JPH0222896Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0222896Y2 JPH0222896Y2 JP1986057695U JP5769586U JPH0222896Y2 JP H0222896 Y2 JPH0222896 Y2 JP H0222896Y2 JP 1986057695 U JP1986057695 U JP 1986057695U JP 5769586 U JP5769586 U JP 5769586U JP H0222896 Y2 JPH0222896 Y2 JP H0222896Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lighting equipment
- pole
- wire rope
- mounting plate
- connecting shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- 230000002265 prevention Effects 0.000 claims description 12
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 3
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 2
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、交通保安技術に係る道路照明器具用
落下防止装置に関するものであり、専用ポール又
は電柱等に突設したアームの先端に基部を挿入固
設する照明器具の落下を防止せんとするものであ
る。
落下防止装置に関するものであり、専用ポール又
は電柱等に突設したアームの先端に基部を挿入固
設する照明器具の落下を防止せんとするものであ
る。
道路等の照明に使用する道路照明器具は、専用
ポール又は電柱等の側方に突設したアームの先端
に取り付けられ、バンドやボルト等の締結手段に
よつて固設した構造に成るが、使用中に上記締結
手段が緩みを生じたり又は取付基部が破損した場
合、道路上に落下し、車両や通行人に被害を及ぼ
す危険性を有するものである。このため、この落
下を防止する技術として、従来より第5図に示す
ように、ポール50の端部に溶接固着した雌螺子
部材51と照明器具52の基部側に固設した雌螺
子部材53間を、両端に螺子挿通用ループを形成
したワイヤーロープ54を介してボルト55,5
5によつて締結連繋する構造の道路照明器具用落
下防止装置が使用されている。
ポール又は電柱等の側方に突設したアームの先端
に取り付けられ、バンドやボルト等の締結手段に
よつて固設した構造に成るが、使用中に上記締結
手段が緩みを生じたり又は取付基部が破損した場
合、道路上に落下し、車両や通行人に被害を及ぼ
す危険性を有するものである。このため、この落
下を防止する技術として、従来より第5図に示す
ように、ポール50の端部に溶接固着した雌螺子
部材51と照明器具52の基部側に固設した雌螺
子部材53間を、両端に螺子挿通用ループを形成
したワイヤーロープ54を介してボルト55,5
5によつて締結連繋する構造の道路照明器具用落
下防止装置が使用されている。
しかし、この種の道路照明器具用落下防止装置
は、ワイヤーの固定にボルト55を使用している
ため、緩みを生じる個所が多くなると共に、雌螺
子部材51が板材であるため屈曲したり又は折れ
たり等、強度的信頼性に乏しく、該雌螺子部材5
1がポール50の先端から突出しているため、こ
れが輸送中に当突して変形したり又は破損する等
の問題を有していたが、ポール50の外側にボル
ト55を螺着する構成にすると、照明器具52の
基部をポール50の先端に外挿又は内挿する構造
のものでは使用不能になるという欠点を有するも
のであつた。
は、ワイヤーの固定にボルト55を使用している
ため、緩みを生じる個所が多くなると共に、雌螺
子部材51が板材であるため屈曲したり又は折れ
たり等、強度的信頼性に乏しく、該雌螺子部材5
1がポール50の先端から突出しているため、こ
れが輸送中に当突して変形したり又は破損する等
の問題を有していたが、ポール50の外側にボル
ト55を螺着する構成にすると、照明器具52の
基部をポール50の先端に外挿又は内挿する構造
のものでは使用不能になるという欠点を有するも
のであつた。
本考案は、上記問題に鑑みて創案されたもので
あり、構造が簡単で、かつ充分な強度を有すると
共に、取付作業が容易であり、種々の器具に使用
できる等の汎用性に優れた道路照明器具用落下防
止装置を提供することを目的とするものである。
あり、構造が簡単で、かつ充分な強度を有すると
共に、取付作業が容易であり、種々の器具に使用
できる等の汎用性に優れた道路照明器具用落下防
止装置を提供することを目的とするものである。
上記目的を達成するために、本考案に係る道路
照明器具用落下防止装置は、先端に照明器具の取
付基部を適宜取付手段を介して固定するポール又
はアーム等のパイプ端部内面にその内径を横断す
る如く溶接固着した繋軸と、一端に締結用ボルト
の挿通可能な透孔を穿設した取付板を連繋すると
共に、他端に該取付板が挿通可能なループ部を構
成した適宜長さのワイヤーロープとから成り、上
記繋軸にワイヤーロープのループ部を利用して通
