JPH0429152Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0429152Y2 JPH0429152Y2 JP1984053827U JP5382784U JPH0429152Y2 JP H0429152 Y2 JPH0429152 Y2 JP H0429152Y2 JP 1984053827 U JP1984053827 U JP 1984053827U JP 5382784 U JP5382784 U JP 5382784U JP H0429152 Y2 JPH0429152 Y2 JP H0429152Y2
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- JP
- Japan
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- circular plate
- shaped spring
- spring member
- driven
- operating position
- Prior art date
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- Expired
Links
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 5
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 2
- 239000000956 alloy Substances 0.000 description 8
- 229910045601 alloy Inorganic materials 0.000 description 8
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 7
- 239000000470 constituent Substances 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Transmission Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(技術分野)
本考案は安全装置に関し、特に、大型トルクリ
ミツタに設けられて過負荷状態になつた際それを
検知して信号を発することのできる安全装置に関
するものである。
ミツタに設けられて過負荷状態になつた際それを
検知して信号を発することのできる安全装置に関
するものである。
(従来技術)
一般に、トルクリミツタにおいては過負荷状態
になつた際には従動側がスリツプして駆動側から
の駆動力を伝達しないように構成されているが、
過負荷状態が生じた際には何ら検知手段を有して
いないので作業者が気が付かない場合には過負荷
状態を持続し続けることになつており、このよう
な過負荷状態をすぐに知るようにするためには常
時作業者が監視していなければならず非常に煩雑
な作業になるという欠点を有していた。
になつた際には従動側がスリツプして駆動側から
の駆動力を伝達しないように構成されているが、
過負荷状態が生じた際には何ら検知手段を有して
いないので作業者が気が付かない場合には過負荷
状態を持続し続けることになつており、このよう
な過負荷状態をすぐに知るようにするためには常
時作業者が監視していなければならず非常に煩雑
な作業になるという欠点を有していた。
このため前記のような従来のもののもつ欠点を
排除して、非常に簡単な構成でトルクリミツタが
過負荷状態になつたのを検知することのできる安
全装置が同一出願人によつて提案されている。例
えば、昭和58年7月1日の実用新案登録出願に係
る昭和58年実用新案登録願第102678号「安全装
置」がある。
排除して、非常に簡単な構成でトルクリミツタが
過負荷状態になつたのを検知することのできる安
全装置が同一出願人によつて提案されている。例
えば、昭和58年7月1日の実用新案登録出願に係
る昭和58年実用新案登録願第102678号「安全装
置」がある。
第1,2図にはこの考案である安全装置の実施
例であるトルクリミツタに取付けた状態が示され
ており、本体1はデイスク部1aとハブ部1bと
によつて構成され、前記ハブ部1bの外周面には
前記デイスク部1aに接してニードルベアリング
2が嵌合すると共に、このニードルベアリング2
の外周面であつて前記デイスク部1aの周面に接
触して一方のライニング3aが設けられ、また同
様ニードルベアリング2の外周面に設けられた他
方のライニング3bが設けられると共に、両ライ
ニング3a,3bの間には駆動源とチエインを介
して連結されるセンタ部材4が設けられる。
