JPH04285820A - 液位決定方法 - Google Patents

液位決定方法

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JPH04285820A
JPH04285820A JP3049967A JP4996791A JPH04285820A JP H04285820 A JPH04285820 A JP H04285820A JP 3049967 A JP3049967 A JP 3049967A JP 4996791 A JP4996791 A JP 4996791A JP H04285820 A JPH04285820 A JP H04285820A
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JP
Japan
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liquid level
time
data
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instantaneous
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Application number
JP3049967A
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English (en)
Inventor
Masaharu Ishizawa
石沢 昌晴
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Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Publication date
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  • Measurement Of Levels Of Liquids Or Fluent Solid Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、雨水処理施設での雨水
を一時貯溜するポンプ井におけるような、波の発生確率
の高い液面の液位を決定する方法、特に波の影響を含ま
ない液位としての正常液位を迅速に求めることができる
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上記のポンプ井では一つの設定水
位に対して二値制御を行って排水を行う排水ポンプの台
数制御を設定水位の値に応じて行っているが、この場合
ポンプ井の水面は流入する雨水や上記ポンプの発停並び
に運転動作のために波立つのが通例であるから、ポンプ
井の水位Lxを応答の速い水位センサによって検出して
得たアナログ水位信号が示す水位Lyにもとづいて上記
排水ポンプの発停を行うと、該ポンプの発停頻度が高い
ために該ポンプやこのポンプを駆動する機構の磨耗故障
が発生し易くなり、このため、従来、上記のアナログ水
位信号を該信号を3〜4秒程度の一次時定数で平滑化す
る一時遅れ回路や高次遅れ回路などのフィルタ回路を介
してポンプ制御装置に入力することが行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
は、アナログ水位信号をフィルタ回路を通して平滑化し
て得た信号の値としての水位Lzが波の影響を含まない
正常水位を示すものとしてこの水位Lzにもとづいて排
水ポンプの発停を行っているので、上記した磨耗故障は
少なくなっているが、この場合、水位Lzはフィルタ回
路のために眞の水位Lxに対して時間的に遅れた水位で
あるから、この水位Lzには該水位Lzを用いて行う水
位制御の制御結果がハンチングを生じる等の該制御の制
御性が悪いという問題点がある。
【0004】本発明の目的は液位制御の制御性向上を図
るために、波の影響を含まない液位としての正常液位L
をフィルタ回路を用いることなく演算によって求めるよ
うにして、該液位Lを迅速に求めることができる液位決
定方法を得ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
、本発明によれば、
【0006】1)所定の時間周期を経過するごとに液位
