JPH04288782A - 画質改善装置 - Google Patents
画質改善装置Info
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- JPH04288782A JPH04288782A JP3078441A JP7844191A JPH04288782A JP H04288782 A JPH04288782 A JP H04288782A JP 3078441 A JP3078441 A JP 3078441A JP 7844191 A JP7844191 A JP 7844191A JP H04288782 A JPH04288782 A JP H04288782A
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- signal
- signals
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Landscapes
- Picture Signal Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、テレビジョン(TV
)受像機、ヒデオテープレコーダ(VTR )、プリン
タ等の各種ビデオ機器、及び、画像データを扱う各種画
像処理装置等に好適な画質改善装置に関する。そして、
この発明は、特にエッジ強調を観賞者に違和感を与える
ことなく自然な形で行い、再生画像の鮮鋭度及び解像度
を改善できると共に、耐雑音性能に優れ、デジタル回路
化に適した画質改善装置を提供することを目的としてい
る。
)受像機、ヒデオテープレコーダ(VTR )、プリン
タ等の各種ビデオ機器、及び、画像データを扱う各種画
像処理装置等に好適な画質改善装置に関する。そして、
この発明は、特にエッジ強調を観賞者に違和感を与える
ことなく自然な形で行い、再生画像の鮮鋭度及び解像度
を改善できると共に、耐雑音性能に優れ、デジタル回路
化に適した画質改善装置を提供することを目的としてい
る。
【0002】
【従来の技術】従来、画質改善のために用いられる輪郭
補正では、2次微分処理によって輪郭補正成分を求め、
この補正成分を元の信号に適量付加していた。この方法
では、輪郭補正成分である2次微分波形が、元の信号の
波形変化部(エッジ部)の中点よりもかなり外側にピー
クを持つ波形となっていた。よって、この2次微分波形
を元の信号に付加すると、プリシュートやオーバーシュ
ートが発生することがあり、再生画像上のエッジに白と
黒の縁どりができるなどの不自然な輪郭補正となること
があった。
補正では、2次微分処理によって輪郭補正成分を求め、
この補正成分を元の信号に適量付加していた。この方法
では、輪郭補正成分である2次微分波形が、元の信号の
波形変化部(エッジ部)の中点よりもかなり外側にピー
クを持つ波形となっていた。よって、この2次微分波形
を元の信号に付加すると、プリシュートやオーバーシュ
ートが発生することがあり、再生画像上のエッジに白と
黒の縁どりができるなどの不自然な輪郭補正となること
があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この発明が解決しよう
とする課題は、元の信号の波形変化部(エッジ部)の中
点位置に波形段差を付加することによるエッジ強調によ
り、プリシュートやオーバーシュートによる不自然な輪
郭補正を防ぎ、観賞者に対して違和感を与えることなく
、自然な形で鮮鋭度及び解像度を向上させることができ
ると共に、耐雑音性能に優れ、デジタル回路化に適した
画質改善装置とするには、どのような手段を講じればよ
いかという点にある。
とする課題は、元の信号の波形変化部(エッジ部)の中
点位置に波形段差を付加することによるエッジ強調によ
り、プリシュートやオーバーシュートによる不自然な輪
郭補正を防ぎ、観賞者に対して違和感を与えることなく
、自然な形で鮮鋭度及び解像度を向上させることができ
ると共に、耐雑音性能に優れ、デジタル回路化に適した
画質改善装置とするには、どのような手段を講じればよ
いかという点にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで、上記課題を解決
するために本発明は、入力信号である第1の信号を所定
時間遅延させた第2の信号と、前記第2の信号を前記所
定時間遅延させた第3の信号とを出力する遅延回路と、
前記第1の信号から前記第2の信号を減算して得た第4
の信号を出力する第1の減算器と、前記第2の信号から
前記第3の信号を減算して得た第5の信号を出力する第
2の減算器と、前記第4の信号から前記第5の信号を減
算して得た第6の信号を出力する第3の減算器と、前記
第4、第5、及び第6の信号が供給され、前記第4、第
5、及び第6の信号の値の組合わせに応じて変化する、
制御信号である第7の信号を出力する制御信号形成回路
と、前記第1、第2、第3、及び第7の信号が供給され
