JPH0428616B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0428616B2 JPH0428616B2 JP57107182A JP10718282A JPH0428616B2 JP H0428616 B2 JPH0428616 B2 JP H0428616B2 JP 57107182 A JP57107182 A JP 57107182A JP 10718282 A JP10718282 A JP 10718282A JP H0428616 B2 JPH0428616 B2 JP H0428616B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- thread
- threading
- yarn
- roller
- speed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 12
- 238000000034 method Methods 0.000 description 25
- 239000002699 waste material Substances 0.000 description 11
- 230000033228 biological regulation Effects 0.000 description 6
- 238000009826 distribution Methods 0.000 description 4
- 229920002994 synthetic fiber Polymers 0.000 description 4
- 239000012209 synthetic fiber Substances 0.000 description 4
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 3
- 238000009987 spinning Methods 0.000 description 3
- 239000004952 Polyamide Substances 0.000 description 2
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000010036 direct spinning Methods 0.000 description 2
- 229920002647 polyamide Polymers 0.000 description 2
- 229920006149 polyester-amide block copolymer Polymers 0.000 description 2
- 229920002292 Nylon 6 Polymers 0.000 description 1
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 1
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 1
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H51/00—Forwarding filamentary material
- B65H51/28—Arrangements for initiating a forwarding operation
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H2701/00—Handled material; Storage means
- B65H2701/30—Handled filamentary material
- B65H2701/31—Textiles threads or artificial strands of filaments
Landscapes
- Forwarding And Storing Of Filamentary Material (AREA)
- Spinning Methods And Devices For Manufacturing Artificial Fibers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は高速ワインダーにおける糸掛け方法に
関するものである。
関するものである。
