検索部は、レコードの占有状態が非占有の場合、ステップS35にすすむ。
[ステップS35]レコード検索部は、検索対象となるレコードの検索条件を記録した項目を参照して、レコードが検索条件に適合するか否かを判定する。レコード検索部は、レコードが検索条件に適合しない場合、検索対象レコードを更新(ステップS37)して、ステップS32にすすむ。レコード検索部は、レコードが検索条件に適合する場合、ステップS36にすすむ。
[ステップS36]レコード検索部は、占有中でなく、かつ検索条件に適合したレコード(検索結果)をレコード占有制御部に通知してレコード検索処理を終了する。
[ステップS38]レコード検索部は、占有中でなく、かつ検索条件に適合したレコードが見つからなかったこと(検索結果)をレコード占有制御部に通知してレコード検索処理を終了する。
次に、情報処理装置100が実行する特定情報更新処理について、図10を用いて詳細に説明する。図10は、第2の実施形態の特定情報更新処理のフローチャートである。特定情報更新処理は、レコード占有制御部、または非同期更新制御部からの指示を契機に特定情報更新部により実行される。
[ステップS41]特定情報更新部は、レコード占有制御部からレコードの占有状態を「占有」とする指示を受けた場合、指示されたレコードをレコード記憶部から読み込み(ステップS46)、レコードの占有状態を「占有」に設定する(ステップS47)。そして、特定情報更新部は、指示されたレコードに占有状態「占有」の設定を書き込み(ステップS48)、特定情報更新処理を終了する。一方、特定情報更新部は、レコード占有制御部からレコードの占有状態を「占有」とする指示を受けていない場合、ステップS42にすすむ。
[ステップS42]特定情報更新部は、レコード占有制御部からレコードの占有状態を「非占有」とする指示を受けた場合、指示されたレコードをレコード記憶部から読み込み(ステップS43)、レコードの占有状態を「非占有」に設定する(ステップS44)。そして、特定情報更新部は、指示されたレコードに占有状態「非占有」の設定を書き込み(ステップS45)、特定情報更新処理を終了する。一方、特定情報更新部は、レコード占有制御部からレコードの占有状態を「非占有」とする指示を受けていない場合、ステップS49にすすむ。
[ステップS49]特定情報更新部は、非同期更新制御部から非同期更新項目の記録の指示を受けた場合、指示されたレコードをレコード記憶部から読み込み(ステップS50)、非同期更新項目の上書きデータを設定する(ステップS51)。そして、特定情報更新部は、指示されたレコードに非同期更新項目の上書きデータを書き込み(ステップS52)、特定情報更新処理を終了する。一方、特定情報更新部は、非同期更新制御部から非同期更新項目の記録の指示を受けていない場合、特定情報更新処理を終了する。
次に、情報処理装置100が実行するレコード更新処理について、図11を用いて詳細に説明する。図11は、第2の実施形態のレコード更新処理のフローチャートである。レコード更新処理は、レコード更新制御部からの指示を契機にレコード更新部により実行される。レコード更新部がレコードの更新をおこなうとき、更新対象となるレコードは、1つのレコードアクセスの占有状態にあり、競合するレコードアクセスを禁止する。ただし、非同期更新トランザクションによる非同期更新項目の更新は排他制御の対象外である。
[ステップS61]レコード更新部は、更新対象のレコードをレコード記憶部から読み取る。更新対象のレコードは、レコード更新制御部からの指示に含まれる。
[ステップS62]レコード更新部は、更新対象のレコードに更新対象項目情報(レコードの更新内容)を設定する。更新対象項目情報は、レコード更新制御部からの指示に含まれる。
[ステップS63]レコード更新部は、更新対象項目情報を設定したレコードをレコード記憶部へ書き戻す。このとき、レコード更新部は、非同期更新項目を書き戻しの対象外とする。そして、レコード更新部は、レコード更新の終了をレコード更新制御部に通知してレコード更新処理を終了する。
このように、非同期更新項目の更新は、レコード更新部がレコードの更新を排他的におこなっていても上書き可能としながら、非同期更新項目を除く項目の更新は、レコードの更新の整合性を保っておこなうことを可能とする。