を検出して得られる瞬時液位データの所定個数からなり
かつ新たに前記瞬時液位データが得られるごとに最も古
い前記瞬時液位データを捨てて得られる一連の時系列デ
ータを保持する第1手順と、前記時系列データによって
形成される経時的折線における最大の極大値Daと最小
の極小値Dbとを求める演算を行って前記Daと前記D
bとの少なくとも一方が存在しない場合に前記時系列デ
ータにおける最も新しい前記瞬時液位データとしてのD
nを定義液位データDdとする第2手順と、前記第2手
順における前記Daと前記Dbとを求める演算で前記D
aと前記Dbとが得られた場合に前記DaおよびDbと
前記Dnとの間に(1)式または(2)式の関係が存在
すると前記Dnを前記Ddとする第3手順と、  Dn
>Da──────────────────────
─────(1)  Dn<Db──────────
─────────────────(2)前記Daお
よびDbと前記Dnとの間に(3)式の関係が成立する
場合、予め定めた所定値をAとして、(4)式の関係が
成立しなければ前記Dnを前記Ddとする第4手順と、   Da≧Dn≧Db───────────────
─────────(3)  (Da−Db)≧A──
─────────────────────(4)前
記(3)式が成立しかつ前記(4)式が成立する場合、
前記時系列データのうちの前記Daの次に大きい値を有
する前記瞬時液位データとしてのDa1と前記時系列デ
ータのうちの前記Dbの次に小さい値を有する前記瞬時
液位データとしてのDb1との平均値を前記Ddとする
第5手順とを備え、前記時間周期を経過するごとに得ら
れる前記Ddを前記Dnが得られた時刻から前記時間周
期を経過する間の前記液位の決定値とするように液位決
定方法を構成し、また、
【0007】2)所定の時間周期を経過するごとに液位
を検出して得られる瞬時液位データの所定個数からなり
かつ新たに前記瞬時液位データが得られるごとに最も古
い前記瞬時液位データを捨てて得られる一連の時系列デ
ータを保持する第1手順と、前記時系列データによって
形成される経時的折線における最大の極大値Daと最小
の極小値Dbとを求める演算を行って前記Daと前記D
bとが共に存在しない場合に、前記時系列データにおけ
る最も新しい前記瞬時液位データとしてのDnを定義液
位データDdとする第2手順と、前記第2手順における
前記Daと前記Dbとを求める演算で前記Daと前記D
bとのいずれか一方のみが得られた場合に、この得られ
た前記Daまたは前記DbをそれぞれDa0またはDb
0として、前記時系列データのうちの前記Da0の次に
大きい値を有する前記瞬時液位データであるDa1かま
たは前記時系列データのうちの前記Db0の次に小さい
値を有する前記瞬時液位データであるDb1としての瞬
時液位データDcと前記時系列データにおける最も古い
前記瞬時液位データとしてのDoと前記Dnとの平均値
を前記Ddとする第3手順と、前記第2手順における前
記Daと前記Dbとを求める演算で前記Daと前記Db
とが得られた場合に、前記Daおよび前記Dbと前記D
nとの間に(1)式または(2)式の関係が存在すると
前記Dnを前記Ddとする第4手順と、  Dn>Da
─────────────────────────
──(1)  Dn<Db─────────────
──────────────(2)前記DaおよびD
bと前記Dnとの間に(3)式の関係が成立する場合、
予め定めた所定値をAとして、(4)式の関係が成立し
なければ前記Dnを前記Ddとする第5手順と、   Da≧Dn≧Db───────────────
─────────(3)  (Da−Db)≧A──
─────────────────────(4)前
記(3)式が成立しかつ前記(4)式が成立する場合、
前記Da1と前記Db1との平均値を前記Ddとする第
6手順とを備え、前記時間周期を経過するごとに得られ
る前記Ddを前記Dnが得られた時刻から前記時間周期
を経過する間の前記液位の決定値とするように液位決定
方法を構成し、また、
【0008】3)所定の時間周期を経過するごとに液位
を検出して得られる瞬時液位データの所定個数からなり
かつ新たに前記瞬時液位データが得られるごとに最も古
い前記瞬時液位データを捨てて得られる一連の時系列デ
ータを保持する第1手順と、前記時系列データによって
形成される経時的折線における最大の極大値Daと最小
