JPH04289280A - 繊維製品の処理方法及び処理用組成物 - Google Patents

繊維製品の処理方法及び処理用組成物

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JPH04289280A
JPH04289280A JP3316842A JP31684291A JPH04289280A JP H04289280 A JPH04289280 A JP H04289280A JP 3316842 A JP3316842 A JP 3316842A JP 31684291 A JP31684291 A JP 31684291A JP H04289280 A JPH04289280 A JP H04289280A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、繊維製品(fabri
cs) 又は織物(textiles)への蛍光剤の吸
収によって引き起こされる変色を防止及び/又は元の色
に復元するのを助けるための、繊維製品又は織物の処理
方法及び処理用組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に知られているように、蛍光剤は目
に見えない紫外光を吸収し、青色又は緑色の可視光を発
して繊維製品又は織物の望ましくない黄ばみを覆って、
明るく輝かせるところから、繊維製品又は織物の洗濯を
意図したヘビーデューティー洗剤配合物中の一般的な成
分として蛍光剤又は光学増白剤が用いられる。従って、
蛍光剤で処理した繊維製品又は織物は白くなり消費者を
更に引きつける。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、蛍光剤
の欠点は、色ものの繊維製品に蛍光剤が不要に吸収され
色ものの繊維製品を変色させることにある。
【0004】本発明において変色というのは、濃淡又は
深み又は色合いの変化を意味する。このことは、洋服が
部分的に蛍光剤によって損傷されたり、あるいは、食堂
セットのテーブルクロスはそのようなことはないが、ナ
プキンが蛍光剤によって損傷される場合には特に顕著で
ある。この作用は特に淡い色合いの際に顕著に認められ
る。
【0005】蛍光剤の望ましくない吸収は通常次の2つ
の経路の一方又は両方で起る。第1の経路は色ものの繊
維製品又は織物を蛍光剤を含む洗剤組成物で洗濯する場
合であり、第2の経路は色のついた繊維製品を、すでに
蛍光剤をその表面に吸収している繊維製品と洗濯し、蛍
光剤の移動が起こる場合である。
【0006】今まで、例えば蛍光剤のない洗剤組成物を
使用するか、又は溶液から蛍光剤を取り除くことによっ
て望ましくない蛍光剤吸収を防いで、その吸収による上
記のような問題を解決する試みがなされてきた。例えば
DE2 916656 A(Henkel)には、溶液
から光学増白剤を除去するためにアルキル−ピリジニウ
ム塩を含有させて、光学増白剤を含まないようにした洗
剤組成物が開示されている。
【0007】たとえ洗剤組成物が蛍光剤を含有していな
くても、蛍光剤で前もって処理され洗濯にかけられる物
品は蛍光剤の移動を起こし、またこれらの組成物と混和
し得る洗浄活性剤の選択には限界があるところから、上
記のような溶液は満足し得るものではない。
【0008】上記の問題を解決する別の手段として、色
ものの繊維製品に一旦吸収された蛍光剤を遮蔽する試み
がなされた。
【0009】このような解決法として、GB 2 17
4 731A(Sandoz Ltd)には工業的な合
成織物の前処理又は後処理法が提案され、ここにはUV
吸収剤と接触させ、次にその吸収剤を織物に固着させる
ことが記載されている。 UV吸収剤は、蛍光剤との間でUV光の奪い合いをし、
従って理論的には、蛍光剤による可視スペクトルの再放
出を減少させるだろう。
【0010】同様の解決法はEP 0310 083 
A(Ciba−Geigy)で提案されている。
【0011】このような解決法には、UV吸収剤だけに
依存して蛍光剤を遮蔽するあまり、UV光に対して効果
的に競合するためには繊維に付着させるUV吸収剤を多
量に必要とする欠点がある。
【0012】本発明は繊維製品又は織物への蛍光剤の吸
収によって引き起こされる変色を元の色に復元及び/又
は防止するための、繊維製品又は織物の処理方法及び処
理用組成物を提供しようとするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明者は、織物又は繊
維製品に対する蛍光剤の望ましくない作用を、UV吸収
剤のメカニズムによってだけでなく、蛍光剤による可視