次に、情報処理装置100が実行するレコード占有制御処理について、図12を用いて詳細に説明する。図12は、第2の実施形態のレコード占有制御処理のフローチャートである。レコード占有制御処理は、同期更新トランザクション処理部からの指示を契機にレコード占有制御部により実行される。
[ステップS71]レコード占有制御部は、同期更新トランザクション処理部からレコードの取得を指示されると、指示された検索条件のレコードを探索するためにレコード検索部にレコードの検索を指示する。
[ステップS72]レコード占有制御部は、レコード検索部からの応答として、占有状態が非占有であり、検索条件に適合するレコードがなかった場合は、レコード占有制御処理を終了する。一方、レコード占有制御部は、レコード検索部からの応答として、占有状態が非占有であり、検索条件に適合するレコードがあった場合は、ステップS73にすすむ。
[ステップS73]レコード占有制御部は、検索条件に適合したレコードの占有状態に「占有」を記録するように特定情報更新部に指示する。
[ステップS74]レコード占有制御部は、特定情報更新部からの応答により、指示したレコードの占有状態「占有」を確認する。
[ステップS75]レコード占有制御部は、占有状態「占有」を確認したレコードの解放依頼を待つ。レコード占有制御部は、占有状態「占有」を確認したレコードの解放依頼をレコード更新制御部から受け付けると、ステップS76にすすむ。
[ステップS76]レコード占有制御部は、レコード更新制御部からのレコードの解放依頼により、指示したレコードの占有状態「占有」の解除をおこなうことを確認する。
[ステップS77]レコード占有制御部は、解放依頼を受け付けたレコードの占有状態に「非占有」を記録するように特定情報更新部に指示して、レコード占有制御処理を終了する。
次に、情報処理装置100が実行するレコード更新制御処理について、図13を用いて詳細に説明する。図13は、第2の実施形態のレコード更新制御処理のフローチャートである。レコード更新制御処理は、同期更新トランザクション処理部からの指示を契機にレコード更新制御部により実行される。
[ステップS81]レコード更新制御部は、同期更新トランザクション処理部から更新を指示された項目が非同期更新項目を含むか否かを、非同期更新項目情報を参照して判定する。レコード更新制御部は、同期更新トランザクション処理部から更新を指示された項目と、非同期更新項目情報に登録されている非同期更新項目が一致する場合にステップS82にすすみ、一致しない場合にステップS83にすすむ。
[ステップS82]レコード更新制御部は、同期更新トランザクション処理部から更新を指示された項目から、非同期更新項目の項目情報を削除する。
[ステップS83]レコード更新制御部は、同期更新トランザクション処理部から更新を指示された項目から非同期更新項目を除いた項目の更新をレコード更新部に依頼(指示)する。
[ステップS84]レコード更新制御部は、レコード更新部からの更新終了の通知を受けて、レコード占有制御部にレコードの占有解除を依頼して、レコード更新制御処理を終了する。
このように、レコード更新制御部は、同期更新トランザクション処理部からの指示にもとづくレコード更新を非同期更新項目以外の項目に限定しておこなう。
次に、情報処理装置100が実行する非同期更新制御処理について、図14を用いて詳細に説明する。図14は、第2の実施形態の非同期更新制御処理のフローチャートである。非同期更新制御処理は、非同期更新トランザクション処理部からの指示を契機に非同期更新制御部により実行される。
[ステップS91]非同期更新制御部は、非同期更新トランザクション処理部から更新を指示された項目が非同期更新項目(たとえば、非同期更新項目情報23に登録されている取消フラグ、取消依頼者、緊急フラグ、緊急依頼者)以外の項目の更新情報を含むか否かを判定する。非同期更新制御部は、非同期更新トランザクション処理部から更新を指示された項目が、非同期更新項目情報に登録されている非同期更新項目以外の項目の更新を含む場合にステップS92にすすみ、含まない場合にステップS93にすすむ。
[ステップS92]非同期更新制御部は、非同期更新トランザクション処理部から更新を指示された項目から、非同期更新項目以外の項目情報を削除する。
