JPH04289722A - 配電線路の保護方法 - Google Patents
配電線路の保護方法Info
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- JPH04289722A JPH04289722A JP7862991A JP7862991A JPH04289722A JP H04289722 A JPH04289722 A JP H04289722A JP 7862991 A JP7862991 A JP 7862991A JP 7862991 A JP7862991 A JP 7862991A JP H04289722 A JPH04289722 A JP H04289722A
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- Japan
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- thyristor
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- 230000001681 protective effect Effects 0.000 title abstract 2
- 230000003213 activating effect Effects 0.000 claims 1
- APTZNLHMIGJTEW-UHFFFAOYSA-N pyraflufen-ethyl Chemical compound C1=C(Cl)C(OCC(=O)OCC)=CC(C=2C(=C(OC(F)F)N(C)N=2)Cl)=C1F APTZNLHMIGJTEW-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract 2
- 238000012015 optical character recognition Methods 0.000 description 6
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000002045 lasting effect Effects 0.000 description 1
- 230000008018 melting Effects 0.000 description 1
- 238000002844 melting Methods 0.000 description 1
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は配電線路に落雷による短
絡事故電流あるいは地絡短絡事故電流が流れたときに事
故電流により配電線が断線することを防止するための配
電線路の保護装置に関するものである。
絡事故電流あるいは地絡短絡事故電流が流れたときに事
故電流により配電線が断線することを防止するための配
電線路の保護装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】配電線路において短絡事故や地絡短絡事
故が発生した場合の系統の保護のため、従来から配電変
電所内には遮断器および遮断器のＯＣＲ（オーバーカレ
ントリレー：過電流継電器）が設置されている。しかし
この遮断器のＯＣＲは需要家遮断器のＯＣＲが動作した
後に動作するように遅い動作特性を持たせてあるため、
この遮断器が動作する間に配電線が事故電流のアークに
より断線してしまい、長時間にわたる停電を招くという
問題があった。
故が発生した場合の系統の保護のため、従来から配電変
電所内には遮断器および遮断器のＯＣＲ（オーバーカレ
ントリレー：過電流継電器）が設置されている。しかし
この遮断器のＯＣＲは需要家遮断器のＯＣＲが動作した
後に動作するように遅い動作特性を持たせてあるため、
この遮断器が動作する間に配電線が事故電流のアークに
より断線してしまい、長時間にわたる停電を招くという
問題があった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような従
来の問題点を解消して、配電線路や地絡短絡事故が発生
したときに事故電流を高速遮断し、事故電流のアークに
よる断線を防止することができる配電線路の保護装置を
提供することを目的とするものである。
来の問題点を解消して、配電線路や地絡短絡事故が発生
したときに事故電流を高速遮断し、事故電流のアークに
よる断線を防止することができる配電線路の保護装置を
提供することを目的とするものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記の課題は、変電所の
遮断器の二次側の配電線に短絡事故電流あるいは地絡短
絡事故電流が流れたときに高速動作して配電線を強制的
に短絡するサイリスタ式高速開閉器を並列に設けた配電
線路の保護装置であって、この装置は襲雷時にのみ運用
されるものとし、かつ事故電流が所定値を越えたときに
は需要家遮断器のＯＣＲの動作特性を無視してサイリス
タ式高速開閉器を起動させることを特徴とする配電線路
の保護装置によって解決できる。
遮断器の二次側の配電線に短絡事故電流あるいは地絡短
絡事故電流が流れたときに高速動作して配電線を強制的
に短絡するサイリスタ式高速開閉器を並列に設けた配電
線路の保護装置であって、この装置は襲雷時にのみ運用
されるものとし、かつ事故電流が所定値を越えたときに
は需要家遮断器のＯＣＲの動作特性を無視してサイリス
タ式高速開閉器を起動させることを特徴とする配電線路
