JPH04286536A - 車両に積載された粉粒体の排出装置 - Google Patents

車両に積載された粉粒体の排出装置

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JPH04286536A
JPH04286536A JP7572391A JP7572391A JPH04286536A JP H04286536 A JPH04286536 A JP H04286536A JP 7572391 A JP7572391 A JP 7572391A JP 7572391 A JP7572391 A JP 7572391A JP H04286536 A JPH04286536 A JP H04286536A
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discharge
pipe
valve
tank
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Shigeo Kano
狩野 成男
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Kyokuto Kaihatsu Kogyo Co Ltd
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Kyokuto Kaihatsu Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車両に積載された粉粒体
の排出装置に係り、詳しくは、セメントなどの粉粒体を
運搬するトレーラやトラックなどに搭載されたタンクか
ら、粉粒体を加圧ガスを用いて自動的に排出できるよう
にした排出装置に関するものである。これは、車両で運
搬されたセメントなどを、タンク内の仕切られた収容室
から荷卸基地におけるサイロなどへ順次排出させる分野
で利用される。
【0002】
【従来の技術】従来から、車両に搭載されたタンク内を
複数に分割し、その分割された各収容室に排出枝管およ
び加圧枝管の開口を臨ませ、加圧枝管からタンク内に加
圧ガスを圧送することにより、各収容室の粉粒体を各排
出枝管からそれに接続された排出管を介して外部へ排出
することができるようにした車両搭載型の粉粒体排出装
置がある。例えば特開昭55−123819号公報には
、そのような粉粒体排出装置が記載されている。このよ
うな粉粒体排出装置にあっては、上記した各収容室に対
応して設けた排出枝管および加圧枝管に排出手動弁や加
圧手動弁が取り付けられている。したがって、タンク内
の粉粒体を排出させる際、作業員がタンクに近づいて収
容室ごとに一々手動操作で各手動弁の開閉を行い、各収
容室内の粉粒体を荷卸基地のサイロに向けて順次圧送し
、そのサイロの前段に設けられたバグフィルターで粉粒
体を捕捉した後、サイロへ投入するといった手順をとっ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記したような粉粒体
排出装置においては、粉粒体の排出状況を確認しながら
次の収容室における粉粒体の排出操作に移ることになり
、その際、排出の完了した収容室の各弁を閉止したり、
次の収容室の各弁を開いたりする作業員による弁開閉操
作が必要であり、排出のための自動化が図られていない
。しかも、目視できないタンク内の状態を勘に頼りなが
ら、もしくはサイロに排出された量を確認しながら、各
手動弁の切り換えを行わなければならず、不便を極める
といった欠点があった。そこで、排出作業の自動化を可
能にした排出装置が提案されたりしているが、加圧ガス
を用いた気流式排出操作であることから、種々な問題が
生じる。粉粒体はタンクに供給された加圧ガスによって
排出されるが、その際に、例えば排出配管内やそれに接
続されたホース内で粉粒体が閉塞することがある。この
場合、粉粒体がサイロ側へ排出されていないことに気づ
いた作業員が加圧ガスの供給を停止させ、ホースを排出
配管から外して、そのホースもしくは排出配管の詰まり
を取り除くことになる。そのような排出配管やホースで
の閉塞は、それがひどくならないと気づかないことが多
く、その結果、閉塞解消作業も極めて手間の要するもの
となる。そして、排出を再開するためには、大気圧まで
減圧してしまっているタンクに加圧ガスを供給し、排出
に適した状態まで再度加圧しなければならなくなる。ま
た、タンク下部における排出枝管の開口近傍などで粉粒
体がブリッジを起こし、それによって粉粒体の動きが悪
くなったときも上記と同様であり、ガスの圧送を停止さ
せた後排出自動弁を手動で開き、そのブリッジ解消作業
をした後タンクを再加圧するといった手順を踏むことに
なり、面倒を極める。ところで、タンクからの排出が進
