JPH04286526A - 振動供給装置 - Google Patents

振動供給装置

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JPH04286526A
JPH04286526A JP3072358A JP7235891A JPH04286526A JP H04286526 A JPH04286526 A JP H04286526A JP 3072358 A JP3072358 A JP 3072358A JP 7235891 A JP7235891 A JP 7235891A JP H04286526 A JPH04286526 A JP H04286526A
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vibration drive
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Tsunezo Fujimoto
藤本 恒三
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Shinko Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は振動供給装置に関するも
ので、詳しくは、医薬品のような粉粒材料等を供給する
のに好適な振動供給装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術及びその問題点】図13は従来のこの種の
振動供給装置を示すもので、トラフ50はフレーム51
にボルト40により固定されている。このトラフ50内
に例えば医薬品等を収容して振動により切出して該医薬
品を計量機に供給するのであるが、計量するものが他の
医薬品に替えられる場合ボルト40を弛めてそのトラフ
50をフレーム51から取り外し、洗浄された別のトラ
フに他の医薬品を収容して該トラフがフレーム51に設
置される。そして、取り外されたトラフ50は、空にな
っていると水等により洗浄される。
【0003】このように、従来のこの種の振動供給装置
では、計量を終えた医薬品が他の医薬品に混在するのを
防止する為、トラフ50を洗浄する必要があり、従って
トラフ50を振動駆動部から取り外さなければならず、
トラフの取り付け、取り外しに手間のかかるものとなっ
ていた。なお、別のトラフに取り替えずにフレーム51
に取り付けられた状態で水等により洗浄する場合には、
鉄心52やコイル53が錆びたり、損傷したりする問題
がある。
【0004】また、図14は従来の混合装置を示すもの
であるが、容器100の上壁部には電動機101が載置
されており、その駆動軸103は容器100内に挿通さ
れており、その下端部に取り付けられた撹拌羽根102
により、容器内部に供給された各種材料を混合するよう
になっているのであるが、その上壁部には混合すべき材
料の数に応じた供給口104、105、106が設けら
れており、これらには気密な状態で材料輸送パイプ10
7、108、109が取り付けられている。これらパイ
プ107、108、109は、それぞれの材料貯蔵用ホ
ッパに接続されるのであるが、これから公知の空気輸送
により、このパイプ107、108、109内を圧送さ
れるようになっており、供給口104、105、106
を通って容器100内に供給されるようになっている。 空気輸送装置は公知であるので、その詳細な説明は省略
するが、各々供給量に応じた流量調節がなされた上でこ
れらパイプ107、108、109を通って混合すべき
各種粉粒材料が容器100内に供給されるようになって
いる。
【0005】各材料が所定量供給された後、モータ10
1の駆動によりこれら材料は撹拌されるのであるが、工
場内における各パイプ107、108、109の配設は
非常に面倒であり、また空気輸送が行なわれるのである
が、その各パイプ107、108、109内に材料によ
ってはその内壁面に付着して所定量の材料を容器100
内に供給されないことが多い。また、これら各パイプ1
07、108、109を他の材料を貯蔵するホッパに接
