JPH04290563A - 遠心機 - Google Patents
遠心機Info
- Publication number
- JPH04290563A JPH04290563A JP5463791A JP5463791A JPH04290563A JP H04290563 A JPH04290563 A JP H04290563A JP 5463791 A JP5463791 A JP 5463791A JP 5463791 A JP5463791 A JP 5463791A JP H04290563 A JPH04290563 A JP H04290563A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotating shaft
- rotor
- coupling hole
- holding member
- centrifugal machine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 230000008878 coupling Effects 0.000 claims abstract description 25
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 claims abstract description 25
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 claims abstract description 25
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 abstract description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B04—CENTRIFUGAL APPARATUS OR MACHINES FOR CARRYING-OUT PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES
- B04B—CENTRIFUGES
- B04B9/00—Drives specially designed for centrifuges; Arrangement or disposition of transmission gearing; Suspending or balancing rotary bowls
- B04B9/08—Arrangement or disposition of transmission gearing ; Couplings; Brakes
- B04B2009/085—Locking means between drive shaft and rotor
Landscapes
- Centrifugal Separators (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は回転軸にロータを取付け
て遠心分離を行う遠心機に関するものである。
て遠心分離を行う遠心機に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】図２に従来のアンバランス対応型及び高
速回転対応型の遠心機におけるロータ保持機構を示す。 図示しないロータを回転させる回転軸１の半径ｒ１とカ
ップリング穴３の半径ｒ３は理想的にはｒ１＝ｒ３であ
ればよい。しかし、回転軸１とカップリング穴３内部の
ロータ保持面の間には、加工精度上の限界により、図で
明らかなようにわずかではあるが間隙が生じてしまう。 すなわち、実際にはｒ１≒ｒ３となっているのである。 そこで、テーパ面を有する回転軸１の上端部に、半径方
向に移動可能な保持部材２を取付け、カップリング穴３
に挿入してロータを保持し、高速回転させるようにして
いる。この際の保持位置は、回転軸１とカップリング穴
３内の保持面の接点Ｄ及び保持部材２の凸部とカップリ
ング穴３内の保持面の接点Ｅの２点のみであった。
速回転対応型の遠心機におけるロータ保持機構を示す。 図示しないロータを回転させる回転軸１の半径ｒ１とカ
ップリング穴３の半径ｒ３は理想的にはｒ１＝ｒ３であ
ればよい。しかし、回転軸１とカップリング穴３内部の
ロータ保持面の間には、加工精度上の限界により、図で
明らかなようにわずかではあるが間隙が生じてしまう。 すなわち、実際にはｒ１≒ｒ３となっているのである。 そこで、テーパ面を有する回転軸１の上端部に、半径方
向に移動可能な保持部材２を取付け、カップリング穴３
に挿入してロータを保持し、高速回転させるようにして
いる。この際の保持位置は、回転軸１とカップリング穴
３内の保持面の接点Ｄ及び保持部材２の凸部とカップリ
ング穴３内の保持面の接点Ｅの２点のみであった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の遠心機のう
ち、アンバランス対応型の遠心機においてはロータのア
ンバランス量が増加してしまい、高速遠心機においては
高速回転に伴い異常振動が発生したり、回転軸１とカッ
プリング穴３とに喰付現象が起ったりする。これらの問
題は、上記した２点支持で生ずる回転軸１とカップリン
グ穴３との遊びに起因する。ねじ等を用いてロータを回
転軸１に固定する方法で上記したような振動等の問題点
はなくせるが、ロータの取付け、取り外しが煩雑になり
操作性が悪くなる。
ち、アンバランス対応型の遠心機においてはロータのア