スペクトルの再放出を防げるような複合体を生成させる
ことによっても隠蔽することができるという知見を得た
。本発明において、蛍光剤による光の再放出を減少させ
るか又は防止することをクエンチングと言い、クエンチ
ングを行う薬剤をクエンチング剤と言う。クエンチング
剤はUV吸収法によるか、又は複合体形成法のいずれか
、又はその両方によってクエンチングを達成し得る。
【0014】ある種のクエンチング剤は製紙工業におい
て公知であり、例えばGB 1 490 077,US
 4 695 405,US 3 542 642,F
R 2 004 010,GB 2 066 317及
びEP 217 256には、再生紙に付着した蛍光剤
をクエンチングするためのクエンチング剤が記載されて
いる。 ある種のクエンチング剤はまた、GB 2 178 0
76Aにおいて、工業的処理工程の一部として繊維製品
に使用するものとして公知である。ここに記載された組
成物は、例えばパッディングによって織物用繊維に直接
使用するのに良く適している。
【0015】従って、本発明の第1の態様は、(i)ク
エンチング剤、及び (ii)洗浄活性剤(detergent activ
e)、好ましくは非イオン性の洗浄活性剤 を含有する繊維製品又は織物の処理用組成物を提供する
【0016】本発明の第2の態様は、 (i)クエンチング剤、及び (ii)水不溶性の繊維製品柔軟剤 を含有する繊維製品又は織物の処理用組成物を提供する
【0017】更に、本発明の第3の態様は、蛍光剤によ
って引き起こされる変色を防止し及び/又は元の色に復
元するための繊維製品又は織物の処理方法を提供するが
、この方法は、繊維製品又は織物を、クエンチング剤及
び洗浄活性剤を含有する組成物と接触させる段階を含ん
でいる。
【0018】本発明の方法は、家庭用洗濯プロセスの一
部として、即ち、洗濯段階の一部又は濯ぎ段階の一部と
して、或は別の処理として実施し得る。
【0019】本発明の方法及び組成物に使用するのに適
したクエンチング剤は陽イオン性のものであり、例えば
、Sandoz社製で式I:
【0020】
【化1】
【0021】(式中、RはCartarex 2L で
はCH3 、Cartarex 2LZP ではHであ
る)で表わされるCartarex 2L 又はCar
tarex 2LZP ポリイミダゾリン化合物、及び
Bayer 社製である(DE 3535496に記載
の)式II:
【0022】
【化2】
【0023】で表わされるナフタレンペリジカルボン酸
イミドがある。
【0024】本発明の組成物で使用されるクエンチング
剤の量は、組成物の好ましくは0.01〜60重量%、
更に好ましくは0.05〜20重量%、最も好ましくは
 0.1〜10重量%である。
【0025】本発明の方法は、特に洗濯プロセスの濯ぎ
段階の一部として実施する場合に特に好都合であり、ク
エンチング剤は、通常、濯ぎ用コンディショナーと共に
用いられる成分を含有する組成物の一部である。
【0026】本発明の組成物は、石鹸、非石鹸の陰イオ
ン性、非イオン性、双イオン性及び両性の合成洗浄活性
物質、陽イオン性、非イオン性、双イオン性及び両性の
繊維製品柔軟剤物質、並びに任意に1種又はそれ以上の
繊維製品柔軟剤物質を含有し得る。非イオン性の物質は
、本発明において特に有用である。
【0027】多くの適切な洗浄化合物は市販されており
、また、例えばSchwartz, Perry 及び
Berch の“界面活性剤及び洗剤(Surface
 Active Agents and Deterg
ents)”Vol.I及びIIのような文献にも多く
記載されている。
【0028】使用し得る適切な非イオン性化合物には、
特に、疎水性基及び反応性水素原子を有する化合物(例
えば、脂肪族のアルコール、酸、アミド又はアルキルフ
ェノール)と、アルキレンオキシド(特に、単独か又は
プロピレンオキシドと一緒のエチレンオキシド)との反
応生成物が包含される。特定の非イオン性洗浄化合物は
、通常25以下のEO、即ち1分子あたり25以下のエ
チレンオキシド単位のアルキル(C6 〜C22)フェ
ノール−エチレンオキシド縮合物、脂肪族(C8 〜C
18)第1級又は第2級直鎖状又は分枝鎖状アルコール
とエチレンオキシドとの縮合生成物(通常40EO以下
)、及びエチレンオキシドと、プロピレンオキシド及び
エチレンジアミンの反応生成物との縮合によって生成す
る生成物である。他のいわゆる非イオン性洗浄化合物に
は、アルキルポリグリコシド、長鎖の第3級アミンオキ
シド、長鎖の第3級ホスフィンオキシド及びジアルキル
スルホキシドが包含される。
【0029】多くの両性又は双イオン性洗浄化合物が本