むと、収容室内の粉粒体が少なくなることから、排出配
管には加圧ガスが多量に流入する。したがって、排出配
管からホースを介して基地のサイロに向かう風量が増大
し、サイロの前段に設けられたバグフィルターの処理能
力を越えることがある。その結果、一定風量以上は処理
することができないバグフィルターを損傷させるといっ
たことが起こる。本発明は上述の問題に鑑みなされたも
ので、その目的は、複数の室内に収容された粉粒体を自
動的に順次排出させるようにした場合に、排出配管の下
流側で粉粒体による閉塞が起こりかけると、その閉塞を
自動的に解消できるようにして作業員による閉塞解消作
業の軽減を図ること、タンク下部の排出枝管の開口近傍
で発生しやすい粉粒体のブリッジを防止したり、成長し
つつあるブリッジを簡単に崩壊させることができるよう
にして、排出操作の円滑化が維持されるようにすること
、粉粒体の排出が進んだ時点で排出配管に加圧ガスが所
定量以上流入するという事態を回避して、バグフィルタ
ーへ送られる風量を抑制し、バグフィルターの処理能力
に適合した排出状態とすることができること、を実現し
た車両に積載された粉粒体の排出装置を提供することで
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、車両に搭載し
た粉粒体タンク内に加圧配管を介して加圧ガスを供給し
、排出配管を介して粉粒体をその加圧ガスに伴わせて排
出する荷卸装置であって、粉粒体タンク内の各収容室へ
個別に加圧ガスを供給する加圧枝管が前記加圧配管から
分岐され、粉粒体を各収容室の底部から排出するための
排出枝管が前記排出配管に接続されている粉粒体の車両
搭載式排出装置に適用される。その特徴とするところは
、図1に示すように、収容室R1〜R4に接続された加
圧枝管7A〜7Dには、コンプレッサー13から供給さ
れる加圧ガスの流通をオンオフさせる加圧自動弁A1〜
D1がそれぞれ設けられ、排出枝管8A〜8Dには、荷
卸基地に排出される粉粒体1aの流通をオンオフさせる
排出自動弁A2〜D2がそれぞれ設けられる。一方、加
圧配管7の下流側と排出配管8の上流側とは連通配管1
4で接続されると共に、その連通配管14に常時は閉止
もしくは半開状態とされるエジェクター弁15が介在さ
れる。そのエジェクター弁15の下流側には、排出配管
8もしくは排出配管8に接続された荷卸基地側までのホ
ース9の中で粉粒体が閉塞したとき、その閉塞による圧
力上昇を検出する圧力スイッチ16が設置される。そし
て、圧力スイッチ16が粉粒体の閉塞による圧力上昇を
検出したとき、加圧自動弁A1〜D1および排出自動弁
A2〜D2を全閉させると共に、エジェクター弁15を
全開させる指令を発する閉塞防止用制御手段11が設け
られている。図9に示す粉粒体の排出装置では、上記し
たエジェクター弁,圧力スイッチ,閉塞防止用制御手段
に代えて、各排出枝管8A〜8Dの粉粒体吸込口8a〜
8d(図10参照)の近傍に、ブリッジ防止用ガス供給
枝管20A〜20Dの先端開口20a〜20dが臨まさ
れる。そのブリッジ防止用ガス供給枝管20A〜20D
が接続されたブリッジ防止用ガス供給配管20には、コ
ンプレッサー13から供給される高圧のブリッジ防止用
ガスの流通をオンオフさせるブリッジ防止用高圧ガス供
給弁21が介在される。そして、粉粒体1aを排出枝管
8A〜8Dを介して排出しているとき、ブリッジ防止用
ガス供給枝管20A〜20Dからブリッジ防止用ガスを
断続的に粉粒体吸込口8a〜8d近傍へ供給するように
、ブリッジ防止用高圧ガス供給弁21を所定時間ごとに
開口および閉止させる指令を発するブリッジ防止用制御
手段22が設けられる。図11に示す粉粒体の排出装置
にあっては、前記したエジェクター弁,圧力スイッチ,
閉塞防止用制御手段に代えて、排出配管8の下流側には
、排出枝管8A〜8Dよりも口径の小さい粉粒体タンク
2の全収容室R1〜R4に通じるタンク残圧排出配管2
3が接続され、そのタンク残圧排出配管23には、常時
は閉止状態の残圧処理自動弁24が介在される。粉粒体
タンク2には、そのタンク内圧力を検出するタンク圧検
出センサー17が設置され、加圧自動弁A1〜D1およ
び排出自動弁A2〜D2が開口状態にあって粉粒体1a
を排出配管8を介して排出している間に、タンク圧検出
センサー17が所定圧力を検出すると、加圧自動弁A1
〜D1および排出自動弁A2〜D2を閉止させる一方、
残圧処理自動弁24を開口させる指令を発する残圧解消
用制御手段30が設けられる。
【0005】
【作用】荷卸基地などで車両に積載された粉粒体1aを
サイロなどに排出するとき、まず、加圧自動弁A1〜D
1が全開とされ、粉粒体タンク2の内圧を上昇させる。 上昇後、加圧自動弁B1が全開とされ、他の加圧自動弁
A1,C1,D1を全閉する。排出自動弁B2が全開と