続して、これから異種の材料を空気輸送する場合には、
当然のことながら、コンタミネーションの問題が生じ、
この問題を解決するためには新しい輸送パイプに取り替
えるか、あるいは、これらパイプの内部を水洗しなけれ
ばならない。このためには、各パイプ107、108、
109の容器100に設けられた供給口104、105
、106への気密を要する取付構造を外し、また、材料
貯蔵側の接続部においてもこのような操作が必要であり
、この操作は煩雑であるばかりでなく、この間、この混
合装置の操作を停止しなければならない。勿論、この供
給口104、105、106における付着した粉粒体の
除去も行なわなければならず、パイプ107、108、
109との取付構造によっては凹凸が多く、(例えばね
じ孔)その粉粒体の除去が面倒である。
【0006】また、図15は他従来例の混合装置を示す
ものであるが、工場内で台車110により容器111を
載置させて、各ホッパの材料供給口まであるプログラム
に従って移送するようにし、各貯蔵ホッパから導出して
いるパイプをこの容器111の上壁部に形成されたカッ
プリング114に逐一結合操作をなした後、該貯蔵ホッ
パから材料を計量してこの容器111内に供給するよう
にしている。この台車110はプログラムに従って工場
内をアドレスされた順序で各ホッパの近傍に移動し、各
材料をカップリング114に逐一パイプを結合させた後
、材料を容器111内に供給し、全ての混合すべき材料
が供給された後、モータ112の駆動により容器111
内の撹拌羽根113を駆動させることにより、これで材
料を撹拌するようにしたものが知られている。
【0007】然るに、図15の従来例においても、カッ
プリング114においては各種材料がここを通って容器
111内に供給されるのであるが、混合すべき材料の種
類に応じたカップリング操作が必要であり、また、この
カップリング114においては各種材料が付着している
ので、また異なる種類の材料を混合すべき場合には、当
然のことながら、このカップリング114の付着粉体の
除去を行なわなければならない。
【0008】
【発明が解決しようとする問題点】本発明は上記問題に
鑑みてなされ、医薬品のように、種類が変わるとその都
度、使用していた容器の洗浄を必要とする振動供給装置
であっても容器の脱着が容易で、かつ自動化が図れる振
動供給装置を提供することを目的としている。
【0009】また、本発明は、図14及び図15の従来
技術の問題にも鑑みてなされ、最近注目を浴びてきたF
MS(Flexible  Manufacturin
g  System)を採用する工場が増大してきたが
、これに簡単に対処し得る振動供給装置を提供すること
をも目的とする。
【0010】
【問題点を解決するための手段】上記目的は振動駆動源
と、少なくとも一つの開口を有する容器と、該容器を前
記振動駆動源に移送するための容器移送手段と、前記容
器の姿勢を変更させる姿勢変更手段と、前記容器を前記
振動駆動源に固定させるためのロック機構とから成り、
第1の姿勢をとる前記容器内に供給すべき粉粒状材料を
収容させて、前記容器移送手段により前記振動駆動源へ
と移送し、前記姿勢変更手段により前記容器の姿勢を第
2の姿勢に変更させ、次いで前記ロック機構により該容
器を前記振動駆動源に対し固定し、該振動駆動源の加振
力により前記容器を振動させてその前記開口から収容す
る粉粒状材料を排出するようにしたことを特徴とする振
動供給装置、によって達成される。
【0011】
【作用】上記構成によれば、容器移送手段により振動駆
動源に移送された容器は、姿勢変更手段により第2の姿
勢に変更される。第2の姿勢となった容器はロック機構
により振動駆動源に固定され、該振動駆動源の加振力で
振動されて容器内の粉粒状材料が排出される。こうした
一連の手段の開始及び停止は、シーケンス制御により容
易に行なうことができ、自動化が達成される。
【0012】また、FMSを採用する工場においては、
例えば、各種混合材料の自動混合化においては、各種の
材料を共通の混合装置にまで搬送しなければならないが
、このようなシステムの構成を容易に行なうことができ
る。