近年、ポリエステル、ポリアミド等の合成繊維
の紡糸工程あるいは紡糸直接延伸工程において多
糸条を同時に3000m／分以上の高速で巻取る事が
行なわれるようになり、このような高速巻取りに
適した高速ワインダーとして各種のものが市販さ
れている。
の紡糸工程あるいは紡糸直接延伸工程において多
糸条を同時に3000m／分以上の高速で巻取る事が
行なわれるようになり、このような高速巻取りに
適した高速ワインダーとして各種のものが市販さ
れている。
しかし、いずれの高速ワインダーも高速下での
糸掛け作業が難しく失敗し易い。このため糸掛け
に要する要員増や糸屑の発生量が増し製品収率が
著しく低下し、高速ワインダーの狙いとしている
合理化による製造コスト低減の妨げともなつてい
る。
糸掛け作業が難しく失敗し易い。このため糸掛け
に要する要員増や糸屑の発生量が増し製品収率が
著しく低下し、高速ワインダーの狙いとしている
合理化による製造コスト低減の妨げともなつてい
る。
一方、高性能なサクシヨンガンの開発および高
圧空設備等で高速対応の検討は進められている。
しかし、最近ワインダーの高速度化および多糸条
化が先行しており、４糸条〜８糸条を4000m／分
以上の高速で同時に糸掛けする事が要求されてい
るが高圧空設備にも限界がありサクシヨンガンで
の糸掛けは不可能とされつつある。
圧空設備等で高速対応の検討は進められている。
しかし、最近ワインダーの高速度化および多糸条
化が先行しており、４糸条〜８糸条を4000m／分
以上の高速で同時に糸掛けする事が要求されてい
るが高圧空設備にも限界がありサクシヨンガンで
の糸掛けは不可能とされつつある。
更に一部では6000m／分以上の高速ワインダー
も市販されつつある。これら高速で多糸条同時糸
掛け方法について、各合繊メーカーとも検討がな
されている。その例として、糸条をまずウエス
トローラー上に巻取らせ、その状態で糸掛けする
方法、ゴデーローラーの供給速度を下げて糸掛
けし、糸掛け終了後ゴデーローラーの速度を正規
の速度までアツプさせる方法等が提案されてい
る。しかし、の場合はウエストローラーに糸を
巻取らせるため、高速でしかも多糸条において
は、ウエストローラー上に巻取られる糸量が多
く、毎回ウエストローラーを停止させてそのウエ
ストローラー上の屑糸を除去する必要がある。従
つて配置されたワインダーに順次糸掛けする場合
は各ワインダーに１個ずつウエストローラーを装
備するか、屑糸の発生量が多くなるが、１個のウ
エストローラーを１回ずつ停止させて巻取られた
屑糸を除去しながらウエストローラーを移動させ
て順番に糸掛けする方法を採つている。係る糸掛
け方法に於てはウエストローラー上の屑糸の除去
に多くの人手と時間を要し操業性が低下する欠陥
がある。
も市販されつつある。これら高速で多糸条同時糸
掛け方法について、各合繊メーカーとも検討がな
されている。その例として、糸条をまずウエス
トローラー上に巻取らせ、その状態で糸掛けする
方法、ゴデーローラーの供給速度を下げて糸掛
けし、糸掛け終了後ゴデーローラーの速度を正規
の速度までアツプさせる方法等が提案されてい
る。しかし、の場合はウエストローラーに糸を
巻取らせるため、高速でしかも多糸条において
は、ウエストローラー上に巻取られる糸量が多
く、毎回ウエストローラーを停止させてそのウエ
ストローラー上の屑糸を除去する必要がある。従
つて配置されたワインダーに順次糸掛けする場合
は各ワインダーに１個ずつウエストローラーを装
備するか、屑糸の発生量が多くなるが、１個のウ
エストローラーを１回ずつ停止させて巻取られた
屑糸を除去しながらウエストローラーを移動させ
て順番に糸掛けする方法を採つている。係る糸掛
け方法に於てはウエストローラー上の屑糸の除去
に多くの人手と時間を要し操業性が低下する欠陥
がある。
の場合は主としてゴデーローラーを段付き、
又はテーパー状にし、糸掛けするまでは周速の低
い部分を糸が走行するようにし糸掛けが完了と同
時に、糸の走行位置を正規の周速になるようにず
らせて巻上げる。しかし、この糸条を動かすタイ
ミングが微妙であり、早い場合は糸掛けが失敗
し、遅い場合は異常糸がパツケージに巻込まれて
しまうので、操業性の低下は勿論品質の低下をま
ねく欠陥がある。
又はテーパー状にし、糸掛けするまでは周速の低
い部分を糸が走行するようにし糸掛けが完了と同
時に、糸の走行位置を正規の周速になるようにず
らせて巻上げる。しかし、この糸条を動かすタイ