の極小値Dbとを求める演算を行って前記Daと前記D
bとが共に存在しない場合に、前記時系列データにおけ
る最も新しい前記瞬時液位データとしてのDnを定義液
位データDdとする第2手順と、前記第2手順における
前記Daと前記Dbとを求める演算で前記Daと前記D
bとのいずれか一方のみが得られた場合に、この得られ
た前記Daまたは前記DbをそれぞれDa0またはDb
0として、前記時系列データのうちの前記Da0の次に
大きい値を有する前記瞬時液位データであるDa1かま
たは前記時系列データのうちの前記Db0の次に小さい
値を有する前記瞬時液位データであるDb1としての瞬
時液位データDcと前記時系列データにおける最も古い
前記瞬時液位データとしてのDoと前記Dnとの平均値
を前記Ddとする第3手順と、前記第2手順における前
記Daと前記Dbとを求める演算で前記Daと前記Db
とが得られた場合に、前記Daおよび前記Dbと前記D
nとの間に(1)式または(2)式の関係が存在すると
前記Da1と前記Db1と前記Db1と前記Doと前記
Dnとの平均値を前記Ddとする第4手順と、  Dn
>Da──────────────────────
─────(1)  Dn<Db──────────
─────────────────(2)前記Daお
よびDbと前記Dnとの間に(3)式の関係が成立する
場合、予め定めた所定値をAとして、(4)式の関係が
成立しなければ前記Dnを前記Ddとする第5手順と、   Da≧Dn≧Db───────────────
─────────(3)  (Da−Db)≧A──
─────────────────────(4)前
記(3)式が成立しかつ前記(4)式が成立する場合、
前記Da1と前記Db1との平均値を前記Ddとする第
6手順とを備え、前記時間周期を経過するごとに得られ
る前記Ddを前記Dnが得られた時刻から前記時間周期
を経過する間の前記液位の決定値とするように液位決定
方法を構成する。
【0009】
【作用】上記のように構成すると、いずれの液位決定方
法においても、Da1およびDb1が突出した波頭等の
異常波形を呈する波の部分の影響があまり現れていない
瞬時的液位を表していることは明らかであって、このよ
うなDa1およびDb1を用いて平均演算を行うことも
考慮して、上記のように液位決定方法を構成することに
よって所定の時間周期τを経過するごとに得られる液位
の決定値が短時間の間に発生する液位変動としての波の
影響を含まない前述の正常液位Lを表すことになること
もまた明らかであるから、結局、上記のように液位決定
方法を構成すると、正常液位Lがフィルタ回路を用いる
ことなく演算によって求められることなり、さらにこの
場合上記の周期τをたとえば10msというように非常
に短い時間にすることができるので、従来のフィルタ回
路を用いた方法にくらべてはるかに短時間のうちに正常
液位Lを求めることができることになる。
【0010】
【実施例】図1は本発明の一実施例の構成を説明するフ
ローチャートである。図1において、1は前述した水位
センサの出力信号としてのアナログ水位信号が示す水位
Lyを10ms程度の非常に短い時間周期τを経過する
ごとにAD変換して得られる瞬時水位データDyの所定
個数N個からなりかつデータDyが新しく得られるごと
に最も古いデータDyを捨てて得られる、Dyをその得
られた時刻の順に並べた都合N個のDyの集合体として
の時系列データGを保持するようにした第1手順、2は
手順1で保持した時系列データGによって形成される経
時的折線における最大の極大値Daと最小の極小値Db
とを求める演算を行う第1ステップ、3はステップ2に
おける演算の結果DaとDbとの少なくとも一方が存在
しないということになったかどうか、換言すればDaと
Dbとが共に存在するということになったかどうかを判
定する第2ステップで、4はステップ3で行う判定結果
がYESであると時系列データGにおける最も新しいデ
ータDyとしての瞬時水位データDnをデータGから抽
出してこのDnを定義水位データDdとするようにした
第3ステップである。そうして、5はステップ2と3と
4とからなる第2手順である。
【0011】6はステップ3で行う判定の結果がNOで
あると、換言すれば、ステップ2における演算の結果D
aとDbとが共に存在していると、これらのDa,Db
と上記のDnとの間に(1)式または(2)式の関係が
存在するか否かの判定をする第4ステップ、7はステッ
