JPH04284938A - ジョイントロッドの製造方法 - Google Patents

ジョイントロッドの製造方法

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JPH04284938A
JPH04284938A JP7229991A JP7229991A JPH04284938A JP H04284938 A JPH04284938 A JP H04284938A JP 7229991 A JP7229991 A JP 7229991A JP 7229991 A JP7229991 A JP 7229991A JP H04284938 A JPH04284938 A JP H04284938A
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JP
Japan
Prior art keywords
joint
flat plate
rod
outer edge
reinforcing material
Prior art date
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Pending
Application number
JP7229991A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirohiko Sekiguchi
宏彦 関口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ARITAKA PRESS KOGYO KK
Original Assignee
ARITAKA PRESS KOGYO KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両や各種装置等の構
成部品となるジョイントロッドの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、車両の構成部品たるテンションロ
ッド等の、ロッド部の一端あるいは両端にジョイント部
を有するジョイントロッドの製造方法は、中が詰まった
状態の金属棒材の一端あるいは両端を鍛造によって、応
力等に対応しうるような所定の厚みをもつ平板部を形成
した後、該平板部にジョイント孔を穿設してジョイント
部を設けるというものであった。そして、ロッド部は、
前記のごとく中が詰まった状態の金属棒材で構成される
ことになる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述のようにして製造
したテンションロッド等は、前記ロッド部が重いので全
体的にも重くなってしまい、これを車両等の構成部品に
すると、該車両等の軽量化を阻害するという問題点をも
っていた。
【0004】そこで、ロッド部がパイプ材であっても充
分な強度があることに注目して、軽量化のために該金属
棒材に代えて金属製パイプ材を用いて前述の場合と同様
に製造する方法が考えられる。しかし、このようにパイ
プ材に従来の製造方法で加工を行った場合、該パイプ材
が中空状であるから成型対象となるパイプ材端部の金属
の容積が少なく、ジョイント部の肉厚を、要求される強
度が出るほどには厚くしえない。つまり、該ジョイント
部の肉厚が充分でないから、応力たる曲げに対する強度
や透孔の周囲部分の引張に対する強度が低いものになっ
てしまうのである。周知のように、前述の車両のテンシ
ョンロッドには大きな応力がかかるので、このような製
造方法によるものは使用に耐えられず実用的でないとい
う問題点があった。そして、該車両産業を始めとして各
種産業界では、軽量で、かつ大きな応力等がかかっても
耐えうるようなジョイントロッドの製造方法の出現が要
望されていた。
【0005】本発明は、前記問題点を解決するとともに
、軽量な金属製パイプ材を用いて、充分な強度をもった
ジョイントロッドの製造方法を実現することを課題とし
、また、該課題を解決したジョイントロッドの製造方法
を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題の解
決及び目的の達成のために、例えば、図2及び図3のよ
うに、金属製パイプ材端部1に所定長の金属製補強材3
を挿入した後、図4のように、前記端部1に対して鍛造
による成型を施して、前記補強材3の挿入方向前後端を
残した中間部分に平板部6を形成するとともに、該平板
部6とロッド部8間に、平板部6に向かって傾斜するよ
うに斜状の段部7を形成し、また該平板部6の外端縁外
側部分に、少なくとも前記平板部6の肉厚より厚く、か
つ前記平板部6に向けて徐々に薄くなる斜状の外縁8を
形成し、続いて図5のように、前記平板部6にジョイン
ト孔9を穿設する。
【0007】
【作用】前記のようにして製造されたジョイントロッド
は、ロッド部5がパイプ材で構成されるから全体的に軽
量である。また、ジョイント部4にあっては、前記ジョ
イント孔9が形成された平板部6と斜状の段部7及び斜
状の外縁8によってジョイント部4が構成されているの
で、段部7及び外縁8の内側に存置した補強板3aの楔
部3b,3cが、それぞれ変形したパイプ段部上下面1
b,1b及びパイプ外縁上下面1c,1cに嵌合した状
態になり分離することがなく、かつジョイント部4は金
属棒材を用いて製造した従来のものと同等の肉厚をもた
せることが可能であって、引張り強度、押し強度及び応
力に対する強度が優れている。
【0008】
【実施例】以下に、本発明をテンションロッドに適用し
た好適な実施例を添付図面に基いて詳細に説明する。こ
こにおいて、図1は完成されたテンションロッドの部分
斜視図、図2乃至図4は本実施例の製造工程の縦断した
状態の部分図、図5は同じく最終製造工程を終えたもの
を部分的に縦断して示す部分図である。
【0009】先ず本実施例によるテンションロッドの製
造工程を説明する。なお、前記添付図面にあっては、そ
れぞれ部分図でありテンションロッドの他端側が示され
ていないが、このテンションロッドはその両端にジョイ
ント部が形成されるものである。そして、下記の加工工
程では便宜上一方のジョイント部の製造についてのみ記
載するものとする。
【0010】(工程1)図2及び図3に示すように、中