【0013】
【実施例】以下、実施例について図面を参照しながら説
明する。
【0014】図9及び図10は、本発明の振動供給装置
により粉粒状材料、例えば医薬品等が収容される容器T
を示したものである。容器Tは、材料貯蔵槽部T1 と
材料排出槽部T2 とからなり、いずれの槽部、T1 
、T2 も上方が開口して形成されている。材料貯蔵槽
部T1 と材料排出槽部T2 とは、図10に示したよ
うに、開口76から粉粒状材料Sを容器Tから送出する
際に、材料Sが緩やかに排出槽部T2 側に移されるよ
うに、該排出槽部T2 が貯蔵槽部T1 に比べて長く
、全体としてじょうろ状に傾斜した状態に一体形成され
ている。貯蔵槽部T1 と排出槽部T2 の底面には、
底板72、73が張り出して配設され、底板73は図6
に明示したように2つのリブ74、75により支持され
ている。
【0015】このような容器T内に粉粒状材料、例えば
医薬品Sを収容して振動により供給する振動供給装置は
、図1及び図2において全体として1で示されている。
【0016】振動供給装置1は、上面に振動駆動部2を
備えた振動駆動部本体3と、容器Tを振動駆動部2に搬
入するためのトラフ容器搬入機構4を備えたアタッチメ
ント33とからなり、振動駆動部本体3及びアタッチメ
ント33は、基台8に支持されている。振動駆動部本体
3では、振動駆動部2を保持する天板32の底部に板ば
ね取付ブロック12が固定され、該取付ブロック12に
は、可動コア16が垂下して固定されている。可動コア
16は、コイル17を巻装した電磁石18と間隙gをも
って配置され、該電磁石18は補助ベースブロック10
に固定されている。天板32には更に板ばね取付ブロッ
ク11が固定され、またベースブロック7には補助ベー
スブロック13が固定されている。これら板ばね取付ブ
ロック11と補助ベースブロック13とは、傾斜板ばね
15により結合され、また板ばね取付ブロック12と補
助ベースブロック10とは、傾斜板ばね14により結合
されている。これにより、天板32は、前後一対の傾斜
板ばね14、15によりベースブロック7に結合されて
いる。ベースブロック7は防振ばね9を介して基台8に
支持されている。
【0017】振動駆動源としての振動駆動部本体3は以
上のように構成されるが、全体は、ケーシング19によ
り覆われている。
【0018】以下に、該振動駆動部本体3の上面に形成
され、容器Tに振動力を付与する振動駆動部2について
説明する。
【0019】振動駆動部2には図2及び図6に示したよ
うに、上部が開口し中央に補強板54を備えた箱体55
が配設され、該箱体55には、断面L字形状のシリンダ
保持台34が一体に形成されている。シリンダ保持台3
4には、図1に示したようにエアシリンダ60が支持さ
れている。エアシリンダ60は、図示しない制御器に接
続され、該制御器からの指令信号により、ピストン69
を伸縮する。このようなエアシリンダ60が支持された
箱体55は、適宜な手段により振動駆動部本体3の天板
32に固定されている。また、箱体55の側板56、5
7には軸受58a、58b、59a、59bがそれぞれ
突設され、更に軸受58aと軸受58bとの間、軸受5
9a、59bとの間にはそれぞれガイド片70a、70
bが形成され、ガイド片70a、70bの上方端70c
、70dは上方に向って箱体外方に傾斜している。一方
、箱体55の側板56、57を連結する一方の側板61
には、図1に示したように所定長さのガイド板61aが
突出して形成され、ガイド板61aの上方端も同様に上
方に向って箱体外方に傾斜している。
【0020】箱体55の軸受58a、58b、59a、
59bには、各々回動軸37、38が嵌挿支持され、こ
れら回動軸37、38の軸端部には、揺動レバー67、
68が、回動軸首65a、65bにより回動軸37、3
8に回動自在に支持されている。揺動レバー67、68
の一端部63a、63bにはローラ64a、64bが回
動自在に支持されている。これらローラ64a、64b
は、図3に示したように、上下動可能のローラ駆動部材
62の両側に形成された一対の凹所62a、62b内に
摺動可能に収容され、また、凹所62a、62bからの