されると共にエジェクター弁15は例えば半開とされる
。これにより、例えば第二室R2が加圧枝管7Bからの
加圧ガスで加圧され、粉粒体1aが排出枝管8Bを経て
排出配管8へ導出される。排出配管8の上流側の連通配
管14から供給される加圧ガスがある場合には、その加
圧ガスによっても、粉粒体1aの排出が助長される。 このような手順でもって他の室の粉粒体も順次排出され
、粉粒体タンク2内の全ての粉粒体1aの排出が終了す
る。このような排出過程において、排出配管8もしくは
それに接続されたホース9の中などで粉粒体が閉塞した
とき、排出配管8やホース9に生じる圧力上昇が圧力ス
イッチ16によって検出される。その検出信号を受けた
閉塞防止用制御手段11からの指令信号で、全開状態に
ある例えば加圧自動弁B1や排出自動弁B2が全閉とさ
れると共に、エジェクター弁15が半開から全開とされ
、コンプレッサー13から連通配管14を経て排出配管
8の上流側へ全量の加圧ガスが所定時間供給される。 したがって、排出配管8やホース9の中で閉塞している
粉粒体が供給された加圧ガスで除去され、粉粒体排出の
能率化が図られる。排出配管8やホース9内の圧力が低
下すれば、閉塞防止用制御手段11からの指令で加圧自
動弁B1や排出自動弁B2は再度開かれ、エジェクター
弁15が半開に戻されて、通常の排出作動となる。粉粒
体タンク2内で粉粒体1aがブリッジを起こす可能性の
ある場合は、粉粒体を排出している途中において、ブリ
ッジ防止用制御手段22からの指令信号でブリッジ防止
用高圧ガス供給弁21が所定時間ごとに開閉作動を繰り
返す。ブリッジ防止用高圧ガス供給弁21が開くと、加
圧配管7の高圧側に接続されたブリッジ防止用ガス供給
配管20を経てコンプレッサー13から圧送される高圧
ガスがブリッジ防止用ガス供給枝管20Bに供給され、
その高圧ガスが断続的に粉粒体吸込口(図10参照)の
近傍へ噴射される。したがって、排出枝管8Aへ流入し
ようとする粉粒体のブリッジが形成されたり、それが成
長しようとするのを防止して、粉粒体排出の円滑化を図
ることができる。粉粒体タンク2の各収容室から粉粒体
1aを排出し、大部分の粉粒体が排出された時点では、
排出中に高く保持されていた粉粒体タンク2の内圧が漸
次低下する。それが所定圧力まで下がるとタンク圧検出
センサー17が作動し、その検出信号が残圧解消用制御
手段30へ入力される。その残圧解消用制御手段30か
らの指令信号で、加圧自動弁A1と排出自動弁A2が閉
止されると共に、常時は閉止状態にある残圧処理自動弁
24が開口され、粉粒体タンク2内の残留ガスが、排出
枝管8A〜8Dよりも口径の小さいタンク残圧排出配管
23から徐々に排出配管8へ放出される。したがって、
粉粒体タンク2の内圧は所定圧力より徐々に低下して大
気圧近くまで下がると共に、排出配管8やホース9を流
通する加圧ガス量が減少される。その結果、粉粒体の排
出終了時にける加圧ガスの流通量が、サイロ側に設けら
れたバグフィルターの許容風量を越えることがなく、バ
グフィルターの破損が回避される。
【0006】
【発明の効果】本発明によれば、複数の収容室内の粉粒
体を作業員の手動操作に頼ることなく自動的に排出する
ことができる。そして、粉粒体の排出中に、排出配管も
しくは排出配管に接続された荷卸基地側のホース中で粉
粒体が閉塞しても、それらの内部の圧力上昇が圧力スイ
ッチで検出され、その検出信号をもとにして、加圧自動
弁および排出自動弁さらにはエジェクター弁が閉塞防止
用制御手段でもって開閉制御され、連通配管から排出配
管に供給される加圧ガスで閉塞を確実に解消し、排出装
置における粉粒体の閉塞の発生を防止することができる
。粉粒体の排出中、ブリッジ防止用制御手段の作動で、
ブリッジ防止用ガス供給枝管から各排出枝管の粉粒体吸
込口近傍に加圧ガスが断続的に噴射される場合には、各
吸込口近傍における粉粒体によるブリッジの発生が抑制
され、排出装置における粉粒体の排出が円滑となる。粉
粒体の排出が終了まじかとなった時点で、粉粒体タンク
の内圧が所定圧力に低下したことを検出したタンク圧検
出センサーからの信号に基づき、加圧自動弁および排出
自動弁さらには残圧処理自動弁が残圧解消用制御手段で
もって開閉制御される場合には、粉粒体タンクに残存す
る加圧ガスを排出枝管よりも口径の小さいタンク残圧排
出配管を介して排出配管に放出させ、サイロ側に設けら
れた粉粒体と加圧ガスとを分離するバグフィルターへ圧
送される風量が抑制される。したがって、一定の圧送風
量以上は処理することができないバグフィルターの破損
を回避して、その保護を図ることができる。
【0007】
【実施例】以下に、本発明をその実施例の図面を参照し
ながら、詳細に説明する。図1は本発明の車両に積載さ
れた粉粒体の排出装置を備えた粉粒体タンク2の全体模
