JPH04290558A - コーンクラッシャ用ライナ - Google Patents

コーンクラッシャ用ライナ

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JPH04290558A
JPH04290558A JP12882891A JP12882891A JPH04290558A JP H04290558 A JPH04290558 A JP H04290558A JP 12882891 A JP12882891 A JP 12882891A JP 12882891 A JP12882891 A JP 12882891A JP H04290558 A JPH04290558 A JP H04290558A
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JP
Japan
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liner
crushing
cone
mantle
length
Prior art date
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JP12882891A
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JP2800077B2 (ja
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Akira Mizogami
溝上 明
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Ube Corp
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Ube Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はコンクリートおよびアス
ファルト合材等に使用する粗骨材ならびに細骨材を生産
するコーンクラッシャのコーンケーブライナおよびマン
トルライナに関する。
【0002】
【従来の技術】従来,この種のコーンクラッシャ用ライ
ナは,たとえば,図4に示すように,最も好ましい破砕
作用を行なうと思われる破砕室(コーンケーブライナ傾
斜角α1=10°〜40°,マントルライナ傾斜角α2
=10°〜40゜,破砕ゾーンの長さBおよびD=40
0mm以下)を形成する上下一対のライナ形状,すなわ
ち,コーンケーブライナ9とマントルライナ8の形状の
組合わせを基本に設計を行なっていた。したがって,コ
ーンクラッシャに投入できる原料の最大サイズはコーン
ケーブライナ傾斜角α1,マントルライナ傾斜角α2,
破砕ゾーンの長さB,D寸法によって決定されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このため,原料サイズ
が基準値以上の大きなものになると,破砕ゾーンの入口
部で原料が噛込まれず転動するばかりで滞留し入口部が
閉塞されて破砕ゾーンへ向かう原料が激減し破砕能力の
急激な低下が起こるという障害が発生していた。
【0004】破砕プラントにおいて,前工程のクラッシ
ャの破砕産物サイズが変化して大塊のものが下流に一時
的に流れるのは通常起こり得る現象であり,次工程のク
ラッシャではそれに対応できる型番を選定しておかなけ
ればならない。型番の選定に際しては,通常,破砕能力
,原料サイズおよび製品サイズ等の条件によって決定さ
れ,したがって,破砕能力および製品サイズが満足し得
るにも拘らず原料サイズが満足できないため型番を1〜
2段大きなものに選定するのはまことに不経済であった
。そのため,上記のような不都合を除去するためクラッ
シャへの投入原料サイズが今以上に大きくできる対応が
望まれていた。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め,本発明のコーンクラッシャ用ライナにおいては,マ
ントル傾斜角度が20°〜60°,コーンケーブライナ
傾斜角度およびマントルライナ傾斜角度が10°〜40
°,破砕ゾーンの長さが400mm以下で粒子間破砕を
行なうコーンクラッシャの破砕室を形成するコーンケー
ブライナおよびマントルライナにおいて,該コーンケー
ブライナの破砕ゾーンの入口部にコーンケーブ傾斜角度
より10゜〜40°大きい傾斜角度を有し残存する破砕
ゾーンの長さがもとの破砕ゾーンの長さの0.1〜0.
9となる切欠きを形成し,該マントルライナの破砕ゾー
ンの入口部に略水平であり残存する破砕ゾーンの長さが
もとの破砕ゾーンの長さの0.1〜0.9となる切欠き
を形成した構成とした。
【0006】
【作用】本発明のコーンクラッシャ用ライナは以上のよ
うに構成されているので,破砕ゾーンの入口部における
噛込み原料サイズが従来のものに比べて2〜2.5倍大
きくできる。したがって,破砕ゾーンの入口部で大塊の
原料も滞留することなく円滑に破砕ゾーンへ噛込まれて
破砕されるので破砕能力が大塊が混じったことで低下す
ることが避けられる。
【0007】
【実施例】以下,図面に基づいて本発明の実施例の詳細
について説明する。図1〜図3は本発明の実施例に係り
,図1はコーンクラッシャの断面斜視図,図2はライナ
の要部拡大縦断面図,図3は他の実施例を示すライナの
要部拡大縦断面図である。
【0008】図において,1はカウンタシャフト,2は
ベベルギア,3はエキセントリック,4はメインシャフ
ト,5はマントル,6はコーンケーブ,7は破砕室,8
はマントルライナ,9はコーンケーブライナである。8
aは上部マントルライナ(別名ロワーライナ・エキステ
ンションともいう)である。
【0009】次に,本発明のコーンクラッシャの作動に
ついて説明する。
【0010】図示しない電動機によりVベルトにてカウ
ンタシャフト1を駆動すると,ベベルギア2を介してエ
キセントリック3が回転駆動され,エキセントリック3
へ鉛直よりやや斜め方向(1°〜3°程度)から嵌入さ
れたメインシャフト4は偏心運動を行ないながら回転す
る。したがって,メインシャフト4と一体化されたマン
トル5も偏心回転運動を行なう。このマントル5の旋動
に伴い,コーン状のマントル5の外周部に取付けられた
マントルライナ8は回転駆動しながら,同時に上下運動
を行ない,固定のコーンケーブ6に取付けられたコーン
ケーブライナ9の下面とで形成される空間部である破砕
室7で原料は破砕される。これらの原料に接触し,原料
を圧縮して破砕する上下一対のライナであるコーンケー
ブライナ9およびマントルライナ8は耐摩耗材質のもの
が採用され,摩耗が限界に達した時点で交換できるよう
な構造となっている。
【0011】本発明においては,コーンケーブライナ9
とマントルライナ8とも各々破砕室7の入口部に切欠き
を設ける。すなわち,図2に示すように,コーンケーブ
ライナ9においては,もともとBの長さの破砕ゾーン長
さを短くしてAの長さに短縮し,あらたな傾斜角として
コーンケーブライナ傾斜角α1より10°〜40°加算
された拡大コーンケーブライナ傾斜角α3となるように
形成する。Aの長さは(0.1〜0.9)Bの範囲で選
定する。一方,マントルライナ8については,もともと
の長さDに対して(0.1〜0.9)Dの範囲でCの長
さを選定し,かつ,略水平に切欠きを設ける。以上のよ
うに構成することにより,破砕室7の入口部には大塊を
導いて噛込みが容易な末拡り部を形成する。前述したA
寸法およびC寸法はそれぞれB寸法,D寸法に比べて小
さくするほどより大塊のものを噛込みやすくする作用が
あるが,反対に実際の破砕作用を行なう破砕ゾーン長さ
が短くなるので破砕能力が低下する。したがって,大塊
の混入確率と破砕能力とを総合的に判断して決定するの
が望ましい。
【0012】図4の従来例(噛込み最大径を35mmと
する)に対して,A=0.6B,C=0.6D,α3=
α1+20°に選定した図2の実施例では,噛込み最大
径は80mmとなり,従来例の場合の2.3倍となる。 この場合の破砕能力の低下はほとんどないか,あるとき
でも5〜10%程度で収まった。これはあらたに設けた
末拡り部でも一種の予備破砕がある程度期待できるから
であると思われる。なお,図3は破砕室入口部の末拡り
部にジグザグ状の波形部8A,9Aを設けたもので大塊
の噛込みを更に改善し,かつ,破砕ゾーン長さ減少によ
る破砕能力低下を抑制したものである。
【0013】以上述べたように,本発明のコーンクラッ
シャ用ライナにおいては,コーンケーブライナおよびマ
ントルライナの破砕室の入口部に切欠きを設けて,末拡
り部を形成することによって大塊の噛込みを容易にした
ので,従来機のように大塊の噛込み不能による大塊の滞
留に起因する破砕能力の急激な低下を防止できる。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように,本発明のコーンク
ラッシャ用ライナにおいては,コーンケーブライナおよ
びマントルライナの破砕室の入口部に切欠きを設けて大
塊原料の噛込みを容易に行なえるようにしたので,通常
の原料サイズを越える大塊がある程度混入されていても
それほど破砕能力を低下させることなく,かつ,型番を
ランクアップすることなく,正常な破砕作用を継続させ
ることができるので破砕機の運転を停止することなく,
長期連続安定運転を確保できるばかりでなく,ランニン
グコストおよびイニシャルペイメントコストの低減を達
成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例を示すコーンクラッシャの断
面斜視図である。
【図2】本発明の1実施例を示す上下一対のライナの要
部拡大縦断面図である。
【図3】本発明の他の実施例を示す上下一対のライナの
要部拡大縦断面図である。
【図4】従来のコーンクラッシャ用ライナの要部拡大縦
断面図である。
【符号の説明】
5  マントル 6  コーンケーブ 7  破砕室 8  マントルライナ 8a  上部マントルライナ 8A  ジグザグ波形部 9  コーンケーブライナ 9A  ジグザグ波形部 A  破砕ゾーン長さ B  破砕ゾーン長さ C  破砕ゾーン長さ D  破砕ゾーン長さ θ  マントル傾斜角 α1  コーンケーブライナ傾斜角 α2  マントルライナ傾斜角