脱落が図示しない手段により防止されている。ローラ駆
動部材62は、エアシリンダ60のピストン69の伸縮
により上下動され、ローラ駆動部材62が上方位置にあ
る時、ローラ64a、64bは、凹所62a、62bの
内方側に位置し、ローラ駆動部材62が下方位置にある
とき、ローラ64a、64bは凹所62a、62bの開
口側に位置する。
【0021】また、回動軸37、38には、それぞれ所
定の間隔をおいて略L字形状のロックレバー87、88
が2つ宛一体的に嵌着されている。これらのロックレバ
ー87、88は、回動軸37、38の回動により図6及
び図7に示したように、2位置をとり、フック部87a
、88aが図6に示した上方位置から図7に示した水平
位置に回動すると、該フック部87a、88aは容器T
の底板73を係止し、これにより、容器Tを図7及び図
10に示した第2の姿勢に保持することができる。また
、図6に示したように、フック部87a、88aが上方
位置にある時、ロックレバー87、88は容器Tに対し
何ら作用していない。
【0022】このような容器Tのロック機構Rを備えた
振動駆動部2は以上のように形成されるが、次に、アタ
ッチメント33に形成されたトラフ容器搬入機構4につ
いて説明する。
【0023】容器移送手段としてのトラフ容器搬入機構
4では、矩形のケーシング20に、駆動軸22及び従動
軸29がベアリングハウジング21a、21b、36a
、36bを介して回動自在に支持され、駆動軸22は、
モータ23の出力軸23aに、カップリング24を介し
て接続されている。駆動軸22及び従動軸29には、3
個のプーリ25、25、25、26、26、26が等間
隔で配設され、これらのプーリ25、26には、ベルト
27、27、27が差し渡されている。また、駆動軸2
2と従動軸29との間には、補強部材30が配設され、
該補強部材30に支持されたベルトガイド31、31、
31により、ベルト27、27、27の中間部位が保持
されている。
【0024】ケーシング20の振動駆動部2側の端部に
は、従動軸29より若干上方位置に、トラフ容器傾倒駆
動軸45がベアリングハウジング28a、28bを介し
てケーシング20に回動自在に支持されている。ベアリ
ングハウジング28a、28bはケーシング20の上方
に延び、縦翼部28c、28dと、該縦翼部28c、2
8dから水平方向に形成された横翼部28e、28fと
により容器Tのガイド39、71を形成している。
【0025】トラフ容器傾倒駆動軸45には、第1の板
体47c、47dと第2の板体47e、47fとから略
くの字状に一体的に形成された一対のトラフ容器傾倒部
材47a、47bが一体に取り付けられており、第2の
板体47e、47fのいずれか一方にはリミットスイッ
チが取り付けられている。
【0026】このトラフ容器傾倒部材47a、47bは
、各々ベルト27とベルト27との間に配置されてトラ
フ容器傾倒駆動軸45の回動と共に所定角度回動するが
、通常は、図2に示したように第1の板体47c、47
dが、ベルト27と平行に位置し、第2の板体47e、
47fが、斜め上方に向いた第1の位置にある。この第
1の位置では、ベルト27による容器Tの移送に支障が
ないように、第1の板体47c、47dは、予めベルト
27より下方に配置される。また、トラフ容器傾倒駆動
軸45と共にトラフ容器傾倒部材47a、47bが所定
角度回動すると、第2の板体47e、47fは、箱体5
5の側板77に係止されて回動が停止し、トラフ容器傾
倒部材47a、47bの第2の位置となる。従って、ト
ラフ容器傾倒部材47a、47b上に容器Tを載置した
状態で、該トラフ容器傾倒部材47a、47bが、第1
の位置から第2の位置に変更されると、容器Tも図9に
示した第1の姿勢から図10に示した第2の姿勢に変更
される。
【0027】このようにしてトラフ容器傾倒部材47a
、47bとトラフ容器傾倒駆動軸45とにより容器Tの
姿勢変更手段Qが構成される。
【0028】なお、容器Tが第1の姿勢から第2の姿勢
に変更される際、容器Tはベアリングハウジング28a
、28bから延出したガイド39、71及びガイド片7