例であるトルクリミツタに取付けた状態が示され
ており、本体1はデイスク部1aとハブ部1bと
によつて構成され、前記ハブ部1bの外周面には
前記デイスク部1aに接してニードルベアリング
2が嵌合すると共に、このニードルベアリング2
の外周面であつて前記デイスク部1aの周面に接
触して一方のライニング3aが設けられ、また同
様ニードルベアリング2の外周面に設けられた他
方のライニング3bが設けられると共に、両ライ
ニング3a,3bの間には駆動源とチエインを介
して連結されるセンタ部材4が設けられる。
そして前記他方のライニング3bの外側にはリ
ング5が位置し、このリング5を、前記ハブ部1
bの外周面に螺設された外ねじと螺合する内ねじ
を有するナツト6の前面に設けたさらばね7がナ
ツト6とハブ部1bとの螺合位置に応じて押圧
し、これによつて前記両ライニング3a,3b間
でセンタ部材4を押圧挟持するようになつてい
る。
ング5が位置し、このリング5を、前記ハブ部1
bの外周面に螺設された外ねじと螺合する内ねじ
を有するナツト6の前面に設けたさらばね7がナ
ツト6とハブ部1bとの螺合位置に応じて押圧
し、これによつて前記両ライニング3a,3b間
でセンタ部材4を押圧挟持するようになつてい
る。
このナツト6の外側には同様の他のナツト8が
螺合すると共に両ナツト6,8間には図面で示す
実線位置の作動位置と鎖線位置の不作動位置との
間を切換え可能であると共に、所定の力が作用し
たときに一方の位置から他方の位置に切換わるば
ね部材9が挟持されている。このばね部材9の前
記センタ部材4側には所定の間隔をおく突起10
が複数個(図面では3つ)設けられ、また前記セ
ンタ部材4の周面には前記突起10に対応する位
置に複数(図面では3つ)の突出部材であるねじ
軸11が突設されていて、このねじ軸11はその
頭部が前記突起10に当接し得ると共に、実線位
置にあるばね部材9を鎖線位置に切換えるのに十
分な力を作用し得るようになつている。
螺合すると共に両ナツト6,8間には図面で示す
実線位置の作動位置と鎖線位置の不作動位置との
間を切換え可能であると共に、所定の力が作用し
たときに一方の位置から他方の位置に切換わるば
ね部材9が挟持されている。このばね部材9の前
記センタ部材4側には所定の間隔をおく突起10
が複数個(図面では3つ)設けられ、また前記セ
ンタ部材4の周面には前記突起10に対応する位
置に複数(図面では3つ)の突出部材であるねじ
軸11が突設されていて、このねじ軸11はその
頭部が前記突起10に当接し得ると共に、実線位
置にあるばね部材9を鎖線位置に切換えるのに十
分な力を作用し得るようになつている。
またリミツトスイツチ12は他の機枠等に設け
られ、前記ばね部材9が実線位置のときは不作動
であると共に、鎖線位置のときは作動するように
なつている。
られ、前記ばね部材9が実線位置のときは不作動
であると共に、鎖線位置のときは作動するように
なつている。
なお前記両ナツト6,8は止ねじによつて前記
ハブ部1bとの螺合位置に固定されているもので
ある。
ハブ部1bとの螺合位置に固定されているもので
ある。
以上の構成において、まず駆動源を作動すると
チエインを介してセンタ部材4が従動してトルク
リミツタ全体は本体の軸心を中心に従動回転を始
め、トルクリミツタの出力側に連結されたものが
作動を開始する。なおこの場合ばね部材9は実線
位置となつている。
チエインを介してセンタ部材4が従動してトルク
リミツタ全体は本体の軸心を中心に従動回転を始
め、トルクリミツタの出力側に連結されたものが
作動を開始する。なおこの場合ばね部材9は実線
位置となつている。
そしてトルクリミツタの出力側に連結されたも
のにトラブルが生じて過負荷状態が生じると、ラ
イニング3a,3bとセンタ部材4との間が滑動
し、センタ部材4が本体1に対して回転すること
になる。このセンタ部材4の回転に伴なつてそれ
に突設されたねじ軸11も一体に回転するのでそ
の頭部がばね部材9の突起10に当接し、これに
よつてばね部材9は鎖線位置に切換わつてリミツ
トスイツチ12を作動することになる。従つてリ
ミツトスイツチ12の信号でたとえば駆動源を停
止するものである。
のにトラブルが生じて過負荷状態が生じると、ラ
イニング3a,3bとセンタ部材4との間が滑動
し、センタ部材4が本体1に対して回転すること
になる。このセンタ部材4の回転に伴なつてそれ
に突設されたねじ軸11も一体に回転するのでそ
の頭部がばね部材9の突起10に当接し、これに
よつてばね部材9は鎖線位置に切換わつてリミツ
トスイツチ12を作動することになる。従つてリ
ミツトスイツチ12の信号でたとえば駆動源を停
止するものである。
またトラブルが解消したのちにトルクリミツタ
を作動させる場合には手動でばね部材9を鎖線位
