JPH04288494A - 熱交換器用フィン材 - Google Patents
熱交換器用フィン材Info
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- JPH04288494A JPH04288494A JP7687491A JP7687491A JPH04288494A JP H04288494 A JPH04288494 A JP H04288494A JP 7687491 A JP7687491 A JP 7687491A JP 7687491 A JP7687491 A JP 7687491A JP H04288494 A JPH04288494 A JP H04288494A
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- heat exchanger
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- Pending
Links
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28F—DETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
- F28F19/00—Preventing the formation of deposits or corrosion, e.g. by using filters or scrapers
- F28F19/02—Preventing the formation of deposits or corrosion, e.g. by using filters or scrapers by using coatings, e.g. vitreous or enamel coatings
- F28F19/06—Preventing the formation of deposits or corrosion, e.g. by using filters or scrapers by using coatings, e.g. vitreous or enamel coatings of metal
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
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- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は熱交換器用フィン材に関
し、特に自動車用の熱交換器に用いられる熱交換器用フ
ィン材に関する。
し、特に自動車用の熱交換器に用いられる熱交換器用フ
ィン材に関する。
【０００２】
【従来の技術】熱交換器用フィン材は、高熱を発する機
械等の熱を外部に効率よく放熱するものであり、自動車
等の多くの機器に使用されている。従来の熱交換器用フ
ィン材としては、一般に熱伝導性に優れた銅合金がその
まま使用されていた。
械等の熱を外部に効率よく放熱するものであり、自動車
等の多くの機器に使用されている。従来の熱交換器用フ
ィン材としては、一般に熱伝導性に優れた銅合金がその
まま使用されていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年、
熱交換器の軽量化に伴いフィン自体が薄肉化される傾向
にあり、このためフィンが腐食し易くなり、腐食によっ
て当該熱交換器の冷却性能（放熱性能）が低下するとい
う不都合がある。特に、海岸地帯や凍結防止塩を散布す
る寒冷地帯等の自動車のラジエータに使用される熱交換
器では、このようなフィンの腐食が著しい。これに対し
、塩害の腐食に強い銅合金として、銅にニッケルを添加
したキュプロニッケル等の合金をフィン材として使用す
ることも考えられるが、このような合金で十分な耐腐食
性能を得ようとすると、熱伝導性が低下し、熱交換器本
来の機能を十分に発揮できないという不都合がある。
熱交換器の軽量化に伴いフィン自体が薄肉化される傾向
にあり、このためフィンが腐食し易くなり、腐食によっ
て当該熱交換器の冷却性能（放熱性能）が低下するとい
う不都合がある。特に、海岸地帯や凍結防止塩を散布す
る寒冷地帯等の自動車のラジエータに使用される熱交換
器では、このようなフィンの腐食が著しい。これに対し
、塩害の腐食に強い銅合金として、銅にニッケルを添加
したキュプロニッケル等の合金をフィン材として使用す
ることも考えられるが、このような合金で十分な耐腐食
性能を得ようとすると、熱伝導性が低下し、熱交換器本
来の機能を十分に発揮できないという不都合がある。
【０００４】
【発明の目的】本発明はかかる点に鑑みて成されたもの
であり、高い熱伝導性を維持しつつ耐食性に優れた熱交
換器用フィン材を提供することを目的とする。
であり、高い熱伝導性を維持しつつ耐食性に優れた熱交
換器用フィン材を提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明に係る熱交換器用
フィン材は、上記目的を達成するために、高熱伝導性基
材の表面にジルコニウムアルコキシドのアルコール溶液
の加水分解等によりジルコニア（二酸化ジルコニウム）
の被膜を形成している。
フィン材は、上記目的を達成するために、高熱伝導性基
材の表面にジルコニウムアルコキシドのアルコール溶液
の加水分解等によりジルコニア（二酸化ジルコニウム）
の被膜を形成している。
【０００６】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面を参照し
つつ詳細に説明する。図１には、自動車のラジエータに
使用されている実施例に係る熱交換器用フィンの断面構
造が示されている。フィン１０は、銅又は銅合金からな
る基材１２と、この基材１２の表面に形成されたジルコ
ニア（Ｚｒ Ｏ２ ）よりなる保護被膜１４とから構成
されている。
つつ詳細に説明する。図１には、自動車のラジエータに
使用されている実施例に係る熱交換器用フィンの断面構
造が示されている。フィン１０は、銅又は銅合金からな
る基材１２と、この基材１２の表面に形成されたジルコ
ニア（Ｚｒ Ｏ２ ）よりなる保護被膜１４とから構成
されている。
【０００７】保護被膜１４としては、ジルコニウム・ｎ
−ブドキシド等を使用し、これを必要に応じてイソプロ
パノール等の溶媒と水、更には酸又は塩基性物質等の触
媒を混合することによってコーティング液とする。そし
て、このコーティング液を基材１２の表面に塗布後、加
熱処理を施すことによりジルコニアの被膜（保護膜）１
４を形成する。
−ブドキシド等を使用し、これを必要に応じてイソプロ
パノール等の溶媒と水、更には酸又は塩基性物質等の触
媒を混合することによってコーティング液とする。そし
て、このコーティング液を基材１２の表面に塗布後、加
熱処理を施すことによりジルコニアの被膜（保護膜）１
４を形成する。
【０００８】コーティング材は基材１２の表面に直接塗