し結ぶにより連繋することを要旨とするものであ
る。
照明器具用落下防止装置は、先端に照明器具の取
付基部を適宜取付手段を介して固定するポール又
はアーム等のパイプ端部内面にその内径を横断す
る如く溶接固着した繋軸と、一端に締結用ボルト
の挿通可能な透孔を穿設した取付板を連繋すると
共に、他端に該取付板が挿通可能なループ部を構
成した適宜長さのワイヤーロープとから成り、上
記繋軸にワイヤーロープのループ部を利用して通
し結ぶにより連繋することを要旨とするものであ
る。
上記構成の道路照明器具用落下防止装置は、ポ
ール又はアーム等のパイプ端部内面に構成した繋
軸と、一端に取付板を連繋したワイヤーロープを
利用してポール又はアーム端と該端部に取り付け
た照明器具を連繋するものであり、照明器具側は
通し結びにより繋軸に連繋したワイヤーロープの
端部の取付板をボルトを介して器具の一部に締結
するように成つている。したがつて、繋軸がパイ
プ端内部に設けられるため、輸送中に邪魔になる
ような突出構造が排除され、またワイヤーを通し
結びする構造であるため、構造が簡単で、かつ高
所における取付作業が容易に成るものである。
ール又はアーム等のパイプ端部内面に構成した繋
軸と、一端に取付板を連繋したワイヤーロープを
利用してポール又はアーム端と該端部に取り付け
た照明器具を連繋するものであり、照明器具側は
通し結びにより繋軸に連繋したワイヤーロープの
端部の取付板をボルトを介して器具の一部に締結
するように成つている。したがつて、繋軸がパイ
プ端内部に設けられるため、輸送中に邪魔になる
ような突出構造が排除され、またワイヤーを通し
結びする構造であるため、構造が簡単で、かつ高
所における取付作業が容易に成るものである。
以下、本考案に係る道路照明器具用落下防止装
置の一実施例を第1図及び第3図に従つて説明す
る。
置の一実施例を第1図及び第3図に従つて説明す
る。
図面において、1は照明器具取付用専用ポール
であり、該ポール1の先端に道路照明等の照明器
具2を取り付ける。上記ポール1の先端は、パイ
プ状になつており、該端部内面にはその内径を横
断する適宜軸径を有する繋軸3を溶接固着する。
また、照明器具2の取付基部には、ポール1の先
端に外挿する筒状嵌合部4を構成すると共に、該
筒状嵌合部4の一側に内径方向に出退する取付ボ
ルト5,5を螺合し、筒状嵌合部4をポール1の
先端に外挿した後、該取付ボルト5,5を締結し
て照明器具2をポール1の端部に固着する構造に
成つている。6は、上記ポール1と照明器具2を
連繋する適宜長さのワイヤーロープであり、該ワ
イヤーロープ6の一端には締結用ボルト7が挿通
可能な透孔8を穿設した取付板9を連繋すると共
に、他端には該取付板9が挿通可能なループ部1
0を構成し、該取付板9は、該取付板9の透孔8
と照明器具2の透孔基部近傍に架設した渡金具1
1に穿設した透孔を利用したボルト・ナツト12
によつて締結固着するものである。而して、上記
繋軸3に対してワイヤーロープ6は、繋軸3に捲
回した後、ループ部10に取付板9を挿通する所
謂「通し結び」によつて連繋する。
であり、該ポール1の先端に道路照明等の照明器
具2を取り付ける。上記ポール1の先端は、パイ
プ状になつており、該端部内面にはその内径を横
断する適宜軸径を有する繋軸3を溶接固着する。
また、照明器具2の取付基部には、ポール1の先
端に外挿する筒状嵌合部4を構成すると共に、該
筒状嵌合部4の一側に内径方向に出退する取付ボ
ルト5,5を螺合し、筒状嵌合部4をポール1の
先端に外挿した後、該取付ボルト5,5を締結し
て照明器具2をポール1の端部に固着する構造に
成つている。6は、上記ポール1と照明器具2を
連繋する適宜長さのワイヤーロープであり、該ワ
イヤーロープ6の一端には締結用ボルト7が挿通
可能な透孔8を穿設した取付板9を連繋すると共
に、他端には該取付板9が挿通可能なループ部1
0を構成し、該取付板9は、該取付板9の透孔8
と照明器具2の透孔基部近傍に架設した渡金具1
1に穿設した透孔を利用したボルト・ナツト12
によつて締結固着するものである。而して、上記
繋軸3に対してワイヤーロープ6は、繋軸3に捲
回した後、ループ部10に取付板9を挿通する所
謂「通し結び」によつて連繋する。
上記連繋によつて、使用中に取付ボルト5,5
が緩んだり、又は取付基部が破損して照明器具2
がポール1の端部から外れた場合にも、ポール1
に固設した繋軸3と照明器具2側の渡金具11間
がワイヤーロープ6を介して連繋されているた
め、照明器具2が路上に落下することはない。
が緩んだり、又は取付基部が破損して照明器具2
がポール1の端部から外れた場合にも、ポール1
に固設した繋軸3と照明器具2側の渡金具11間
がワイヤーロープ6を介して連繋されているた
め、照明器具2が路上に落下することはない。
次に第4図は、照明器具2の他の取付状態を示
すものであり、ポール1の先端にクランプ13,
13を利用してボルト14によつて締結したもの
である。
すものであり、ポール1の先端にクランプ13,
13を利用してボルト14によつて締結したもの
である。
なお、上記実施例ではポール1を専用型につい
て説明したが、本考案では照明器具2との取付構
造がパイプ状であれば良く、また電柱等から側方
に突出するパイプ状のアームであつても同様に構
成することができることは勿論である。