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  マントル傾斜角度が20°〜60°,
    コーンケーブライナ傾斜角度およびマントルライナ傾斜
    角度が10°〜40°,破砕ゾーンの長さが400mm
    以下で粒子間破砕を行なうコーンクラッシャの破砕室を
    形成するコーンケーブライナおよびマントルライナにお
    いて,該コーンケーブライナの破砕ゾーンの入口部にコ
    ーンケーブ傾斜角度より10°〜40°大きい傾斜角度
    を有し残存する破砕ゾーンの長さがもとの破砕ゾーンの
    長さの0.1〜0.9となる切欠きを形成し,該マント
    ルライナの破砕ゾーンの入口部に略水平であり残存する
    破砕ゾーンの長さがもとの破砕ゾーンの長さの0.1〜
    0.9となる切欠きを形成することを特徴とするコーン
    クラッシャ用ライナ。
JP3128828A 1991-03-15 1991-03-15 コーンクラッシャ用ライナ Expired - Fee Related JP2800077B2 (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5190057A (ja) * 1975-02-06 1976-08-06
JPS60137450A (ja) * 1983-11-14 1985-07-22 クレツクネル−フムボルト−ドイツ・アクチエンゲゼルシヤフト コーンクラッシャを用いて材料を層圧縮破砕する方法

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5190057A (ja) * 1975-02-06 1976-08-06
JPS60137450A (ja) * 1983-11-14 1985-07-22 クレツクネル−フムボルト−ドイツ・アクチエンゲゼルシヤフト コーンクラッシャを用いて材料を層圧縮破砕する方法

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