JPH042886B2 - - Google Patents

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JPH042886B2
JPH042886B2 JP61187493A JP18749386A JPH042886B2 JP H042886 B2 JPH042886 B2 JP H042886B2 JP 61187493 A JP61187493 A JP 61187493A JP 18749386 A JP18749386 A JP 18749386A JP H042886 B2 JPH042886 B2 JP H042886B2
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JP
Japan
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coupler
polarizer
optical fiber
polarization
fiber
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JP61187493A
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JPS6343109A (ja
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  • Optical Fibers, Optical Fiber Cores, And Optical Fiber Bundles (AREA)
  • Optical Transform (AREA)
  • Measuring Instrument Details And Bridges, And Automatic Balancing Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この発明は、光フアイバカプラとフアイバ偏光
子とを一体に組み合せ、各種光フアイバセンサの
光部品として好適に使用できる光フアイバ偏光子
カプラに関する。
「従来技術とその問題点」 角速度センサ、圧力センサなどの光フアイバセ
ンサでは、偏光の偏波面の変位量を計測して角速
度、圧力の変位を検知するようにしている。この
ため、光源、受光器などの他に偏光子、検光子、
カプラなどの光部品が必要となり、従来はこれら
光部品を個別に用意し、それぞれを融着接続、コ
ネクタ接続などによつて接続し、1つのセンサを
組み立てるようにしている。
しかしながら、このようなセンサでは多くの光
部品をそれぞれ接続するようにしているので、作
業に時間がかかり、精度の高いものを得るために
は高度の熟練が必要であるなどの問題点があつ
た。
「問題点を解決するための手段」 そこで、この発明にあつては、カプラと偏光子
とを一体化し、接続作業の軽減を計るようにし
た。
第1図は、この発明の光フアイバ偏光子カプラ
の一例を示すもので、図中符号1は基板である。
この基板1は、金属、プラスチツク、セラミツク
スなどからなる平板である。この基板1上のほぼ
中央にはカプラ部2が取り付けられている。この
カプラ部2は、第2図に示すような断面形状が偏
平な平型偏波面保持光フアイバ3を用いて作成さ
れたものである。平型偏波面保持光フアイバ3
は、中心部のコア4と、このコア4の断面長辺方
向の両側部に配された断面円形の応力付与部5,
5と、これらを囲むクラツド6とからなるもの
で、二つの応力付与部5,5を結ぶ方向がX偏波
面とされ、これに直交する方向がY偏波面とされ
たものである。この平型偏波面保持光フアイバ
3,3を2本平行に所定長さその長辺部同志を密
着させ、融着延伸することにより、第3図に示す
ような分布結合形のカプラ部2が得られる。この
カプラ部2では、2本のフアイバ3,3のコア
4,4間隔および結合長を変化させることにより
結合比を変えることができる。
そして、このようなカプラ部2からは、したが
つて入力側2本、出力側2本の計4本のリード線
とも云うべき平型偏波面保持光フアイバ3……が
延びることになる。これらカプラ部2からのフア
イバ3……はそれぞれリール7,7に巻き回され
て偏光子部8……となつている。リール7,7は
基板1上にカプラ部2の両側方に設けられ、カプ
ラ部2の入力側の2本の光フアイバ3,3が一方
のリール7に、出力側の2本の光フアイバ3,3
が他方のリール7にそれぞれ巻き回されている。
平型偏波面保持光フアイバ3のリール7への巻回
は、第4図に示すように、リール7の巻胴にフア
イバ3の偏平な長辺部が接続するように巻かれて
いる。フアイバ3……の巻回は、2本のフアイバ
3,3を平行に束ねてリール7に同方法に巻回す
る方法や、1本のフアイバ3を巻回し、この上に
反対方向もしくは同方向に他の1本のフアイバ3
を巻き回す方法などが必要に応じて選択しうる。
このような偏波面保持光フアイバ3を巻回して
なる偏光子は、偏波面保持光フアイバに導波され
る2つのモード、HEX 11モードとHEY 11モードとの
曲げ損失の波長特性が異る性質を利用したもので
ある。第5図は、偏波面保持光フアイバ3を直径
100mmの正円に巻数15回で巻回してなる偏光子に
ついての各モードの曲げ損失波長依存性を示した
ものである。このグラフにおいて、破線はHEY 11
モードの、実線はHEX 11モードの曲げ損失の波長
依存性を示している。このグラフからHEY 11モー
ドの損失はHEX 11モードよりも短波長側で増加す
ることがわかり、この例では波長1.3μmにおいて