式図である。その粉粒体タンク2は、トラック車や図2
に示す運搬トレーラ1に搭載され、その内部は、セメン
トなどの粉粒体を収容する第一室R1,第二室R2,第
三室R3および第四室R4を形成するように三枚の仕切
壁2b,2bによって区画され、各収容室R1,R2,
R3,R4の上部は、仕切りのない相互に連通した状態
となっている。これらの収容室の上部には、それぞれの
エアシリンダーなどで蓋体3,3を作動させると開口す
る投入口4,4が設けられ、これらの投入口4,4を通
して各室R1,R2,R3,R4内に粉粒体1aを投入
することができる。その粉粒体タンク2の各収容室の底
部には、図3に示すように、逆円錐状のキャンバス5が
敷かれると共にエア室6が形成されている。そして、粉
粒体タンク2へ投入される粉粒体1aはキャンバス5の
上方に堆積する一方、排出時には後述する加圧枝管7A
〜7Dを介して供給される空気などの所定圧力に調整さ
れた加圧ガスにより下部から加圧され、流動状態で排出
枝管8A〜8Dへ導出されるようになっている。各収容
室R1,R2,R3,R4の底部に接続された排出枝管
8A〜8Dは各室の直下から上方に曲げられ、図1のよ
うに、粉粒体タンク2の側面に沿って延びる排出配管8
に接続されている。そして、その先端に接続された荷卸
基地のホース9を介して、図示しないサイロ側に設置の
バグフィルターに通じている。上記の第一ないし第四の
排出枝管8A〜8Dの途中には、それぞれ第一ないし第
四の排出自動弁A2,B2,C2,D2が設けられる。 これらは、図4に示すシリンダー式開閉機構25によっ
て作動するバタフライバルブであり、後述する閉塞防止
用制御手段11からの指令信号で電磁制御弁26を作動
させ、それを介して供給される制御エアでもって開閉動
作する。なお、図中の12c,12dはエアシリンダー
12に付設されたリミットスイッチであり、バタフライ
バルブの全閉および全開を検出するものである。12e
はバイパススピードコントロール複合弁、12fは圧力
設定装置である。ちなみに、上記したシリンダー式開閉
機構25A〜25Dを作動させる制御エアは、車両1に
装備されたブレーキ用空気タンク10から供給される。 なお、荷卸基地に空気タンクが設けられている場合には
、制御エアをその空気タンクからとるようにしてもよい
。各収容室R1,R2,R3,R4の底部に開口する第
一ないし第四の加圧枝管7A,7B,7C,7Dは、図
1に示す加圧配管7に接続されており、各加圧枝管7A
〜7Dにはそれぞれ第一ないし第四の加圧自動弁A1,
B1,C1,D1が介在されている。これらは、第一な
いし第四の排出自動弁A2,B2,C2,D2の場合と
同様の構成によって作動するバタフライバルブである。
【0008】上記した加圧配管7は、高圧ガスを発生す
るコンプレッサー13に接続されている。このコンプレ
ッサー13は車両に搭載されているものが使用されたり
、荷卸基地に設置されたものが使用されるが、粉粒体が
例えば微粉炭のような発火性のある場合には窒素ガスを
圧縮し、セメントなどである場合には空気を圧縮するも
のである。コンプレッサー13から送出される7Kg/
cm2 の高圧ガスは、減圧弁19により例えば1.7
Kg/cm2 に減圧され、粉粒体タンク2へ加圧ガス
として供給される。この加圧ガスの圧送力で、各収容室
の粉粒体1aは排出配管8を介してサイロへ気流搬送さ
れることになる。一方、粉粒体タンク2には、粉粒体タ
ンク2の内圧を検出するタンク圧検出センサー17が設
置され、その検出信号が閉塞防止用制御手段11へ入力
されるようになっている。これは、後述する粉粒体排出
操作において、各自動弁の開閉動作を行わせるとき、そ
の作動指令の制御トリガーとなる信号を出力するもので
ある。上記した加圧配管7の下流側と排出配管8の上流
側とは、連通配管14で接続され、この連通配管14に
エジェクター弁15が介在される。このエジェクター弁
15は、図5に示すシリンダー式開閉機構27で開閉さ
れるバタフライバルブであり、閉塞防止用制御手段11
からの指令信号を受けた電空ポジショナー28の作動で
開閉される。なお、29はエアシリンダー、29eはバ
イパススピードコントロール複合弁、29fは圧力設定
装置である。ところで、車両1が荷卸基地で粉粒体を排
出するとき、サイロとの距離が近い場合やサイロの排出
位置が低い場合には、エジェクター弁15は全閉状態で
排出される。しかし、サイロとの距離が100m以上に
も及ぶ遠い場合やサイロの設置位置が高い場合には、エ
ジェクター弁15は半開状態とされる。すなわち、エジ
ェクター弁15を半開状態にして粉粒体を排出する場合
には、連通配管14を流通する加圧ガスが排出配管8の
上流側からも供給されることになり、粉粒体の圧送力を
増強させることができるようにしている。なお、以下の
