JPH0428983B2 - - Google Patents
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- JPH0428983B2 JPH0428983B2 JP22403683A JP22403683A JPH0428983B2 JP H0428983 B2 JPH0428983 B2 JP H0428983B2 JP 22403683 A JP22403683 A JP 22403683A JP 22403683 A JP22403683 A JP 22403683A JP H0428983 B2 JPH0428983 B2 JP H0428983B2
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- Japan
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- heat
- compressor
- heat storage
- refrigeration cycle
- storage tank
- Prior art date
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- 238000005338 heat storage Methods 0.000 claims description 48
- 239000003507 refrigerant Substances 0.000 claims description 36
- 238000005057 refrigeration Methods 0.000 claims description 26
- 230000005855 radiation Effects 0.000 claims description 10
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 claims description 7
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 11
- 238000010257 thawing Methods 0.000 description 9
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- 238000009434 installation Methods 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
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- 239000011232 storage material Substances 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Compression-Type Refrigeration Machines With Reversible Cycles (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
この発明は室内を冷暖房する冷凍サイクルに係
り、特に蓄熱槽を備えたヒートポンプ式冷凍サイ
クルに関する。
り、特に蓄熱槽を備えたヒートポンプ式冷凍サイ
クルに関する。
従来、この種のヒートポンプ式冷凍サイクル
は、第1図に示すように、コンプレツサ1、四方
弁2、室外熱交換器3、膨脹弁4、室内熱交換器
5を順次接続して構成され、四方弁2を切換操作
することにより室内を冷暖房するようになつてい
る。
は、第1図に示すように、コンプレツサ1、四方
弁2、室外熱交換器3、膨脹弁4、室内熱交換器
5を順次接続して構成され、四方弁2を切換操作
することにより室内を冷暖房するようになつてい
る。
一方、冷凍サイクルは途中に蓄熱剤と充填した
蓄熱槽6が備えられている。この蓄熱槽内には放
熱(蓄熱)用熱交換コイル7および吸熱用熱交換
コイル8が収容される。放熱用熱交換コイル7を
備えた放熱用配管9はコンプレツサ1の吐出側高
圧配管10の並設される。そして、弁11を閉じ
ることにより吐出冷媒を放熱用熱交換コイル7に
案内し、吐出冷媒からの放熱により蓄熱される。
また、吸熱用熱交換コイル8を備えた吸熱用配管
12はコンプレツサ1の吸込側低圧配管13に接
続される。しかして、弁14を閉じることにより
戻り冷媒を吸熱用熱交換コイル8に案内し、これ