プ6で行う判定結果がYESである場合にステップ4の
処理を行うようにした、ステップ2と3と6と4とから
なる第3手順、8はステップ6で行う判定の結果がNO
である場合に、換言すれば(3)式の関係が成立する場
合に、予め定めた所定値をAとして、(4)式の関係が
成立するか否かを判定する第5ステップで、9はステッ
プ8で行う判定の結果がNOである場合にステップ4の
処理を行うようにした、ステップ6と8と4とからなる
第4手順である。10はステップ8で行う判定結果がY
ESである場合に、時系列データGからDaの次に大き
い値を有する瞬時水位データDyとしてのDa1とDb
の次に小さい値を有するデータDyとしてのDb1とを
抽出して(Da1+Db1)/2の演算を行って、この
演算の結果を前記データDdとするようにした第6ステ
ップ、11はステップ6と8と10とからなる第5手順
、12は時間周期τを経過するごとにステップ4または
10で得られたデータDdをデータDnが得られた時刻
から周期τを経過する時間の間の水位の決定値Ltとす
るようにした第6手順で、13は上述した手順1と5と
7と9と11と12とからなる水位決定方法である。   Dn>Da──────────────────
─────────(1)  Dn<Db──────
─────────────────────(2) 
 Da≧Dn≧Db────────────────
────────(3)  (Da−Db)≧A───
────────────────────(4)
【0
012】水位決定方法13においてはDa1,Db1が
上述のように定義されたデータであるから、これらのD
a1,Db1が突出した波頭等の異常波形を呈する波の
部分の影響があまり現れていない瞬時的水位を表してい
ることは明らかであって、しかも、この方法13では上
述のようにして得たデータDdを水位決定値Ltとして
いるので、この決定値Ltが短時間の間に発生する水位
変動としての波の影響を含まない水位である前述の正常
水位Lを表していることもまた明らかで、さらに、この
場合、Ltは前述したように10ms程度の非常に短い
時間周期τごとに得られる水位である。故に、水位決定
方法13によれば正常水位Lを表す水位決定値Ltがフ
ィルタ回路を用いることなく演算によって極めて短時間
のうちに得られるので、この方法13はフィルタ回路を
用いた従来方法に比べてはるかに迅速に水位Lを求める
ことができる方法であるということになる。
【0013】図2は図1で実施例の構成を説明した本発
明とは異なる本発明の一実施例の構成を説明するフロー
チャートで、図2においては図1に示した手順ないしス
テップにおけると同様な内容を有する手順ないしステッ
プに図1の場合と同じ符号がつけてある。さて、図2に
おいて、14はステップ3で行う判定の結果がYESで
ある場合にさらにステップ2における演算の結果がDa
とDbとが共に存在しないという結果であるか否かを判
定する第7ステップ、15はステップ2と3と14と4
とからなり、時系列データGによって形成される経時的
折線におけるDaとDbとを求める演算を行ってDaと
Dbとが共に存在しない場合にDnをDdとする第2手
順、16はステップ14で行う判定の結果がNOである
場合に、つまりステップ2における演算の結果DaとD
bとのいずれか一方のみが得られた場合に、この得られ
たDaまたはDbをそれぞれDa0またはDb0として
、手順1で保持した時系列データGからDa0の次に大
きい値を有する瞬時水位データDyであるDa1かまた
はDb0の次に小さい値を有するデータDyであるDb
1を抽出して、Da1かまたはDb1としての瞬時水位
データDcとデータGにおける最も古いデータDyとし
ての瞬時水位データDoとDnとの平均値(Dc+Do
+Dn)/3をDdとする第8ステップで、17はステ
ップ2と3と14と16とからなる第3手順である。 そうして、18はステップ2と3と6と4とからなる第
4手順、19はステップ6と8と4とからなる第5手順
、20はステップ6と8と10とからなる第6手順で、
21は周期τを経過するごとにステップ4または16ま
たは10で得られたデータDdをデータDnが得られた
時刻から周期τを経過する時間の間の水位決定値Ltと
するにうにした第7手順である。そうして、さらに、2
2は図示した各手順1と15と17と18と19と20
と21とからなる水位決定方法である。方法22は上述
