JPH04289337A - 給水具の昇降装置 - Google Patents
給水具の昇降装置Info
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- JPH04289337A JPH04289337A JP5495391A JP5495391A JPH04289337A JP H04289337 A JPH04289337 A JP H04289337A JP 5495391 A JP5495391 A JP 5495391A JP 5495391 A JP5495391 A JP 5495391A JP H04289337 A JPH04289337 A JP H04289337A
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- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 title claims abstract description 79
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 6
- 230000003028 elevating effect Effects 0.000 claims description 4
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 4
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 3
- 230000001174 ascending effect Effects 0.000 abstract 2
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 8
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 8
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
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- 239000007921 spray Substances 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Domestic Plumbing Installations (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、洗面台等に取り付け
られた給水具の昇降装置に関するものである。
られた給水具の昇降装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、シャワーヘッド等の給水具にお
いては、洗面台等の基台上に手動式により昇降可能にし
たものがある。
いては、洗面台等の基台上に手動式により昇降可能にし
たものがある。
【0003】かかる給水具の昇降操作を一層簡便なもの
とするために、給水具の昇降を駆動モータ等を用いて自
動的に行なわせることが考えられる。
とするために、給水具の昇降を駆動モータ等を用いて自
動的に行なわせることが考えられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この種の給水
具は家庭内で日常的に使用されるものであるため、昇降
装置を駆動する電動モータ等の故障や停電時等において
も使用が可能であることが好ましい。
具は家庭内で日常的に使用されるものであるため、昇降
装置を駆動する電動モータ等の故障や停電時等において
も使用が可能であることが好ましい。
【0005】この発明は、このような事情に鑑みてなさ
れたもので、給水具の昇降を電動モータ等により自動的
に行えるとともに、昇降装置を駆動する電動モータ等の
故障や停電時等においても使用することのできる給水具
の昇降装置を提供することを目的とするものである。
れたもので、給水具の昇降を電動モータ等により自動的
に行えるとともに、昇降装置を駆動する電動モータ等の
故障や停電時等においても使用することのできる給水具
の昇降装置を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、基台の天板部に進退可能に
挿通した給水管と、この給水管で前記天板部の上方に位
置する端部に接続した給水具と、前記基台に設けられ前
記給水管を上下方向に案内するガイド手段と、前記給水
管を上下方向に昇降駆動する駆動源とを有し、この駆動
源と前記給水管との間での駆動力の伝達を行なう伝達装
置を介して連結させ、さらにこの伝達装置を含む前記駆
動源と給水管との間にはクラッチ装置を設けることを特
徴とする。
に、請求項1記載の発明は、基台の天板部に進退可能に
挿通した給水管と、この給水管で前記天板部の上方に位
置する端部に接続した給水具と、前記基台に設けられ前
記給水管を上下方向に案内するガイド手段と、前記給水
管を上下方向に昇降駆動する駆動源とを有し、この駆動
源と前記給水管との間での駆動力の伝達を行なう伝達装