置から実線位置に切換えたのちに作動させるもの
である。
を作動させる場合には手動でばね部材9を鎖線位
置から実線位置に切換えたのちに作動させるもの
である。
なお、この実施例においては、ニードルベアリ
ングを使用しているが、これに代えて合金ブツシ
ユを用いてもよく、同一の効果を得ることができ
る。
ングを使用しているが、これに代えて合金ブツシ
ユを用いてもよく、同一の効果を得ることができ
る。
しかしながら、従来の安全装置によれば、トル
クリミツタが大型化した場合、これに応じて安全
装置も大型化しなければならず、そのため構成部
材が大型化し製造コストが高価なものとなる恐れ
があつた。
クリミツタが大型化した場合、これに応じて安全
装置も大型化しなければならず、そのため構成部
材が大型化し製造コストが高価なものとなる恐れ
があつた。
(考案の目的及び構成)
本考案は上記に鑑みてなされたものであり、大
型トルクリミツタに適用することができ、かつ構
成部材を小型化するため、駆動部材にそれと一体
に回転する連結部材を設け、前記連結部材と従動
する回転部材に突出部材を具えるようにした安全
装置を提供することを目的とする。
型トルクリミツタに適用することができ、かつ構
成部材を小型化するため、駆動部材にそれと一体
に回転する連結部材を設け、前記連結部材と従動
する回転部材に突出部材を具えるようにした安全
装置を提供することを目的とする。
(実施例)
以下図面に基いて、本考案による安全装置を詳
細に説明する。
細に説明する。
第3図及び第4図には、本考案の一実施例が示
されており、大型トルクリミツタに取付けた状態
が示されているが、従動部材の一部を構成する本
体100はデイスク部100aとハブ部100b
とによつて構成され、前記ハブ部100bの外周
面には前記デイスク部100aに隣設して合金ブ
ツシユ101が嵌合するとともに、前記ハブ部1
00bの外周面であつて前記デイスク部100a
の周面に接触して一方のライニング102aが設
けられ、また同様にハブ部100bの外周面に他
方のライニング102bが設けられると共に両ラ
イニング102a,102bの間には駆動源とチ
エイン等の伝達部材を介して連結される駆動部材
としてのセンタ部材103が設けられる。
されており、大型トルクリミツタに取付けた状態
が示されているが、従動部材の一部を構成する本
体100はデイスク部100aとハブ部100b
とによつて構成され、前記ハブ部100bの外周
面には前記デイスク部100aに隣設して合金ブ
ツシユ101が嵌合するとともに、前記ハブ部1
00bの外周面であつて前記デイスク部100a
の周面に接触して一方のライニング102aが設
けられ、また同様にハブ部100bの外周面に他
方のライニング102bが設けられると共に両ラ
イニング102a,102bの間には駆動源とチ
エイン等の伝達部材を介して連結される駆動部材
としてのセンタ部材103が設けられる。
そして前記他方のライニング102bの外側に
はリング104が位置し、このリング104を、
前記ハブ100bの外周面に嵌合されている支持
部材105に螺設されたボルト106と係止する
凹部107a有するナツト107の前面に設けた
さらばね108が、支持部材105とボルト10
6との螺合位置に応じて押圧し、これによつて前
記両ライニング102a,102b間でセンタ部
材103を押圧挟持するようになつている。
はリング104が位置し、このリング104を、
前記ハブ100bの外周面に嵌合されている支持
部材105に螺設されたボルト106と係止する
凹部107a有するナツト107の前面に設けた
さらばね108が、支持部材105とボルト10
6との螺合位置に応じて押圧し、これによつて前
記両ライニング102a,102b間でセンタ部
材103を押圧挟持するようになつている。
なお、前記支持部材105は、止めねじ100
c,100dによつて前記ハブ100bとの螺合
位置に固定されている。
c,100dによつて前記ハブ100bとの螺合
位置に固定されている。
また、前記ハブ100bの端面100eにはデ
イスク部200a及びハブ部200bよりなる、
従動部材の一部を構成する筒状部200がねじ2
01により結着されている。なお、本実施例にあ
つては、本体100と筒状部材200により従動
部材が構成される。
イスク部200a及びハブ部200bよりなる、
従動部材の一部を構成する筒状部200がねじ2
01により結着されている。なお、本実施例にあ
つては、本体100と筒状部材200により従動
部材が構成される。
前記ハブ部200bの外周面には前記デイスク
部200aに接して合金ブツシユ202が嵌合す
ると共に、この合金ブツシユ202の外周面であ
つて前記デイスク部200aの周面に接触して一