を加熱している。
蓄熱槽6が備えられている。この蓄熱槽内には放
熱(蓄熱)用熱交換コイル7および吸熱用熱交換
コイル8が収容される。放熱用熱交換コイル7を
備えた放熱用配管9はコンプレツサ1の吐出側高
圧配管10の並設される。そして、弁11を閉じ
ることにより吐出冷媒を放熱用熱交換コイル7に
案内し、吐出冷媒からの放熱により蓄熱される。
また、吸熱用熱交換コイル8を備えた吸熱用配管
12はコンプレツサ1の吸込側低圧配管13に接
続される。しかして、弁14を閉じることにより
戻り冷媒を吸熱用熱交換コイル8に案内し、これ
を加熱している。
しかして、従来のヒートポンプ式冷凍サイクル
での除霜運転は、四方弁2を切換え、反転除霜す
ることにより行なわれる。しかし、この反転除霜
運転時には、コンプレツサ1へ還流される冷媒を
加熱し、蒸発させるため、戻り冷媒を蓄熱槽6内
に案内し、この蓄熱槽6内を通る間に吸熱して、
加熱される。
での除霜運転は、四方弁2を切換え、反転除霜す
ることにより行なわれる。しかし、この反転除霜
運転時には、コンプレツサ1へ還流される冷媒を
加熱し、蒸発させるため、戻り冷媒を蓄熱槽6内
に案内し、この蓄熱槽6内を通る間に吸熱して、
加熱される。
しかしながら、上記ヒートポンプ式冷凍サイク
ルでは、蓄熱槽6が独立して設置され、その蓄熱
はコンプレツサ1からの高温吐出冷媒を弁操作に
より放熱用熱交換コイル7に案内することによつ
て行なわれる。このため、蓄熱槽6での蓄熱や冷
媒加熱のための放熱の切換操作が面倒で、複雑に
なつたり、冷凍サイクル内に種々の弁類が配置さ
れるため配管が複雑でコスト高の要因となつた
り、また、蓄熱槽6が独立しているため、設置ス
ペースも大きくなり、小型化を図ることが困難で
あつた。しかも、コンプレツサの運転によるコン
プレツサケースからの放熱による熱はそのまま外
部へ放出され、有効に利用することができなかつ
た。
ルでは、蓄熱槽6が独立して設置され、その蓄熱
はコンプレツサ1からの高温吐出冷媒を弁操作に
より放熱用熱交換コイル7に案内することによつ
て行なわれる。このため、蓄熱槽6での蓄熱や冷
媒加熱のための放熱の切換操作が面倒で、複雑に
なつたり、冷凍サイクル内に種々の弁類が配置さ
れるため配管が複雑でコスト高の要因となつた
り、また、蓄熱槽6が独立しているため、設置ス
ペースも大きくなり、小型化を図ることが困難で
あつた。しかも、コンプレツサの運転によるコン
プレツサケースからの放熱による熱はそのまま外
部へ放出され、有効に利用することができなかつ
た。
この本発明は上述した点を考慮し、コンプレツ
サからの放熱を有効かつ積極的に利用して、コン
プレツサに還流される冷媒の加熱を可能にし、か
つ大きな設置スペースを必要とせず、小型で簡単
な構造の冷凍サイクルを提供することを目的とす
る。
サからの放熱を有効かつ積極的に利用して、コン
プレツサに還流される冷媒の加熱を可能にし、か
つ大きな設置スペースを必要とせず、小型で簡単
な構造の冷凍サイクルを提供することを目的とす
る。
この発明の他の目的は、コンプレツサからの騒
音を低減させるとともに、除霜運転を効率よく行
ない得るようにした冷凍サイクルを提供すること
を目的とする。
音を低減させるとともに、除霜運転を効率よく行
ない得るようにした冷凍サイクルを提供すること
を目的とする。
上述した目的を達成するために、この発明に係
る冷凍サイクルは、コンプレツサ、四方弁、室外
熱交換器、膨脹機構および室内熱交換器を接続し
て構成されたものにおいて、上記四方弁からコン
プレツサ吸込側に至る低圧側冷媒配管に、吸熱用
熱交換コイルを備えた蓄熱用配管を並列にかつ切
換可能に接続し、上記熱交換コイルを収容した蓄
熱槽をコンプレツサと熱交換可能に配設したもの
である。
る冷凍サイクルは、コンプレツサ、四方弁、室外
熱交換器、膨脹機構および室内熱交換器を接続し
て構成されたものにおいて、上記四方弁からコン
プレツサ吸込側に至る低圧側冷媒配管に、吸熱用
熱交換コイルを備えた蓄熱用配管を並列にかつ切
換可能に接続し、上記熱交換コイルを収容した蓄
熱槽をコンプレツサと熱交換可能に配設したもの
である。
以下、この発明に係る冷凍サイクルの好ましい
実施例について添付図面を参照して説明する。
実施例について添付図面を参照して説明する。
第2図は、この発明に係るヒートポンプ式冷凍
サイクルを示し、この冷凍サイクルは冷暖房用空
気調和機に適用され、コンプレツサ20、四方弁
21、室外熱交換器22、膨脹機構としての膨脹
弁(キヤピラリチユーブでもよい。)23、室内