、制御信号である前記第7の信号に応じて、前記第1、
第2、及び第3の信号の内の1つを選択して出力する信
号選択回路と、前記信号選択回路の出力信号と、前記第
2の信号とを混合して出力する混合器とより構成し、前
記制御信号形成回路は、(イ)前記第4、第5の信号の
値が共に第1の正の定数より大であり、同時に前記第6
の信号の値が第2の正の定数より大であるとき、または
、前記第4、第5の信号の値が共に第1の負の定数より
小であり、同時に前記第6の信号の値が第2の負の定数
より小であるとき、前記信号選択回路が前記第3の信号
を選択出力する制御信号を出力し、(ロ)前記第4、第
5の信号の値が共に第1の正の定数より大であり、同時
に前記第6の信号の値が第2の負の定数より小のとき、
または、前記第4、第5の信号の値が共に第1の負の定
数より小であり、同時に前記第6の信号の値が第2の正
の定数より大であるとき、前記信号選択回路が前記第1
の信号を選択出力する制御信号を出力し、(ハ)前記第
4、第5、及び第6の3つの信号の値の組合わせが前記
(イ)、(ロ)以外の組合わせのとき、前記信号選択回
路が前記第2の信号を選択出力する制御信号を出力し、
前記混合器から、前記入力信号である第1の信号のエッ
ジが強調された出力信号を得ることを特徴とする画質改
善装置を提供するものである。
するために本発明は、入力信号である第1の信号を所定
時間遅延させた第2の信号と、前記第2の信号を前記所
定時間遅延させた第3の信号とを出力する遅延回路と、
前記第1の信号から前記第2の信号を減算して得た第4
の信号を出力する第1の減算器と、前記第2の信号から
前記第3の信号を減算して得た第5の信号を出力する第
2の減算器と、前記第4の信号から前記第5の信号を減
算して得た第6の信号を出力する第3の減算器と、前記
第4、第5、及び第6の信号が供給され、前記第4、第
5、及び第6の信号の値の組合わせに応じて変化する、
制御信号である第7の信号を出力する制御信号形成回路
と、前記第1、第2、第3、及び第7の信号が供給され
、制御信号である前記第7の信号に応じて、前記第1、
第2、及び第3の信号の内の1つを選択して出力する信
号選択回路と、前記信号選択回路の出力信号と、前記第
2の信号とを混合して出力する混合器とより構成し、前
記制御信号形成回路は、(イ)前記第4、第5の信号の
値が共に第1の正の定数より大であり、同時に前記第6
の信号の値が第2の正の定数より大であるとき、または
、前記第4、第5の信号の値が共に第1の負の定数より
小であり、同時に前記第6の信号の値が第2の負の定数
より小であるとき、前記信号選択回路が前記第3の信号
を選択出力する制御信号を出力し、(ロ)前記第4、第
5の信号の値が共に第1の正の定数より大であり、同時
に前記第6の信号の値が第2の負の定数より小のとき、
または、前記第4、第5の信号の値が共に第1の負の定
数より小であり、同時に前記第6の信号の値が第2の正
の定数より大であるとき、前記信号選択回路が前記第1
の信号を選択出力する制御信号を出力し、(ハ)前記第
4、第5、及び第6の3つの信号の値の組合わせが前記
(イ)、(ロ)以外の組合わせのとき、前記信号選択回
路が前記第2の信号を選択出力する制御信号を出力し、
前記混合器から、前記入力信号である第1の信号のエッ
ジが強調された出力信号を得ることを特徴とする画質改
善装置を提供するものである。
【0005】
【実施例】図1に、この発明の画質改善装置の一実施例
を示す。また、図2は制御信号形成回路の動作機能説明
図、図3は制御信号形成回路、信号選択回路、及び混合
器の具体的な構成例を示す図、図4は図1に示した実施
例の動作説明図である。図4では、説明をわかりやすく
するために、波形傾斜部の段差を誇張して表現してある
。また、具体的回路例としてデジタル回路を挙げる場合
でも、その動作説明をわかりやすくするため、図4では
、その回路の信号波形をアナログ波形として示すものと
する。図1において、1及び2は同一の遅延時間を有す
る遅延回路、3〜5は減算器、6は制御信号形成回路、
7は信号選択回路、8は混合器である。なお、説明の便
宜上、各回路自体の処理時間による信号の遅れ、及びそ
の遅れを単に補正するためだけに通常用いられる遅延回
路等は、省略するものとする。この画質改善装置の扱う
入力信号としては、各種映像信号、輝度信号、RGB信
号等が考えられる。まず、ラインL1から入来する入力
信号S1が、図4(a)に示すようなバーパルス波形の
信号である場合について説明する。この信号はTV映像
信号の輝度信号の一波形例であり、周波数成分が上限周
波数4MHz までに帯域制限されているものとする。 入力信号S1は、遅延回路1に供給される。遅延回路1
の有する遅延時間Tは、
を示す。また、図2は制御信号形成回路の動作機能説明
図、図3は制御信号形成回路、信号選択回路、及び混合
器の具体的な構成例を示す図、図4は図1に示した実施
例の動作説明図である。図4では、説明をわかりやすく
するために、波形傾斜部の段差を誇張して表現してある