ンバランス量が増加してしまい、高速遠心機においては
高速回転に伴い異常振動が発生したり、回転軸１とカッ
プリング穴３とに喰付現象が起ったりする。これらの問
題は、上記した２点支持で生ずる回転軸１とカップリン
グ穴３との遊びに起因する。ねじ等を用いてロータを回
転軸１に固定する方法で上記したような振動等の問題点
はなくせるが、ロータの取付け、取り外しが煩雑になり
操作性が悪くなる。
【０００４】従って本発明の目的は、回転軸とカップリ
ング穴の異常振動をなくし、操作性のよい遠心機を提供
することである。
ング穴の異常振動をなくし、操作性のよい遠心機を提供
することである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
、本発明は、ロータ底部に設けられたカップリング穴が
挿入される回転軸上端部に、半径方向に移動可能な保持
部材を取り付け、該保持部材の曲率半径を前記カップリ
ング穴の半径以上としたものである。
、本発明は、ロータ底部に設けられたカップリング穴が
挿入される回転軸上端部に、半径方向に移動可能な保持
部材を取り付け、該保持部材の曲率半径を前記カップリ
ング穴の半径以上としたものである。
【０００６】
【作用】上記のように構成された遠心機では、回転軸と
カップリング穴の接触が少なくとも３点で行われるので
、前記ロータの保持が確実なものとなり、異常振動の発
生を抑制するように作用することができる。
カップリング穴の接触が少なくとも３点で行われるので
、前記ロータの保持が確実なものとなり、異常振動の発
生を抑制するように作用することができる。
【０００７】
【実施例】以下本発明を図面を参照して説明する。図４
は遠心機駆動部の構造を示す縦断面図である。回転室６
内に収められたロータ４には、回転軸１と結合するため
にカップリング穴３が設けられている。前記回転室６の
下方には駆動装置５があり、該駆動装置５から上方に延
びている回転軸１が前記カップリング穴３に挿入されて
、ロータ４と回転軸１が結合し、前記駆動装置５の回転
駆動がロータ４に伝達されるようになっている。
は遠心機駆動部の構造を示す縦断面図である。回転室６
内に収められたロータ４には、回転軸１と結合するため
にカップリング穴３が設けられている。前記回転室６の
下方には駆動装置５があり、該駆動装置５から上方に延
びている回転軸１が前記カップリング穴３に挿入されて
、ロータ４と回転軸１が結合し、前記駆動装置５の回転
駆動がロータ４に伝達されるようになっている。
【０００８】図３は図４の回転軸１とロータ４の結合部
分の拡大縦断面図である。前記カップリング穴３が挿入
される回転軸１の上端部には溝が設けられており、該溝
には保持部材２が取付けられている。保持部材２と回転
軸１とはバネ５で接続されており、前記保持部材２は半
径方向にカップリング穴３を押圧するようになっている
。
分の拡大縦断面図である。前記カップリング穴３が挿入
される回転軸１の上端部には溝が設けられており、該溝
には保持部材２が取付けられている。保持部材２と回転
軸１とはバネ５で接続されており、前記保持部材２は半
径方向にカップリング穴３を押圧するようになっている
。
【０００９】また、前記保持部材２の曲率半径ｒ２は、
回転軸１の半径ｒ１よりも大きくなっている。すなわち
、ｒ１＜ｒ２である。このため、バネ５によって半径方
向に押圧される保持部材２は、Ｂ及びＣの２点でカップ
リング穴３と接触し、回転軸１はＡ、Ｂ、Ｃの３点で保
持されるようになる。
回転軸１の半径ｒ１よりも大きくなっている。すなわち
、ｒ１＜ｒ２である。このため、バネ５によって半径方
向に押圧される保持部材２は、Ｂ及びＣの２点でカップ
リング穴３と接触し、回転軸１はＡ、Ｂ、Ｃの３点で保
持されるようになる。
【００１０】保持部材２の重量が４．８ｇで重心位置の
回転半径が約８ｍｍであるとき、回転速度を毎分７００
００回転にすると、前記保持部材２の遠心力によって加
えられる加重は２１０ｋｇにも達するので、遊び部分を
持たない３点保持の場合、保持部材２のカップリング穴
３への押圧力は更に確実なものとなり、保持が一層強固
なものになる。
回転半径が約８ｍｍであるとき、回転速度を毎分７００
００回転にすると、前記保持部材２の遠心力によって加
えられる加重は２１０ｋｇにも達するので、遊び部分を
持たない３点保持の場合、保持部材２のカップリング穴
３への押圧力は更に確実なものとなり、保持が一層強固
なものになる。
【００１１】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
回転軸とロータカップリング穴を少なくとも３点で支持
するようにしたので、前記回転軸とロータカップリング
穴の結合部での遊びをなくすことができ、異常振動の発
生やロータと回転軸の喰付現象を防ぐことができるので
、ロータを確実に保持できるようになる。更に、ねじ等
を必要としない構造となっているので、操作性にすぐれ
た遠心機を提供できる。
回転軸とロータカップリング穴を少なくとも３点で支持
するようにしたので、前記回転軸とロータカップリング
穴の結合部での遊びをなくすことができ、異常振動の発
生やロータと回転軸の喰付現象を防ぐことができるので
、ロータを確実に保持できるようになる。更に、ねじ等
を必要としない構造となっているので、操作性にすぐれ
た遠心機を提供できる。
【図１】 本発明の一実施例を示す図３のＯ−Ｏ’断
面図である。
面図である。
【図２】 従来のロータ保持状態を示す横断面図であ
る。
る。