のように構成されているので、この方法22が図1に示
した方法13と同様に正常水位Lを迅速に求めることが
できる方法であることは明らかである。
【0014】図3は図1および図2で各実施例の構成を
説明した両本発明はのいずれとも異なる本発明の一実施
例の構成を説明するフローチャートで、図3においても
図1および図2に示した手順ないしステップにおけると
同様な内容を有する手順ないしステップには図1および
図2の場合と同じ符号がつけてある。そうして、図3に
おいて、23はステップ6で行う判定の結果がYESで
ある場合にデータGからDa1とDb1とDoとDnと
を抽出してこれらのデータの平均値(Da1+Db1+
Do+Dn)/4をDdとする第9ステップ、24はス
テップ2と3と6と23とからなる第4手順、25は周
期τを経過するごとにステップ4または10または16
または23で得られたデータDdをDnが得られた時刻
から周期τを経過する時間の間の水位決定値Ltとする
ようにした第7手順で、26は図示した各手順1と15
と17と24と19と20と25とからなる水位決定方
法である。方法26は上述のように構成されているので
、この方法26も図2に示した方法22と同様に正常水
位Lを迅速に求めることができる方法であることは明ら
かである。
【0015】上述の各実施例はいずれも水位に関するも
のであったが、本発明は水以外の液体の液位についても
適用できるものである。
【0016】
【発明の効果】上述したように、本発明においては、

0017】1)所定の時間周期を経過するごとに液位を
検出して得られる瞬時液位データの所定個数からなりか
つ新たに瞬時液位データが得られるごとに最も古い瞬時
液位データを捨てて得られる一連の時系列データを保持
する第1手順と、前記時系列データによって形成される
経時的折線における最大の極大値Daと最小の極小値D
bとを求める演算を行ってDaとDbとの少なくとも一
方が存在しない場合に時系列データにおける最も新しい
瞬時液位データとしてのDnを定義液位データDdとす
る第2手順と、第2手順におけるDaとDbとを求める
演算でDaとDbとが得られた場合にDaおよびDbと
Dnとの間に(1)式または(2)式の関係が存在する
とDnをDdとする第3手順と、   Dn>Da──────────────────
─────────(1)  Dn<Db──────
─────────────────────(2)D
aおよびDbとDnとの間に(3)式の関係が成立する
場合、予め定めた所定値をAとして、(4)式の関係が
成立しなければDnをDdとする第4手順と、  Da
≧Dn≧Db───────────────────
─────(3)  (Da−Db)≧A──────
─────────────────(4)(3)式が
成立しかつ(4)式が成立する場合、時系列データのう
ちのDaの次に大きい値を有する瞬時液位データとして
のDa1と時系列データのうちのDbの次に小さい値を
有する瞬時液位データとしてのDb1との平均値をDd
とする第5手順とを備え、前記時間周期を経過するごと
に得られるDdをDnが得られた時刻から前記時間周期
を経過する間の液位の決定値とするように液位決定方法
を構成し、また、
【0018】2)所定の時間周期を経過するごとに液位
を検出して得られる瞬時液位データの所定個数からなり
かつ新たに瞬時液位データが得られるごとに最も古い瞬
時液位データを捨てて得られる一連の時系列データを保
持する第1手順と、時系列データによって形成される経
時的折線における最大の極大値Daと最小の極小値Db
とを求める演算を行ってDaとDbとが共に存在しない
場合に、時系列データにおける最も新しい瞬時液位デー
タとしてのDnを定義液位データDdとする第2手順と
、第2手順におけるDaとDbとを求める演算でDaと
Dbとのいずれか一方のみが得られた場合に、この得ら
れたDaまたはDbをそれぞれDa0またはDb0とし
て、時系列データのうちのDa0の次に大きい値を有す
る瞬時液位データであるDa1かまたは時系列データの
うちのDb0の次に小さい値を有する瞬時液位データで
あるDb1としての瞬時液位データDcと時系列データ
における最も古い瞬時液位データとしてのDoとDnと
の平均値をDdとする第3手順と、第2手順におけるD
aとDbとを求める演算でDaとDbとが得られた場合
に、DaおよびDbとDnとの間に(1)式または(2