の保護装置によって解決できる。
【０００５】
【実施例】以下に本発明を図示の実施例とともに更に詳
細に説明する。図１において、１は配電変電所、２はこ
の配電変電所１に設けられた遮断器、３は遮断器２の二
次側の配電線、４は需要家の構内に設けられた需要家遮
断器である。本発明では、遮断器２の二次側の配電線３
を強制短絡するサイリスタ式高速開閉器５を配電線３と
並列に設けてある。このサイリスタ式高速開閉器５は常
時はオフとされているが、事故電流が検出されたときに
高速度でオンとされて事故電流を強制短絡し、系統を保
護するためのものである。
細に説明する。図１において、１は配電変電所、２はこ
の配電変電所１に設けられた遮断器、３は遮断器２の二
次側の配電線、４は需要家の構内に設けられた需要家遮
断器である。本発明では、遮断器２の二次側の配電線３
を強制短絡するサイリスタ式高速開閉器５を配電線３と
並列に設けてある。このサイリスタ式高速開閉器５は常
時はオフとされているが、事故電流が検出されたときに
高速度でオンとされて事故電流を強制短絡し、系統を保
護するためのものである。
【０００６】図２はこのサイリスタ式高速開閉器５の動
作特性を、縦軸に時間を取り横軸に電流値を取ったグラ
フで表示したものである。このグラフから分かるように
、配電変電所１の遮断器２や需要家遮断器４は電流の大
きさに応じて動作時間に遅れを持たせて時限協調を取っ
てあるが、実施例のサイリスタ式高速開閉器５は事故電
流が所定値（ここでは５００ Ａ）を越えたときには直
ちに動作するように垂直な動作特性を持たせてある。こ
のため、事故電流が所定値を越えると需要家遮断器４の
ＯＣＲの動作特性を無視して、すなわち時限協調を無視
してサイリスタ式高速開閉器５がオンとされる。
作特性を、縦軸に時間を取り横軸に電流値を取ったグラ
フで表示したものである。このグラフから分かるように
、配電変電所１の遮断器２や需要家遮断器４は電流の大
きさに応じて動作時間に遅れを持たせて時限協調を取っ
てあるが、実施例のサイリスタ式高速開閉器５は事故電
流が所定値（ここでは５００ Ａ）を越えたときには直
ちに動作するように垂直な動作特性を持たせてある。こ
のため、事故電流が所定値を越えると需要家遮断器４の
ＯＣＲの動作特性を無視して、すなわち時限協調を無視
してサイリスタ式高速開閉器５がオンとされる。
【０００７】また一般にこの種の保護装置はいつでも動
作できるように常時運用されているのが普通であるが、
本発明の保護装置は常時は停止させてあり、襲雷時にの
み運用されるものである。この点にも本発明の大きな特
徴がある。
作できるように常時運用されているのが普通であるが、
本発明の保護装置は常時は停止させてあり、襲雷時にの
み運用されるものである。この点にも本発明の大きな特
徴がある。
【０００８】
【作用】次にこの保護装置の動作を図３により説明する
。本発明の保護装置は常時は停止状態にあるが、襲雷時
には保護装置が運用されて待機状態に入る。この状態で
図１に示すように需要家の構内または需要家と変電所と
を結ぶ配電線３上で落雷による事故が発生すると、配電
線３に取り付けられた図示されないＣＴが電流値を検出
し、電流値が所定値（ここでは５００ Ａ）を越えた場
合に事故と判定する。
。本発明の保護装置は常時は停止状態にあるが、襲雷時
には保護装置が運用されて待機状態に入る。この状態で
図１に示すように需要家の構内または需要家と変電所と
を結ぶ配電線３上で落雷による事故が発生すると、配電
線３に取り付けられた図示されないＣＴが電流値を検出
し、電流値が所定値（ここでは５００ Ａ）を越えた場
合に事故と判定する。
【０００９】この結果、需要家遮断器４のＯＣＲの動作
特性を無視してただちにサイリスタ式高速開閉器５が投
入され、所定時間内、例えば１００ｍｓｅｃ．程度投入
状態を維持される。これにより事故電流はサイリスタ式
高速開閉器５によって遮断され、配電線３を事故点のア
ークによる溶断から保護する。そしてその後サイリスタ
式高速開閉器５は開放される。この状態でアークが消弧
せず、なお配電線３に事故電流が流れているときは、こ
の保護装置では対応不可能であるので保護装置は動作を
停止し、従来の通り配電変電所１の遮断器２をオフとし
て時限式事故点探査を開始する。
特性を無視してただちにサイリスタ式高速開閉器５が投
入され、所定時間内、例えば１００ｍｓｅｃ．程度投入
状態を維持される。これにより事故電流はサイリスタ式
高速開閉器５によって遮断され、配電線３を事故点のア
ークによる溶断から保護する。そしてその後サイリスタ
式高速開閉器５は開放される。この状態でアークが消弧
せず、なお配電線３に事故電流が流れているときは、こ
の保護装置では対応不可能であるので保護装置は動作を
停止し、従来の通り配電変電所１の遮断器２をオフとし
て時限式事故点探査を開始する。
【００１０】一方、サイリスタ式高速開閉器５の高速動
作により事故点のアークが解消され、再びサイリスタ式
高速開閉器５を開放しても配電線３に事故電流が検出さ
れなくなったときには、この保護装置により断線防止に
成功したこととなり、以後は通常の送電を続けながら事
故点探査を開始することとなる。
作により事故点のアークが解消され、再びサイリスタ式
高速開閉器５を開放しても配電線３に事故電流が検出さ
れなくなったときには、この保護装置により断線防止に
成功したこととなり、以後は通常の送電を続けながら事
故点探査を開始することとなる。
【００１１】以上に説明したように、本発明の保護装置
においては配電線３に事故電流が流れたことが検出され