ミングが微妙であり、早い場合は糸掛けが失敗
し、遅い場合は異常糸がパツケージに巻込まれて
しまうので、操業性の低下は勿論品質の低下をま
ねく欠陥がある。
またサクシヨンガンで糸条を吸引しながら糸掛
けし、屑糸の処理を容易にする方法も知られてい
るが、該方法にあつては一定張力でサクシヨンガ
ンが糸条を吸引しても用いるガイドの形状、種類
によりガイド抵抗が大きなものは、ゴデーローラ
ー下の糸張力が低下しゴデーローラーに糸が巻付
いて糸切れするという欠陥を有する。
けし、屑糸の処理を容易にする方法も知られてい
るが、該方法にあつては一定張力でサクシヨンガ
ンが糸条を吸引しても用いるガイドの形状、種類
によりガイド抵抗が大きなものは、ゴデーローラ
ー下の糸張力が低下しゴデーローラーに糸が巻付
いて糸切れするという欠陥を有する。
本発明者らは、前述の如き問題の多い高速ワイ
ンダーへの糸掛け方法について種々検討し通常圧
空設備である9.9Kg／cm2Ｇ以下の圧空源でも効率
良く糸掛けすることができる方法を見出した。即
ち、紡出糸条を高速ワインダーへ糸掛けするに際
し、糸条をサクシヨンガンで吸引しながらゴデー
ローラーに巻掛けた後、該ゴデーローラーよりも
高速で駆動回転するウエストローラーの周面に90
〜200度の巻掛け角で部分巻掛けし、該ウエスト
ローラーから送り出される糸条を前記サクシヨン
ガンで吸引させた状態で糸掛けガイドに糸を掛
け、ボビンへの糸掛け動作を行うことを特徴とす
る高速ワインダーにおける糸掛け方法である。
ンダーへの糸掛け方法について種々検討し通常圧
空設備である9.9Kg／cm2Ｇ以下の圧空源でも効率
良く糸掛けすることができる方法を見出した。即
ち、紡出糸条を高速ワインダーへ糸掛けするに際
し、糸条をサクシヨンガンで吸引しながらゴデー
ローラーに巻掛けた後、該ゴデーローラーよりも
高速で駆動回転するウエストローラーの周面に90
〜200度の巻掛け角で部分巻掛けし、該ウエスト
ローラーから送り出される糸条を前記サクシヨン
ガンで吸引させた状態で糸掛けガイドに糸を掛
け、ボビンへの糸掛け動作を行うことを特徴とす
る高速ワインダーにおける糸掛け方法である。
本発明は、ポリエステル、ポリアミド等の合成
繊維の紡糸工程あるいは紡糸直接延伸工程におい
て、紡出糸条あるいは延伸糸条を3000m／分以上
の高速で、しかも多糸条を同時巻上げする高速ワ
インダーへ糸掛けする際に有効に適用される。高
速ワインダーとしては、(A)トラバースガイド又は
トラバースガイドとスプリツトドラムの組合せた
もの、巻取りホビンを接圧回転させるフリクシヨ
ンローラーおよび巻取りホビンを挿入したホビン
ホルダーを有する高速ワインダー、(B)トラバース
ガイド、巻取りホビンを挿着して回転するスピン
ドル、これに接触して回転するタツチローラーを
有している高速ワインダー等が知られているが、
その一例を第１図を用いて説明すると、第１図に
於いて１は紡出糸への給油装置、２は糸道規制ガ
イドである。Y1，Y2，Y3，Y4は口金、冷却筒
（図示せず）を経て紡出された糸条で第１図の場
合、４糸条を例示している。３，４は第１ゴデー
ローラー、第２ゴデーローラー、５は糸条振分ガ
イド、６はワインダーへ入る綾振り支点ガイドで
ある。紡出糸条は係る工程を経ることにより伸長
されて振分けガイド５により各々糸条を振分け８
〜１１の巻取りボビンに巻上げられパーンを形成
し製品糸となる。７はワインダーからの糸引出し
ガイド、１２はウエストローラーである。
繊維の紡糸工程あるいは紡糸直接延伸工程におい
て、紡出糸条あるいは延伸糸条を3000m／分以上
の高速で、しかも多糸条を同時巻上げする高速ワ
インダーへ糸掛けする際に有効に適用される。高
速ワインダーとしては、(A)トラバースガイド又は
トラバースガイドとスプリツトドラムの組合せた
もの、巻取りホビンを接圧回転させるフリクシヨ
ンローラーおよび巻取りホビンを挿入したホビン
ホルダーを有する高速ワインダー、(B)トラバース
ガイド、巻取りホビンを挿着して回転するスピン
ドル、これに接触して回転するタツチローラーを
有している高速ワインダー等が知られているが、
その一例を第１図を用いて説明すると、第１図に
於いて１は紡出糸への給油装置、２は糸道規制ガ
イドである。Y1，Y2，Y3，Y4は口金、冷却筒
（図示せず）を経て紡出された糸条で第１図の場
合、４糸条を例示している。３，４は第１ゴデー
ローラー、第２ゴデーローラー、５は糸条振分ガ