置を介して連結させ、さらにこの伝達装置を含む前記駆
動源と給水管との間にはクラッチ装置を設けることを特
徴とする。
【0007】
【作用】請求項1記載の発明によれば、天板部の上方の
端部に給水具を備えた給水管を上下方向に昇降駆動する
駆動源を有するので、この駆動源による駆動力で自動的
に給水管を昇降動作させることができる。
端部に給水具を備えた給水管を上下方向に昇降駆動する
駆動源を有するので、この駆動源による駆動力で自動的
に給水管を昇降動作させることができる。
【0008】そして、前記駆動源と給水管との間にクラ
ッチ装置を設けるので、このクラッチ装置により給水管
は駆動源との接続関係を遮断することができ、これによ
って給水管は駆動源とは独立に昇降動作を行なうことが
できる。
ッチ装置を設けるので、このクラッチ装置により給水管
は駆動源との接続関係を遮断することができ、これによ
って給水管は駆動源とは独立に昇降動作を行なうことが
できる。
【0009】したがって、電動モータ等の駆動源の故障
時や停電時には、停止中の駆動源等が負荷として作用せ
ず、給水管を手動により昇降操作することができる。
時や停電時には、停止中の駆動源等が負荷として作用せ
ず、給水管を手動により昇降操作することができる。
【0010】
【実施例】以下、図面に示す一実施例によりこの発明を
説明するが、この実施例は、基台としての洗面台に給水
具としてのシャワーヘッドを昇降可能としたものである
。
説明するが、この実施例は、基台としての洗面台に給水
具としてのシャワーヘッドを昇降可能としたものである
。
【0011】洗面台1は、図2に示すように天板部2を
有し、その天板部2の中央には下方に凹入する洗面器部
3が形成されており、この天板部2の上面2aで前記洗
面器部3の奥側にはシャワーヘッド4が設置されている
。
有し、その天板部2の中央には下方に凹入する洗面器部
3が形成されており、この天板部2の上面2aで前記洗
面器部3の奥側にはシャワーヘッド4が設置されている
。
【0012】このシャワーヘッド4の設置構造は、次の
ようである。
ようである。
【0013】すなわち、前記洗面台1の天板部2には、
この天板部2を上下方向に貫通する透孔2bが形成され
ており、この透孔2bにはこれを貫通して概ね筒状に形
成された取付金具5が固定されている。
この天板部2を上下方向に貫通する透孔2bが形成され
ており、この透孔2bにはこれを貫通して概ね筒状に形
成された取付金具5が固定されている。
【0014】この取付金具5は、後述する給水管を上下
方向および回転方向に摺動して支持するものであり、こ
れによりシャワーヘッド4は上下方向位置およびその向
きを調整できるようになっている。
方向および回転方向に摺動して支持するものであり、こ
れによりシャワーヘッド4は上下方向位置およびその向
きを調整できるようになっている。
【0015】そして、この取付金具5の内面にはゴム製
のシールリングが設置され、また、この取付金具5の上
下に離間してスリップリング6,7が設置されている。
のシールリングが設置され、また、この取付金具5の上
下に離間してスリップリング6,7が設置されている。
【0016】シャワーヘッド4は、散水ノズル部11a
を有するシャワーヘッド本体11と、前記散水ノズル部
11aの直近位置まで延在された給水ホース12と、前
記シャワーヘッド本体11の下端部に接続され,前記給
水ホース12の外周に沿って下方に延在する支持管13
とを有する。
を有するシャワーヘッド本体11と、前記散水ノズル部
11aの直近位置まで延在された給水ホース12と、前
記シャワーヘッド本体11の下端部に接続され,前記給
水ホース12の外周に沿って下方に延在する支持管13
とを有する。
【0017】前記給水ホース12は、いわゆる蛇腹ホー
スからなり,適度な可撓を有し伸縮可能のものであって
、この給水ホース12の一端部はシャワーヘッド本体1
1内に接続され、他端部は上水道配管の端部に接続され
ている。
スからなり,適度な可撓を有し伸縮可能のものであって
、この給水ホース12の一端部はシャワーヘッド本体1
1内に接続され、他端部は上水道配管の端部に接続され
ている。
【0018】また、前記支持管13は、例えばクロムめ
っきを行なった鋼管からなるもので、前記シャワーヘッ
ド本体11の下端部にその上端部を係合させて固定接続
することにより、可撓性の前記給水ホース12をその外
周面側から剛直に支持して起立状態を維持させるととも
に、この剛直な支持管13の外周面を利用して前記取付
金具5による給水ホース12の案内を円滑に行なわせる
ものである。
っきを行なった鋼管からなるもので、前記シャワーヘッ
ド本体11の下端部にその上端部を係合させて固定接続
することにより、可撓性の前記給水ホース12をその外
周面側から剛直に支持して起立状態を維持させるととも
に、この剛直な支持管13の外周面を利用して前記取付
金具5による給水ホース12の案内を円滑に行なわせる
ものである。
【0019】なお、給水ホース12は、前記支持管13
の装着された部分においては、この支持管13とともに
本願の給水管の概念を構成するものである。