熱交換器24を順次接続して構成されており、閉
じた冷媒循環回路25を形成している。
サイクルを示し、この冷凍サイクルは冷暖房用空
気調和機に適用され、コンプレツサ20、四方弁
21、室外熱交換器22、膨脹機構としての膨脹
弁(キヤピラリチユーブでもよい。)23、室内
熱交換器24を順次接続して構成されており、閉
じた冷媒循環回路25を形成している。
一方、コンプレツサ20の吐出側からホツトガ
スバイパス配管26が分岐されており、このバイ
パス配管26は途中に設けられたバイパス弁27
を介して室外熱交換器22と膨脹弁23との間の
冷媒配管25aに接続され、ホツトガスバイパス
回路を構成している。
スバイパス配管26が分岐されており、このバイ
パス配管26は途中に設けられたバイパス弁27
を介して室外熱交換器22と膨脹弁23との間の
冷媒配管25aに接続され、ホツトガスバイパス
回路を構成している。
また、四方弁21からコンプレツサ20の吸込
側に至る低圧側冷媒配管25bに蓄熱用配管28
が並列に接続される。蓄熱用配管28は途中に吸
熱用熱交換コイル29を備え、この熱交換コイル
29は蓄熱剤が充填された蓄熱槽30内に収容さ
れる。蓄熱槽30は、第3図に示すようにコンプ
レツサ20を外側から覆い、そのコンプレツサケ
ース20aに一体あるいは一体的に設けられる。
蓄熱槽30内に収容される吸熱用熱交換コイル2
9は周方向に延び、その他端側は蓄熱槽30から
出てコンプレツサ20のサクシヨンカツプ31に
接続される。
側に至る低圧側冷媒配管25bに蓄熱用配管28
が並列に接続される。蓄熱用配管28は途中に吸
熱用熱交換コイル29を備え、この熱交換コイル
29は蓄熱剤が充填された蓄熱槽30内に収容さ
れる。蓄熱槽30は、第3図に示すようにコンプ
レツサ20を外側から覆い、そのコンプレツサケ
ース20aに一体あるいは一体的に設けられる。
蓄熱槽30内に収容される吸熱用熱交換コイル2
9は周方向に延び、その他端側は蓄熱槽30から
出てコンプレツサ20のサクシヨンカツプ31に
接続される。
ところで、前記低圧側冷媒配管25bと蓄熱用
配管28との分岐部には切換用三方弁33が設け
られる。この三方弁33は第4図に示すように構
成され、弁ケーシング34に1つの流入ポート3
5と2つの流出ポート36a,36bが形成され
る。両流出ポート36a,36bは弁体37によ
り選択的に開口される。弁体37は弁棒38を介
してプランジヤ39に一体的に連結され、プラン
ジヤ39はスプリング40によりばね付勢され、
弁体37を一方の弁シート41側に押圧される。
また、上記プランジヤ39は電磁コイル42への
通電により、スプリング40のばね力に抗して移
動され、弁体37を他方の弁シート43側に押し
付ける。
配管28との分岐部には切換用三方弁33が設け
られる。この三方弁33は第4図に示すように構
成され、弁ケーシング34に1つの流入ポート3
5と2つの流出ポート36a,36bが形成され
る。両流出ポート36a,36bは弁体37によ
り選択的に開口される。弁体37は弁棒38を介
してプランジヤ39に一体的に連結され、プラン
ジヤ39はスプリング40によりばね付勢され、
弁体37を一方の弁シート41側に押圧される。
また、上記プランジヤ39は電磁コイル42への
通電により、スプリング40のばね力に抗して移
動され、弁体37を他方の弁シート43側に押し
付ける。
しかして、切換用三方弁33は電磁コイル42
への通電により、弁体37は弁シート36aを閉
塞し、流入ポート35は一方の流出ポート36b
に連通され、通電を解除することにより他方の流
出ポート36aに連通される。この三方弁33の
切換の際、三方弁33の各流出入ポート35,3
6a,36bに作用する冷媒圧力は低圧で、流出
入ポートの圧力差はほとんどないため、三方弁3
3が大口径のものであつても、弁の切換操作は小
さな切換力でスムーズに行なうことができる。こ
のため、三方弁33は簡単かつ単純構造の直動弁
でよく、しかも電磁コイル40も小さなもので足
りる。また、三方弁33は切換部からの冷媒洩れ
が少々生じても不都合がないので、低コストで製
造できる。
への通電により、弁体37は弁シート36aを閉
塞し、流入ポート35は一方の流出ポート36b
に連通され、通電を解除することにより他方の流
出ポート36aに連通される。この三方弁33の
切換の際、三方弁33の各流出入ポート35,3
6a,36bに作用する冷媒圧力は低圧で、流出
入ポートの圧力差はほとんどないため、三方弁3