。また、具体的回路例としてデジタル回路を挙げる場合
でも、その動作説明をわかりやすくするため、図4では
、その回路の信号波形をアナログ波形として示すものと
する。図1において、1及び2は同一の遅延時間を有す
る遅延回路、3〜5は減算器、6は制御信号形成回路、
7は信号選択回路、8は混合器である。なお、説明の便
宜上、各回路自体の処理時間による信号の遅れ、及びそ
の遅れを単に補正するためだけに通常用いられる遅延回
路等は、省略するものとする。この画質改善装置の扱う
入力信号としては、各種映像信号、輝度信号、RGB信
号等が考えられる。まず、ラインL1から入来する入力
信号S1が、図4(a)に示すようなバーパルス波形の
信号である場合について説明する。この信号はTV映像
信号の輝度信号の一波形例であり、周波数成分が上限周
波数4MHz までに帯域制限されているものとする。 入力信号S1は、遅延回路1に供給される。遅延回路1
の有する遅延時間Tは、
【0006】
【数1】
【0007】である。この遅延時間Tの値は、TV映像
信号を量子化し、デジタル系で信号処理する際に通常用
いられる標本化周波数fs (fs =4fsc)を基
に設定された値であり、遅延時間Tは標本化周期に一致
している。TV映像信号の周波数成分が4MHz まで
で帯域制限されている場合には、理想特性から求められ
る次式のインパルス応答、
信号を量子化し、デジタル系で信号処理する際に通常用
いられる標本化周波数fs (fs =4fsc)を基
に設定された値であり、遅延時間Tは標本化周期に一致
している。TV映像信号の周波数成分が4MHz まで
で帯域制限されている場合には、理想特性から求められ
る次式のインパルス応答、
【0008】
【数2】
【0009】の半値幅(約150.8ns)から、遅延
時間Tの値を次式、
時間Tの値を次式、
【0010】
【数3】
【0011】即ち、半値幅の1/2以下の値に設定する
ことで、この発明の目的は達成される。遅延回路1で、
時間Tだけ遅延した出力信号S2を図4(b)に示す。 次段の遅延回路2は、遅延回路1と同一機能の回路であ
り、供給された信号S2をさらに時間Tだけ遅延した信
号S3(図4(c)参照)を出力する。減算器3は、入
力信号S1から遅延回路1の出力信号S2を減算し、次
式に示す信号S4を出力する。信号S4の波形(図4(
d)参照)は、差分波形、即ち微分波形である。
ことで、この発明の目的は達成される。遅延回路1で、
時間Tだけ遅延した出力信号S2を図4(b)に示す。 次段の遅延回路2は、遅延回路1と同一機能の回路であ
り、供給された信号S2をさらに時間Tだけ遅延した信
号S3(図4(c)参照)を出力する。減算器3は、入
力信号S1から遅延回路1の出力信号S2を減算し、次
式に示す信号S4を出力する。信号S4の波形(図4(
d)参照)は、差分波形、即ち微分波形である。
【0012】
【数4】
【0013】減算器4は、減算器3と同一の機能を有し
、遅延回路1の出力信号S2から遅延回路2の出力信号
S3を減算し、次式に示す信号S5を出力する。
、遅延回路1の出力信号S2から遅延回路2の出力信号
S3を減算し、次式に示す信号S5を出力する。
【0014】
【数5】
【0015】減算器5も、減算器3と同一の機能を有し
、減算器3の出力信号S4から減算器4の出力信号S5
を減算し、次式に示す信号S6を出力する。信号S6の
波形(図4(f)参照)は、2次の差分波形、即ち2次
微分波形である。
、減算器3の出力信号S4から減算器4の出力信号S5
を減算し、次式に示す信号S6を出力する。信号S6の
波形(図4(f)参照)は、2次の差分波形、即ち2次
微分波形である。
【0016】
【数6】
【0017】次段の制御信号形成回路6には、減算器3
,4,5の各出力信号S4,S5,S6が供給され、制
御信号Scを形成する。制御信号Sc は、3つの信号
Sc1,Sc2,Sc3から成る、ローアクティブ(負
論理)のロジック信号である。次表1に各制御信号の論
理及びその成立条件を示す。また、信号Sc1,Sc2
,Sc3の各波形図を図4(h),(i),(g)に示
す。
,4,5の各出力信号S4,S5,S6が供給され、制
御信号Scを形成する。制御信号Sc は、3つの信号
Sc1,Sc2,Sc3から成る、ローアクティブ(負
論理)のロジック信号である。次表1に各制御信号の論
理及びその成立条件を示す。また、信号Sc1,Sc2
,Sc3の各波形図を図4(h),(i),(g)に示
す。
【0018】
【表1】
【0019】以上のように、(イ)信号S4,S5の値
が共に第1の正の定数αより大であり、同時に信号S6
の値が第2の正の定数βより大であるとき、または、信
号S4,S5の値が共に第1の負の定数−αより小であ
り、同時に信号S6の値が第2の負の定数−βより小で
あるとき、制御信号Sc3が0(Low)となり、(ロ
)信号S4,S5の値が共に第1の正の定数αより大で
あり、同時に信号S6の値が第2の負の定数−βより小