の装着された部分においては、この支持管13とともに
本願の給水管の概念を構成するものである。
【0020】そして、前記取付金具5の下方となる天板
部2の下面2cには、昇降装置21が取り付けられてい
る。
部2の下面2cには、昇降装置21が取り付けられてい
る。
【0021】すなわち、この昇降装置21のフレームは
、上下のブラケット22,23と、これらのブラケット
22,23の間を上下方向に連結するパイプ材からなる
連結管24とを互いに溶接して形成したものである。
、上下のブラケット22,23と、これらのブラケット
22,23の間を上下方向に連結するパイプ材からなる
連結管24とを互いに溶接して形成したものである。
【0022】前記上下のブラケット22,23は、いず
れもプレス型での型成形品であって、これらのブラケッ
ト22,23に形成される後述の各部はいずれもプレス
型によるプレス工程で形成されたものである。
れもプレス型での型成形品であって、これらのブラケッ
ト22,23に形成される後述の各部はいずれもプレス
型によるプレス工程で形成されたものである。
【0023】また、前記連結管24の側方には軸方向に
延びる切欠き24aが形成されている。
延びる切欠き24aが形成されている。
【0024】そして、このフレームは、前記連結管24
が前記取付金具5と同心位置で垂直下方に延在するよう
に、前記天板部2の下面2cに前記上ブラケット22が
取り付けられて吊下げ状態に支持されている。
が前記取付金具5と同心位置で垂直下方に延在するよう
に、前記天板部2の下面2cに前記上ブラケット22が
取り付けられて吊下げ状態に支持されている。
【0025】前記上ブラケット22には、後述のねじ軸
25の軸受部26が形成され、下ブラケット23にはね
じ軸25を回転駆動する駆動源としての電動モータ27
を取り付ける取付座28が形成されている。
25の軸受部26が形成され、下ブラケット23にはね
じ軸25を回転駆動する駆動源としての電動モータ27
を取り付ける取付座28が形成されている。
【0026】この実施例における電動モータ27は、概
ね1600〜1700r.p.m程度の回転速度の交流
電動機であって、正逆回転が可能のものである。
ね1600〜1700r.p.m程度の回転速度の交流
電動機であって、正逆回転が可能のものである。
【0027】そして、前記下ブラケット23に形成され
た取付座28には、前記電動モータ27の出力軸27a
を垂直上向きとした状態で装着され、この出力軸27a
の位置と同心に前記上ブラケット22に形成された軸受
部26が位置している。
た取付座28には、前記電動モータ27の出力軸27a
を垂直上向きとした状態で装着され、この出力軸27a
の位置と同心に前記上ブラケット22に形成された軸受
部26が位置している。
【0028】したがって、下ブラケット23の取付座2
8に電動モータ27を図のように固定し、この電動モー
タ27の出力軸27aにスリーブ29を介してねじ軸2
5を直結すれば、このねじ軸25は前記連結管24と平
行の垂直状態に設置されることとなる。
8に電動モータ27を図のように固定し、この電動モー
タ27の出力軸27aにスリーブ29を介してねじ軸2
5を直結すれば、このねじ軸25は前記連結管24と平
行の垂直状態に設置されることとなる。
【0029】このねじ軸25には、これと螺合するめね
じ部材31が設けられており、このめねじ部材31は、
前記支持管13の下部にゆるく外嵌されるスリーブ部材
32にビス止めされている。これらは、本願発明でいう
伝達装置を構成するものである。
じ部材31が設けられており、このめねじ部材31は、
前記支持管13の下部にゆるく外嵌されるスリーブ部材
32にビス止めされている。これらは、本願発明でいう
伝達装置を構成するものである。
【0030】そして、このスリーブ部材32の外径は、
前記連結管24の内径より若干小さめではあるが、概ね
同等であるので、スリーブ部材32は連結管24の内面
に沿って昇降する場合に支持管13を保持し,ガイドす
る機能を奏するものである。
前記連結管24の内径より若干小さめではあるが、概ね
同等であるので、スリーブ部材32は連結管24の内面
に沿って昇降する場合に支持管13を保持し,ガイドす
る機能を奏するものである。
【0031】なお、このスリーブ部材32はめねじ部材
31と一体に製作しても良く、この実施例のこれらのめ
ねじ部材31とスリーブ部材32とは本願発明でいうめ
ねじ部材に該当するものである。
31と一体に製作しても良く、この実施例のこれらのめ
ねじ部材31とスリーブ部材32とは本願発明でいうめ
ねじ部材に該当するものである。
【0032】そして、このスリーブ部材32には、この
スリーブ部材32の内側に挿入される支持管13に向け
て小径の鋼球33をバネ34により弾発付勢する係合手
段35として,いわゆるボールプランジャが設置されて
いる。
スリーブ部材32の内側に挿入される支持管13に向け
て小径の鋼球33をバネ34により弾発付勢する係合手
段35として,いわゆるボールプランジャが設置されて
いる。
【0033】他方、このスリーブ部材32内に挿入され
る支持管13においては、前記係合手段35と対向する