イド、６はワインダーへ入る綾振り支点ガイドで
ある。紡出糸条は係る工程を経ることにより伸長
されて振分けガイド５により各々糸条を振分け８
〜１１の巻取りボビンに巻上げられパーンを形成
し製品糸となる。７はワインダーからの糸引出し
ガイド、１２はウエストローラーである。
従来の糸掛けにあつては紡出糸条Y1〜Y4をま
ずウエストローラーに巻取らせ、しかる後巻取り
ボビン８〜１１のワインダー用の糸掛けガイド
（図示なし）に糸を掛けて糸掛け動作を行う方法
が用いられるが、前述のとおり、ウエストローラ
ー上に巻取られた屑糸の除去に多大な労力と時間
を要する欠点がある。又別の方法としてウエスト
ローラー１２を用いずサクシヨンガンで吸引した
状態でワインダーへの糸掛けを行う方法がある
が、ワインダー部のガイド等の糸条を屈曲し糸の
ガイド抵抗の増大するガイドがあるため前述した
通りゴデーローラー下の糸張力が低下しゴデーロ
ーラーに糸が巻付いて糸掛けを失敗するという欠
陥を招来する。
ずウエストローラーに巻取らせ、しかる後巻取り
ボビン８〜１１のワインダー用の糸掛けガイド
（図示なし）に糸を掛けて糸掛け動作を行う方法
が用いられるが、前述のとおり、ウエストローラ
ー上に巻取られた屑糸の除去に多大な労力と時間
を要する欠点がある。又別の方法としてウエスト
ローラー１２を用いずサクシヨンガンで吸引した
状態でワインダーへの糸掛けを行う方法がある
が、ワインダー部のガイド等の糸条を屈曲し糸の
ガイド抵抗の増大するガイドがあるため前述した
通りゴデーローラー下の糸張力が低下しゴデーロ
ーラーに糸が巻付いて糸掛けを失敗するという欠
陥を招来する。
以上のことから高速ワインダーにおける糸掛け
に於いてはワインダーへ供給しているゴデーロー
ラー直下の糸張力が充分高い事が成功率を上げる
のに必要な条件であり、少なくともゴデーローラ
ーより高速で強制牽引するウエストローラーを用
いること、且つ該ウエストローラーは高速で糸条
を強制牽引するのみで糸はウエストローラー上に
巻取られずウエストローラーを経た糸条をサクシ
ヨンガンで吸引せしめて屑処理を容易にするのが
良いのである。
に於いてはワインダーへ供給しているゴデーロー
ラー直下の糸張力が充分高い事が成功率を上げる
のに必要な条件であり、少なくともゴデーローラ
ーより高速で強制牽引するウエストローラーを用
いること、且つ該ウエストローラーは高速で糸条
を強制牽引するのみで糸はウエストローラー上に
巻取られずウエストローラーを経た糸条をサクシ
ヨンガンで吸引せしめて屑処理を容易にするのが
良いのである。
従つてウエストローラーへの糸条の巻掛け角は
90〜200度、更に望ましくは90〜180度とするのが
よい。即ち、90度未満では糸条を強制牽引する効
果が悪く、200度を越えると糸条がウエストロー
ラーに巻取られ易いからである。
90〜200度、更に望ましくは90〜180度とするのが
よい。即ち、90度未満では糸条を強制牽引する効
果が悪く、200度を越えると糸条がウエストロー
ラーに巻取られ易いからである。
以下本発明の糸掛け方法を第２図、第３図を用
いて詳細に説明する。第２図は糸掛け前、第３図
は糸掛け後の状態を説明するもので、図において
第１図と同一符号は同一部材であり説明は削除す
る。
いて詳細に説明する。第２図は糸掛け前、第３図
は糸掛け後の状態を説明するもので、図において
第１図と同一符号は同一部材であり説明は削除す
る。
溶融紡糸された合成繊維多条糸を例えば圧空圧
６〜９Kg／cm2Ｇで吸引しているサクシヨンガン１
３に吸糸させ、速度3000m／分以上の速度で回転
しているゴデーローラー３，４に引廻した後、ゴ
デーローラー直下にある糸道振分けガイド５に糸
を振分け（Y1〜Y4）、ワインダー下部に設けた引
出しガイド７を経てウエストローラー１２に巻掛
け角90〜200度で巻掛けて、ウエストローラーか
ら送り出される糸条をサクシヨンガン１３で吸引
せしめた状態にする。係る状態において紡出糸条
はゴデーローラーよりも高速で駆動回転するウエ
ストローラーで強制牽引されているのでゴデーロ
ーラー４直下の張力が低下することがない。更に
屑糸はサクシヨンガンで吸引されているので処理
は容易に行なえるという本発明の効果が得られる
のである。１４，１６，１７，１９，２０，２２
および２３，２５は各々の糸条Y1〜Y4の糸道規
制ガイド、１５，１８，２１，２４はワインダー
部のボビン８〜１１に糸を掛ける糸掛けガイドで