布しても良いが、コーティング膜の密着性を向上させる
ために、基材１２を予め酸化処理して基材表面に酸化膜
を形成した後に塗布しても良い。また、コーティング作
業は予めフィン１０を熱交換器に組付ける前に行っても
良いが、熱交換器に組付けた後に熱交換器全体又は一部
をコーティング液に浸漬又は吹き付けることによってコ
ーティング膜を形成しても良い。
布しても良いが、コーティング膜の密着性を向上させる
ために、基材１２を予め酸化処理して基材表面に酸化膜
を形成した後に塗布しても良い。また、コーティング作
業は予めフィン１０を熱交換器に組付ける前に行っても
良いが、熱交換器に組付けた後に熱交換器全体又は一部
をコーティング液に浸漬又は吹き付けることによってコ
ーティング膜を形成しても良い。
【０００９】基材１２としては、単一組成の合金でもよ
いが、Ｚｎ 等の拡散層を表面に形成させて耐食性を向
上させた材料（例えば、特開昭６１−１６６９８７号公
報参照）を使用しても良い。このような材料を基材とし
て使用すれば、より耐食性が向上する。
いが、Ｚｎ 等の拡散層を表面に形成させて耐食性を向
上させた材料（例えば、特開昭６１−１６６９８７号公
報参照）を使用しても良い。このような材料を基材とし
て使用すれば、より耐食性が向上する。
【００１０】次に、以上のような構成の熱交換器用フィ
ン材の性能試験について説明する。試験片としては、０
．１ｍｍの厚さの薄板状に成形されたＣｕ Ｓｎ 合金
（Ｓｎ ０．１５ ％含有）を、上記コーティング液
（ジルコニウム・ｎ−ブドキシド，イソプロパノール，
水等を所定量配合したもの）に浸漬，乾燥後、幅２０ｍ
ｍ，長さ５０ｍｍに成形し、４００℃の大気中で５分間
加熱処理したものを使用する。
ン材の性能試験について説明する。試験片としては、０
．１ｍｍの厚さの薄板状に成形されたＣｕ Ｓｎ 合金
（Ｓｎ ０．１５ ％含有）を、上記コーティング液
（ジルコニウム・ｎ−ブドキシド，イソプロパノール，
水等を所定量配合したもの）に浸漬，乾燥後、幅２０ｍ
ｍ，長さ５０ｍｍに成形し、４００℃の大気中で５分間
加熱処理したものを使用する。
【００１１】この試験片と同一材質（Ｃｕ Ｓｎ 合金
）でコーティングしないものを比較材とし、ＪＩＳＺ２
３７１に規定された塩水噴霧試験を３０日行う。３０日
経過後、腐食生成物を除去し、全体の重量を測定するこ
とにより腐食量を求める。この結果、従来のようにコー
ティングしないものは２５０ｍｇ／ｃｍ２の減量（腐食
量）を示したのに対し、コーティング処理を施したもの
は１２０ｍｇ／ｃｍ２の減量（腐食量）しか示さず、コ
ーティングによる顕著な耐食性能の向上が認められた。
）でコーティングしないものを比較材とし、ＪＩＳＺ２
３７１に規定された塩水噴霧試験を３０日行う。３０日
経過後、腐食生成物を除去し、全体の重量を測定するこ
とにより腐食量を求める。この結果、従来のようにコー
ティングしないものは２５０ｍｇ／ｃｍ２の減量（腐食
量）を示したのに対し、コーティング処理を施したもの
は１２０ｍｇ／ｃｍ２の減量（腐食量）しか示さず、コ
ーティングによる顕著な耐食性能の向上が認められた。
【００１２】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る熱交
換器用フィン材は、高熱伝導性基材の表面にジルコニア
（二酸化ジルコニウム）の被膜を形成しているため、高
い熱伝導性を維持しつつ耐食性が向上するという効果が
ある。
換器用フィン材は、高熱伝導性基材の表面にジルコニア
（二酸化ジルコニウム）の被膜を形成しているため、高
い熱伝導性を維持しつつ耐食性が向上するという効果が
ある。
【図１】図１は、実施例の構成を示す断面図である。
１０ 熱交換器用フィン
１２ 基材
１４ 保護被膜
Claims (1)
- 【請求項１】 高熱伝導性基材の表面にジルコニアの
被膜を形成して成ることを特徴とする熱交換器用フィン
材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7687491A JPH04288494A (ja) | 1991-03-16 | 1991-03-16 | 熱交換器用フィン材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7687491A JPH04288494A (ja) | 1991-03-16 | 1991-03-16 | 熱交換器用フィン材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04288494A true JPH04288494A (ja) | 1992-10-13 |
Family
ID=13617783
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7687491A Pending JPH04288494A (ja) | 1991-03-16 | 1991-03-16 | 熱交換器用フィン材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04288494A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005078372A1 (en) * | 2004-02-12 | 2005-08-25 | Showa Denko K.K. | Heat exchanger and method for manufacturing the same |
| US6973963B2 (en) | 2003-05-22 | 2005-12-13 | Uop Llc | Adsorber generator for use in sorption heat pump processes |
-
1991
- 1991-03-16 JP JP7687491A patent/JPH04288494A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6973963B2 (en) | 2003-05-22 | 2005-12-13 | Uop Llc | Adsorber generator for use in sorption heat pump processes |
| WO2005078372A1 (en) * | 2004-02-12 | 2005-08-25 | Showa Denko K.K. | Heat exchanger and method for manufacturing the same |
| US7438121B2 (en) | 2004-02-12 | 2008-10-21 | Showa Denko K.K. | Heat exchanger and method for manufacturing the same |
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