JPH04285817A - 熱式流量センサ - Google Patents
熱式流量センサInfo
- Publication number
- JPH04285817A JPH04285817A JP3051021A JP5102191A JPH04285817A JP H04285817 A JPH04285817 A JP H04285817A JP 3051021 A JP3051021 A JP 3051021A JP 5102191 A JP5102191 A JP 5102191A JP H04285817 A JPH04285817 A JP H04285817A
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- Japan
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- alumina substrate
- resistor
- temperature measuring
- heating resistor
- measuring resistor
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- Pending
Links
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Landscapes
- Thermistors And Varistors (AREA)
- Measuring Volume Flow (AREA)
- Measuring Temperature Or Quantity Of Heat (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車,家庭電化製品
、及び工業計器などに使用される熱式流量センサに関す
るものである。
、及び工業計器などに使用される熱式流量センサに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来より用いられている熱式流量センサ
としては、図2に示すような発熱抵抗体1と測温抵抗体
2とブリッジ抵抗3,4とからなるセンサブリッジ回路
を構成したものがある。流体中に発熱抵抗体1と測温抵
抗体2を配置し、この発熱抵抗体1を加熱し発熱抵抗体
1から周囲の流体に伝達される熱量の変化を利用して流
速を測定する方式であり、この方式では、測温抵抗体2
により流体の温度を検知し、流体と発熱抵抗体1の温度
差を一定に保つことにより、流体温度の影響を補償する
ことができかつ迅速な応答性を得ることができるもので
ある。また上記温度差を大きく設定することにより、セ
ンサの出力を増大させることも可能となる。
としては、図2に示すような発熱抵抗体1と測温抵抗体
2とブリッジ抵抗3,4とからなるセンサブリッジ回路
を構成したものがある。流体中に発熱抵抗体1と測温抵
抗体2を配置し、この発熱抵抗体1を加熱し発熱抵抗体
1から周囲の流体に伝達される熱量の変化を利用して流
速を測定する方式であり、この方式では、測温抵抗体2
により流体の温度を検知し、流体と発熱抵抗体1の温度
差を一定に保つことにより、流体温度の影響を補償する
ことができかつ迅速な応答性を得ることができるもので
ある。また上記温度差を大きく設定することにより、セ
ンサの出力を増大させることも可能となる。
【0003】この方式を用いた熱式流量センサには、従
来、発熱抵抗体1と測温抵抗体2として白金やタングス
テンなどの抵抗線を用いたものがあるが、抵抗値が小さ
く素子間のバラツキも大きいので発熱温度の制御性や温
度測定の精度が悪くなるのみならず、細線を用いるため
加工が困難で量産性にかけるなどの欠点を有する。一方
、抵抗線の代わりに絶縁基板上にパターン化された金属
薄膜を用いたものは、パターンの微細化により小型化す
ることができ、また一枚の基板内に複数の素子を並べて
作製できるので、量産性に優れバラツキも小さいなど多
くの長所を有している。
来、発熱抵抗体1と測温抵抗体2として白金やタングス
テンなどの抵抗線を用いたものがあるが、抵抗値が小さ
く素子間のバラツキも大きいので発熱温度の制御性や温
度測定の精度が悪くなるのみならず、細線を用いるため
加工が困難で量産性にかけるなどの欠点を有する。一方
、抵抗線の代わりに絶縁基板上にパターン化された金属
薄膜を用いたものは、パターンの微細化により小型化す
ることができ、また一枚の基板内に複数の素子を並べて
作製できるので、量産性に優れバラツキも小さいなど多
くの長所を有している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、精度の良い流
量検知を行うためには測温抵抗体2により流体温度を精
度良く検知しなければならないため、測温抵抗体2は発
熱抵抗体1と熱的に絶縁されている必要があり、別々の
基板に支持された構造にしなければならず、素子寸法が
大きくなる、量産性が悪くなるなどの欠点を有していた
。
量検知を行うためには測温抵抗体2により流体温度を精
度良く検知しなければならないため、測温抵抗体2は発
熱抵抗体1と熱的に絶縁されている必要があり、別々の
基板に支持された構造にしなければならず、素子寸法が
大きくなる、量産性が悪くなるなどの欠点を有していた
。
【0005】本発明は、このような問題点を解決するも
ので、同一基板上に発熱抵抗体と測温抵抗体を熱的に絶
縁し配設することにより、流量検知の精度を低下させず
に、素子の小型化と量産性の向上を図ることを目的とす
るものである。
ので、同一基板上に発熱抵抗体と測温抵抗体を熱的に絶
縁し配設することにより、流量検知の精度を低下させず
に、素子の小型化と量産性の向上を図ることを目的とす
るものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明は、アルミナ基板上の一部にガラスグレーズか
ら成る熱絶縁層を形成し、前記アルミナ基板上に測温抵
抗体を設け、前記熱絶縁層上に発熱抵抗体を設けたもの
である。
に本発明は、アルミナ基板上の一部にガラスグレーズか
ら成る熱絶縁層を形成し、前記アルミナ基板上に測温抵
抗体を設け、前記熱絶縁層上に発熱抵抗体を設けたもの
である。
【0007】
【作用】この構成により、同一基板上に配設した発熱抵
抗体と測温抵抗体とを熱的に絶縁して流量検知の精度低
下させることなく、素子の小型化と量産性の向上を図る
ことができる。
抗体と測温抵抗体とを熱的に絶縁して流量検知の精度低
下させることなく、素子の小型化と量産性の向上を図る
ことができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例の熱式流量センサを
図面を用いて説明する。図1は本実施例の断面図である
。
図面を用いて説明する。図1は本実施例の断面図である
。
【0009】アルミナ基板5上の一部に、ほう珪酸アル
カリ土類系のガラスペーストを印刷し950度で焼成す
ることにより熱絶縁層6を形成する。さらに、真空蒸着
によりNiを着膜し、スパッタエッチングにより、熱絶
縁層6上に発熱抵抗体1、アルミナ基板5上に測温抵抗
体2を形成する。ここで、アルミナ基板5のサイズは2
.0*5.0mmで厚さは0.3mm、熱絶縁層6の厚
さは0.1mm、Niの膜厚は0.5μmである。
カリ土類系のガラスペーストを印刷し950度で焼成す
ることにより熱絶縁層6を形成する。さらに、真空蒸着
によりNiを着膜し、スパッタエッチングにより、熱絶
縁層6上に発熱抵抗体1、アルミナ基板5上に測温抵抗
体2を形成する。ここで、アルミナ基板5のサイズは2
.0*5.0mmで厚さは0.3mm、熱絶縁層6の厚
さは0.1mm、Niの膜厚は0.5μmである。
【0010】センサ素子は図1のようにアルミナ基板5
の一端に発熱抵抗体1、他端に測温抵抗体2が配置され
た構造となる。
の一端に発熱抵抗体1、他端に測温抵抗体2が配置され
た構造となる。
【0011】発熱抵抗体と測温抵抗体を別基板上に形成
していた従来と比較すると、本実施例では、同一基板上
に形成したため、素子面積として2/3以下、製造工数
として、1/2以下になり素子の小型化と生産性の向上
を図ることができる。
していた従来と比較すると、本実施例では、同一基板上
に形成したため、素子面積として2/3以下、製造工数
として、1/2以下になり素子の小型化と生産性の向上
を図ることができる。
【0012】さらに、本実施例の流量センサを流体中に
おき流量を測定したところ、従来と同程度の測定精度を
得ることができた。
おき流量を測定したところ、従来と同程度の測定精度を
得ることができた。
【0013】なお、感温薄膜材料としては、Ni以外に
Ni合金やPtを用いても良い。
Ni合金やPtを用いても良い。
【0014】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、アルミナ
基板上の一部にガラスグレーズから成る熱絶縁層を形成
し、前記アルミナ基板上に測温抵抗体を設け、熱絶縁層
上に発熱抵抗体を設けることにより、発熱抵抗体と測温
抵抗体を熱的に絶縁し、流量検知の精度を低下させるこ
となく、素子の小型化と量産性の向上ができるという効
果が得られる。
基板上の一部にガラスグレーズから成る熱絶縁層を形成
し、前記アルミナ基板上に測温抵抗体を設け、熱絶縁層
上に発熱抵抗体を設けることにより、発熱抵抗体と測温
抵抗体を熱的に絶縁し、流量検知の精度を低下させるこ
となく、素子の小型化と量産性の向上ができるという効
果が得られる。
【図1】本発明の一実施例による熱式流量センサの断面
図
図
【図2】熱式流量センサのブリッジ回路図
1 発熱抵抗体
2 測温抵抗体
5 アルミナ基板
6 熱絶縁層
Claims (1)
- 【請求項1】アルミナ基板上の一部にガラスグレーズか
ら成る熱絶縁層を形成し、前記アルミナ基板上に測温抵
抗体を設け、前記熱絶縁層上に発熱抵抗体を設けたこと
を特徴とする熱式流量センサ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3051021A JPH04285817A (ja) | 1991-03-15 | 1991-03-15 | 熱式流量センサ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3051021A JPH04285817A (ja) | 1991-03-15 | 1991-03-15 | 熱式流量センサ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04285817A true JPH04285817A (ja) | 1992-10-09 |
Family
ID=12875144
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3051021A Pending JPH04285817A (ja) | 1991-03-15 | 1991-03-15 | 熱式流量センサ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04285817A (ja) |
-
1991
- 1991-03-15 JP JP3051021A patent/JPH04285817A/ja active Pending
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