36dB程度の損失差が発生している。よつて、こ
の状態でフアイバ3に無偏光や円偏光を入射する
と、フアイバ出射点ではHEX 11モードに基づく直
線偏光のみが出射することになり、偏光子として
機能する。
リール7,7に巻き回されて偏光子部8……と
されたフアイバ3……のそれぞれの端部は、基板
1上に入出力用ポート端子9……として固定され
ている。
このような光フアイバ偏光子カプラにあつて
は、偏光子部8……とカプラ部2とが2本の偏波
面保持光フアイバ3,3を用いて一体に構成され
ているため、光センサなどの光部品として使用す
る際に、接続箇所が減少し、作業効率が向上する
とともにセンサ等の小型化が計れる。また、偏波
面保持光フアイバとして偏平な平型フアイバを用
いているので、カプラとした際、円型フアイバに
比べてコア間隔を接近するため融着時の延伸量を
少なくすることができ、低損失のカプラ部2が得
られる。また、平型フアイバであるため、リール
7に巻回したとき、X偏波面が常に巻回中心軸に
対して平行となり、このためコア4にかかる曲げ
応力方向が一定となり、HEX 11モードとHEY 11モー
ドとの間の曲げ損失差最も効率よく拡大され、大
きな消光比を持つ偏光子部8……が得られる。
「実施例」 第2図に示すような平型偏波面保持光フアイバ
(長辺部125μm、短辺部60μm)を用いて、第1図
に示すようなこの発明の光フアイバ偏光子カプラ
を作成した。カプラ部の結合長さは約10mmとし、
コア間隔を約20μmとした。カプラ部の結合比は
1:1であつた。偏光子部を巻回直径45mm、巻回
数20回としたところ、波長1.3μmで消光比37dB
であり、過剰損失4.5dBであつた。
「その他の実施例」 カプラ部から延びる光フアイバ3……のすべて
を巻回して偏光子部8とする必要はなく、必要に
応じて必要なフアイバ3のみを巻回して偏光子部
とすることができる。また、リール7,7を重ね
れば一層の小型化が可能である。
「発明の効果」 以上説明したように、この発明の光フアイバ偏
光子カプラは、平型偏波面保持光フアイバを融着
してカプラ部とし、カプラ部から延びるフアイバ
を巻回して偏光子部としたものであるので、従来
別部材であつたカプラと偏光子とが一体化され、
これを用いて光センサなどを作成する際、接続作
業が軽減され、信頼性が向上し、かつ小型化が計
れる。また、平型のフアイバを用いているので、
カプラ部のコア間隔を容易に狭くすることがで
き、結合損失を少なくすることができ、偏光子部
においてはフアイバの巻回状態が一定となるの
で、コアに加わる応力が一定となつて、消光比を
大きくとることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の光フアイバ偏光子カプラ
の一例を示す平面図、第2図はこの発明の光フア
イバ偏光子カプラに用いられる平型偏波面保持光
フアイバの一例を示す断面図、第3図はこの発明
の光フアイバ偏光子カプラのカプラ部の接合部分
を示す断面図、第4図はこの発明における平型偏
波面保持光フアイバの巻回状態を示す概略断面
図、第5図はこの発明における偏光子部での
HEX 11モードとHEY 11モードの曲げ損失の波長依存
性を示すグラフである。 2……カプラ部、3……平型偏波面保持光フア
イバ、7……リール、8……偏光子部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 複数本の平型偏波面保持光フアイバをそれら
    の周側部で融着してカプラ部を形成し、このカプ
    ラ部から延びるリード用フアイバを巻回して偏光
    子部としたことを特徴とする光フアイバ偏光子カ
    プラ。
JP61187493A 1986-08-09 1986-08-09 光フアイバ偏光子カプラ Granted JPS6343109A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61187493A JPS6343109A (ja) 1986-08-09 1986-08-09 光フアイバ偏光子カプラ

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JP61187493A JPS6343109A (ja) 1986-08-09 1986-08-09 光フアイバ偏光子カプラ

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JPS6343109A JPS6343109A (ja) 1988-02-24
JPH042886B2 true JPH042886B2 (ja) 1992-01-21

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JP61187493A Granted JPS6343109A (ja) 1986-08-09 1986-08-09 光フアイバ偏光子カプラ

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CN101871788B (zh) * 2010-06-04 2012-05-23 北京高光科技有限公司 测量保偏光纤和双折射介质的分布式偏振串扰方法及装置

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Publication number Publication date
JPS6343109A (ja) 1988-02-24

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