0a、70bによりガイドされるので、側方向に位置ず
れを起こすことはない。
【0029】トラフ容器傾倒駆動軸45の一方の軸端部
にはシリンダ装置80が介在されている。シリンダ装置
80は、本体81がアタッチメント33の支柱82に回
動自在に支持され、駆動ロッド41の先端部には駆動レ
バー42が取り付けられている。駆動レバー42には、
補助レバー44の一端がピン43により回転自在に取り
付けられ、該補助レバー44の他端は、トラフ容器傾倒
駆動軸45に一体的に固定されている。
【0030】一方、トラフ容器傾倒駆動軸45の他方端
部には、図2に示したようにカム48が配設され、該カ
ム48は、駆動軸45が回動することにより、ケーシン
グ20に配設されたスイッチ49を入切操作する。スイ
ッチ49及びシリンダ装置80は、図示しない制御器に
接続され、該スイッチ49がカム48により投入される
と、シリンダ装置80の作動が停止し、エアシリンダ6
0が作動する。
【0031】トラフ容器搬入機構4は以上のように構成
されるが、図8に示したように、振動供給装置1の上流
側には第1のベルトコンベヤ装置83がトラフ容器搬入
機構4に整列して配置され、コンベヤ装置83と並ぶ位
置に第2コンベヤ装置84が配置されている。コンベヤ
装置83及び84は、図示しない制御器に接続され、該
制御器により、いずれか一方のコンベヤ装置83、84
が振動供給装置1のトラフ容器搬入機構4に整列される
。すなわちM方向に所定ストローク往復動される。そし
て、これらのコンベヤ装置83、84の駆動軸85、8
6は選択的に正逆転駆動される。すなわち、コンベヤ装
置83、84による移送方向が選択される。
【0032】本発明の実施例による振動供給装置1は以
上のように構成されるが、次にこの作用について説明す
る。
【0033】今、容器T内には粉粒状材料として医薬品
Sが収容されている。振動駆動部2では、トラフ容器傾
倒部材47a、47bが第1の姿勢にあり、第1の板体
47c、47dが略水平位置となっている。また、モー
タ23は稼動しており、ロックレバー87、88は図3
において、破線の位置にある。すなわち、ロック機構R
は無効となっている。
【0034】このような状態で、容器Tは一方のコンベ
ヤ装置83上に載置されて、駆動軸85の正回転駆動に
より振動供給装置1のトラフ容器搬入機構4に移送され
てくる。トラフ容器搬入機構4に搬送されてきた容器T
は、速やかにベルト27、27、27上に移送される。 ベルト27、27、27により、容器Tが所定距離移送
されると、容器Tの材料排出槽部T2 に設置された底
板73がトラフ容器傾倒部材47の第2の板体47e、
47fに当接する。これにより、第2の板体47e、4
7fのいずれかに設置された、図示しないリミットスイ
ッチが作動する。リミットスイッチが作動すると、この
信号に基いてコンベヤ装置83の駆動が停止し、同時に
モータ23の駆動も停止する。また、リミットスイッチ
が作動すると、制御器からの指令によりシリンダ装置8
0が作動する。シリンダ装置80が作動すると、駆動ロ
ッド41が伸び、駆動レバー42を介して補助レバー4
4を図1において時計方向に回動させる。補助レバー4
4が同方向に回動すると、トラフ容器傾倒駆動軸45は
これと一体的に回動する。トラフ容器傾倒駆動軸45の
回動によりトラフ容器傾倒部材47a、47b及びこれ
ら部材47a、47bに保持された容器Tも一体的に回
動する。トラフ容器傾倒部材47a、47bが所定角度
回動すると、第2の板体47e、47fが箱体55の側
板77に当接し、同時に軸部先端のカム48がスイッチ
49を投入する。この時、容器Tは図10に示す第2の
姿勢となる。こうして、スイッチ49が投入されると、
制御器からの指令によりシリンダ装置80の作動が停止
し、同時にエアシリンダ60が作動する。エアシリンダ
60が作動すると、ピストン69が図3において下動し
、ローラ駆動部材62を、破線位置から実線位置に移動
させる。ローラ駆動部材62が下方に移動すると、揺動
レバー67、68は回動し、ローラ64a、64bを凹
所62a、62bの開口側に位置させ、かつ回動軸37