ると、需要家遮断器４のＯＣＲの動作特性を無視して直
ちにサイリスタ式高速開閉器５が動作する。このために
事故が発生した需要家以外の需要家への送電も停止され
、停電状態となる。しかしこの停電時間は数サイクル程
度の瞬間的なものであるうえ、本発明の保護装置は襲雷
時にのみ運用されるものであるから、これによる実質的
な影響を極めて小さくすることができる。
においては配電線３に事故電流が流れたことが検出され
ると、需要家遮断器４のＯＣＲの動作特性を無視して直
ちにサイリスタ式高速開閉器５が動作する。このために
事故が発生した需要家以外の需要家への送電も停止され
、停電状態となる。しかしこの停電時間は数サイクル程
度の瞬間的なものであるうえ、本発明の保護装置は襲雷
時にのみ運用されるものであるから、これによる実質的
な影響を極めて小さくすることができる。
【００１２】そして本発明の保護装置は上記のように時
限協調を無視してサイリスタ式高速開閉器５の動作特性
を簡素化したので、経済的に保護装置を構築できること
となる。更に本発明の保護装置は襲雷時にのみ運用され
るので保護装置の損傷が少なく、メンテナンスの手数を
大幅に減少させることができる。
限協調を無視してサイリスタ式高速開閉器５の動作特性
を簡素化したので、経済的に保護装置を構築できること
となる。更に本発明の保護装置は襲雷時にのみ運用され
るので保護装置の損傷が少なく、メンテナンスの手数を
大幅に減少させることができる。
【００１３】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明によれば
配電線路に落雷による短絡事故あるいは地絡短絡事故が
生じた場合に事故電流を高速遮断して系統を保護するこ
とができること、保護装置を簡素化してそのコストおよ
びメンテナンスの手数を軽減できること等の利点を有す
るものであるから、従来の問題点を解消した配電線路の
保護装置として、産業の発展に寄与するところは極めて
大きいものである。
配電線路に落雷による短絡事故あるいは地絡短絡事故が
生じた場合に事故電流を高速遮断して系統を保護するこ
とができること、保護装置を簡素化してそのコストおよ
びメンテナンスの手数を軽減できること等の利点を有す
るものであるから、従来の問題点を解消した配電線路の
保護装置として、産業の発展に寄与するところは極めて
大きいものである。
【図１】本発明の保護装置を説明する系統図である。
【図２】本発明の実施例におけるサイリスタ式高速開閉
器の動作特性を示すグラフである。
器の動作特性を示すグラフである。
【図３】本発明の実施例の動作を示すブロック図である
。
。
１ 配電変電所
２ 遮断器
３ 配電線
４ 需要家遮断器
５ サイリスタ式高速開閉器
Claims (1)
- 【請求項１】 変電所の遮断器の二次側の配電線に短
絡事故電流あるいは地絡短絡事故電流が流れたときに高
速動作して配電線を強制的に短絡するサイリスタ式高速
開閉器を並列に設けた配電線路の保護装置であって、こ
の装置は襲雷時にのみ運用されるものとし、かつ事故電
流が所定値を越えたときには需要家遮断器のＯＣＲの動
作特性を無視してサイリスタ式高速開閉器を起動させる
ことを特徴とする配電線路の保護装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3078629A JP3017551B2 (ja) | 1991-03-18 | 1991-03-18 | 配電線路の保護方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3078629A JP3017551B2 (ja) | 1991-03-18 | 1991-03-18 | 配電線路の保護方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04289722A true JPH04289722A (ja) | 1992-10-14 |
| JP3017551B2 JP3017551B2 (ja) | 2000-03-13 |
Family
ID=13667174
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3078629A Expired - Lifetime JP3017551B2 (ja) | 1991-03-18 | 1991-03-18 | 配電線路の保護方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3017551B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103606909A (zh) * | 2013-12-04 | 2014-02-26 | 国家电网公司 | 一种配电网线路保护系统和方法 |
-
1991
- 1991-03-18 JP JP3078629A patent/JP3017551B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103606909A (zh) * | 2013-12-04 | 2014-02-26 | 国家电网公司 | 一种配电网线路保护系统和方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3017551B2 (ja) | 2000-03-13 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19991214 |