のとき、または、信号S4,S5の信号の値が共に第1
の負の定数−αより小であり、同時に信号S6の信号の
値が第2の正の定数βより大であるとき、制御信号Sc
1が0(Low)となり、(ハ)信号S4,S5,S6
の3つの信号の値の組合わせが上記以外の組合わせのと
き(即ち、信号Sc1,Sc3が同時に1(High)
のとき)、制御信号Sc2が0(Low)となる。上記
の定数α,βは、信号S4,S5,S6の値に比べて小
さな値であり、雑音成分を除去するために設定される。 これによって、信号S4,S5中の振幅値がα未満の雑
音相当成分が除去されると共に、信号S6中の振幅値が
β未満の雑音相当成分が除去される。従って、雑音成分
の影響を受けないより正確な制御信号Scが得られる。 なお、この雑音除去処理により、雑音成分と共に失われ
る信号成分は、元の信号の数%以内であり問題ない。制
御信号形成回路6を実現する回路例を図3(a)に示す
。図3(a)において、信号S4〜S6は、2の補数表
示の8bitのデジタル信号として扱われる。信号S4
〜S6は、それぞれ変換器3−1〜3−3に供給される
。変換器3−1〜3−3は、まず、図2(a)に示すス
ライス機能により、供給された各信号の所定値未満の信
号成分を切り取る。このスライス機能により得られる各
信号S′4,S′5,S′6を次式に示す。
が共に第1の正の定数αより大であり、同時に信号S6
の値が第2の正の定数βより大であるとき、または、信
号S4,S5の値が共に第1の負の定数−αより小であ
り、同時に信号S6の値が第2の負の定数−βより小で
あるとき、制御信号Sc3が0(Low)となり、(ロ
)信号S4,S5の値が共に第1の正の定数αより大で
あり、同時に信号S6の値が第2の負の定数−βより小
のとき、または、信号S4,S5の信号の値が共に第1
の負の定数−αより小であり、同時に信号S6の信号の
値が第2の正の定数βより大であるとき、制御信号Sc
1が0(Low)となり、(ハ)信号S4,S5,S6
の3つの信号の値の組合わせが上記以外の組合わせのと
き(即ち、信号Sc1,Sc3が同時に1(High)
のとき)、制御信号Sc2が0(Low)となる。上記
の定数α,βは、信号S4,S5,S6の値に比べて小
さな値であり、雑音成分を除去するために設定される。 これによって、信号S4,S5中の振幅値がα未満の雑
音相当成分が除去されると共に、信号S6中の振幅値が
β未満の雑音相当成分が除去される。従って、雑音成分
の影響を受けないより正確な制御信号Scが得られる。 なお、この雑音除去処理により、雑音成分と共に失われ
る信号成分は、元の信号の数%以内であり問題ない。制
御信号形成回路6を実現する回路例を図3(a)に示す
。図3(a)において、信号S4〜S6は、2の補数表
示の8bitのデジタル信号として扱われる。信号S4
〜S6は、それぞれ変換器3−1〜3−3に供給される
。変換器3−1〜3−3は、まず、図2(a)に示すス
ライス機能により、供給された各信号の所定値未満の信
号成分を切り取る。このスライス機能により得られる各
信号S′4,S′5,S′6を次式に示す。
【0020】
【数7】
【0021】また、変換器3−1〜3−3でのスライス
機能が図2(b)に示すものであれば、各信号S′4,
S′5,S′6は次式に示すものとなる。
機能が図2(b)に示すものであれば、各信号S′4,
S′5,S′6は次式に示すものとなる。
【0022】
【数8】
【0023】変換器3−1〜3−3は、スライス処理の
次に、信号S′4〜S′6を、正のときは1、ゼロのと
きは0、負のときは−1に変換し、それを2の補数表示
の2bit化された信号として出力する。各変換器の変
換表を表2に、信号S′4〜S′6の2の補数表示の2
bit化された信号を次式(9)にそれぞれ示す。
次に、信号S′4〜S′6を、正のときは1、ゼロのと
きは0、負のときは−1に変換し、それを2の補数表示
の2bit化された信号として出力する。各変換器の変
換表を表2に、信号S′4〜S′6の2の補数表示の2
bit化された信号を次式(9)にそれぞれ示す。
【0024】
【表2】
【0025】
【数9】
【0026】変換器3−1〜3−3は、TTL−ICや
、ROMなどによるテーブル・ルックアップ方式で実現
できると共に、PLA(Programmable L
ogic Array)等でも実現できる。3つの変換
器出力は、AND回路3−4〜3−8、OR回路3−9
,3−10、NAND回路3−11,3−12,3−1
3を経て、次式に示す制御信号Sc1,Sc2,Sc3
となる。
、ROMなどによるテーブル・ルックアップ方式で実現
できると共に、PLA(Programmable L
ogic Array)等でも実現できる。3つの変換
器出力は、AND回路3−4〜3−8、OR回路3−9
,3−10、NAND回路3−11,3−12,3−1
3を経て、次式に示す制御信号Sc1,Sc2,Sc3
となる。
【0027】
【数10】