3が大口径のものであつても、弁の切換操作は小
さな切換力でスムーズに行なうことができる。こ
のため、三方弁33は簡単かつ単純構造の直動弁
でよく、しかも電磁コイル40も小さなもので足
りる。また、三方弁33は切換部からの冷媒洩れ
が少々生じても不都合がないので、低コストで製
造できる。
次に、この発明の冷凍サイクルの作用について
述べる。
述べる。
冷房運転時には、四方弁21、三方弁33は第
2図に示す状態でセツトされる。しかして、コン
プレツサ20から吐出された冷媒は四方弁21を
経て室外熱交換器22に送られ、ここで周囲に放
熱して凝縮される。この凝縮冷媒は膨脹弁23を
通つて膨脹作用を受けた後、室内熱交換器24に
案内され、ここで吸熱し、周囲の空気を冷却す
る。冷却された空気は冷却風となつて室内に吹き
出され、室内を冷房する。
2図に示す状態でセツトされる。しかして、コン
プレツサ20から吐出された冷媒は四方弁21を
経て室外熱交換器22に送られ、ここで周囲に放
熱して凝縮される。この凝縮冷媒は膨脹弁23を
通つて膨脹作用を受けた後、室内熱交換器24に
案内され、ここで吸熱し、周囲の空気を冷却す
る。冷却された空気は冷却風となつて室内に吹き
出され、室内を冷房する。
一方、暖房運転時には、四方弁21を暖房運転
側に切り換える。この切換により、コンプレツサ
20から吐出される高温高圧冷媒は四方弁21を
経て室内熱交換器24に送られ、ここで放熱して
周囲の空気を暖める。暖められた空気は温風とな
つて室内に吹き出され、室内を暖房している。
側に切り換える。この切換により、コンプレツサ
20から吐出される高温高圧冷媒は四方弁21を
経て室内熱交換器24に送られ、ここで放熱して
周囲の空気を暖める。暖められた空気は温風とな
つて室内に吹き出され、室内を暖房している。
室内を暖房することにより、凝縮された冷媒
は、膨脹弁23を経て室外熱交換器22に送ら
れ、ここで周囲から熱を奪つて蒸発され、蒸発し
たガス冷媒は四方弁21から三方弁33、低圧側
冷媒配管25bおよびサクシヨンカツプ31を経
てコンプレツサ20内に還流される。
は、膨脹弁23を経て室外熱交換器22に送ら
れ、ここで周囲から熱を奪つて蒸発され、蒸発し
たガス冷媒は四方弁21から三方弁33、低圧側
冷媒配管25bおよびサクシヨンカツプ31を経
てコンプレツサ20内に還流される。
ところで、コンプレツサ20の運転時、コンプ
レツサケース20aから放熱される熱は、熱伝導
により蓄熱槽30内に伝達され、蓄熱槽30内に
時間をかけて蓄熱される。蓄熱槽30内の蓄熱は
三方弁33が蓄熱用配管28側に切り換えられな
い限り、放熱されない。
レツサケース20aから放熱される熱は、熱伝導
により蓄熱槽30内に伝達され、蓄熱槽30内に
時間をかけて蓄熱される。蓄熱槽30内の蓄熱は
三方弁33が蓄熱用配管28側に切り換えられな
い限り、放熱されない。
次に、除霜運転を行なう場合には、四方弁21
を暖房運転側にセツトしたままで、三方弁33を
蓄熱用配管28を選択するように切換え、バイパ
ス弁27を開く。
を暖房運転側にセツトしたままで、三方弁33を
蓄熱用配管28を選択するように切換え、バイパ
ス弁27を開く。
これにより、コンプレツサ20からの高温高圧
冷媒はホツトガスバイパス回路26を経て室外熱
交換器22に直接案内され、ここで放熱し、室外
熱交換器22のフインに付着した霜を取り除く。
室外熱交換器22を除霜することにより、凝縮さ
れた冷媒は四方弁21、三方弁33を経て蓄熱槽
30内に案内され、吸熱用熱交換コイル29を通
る間に吸熱作用を受けて蒸発し、ガス冷媒とな
り、このガス冷媒がサクシヨンカツプ31を経て
コンプレツサ20に還流される。したがつて、室
外熱交換器22に付着した霜を急速に除霜するこ
とができる。
冷媒はホツトガスバイパス回路26を経て室外熱
交換器22に直接案内され、ここで放熱し、室外
熱交換器22のフインに付着した霜を取り除く。
室外熱交換器22を除霜することにより、凝縮さ
れた冷媒は四方弁21、三方弁33を経て蓄熱槽
30内に案内され、吸熱用熱交換コイル29を通
る間に吸熱作用を受けて蒸発し、ガス冷媒とな
り、このガス冷媒がサクシヨンカツプ31を経て
コンプレツサ20に還流される。したがつて、室
外熱交換器22に付着した霜を急速に除霜するこ
とができる。
その際、バイパス弁27の弁開度を調節するこ
とにより、ホツトガスバイパス回路26を流れる
冷媒流量を調節することができ、コンプレツサ2
0からの高温高圧吐出冷媒の一部をホツトガスバ
イパス回路26に流し、残りを四方弁21を介し