)式の関係が存在するとDnをDdとする第4手順と、   Dn>Da──────────────────
─────────(1)  Dn<Db──────
─────────────────────(2)D
aおよびDbとDnとの間に(3)式の関係が成立する
場合、予め定めた所定値をAとして、(4)式の関係が
成立しなければDnをDdとする第5手順と、  Da
≧Dn≧Db───────────────────
─────(3)  (Da−Db)≧A──────
─────────────────(4)(3)式が
成立しかつ(4)式が成立する場合、Da1とDb1と
の平均値をDdとする第6手順とを備え、前記時間周期
を経過するごとに得られるDdをDnが得られた時刻か
ら前記時間周期を経過する間の液位の決定値とするよう
に液位決定方法を構成し、また、
【0019】3)所定
の時間周期を経過するごとに液位を検出して得られる瞬
時液位データの所定個数からなりかつ新たに瞬時液位デ
ータが得られるごとに最も古い瞬時液位データを捨てて
得られる一連の時系列データを保持する第1手順と、時
系列データによって形成される経時的折線における最大
の極大値Daと最小の極小値Dbとを求める演算を行っ
てDaとDbとが共に存在しない場合に、時系列データ
における最も新しい瞬時液位データとしてのDnを定義
液位データDdとする第2手順と、第2手順におけるD
aとDbとを求める演算でDaとDbとのいずれか一方
のみが得られた場合に、この得られたDaまたはDbを
それぞれDa0またはDb0として、時系列データのう
ちのDa0の次に大きい値を有する瞬時液位データであ
るDa1かまたは時系列データのうちのDb0の次に小
さい値を有する瞬時液位データであるDb1としての瞬
時液位データDcと時系列データにおける最も古い瞬時
液位データとしてのDoとDnとの平均値をDdとする
第3手順と、第2手順におけるDaとDbとを求める演
算でDaとDbとが得られた場合に、DaおよびDbと
Dnとの間に(1)式または(2)式の関係が存在する
とDa1とDb1とDb1とDoとDnとの平均値をD
dとする第4手順と、  Dn>Da────────
───────────────────(1)  D
n<Db─────────────────────
──────(2)DaおよびDbとDnとの間に(3
)式の関係が成立する場合、予め定めた所定値をAとし
て、(4)式の関係が成立しなければDnをDdとする
第5手順と、  Da≧Dn≧Db─────────
───────────────(3)  (Da−D
b)≧A─────────────────────
──(4)(3)式が成立しかつ(4)式が成立する場
合、Da1とDb1との平均値をDdとする第6手順と
を備え、前記時間周期を経過するごとに得られるDdを
Dnが得られた時刻から前記時間周期を経過する間の液
位の決定値とするように液位決定方法を構成した。
【0020】このため、上記のように構成すると、いず
れの液位決定方法においても、Da1およびDb1が突
出した波頭等の異常波形を呈する波の部分の影響があま
り現れていない瞬時的液位を表していることは明らかで
あって、このようなDa1およびDb1を用いて平均演
算を行うことも考慮して、上記のように液位決定方法を
構成することによって所定の時間周期τを経過するごと
に得られる液位の決定値が短時間の間に発生する液位変
動としての波の影響を含まない前述の正常液位Lを表す
ことになることもまた明らかであるから、結局、上記の
ように液位決定方法を構成すると、正常液位Lがフィル
タ回路を用いることなく演算によって求められることな
り、さらにこの場合上記の周期τをたとえば10msと
いうように非常に短い時間にすることができるので、従
来のフィルタ回路を用いた方法にくらべてはるかに短時
間のうちに正常液位Lを求めることができることになっ
て、したがって、本発明には上記の液位決定値にもとづ
いて液位制御を行った場合ハンチング等を生じることの
ない良好な制御結果が得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を説明するフローチャ
ート
【図2】図1で実施例の構成を説明した本発明とは異な
る本発明の一実施例の構成を説明するフローチャート

図3】図1および図2で各実施例の構成を説明した両本
