JPH04288968A - 伝熱管自動溶接装置 - Google Patents

伝熱管自動溶接装置

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JPH04288968A
JPH04288968A JP5090791A JP5090791A JPH04288968A JP H04288968 A JPH04288968 A JP H04288968A JP 5090791 A JP5090791 A JP 5090791A JP 5090791 A JP5090791 A JP 5090791A JP H04288968 A JPH04288968 A JP H04288968A
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JP
Japan
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heat exchanger
exchanger tube
welding
welded
tube
Prior art date
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Pending
Application number
JP5090791A
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English (en)
Inventor
Atsushi Komatsu
篤 小松
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
[発明の目的]
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は排熱回収ボイラ、熱交換
器等に組込まれる伝熱管の直管部とUベント部とを溶接
する自動溶接装置に関する。
【0002】
【従来の技術】排熱回収ボイラに組込まれる伝熱管は図
13(a)(b)に示されるように排ガスの通過する部
分、いわゆるガスパス部を構成する伝熱管部1と、この
伝熱管部1同士を結ぶUベント部2とからなり、双方の
接合部3には溶接が施されて一体に結合される。双方の
接合に欠かせない溶接施工は図14に示されるように所
定の位置に位置決めされた伝熱管部1に溶接されるUベ
ント部2を突合わせて、両者の間に溶接ビード4を形成
しながら一体の伝熱管として順次仕上げて行く。排熱回
収ボイラ製造時のこの作業はUベント部2を相手に突当
てるときから双方を溶接するまで手順は予め決まってお
り、この際広い作業空間が確保されるので、比較的狭隘
なピッチで伝熱管が並ぶにもかかわらず、作業性はそれ
ほど悪いものではない。なお、図中符号5は溶接装置を
示している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した排熱回収ボイ
ラ製造時における溶接施工は、予め作業性を考慮する中
で一定の作業空間を確保して実施されるのに対して、排
熱回収ボイラの主要な構成要素である伝熱管で損傷が生
じ、内部流体のリークが発生した場合等における伝熱管
の部分的な交換作業では、伝熱管1本単位での溶接施工
は実際上不可能と考えられる。すなわち、仮に図13(
b)の矢印Aの伝熱管でリークが発生したとして、この
1本を新たな伝熱管と交換してそこで溶接しようとして
も、損傷のない伝熱管がその周囲を殆ど隙間のない状態
で並び、望ましい広さを持つ作業空間は確保されず、か
なり広範囲の正常な伝熱管のUベント部2を切断するこ
とを強いられる。このUベント部2を切断する方法は、
本来補修の必要のない部分を含め溶接施工箇所が常に広
範にわたるために復旧するまでに長時間を費やすと共に
、復旧費用も大きくかさむ。排熱回収ボイラの運転中は
こうした時間のかかる方法は採り得ず、応急的な修理と
してリークの生じた伝熱管に閉止栓を溶接して急場をし
のぐことが一般的である。しかし、次の定期検査までの
長い期間、熱交換に関与しない伝熱管を持ったままの運
転を強いられ、プラントの熱効率を低下させる原因とな
る。
【0004】そこで、本発明の目的は溶接施工すべき伝
熱管以外を切断することなく、遠隔操作で施工対象の伝
熱管のみを溶接できるようにした伝熱管自動溶接装置を
提供することにある。 [発明の構成]
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明による伝熱管自動
溶接装置は伝熱管の外面に倣う中心孔を有する2つ割れ
構造の移動フレームと、この移動フレームの中心孔内面
に突出して伝熱管の外面と接触しつつ軸方向に自走し、