方のライニング203aに設けられ、また同様に
合金ブツシユ202の外周面に設けられた他方の
ライニング203bが設けられると共に、両ライ
ニング203a,203b間には、前記センタ部
材103と連結部材204を介して連結される回
転部材205が設けられる。
部200aに接して合金ブツシユ202が嵌合す
ると共に、この合金ブツシユ202の外周面であ
つて前記デイスク部200aの周面に接触して一
方のライニング203aに設けられ、また同様に
合金ブツシユ202の外周面に設けられた他方の
ライニング203bが設けられると共に、両ライ
ニング203a,203b間には、前記センタ部
材103と連結部材204を介して連結される回
転部材205が設けられる。
前記連結部材204の両端の周部には外ねじが
螺設されており、内ねじを有する前記センタ部材
103及び回転部材205とを螺合しており、更
に、ナツト206により、より一層強固に結着さ
れている。
螺設されており、内ねじを有する前記センタ部材
103及び回転部材205とを螺合しており、更
に、ナツト206により、より一層強固に結着さ
れている。
そして、前記他方のライニング203bの外側
にはリング207が位置し、このリング207
を、前記ハブ部200bの外周面に螺設された外
ねじと螺合する内ねじを有するナツト208の前
面に設けたさらばね209がナツト208とハブ
部200bとの螺合位置に応じて押圧し、これに
よつて前記両ライニング203a,203b間で
回転部材205を回転自在に挟持し、前記センタ
部材103の回転を前記連結部材204を介して
従動して伝達し得るように設置している。
にはリング207が位置し、このリング207
を、前記ハブ部200bの外周面に螺設された外
ねじと螺合する内ねじを有するナツト208の前
面に設けたさらばね209がナツト208とハブ
部200bとの螺合位置に応じて押圧し、これに
よつて前記両ライニング203a,203b間で
回転部材205を回転自在に挟持し、前記センタ
部材103の回転を前記連結部材204を介して
従動して伝達し得るように設置している。
このナツト208の外側には同様の他のナツト
210が螺合すると共に両ナツト208,210
間には図面で示す実線位置の作動位置と鎖線位置
の不作動位置との間を切換え可能であると共に、
所定の力が作用したときに一方の位置から他方の
位置に切換わる円形板状のばね部材(検出板)2
11が挟持されている。このばね部材211の前
記回転部材205側の板面上には所定の間隔をお
く突起212が複数個(図面では3つ)設けら
れ、また前記回転部材205の周面には前記突起
212に対応する位置に複数(図面では3つ)の
突出部材であるねじ軸213が突設されていて、
このねじ軸213はその頭部が前記突起212に
当接し得ると共に、実線位置にあるばね部材21
1を鎖線位置に切換えるのに十分な力を作用し得
るようになつている。
210が螺合すると共に両ナツト208,210
間には図面で示す実線位置の作動位置と鎖線位置
の不作動位置との間を切換え可能であると共に、
所定の力が作用したときに一方の位置から他方の
位置に切換わる円形板状のばね部材(検出板)2
11が挟持されている。このばね部材211の前
記回転部材205側の板面上には所定の間隔をお
く突起212が複数個(図面では3つ)設けら
れ、また前記回転部材205の周面には前記突起
212に対応する位置に複数(図面では3つ)の
突出部材であるねじ軸213が突設されていて、
このねじ軸213はその頭部が前記突起212に
当接し得ると共に、実線位置にあるばね部材21
1を鎖線位置に切換えるのに十分な力を作用し得
るようになつている。
また、検知部材としてのリミツトスイツチ21
4は他の機枠等に設けられ、前記ばね部材211
の実線位置のときは不作動であると共に、実線位
置のときは作動するようになつている。
4は他の機枠等に設けられ、前記ばね部材211
の実線位置のときは不作動であると共に、実線位
置のときは作動するようになつている。
なお、前記両ナツト208,210は止めねじ
によつて前記ハブ部200bとの螺合位置に固定
されているものである。
によつて前記ハブ部200bとの螺合位置に固定
されているものである。
以上の構成において、まず駆動源を作動すると
チエインを介してセンタ部材103が作動してト
ルクリミツタ全体は本体の軸心を中心に従動回転
を始め、トルクリミツタ出力側に連結されたもの
が作動を開始する。
チエインを介してセンタ部材103が作動してト
ルクリミツタ全体は本体の軸心を中心に従動回転
を始め、トルクリミツタ出力側に連結されたもの
が作動を開始する。
なおこの場合ばね部材211は実線位置となつ
ている。
ている。
そしてトルクリミツタの出力側に連結されたも