外周面上に全周に渡る環状溝13aが形成されており、
この環状溝13aに前記係合手段35の鋼球33の先端
部がはまり込むようになっている。
る支持管13においては、前記係合手段35と対向する
外周面上に全周に渡る環状溝13aが形成されており、
この環状溝13aに前記係合手段35の鋼球33の先端
部がはまり込むようになっている。
【0034】この実施例における,これらの係合手段3
5と環状溝13aとは、本願発明でいうクラッチ装置を
構成するものである。
5と環状溝13aとは、本願発明でいうクラッチ装置を
構成するものである。
【0035】なお、このように支持管13に環状溝13
aを形成し、これに前記鋼球33を係合させることとし
たのは、前記シャワーヘッド4を支持管13の軸まわり
に回動自由としながら両者の係合を維持するためである
。
aを形成し、これに前記鋼球33を係合させることとし
たのは、前記シャワーヘッド4を支持管13の軸まわり
に回動自由としながら両者の係合を維持するためである
。
【0036】そして、これらのスリーブ部材32と支持
管13との間で作用する軸方向の力が所定値より小さい
場合には、これらのスリーブ部材32と支持管13とは
軸方向に一体となって動作するが、所定値を越える力が
作用する場合には、前記鋼球33がバネ34の押圧力に
抗して後退し環状溝13aから脱出することにより互い
に別体としての挙動が可能となる。
管13との間で作用する軸方向の力が所定値より小さい
場合には、これらのスリーブ部材32と支持管13とは
軸方向に一体となって動作するが、所定値を越える力が
作用する場合には、前記鋼球33がバネ34の押圧力に
抗して後退し環状溝13aから脱出することにより互い
に別体としての挙動が可能となる。
【0037】このように構成された昇降装置21におい
て、前記電動モータ27を正転駆動すると、出力軸27
aを介してねじ軸25も正転され、このねじ軸25に螺
合しているめねじ部材31を上昇駆動する。
て、前記電動モータ27を正転駆動すると、出力軸27
aを介してねじ軸25も正転され、このねじ軸25に螺
合しているめねじ部材31を上昇駆動する。
【0038】これに連れて、スリーブ部材32は前記連
結管24の内面を摺動しながら上昇し、このスリーブ部
材32に前記係合手段35を介して支持されている支持
管13はその上部外周面を前記取付金具5のスリップリ
ング5,6により案内されながら上昇駆動される。
結管24の内面を摺動しながら上昇し、このスリーブ部
材32に前記係合手段35を介して支持されている支持
管13はその上部外周面を前記取付金具5のスリップリ
ング5,6により案内されながら上昇駆動される。
【0039】なお、この実施例の場合、シャワーヘッド
4を下端位置から上端位置までの昇降動作は概ね3秒程
度で行なわれる。
4を下端位置から上端位置までの昇降動作は概ね3秒程
度で行なわれる。
【0040】支持管13が天板部2の上方に進出した状
態において、前記電動モータ27を逆転駆動すると、前
記とは逆に動作し、支持管13は下降駆動される。
態において、前記電動モータ27を逆転駆動すると、前
記とは逆に動作し、支持管13は下降駆動される。
【0041】ところで、電動モータ27等の故障や停電
の場合には、この昇降装置21は次のような操作が可能
である。
の場合には、この昇降装置21は次のような操作が可能
である。
【0042】例えば、前記支持管13を天板部2の上方
に進出させた状態において、電動モータ27の故障等の
事態が生じたとすると、使用者は手動でシャワーヘッド
4を下方に押し下げる操作を行なう。
に進出させた状態において、電動モータ27の故障等の
事態が生じたとすると、使用者は手動でシャワーヘッド
4を下方に押し下げる操作を行なう。
【0043】この使用者の押し下げ操作力により、前記
係合手段35の鋼球33が支持管13の環状溝13aを
脱出し、スリーブ部材32による支持管13の拘束が解
除される。
係合手段35の鋼球33が支持管13の環状溝13aを
脱出し、スリーブ部材32による支持管13の拘束が解
除される。
【0044】そのため、これ以後、支持管13は前記電
動モータ27やねじ軸25等とは独立の別体となり、前
記取付金具5のスリップリング6,7および前記スリー
ブ部材32の内面に案内されて手動により昇降動作を行
なうことができる。
動モータ27やねじ軸25等とは独立の別体となり、前
記取付金具5のスリップリング6,7および前記スリー
ブ部材32の内面に案内されて手動により昇降動作を行
なうことができる。
【0045】以上説明したように、この実施例において
、天板部2の上方の端部にシャワーヘッド本体11を備
えた給水ホース12の支持管13を上下方向に昇降駆動
する電動モータ27を有するので、この電動モータ27
による駆動力で自動的に支持管13を昇降動作させるこ
とができる。
、天板部2の上方の端部にシャワーヘッド本体11を備
えた給水ホース12の支持管13を上下方向に昇降駆動
する電動モータ27を有するので、この電動モータ27
による駆動力で自動的に支持管13を昇降動作させるこ
とができる。
【0046】そして、前記電動モータ27と前記支持管
