JPH0428920Y2 - - Google Patents

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JPH0428920Y2
JPH0428920Y2 JP8494788U JP8494788U JPH0428920Y2 JP H0428920 Y2 JPH0428920 Y2 JP H0428920Y2 JP 8494788 U JP8494788 U JP 8494788U JP 8494788 U JP8494788 U JP 8494788U JP H0428920 Y2 JPH0428920 Y2 JP H0428920Y2
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door body
door
waterway
door stop
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は道路の側部にあるような比較的小さい
水路に設置する水路用水門に関する。
(ロ) 従来技術 従来、比較的大きな水路の水門として上部に巻
上機を設けたものは既に知られている。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 前記既知の水門は上部に設けた巻上機が障害に
なつて充分な扉体の揚程を得ることができなかつ
た。
所望の揚程を得べく巻上機を省略すると扉体を
引揚げることが困難であつた。
(ニ) 問題点を解決する手段 本考案は水路の底部に箱型の下部戸当を埋設
し、該下部戸当の両側部に断面コ字状でかつ中空
体からなる側部戸当を立設し、前記下部戸当内又
はその下方に中間軸の両端にギヤボツクスを装着
した巻上機を内装し、上記ギヤボツクスに螺杆を
立設して連動連繋し、扉体の両側部を前記側部戸
当の溝に嵌合すると共に両側部の孔を前記螺杆に
昇降自在に嵌合し、この扉体の両側部に固定した
上記孔と一致する雌ねじを前記螺杆に螺合し、前
記側部戸当の中空部に内装されていて下部が前記
中間軸に連動連結された昇降伝動装置の上部に手
動操作具を付設することにより道路面で覆われて
いる水路においても充分な扉体揚程を得ることが
できるようにすると共に扉体を容易に昇降するこ
とができるようにして前述の問題点を解決した。
(ホ) 作用 昇降駆動装置の上部にある手動操作具により巻
上機を回転させると、該巻上機はその両側部のギ
ヤボツクスを介して両側の螺杆を回動するので、
扉体はナツトと共に昇降する。
その際、上記扉体を側部戸当の略上端部まで上
昇させることができる。また、扉体を水路の底面
下に収納するようにしたものは水路の全高さを開
放状態にすることができる。
(ヘ) 実施例 本考案の一実施例を図面について説明すると、
道路の側部に堀削した溝の周りにコンクリートを
打設して水路1に構成し、該水路1の上面を、コ
ンクリートからなる庄版2により被覆し、この庄
版2には適当な距離を隔ててグレーチング3を設
けてあり、庄版2の上面は道路となつている。
そして、水門は、両端を密閉した箱型の下部戸
当5と、その両側の上面に水密に溶接することに
より立設されていて断面コ字状の中空体からなる
側部戸当6,6と、両側部を該側部戸当の溝7,
7に嵌挿して昇降自在となした扉体8とで構成さ
れており、巻上機10は、中間軸11の両端にベ
ベルギヤボツクス12,12を連動連結し、これ
らのベベルギヤボツクス12,12に連動連結し
た螺杆13,13を前記下部戸当5の上面に穿設
した孔及び扉体8の両側に穿設した上下方向の孔
14,14に挿通することにより構成してあり、
前記扉体8の両側下部に固定した雌ねじ15,1
5を前記螺杆13,13に螺合してある。
また、昇降伝動装置16は、一方のベベルギヤ
ボツクス12から突出した部分に取付けたスプロ
ケツト17と、その上方の路面近傍に軸18によ
り回転自在に軸支したスプロケツト19とにチエ
ン20を張設し、前記軸18とスプロケツト19
の両側とに正逆一対のラチエツト機構を介装して
連動連繋し、他端には手動ハンドル21を装着す
ることにより構成してあり、該手動ハンドル21
を配設してある部分には蓋22を有する収納室2
3を設けてある。
更に、前記扉体8の上流側の下部から両側に亘
つて帯状のゴム板24の一側を固定し、他側を側
部戸当6の側面に摺接してあり、前記下部戸当5
の両側上面に設けた孔と螺杆13との間にシール
を圧入することにより水密にしてある。但し螺杆
13のこの部分には螺子を有しない。
而して、前記水門は水路1のグレーチング3を
配設した部位に設けてあり、下部戸当5は第2図
に示す如くその上面が水路1の底面と一致するよ
うに埋設し、側部戸当6は第3図に示すようにそ
の内側面が水路1の側面と一致するように埋設し
てある。
第1図に示す状態において、蓋22を取外して
下げ側のラチエツト機構を解除し、手動ハンドル
21を引上げて往復回動すると、上方のスプロケ
ツト19が一方向に回動するので下方のスプロケ
ツト17がチエン20を介して回転し、それによ
り巻上機10が螺杆13,13を一方向に回転さ
せることとなつて扉体8は上昇する。その際、扉
体8の揚程をその上面がグレーチング3に接触す
るか乃至は近接する高さまでにすることができ
る。
また、扉体8を下降させる場合は上昇側のラチ
エツト機構を解除し、下降側のラチエツト機構を
作用状態にして手動ハンドル21を往復回動する
と、前述と同様にして螺杆13,13が逆向きに
回動するので扉体8は下降する。昇降作業が終つ
たならば手動ハンドル21を収納室23に入れて
蓋22を閉じる。扉体8を下降させた状態では前
記ゴム板24の側面部は水圧により側部戸当6の
内側面に圧接される。
第4〜6図は他の実施例を示すものであつて、
水路1の底部を、深さが扉体8の高さと略等し