、38を回動させる。回動軸37、38が所定角度回動
すると、ロックレバー87、88も共に回動し、図7に
示したようにフック部87a、87bが容器Tの底板7
3と係合する。これにより、容器Tは、第2の姿勢にロ
ックされる。
【0035】容器Tが第2の姿勢にロックされて振動駆
動部2が駆動開始され、これから振動力を受けると、容
器T内で搬送されこの開口76から医薬品S等の粉粒状
材料が徐々に下方に落下する。従って、開口76の下方
に秤衡等を配置することにより、所定量の粉粒状材料を
計量することができる。
【0036】容器T内に収容された医薬品を所定量計量
し、他の医薬品に代えて新たに計量したい場合には、ト
ラフ容器搬入機構4に今、対向していない他のコンベヤ
装置84上に、新たな医薬品を収容した容器を第1の姿
勢でセットしておく。そして、制御器からの指令により
、まず、エアシリンダ60を再動作させ、ピストン69
を上動させることにより揺動レバー67、68を回動軸
65a、65bを中心に回動させる。これによりローラ
駆動部材62を上動させ、同時に回動軸37、38を回
動させる。ピストン69が所定長伸びると、回動軸37
、38の所定角度の回動によりロック機構Rが解除され
、容器Tは自由状態に解放される。エアシリンダ60の
作動が終了すると、制御器を介してシリンダ装置80に
出力され、該シリンダ装置80の駆動ロッド41が本体
81側に縮む。駆動ロッド41が本体81内への没入を
開始すると、トラフ容器傾倒駆動軸45は、図4におい
て反時計方向に回動し、駆動ロッド41が移動を停止す
ると、図4で実線で示すように、第1の板体47c、4
7dがケーシング20内に収容される。これにより、容
器Tは第1の姿勢に復帰する。また、上記シリンダ装置
80の作動の停止により、モータ23は逆転駆動され、
ベルト搬送面は従動軸29側から駆動軸22側へと移送
方向がかわる。よって、容器Tは、トラフ容器傾倒部材
46、47から離反し、コンベヤ装置83側に移送され
、更に該コンベヤ装置83を逆転駆動することにより速
やかに回収される。その後、コンベヤ装置83に代えコ
ンベヤ装置84をトラフ容器搬入機構4に整列させ、上
記と同様に、コンベヤ装置84を正転駆動させることに
より、新たな容器により他の医薬品を振動供給装置1に
供給することができる。
【0037】以上、本発明の一実施例について説明した
が、勿論、本発明はこれに限定されることなく、本発明
の技術的思想に基いて種々の変形が可能である。
【0038】例えば、以上の実施例では、容器Tにおい
て、貯蔵槽部T1と排出槽部T2 の上方側を共に開口
させているが、開口76を除く周囲を一部あるいは全て
閉塞させても良い。
【0039】また、以上の実施例では、姿勢変更手段Q
は、シリンダ装置80と、トラフ容器傾倒部材47a、
47bと、トラフ容器傾倒駆動軸45とから構成したが
、シリンダ装置80をトラフ容器傾倒部材47a、47
bの下方に設置し、駆動ロッド41により、直接トラフ
容器傾倒部材47a、47bを作動させても良い。
【0040】また、以上の実施例では、容器T内に供給
される材料は、医薬品Sを粉粒状材料としているが、例
えば、ダイオード等の小型の電子部品を容器T内に収容
して供給させることもできる。
【0041】また、以上の実施例では、振動駆動部とし
ては、いわゆる電磁石駆動部を説明したが、これに代え
て、他の駆動部、例えば振動電動機を2個用いてその同
期化運転により直線振動を発生する振動電動機式駆動部
を用いても良い。あるいはクランク駆動により直線振動
させるクランク駆動部が適用されても良い、
【0042
】また、以上の実施例では、トラフ容器としては、側面
形状がほぼへの字形状で上方が開口したトラフ形状のも
のであったが、これに代えて、図11に示したように、
有底の角筒形状で開口89側にリブ90a、90bを突
設したトラフ容器Wを用いることもできる。 トラフ容器Wを用いる場合には、トラフ容器傾倒部材と
して例えば図12に示すようなトラフ容器傾倒部材Pを
用いれば良い。トラフ容器傾倒部材Pは、上記トラフ容
器Wの下部を収容する大きさをもった断面コ字形状の筐
体93を有し、筐体93の一方の開口縁部には、係止片