空で断面円形の真っ直ぐな金属製パイプ材の端部1に、
周面に複数の溝条2・・・が形成された、ジョイント部
4の長さに見合った所定長で、前記パイプ材と同種類の
金属を用いた丸棒状金属製補強材3を挿入する。
【0011】なお、前記ジョイント部4を除いたパイプ
材部分が後述するロッド部5となるものである。
【0012】(工程2)図4に示すように、上述のよう
に補強材3を挿入した前記パイプ材端部1に、鍛造によ
る成型加工を施して、補強材3の挿入方向前後端を残し
た中間部分に平板部6を形成する。また該成型時に、前
記補強材3の挿入方向後端に対応する部分(成型後にあ
ってはジョイント部4のロッド部5に接する部分)には
、前記ロッド部5から平板部6に向けて徐々に薄くなる
斜状の段部7を形成し、かつ同じく補強材3の挿入方向
前端に対応する部分(成型後にあっては平板部6先端縁
の外側に位置する部分)には、前記平板部6に向けて徐
々に薄くなる傾斜状の外縁8を形成する。なお、この外
縁8の成型加工にあって、該外縁8端が平板部6より若
干厚くなるようにする。
【0013】前記ジョイント部4は、この平板部6、段
部7及び外縁8によって構成されるものである。
【0014】このようにして形成された前記平板部6は
、端部1が成型によって押し潰された上下のパイプ平坦
部1a,1aの内側に、さらに前記補強材3が押し潰さ
れて板状になった補強板平坦部3aが重なって密着した
状態になっている。そして、前記パイプ平坦部1a,1
a内面には、前記補強材3の溝条2・・・が幅方向に伸
びた状態に変形した、前記補強板平坦部3aの溝条2a
・・・内に食い込んで嵌合した突条が形成されている。 さらに、前記段部7にあっては、前記端部1が押し潰さ
れた第一パイプ斜状部1b,1bの内側で、前記補強材
3から楔状に変形した第一楔部3bが重なって密着した
状態になっている。加えて、前記外縁8にあっては、前
記端部1が押し潰されて形成された第二パイプ斜状部1
c,1cの内側で、前記補強材3から楔状に変形した第
二楔部3cが重なって密着した状態になっている。
【0015】(工程3)図5に示すように、前記平板部
6に連結用のビス等を挿入させるためのジョイント孔9
を穿設する。
【0016】このようにして、金属製パイプ材に金属製
補強材3を組み込んだ頑強なジョイント部4と、金属製
パイプ材からなるロッド部5とを有するジョイントロッ
ドが完成する。
【0017】前記実施例により製造されたジョイントロ
ッドは、ジョイント部4の肉厚を厚く形成できるので、
テンションロッドとして必要な、引張強度、押し強度及
び応力に対する強度を適宜もたせることが可能である。 そして、ジョイント部4に、前述のような平板部6と段
部7と外縁8を形成したので、段部7及び外縁8の内側
に存置した補強板3aの楔部3b,3cが、それぞれ変
形したパイプ段部上下面1b,1b及びパイプ外縁上下
面1c,1cに嵌合した状態になり、パイプ材から成型
された部分に補強材3から成型された部分が前後方向へ
ずれ込んだり、逆に外側に脱落するという現象を効果的
に防いでいる。さらに、前記溝条2aと突条が嵌合する
ことによっても、前記ずれ込み等の現象を防止する効果
が高まるという利点がある。
【0018】なお、本発明は前記実施例に何ら限定され
るものではなく、例えば、テンションロッドだけでなく
、他の各種装置の構成部品であるジョイントロッドに適
用することが可能である。また、ロッドは真っ直ぐなも
のではなくシートベルトのアンカー等のように折曲した
ものであってもよい。さらに、前記実施例ではジョイン
ト孔9が一つであるがジョイントロッドの種類によって
は二つにしてもよい。加えて、前記段部7あるいは外縁
8が斜状に形成されているが、直角な段部あるいは外縁
にしてもよいとともに、補強材3には溝条2・・・を設
けなくてもよい。
【0019】
【効果】以上のように、本発明によって製造されたジョ
イントロッドは、ロッド部がパイプ材であるから全体的
に軽量であるとともに、補強材で金属の容量を増加させ
て、ジョイントロッドとして必要な強度を得るに充分な
肉厚をもたすことができるだけでなく、ジョイント部は
パイプ材と補強材が一体的に堅固に固定されており、さ
らに製造も簡単であるという効果を有する。
【0020】
【図面の簡単な説明】
【図1】完成されたテンションロッドの部分斜視図であ
る。
【図2】製造工程における、パイプ材に補強材を挿入す
る前の状態を示す縦断部分図である。
【図3】製造工程における、パイプ材に補強材を挿入し
た後の状態を示す縦断部分図である。
【図4】製造工程における、鍛造加工を施した後の状態
を示す縦断部分図である。
【図5】最終製造工程を終えたものを部分的に縦断して
示す部分図である。
【符号の説明】
1  パイプ材 3  補強材 4  ジョイント部 5  ロッド部 6  平板部 7  段部 8  外縁 9  ジョイント孔

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  金属製パイプ材端部に所定長の金属製
    補強材を挿入した後、前記端部に対して鍛造による成型
    を施して、前記補強材の挿入方向前後端を残した中間部
    分に平板部を形成するとともに、前記補強材の挿入方向
    前端部分に少なくとも前記平板部の肉厚より厚い外縁を
    形成し、続いて前記平板部にジョイント孔を穿設するこ
    とを特徴とするジョイントロッドの製造方法。
JP7229991A 1991-03-12 1991-03-12 ジョイントロッドの製造方法 Pending JPH04284938A (ja)

Priority Applications (1)

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JP7229991A JPH04284938A (ja) 1991-03-12 1991-03-12 ジョイントロッドの製造方法

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JPH04284938A true JPH04284938A (ja) 1992-10-09

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