く、幅が前述の実施例と同一で流れ方向の長さが
側部戸当6と点検室25との合計になるように掘
削し、この掘削部の上流側底部に箱状の下部戸当
5を設置し、該下部戸当5の両側から水路1の上
部に亘つて側部戸当6,6を立設し、前記下部戸
当5内に収納した巻上機10の一側のベベルギヤ
ボツクス12内に二組のベベルギヤを内装し、そ
の内側のベベルギヤには上端が水路1の底面より
少し突出した螺杆13,13を連動するように立
設すると共に雌ねじ15,15に螺合すると共に
扉体8の側部の孔14に挿入し、外側のベベルギ
ヤと上方の収納室23内の上部ベベルギヤボツク
ス26とを縦軸27で連動連結し、該上部ベベル
ギヤボツクス26から側方へ突出した横軸28と
手動ハンドル21とには正逆二組のラチエツト機
構を介装してあり、側部戸当6,6の水路1の底
面よりやや低部位には下部ゴム受座30を固定
し、側部戸当6,6の溝7,7の前後両側面及び
前記下部ゴム受座30には水密にするゴム板24
を添着してある。
また、前記点検室25は箱体31と点検口に水
密にかつ着脱可能に嵌合した蓋32とで構成して
ある。
この実施例は手動ハンドル21を前後に往復回
動することによりラチエツト機構を介して縦軸2
7を正逆に回転させると、巻上機10が作動して
扉体8は水路1の下部まで下降して全開状態にな
り、水路1の深さ全体を遮断したりする範囲で大
きく昇降する。
(ト) 考案の効果 本考案は前述のように水路1の底部に箱型の下
部戸当5を埋設し、該下部戸当5の両側部に断面
コ字状でかつ中空体からなる側部戸当6を立設
し、前記下部戸当5内又はその下方に中間軸11
の両端にギヤボツクスを装着した巻上機10を内
装し、上記ギヤボツクスに螺杆13を立設して連
動連繋し、扉体8の両側部を前記側部戸当6の溝
7に嵌合すると共に両側部の孔を前記螺杆13に
昇降自在に嵌合し、この扉体8の両側部に固定し
た上記孔と一致する雌ねじを前記螺杆13に螺合
し、前記側部戸当6の中空部に内装されていて下
部が前記中間軸11に連動連結された昇降伝動装
置の上部に手動操作具を付設したので、手動操作
具により扉体8を道路上で自在に昇降操作するこ
とができ、しかも、巻上機10は水路1の底部に
あり、側部戸当6を道路面近傍まで立設すること
が可能となり、それにより扉体8の揚程を水門の
上端近傍まで高くすることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すものであつて、
第1図は水門の正面図、第2図は同上縦断面図、
第3図は同上一部の平断面図、第4図は他の実施
例の正面図、第5図は同上縦断面図、第6図は同
上一部の平断面図である。 1……水路、2……庄版、3……グレーチン
グ、5……下部戸当、6……側部戸当、8……扉
体、10……巻上機、13……螺杆、16……昇
降伝動装置、21……手動ハンドル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 水路1の底部に箱型の下部戸当5を埋設し、該
    下部戸当5の両側部に断面コ字状でかつ中空体か
    らなる側部戸当6を立設し、前記下部戸当5内又
    はその下方に中間軸11の両端にギヤボツクスを
    装着した巻上機10を内装し、上記ギヤボツクス
    に螺杆13を立設して連動連繋し、扉体8の両側
    部を前記側部戸当6の溝7に嵌合すると共に両側
    部の孔を前記螺杆13に昇降自在に嵌合し、この
    扉体8の両側部に固定した上記孔と一致する雌ね
    じを前記螺杆13に螺合し、前記側部戸当6の中
    空部に内装されていて下部が前記中間軸11に連
    動連結された昇降伝動装置の上部に手動操作具を
    付設したことを特徴とする水路用水門。
JP8494788U 1988-06-27 1988-06-27 Expired JPH0428920Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8494788U JPH0428920Y2 (ja) 1988-06-27 1988-06-27

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8494788U JPH0428920Y2 (ja) 1988-06-27 1988-06-27

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Publication Number Publication Date
JPH026733U JPH026733U (ja) 1990-01-17
JPH0428920Y2 true JPH0428920Y2 (ja) 1992-07-14

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JP8494788U Expired JPH0428920Y2 (ja) 1988-06-27 1988-06-27

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0638915Y2 (ja) * 1988-10-25 1994-10-12 株式会社旭鉄工所 導水管用ゲート
JPH0716741Y2 (ja) * 1990-06-15 1995-04-19 株式会社富士精工本社 昇降式防潮板

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Publication number Publication date
JPH026733U (ja) 1990-01-17

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