【0028】なお、図3(a)上では、各信号名Sc1
,Sc2,Sc3は、単なる名称として記載してあるが
、上式(10)では、その信号の使用目的、動作を明確
にするため、ローアクティブ(負論理)の論理式で(即
ち、バーを付して)、各信号Sc1,Sc2,Sc3を
示している。 ここで図1にもどって、制御信号Sc(信号Sc1,S
c2,Sc3)、及び信号S1,S2,S3は、次段の
信号選択回路7に供給される。信号選択回路7は、制御
信号Scに応じて、信号S1,S2,S3の内の1つの
信号を選択出力する。信号選択回路7の出力S7は、次
式(11)に示すものとなる。
,Sc2,Sc3は、単なる名称として記載してあるが
、上式(10)では、その信号の使用目的、動作を明確
にするため、ローアクティブ(負論理)の論理式で(即
ち、バーを付して)、各信号Sc1,Sc2,Sc3を
示している。 ここで図1にもどって、制御信号Sc(信号Sc1,S
c2,Sc3)、及び信号S1,S2,S3は、次段の
信号選択回路7に供給される。信号選択回路7は、制御
信号Scに応じて、信号S1,S2,S3の内の1つの
信号を選択出力する。信号選択回路7の出力S7は、次
式(11)に示すものとなる。
【0029】
【数11】
【0030】即ち、信号選択回路7は、制御信号Sc1
が0(Low)のとき、信号S1を選択出力し、制御信
号Sc2が0(Low)のとき、信号S2を選択出力し
、制御信号Sc3が0(Low)のとき、信号S3を選
択出力する。
が0(Low)のとき、信号S1を選択出力し、制御信
号Sc2が0(Low)のとき、信号S2を選択出力し
、制御信号Sc3が0(Low)のとき、信号S3を選
択出力する。
【0031】信号選択回路7を実現する回路例を図3(
c)に示す。ブロック3−31,3−32,3−33は
スイッチ回路である。各スイッチ回路3−31〜3−3
3には、信号S1〜S3がそれぞれ供給され、制御信号
Sc1〜Sc3の内の1つが0(Low)のとき、その
制御信号が供給されているスイッチ回路がオンとなり、
信号S1〜S3の内のどれか1つが、共通化された出力
端子から出力される。各スイッチ回路3−31〜3−3
3は、同一構成の回路である。図3(b)に、スイッチ
回路3−31〜3−33の具体的回路例として、スイッ
チ回路3−31を代表として示す。信号S1,S7を8
bit,2の補数表示のものとする。ブロック3−20
〜3−27は制御端子付のバッファ回路であり、共通化
された制御端子には、制御信号Sc1が供給されている
。この制御信号Sc1が0(Low)のときに、入力信
号S1、即ち、S10(LSB)〜S17(MSB)は
、そのまま出力S7(即ち、S70(LSB)〜S77
(MSB))として出力される。制御信号Sc1が1(
High)のときには、出力はトライステートまたはハ
イインピーダンス状態となる。こうして得られる信号選
択回路7の出力信号S7は、図4(j)に示す波形とな
る。この出力波形S7を入力波形S1と比較すると、出
力波形S7は、入力波形S1の波形変化部(エッジ部)
のほぼ中間点に波形段差が付加され、波形傾斜部の傾斜
が急峻となっており、適格にエッジ強調された波形とな
っていることがわかる。
c)に示す。ブロック3−31,3−32,3−33は
スイッチ回路である。各スイッチ回路3−31〜3−3
3には、信号S1〜S3がそれぞれ供給され、制御信号
Sc1〜Sc3の内の1つが0(Low)のとき、その
制御信号が供給されているスイッチ回路がオンとなり、
信号S1〜S3の内のどれか1つが、共通化された出力
端子から出力される。各スイッチ回路3−31〜3−3
3は、同一構成の回路である。図3(b)に、スイッチ
回路3−31〜3−33の具体的回路例として、スイッ
チ回路3−31を代表として示す。信号S1,S7を8
bit,2の補数表示のものとする。ブロック3−20
〜3−27は制御端子付のバッファ回路であり、共通化
された制御端子には、制御信号Sc1が供給されている
。この制御信号Sc1が0(Low)のときに、入力信
号S1、即ち、S10(LSB)〜S17(MSB)は
、そのまま出力S7(即ち、S70(LSB)〜S77
(MSB))として出力される。制御信号Sc1が1(
High)のときには、出力はトライステートまたはハ
イインピーダンス状態となる。こうして得られる信号選
択回路7の出力信号S7は、図4(j)に示す波形とな
る。この出力波形S7を入力波形S1と比較すると、出
力波形S7は、入力波形S1の波形変化部(エッジ部)
のほぼ中間点に波形段差が付加され、波形傾斜部の傾斜
が急峻となっており、適格にエッジ強調された波形とな
っていることがわかる。
【0032】再び図1にもどって、信号選択回路7の出
力信号S7と、遅延回路1の出力信号S2とが、次段の
混合器8に供給される。この混合器8での、2つの信号
S2,S7の混合率を変えることにより、観賞者は、好
みのエッジ強調効果を設定することができる。混合率を
kとしたときの混合器8の出力信号So(この画質改善