説明において、エジェクター弁15が常時は半開状態で
粉粒体を排出させている場合を例にして述べる。図1に
おいて、連通配管14に介在されたエジェクター弁15
の下流側には、排出配管8や荷卸基地のサイロに至るホ
ース9の中で粉粒体が閉塞したとき、その閉塞による圧
力上昇を検出する公知の圧力スイッチ16が設置されて
いる。粉粒体の排出時、圧力が所定値以上に上昇して圧
力スイッチ16が作動すると、その検出信号が閉塞防止
用制御手段11に入力され、閉塞防止用制御手段11か
ら電空ポジショナー28や電磁制御弁26A〜26Dへ
指令信号が出力されるようになっている。そして、同時
にエジェクター弁15は全開とされる一方、加圧自動弁
A1〜D1および排出自動弁A2〜D2が全閉とされ、
予め設定された30秒間は連通配管14を介してのみ加
圧ガスが排出配管8へ供給されるようにしている。
【0009】このように構成された粉粒体の排出装置は
、次のように作動して、粉粒体タンク2から粉粒体1a
をサイロへ排出すると共に、その間に排出配管8やホー
ス9の中で生じる粉粒体の閉塞を解消して排出を続行す
ることができる。ちなみに、図6は作動を説明するタイ
ムチャート、図7のそれぞれは図6中に記載した矢印A
〜矢印Eの状態における粉粒体タンク2内の状態図、図
8は本発明に係る制御を説明するフローチャートであり
、それらを参照しながら以下に説明する。荷卸基地に到
着した車両1(図2)はサイロから例えば100mの位
置に停車しているとする。まず、図示しない操作盤から
排出指令がなされると、図1に示すドレン弁18が開か
れ、加圧配管7に残されているガスが放出される。この
とき、加圧自動弁A1,B1,C1,D1,エジェクタ
ー弁15および排出自動弁A2,B2,C2,D2は閉
止されている。所定の時間が経過した後にエジェクター
弁15が開かれる。そのエジェクター弁15が開き始め
るかその開度が1/2となったときに、ドレン弁18は
閉止される。そして、エジェクター弁15の全開が検出
された後10秒間加圧ガスが排出配管8やホース9に供
給される。10秒経過したところでエジェクター弁15
の閉止動作が開始され、それと同時に、加圧自動弁A1
,B1,C1,D1が全開とされる。粉粒体タンク2の
内圧が、加圧配管7および加圧枝管7A〜7Dを流通す
る加圧ガスの流入によって、1.7Kg/cm2 に上
昇したところで、加圧自動弁B1以外の他の加圧自動弁
A1,C1,D1が閉止される。排出自動弁B2が全開
されると、第二室R2の粉粒体1aが排出される。その
際、エジェクター弁15は半開状態にあって、粉粒体タ
ンク2内の圧力が1.6Kg/cm2に維持される。な
お、そのタンク内圧は、タンク圧検出センサー17の検
出信号に基づいて制御される。その第二室R2の粉粒体
1aが加圧されかつ流動化され、粉粒体タンク2の底部
から排出枝管8Bを介して排出配管8へ導出される。そ
して、その粉粒体は連通配管14からの加圧ガスをも受
けながら、ホース9を介してサイロに向かい図示しない
バグフィルターへ排出される。粉粒体1aの排出が進み
、第二室R2が空に近づくにつれて排出配管8における
圧送すべき粉粒体量が減少し、加圧ガスの流出量が増大
する。それによって、粉粒体タンク2の内圧は急激に低
下し、タンク圧検出センサー17が1.3Kg/cm2
 を検出すると、その検出信号が閉塞防止用制御手段1
1に入力される。閉塞防止用制御手段11からの指令信
号で加圧自動弁B1や排出自動弁B2が全閉とされ、そ
れに僅か遅れて加圧自動弁C1が全開される。その加圧
自動弁C1の全開と同時にエジェクター弁15が一時的
に閉止され、粉粒体タンク2の内圧力が1.7Kg/c
m2 まで回復される。その圧力がタンク圧検出センサ
ー17で検出されると、閉塞防止用制御手段11からの
指令信号で排出自動弁C2が全開されると共に、エジェ
クター弁15は再度半開とされる。このような状態で第
三室R3の粉粒体1aが加圧され、粉粒体タンク2の底
部から排出枝管8Cを介して排出配管8へ導出される。 同様の作動が繰り返されて、第四室R4や第一室R1の
粉粒体1aもサイロヘ排出される。
【0010】このような手順で粉粒体の排出が行われて
いる間に、排出配管8やホース9の中で粉粒体が閉塞す
ることがある。その際、次のような制御手順によって閉
塞を解消し、粉粒体の排出動作が維持される。図1に示
す排出配管8やホース9に粉粒体の閉塞がなく、例えば
、加圧自動弁C1および排出自動弁C2が全開され(図
8におけるステップ1、以下にS1などと記す)、第三
室R3における粉粒体を圧送する加圧ガスが円滑に流通
していれば、排出配管8やホース9内の圧力は、図6に
示すように通常1.6Kg/cm2 であって、圧力ス
イッチ16が作動する1.95Kg/cm2 より低い
ことから(S2)、粉粒体の圧送が続行され(S3)、