かつ所定位置で伝熱管の外面に強制的に押付けて固定可
能な一組のローラを有する走行装置と、移動フレームの
一方の端面にあって伝熱管の外面と一定の距離を保って
設けられ、円周方向に回転可能な溶接台と、この溶接台
上に各々設けられた溶接トーチ、ワイヤフィーダおよび
モニタ用カメラと、溶接台と係合を保持してこれを駆動
せしめる溶接台駆動装置とを具備することを特徴とする
【0006】
【作用】2つ割れの移動フレームを溶接施工対象の伝熱
管を挟んで装着し、走行装置を働かせて遠隔操作により
この移動フレームを伝熱管に沿って自走させて溶接開先
部に溶接トーチを合わせて固定する。その位置で溶接台
に載せられた溶接トーチを伝熱管の周囲を回転させ、自
動溶接を行なう。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。図1、図2および図3において、符号11は移
動フレームであって、この移動フレーム11は伝熱管1
2の外面に倣い、それよりも大きい内径の中心孔13を
有し、かつこの中心孔13の中心を通る線L(図3参照
)に沿って2つ割れに形成されている。また、走行装置
14はこの中心孔13の内面に突出して伝熱管12と接
する位置に配置される。
【0008】さらに、溶接台15は移動フレーム11の
一方の端面に設けられ、ここには溶接トーチ16、ワイ
ヤフィーダ17およびモニタ用カメラ18を装着してい
る。また、溶接台駆動装置19は溶接台15と係合を保
持して配置される。これらの走行装置14および溶接台
駆動装置19は後に図面を参照して詳しく説明される。
【0009】一方、図4および図5に示されるように、
上記の移動フレーム11はクランプ装置20を外した場
合に2つ割れとなり、一方クランプ装置20を働かせた
場合に伝熱管12を抱く位置に装着されるようになって
いる(図3参照)。
【0010】図6、図7および図8は走行装置14の詳
細を示すもので、伝熱管12の外面に当接される走行用
ローラ21は周方向を3等分する位置に3個ずつ、(前
後方向2箇所を合わせて計6個)設けられる。このロー
ラ21の支持は移動フレーム11に固定されたピン22
の間にわたしている板バネ23に軸受24を設け、この
軸受24にローラ21の軸を挿入して支持される。また
、走行装置14にはローラ21を駆動する図1に示され
るウォームギヤ機構25と、走行装置駆動用モータ26
とが備えられ、モータ26から与えられる駆動力がウォ
ームギヤ機構25を介してローラ21に伝達されるよう
になっている。なお、図中符号27は所定位置に移動フ
レーム11を移動させた後に、ローラ21を固定するた
めのエアシリンダを示している。
【0011】一方、溶接台駆動装置19は図9および図
10に示されるように、溶接台15(図2参照)と一体
の馬蹄形の大ギヤ28と、この大ギヤ28とかみ合う第
1および第2ピニオン29、30と、この第1および第
2ピニオン29、30と同軸上に備えられるスプロケッ
ト31a、31bと、双方のピニオン29、30の間に
備えられる中間軸32に装着された駆動力を伝達するチ
ェーン33a、33bをそれぞれ巻付けているスプロケ
ット34a、34bと、駆動用モータ35とからなる。 ここで、大ギヤ28の切欠き幅Uと、第1ピニオン29
と第2ピニオン30との軸芯間距離VとはV>Uとなる
ように決められる。この切欠き幅Uは少なくとも伝熱管
12の外径寸法より大きい値とする。また、図11は溶
接第15上に並ぶ溶接トーチ16、ワイヤフィーダ17
およびモニタ用カメラ18を示している。さらに、図1
2はモニタ用テレビ36の一例を示している。
【0012】次に、上記構成からなる自動熔接装置の使
用方法を説明する。初めに、クランプ装置20を外して
移動フレーム11を開き、伝熱管12の軸方向から管群
の隙間を通して溶接する伝熱管12を挟み込むように挿
入し、次に、クランプ装置20を締付けて伝熱管12に
固定する。
【0013】自動溶接装置が固定されたならば、次に、
走行装置14の駆動用モータ26を回転させて伝熱管1
2に沿って走行用ローラ21を走らせ、溶接トーチ16
が溶接される部分の開先部に達するまで移動させる。こ
の移動中、溶接トーチ16の位置は常に図12に示され
るモニタ用テレビ36で監視され、開先部に正確に位置
決めされる。また、この走行中のガタツキを防止する板
バネ23によりローラ21は伝熱管12に押付けられ、
走行装置14のスムーズな移動を可能にしている。
【0014】次に、溶接トーチ16の位置が変わらない
ように注意しながらエアシリンダ27を操作してローラ
21を伝熱管12に押付けて溶接中に走行装置14が動
かないように固定する。