のにトラブルが生じて過負荷状態が生じるとライ
ニング102a,102bとセンタ部材103と
の間が滑動し、センタ部材103が本体100に
対して回転することになる。このセンタ部材10
3の回転に伴なつてそれと一体に連結された回転
部材205及びこの回転部材に突設されたねじ軸
213も一体に回転するのでその頭部がばね部材
211の突起212に当接し、これによつてばね
部材211は鎖線位置に切換わつてリミツトスイ
ツチ214を作動することになる。従つてリミツ
トスイツチ214の信号でたとえば駆動源を停止
するものである。またトラブルが解消したのちに
トルクリミツタを作動させる場合には手動でばね
部材211を鎖線位置からの実線位置に切換えた
のちに作動させるものである。
のにトラブルが生じて過負荷状態が生じるとライ
ニング102a,102bとセンタ部材103と
の間が滑動し、センタ部材103が本体100に
対して回転することになる。このセンタ部材10
3の回転に伴なつてそれと一体に連結された回転
部材205及びこの回転部材に突設されたねじ軸
213も一体に回転するのでその頭部がばね部材
211の突起212に当接し、これによつてばね
部材211は鎖線位置に切換わつてリミツトスイ
ツチ214を作動することになる。従つてリミツ
トスイツチ214の信号でたとえば駆動源を停止
するものである。またトラブルが解消したのちに
トルクリミツタを作動させる場合には手動でばね
部材211を鎖線位置からの実線位置に切換えた
のちに作動させるものである。
(考案の効果)
以上説明した通り、本考案によれば、駆動部材
にそれと一体に回転する連結部材を設け、前記連
結部材と従動する回転部材に突出部材を具えるよ
うにしたため、大型トルクリミツタに適用するこ
とができ、かつ構成部材を小型化することができ
る。さらに、過負荷時に作動する検出板自体が円
形板状ばね部材のため、手動で容易に復帰でき、
かつ部品点数を減少し得る。また、円形の検出板
上に所定間隔で配設した複数の突起と、その突起
に当接し得る位置に所定間隔で配置した複数の突
出部材とにより、過負荷による滑動をきわめて短
い滑動距離で検知し得るから、滑動検知に要する
時間がきわめて短い。他方、円形板状ばね部材は
直接トルクが伝達されない構造であるため、その
材料・性能等の選択の幅が広く種々の装置で共用
できる。
にそれと一体に回転する連結部材を設け、前記連
結部材と従動する回転部材に突出部材を具えるよ
うにしたため、大型トルクリミツタに適用するこ
とができ、かつ構成部材を小型化することができ
る。さらに、過負荷時に作動する検出板自体が円
形板状ばね部材のため、手動で容易に復帰でき、
かつ部品点数を減少し得る。また、円形の検出板
上に所定間隔で配設した複数の突起と、その突起
に当接し得る位置に所定間隔で配置した複数の突
出部材とにより、過負荷による滑動をきわめて短
い滑動距離で検知し得るから、滑動検知に要する
時間がきわめて短い。他方、円形板状ばね部材は
直接トルクが伝達されない構造であるため、その
材料・性能等の選択の幅が広く種々の装置で共用
できる。
第1図は従来の安全装置を示す縦断正面図、第
2図は側面図、第3図は本考案による一実施例を
示す縦断正面図、第4図は側面図である。 符号の説明、1……本体、1a……デイスク
部、1b……ハブ部、2……ニードルベアリン
グ、3a……ライニング、3b……ライニング、
4……センタ部材、5……リング、6……ナツ
ト、7……さらばね、8……ナツト、9……ばね
部材、10……突起、11……ねじ軸、12……
リミツトスイツチ、100……本体、100a…
…デイスク部、100b……ハブ部、100c…
…止めねじ、100d……止めねじ、100e…
…端面、101……合金ブツシユ、102a……
ライニング、102b……ライニング、103…
…センタ部材、104……リング、105……支
持部材、106……ボルト、107……ナツト、
107a……凹部、108……さらばね、200
……筒状部材、200a……デイスク部、200
b……ハブ部、201……ねじ、202……合金
ブツシユ、203a……ライニング、203b…
…ライニング、204……連結部材、205……
回転部材、206……ナツト、207……リン
グ、208……ナツト、209……さらばね、2
10……ナツト、211……ばね部材、212…
…突起、213……ねじ軸、214……リミツト
スイツチ。
2図は側面図、第3図は本考案による一実施例を
示す縦断正面図、第4図は側面図である。 符号の説明、1……本体、1a……デイスク
部、1b……ハブ部、2……ニードルベアリン
グ、3a……ライニング、3b……ライニング、
4……センタ部材、5……リング、6……ナツ
ト、7……さらばね、8……ナツト、9……ばね