[ステップS93]非同期更新制御部は、非同期更新項目の属性にしたがい、特定情報更新の項目情報を作成する。非同期更新項目の属性とは、たとえば、非同期更新項目情報23のフラグ属性、または付帯情報属性である。初期値「OFF」のフラグを「ON」にする更新のみを許容し、一旦「ON」になったフラグを「OFF」にする更新を禁止するフラグ属性にしたがい、非同期更新制御部は、取消フラグまたは緊急フラグの更新情報を作成する。また、上書き更新をおこなっても差し支えない付帯情報属性にしたがい、非同期更新制御部は、取消依頼者、または緊急依頼者を上書きする更新情報を作成する。
[ステップS94]非同期更新制御部は、非同期更新トランザクション処理部から更新を指示された非同期更新項目について、作成した更新情報での更新を特定情報更新部に依頼(指示)して、非同期更新制御処理を終了する。
このように、非同期更新制御部は、非同期更新トランザクション処理部からの指示にもとづく非同期更新項目の更新を、排他制御を受けずにおこなう。
以上に説明した処理により、情報処理装置100は、非同期更新項目情報の更新について占有許可なしにデータ更新を目的としたレコードアクセスを可能とする。これにより、情報処理装置100は、従来、必要とされた取消予約一覧92と案件テーブル93のような2つのテーブルを扱う必要がなくなる。そのため、情報処理装置100は、データベースへのアクセス数を低減し、過大な性能資源を必要とせず、かつ、アプリケーションの開発コストも削減される。また、情報処理装置100は、データベース構造を簡略化することによる、保守コストを低減する。
なお、情報処理システム1は、銀行等の金融機関に限らず、企業、公共団体等にも適用可能である。銀行等の窓口業務と、後方業務に限らず、伝票処理、承認処理など、一旦受け付けた案件を取り消したり、緊急処理したりする場合に、情報処理システム1で開示した情報処理方法は、有用である。
なお、上記の処理機能は、コンピュータによって実現することができる。その場合、情報処理装置100が有すべき機能の処理内容を記述したプログラムが提供される。そのプログラムをコンピュータで実行することにより、上記処理機能がコンピュータ上で実現される。処理内容を記述したプログラムは、コンピュータで読み取り可能な記録媒体(可搬型記録媒体を含む)に記録しておくことができる。コンピュータで読み取り可能な記録媒体としては、磁気記録装置、光ディスク、光磁気記録媒体、半導体メモリなどがある。磁気記録装置には、ハードディスク装置(HDD)、フレキシブルディスク(FD)、磁気テープなどがある。光ディスクには、DVD(Digital Versatile Disc)、DVD−RAM、CD−ROM、CD−R(Recordable)/RW(ReWritable)などがある。光磁気記録媒体には、MO(Magneto-Optical disk)などがある。
プログラムを流通させる場合には、たとえば、そのプログラムが記録されたDVD、CD−ROMなどの可搬型記録媒体が販売される。また、プログラムをサーバコンピュータの記憶装置に格納しておき、ネットワークを介して、サーバコンピュータから他のコンピュータにそのプログラムを転送することもできる。
プログラムを実行するコンピュータは、たとえば、可搬型記録媒体に記録されたプログラムもしくはサーバコンピュータから転送されたプログラムを、自己の記憶装置に格納する。そして、コンピュータは、自己の記憶装置からプログラムを読み取り、プログラムにしたがった処理を実行する。なお、コンピュータは、可搬型記録媒体から直接プログラムを読み取り、そのプログラムにしたがった処理を実行することもできる。また、コンピュータは、サーバコンピュータからプログラムが転送されるごとに、逐次、受け取ったプログラムにしたがった処理を実行することもできる。
なお、上述の実施の形態は、実施の形態の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変更を加えることができる。
さらに、上述の実施の形態は、多数の変形、変更が当業者にとって可能であり、説明した正確な構成および応用例に限定されるものではない。
1 情報処理システム
2 集中センタ
3 サーバ
4、8 端末装置
5 営業店
9 ネットワーク
10、100 情報処理装置
11 同期更新トランザクション処理手段
12 非同期更新トランザクション処理手段
13 レコード占有制御手段
14 レコード検索手段
15 非同期更新制御手段
16 特定情報更新手段
17 レコード更新制御手段
18 レコード更新手段
20、23 非同期更新項目情報
21 レコード記憶部

