JPH04286187A - プリント板ユニットのフラックス除去方法 - Google Patents

プリント板ユニットのフラックス除去方法

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JPH04286187A
JPH04286187A JP5006791A JP5006791A JPH04286187A JP H04286187 A JPH04286187 A JP H04286187A JP 5006791 A JP5006791 A JP 5006791A JP 5006791 A JP5006791 A JP 5006791A JP H04286187 A JPH04286187 A JP H04286187A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
solvent
board unit
printed board
flux
cleaning
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP5006791A
Other languages
English (en)
Inventor
Kimio Okubo
大久保 公男
Haruhisa Sudo
須藤 晴久
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP5006791A priority Critical patent/JPH04286187A/ja
Publication of JPH04286187A publication Critical patent/JPH04286187A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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  • Cleaning By Liquid Or Steam (AREA)
  • Manufacturing Of Printed Wiring (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はプリント板ユニットに部
品を半田付け実装した後のフラックス除去方法に関する
。プリント板ユニットに部品を半田付け実装するときに
は、フラックスにより半田付け面の活性度を高めたうえ
で半田付けを行っている。
【0002】しかし、プリント板ユニットの実装密度は
高くなる一方であり、またLSIの集積度も高くなり、
端子数が増加しその端子間隔は狭くなってきている。か
かるプリント板ユニットへ部品を確実に半田付けするた
めには、活性度の高いフラックスを使用することが必要
となる。しかし、半田付け後のプリント板ユニットに活
性度の高いフラックスが残留すると、塵埃の付着、吸湿
、化学変化等により絶縁が低下し障害となる場合がある
【0003】かかる、半田付け後のプリント板ユニット
のフラックスの除去効率が高く、低コストのフラックス
除去方法が要求されている。
【0004】
【従来の技術】図3は従来例のフラックス除去方法を説
明する図を示す。図中の10はプリント板ユニット、P
は部品、20は溶剤、30は洗浄槽、71は超音波発振
器、72は超音波振動子を示す。
【0005】上述の従来例においては、71は超音波発
振器の出力を72は超音波振動子に印加し、溶剤20を
振動(図中の矢印で示す)させることにより、溶剤20
の活性度を高めフラックスの除去を行っている。
【0006】図4はその他の従来例のフラックス除去方
法を説明する図を示す。図中の10はプリント板ユニッ
ト、Pは部品、20は溶剤、30は洗浄槽、40は加熱
部を示す。ここでは、溶剤20を加熱部40にて加熱沸
騰させることにより溶剤の活性度を高めフラックスの除
去を行っている。
【0007】図3、図4にて使用する溶剤20としては
、フレオン、クロロセン等を使用している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】図3に示す従来例にお
いては、超音波振動により溶剤20の活性度を高め洗浄
を行っているが、一定周波数の機械的振動がプリント板
ユニット10に搭載した部品Pに加わるため、例えば、
LSI内部のボンディングワイヤが共振を起こし疲労破
断する場合がある。
【0009】また、図4に示すその他の従来例において
は、加熱だけであるので、溶剤20の活性化が不十分と
なり、発生した泡も洗浄を必要とする面に集中して当て
ることができず、所謂「きれいな洗浄」(イオン残渣、
白色残渣の残らない洗浄)が達成できなくなる。
【0010】さらに、現在プリント板ユニット10の半
田付け後の洗浄に広く使用されているフレオン、クロロ
セン等の活性度の高い溶剤は、今後厳しい規制が行われ
るので使用することができなくなる。
【0011】今後、使用できるのはアルコール系溶剤、
水等の従来使用していた溶剤に比較して活性度の低い溶
剤のみとなり、洗浄能力が低下することになる。本発明
は活性度の低い溶剤を使用した場合でも、洗浄能力が高
く、しかも部品を損傷することなく、且つ低コストのプ
リント板ユニットのフラックス除去方法を実現しようと
する。
【0012】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理を説
明するブロック図である。図中の10は部品Pを半田付
け実装した後のプリント板ユニットであり、20はフラ
ックスを洗浄、除去する溶剤であり、30は溶剤20を