装置の出力)を次式に示す。
力信号S7と、遅延回路1の出力信号S2とが、次段の
混合器8に供給される。この混合器8での、2つの信号
S2,S7の混合率を変えることにより、観賞者は、好
みのエッジ強調効果を設定することができる。混合率を
kとしたときの混合器8の出力信号So(この画質改善
装置の出力)を次式に示す。
【0033】
【数12】
【0034】k=0で、エッジ強調されていない原信号
S2(入力信号S1を単に遅延させただけの信号)が出
力信号Soとして得られる。k=1で、最もエッジ強調
された信号である信号S7が、出力信号Soとして得ら
れる。k=0.5 の場合の信号Soの波形を、図4(
k)に示す。このように、本実施例では、混合器を1個
だけ設けることにより、エッジ強調量を調節可能として
いる。よって、この実施例は、簡単な回路構成により、
観賞者の好みに合わせた輪郭補正画像が得られる。図3
(d)に、混合器8の具体的回路例を示す。まず、減算
器3−41で、信号S7から信号S2を減算し、差信号
を得る。この差信号がエッジ強調成分となる。次に、差
信号は、増幅器3−42に供給されてk倍され、その後
、加算器3−43で信号S2に加算される。加算器3−
43の出力信号Soは、図1に示すL2から、この画質
改善装置の最終的な出力として取出される。
S2(入力信号S1を単に遅延させただけの信号)が出
力信号Soとして得られる。k=1で、最もエッジ強調
された信号である信号S7が、出力信号Soとして得ら
れる。k=0.5 の場合の信号Soの波形を、図4(
k)に示す。このように、本実施例では、混合器を1個
だけ設けることにより、エッジ強調量を調節可能として
いる。よって、この実施例は、簡単な回路構成により、
観賞者の好みに合わせた輪郭補正画像が得られる。図3
(d)に、混合器8の具体的回路例を示す。まず、減算
器3−41で、信号S7から信号S2を減算し、差信号
を得る。この差信号がエッジ強調成分となる。次に、差
信号は、増幅器3−42に供給されてk倍され、その後
、加算器3−43で信号S2に加算される。加算器3−
43の出力信号Soは、図1に示すL2から、この画質
改善装置の最終的な出力として取出される。
【0035】この出力波形Soを入力波形S1と比較す
ると、出力波形Soは、入力波形S1の波形変化部(エ
ッジ部)のほぼ中間点に波形段差が付加され、波形傾斜
部の傾斜が急峻となっており、適格にエッジ強調された
波形となっていることがわかる。出力信号Soを再生す
れば、輪郭補正された画像が得られる。また、この画質
改善装置のエッジ強調処理は、図4(k)に示す出力波
形Soからもわかるように、従来の輪郭補正のようなプ
リシュート、オーバーシュートなどの原信号の振幅を越
えたエッジ強調処理とならず、原信号の振幅内のエッジ
強調処理である。従って、この画質改善装置を組込んだ
機器を、デジタル回路で構成した場合でもオーバーフロ
ーの問題が発生せず、その機器は、良好な画質改善が行
える。こうして、ラインL2から出力される信号Soは
、エッジ強調が行われた結果、新たな側波帯成分が形成
され、入力信号S1が本来有する帯域を越えたスペクト
ルが新たに付加された信号となる。この新たなスペクト
ルの付加は、等価的に、原信号の解像度が向上したとの
印象を観賞者に与え、画像の鮮鋭度を改善する働きをし
ている。
ると、出力波形Soは、入力波形S1の波形変化部(エ
ッジ部)のほぼ中間点に波形段差が付加され、波形傾斜
部の傾斜が急峻となっており、適格にエッジ強調された
波形となっていることがわかる。出力信号Soを再生す
れば、輪郭補正された画像が得られる。また、この画質
改善装置のエッジ強調処理は、図4(k)に示す出力波
形Soからもわかるように、従来の輪郭補正のようなプ
リシュート、オーバーシュートなどの原信号の振幅を越
えたエッジ強調処理とならず、原信号の振幅内のエッジ
強調処理である。従って、この画質改善装置を組込んだ
機器を、デジタル回路で構成した場合でもオーバーフロ
ーの問題が発生せず、その機器は、良好な画質改善が行
える。こうして、ラインL2から出力される信号Soは
、エッジ強調が行われた結果、新たな側波帯成分が形成
され、入力信号S1が本来有する帯域を越えたスペクト
ルが新たに付加された信号となる。この新たなスペクト
ルの付加は、等価的に、原信号の解像度が向上したとの
印象を観賞者に与え、画像の鮮鋭度を改善する働きをし
ている。
【0036】ここで、信号Soのエッジ部の急峻さ(エ
ッジ強調の度合)は、混合率kの値とは無関係に、エッ
ジ強調前の元の信号におけるエッジ部が有する周波数特
性に依存している。元の信号S1の立上がり部及び立下
がり部(エッジ部)が、図4(l)に示すように、より
急峻な傾斜であれば、同図(m)に示すような強い度合
のエッジ強調が行われる。一方、同図(n)に示すよう
に緩かな傾斜に対しては、同図(o)に示すような弱い
度合のエッジ強調が行われる。このように、エッジ強調
処理の度合は、入力信号の周波数に依存し、入力信号と