係る実施態様において糸条を屈曲し糸のガイド抵
抗が著しく大きくなるガイドである。次いで前述
のウエストローラー１２からサクシヨンガン１３
で吸引している状態から、各々の糸道規制ガイ
ド、糸掛けガイドに糸を掛けて糸掛けの動作を行
う。
６〜９Kg／cm2Ｇで吸引しているサクシヨンガン１
３に吸糸させ、速度3000m／分以上の速度で回転
しているゴデーローラー３，４に引廻した後、ゴ
デーローラー直下にある糸道振分けガイド５に糸
を振分け（Y1〜Y4）、ワインダー下部に設けた引
出しガイド７を経てウエストローラー１２に巻掛
け角90〜200度で巻掛けて、ウエストローラーか
ら送り出される糸条をサクシヨンガン１３で吸引
せしめた状態にする。係る状態において紡出糸条
はゴデーローラーよりも高速で駆動回転するウエ
ストローラーで強制牽引されているのでゴデーロ
ーラー４直下の張力が低下することがない。更に
屑糸はサクシヨンガンで吸引されているので処理
は容易に行なえるという本発明の効果が得られる
のである。１４，１６，１７，１９，２０，２２
および２３，２５は各々の糸条Y1〜Y4の糸道規
制ガイド、１５，１８，２１，２４はワインダー
部のボビン８〜１１に糸を掛ける糸掛けガイドで
係る実施態様において糸条を屈曲し糸のガイド抵
抗が著しく大きくなるガイドである。次いで前述
のウエストローラー１２からサクシヨンガン１３
で吸引している状態から、各々の糸道規制ガイ
ド、糸掛けガイドに糸を掛けて糸掛けの動作を行
う。
又第２図に例示した装置の場合、糸掛けガイド
１５，１８，２１、２４が特に抵抗が大きく他の
ガイドは糸道規制のガイドで抵抗が少ないので、
サクシヨンガンでゴデーローラー３，４に引廻
し、振分けガイド５、綾振支点ガイド６、糸道規
制ガイド１４，１６，１７，１９及び２０，２
２，２３，２５、引出しガイド７へ糸条を振分け
て通しウエストローラー１２に巻付けてサクシヨ
ンガン１３で吸糸しながら最後に糸掛けガイド１
５，１８，２１，２４に糸を掛けて糸掛けの動作
を行うようにしてもよい。
１５，１８，２１、２４が特に抵抗が大きく他の
ガイドは糸道規制のガイドで抵抗が少ないので、
サクシヨンガンでゴデーローラー３，４に引廻
し、振分けガイド５、綾振支点ガイド６、糸道規
制ガイド１４，１６，１７，１９及び２０，２
２，２３，２５、引出しガイド７へ糸条を振分け
て通しウエストローラー１２に巻付けてサクシヨ
ンガン１３で吸糸しながら最後に糸掛けガイド１
５，１８，２１，２４に糸を掛けて糸掛けの動作
を行うようにしてもよい。
以上のように本発明の糸掛け方法においては紡
出糸条をゴデーローラーよりも高速で駆動回転す
るウエストローラーの周面に部分的に巻掛けて糸
条を強制牽引し、ウエストローラーからの糸条を
サクシヨンガンで吸糸した状態に保ちながら、ガ
イド抵抗の大きな糸掛けガイドへ糸を掛けるよう
にしたので、高速ワインダーにおける糸掛け成功
率が飛躍的に向上するうえ、屑糸の処理等が簡単
であり、優れた操業生が得られるものである。
出糸条をゴデーローラーよりも高速で駆動回転す
るウエストローラーの周面に部分的に巻掛けて糸
条を強制牽引し、ウエストローラーからの糸条を
サクシヨンガンで吸糸した状態に保ちながら、ガ
イド抵抗の大きな糸掛けガイドへ糸を掛けるよう
にしたので、高速ワインダーにおける糸掛け成功
率が飛躍的に向上するうえ、屑糸の処理等が簡単
であり、優れた操業生が得られるものである。
本発明の場合、ウエストローラーは各ワインダ
ー毎に設けても良いが、移動可能にしておけば、
ウエストローラーの個数は大幅に減少し設備費も
低減できる。
ー毎に設けても良いが、移動可能にしておけば、
ウエストローラーの個数は大幅に減少し設備費も
低減できる。
尚、本発明に係る糸掛け方法は高速ワインダー
に特に有効であるが、これに限定されるものでは
なく紡出糸条のワインダーへの糸掛け全般に適用
できるものである。
に特に有効であるが、これに限定されるものでは
なく紡出糸条のワインダーへの糸掛け全般に適用
できるものである。
・ 実施例
溶融紡出されたれナイロン６フイラメント糸４
糸条を冷却し、給油し、4050m／分で回転するゴ
デーローラーで引取り、4000m／分で巻上げる高
速紡糸方法において、４糸条の糸掛けを次の方法
で行つた。サクシヨンガンの圧空圧は８Kg／cm2Ｇ
とした。
糸条を冷却し、給油し、4050m／分で回転するゴ
デーローラーで引取り、4000m／分で巻上げる高