発明のいずれとも異なる本発明の一実施例の構成を説明
するフローチャート
【符号の説明】
1    第1手順 5    第2手順 7    第3手順 9    第4手順 11    第5手順 13    水位決定方法 15    第2手順 17    第3手順 18    第4手順 19    第5手順 20    第6手順 22    水位決定方法 24    第4手順 26    水位決定方法 Da  最大の極大値 Da1  瞬時水位データ Db  最小の極小値 Db1  瞬時水位データ Dc  瞬時水位データ Dd  定義水位データ Dn  瞬時水位データ Do  瞬時水位データ Dy  瞬時水位データ G    時系列データ Lt  水位の決定値

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の時間周期を経過するごとに液位を検
    出して得られる瞬時液位データの所定個数からなりかつ
    新たに前記瞬時液位データが得られるごとに最も古い前
    記瞬時液位データを捨てて得られる一連の時系列データ
    を保持する第1手順と、前記時系列データによって形成
    される経時的折線における最大の極大値Daと最小の極
    小値Dbとを求める演算を行って前記Daと前記Dbと
    の少なくとも一方が存在しない場合に前記時系列データ
    における最も新しい前記瞬時液位データとしてのDnを
    定義液位データDdとする第2手順と、前記第2手順に
    おける前記Daと前記Dbとを求める演算で前記Daと
    前記Dbとが得られた場合に前記DaおよびDbと前記
    Dnとの間に(1)式または(2)式の関係が存在する
    と前記Dnを前記Ddとする第3手順と、  Dn>D
    a────────────────────────
    ───(1)  Dn<Db────────────
    ───────────────(2)前記Daおよび
    Dbと前記Dnとの間に(3)式の関係が成立する場合
    、予め定めた所定値をAとして、(4)式の関係が成立
    しなければ前記Dnを前記Ddとする第4手順と、   Da≧Dn≧Db───────────────
    ─────────(3)  (Da−Db)≧A──
    ─────────────────────(4)前
    記(3)式が成立しかつ前記(4)式が成立する場合、
    前記時系列データのうちの前記Daの次に大きい値を有
    する前記瞬時液位データとしてのDa1と前記時系列デ
    ータのうちの前記Dbの次に小さい値を有する前記瞬時
    液位データとしてのDb1との平均値を前記Ddとする
    第5手順とを備え、前記時間周期を経過するごとに得ら
    れる前記Ddを前記Dnが得られた時刻から前記時間周
    期を経過する間の前記液位の決定値とすることを特徴と
    する液位決定方法。
  2. 【請求項2】所定の時間周期を経過するごとに液位を検
    出して得られる瞬時液位データの所定個数からなりかつ
    新たに前記瞬時液位データが得られるごとに最も古い前
    記瞬時液位データを捨てて得られる一連の時系列データ
    を保持する第1手順と、前記時系列データによって形成
    される経時的折線における最大の極大値Daと最小の極
    小値Dbとを求める演算を行って前記Daと前記Dbと
    が共に存在しない場合に、前記時系列データにおける最
    も新しい前記瞬時液位データとしてのDnを定義液位デ
    ータDdとする第2手順と、前記第2手順における前記
    Daと前記Dbとを求める演算で前記Daと前記Dbと
    のいずれか一方のみが得られた場合に、この得られた前
    記Daまたは前記DbをそれぞれDa0またはDb0と
    して、前記時系列データのうちの前記Da0の次に大き
    い値を有する前記瞬時液位データであるDa1かまたは
    前記時系列データのうちの前記Db0の次に小さい値を
    有する前記瞬時液位データであるDb1としての瞬時液
    位データDcと前記時系列データにおける最も古い前記
    瞬時液位データとしてのDoと前記Dnとの平均値を前
    記Ddとする第3手順と、前記第2手順における前記D
    aと前記Dbとを求める演算で前記Daと前記Dbとが