発明の組成物中に使用し得るが、これはそのコストが比
較的高いために通常は望ましいものではない。もし、い
ずれかの両性又は双イオン性洗浄化合物を使用する場合
には、通常少量で使用する。
【0030】本発明に有用なクエンチング剤は陽イオン
性であるため、陰イオン性洗浄化合物はいずれも少量で
使用される。
【0031】適切な繊維製品柔軟剤化合物は、例えば陽
イオン性繊維製品柔軟剤物質及び非イオン性繊維製品柔
軟剤物質から選択し得る。適切な物質には、例えばEP
 89200545.5 及びEP 239 910に
記載されているような実質的に水不溶性の第4級アンモ
ニウム化合物、アミン物質、EP89200545.5
に記載されているような繊維製品用両性コンディショニ
ング物質、クレー、EP150867(Procter
 and Gamble Co.)に記載されているポ
リシロキサン、及びEP 213 730(Unile
ver)に記載されている非イオン性セルロースエーテ
ルが包含される。
【0032】本発明の組成物中に使用される洗浄活性剤
又は1種もしくはそれ以上の繊維製品柔軟剤化合物の有
効量は、通常、組成物の50重量%以下、好ましくは4
0重量%以下、最も好ましくは30重量%以下である。 好ましい量は1%以上、更に好ましくは2%以上である
【0033】本発明の洗剤組成物は、洗浄活性剤の効率
を改良するために、特に水からカルシウム硬度イオンを
除去し、アルカリ度を付与するために、洗剤ビルダーを
含有し得る。ビルダー物質は、無機の沈殿性ビルダー物
質(例えば、アルカリ金属炭酸塩、重炭酸塩、硼酸塩、
オルト燐酸塩及び珪酸塩)、封鎖性ビルダー物質(例え
ば、アルカリ金属ピロ燐酸塩、ポリ燐酸塩、アミノポリ
アセテート、フィテート(phytates)、ポリホ
スホネート、アミノポリメチレンホスホネート及びポリ
カルボキシレート)、イオン交換ビルダー物質(例えば
、ゼオライト及び無定形のアルミノ珪酸塩)、有機沈殿
性ビルダー物質[次の式I:
【0034】
【化3】
【0035】(式中、R1 はC10〜C24のアルキ
ルもしくはアルケニル、又は同等の鎖の長さのアリール
アルキルもしくはアルキルアリール基であり、XはCH
、CR2 、NもしくはCONであり、R2 はC1 
〜C3 アルキルであり、ZはCOOYもしくはSO3
 Yであり、Yは水素もしくは好ましくはアルカリ金属
、特にナトリウムである可溶性陽イオンであり、n及び
mは同一でも異なっていてもよい0もしくは1〜4の整
数を示す)を有するビルダー物質]、又はこれらの物質
のいずれか1種又はそれ以上の混合物から選択し得る。 ビルダー物質の好ましい例には、トリポリ燐酸ナトリウ
ム、これとオルト燐酸ナトリウムとの混合物、炭酸ナト
リウム、これと種晶としての方解石との混合物、クエン
酸ナトリウム、ゼオライト、及びニトリロトリ酢酸のナ
トリウム塩が包含される。
【0036】本発明の組成物におけるこのようなビルダ
ー物質の量は、80重量%以下、好ましくは20〜70
重量%、及び最も好ましくは30〜60重量%であり得
る。
【0037】本発明の洗剤組成物は好ましくは、25℃
において1重量%の濃度で水に加えるとpHが8.0 
以上になるようなアルカリ性である。
【0038】すでに述べた成分とは別に、本発明の洗剤
組成物は、繊維製品の洗濯用洗剤組成物に一般に使用さ
れる添加量で通常のいずれかの添加剤を含有し得る。こ
れらの添加剤の例には、付加的な繊維製品柔軟剤が包含
される。本発明者らは、繊維製品柔軟剤が有機の沈殿性
ビルダーと、陽イオン性繊維製品柔軟剤又は脂肪アミン
のいずれかとの混合物である場合に特に有益な効果があ
ることを見出した。他の任意の添加剤には、アルカノー
ルアミド、特にパーム核脂肪酸及びココナツ脂肪酸から
のモノエタノールアミド誘導体のような起泡剤、泡抑制
剤、過硼酸ナトリウム及び過炭酸ナトリウムのような酸
素放出性漂白剤、過酸漂白剤前駆物質、トリクロロイソ
シアヌル酸のような塩素放出性漂白剤、硫酸ナトリウム
のような無機塩、及び通常極めて少量で存在させる染料
固定剤、脱臭性香料を含めた香料、セルラーゼ、プロテ
アーゼ及びアミラーゼのような酵素、殺菌剤及び着色剤
が包含される。
【0039】組成物は、棒状、粉末状、ペースト状、又
は、水性もしくは非水性且つ構造体形成(struct
ured)もしくは非形成(unstructured
)の液体のようないずれか好都合な形状であり得る。
【0040】洗剤組成物は、例えば、その成分を乾燥混
合するか、成分を共凝集するか、又は成分を液状担体中
に分散することにより、物理的な形状に適する任意の方
法で調製し得る。繊維製品柔軟剤は同様の形状で配合す