94a、94bが内方に突設されている。また、筐体9
3の一対の側板95a、95bには、切欠95c、95
dが形成され、かつ、傾倒駆動軸96a、96bが各々
固設されている。側板95a、95bを連結する側板9
5mは短冊状に形成され、図示せずとも側板95mに、
上記のリミットスイッチが配設される
【0043】このように形成された筐体93を、上記実
施例におけるトラフ容器傾倒部材47a、47bに代え
て配置し、更に傾倒駆動軸96bに例えばステップモー
タ等を連結することにより、姿勢変更手段Pの筐体93
を駆動制御しても良い。そして、こうした姿勢変更手段
Pを用いる場合、振動駆動部2の上面は、上記側板95
a、95b、95mと交差する形状の開孔hを有する箱
体99とすれば、トラフ容器Wに問題なく振動力を与え
ることができる。すなわち、容器Wのみを箱体99の上
に載せることができる。容器Wをロック手段でロックす
れば、容器Wのみに振動を与えることができる。トラフ
容器Wを用いる場合には、立てた姿勢で粉粒体S’をあ
るレベルまで貯蔵させておき、これを振動駆動部まで搬
送してきたときに90°傾倒させることにより、長手方
向を振動により移送方向にし上記底面に形成された開口
から粉粒体を振動により外部に排出しても良い。なお、
トラフ容器Wを用いる場合、ロックレバー87、88の
フック部87a、88aは、リブ90a、90bに係止
される。
【0044】また、以上の実施例では、容器T、Wの材
質については特に限定しなかったが、勿論金属でなくて
も良く、プラスチックやガラスで形成されても良い。ガ
ラスで形成される場合には、振動駆動部にロックする時
に、例えば硬質のゴムシートで振動により破損しないよ
うにしておけば良い。
【0045】また、以上の実施例では、ロック機構とし
ては、一対のフック状の部材により両側から容器をロッ
クするようにしたが、このような機械的ロック機構でな
く電磁気的な手段、例えば容器が磁性体で成る場合、振
動駆動部まで搬送してきたときに吸着手段としての電磁
手段を励磁し、これにより電磁気的に吸着、固定するよ
うにしても良い。
【0046】また、以上の実施例では、振動駆動源に容
器を移送するのに振動駆動源に連設したコンベヤ装置に
より移送するようにしたが、この容器移送手段を単にロ
ボットのハンドあるいは真空吸着手段とし、これらハン
ドまたは吸着手段により固持または吸着され、粉粒体を
貯蔵する容器を直接、振動駆動源に上方から移送するよ
うにしても良い。そして、振動駆動部にロックする時に
、貯蔵する材料を排出する姿勢でロック機構によりロッ
クするようにすれば良い。
【0047】なお、以上の実施例では、一種類の材料、
例えば一種類の医薬品を次工程に所定量供給する場合を
説明したが、従来技術で述べたようにFMSに使用する
場合には、実施例のような構成を、例えば混合装置に各
種材料を供給するのに用い、種類の数だけ同様な装置を
共通の混合容器の上方に配設し、それぞれの配合比に応
じた供給量を上述のようにして供給しても良い。あるい
は、供給すべき混合容器の供給口から限られている場合
は、上記実施例の装置を一台用いてトラフ容器Tからあ
る種類の粉粒材料を所定量供給した後、上述のようにし
てこれを所定の場所に返送して次の種類の粉粒材料を含
むトラフ容器を同様にして同混合容器の上方に移送して
、上記実施例のように同様なトラフ容器からこの粉粒材
料を混合容器に供給するようにして順次、混合すべき材
料の種類の数だけ、シーケンス制御で操作するようにし
ても良い。いずれにしても上記図14及び図15で示し
た従来例のように混合すべき材料の数だけ空気輸送用の
パイプを工場内に配設するかあるいは混合容器を載せて
所定のプログラムに沿って各貯蔵ホッパに移送して順次
、所定量の各種材料を受けるようにするのに比べて、レ
イアウトが非常に簡単であり、また、他の種類の粉粒状
の材料が、各部に付着してこれを除去する操作は不要で
あり、そのメンテナンスは従来に比べはるかに簡単であ
る。
【0048】なお、また以上の実施例では、例えば混合
容器に供給する場合には、所定量を供給しなければなら