上記した手順で粉粒体の排出が自動的になされる。いま
、排出配管8やホース9中で粉粒体が閉塞すると、それ
らの内圧力が1.95Kg/cm2 以上に上昇する。 圧力スイッチ16がその圧力上昇を検出すると(S2)
、その検出信号が閉塞防止用制御手段11へ出力される
。そして、閉塞防止用制御手段11からの指令信号で、
加圧自動弁C1および排出自動弁C2が全閉とされる(
S4)と共に、エジェクター弁15が半開状態から全開
とされる(S5)。減圧弁19を介して供給される加圧
ガスの全量が、加圧配管7,連通配管14を経て、排出
配管8の上流側において所定の30秒間噴射される(S
6)。この加圧ガスの噴射によって閉塞が解消され、排
出配管8やホース9の内圧が1.6Kg/cm2 に戻
ったことが圧力スイッチ16で検出されると(S7)、
粉粒体の圧送が上記した手順によって再開される(S1
)。一方、30秒間にわたる加圧ガスの噴射が行われて
も粉粒体の閉塞が解消されない場合、すなわち、圧力ス
イッチ16による検出圧力が1.95Kg/cm2以上
を持続していると(S7)、上記の噴射による閉塞解消
は不可能であるとして警報などが発せられると共に、エ
ジェクター弁15が閉止されて加圧ガスの供給が停止さ
れる。そして、作業員による復旧作業が行われる(S8
)。なお、上述の例は、サイロとの距離が遠く離れてい
る場合などであって、粉粒体を正常に排出しているとき
はエジェクター弁15が半開状態とされているが、サイ
ロとの距離が近い場合や排出位置が低い場合には、エジ
ェクター弁15は全閉とされた状態で粉粒体が排出され
る。そして、閉塞が発生した時点でエジェクター弁15
が全開とされると共に、加圧自動弁および排出自動弁が
全閉されることになる。以上の説明から分かるように、
排出配管およびその以降のホースにおいて粉粒体の閉塞
が発生しても、それが加圧ガスの噴射でもって解消でき
るときは自動的排出状態に戻され、能率よく円滑に粉粒
体を荷卸すことができる。
【0011】図9および図10は、粉粒体を排出配管に
取り込む位置において粉粒体がブリッジを起こしている
ような場合の解消例である。上記の例と異なる点につい
てのみ説明する。粉粒体タンク2の底部にブリッジ防止
用ガス供給枝管20A〜20Dが配設され、その先端開
口20a〜20dが、排出枝管8A〜8Dの粉粒体吸込
口8a〜8dの近傍の基部に臨んでいる。そのブリッジ
防止用ガス供給枝管20A〜20Dはブリッジ防止用ガ
ス供給配管20に接続されており、そのブリッジ防止用
ガス供給配管20は、加圧配管7に設置された減圧弁1
9のコンプレッサー13側から分岐されている(図9参
照)。そして、コンプレッサー13からの7Kg/cm
2 の高圧ガスが、ブリッジ防止用ガス供給枝管20A
〜20Dへ直接供給されるようになっている。そのコン
プレッサー13からの高圧ガスが流通するブリッジ防止
用ガス供給配管20には、高圧ガスの流通をオンオフさ
せるブリッジ防止用高圧ガス供給弁21が介在される。 なお、このブリッジ防止用高圧ガス供給弁21は、前例
における加圧自動弁A1〜D1や排出自動弁A2〜D2
などと同一構造のものが採用される。ブリッジ防止用制
御手段22は、加圧自動弁A1〜D1および排出自動弁
A2〜D2のいずれかが開口されて粉粒体が対応する排
出枝管から排出されているとき、ブリッジ防止用高圧ガ
ス供給弁21にその断続的な開閉指令信号を出力するも
のである。したがって、ブリッジ防止用ガス供給枝管2
0A〜20Dから高圧ガスがパルス的に粉粒体吸込口8
a〜8dの近傍へ噴射され、ブリッジの発生を防止する
ようにしている。すなわち、高圧ガスが所定時間例えば
3秒ごとに噴出されるようになっている。このような構
成例においては、次のようにして、粉粒体の排出時に排
出枝管8A〜8Dの基部に発生する粉粒体ブリッジの発
生を防止することができる。例えば加圧自動弁A1と排
出自動弁A2とが全開とされる一方エジェクター弁15
が半開もしくは全閉で、第一室R1の粉粒体が加圧され
、粉粒体タンク2の底部から排出枝管8Aへ導出されて
いるとする。そのとき、粉粒体は粉粒体吸込口8aの近
傍でブリッジを形成することがある。そのような可能性
のある場合には、予めブリッジ防止動作をするようにブ
リッジ防止用制御手段22に命令が入れられる。そして
、粉粒体1aを排出している時期に合わせてそのブリッ
ジ防止用制御手段22から指令信号が出力され、ブリッ
ジ防止用高圧ガス供給弁21が所定の3秒ごとに開閉を
繰り返す。その間に、7Kg/cm2 の高圧ガスがブ
リッジ防止用ガス供給枝管20Aから噴射される。した
がって、排出枝管8Aの吸込口8aの近傍で粉粒体1a
がブリッジを形成することがなく、また、ブリッジが生
じても成長する前に崩壊される。このようにして、ブリ