て説明したが、本考案では照明器具2との取付構
造がパイプ状であれば良く、また電柱等から側方
に突出するパイプ状のアームであつても同様に構
成することができることは勿論である。
本考案に係る道路照明器具用落下防止装置は、
以上のように構成したから、ワイヤーを通し結び
する構造に成るため、構造が簡単で、かつ高所で
の取付作業が容易であると共に、ボルトによる締
結構造ではないため使用中に緩みが生じることが
ない。また繋軸がパイプ端内部に設けられるた
め、邪魔になるような突出構造がなく、搬送性も
改善される等の特徴を有するものであり、本考案
実施例の実用的効果は極めて大きい。
以上のように構成したから、ワイヤーを通し結び
する構造に成るため、構造が簡単で、かつ高所で
の取付作業が容易であると共に、ボルトによる締
結構造ではないため使用中に緩みが生じることが
ない。また繋軸がパイプ端内部に設けられるた
め、邪魔になるような突出構造がなく、搬送性も
改善される等の特徴を有するものであり、本考案
実施例の実用的効果は極めて大きい。
第1図は本考案に係る道路照明器具用落下防止
装置の一実施例を示す照明器具取付状態の要部側
断面図、第2図は同底面図、第3図は道路照明器
具用落下防止装置の斜視図、第4図は照明器具の
他の取付状態を示す要部側断面図、第5図は従来
の道路照明器具用落下防止装置を示す一部切欠し
た要部側断面図である。 1……ポール、2……照明器具、3……繋軸、
6……ワイヤーロープ、7……締結用ボルト、8
……透孔、9……取付板、10……ループ部、1
1……渡金具、12……ボルト・ナツト。
装置の一実施例を示す照明器具取付状態の要部側
断面図、第2図は同底面図、第3図は道路照明器
具用落下防止装置の斜視図、第4図は照明器具の
他の取付状態を示す要部側断面図、第5図は従来
の道路照明器具用落下防止装置を示す一部切欠し
た要部側断面図である。 1……ポール、2……照明器具、3……繋軸、
6……ワイヤーロープ、7……締結用ボルト、8
……透孔、9……取付板、10……ループ部、1
1……渡金具、12……ボルト・ナツト。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 先端に照明器具の取付基部を適宜取付手段を介
して固定するポール又はアーム等のパイプ端部内
面にその内径を横断する如く溶接固着した繋軸
と、 一端に締結用ボルトの挿通可能な透孔を穿設し
た取付板を連繋すると共に、他端に該取付板が挿
通可能なループ部を構成した適宜長さのワイヤー
ロープを具備し、 上記繋軸にワイヤーロープのループ部を利用し
て通し結びにより連繋すること を特徴とする道路照明器具用落下防止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986057695U JPH0222896Y2 (ja) | 1986-04-17 | 1986-04-17 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986057695U JPH0222896Y2 (ja) | 1986-04-17 | 1986-04-17 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62169411U JPS62169411U (ja) | 1987-10-27 |
JPH0222896Y2 true JPH0222896Y2 (ja) | 1990-06-21 |
Family
ID=30887639
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986057695U Expired JPH0222896Y2 (ja) | 1986-04-17 | 1986-04-17 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0222896Y2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0736284B2 (ja) * | 1990-01-20 | 1995-04-19 | 松下電工株式会社 | 照明器具 |
JP2010009984A (ja) * | 2008-06-27 | 2010-01-14 | Sharp Corp | 落下防止部材及び該落下防止部材を備える照明装置 |
JP5252716B2 (ja) * | 2009-01-26 | 2013-07-31 | パナソニック株式会社 | 照明器具 |
JP2011103254A (ja) * | 2009-11-11 | 2011-05-26 | Kuroi Electric Co Ltd | 係留器具 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5472395U (ja) * | 1977-10-31 | 1979-05-23 |
-
1986
- 1986-04-17 JP JP1986057695U patent/JPH0222896Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62169411U (ja) | 1987-10-27 |
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