ないが、この所定量を上記トラフ容器Tで、その全貯蔵
量として収容して空になるまで上記振動駆動部から混合
容器に供給するようにしてもよいし、あるいは上記実施
例の振動駆動部のトラフ容器からの排出口下に従来公知
の計量フィーダあるいは計量機、例えばグラビメトリッ
クフィーダを配設して所定の材料を計量して次工程の混
合器に供給するようにしても良い。なお、この計量器の
種類によっては、各種材料の計量を行なう場合に、付着
する恐れがあるならば、上述の上記実施例の装置で各種
材料を計量して供給する場合には、この各種材料の配合
比に応じた計量精度の計量機をその数だけ配設し、順次
上記実施例の上流側に設けられた複数の容器移送コンベ
ヤのような機構を使って切替えられるような計量システ
ムを用いるようにしても良い。
【0049】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明に係る振
動供給装置によれば、容器をその都度洗浄し、使用する
ような必要があっても、その必要がなく容器の搬入、搬
出の自動化が容易に達成される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による振動供給装置の部分断
面側面図である。
【図2】同振動供給装置の平面図である。
【図3】同振動供給装置の他側面図である。
【図4】同振動供給装置の作用を説明する部分破断側面
図である。
【図5】図2における[5]−[5]線方向断面図であ
る。
【図6】図2における[6]−[6]線方向断面図であ
る。
【図7】図6においてロック機構が作用した状態を示す
動作態様図である。
【図8】同実施例で採用されたコンベヤ装置による連続
的な容器搬入、搬出の一例を示す部分平面図である。
【図9】同実施例による容器の1姿勢を示す斜視図であ
る。
【図10】同容器の他姿勢を示す斜視図である。
【図11】容器の変形例を一部破断して示す斜視図であ
る。
【図12】同容器を使用した場合の姿勢変更手段の一例
を示す斜視図である。
【図13】従来の振動供給装置を示す側断面図である。
【図14】本発明の一実施例による振動供給装置を接続
することのできる混合容器の部分破断側面図である。
【図15】同振動供給装置を接続することのできる混合
容器の他の例を示す部分破断側面図である。
【符号の説明】
1    振動供給装置 3    振動駆動部本体 4    トラフ容器搬入機構 76  開口 Q    姿勢変更手段 R    ロック機構 S    粉粒状材料 T    容器 W    容器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 振動駆動源と、少なくとも一つの開口を有する容器と、
    該容器を前記振動駆動源に移送するための容器移送手段
    と、前記容器の姿勢を変更させる姿勢変更手段と、前記
    容器を前記振動駆動源に固定させるためのロック機構と
    から成り、第1の姿勢をとる前記容器内に供給すべき粉
    粒状材料を収容させて、前記容器移送手段により前記振
    動駆動源へと移送し、前記姿勢変更手段により前記容器
    の姿勢を第2の姿勢に変更させ、次いで前記ロック機構
    により該容器を前記振動駆動源に対し固定し、該振動駆
    動源の加振力により前記容器を振動させてその前記開口
    から収容する粉粒状材料を排出するようにしたことを特
    徴とする振動供給装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008013319A (ja) * 2006-07-06 2008-01-24 Nippon Alum Co Ltd 粉体微量供給装置
JP2020006196A (ja) * 2014-03-18 2020-01-16 株式会社湯山製作所 薬剤払出し装置、並びに、薬剤払出し方法
JP2020073169A (ja) * 2013-11-22 2020-05-14 株式会社湯山製作所 薬剤払出し装置

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