て室内熱交換器24に案内することにより、暖房
運転を継続させながら、除霜運転を行なうことが
でき、暖房運転を連続的に行なうことができる。
とにより、ホツトガスバイパス回路26を流れる
冷媒流量を調節することができ、コンプレツサ2
0からの高温高圧吐出冷媒の一部をホツトガスバ
イパス回路26に流し、残りを四方弁21を介し
て室内熱交換器24に案内することにより、暖房
運転を継続させながら、除霜運転を行なうことが
でき、暖房運転を連続的に行なうことができる。
なお、この発明の一実施例の説明においては、
低圧側冷媒配管と蓄熱用配管との分岐部に三方弁
を備えた例について説明したが、各配管に通常の
開閉弁を備えるようにしてもよい。
低圧側冷媒配管と蓄熱用配管との分岐部に三方弁
を備えた例について説明したが、各配管に通常の
開閉弁を備えるようにしてもよい。
また、除霜運転はホツトガスバイパス回路26
を利用した例について説明したが、この代りに、
四方弁を切換えることによる反転除霜の場合に
も、同様にして適用することができる。
を利用した例について説明したが、この代りに、
四方弁を切換えることによる反転除霜の場合に
も、同様にして適用することができる。
以上に述べたように、この発明に係る冷凍サイ
クルにおいては、四方弁からコンプレツサ吸込側
に至る低圧側冷媒配管に、吸熱用熱交換コイルを
備えた蓄熱用配管を並列にかつ切換可能に接続
し、上記熱交換コイルを収容した蓄熱槽をコンプ
レツサと熱交換可能に配設したから、コンプレツ
サケースからの放熱を積極的に利用して蓄熱槽内
を蓄熱させることができるので、蓄熱槽内に放熱
用熱交換コイルを設ける必要がなく、その分だけ
蓄熱槽内を簡素化することができる。また、蓄熱
槽はコンプレツサと熱交換可能に配設されている
ので、その分だけ近接した配置構造となり、設置
スペースの有効利用を図ることができるので、大
きな設置スペースを必要とせず、小型化を図るこ
とができる。
クルにおいては、四方弁からコンプレツサ吸込側
に至る低圧側冷媒配管に、吸熱用熱交換コイルを
備えた蓄熱用配管を並列にかつ切換可能に接続
し、上記熱交換コイルを収容した蓄熱槽をコンプ
レツサと熱交換可能に配設したから、コンプレツ
サケースからの放熱を積極的に利用して蓄熱槽内
を蓄熱させることができるので、蓄熱槽内に放熱
用熱交換コイルを設ける必要がなく、その分だけ
蓄熱槽内を簡素化することができる。また、蓄熱
槽はコンプレツサと熱交換可能に配設されている
ので、その分だけ近接した配置構造となり、設置
スペースの有効利用を図ることができるので、大
きな設置スペースを必要とせず、小型化を図るこ
とができる。
また、蓄熱槽でコンプレツサケースを覆い、両
者を一体化した場合には、スペースをより一層有
効的に利用を図ることができるとともに、コンプ
レツサからの騒音を蓄熱槽で吸収することがで
き、コンプレツサの防音効果を向上させることが
できる。
者を一体化した場合には、スペースをより一層有
効的に利用を図ることができるとともに、コンプ
レツサからの騒音を蓄熱槽で吸収することがで
き、コンプレツサの防音効果を向上させることが
できる。
さらに、コンプレツサからの高温高圧の吐出冷
媒で蓄熱槽内を蓄熱する必要がないため、吐出冷
媒を冷暖房用等に有効的に利用できるとともに、
冷凍サイクルのサイクル構造が簡素化される。
媒で蓄熱槽内を蓄熱する必要がないため、吐出冷
媒を冷暖房用等に有効的に利用できるとともに、
冷凍サイクルのサイクル構造が簡素化される。
第1図は従来のヒートポンプ式冷凍サイクルを
示す図、第2図はこの発明に係る冷凍サイクルの
一実施例を示す図、第3図は上記冷凍サイクルに
組み込まれるコンプレツサと蓄熱槽との配置関係
を示す簡略図、第4図は上記冷凍サイクルに組み
込まれる切換用三方弁の弁構造を示す断面図であ
る。 20……コンプレツサ、20a……コンプレツ
サケース、21……四方弁、22……室外熱交換
器、24……室内熱交換器、25b……低圧側冷
媒配管、28……蓄熱用配管、29……吸熱用熱
交換コイル、30……蓄熱槽、33……切換用三
方弁。
示す図、第2図はこの発明に係る冷凍サイクルの
一実施例を示す図、第3図は上記冷凍サイクルに
組み込まれるコンプレツサと蓄熱槽との配置関係
を示す簡略図、第4図は上記冷凍サイクルに組み
込まれる切換用三方弁の弁構造を示す断面図であ
る。 20……コンプレツサ、20a……コンプレツ
サケース、21……四方弁、22……室外熱交換
器、24……室内熱交換器、25b……低圧側冷