るか、又は顆粒状で配合し得る。クエンチング剤は液体
又は固体の形で配合し得る。
【0041】濯ぎの際に使用するのに特に適した本発明
の組成物は、好ましくは1〜70%の繊維製品柔軟剤物
質を含有する。
【0042】繊維製品の洗濯プロセスの濯ぎサイクルで
使用するために、本発明の組成物は、好ましくは液体で
あり、組成物の5〜97重量%からなる水性塩基を含有
する。
【0043】濯ぎの際に使用する繊維柔軟剤組成物のp
Hは、組成物の1重量%の濃度で水に加える場合には好
ましくは8.0 以下である。
【0044】回転ドライヤーで使用するのに適した本発
明の組成物は好ましくは30〜80%のクエンチング剤
及び20〜70%の繊維製品柔軟剤物質を含有する。
【0045】
【実施例】本発明を、次の実施例で説明するが、これに
制限されるものではない。
【0046】実施例1 つや出し木綿のキャラコを試料とし、これを0.75重
量%のAnthrasol ピンクIR(Hoechs
t社製)で染色した。適宜、ピンク色の木綿を、主とし
て家庭用の洗濯用粉末ヘビーデューティー洗剤−0.3
 %のTinopal DMS 蛍光剤を含むPers
il Automaticを用いての洗濯によって、“
損傷”させた。洗濯の条件としては、布:液の比1:4
0を用い、18°の硬水中、40℃で30分間、ターゴ
トメーター(tergotometer)(100rp
m)中で実施した。濯ぎも布:液の比1:40を用い、
ターゴトメーター中で実施した。
【0047】試料の蛍光を、Elrepho −反射計
を用い、UVフィルターを使用し又は使用することなく
入射光をあてて460nm で試料の反射を測定して計
算した。このとき蛍光(F)はこれらの反射値の差で表
わされる。
【0048】蛍光剤によって損傷したピンクの木綿の試
料を、種々の量のクエンチング剤を加えた代表的な濯ぎ
用コンディショナー配合物の 2.8g/l水溶液を用
いて処理した。処理は25℃で10分間実施した。配合
物は次の通りであった。
【0049】                          
                   重量部   
           Arquad 2HT*   
                 4.8     
         脂肪酸(pristerine 4
916)        0.5          
    水                    
        93              イ
ソプロパノール               1.2
              オルト燐酸      
               0.018     
         塩化ナトリウム         
        0.01             
  香料                     
      0.23               
少量物質                     
  0.0737   * 繊維柔軟剤として使用する
 Armour Hess社の第4級アンモニウム化合
物                        
              F値        ク
エンチング剤の量  Cartarex 2L   ク
エンチング剤            g/l    
          式I            式
II             0         
         13.5            
13.5             0.05    
            6.7          
   2.6             0.5   
              4.4        
      −             0.75 
               3.9       
       −             0.8 
                 −       
      0.8   これらの結果は、本発明の組成物が繊維製品に対す
る蛍光剤による損傷作用を逆に抑制することを示してい
る。
【0050】実施例2 実施例1と同様にして調製した蛍光剤損傷したピンクの
木綿の試料を、種々の量のクエンチング剤を加えた主に
洗濯用の液体洗剤組成物5g/lを用いて処理した。洗
濯は40℃で30分間実施した。組成物は次の通りであ
った。
【0051】                          
                       重量
部        Synperonic A7*  
                         