Claims (8)

  1. コンピュータを、
    レコード記憶部に格納されたレコードを占有して同期更新するトランザクションを受け付ける同期更新トランザクション処理手段、
    前記レコードの占有状態に関わらず前記レコードを非同期更新するトランザクションを受け付ける非同期更新トランザクション処理手段、
    前記レコードを検索するレコード検索手段、
    前記レコードの占有状態、および非同期更新項目情報に規定されている非同期更新項目について前記レコードを更新する特定情報更新手段、
    前記占有状態および前記非同期更新項目を更新対象から除外して前記レコードを更新するレコード更新手段、
    前記同期更新トランザクション処理手段より指定された条件の検索を前記レコード検索手段に指示し、前記検索の結果にもとづいて前記レコードの占有状態の更新を前記特定情報更新手段に指示するレコード占有制御手段、
    前記同期更新トランザクション処理手段より指定された更新を前記レコード更新手段に指示するレコード更新制御手段、
    前記非同期更新トランザクション処理手段より指定された前記非同期更新項目の更新を前記特定情報更新手段に指示する非同期更新制御手段、
    として機能させることを特徴とする情報処理プログラム。
  2. 前記非同期更新項目情報は、項目名ごとに許容する更新操作内容を予め定義した情報であることを特徴とする請求項1記載の情報処理プログラム。
  3. 前記更新操作内容は、初期値から更新値への一方向に限り更新を許容する一方向更新操作を含むことを特徴とする請求項2記載の情報処理プログラム。
  4. 前記更新操作内容は、前記一方向更新操作が対象とする非同期更新項目の付帯情報を記録する非同期更新項目について、制限なく上書きを許容する上書き更新操作を含むことを特徴とする請求項3記載の情報処理プログラム。
  5. 前記更新値は、前記レコードにより特定される処理対象の取り消しを指示する情報であることを特徴とする請求項3または請求項4記載の情報処理プログラム。
  6. 前記更新値は、前記レコードにより特定される処理対象の緊急処理を指示する情報であることを特徴とする請求項3乃至請求項5のいずれか一つに記載の情報処理プログラム。
  7. レコード記憶部に格納されたレコードを占有して同期更新するトランザクションを受け付ける同期更新トランザクション処理手段と、
    前記レコードの占有状態に関わらず前記レコードを非同期更新するトランザクションを受け付ける非同期更新トランザクション処理手段と、
    前記レコードを検索するレコード検索手段と、
    前記レコードの占有状態、および非同期更新項目情報に規定されている非同期更新項目について前記レコードを更新する特定情報更新手段と、
    前記占有状態および前記非同期更新項目を更新対象から除外して前記レコードを更新するレコード更新手段と、
    前記同期更新トランザクション処理手段より指定された条件の検索を前記レコード検索手段に指示し、前記検索の結果にもとづいて前記レコードの占有状態の更新を前記特定情報更新手段に指示するレコード占有制御手段と、
    前記同期更新トランザクション処理手段より指定された更新を前記レコード更新手段に指示するレコード更新制御手段と、
    前記非同期更新トランザクション処理手段より指定された前記非同期更新項目の更新を前記特定情報更新手段に指示する非同期更新制御手段と、
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  8. レコード記憶部に格納されたレコードを占有して同期更新するトランザクションを受け付ける同期更新トランザクション処理手段と、前記レコードの占有状態に関わらず前記レコードを非同期更新するトランザクションを受け付ける非同期更新トランザクション処理手段と、前記レコードを検索するレコード検索手段と、前記レコードの占有状態、および非同期更新項目情報に規定されている非同期更新項目について前記レコードを更新する特定情報更新手段と、前記占有状態および前記非同期更新項目を更新対象から除外して前記レコードを更新するレコード更新手段と、レコード占有制御手段と、レコード更新制御手段と、非同期更新制御手段と、を備える情報処理装置の情報処理方法において、
    前記同期更新トランザクション処理手段が、前記同期更新するトランザクションを受け付けた場合は、
    前記レコード占有制御手段が、前記同期更新トランザクション処理手段より指定された条件の検索を前記レコード検索手段に指示し、前記検索の結果にもとづいて前記レコードの占有状態の更新を前記特定情報更新手段に指示
    前記レコード更新制御手段が、前記同期更新トランザクション処理手段より指定された更新を前記レコード更新手段に指示し、
    前記非同期更新トランザクション処理手段が、前記非同期更新するトランザクションを受け付けた場合は、
    前記非同期更新制御手段が、前記非同期更新トランザクション処理手段より指定された前記非同期更新項目の更新を前記特定情報更新手段に指示することを特徴とする情報処理方法。
JP2009293662A 2009-12-25 2009-12-25 情報処理装置、情報処理方法、および情報処理プログラム Active JP5427593B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009293662A JP5427593B2 (ja) 2009-12-25 2009-12-25 情報処理装置、情報処理方法、および情報処理プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009293662A JP5427593B2 (ja) 2009-12-25 2009-12-25 情報処理装置、情報処理方法、および情報処理プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011134143A JP2011134143A (ja) 2011-07-07
JP5427593B2 true JP5427593B2 (ja) 2014-02-26