13との間にクラッチ装置としての係合手段35を設け
たので、この係合手段35により支持管13は電動モー
タ27およびねじ軸25等との接続関係を遮断すること
ができ、これによって内側に給水ホース12を有する支
持管13は前記電動モータ27等とは独立に昇降動作を
行なうことができる。
13との間にクラッチ装置としての係合手段35を設け
たので、この係合手段35により支持管13は電動モー
タ27およびねじ軸25等との接続関係を遮断すること
ができ、これによって内側に給水ホース12を有する支
持管13は前記電動モータ27等とは独立に昇降動作を
行なうことができる。
【0047】したがって、電動モータ27等の故障時や
停電時には、停止中の電動モータ27等が負荷として作
用せず、給水ホース12を有する支持管13を手動によ
り昇降操作することができる。
停電時には、停止中の電動モータ27等が負荷として作
用せず、給水ホース12を有する支持管13を手動によ
り昇降操作することができる。
【0048】なお、この実施例においては、クラッチ装
置として係合手段35を用いたものを示したが、これに
限らず、公知のクラッチ装置を用いても良く、さらに簡
素な構造で同様の機能を奏するクラッチ装置を構成する
には、例えば、図8に示す摩擦手段36とすればよい。
置として係合手段35を用いたものを示したが、これに
限らず、公知のクラッチ装置を用いても良く、さらに簡
素な構造で同様の機能を奏するクラッチ装置を構成する
には、例えば、図8に示す摩擦手段36とすればよい。
【0049】すなわち、図8に示す摩擦手段36は、前
記実施例のスリーブ部材32の内周面に環状の凹溝37
を形成し、この凹溝37内にゴム製Oリング38を装着
したものであり、前記Oリング38の内径寸法は前記支
持管13の外径寸法より若干小さく設定されている。
記実施例のスリーブ部材32の内周面に環状の凹溝37
を形成し、この凹溝37内にゴム製Oリング38を装着
したものであり、前記Oリング38の内径寸法は前記支
持管13の外径寸法より若干小さく設定されている。
【0050】そのため、このOリング38の内側に挿入
された支持管13は、このOリング38の弾力により把
持され、これによって支持管13は一定の摩擦力でスリ
ーブ部材32に接続されており、その一定の摩擦力を越
える力が支持管32に作用した場合には、この摩擦力に
抗して支持管32はスリーブ部材32に対して移動可能
となる。
された支持管13は、このOリング38の弾力により把
持され、これによって支持管13は一定の摩擦力でスリ
ーブ部材32に接続されており、その一定の摩擦力を越
える力が支持管32に作用した場合には、この摩擦力に
抗して支持管32はスリーブ部材32に対して移動可能
となる。
【0051】そのため、停止中の電動モータ27等が支
持管32の動作についての負荷となることが回避でき、
支持管32の手動昇降操作により逆に電動モータ27等
を動かすこともないので、電動モータ27等を損傷させ
るおそれも少ない。
持管32の動作についての負荷となることが回避でき、
支持管32の手動昇降操作により逆に電動モータ27等
を動かすこともないので、電動モータ27等を損傷させ
るおそれも少ない。
【0052】また、以上説明した実施例は、洗面台に設
置したシャワーヘッドに関するものであるが、本願発明
は、これに限らず、その他の基台上に設置する場合や蛇
口等のその他の給水具であっても同様に実施することが
できる。
置したシャワーヘッドに関するものであるが、本願発明
は、これに限らず、その他の基台上に設置する場合や蛇
口等のその他の給水具であっても同様に実施することが
できる。
【0053】さらに、この実施例はねじ軸を用いた昇降
装置21であるが、昇降装置をラックピニオン式で構成
したり、ワイヤロープと滑車とを用いて構成した場合で
あっても、それぞれの構造中の適所に適宜構造のクラッ
チ装置を配置することによって、前記実施例と同様の効
果を奏することができる。
装置21であるが、昇降装置をラックピニオン式で構成
したり、ワイヤロープと滑車とを用いて構成した場合で
あっても、それぞれの構造中の適所に適宜構造のクラッ
チ装置を配置することによって、前記実施例と同様の効
果を奏することができる。
【0054】なお、前記の実施例において、支持管13
内の給水ホース12を省略し、支持管13自体の内部に
直接通水することとして、鋼管等で給水管を形成するも
のであっても同様に実施することができるのはいうまで
もない。
内の給水ホース12を省略し、支持管13自体の内部に
直接通水することとして、鋼管等で給水管を形成するも
のであっても同様に実施することができるのはいうまで
もない。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、請求項1記載の発明によれば、天板部の上
方の端部に給水具を備えた給水管を上下方向に昇降駆動
する駆動源を有するので、この駆動源による駆動力で自
動的に給水管を昇降動作させることができる。
明によれば、請求項1記載の発明によれば、天板部の上
方の端部に給水具を備えた給水管を上下方向に昇降駆動