部材、10……突起、11……ねじ軸、12……
リミツトスイツチ、100……本体、100a…
…デイスク部、100b……ハブ部、100c…
…止めねじ、100d……止めねじ、100e…
…端面、101……合金ブツシユ、102a……
ライニング、102b……ライニング、103…
…センタ部材、104……リング、105……支
持部材、106……ボルト、107……ナツト、
107a……凹部、108……さらばね、200
……筒状部材、200a……デイスク部、200
b……ハブ部、201……ねじ、202……合金
ブツシユ、203a……ライニング、203b…
…ライニング、204……連結部材、205……
回転部材、206……ナツト、207……リン
グ、208……ナツト、209……さらばね、2
10……ナツト、211……ばね部材、212…
…突起、213……ねじ軸、214……リミツト
スイツチ。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 駆動源とチエイン等の伝達部材を介して、一体
的に回転する駆動部材と、 前記駆動部材に従動するとともに、所定の力が
作用したときにのみ、前記駆動部材と別体として
滑動を生じる従動部材と、 前記従動部材に設けられていて、前記従動部材
と一体的に回転し、ばね力による反転作用によ
り、作動位置と不作動位置との間を切り換え可能
であるように曲げ加工されて、前記駆動部材と対
向する表面上に所定の間隔をおいて複数の突起を
有した円形板状ばね部材と、 前記従動部材に回転自在に設けられるととも
に、前記駆動部材と連結部材を介して連結され
て、前記駆動部材と一体的に回転する回転部材
と、 前記回転部材上の、前記円形板状ばね部材の前
記突起と係合し得る位置に配設されて、前記従動
部材が滑動したとき、頭部が、前記作動位置にあ
る前記円形板状ばね部材の前記突起と当接して、
前記作動位置にある前記円形板状ばね部材を、前
記不作動位置に切り換える所定の間隔をおいて配
設された複数の突出部材と、前記突出部材によつ
て、前記円形板状ばね部材が前記不作動位置に切
り換わつたとき、前記円形板状ばね部材と当接し
て、前記円形板状ばね部材の前記不作動位置への
切り換わりを検知して、信号を発する検知部材と
を有し、 不作動位置にある前記円形板状ばね部材は手動
により作動位置に復帰し得ることを特徴とする安
全装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5382784U JPS60167251U (ja) | 1984-04-12 | 1984-04-12 | 安全装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5382784U JPS60167251U (ja) | 1984-04-12 | 1984-04-12 | 安全装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60167251U JPS60167251U (ja) | 1985-11-06 |
JPH0429152Y2 true JPH0429152Y2 (ja) | 1992-07-15 |
Family
ID=30575051
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5382784U Granted JPS60167251U (ja) | 1984-04-12 | 1984-04-12 | 安全装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60167251U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4829030U (ja) * | 1971-08-13 | 1973-04-10 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5570648U (ja) * | 1978-11-08 | 1980-05-15 |
-
1984
- 1984-04-12 JP JP5382784U patent/JPS60167251U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4829030U (ja) * | 1971-08-13 | 1973-04-10 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60167251U (ja) | 1985-11-06 |
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