ッジの形成が防止され、粉粒体の排出の円滑化・効率化
が図られる。
【0012】図11は、粉粒体タンク2における残圧を
処理することができるようにした構成例である。上記し
たいずれの例とも異なる点について説明する。排出配管
8の下流側には、排出枝管8A〜8Dよりも口径の小さ
い粉粒体タンク2に連なるタンク残圧排出配管23が接
続され、そのタンク残圧排出配管23には、常時は閉止
状態の残圧処理自動弁24が介在される。なお、この残
圧処理自動弁24は、前述した加圧自動弁A1〜D1な
どと同じ構造のものである。粉粒体タンク2にはタンク
内圧を検出するタンク圧検出センサー17が設けられて
いることは前述した通りであるが、それからの検出信号
が入力される残圧解消用制御手段30が設置される。タ
ンク圧検出センサー17は、最終に排出される室例えば
第一室R1のための加圧自動弁A1と排出自動弁A2が
開口されて、粉粒体が排出配管8を介して排出されてい
る間に、所定圧力である1.3Kg/cm2 以下とな
ったことを検出するもので、その検出信号は残圧解消用
制御手段30へ入力されるようになっている。そして、
その信号を受ける残圧解消用制御手段30は、加圧自動
弁A1および排出自動弁A2を閉止する一方、残圧処理
自動弁24を開口させる指令を発するものである。この
ような例においては、次のように作動して、粉粒体の排
出終了時に、粉粒体タンク2内の加圧ガスを抜いて残圧
をなくすことができる。図1の例で説明したように、順
次各室の粉粒体を排出して、最終の収容室例えば第一室
R1における粉粒体の排出が終了に近づくと、粉粒体タ
ンク2の内圧は1.6Kg/cm2 から漸次低下し始
める。排出終了前には、圧送される粉粒体量が少なくな
っており、排出配管8やホース9を流通する風量が多く
なる。したがって、粉粒体タンク2の内圧が1.3Kg
/cm2 まで低下したときに依然として加圧ガスの供
給を続けていると、粉粒体タンク2からサイロ側に設け
られている粉粒体捕捉用のバグフィルターへ供給される
風量が、その処理能力を越えることになる。そこで、粉
粒体の排出が進んで粉粒体タンク2の内圧が1.3Kg
/cm2 まで低下したことがタンク圧検出センサー1
7で検出されると、その検出信号が残圧解消用制御手段
30へ入力され、コンプレッサー13が停止される。そ
して、通常状態では閉止している残圧処理自動弁24が
全開とされると共に加圧自動弁A1および排出自動弁A
2が全閉とされ(図6のタイムチャートにおける残圧処
理自動弁の動作を参照)、粉粒体タンク2の残圧をなく
すべく、その残留ガスが口径の小さいタンク残圧排出配
管23から徐々に排出配管8へ放出される。したがって
、タンク内圧がほぼ大気圧に戻されると共にサイロ側に
圧送される風量が激減し、バグフィルターが保護される
【0013】以上の説明では、それぞれの技術を個別に
述べたが、一つの粉粒体排出装置にまとめて装着するこ
とができることは当然である。その場合には、マイクロ
コンピュータなどで構成される制御装置に、上記した閉
塞防止用制御手段11,ブリッジ防止用制御手段22や
残圧解消用制御手段30を統合させておいたり、必要な
機能の制御手段のみを選択して組み入れるといったこと
を随意行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】  本発明の粉粒体排出装置の全体構成を含む
タンクの模式図。
【図2】  本発明が適用される運搬トレーラの側面図
【図3】  粉粒体タンクの底部における加圧枝管なら
びに排出枝管の取付説明図。
【図4】  加圧自動弁および排出自動弁の作動機構図
【図5】  エジェクター弁の作動機構図。
【図6】  粉粒体の排出操作におけるタンク内圧,粉
粒体量および各自動弁などの動作を説明するタイムチャ
ート。
【図7】  図6における矢印AないしEの時点におけ
る粉粒体タンク内のそれぞれの状態説明図。
【図8】  排出配管などにおける閉塞の解消手順を含
む粉粒体の排出作動を説明するフローチャート。
【図9】  ブリッジ解消装置を有する粉粒体タンクの
構成図。
【図10】  ブリッジ防止用ガス供給枝管の接続状態
説明図。
【図11】  タンク残圧処理装置を備えた粉粒体タン
クの構成図。
【符号の説明】
1…車両(運搬トレーラ)、1a…粉粒体、2…粉粒体
タンク、7…加圧配管、7A〜7D…加圧枝管、8…排
出配管、8A〜8D…排出枝管、8a〜8d…粉粒体吸
込口、9…ホース、11…閉塞防止用制御手段、13…
コンプレッサー、14…連通配管、15…エジェクター
弁、16…圧力スイッチ、17…タンク圧検出センサー
、20A〜20D…ブリッジ防止用ガス供給枝管、20
a〜20d…先端開口、20…ブリッジ防止用ガス供給
配管、21…ブリッジ防止用高圧ガス供給弁、22…ブ