【0015】次に、モニタ用テレビ36を見ながら、タ
ングステン電極、ワイヤが開先部の中央にくるまで微調
整を繰り返して溶接に入る準備を行なう(図11参照)
。これが終了した後に、溶接トーチ16からアークを発
生させて溶接を開始する。
【0016】溶接終了後、エアシリンダ27の空気を逃
がして走行装置14を拘束状態から解放し、ローラ21
を逆方向に回転させて走行装置14を手前側に戻し、最
初の装着装置にきたところでクランプ装置20を外して
移動フレーム11を開き、伝熱管12から自動溶接装置
を取外す。
【0017】また、溶接中の溶接トーチ16への回転動
作は次のように与えられる。溶接台15と一体に設けら
れる大ギヤ28は伝熱管12へ取付ける際の干渉防止に
馬蹄形をしており、切欠かれた部分で駆動用モータ35
からの回転が伝えられなくなる。そこで、この部分は第
1および第2ビニオン29、30と同軸上に備えられる
スプロケット31a、31bおよび中間軸32上に備え
られるスプロケット34a、34bと、チェーン33a
、33bとによる伝動機構によって駆動が伝達される。 すなわち、駆動用モータ35が回転する間、大ギヤ28
と、この駆動機構とを介して溶接台15が回転し、溶接
トーチ16が伝熱管12の周囲を1回転することができ
る。
【0018】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明に
よれば溶接施工すべき伝熱管以外を切断することなく、
遠隔操作によって施工対象伝熱管のみを溶接することが
でき、伝熱管の補修を極めて短時間のうちに終了させる
ことが可能で、利排熱回収ボイラの復旧工事における工
期短縮に大きく寄与することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る伝熱管自動溶接装置の一実施例を
示す構成図。
【図2】図1のA−A矢視図。
【図3】図1のB−B矢視図。
【図4】本発明に係る熔接装置の伝熱管への装着の仕方
を示す説明図。
【図5】本発明に係る溶接装置の装着の仕方を示す説明
図。
【図6】本発明に係る走行装置の詳細を示す構成図。
【図7】本発明に係る走行装置の要部を示す拡大図。
【図8】本発明に係る走行装置の要部を示す拡大図。
【図9】本発明に係る溶接台駆動装置の詳細を示す構成
図。
【図10】本発明に係る溶接台駆動装置の詳細を示す構
成図。
【図11】本発明に係る溶接台上の機器配置の一例を示
す外観図。
【図12】本発明に係るモニタ用テレビの一例を示す外
観図。
【図13】従来の伝熱管の配列の仕方を示す外観図。
【図14】従来の伝熱管の溶接補修方法の一例を示す図
【符号の説明】
11………移動フレーム 12………伝熱管 14………走行装置 15………溶接台 16………溶接トーチ 19………溶接台駆動装置 21………走行用ローラ 28………大ギヤ 29………第1ピニオン 30………第2ピニオン 32………中間軸 33a、33b…チェーン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  伝熱管の外面に倣う中心孔を有する2
    つ割れ構造の移動フレームと、この移動フレームの中心
    孔内面に突出して前記伝熱管の外面と接触しつつ軸方向
    に自走し、かつ所定位置で該伝熱管の外面に強制的に押
    付けて固定可能な一組のローラを有する走行装置と、前
    記移動フレームの一方の端面にあって前記伝熱管の外面
    と一定の距離を保って設けられ、円周方向に回転可能な
    溶接台と、この溶接台上に各々設けられた溶接トーチ、
    ワイヤフィーダおよびモニタ用カメラと、前記溶接台と
    係合を保持してこれを駆動せしめる溶接台駆動装置とを
    具備してなる伝熱管自動溶接装置。
JP5090791A 1991-03-15 1991-03-15 伝熱管自動溶接装置 Pending JPH04288968A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100498008B1 (ko) * 2002-09-23 2005-07-01 조기준 열교환기 자동용접용 아르곤용접기
JP2012237516A (ja) * 2011-05-12 2012-12-06 Chugoku Electric Power Co Inc:The プロテクターの取付位置の修正方法
CN113172299A (zh) * 2021-05-26 2021-07-27 柳州津晶电器有限公司 一种半自动焊接换热管的装置

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