完全な相関関係があるので、この画質改善装置は、観賞
者に対して違和感を与えることなく、自然な形で、鮮鋭
度及び解像度を向上させることができる。
ッジ強調の度合)は、混合率kの値とは無関係に、エッ
ジ強調前の元の信号におけるエッジ部が有する周波数特
性に依存している。元の信号S1の立上がり部及び立下
がり部(エッジ部)が、図4(l)に示すように、より
急峻な傾斜であれば、同図(m)に示すような強い度合
のエッジ強調が行われる。一方、同図(n)に示すよう
に緩かな傾斜に対しては、同図(o)に示すような弱い
度合のエッジ強調が行われる。このように、エッジ強調
処理の度合は、入力信号の周波数に依存し、入力信号と
完全な相関関係があるので、この画質改善装置は、観賞
者に対して違和感を与えることなく、自然な形で、鮮鋭
度及び解像度を向上させることができる。
【0037】上記実施例では、入力信号として、上限周
波数4MHz までに帯域制限された輝度信号をあげた
が、本発明の画質改善装置は、RGB信号などのベース
バンド系全ての映像信号及び画像信号を扱うことができ
る。 また、この画質改善装置は、CG(コンピュータグラフ
ィックス)画像や、自然画像を扱う画像処理装置にも好
適である。特に、デジタル化された画像データに対して
は、本発明と等価な輪郭補正処理、エッジ強調処理が、
コンピュータを使用したソフトウェア処理によっても実
現でき、本発明は、画像データのソフトウェアによる加
工処理にも応用できる。さらにまた、本発明は、デジタ
ル伝送系の波形歪によって発生するアイパターンの劣化
を改善することにも有効である。
波数4MHz までに帯域制限された輝度信号をあげた
が、本発明の画質改善装置は、RGB信号などのベース
バンド系全ての映像信号及び画像信号を扱うことができ
る。 また、この画質改善装置は、CG(コンピュータグラフ
ィックス)画像や、自然画像を扱う画像処理装置にも好
適である。特に、デジタル化された画像データに対して
は、本発明と等価な輪郭補正処理、エッジ強調処理が、
コンピュータを使用したソフトウェア処理によっても実
現でき、本発明は、画像データのソフトウェアによる加
工処理にも応用できる。さらにまた、本発明は、デジタ
ル伝送系の波形歪によって発生するアイパターンの劣化
を改善することにも有効である。
【0038】
【発明の効果】以上の通り本発明の画質改善装置は、以
下の効果を有する。 (イ)エッジ強調を、入力信号の傾斜部分の中点に波形
段差を適格に付加することにより行い、その結果、入力
信号の有する周波数帯域外の周波数成分が付加された出
力信号が得られるので、再生画像の輪郭補正が行える。 (ロ)従来の輪郭補正のようなプリシュート、オーバー
シュートなどの原信号の振幅を越えたエッジ強調となら
ず、原信号の振幅内のエッジ強調処理である。従って、
この画質改善装置を組込んだ機器を、デジタル回路で構
成した場合でもオーバーフローの問題が発生せず、その
機器は、良好な画質改善が行える。 (ハ)入力信号に対するエッジ強調の度合は、入力信号
の周波数に依存し、入力信号と完全な相関関係があるの
で、この画質改善装置は、観賞者に対して違和感を与え
ることなく、自然な形で、鮮鋭度及び解像度を向上させ
ることができる。 (ニ)混合器を1個だけ設けることにより、エッジ強調
量を調節可能としている。よって、この画質改善装置は
、簡単な回路構成により、観賞者の好みに合わせた輪郭
補正画像が得られる。 (ホ)雑音成分の影響を受けない正確な制御信号Scが
得られるので、耐雑音性能の向上した画質改善が行える
。 (ヘ)本発明の各構成要素は、従来の回路を組合わせる
ことによりそれぞれ構成できるので、本発明の画質改善
装置は容易に製造でき、幅広い用途を有するものである
。
下の効果を有する。 (イ)エッジ強調を、入力信号の傾斜部分の中点に波形
段差を適格に付加することにより行い、その結果、入力
信号の有する周波数帯域外の周波数成分が付加された出
力信号が得られるので、再生画像の輪郭補正が行える。 (ロ)従来の輪郭補正のようなプリシュート、オーバー
シュートなどの原信号の振幅を越えたエッジ強調となら
ず、原信号の振幅内のエッジ強調処理である。従って、
この画質改善装置を組込んだ機器を、デジタル回路で構
成した場合でもオーバーフローの問題が発生せず、その
機器は、良好な画質改善が行える。 (ハ)入力信号に対するエッジ強調の度合は、入力信号
の周波数に依存し、入力信号と完全な相関関係があるの
で、この画質改善装置は、観賞者に対して違和感を与え
ることなく、自然な形で、鮮鋭度及び解像度を向上させ
ることができる。 (ニ)混合器を1個だけ設けることにより、エッジ強調
量を調節可能としている。よって、この画質改善装置は
、簡単な回路構成により、観賞者の好みに合わせた輪郭
補正画像が得られる。 (ホ)雑音成分の影響を受けない正確な制御信号Scが
得られるので、耐雑音性能の向上した画質改善が行える
。 (ヘ)本発明の各構成要素は、従来の回路を組合わせる