    得られた場合に、前記Daおよび前記Dbと前記Dnと
    の間に(1)式または(2)式の関係が存在すると前記
    Dnを前記Ddとする第4手順と、   Dn>Da──────────────────
    ─────────(1)  Dn<Db──────
    ─────────────────────(2)前
    記DaおよびDbと前記Dnとの間に(3)式の関係が
    成立する場合、予め定めた所定値をAとして、(4)式
    の関係が成立しなければ前記Dnを前記Ddとする第5
    手順と、   Da≧Dn≧Db───────────────
    ─────────(3)  (Da−Db)≧A──
    ─────────────────────(4)前
    記(3)式が成立しかつ前記(4)式が成立する場合、
    前記Da1と前記Db1との平均値を前記Ddとする第
    6手順とを備え、前記時間周期を経過するごとに得られ
    る前記Ddを前記Dnが得られた時刻から前記時間周期
    を経過する間の前記液位の決定値とすることを特徴とす
    る液位決定方法。
  3. 【請求項3】所定の時間周期を経過するごとに液位を検
    出して得られる瞬時液位データの所定個数からなりかつ
    新たに前記瞬時液位データが得られるごとに最も古い前
    記瞬時液位データを捨てて得られる一連の時系列データ
    を保持する第1手順と、前記時系列データによって形成
    される経時的折線における最大の極大値Daと最小の極
    小値Dbとを求める演算を行って前記Daと前記Dbと
    が共に存在しない場合に、前記時系列データにおける最
    も新しい前記瞬時液位データとしてのDnを定義液位デ
    ータDdとする第2手順と、前記第2手順における前記
    Daと前記Dbとを求める演算で前記Daと前記Dbと
    のいずれか一方のみが得られた場合に、この得られた前
    記Daまたは前記DbをそれぞれDa0またはDb0と
    して、前記時系列データのうちの前記Da0の次に大き
    い値を有する前記瞬時液位データであるDa1かまたは
    前記時系列データのうちの前記Db0の次に小さい値を
    有する前記瞬時液位データであるDb1としての瞬時液
    位データDcと前記時系列データにおける最も古い前記
    瞬時液位データとしてのDoと前記Dnとの平均値を前
    記Ddとする第3手順と、前記第2手順における前記D
    aと前記Dbとを求める演算で前記Daと前記Dbとが
    得られた場合に、前記Daおよび前記Dbと前記Dnと
    の間に(1)式または(2)式の関係が存在すると前記
    Da1と前記Db1と前記Db1と前記Doと前記Dn
    との平均値を前記Ddとする第4手順と、  Dn>D
    a────────────────────────
    ───(1)  Dn<Db────────────
    ───────────────(2)前記Daおよび
    Dbと前記Dnとの間に(3)式の関係が成立する場合
    、予め定めた所定値をAとして、(4)式の関係が成立
    しなければ前記Dnを前記Ddとする第5手順と、   Da≧Dn≧Db───────────────
    ─────────(3)  (Da−Db)≧A──
    ─────────────────────(4)前
    記(3)式が成立しかつ前記(4)式が成立する場合、
    前記Da1と前記Db1との平均値を前記Ddとする第
    6手順とを備え、前記時間周期を経過するごとに得られ
    る前記Ddを前記Dnが得られた時刻から前記時間周期
    を経過する間の前記液位の決定値とすることを特徴とす
    る液位決定方法。
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WO2008038445A1 (fr) * 2006-09-26 2008-04-03 Nissan Diesel Motor Co., Ltd. Dispositif de mesure du niveau d'eau et procédé de mesure du niveau d'eau
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