【図３】 本発明の一実施例になる回転軸とロータの
結合部を示す縦断面図である。
結合部を示す縦断面図である。
【図４】 遠心機の駆動部分の構造を示す縦断面図で
ある。
ある。
１は回転軸、２は保持部材、３はカップリング穴、４は
ロータ、５はバネである。
ロータ、５はバネである。
Claims (1)
- 【請求項１】 ロータ底部に設けられたカップリング
穴に、回転軸上端部を挿入してロータを回転させるよう
にした遠心機であって、前記カップリング穴に挿入する
回転軸上端部に半径方向に移動可能な保持部材を取り付
け、該保持部材の曲率半径を前記カップリング穴の半径
以上としたことを特徴とする遠心機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3054637A JP2601042B2 (ja) | 1991-03-19 | 1991-03-19 | 遠心機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3054637A JP2601042B2 (ja) | 1991-03-19 | 1991-03-19 | 遠心機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04290563A true JPH04290563A (ja) | 1992-10-15 |
| JP2601042B2 JP2601042B2 (ja) | 1997-04-16 |
Family
ID=12976288
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3054637A Expired - Lifetime JP2601042B2 (ja) | 1991-03-19 | 1991-03-19 | 遠心機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2601042B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2783726A1 (fr) * | 1998-09-30 | 2000-03-31 | Hitachi Koki Kk | Mecanisme de montage et de demontage destine a un rotor de centrifugeuse |
| FR3147118A1 (fr) * | 2023-03-29 | 2024-10-04 | Afi Centrifuge | Centrifugeuse de laboratoire comprenant des moyens pour la securisation du verrouillage en translation d’un rotor sur un arbre moteur. |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE102014002126B4 (de) * | 2014-02-17 | 2019-01-17 | Thermo Electron Led Gmbh | Antriebskopf zur lösbaren Verbindung eines Antriebes mit einem Rotor einer Zentrifuge, diesen umfassendes Set und Zentrifuge |
| DE102014008219B4 (de) * | 2014-05-28 | 2018-08-02 | Thermo Electron Led Gmbh | Antriebskopf zur lösbaren Verbindung eines Antriebes mit einem Rotor einer Zentrifuge, diesen umfassendes Set und Zentrifuge |
-
1991
- 1991-03-19 JP JP3054637A patent/JP2601042B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2783726A1 (fr) * | 1998-09-30 | 2000-03-31 | Hitachi Koki Kk | Mecanisme de montage et de demontage destine a un rotor de centrifugeuse |
| FR3147118A1 (fr) * | 2023-03-29 | 2024-10-04 | Afi Centrifuge | Centrifugeuse de laboratoire comprenant des moyens pour la securisation du verrouillage en translation d’un rotor sur un arbre moteur. |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2601042B2 (ja) | 1997-04-16 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19961126 |
|
| S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
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