速紡糸方法において、４糸条の糸掛けを次の方法
で行つた。サクシヨンガンの圧空圧は８Kg／cm2Ｇ
とした。
○イ 第１〜３図に示す方法によつた。即ち、サク
シヨンガンで吸引した糸条を、ゴデーローラー
に巻掛けた後、振分けガイド、綾振り支点ガイ
ド及び引出しガイドに糸を掛け、4200m／分で
駆動回転するウエストローラーに100度で巻掛
け角で部分巻掛けした状態とする（第１図）。
この状態で糸規制ガイド、糸掛けガイドに糸を
掛けて糸掛けを行つた。
シヨンガンで吸引した糸条を、ゴデーローラー
に巻掛けた後、振分けガイド、綾振り支点ガイ
ド及び引出しガイドに糸を掛け、4200m／分で
駆動回転するウエストローラーに100度で巻掛
け角で部分巻掛けした状態とする（第１図）。
この状態で糸規制ガイド、糸掛けガイドに糸を
掛けて糸掛けを行つた。
○ロ ウエストローラーを自由回転ローラーとした
以外は、上記○イの方法と同様に糸掛けを行つ
た。
以外は、上記○イの方法と同様に糸掛けを行つ
た。
○ハ ウエストローラーへの部分糸掛けを行わなか
つた以外は、上記○イの方法と同様に糸掛けを行
つた。
つた以外は、上記○イの方法と同様に糸掛けを行
つた。
これらの方法で糸掛けした際の糸掛け成功率が
次のとおりであり、ゴデーローラーよりも高速で
駆動回転させたウエストローラーへの巻掛けによ
つて糸掛け成功率を大幅に向上させることができ
た。
次のとおりであり、ゴデーローラーよりも高速で
駆動回転させたウエストローラーへの巻掛けによ
つて糸掛け成功率を大幅に向上させることができ
た。
○イの方法による糸掛け成功率（本発明）
100％
○ロの方法による糸掛け成功率（比較例）
70％
○ハの方法による糸掛け成功率（比較例）
80％
第１図は高速ワインダーを用いた製糸工程概略
図、第２図、第３図は本発明に係る糸掛けの状態
説明図である。 ３，４……ゴデーローラー、１４，１６，１
７，１９，２０，２２，２３，２５……糸道規制
ガイド、１５，１８，２１，２４……糸掛けガイ
ド、１２……ウエストローラー、１３……サクシ
ヨンガン。
図、第２図、第３図は本発明に係る糸掛けの状態
説明図である。 ３，４……ゴデーローラー、１４，１６，１
７，１９，２０，２２，２３，２５……糸道規制
ガイド、１５，１８，２１，２４……糸掛けガイ
ド、１２……ウエストローラー、１３……サクシ
ヨンガン。
Claims (1)
- １ 紡出糸条を高速ワインダーへ糸掛けするに際
し、糸条をサクシヨンガンで吸引しながらゴデー
ローラーに糸掛けた後、該ゴデーローラーよりも
高速で駆動回転するウエストローラーの周面に90
〜200度の巻掛け角で部分巻掛けし、該ウエスト
ローラーから送り出される糸条を前記サクシヨン
ガンで吸引させた状態で糸掛けガイドに糸を掛
け、ボビンへの糸掛け動作を行うことを特徴とす
る高速ワインダーにおける糸掛け方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10718282A JPS58224965A (ja) | 1982-06-22 | 1982-06-22 | 高速ワインダーにおける糸掛け方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10718282A JPS58224965A (ja) | 1982-06-22 | 1982-06-22 | 高速ワインダーにおける糸掛け方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58224965A JPS58224965A (ja) | 1983-12-27 |
| JPH0428616B2 true JPH0428616B2 (ja) | 1992-05-14 |
Family
ID=14452541
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10718282A Granted JPS58224965A (ja) | 1982-06-22 | 1982-06-22 | 高速ワインダーにおける糸掛け方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58224965A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5642441B2 (ja) * | 2010-07-13 | 2014-12-17 | Ｔｍｔマシナリー株式会社 | 紡糸巻取装置への糸掛け方法、紡糸巻取装置、及びサクションガン |