 20        ジメチルジタローアンモニウム
クロリド       2        エタノール
                         
        6        プロピレングリコ
ール                       
5        ホウ砂             
                        1
.5        アルカーラーゼ(Alcalas
e)                   0.49
         保存料             
                        0
.0067         香料         
                         
     0.25         水      
                         
         64  * ICI社の非イオン性
洗浄活性剤                    
                  F値     
   クエンチング剤の量  Cartarex 2L
   クエンチング剤            g/l
              式I         
   式II             0     
             11          
    11             0.005 
               −         
    6.8             0.01 
                −        
     5.3             0.02
5               6        
        −             0.2
5                6.2     
        0.7             0
.5                 4.0   
          0.8            
 1.0                 3.4 
            0.5     これらの結果は、本発明の組成物が繊維製品に
対する蛍光剤による損傷作用を逆に抑制することを示し
ている。
【0052】実施例3 実施例1と同様にして調製した蛍光剤損傷したピンクの
木綿の試料を、種々の量の式IIのクエンチング剤を加
えた工業用洗剤組成物(ホテル、病院等で繊維製品の洗
濯に使用している)の4g/l水溶液を用いて処理した
。 洗濯は60℃で20分間実施した。
【0053】組成物は次の通りであった。
【0054】                          
                         
    重量部      トリポリ燐酸ナトリウム 
                         
  20.1      メタ珪酸ナトリウム    
                         
   28.0      亜硫酸ナトリウム    
                         
     28      炭酸ナトリウム     
                         
      16.3      ナトリウムカルボキ
シメチルセルロース(75%)       1.5 
     アルキルフェノール 6EO       
                      3.0
      第1級アルコールエトキシレート 3EO
                 3.0     
 香料                      
                         
0.1                      
                    F値   
           クエンチング剤の量     
 クエンチング剤                 
   g/l                式II
                    0    
                 17.6    
                0.125    
              4.2        
            0.25         
          2.4            
        0.5              
      1.1                
    1.0                  
  0.5   これらの結果は、本発明の組成物が繊維製品に対す
る蛍光剤による損傷作用を逆に抑制することを示してい
る。
【0055】実施例4 Tinopal CBS−X 蛍光剤で損傷させて、F
値が21.2の白色の蛍光を放つ木綿の試料を、実施例
1で調製したのと同様のピンクの未損傷木綿の試料と共
に洗濯した。ピンク及び白色の試料は1:4の重量比で
使用した。洗濯の条件として、実施例2の1g/lの洗
剤組成物及び種々の量の式IIのクエンチング剤中、4
0℃で30分間を適用した。
【0056】               クエンチング剤の量  
    ピンクの試料の              
    式II  g/l             
 F値                      
0                      7.
8                      0.
005                  6.4 
                     0.01
                   5.8   
                   0.02  
                 2.1     
                 0.03    
               1.6       
               0.04      
             1.0   これらの結果は、本発明の組成物が、洗濯している
際にそこに含まれる損傷された繊維製品から移動した蛍
光剤による損傷を防止することを示している。
【0057】実施例5 実施例1と同様にして調製したピンクの蛍光剤損傷した
木綿の試料を、主に洗濯用の液体洗剤組成物(配合物A
又はB)の5g/l水溶液を用い、40℃で30分間処
理した。
【0058】   組成物:                          
                       重量
部        Synperonic A7   
                         