Family

ID=44346797

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009293662A Active JP5427593B2 (ja) 2009-12-25 2009-12-25 情報処理装置、情報処理方法、および情報処理プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5427593B2 (ja)

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2982341B2 (ja) * 1991-03-20 1999-11-22 富士通株式会社 レコード処理装置
JP3621433B2 (ja) * 1993-05-24 2005-02-16 日本電信電話株式会社 データベース排他制御方法
JP4237354B2 (ja) * 1999-09-29 2009-03-11 株式会社東芝 トランザクション処理方法及びトランザクション処理システム
JP2003085023A (ja) * 2001-09-13 2003-03-20 Nec Corp データベースシステム、データベース管理装置、データベース管理プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011134143A (ja) 2011-07-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN103198090A (zh) 用于优化虚拟桌面环境中的存储分配的方法和系统
JP2006215868A (ja) バックアップ生成装置、リカバリ処理装置、バックアップ生成方法、リカバリ処理方法、及びプログラム
US20060064408A1 (en) Program, method and apparatus for database management, and recording medium
US9461884B2 (en) Information management device and computer-readable medium recorded therein information management program
US20030018638A1 (en) Full text search system
CN102804137A (zh) 控制对软件构件状态的访问
JP6036470B2 (ja) 情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラム
US11144574B2 (en) System and method for managing database
US20070136325A1 (en) Database schema for content managed data
JP5427593B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法、および情報処理プログラム
US20080021828A1 (en) Method and apparatus for automatically obtaining financial information from a financial institution
JP2011039626A (ja) ワークフローシステム、制御方法、およびプログラム
JP2008310710A (ja) 情報処理装置およびワークフロー制御方法およびプログラムおよび記録媒体
JP4039967B2 (ja) 返答取得支援プログラム、返答取得支援方法、返答取得支援装置および記録媒体
JP2982341B2 (ja) レコード処理装置
JP6221305B2 (ja) 情報処理装置
JP2002189622A (ja) 更新データの配信システム、配信方法、及び記録媒体
JPWO2009133727A1 (ja) 端末、ウェブアプリケーション動作方法およびプログラム
JP2641399B2 (ja) フアイル管理装置
JP3473394B2 (ja) ホスト間資源共有排他制御装置及び方法及び記録媒体
JP2024085856A (ja) 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム
JP5610532B2 (ja) トランザクション履歴送信装置、トランザクション管理システム、トランザクション履歴送信方法およびトランザクション履歴送信プログラム
JP4934384B2 (ja) シノニムを使用するデータベース管理システムのアクセスを制御する装置及び方法
JP2003308219A (ja) 排他制御方式
JP3312402B2 (ja) プログラム間通信装置およびプログラム間通信方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120403

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130807

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130903

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131105

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20131126

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131202

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 5427593

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150