媒配管、28……蓄熱用配管、29……吸熱用熱
交換コイル、30……蓄熱槽、33……切換用三
方弁。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 コンプレツサ、四方弁、室外熱交換器、膨脹
機構および室内熱交換器を接続して構成された冷
凍サイクルにおいて、上記四方弁からコンプレツ
サ吸込側に至る低圧側冷媒配管に、吸熱用熱交換
コイルを備えた蓄熱用配管を並列にかつ切換可能
に接続し、上記熱交換コイルを収容した蓄熱槽を
コンプレツサと熱交換可能に配設したことを特徴
とする冷凍サイクル。 2 蓄熱槽はコンプレツサケースを覆うように一
体あるいは一体的に設けられ、この蓄熱槽内に、
コンプレツサケースからの放熱による熱伝導によ
り蓄熱するように構成された特許請求の範囲第1
項に記載の冷凍サイクル。 3 蓄熱槽に収納される吸熱用熱交換コイルは、
蓄熱槽内を周方向に延びるように延設された特許
請求の範囲第2項に記載の冷凍サイクル。 4 低圧側冷媒配管と蓄熱用配管との分岐部には
切換用三方弁が設けられ、この三方弁の切換操作
により低圧側冷媒配管および蓄熱用配管が択一的
に選択される特許請求の範囲第1項に記載の冷凍
サイクル。 5 コンプレツサの吐出側にはホツトガスバイパ
ス配管が分岐されており、このバイパス配管は途
中にバイパス弁を備え、その先端は室外側熱交換
器と膨脹機構との間に接続された特許請求の範囲
第1項に記載の冷凍サイクル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22403683A JPS60117062A (ja) | 1983-11-30 | 1983-11-30 | 冷凍サイクル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22403683A JPS60117062A (ja) | 1983-11-30 | 1983-11-30 | 冷凍サイクル |
Related Child Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5076411A Division JPH0827092B2 (ja) | 1993-03-11 | 1993-03-11 | 冷凍サイクル |
JP5076413A Division JP2530094B2 (ja) | 1993-03-11 | 1993-03-11 | 冷凍サイクル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60117062A JPS60117062A (ja) | 1985-06-24 |
JPH0428983B2 true JPH0428983B2 (ja) | 1992-05-15 |
Family
ID=16807584
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22403683A Granted JPS60117062A (ja) | 1983-11-30 | 1983-11-30 | 冷凍サイクル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60117062A (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63108173A (ja) * | 1986-10-27 | 1988-05-13 | 松下電器産業株式会社 | ヒ−トポンプ式空調機の除霜方法 |
JPS63108174A (ja) * | 1986-10-27 | 1988-05-13 | 松下電器産業株式会社 | ヒ−トポンプ式空調機の除霜方法 |
JPH05223410A (ja) * | 1992-07-17 | 1993-08-31 | Toshiba Corp | ヒートポンプ |
WO2020174684A1 (ja) * | 2019-02-28 | 2020-09-03 | 三菱電機株式会社 | 冷凍サイクル装置 |
-
1983
- 1983-11-30 JP JP22403683A patent/JPS60117062A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JPS60117062A (ja) | 1985-06-24 |
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