入れる洗浄槽であり、40は溶剤20を加熱する加熱部
であり、50は洗浄槽30の底部に設ける発泡冶金であ
り、発泡冶金50により発泡量を大きくしてプリント板
ユニット10のフラックスの除去を行う。
【0013】
【作用】洗浄槽30内の溶剤20を加熱部40により加
熱することにより、溶剤20を沸騰させ発泡させる。
【0014】液体が沸騰して発泡するときは、尖った部
分から発泡する性質をもっているので、細かな凹凸を無
数にもつ発泡冶金50を洗浄槽30の底部に設けること
により、加熱部40から溶剤20に加える熱量が同じで
あってもさらに多量の泡を発生させることが可能となる
【0015】この泡を介しての、溶剤20のプリント板
ユニット10への衝突、泡の破裂による衝撃力により洗
浄力を高めるとともに、洗浄槽30内の溶剤20の対流
を起こしやすくする。
【0016】また、ガイド60により、発生した泡を収
束し、プリント板ユニット10の洗浄面に集中して噴出
することにより洗浄力をより高めることが可能となる。 この方法では、従来例で説明したような超音波振動子7
2による一定周波数の機械的振動が部品Pに加わること
はないので、プリント板ユニット10に実装した部品P
を損傷することはない。
【0017】
【実施例】図2は本発明の実施例を説明する図である。 図中の20は溶剤、31は第1の洗浄槽、32は第2の
洗浄槽、40は加熱部、50は発泡冶金、60はガイド
、32は第2の洗浄槽であり、80Aは支持金具、80
Bは揺動部を示す。
【0018】上述の実施例において、第1の洗浄槽31
では加熱部40により、溶剤20を加熱沸騰させ、発泡
冶金50により大量の泡と対流を発生させ、ガイド60
により方向付けして、プリント板ユニット10の洗浄を
必要とする面に噴出する。
【0019】プリント板ユニット10は支持金具80A
により支持されており、揺動部80Bにより、揺動され
洗浄面およびその近傍の洗浄を行う。ガイド60の出口
の寸法と、ガイド60の出口とプリント板ユニット10
との間隔は洗浄効果に大きな影響をもつ。この寸法は2
〜10mm程度がよいが、さらに洗浄効果をあげるため
には、溶剤の種類、組成等により微調整することが必要
である。
【0020】第1の洗浄槽31で洗浄後、支持金具80
Aは図示省略されている搬送装置により、第2の洗浄槽
32にプリント板ユニット10を移動し仕上げ洗浄を行
う。第2の洗浄槽32においても、第1の洗浄槽31と
同様に、加熱部40により溶剤20を加熱し、揺動ブロ
ック80Bによりプリント板ユニット10を揺動させる
ことにより洗浄力を高めている。
【0021】このように、大量の泡を発生させカイドに
より収束してプリント板ユニットへの溶剤の衝突、泡の
破裂による衝撃および溶剤の対流により大きな洗浄力を
得ることが可能となる。
【0022】
【発明の効果】本発明によれば、洗浄槽内の溶剤を加熱
、沸騰させるとき発泡冶金を洗浄槽底部に設置すること
により、発泡量を増大させ、その泡をガイドにより収束
し、集中的にプリント板ユニットの洗浄面に噴出させる
ことにより、大きな洗浄力を得ることができプリント板
ユニットのフラックス除去方法を実現する。
【図面の簡単な説明】
【図1】  本発明の原理を説明する図
【図2】  本
発明の実施例を説明する図
【図3】  従来例のフラッ
クス除去方法を説明する図
【図4】  その他の従来例
のフラックス除去方法を説明する図
【符号の説明】
10  プリント板ユニット 20  溶剤 30  洗浄槽 31  第1の洗浄槽 32  第2の洗浄槽 40  加熱部 50  発泡冶金 60  ガイド 71  超音波発振器 72  超音波振動子 80A  支持金具 80B  揺動部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  プリント板ユニット(10)に部品(
    P)を半田付け実装した後のフラックス除去方法であっ
    て、前記フラックスを洗浄、除去する溶剤(20)と、
    前記溶剤(20)を入れる洗浄槽(30)と、前記溶剤
    (20)を加熱する加熱部(40)よりなる洗浄装置に
    おいて、前記洗浄槽(30)の底部に発泡冶金(50)
    を設け、前記溶剤(20)の加熱による発泡量を大きく
    することを特徴とするプリント板ユニットのフラックス
    除去方法。
  2. 【請求項2】  前記溶剤(20)と、溶剤(20)を
    入れ、その底部に発泡冶金(50)を設置した洗浄槽(
    30)と、前記溶剤(20)を加熱する加熱部(40)
    よりなる洗浄装置において、前記発泡冶金(40)部よ
    り発生する泡をガイド(60)で収束し、前記プリント
    板ユニット(10)の洗浄面に集中して噴出することを
    特徴とする請求項1項記載のプリント板ユニットのフラ
    ックス除去方法。
JP5006791A 1991-03-15 1991-03-15 プリント板ユニットのフラックス除去方法 Withdrawn JPH04286187A (ja)

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Cited By (3)

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JP2014001899A (ja) * 2012-06-19 2014-01-09 Mitsubishi Electric Corp 水処理装置、加湿装置および給湯装置

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