する駆動源を有するので、この駆動源による駆動力で自
動的に給水管を昇降動作させることができる。
【0056】そして、前記駆動源と給水管との間にクラ
ッチ装置を設けるので、このクラッチ装置により給水管
は駆動源との接続関係を遮断することができ、これによ
って給水管は駆動源とは独立に昇降動作を行なうことが
できる。
ッチ装置を設けるので、このクラッチ装置により給水管
は駆動源との接続関係を遮断することができ、これによ
って給水管は駆動源とは独立に昇降動作を行なうことが
できる。
【0057】したがって、電動モータ等の駆動源の故障
時や停電時には、停止中の駆動源等が負荷として作用せ
ず、給水管を手動により昇降操作することができる。
時や停電時には、停止中の駆動源等が負荷として作用せ
ず、給水管を手動により昇降操作することができる。
【図1】実施例の昇降装置の概略正面図である。
【図2】一部を破断した洗面台の側面図である。
【図3】実施例の昇降装置の断面図である。
【図4】上ブラケットの上面図である。
【図5】下ブラケットの上面図である。
【図6】係合手段の説明用上面図である。
【図7】係合手段の説明用側面図である。
【図8】摩擦手段の説明断面図である。
1 洗面台
2 天板部
4 シャワーヘッド
5 取付金具
12 給水ホース
13 支持管
24 連結管
25 ねじ軸
27 電動モータ
31 めねじ部材
32 スリーブ部材
35 係合手段
36 摩擦手段
Claims (3)
- 【請求項1】 基台の天板部に進退可能に挿通した給
水管と、この給水管で前記天板部の上方に位置する端部
に接続した給水具と、前記基台に設けられ前記給水管を
上下方向に案内するガイド手段と、前記給水管を上下方
向に昇降駆動する駆動源とを有し、この駆動源と前記給
水管との間での駆動力の伝達を行なう伝達装置を介して
連結させ、さらにこの伝達装置を含む前記駆動源と給水
管との間にはクラッチ装置を設けることを特徴とする給
水具の昇降装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の給水具の昇降装置にお
いて、前記給水管を、可撓性材料からなる給水ホースと
、パイプ材からなり前記給水ホースの外側に装着した支
持管とで構成し、前記ガイド手段は前記支持管の外周面
を案内することを特徴とする給水具の昇降装置。 - 【請求項3】 請求項1または2記載の給水具の昇降
装置において、前記伝達装置を、前記給水管と平行に設
置したねじ軸と、このねじ軸に螺合し前記給水管の外周
側にはめ合うめねじ部材とで構成するとともに、前記駆
動源を、前記ねじ軸を回転駆動する電動モータで構成し
、さらに、前記給水管の軸方向に一定値以上の外力が作
用した場合に給水管の軸方向の拘束を開放するクラッチ
装置を、前記給水管とめねじ部材とのはめ合い面に設置
したことを特徴とする給水具の昇降装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5495391A JPH04289337A (ja) | 1991-03-19 | 1991-03-19 | 給水具の昇降装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5495391A JPH04289337A (ja) | 1991-03-19 | 1991-03-19 | 給水具の昇降装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04289337A true JPH04289337A (ja) | 1992-10-14 |
Family
ID=12985037
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5495391A Pending JPH04289337A (ja) | 1991-03-19 | 1991-03-19 | 給水具の昇降装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04289337A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2019037859A1 (de) * | 2017-08-24 | 2019-02-28 | Oblamatik Ag | Einstellbarer wasserauslauf |
-
1991
- 1991-03-19 JP JP5495391A patent/JPH04289337A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2019037859A1 (de) * | 2017-08-24 | 2019-02-28 | Oblamatik Ag | Einstellbarer wasserauslauf |
US11208789B2 (en) | 2017-08-24 | 2021-12-28 | Oblamatik Ag | Adjustable water outlet |
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