リッジ防止用制御手段、23…タンク残圧排出配管、2
4…残圧処理自動弁、30…残圧解消用制御手段、R1
〜R4…第一室〜第四室(収容室)、A1,B1,C1
,D1…加圧自動弁、A2,B2,C2,D2…排出自
動弁。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  車両に搭載した粉粒体タンク内に加圧
    配管を介して加圧ガスを供給し、排出配管を介して粉粒
    体をその加圧ガスに伴わせて排出する荷卸装置であって
    、粉粒体タンク内の各収容室へ個別に加圧ガスを供給す
    る加圧枝管が前記加圧配管から分岐され、粉粒体を各収
    容室の底部から排出するための排出枝管が前記排出配管
    に接続されている粉粒体の車両搭載式排出装置において
    、前記加圧枝管には、コンプレッサーから供給される加
    圧ガスの流通をオンオフさせる加圧自動弁がそれぞれ設
    けられ、前記排出枝管には、荷卸基地へ排出される粉粒
    体の流通をオンオフさせる排出自動弁がそれぞれ設けら
    れ、上記加圧配管の下流側と上記排出配管の上流側とが
    連通配管で接続されると共に、その連通配管には常時は
    閉止もしくは半開状態とされるエジェクター弁が介在さ
    れ、そのエジェクター弁の下流側に、前記排出配管もし
    くはその排出配管に接続された荷卸基地側までのホース
    の中で粉粒体が閉塞したとき、その閉塞による圧力上昇
    を検出する圧力スイッチが設置され、上記圧力スイッチ
    が粉粒体の閉塞による圧力上昇を検出したとき、前記加
    圧自動弁および排出自動弁を全閉させると共に、前記エ
    ジェクター弁を全開させる指令を発する閉塞防止用制御
    手段が設けられていることを特徴とする車両に積載され
    た粉粒体の排出装置。
  2. 【請求項2】  車両に搭載した粉粒体タンク内に加圧
    配管を介して加圧ガスを供給し、排出配管を介して粉粒
    体をその加圧ガスに伴わせて排出する荷卸装置であって
    、粉粒体タンク内の各収容室へ個別に加圧ガスを供給す
    る加圧枝管が前記加圧配管から分岐され、粉粒体を各収
    容室の底部から排出するための排出枝管が前記排出配管
    に接続されている粉粒体の車両搭載式排出装置において
    、上記各排出枝管の粉粒体吸込口近傍には、ブリッジ防
    止用ガス供給枝管の先端開口が臨まされ、そのブリッジ
    防止用ガス供給枝管が接続されたブリッジ防止用ガス供
    給配管には、コンプレッサーから供給される高圧のブリ
    ッジ防止用ガスの流通をオンオフさせるブリッジ防止用
    高圧ガス供給弁が介在され、粉粒体を排出枝管を介して
    排出しているとき、前記ブリッジ防止用ガス供給枝管か
    らブリッジ防止用ガスを断続的に粉粒体吸込口近傍へ供
    給するように、前記ブリッジ防止用高圧ガス供給弁を所
    定時間ごとに開口および閉止させる指令を発するブリッ
    ジ防止用制御手段が設けられていることを特徴とする車
    両に積載された粉粒体の排出装置。
  3. 【請求項3】  車両に搭載した粉粒体タンク内に加圧
    配管を介して加圧ガスを供給し、排出配管を介して粉粒
    体をその加圧ガスに伴わせて排出する荷卸装置であって
    、粉粒体タンク内の各収容室へ個別に加圧ガスを供給す
    る加圧枝管が前記加圧配管から分岐され、粉粒体を各収
    容室の底部から排出するための排出枝管が前記排出配管
    に接続されている粉粒体の車両搭載式排出装置において
    、前記加圧枝管には、コンプレッサーから供給される加
    圧ガスの流通をオンオフさせる加圧自動弁がそれぞれ設
    けられ、前記排出枝管には、荷卸基地へ排出される粉粒
    体の流通をオンオフさせる排出自動弁がそれぞれ設けら
    れ、上記排出配管の下流側には、排出枝管よりも口径の
    小さい粉粒体タンクの全収容室に通じるタンク残圧排出
    配管が接続され、そのタンク残圧排出配管に、常時は閉
    止状態の残圧処理自動弁が介在され、前記粉粒体タンク
    には、そのタンク内圧力を検出するタンク圧検出センサ
    ーが設置され、前記加圧自動弁および排出自動弁が開口
    状態にあって粉粒体を排出配管を介して排出している間
    に、前記タンク圧検出センサーが所定圧力を検出すると
    、前記加圧自動弁および排出自動弁を閉止させる一方、
    前記残圧処理自動弁を開口させる指令を発する残圧解消
    用制御手段が設けられていることを特徴とする車両に積
    載された粉粒体の排出装置。
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