ことによりそれぞれ構成できるので、本発明の画質改善
装置は容易に製造でき、幅広い用途を有するものである
。
【図1】一実施例のブロック構成図である。
【図2】制御信号形成回路の動作機能説明図である。
【図3】制御信号形成回路、信号選択回路、及び混合器
の具体的な構成例を示す図である。
の具体的な構成例を示す図である。
【図4】図1に示した実施例の動作説明図である。
1,2 遅延回路
3,4,5 減算器
6 制御信号形成回路
7 信号選択回路
8 混合器
Claims (1)
- 【請求項1】入力信号である第1の信号を所定時間遅延
させた第2の信号と、前記第2の信号を前記所定時間遅
延させた第3の信号とを出力する遅延回路と、前記第1
の信号から前記第2の信号を減算して得た第4の信号を
出力する第1の減算器と、前記第2の信号から前記第3
の信号を減算して得た第5の信号を出力する第2の減算
器と、前記第4の信号から前記第5の信号を減算して得
た第6の信号を出力する第3の減算器と、前記第4、第
5、及び第6の信号が供給され、前記第4、第5、及び
第6の信号の値の組合わせに応じて変化する、制御信号
である第7の信号を出力する制御信号形成回路と、前記
第1、第2、第3、及び第7の信号が供給され、制御信
号である前記第7の信号に応じて、前記第1、第2、及
び第3の信号の内の1つを選択して出力する信号選択回
路と、前記信号選択回路の出力信号と、前記第2の信号
とを混合して出力する混合器とより構成し、前記制御信
号形成回路は、(イ)前記第4、第5の信号の値が共に
第1の正の定数より大であり、同時に前記第6の信号の
値が第2の正の定数より大であるとき、または、前記第
4、第5の信号の値が共に第1の負の定数より小であり
、同時に前記第6の信号の値が第2の負の定数より小で
あるとき、前記信号選択回路が前記第3の信号を選択出
力する制御信号を出力し、(ロ)前記第4、第5の信号
の値が共に第1の正の定数より大であり、同時に前記第
6の信号の値が第2の負の定数より小のとき、または、
前記第4、第5の信号の値が共に第1の負の定数より小
であり、同時に前記第6の信号の値が第2の正の定数よ
り大であるとき、前記信号選択回路が前記第1の信号を
選択出力する制御信号を出力し、(ハ)前記第4、第5
、及び第6の3つの信号の値の組合わせが前記(イ)、
(ロ)以外の組合わせのとき、前記信号選択回路が前記
第2の信号を選択出力する制御信号を出力し、前記混合
器から、前記入力信号である第1の信号のエッジが強調
された出力信号を得ることを特徴とする画質改善装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3078441A JPH04288782A (ja) | 1991-03-18 | 1991-03-18 | 画質改善装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3078441A JPH04288782A (ja) | 1991-03-18 | 1991-03-18 | 画質改善装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04288782A true JPH04288782A (ja) | 1992-10-13 |
Family
ID=13662132
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3078441A Pending JPH04288782A (ja) | 1991-03-18 | 1991-03-18 | 画質改善装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04288782A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004080787A (ja) * | 2002-08-13 | 2004-03-11 | Samsung Electronics Co Ltd | デジタル画像データの輪郭強調装置及びその方法、これを利用したデジタル表示装置 |
-
1991
- 1991-03-18 JP JP3078441A patent/JPH04288782A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004080787A (ja) * | 2002-08-13 | 2004-03-11 | Samsung Electronics Co Ltd | デジタル画像データの輪郭強調装置及びその方法、これを利用したデジタル表示装置 |
JP4544841B2 (ja) * | 2002-08-13 | 2010-09-15 | 三星電子株式会社 | デジタル画像データの輪郭強調装置及びその方法、これを利用したデジタル表示装置 |
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