 20        ジメチルジタローアンモニウム
クロリド       2        エタノール
                         
        6    プロピレングリコール  
          5        ホウ砂   
                         
         1.5        アルカラー
ゼ(Alcalase)              
       0.49         保存料  
                         
          0.0067         
香料                       
                0.25     
    水                    
                    64   
     クエンチング剤             
               x         
                 クエンチング剤 
     x            配合物A   
 Cartarex 2L (式I)  2.5   
          配合物B           
       式II    0.4        
                         
        F値               
   洗濯前                14 
                 配合物Aで洗濯後
       4.6               
   配合物Bで洗濯後       3.3 実施例6 ピンクの蛍光剤損傷した木綿の試料を、種々の量のクエ
ンチング剤を加えた代表的な濯ぎ用酸性処理剤の1g/
l水溶液で処理した。処理は25℃で3分間実施した。 濯ぎ用酸性処理剤は、洗濯に由来する過剰のアルカリを
中和するために工業的な濯ぎ工程で使用されている。
【0059】濯ぎ用酸性処理剤は30%酢酸水溶液から
成る。
【0060】 実施例7 実施例1と同様にして調製したピンクの蛍光剤損傷した
木綿の試料を、種々の量のクエンチング剤を加えた、代
表的な濯ぎ用還元性配合物(40%メタ重硫酸ナトリウ
ム水溶液から成る)の1g/l水溶液で処理した。還元
性の濯ぎ液は、ヘビーデューティー洗剤組成物で洗濯し
た後繊維製品に残留している過剰の次亜塩素酸塩を分解
するために工業的な濯ぎ工程で使用されている。
【0061】

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  (i)クエンチング剤、及び(ii)
    洗浄活性剤 を含有する、繊維製品又は織物の処理用組成物。
  2. 【請求項2】  (i)クエンチング剤、及び(ii)
    水不溶性繊維製品柔軟剤 を含有する、繊維製品又は織物の処理用組成物。
  3. 【請求項3】  クエンチング剤が陽イオン性である請
    求項1又は2に記載の組成物。
  4. 【請求項4】  組成物が0.01〜60重量%のクエ
    ンチング剤を含有する請求項1〜3のいずれか1項に記
    載の組成物。
  5. 【請求項5】  組成物が1〜50重量%の洗浄活性剤
    を含有する請求項1に記載の組成物。
  6. 【請求項6】  洗浄活性剤が非イオン性である請求項
    1又は5に記載の組成物。
  7. 【請求項7】  水不溶性繊維製品柔軟剤が第4級アン
    モニウム物質である請求項2に記載の組成物。
  8. 【請求項8】  組成物が1〜50%の第4級アンモニ
    ウム物質を含有する請求項2又は7に記載の組成物。
  9. 【請求項9】  組成物が更にビルダーを含有する請求
    項1又は2に記載の組成物。
  10. 【請求項10】  繊維製品の洗濯プロセスの濯ぎサイ
    クルにおいて使用される繊維製品又は織物の処理用組成
    物であって、 (i)0.01〜60重量%のクエンチング剤、及び(
    ii)1〜70重量%の繊維製品柔軟剤物質を含有する
    組成物。
  11. 【請求項11】  クエンチング剤及び繊維製品柔軟剤
    物質が共に陽イオン性である請求項10に記載の組成物
  12. 【請求項12】  繊維製品又は織物をクエンチング剤
    及び洗浄活性剤を含有する組成物と接触させる段階を包
    含する、蛍光剤によって引き起こされる変色を防止及び
    /又は元の色に復元するための繊維製品又は織物の処理
    方法。
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