JPH0429006Y2 - - Google Patents

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JPH0429006Y2
JPH0429006Y2 JP10210587U JP10210587U JPH0429006Y2 JP H0429006 Y2 JPH0429006 Y2 JP H0429006Y2 JP 10210587 U JP10210587 U JP 10210587U JP 10210587 U JP10210587 U JP 10210587U JP H0429006 Y2 JPH0429006 Y2 JP H0429006Y2
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  • Suspension Of Electric Lines Or Cables (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 イ 考案の目的 〔産業上の利用分野〕 本考案は、例えば建設工事等の際に仮設する電
力引込線用支柱に関する。
〔従来の技術〕
建設工事用の電力引込線用支柱は、工事が済め
ば撤去し、何回も繰り返し使用するものである。
そこで、径の異なる上下各約3m長の2本の鋼管
柱を用い、不使用時は運搬・保管等に便利なよう
に大径の下部管柱内に小径の上部管柱を収納し、
使用時は工事現場で地上に横たえて上下管柱の端
部を嵌合し、その嵌合部を横方向に貫通するボル
トで連結してから、下部を土中に埋設し、上部に
引込線を掛止させるようにしたものは知られてい
る(例えば実開昭62−4562号公報参照)。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところが、上下管柱を密着的に嵌合すると、内
側に嵌合する管柱のボルト通し穴が見えないた
め、外側に嵌合する管柱のボルト通し穴との位置
合せに手間どる等の不具合があり、また上下管柱
の嵌合部に隙間を設けると、引込線の張力等によ
り上部管柱が傾いて嵌合部やボルトが変形した
り、強風に耐えない等のおそれがあつた。
本考案は上記の問題点を解決すると共に、構造
が簡単で組立てが容易な支柱を提供することを目
的とする。
ロ 考案の構成 〔問題点を解決するための手段〕 本考案は、互いに端部を内外に嵌合して連結す
る上部管柱1と下部管柱2とから成り、上部管柱
1の上部に引込線取付用のボルト3を横方向に貫
通させて設け、上部管柱1の下端部に下部管柱2
の内径に近似した外径寸法の傾動防止板4を固着
させ、上下管柱の嵌合部に横方向に貫通する上下
管柱連結用ボルト5を、前記のボルト3と直交方
向に設けたことを特徴とする。
〔作用〕
上下管柱1,2の嵌合部に、引込線取付用ボル
ト3と直交方向に連結用ボルト5を貫通させて上
下管柱1,2を連結すると共に、上部管柱1の下
端部に傾動防止板4を設けたことによつて、上部
管柱1を下部管柱2の内径よりも小さくして両管
柱1,2間に間隙を設けても上部管柱が引込線の
張力等で傾くのを防ぐことが可能となるもので、
上記の間隙により内側に嵌合する上部管柱1の連
結用ボルト5の通し穴が見えるので該ボルト5の
貫通が容易となる。
〔実施例〕
図示例の上部管柱1は、下部管柱2の内径より
も小径の管が用いられ、その下端面に連結ボルト
5と直角方向に長い略長方形の傾動防止板4が溶
接等により一体的に取付けられている。その傾動
防止板4の長手方向両端面4a,4aは下部管柱
2の内径と略同径の円弧面に形成されている。
上部管柱1の下部を下部管柱2の上部に挿入す
ると、傾動防止板4により上下管柱1,2が略同
心状に嵌合され、両管柱1,2間に環状の間隙S
が形成される。その間隙Sにより下部管柱2の上
端開口から該管柱2内を覗きながら上下管柱1,
2の連結ボルト5の通し穴6,7を合致させるこ
とによつてボルト5を容易に挿通することができ
る。8はそのボルト5の先端にねじ込んだ袋ナツ
トである。
引込線取付用ボルト3は、図の場合はアイボル
ト(リングボルト)を用いたもので、そのリング
部3aに引込線が掛止される。9はナツトであ
る。
上記の引込線は、例えば電柱間の配電線から分
岐して道路等を空中横断して引き込まれるもの
で、上記のボルト3は地上約5m位に位置するよ
うに下部管柱は約1m位土中に埋設される。
その引込線の張力により上部管柱1には、上記
ボルト3と直交方向の連結ボルト5を中心として
ボルト3の軸方向(図示矢示a方向)に傾動させ
る力が作用するが、傾動防止板4によつて上記の
傾動が阻止される。
なお、上記に傾動防止板4は、円板状に形成し
てもよく、或は上部管柱の下端部を外方に折曲げ
る等して上部管柱と一体に形成してもよい。
ハ 考案の効果 本考案は上記のように、上部管柱1の下端に下
部管柱2の内径に近似した外径寸法の傾動防止板
4を設けて上部管柱1の下部管柱2に対する傾動
を防止するようにしたから、上部管柱1を小径に
して下部管柱2との嵌合部に隙間Sを設けること
が可能となり、その隙間Sから内側に嵌合する上
部管柱1のボルト通し穴6を見ながら連結ボルト
5を容易に挿通することができる。また上下管柱
を1本のボルトで連結できるので組立・分解が容
易である。
さらに傾動防止板4によつて強風等で上部管柱
1が下部管柱2に対して傾くのを確実に阻止でき
るので、上下管柱1,2の嵌合部が変形等するの
が防止される等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案電力引込線用支柱の一部切欠き
正面図、第2図はその上部の平面図、第3図は第
1図−線断面図である。 1は上部管柱、2は下部管柱、3は引込線取付
用ボルト、4は傾動防止板、5は連結用ボルト、
6,7はそのボルト通し穴。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 互いに端部を内外に嵌合して連結する上部管柱
    と下部管柱とから成り、上部管柱の上部に引込線
    取付用のボルトを横方向に貫通させて設け、上部
    管柱の下端部に下部管柱の内径に近似した外形寸
    法の傾動防止板を固着させ、上下管柱の嵌合部に
    横方向に貫通する上下管柱連結用ボルトを、前記
    のボルトと直交方向に設けた電力引込線用支柱。
JP10210587U 1987-07-02 1987-07-02 Expired JPH0429006Y2 (ja)

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JP10210587U JPH0429006Y2 (ja) 1987-07-02 1987-07-02

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JPS647673U JPS647673U (ja) 1989-01-17
JPH0429006Y2 true JPH0429006Y2 (ja) 1992-07-14

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