| DE112017006258A5 (de) * | 2016-12-14 | 2019-08-22 | Oerlikon Textile Gmbh & Co. Kg | Verfahren und Vorrichtung zum Anlegen einer Fadenschar |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5418916A (en) * | 1977-07-12 | 1979-02-13 | Teijin Ltd | Threading |
-
1982
- 1982-06-22 JP JP10718282A patent/JPS58224965A/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5418916A (en) * | 1977-07-12 | 1979-02-13 | Teijin Ltd | Threading |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58224965A (ja) | 1983-12-27 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP6080153B2 (ja) | 紡績機及び紡績機における糸の製造を中断する方法 | |
| JPS6032041Y2 (ja) | 糸条処理ロ−ラ | |
| US2296339A (en) | Automatic doffing apparatus | |
| CN111891836B (zh) | 一种托盘式络筒机及络筒生产方法 | |
| JP6094790B2 (ja) | 紡績機及び紡績機における糸の製造を中断する方法 | |
| US2747359A (en) | Process and apparatus for winding heavy denier yarn packages | |
| US4526326A (en) | Traverse roll for filament yarn cross winding apparatus | |
| US2706089A (en) | Method of doffing | |
| EP2636624A2 (en) | Take-up apparatus | |
| US2534340A (en) | Warp-winding from cakes | |
| US2855748A (en) | Starting wheel for twister | |
| US4118919A (en) | Yarn take-up and supply mechanism for use with textile machines | |
| JPH0428616B2 (ja) | ||
| US4552320A (en) | Method and apparatus for forming snarl-free thread reserves | |
| JP2008024438A (ja) | 糸巻取装置 | |
| US4137700A (en) | Broken yarn transfer mechanisms for textile yarn processing machines | |
| JPS6242828B2 (ja) | ||
| US4354342A (en) | Twister ring and traveler | |
| US3813864A (en) | Method for stringing up a rotating package holder | |
| US2197847A (en) | Cross-wound package | |
| US3638414A (en) | Programmed spindle speed | |
| CA1123278A (en) | Method and apparatus for winding and twisting yarn | |
| JP7463063B2 (ja) | リング紡績コップの巻成状態に影響を及ぼすための方法もしくは装置 | |
| JPS62253B2 (ja) | ||
| JPS6290333A (ja) | 自動糸継ぎ玉揚げ装置 |