JPH04284341A - 偏向電磁石 - Google Patents
偏向電磁石Info
- Publication number
- JPH04284341A JPH04284341A JP3047149A JP4714991A JPH04284341A JP H04284341 A JPH04284341 A JP H04284341A JP 3047149 A JP3047149 A JP 3047149A JP 4714991 A JP4714991 A JP 4714991A JP H04284341 A JPH04284341 A JP H04284341A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic pole
- thin iron
- iron sheets
- pole end
- end surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 50
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 claims abstract description 23
- 238000005452 bending Methods 0.000 claims description 16
- 230000000694 effects Effects 0.000 abstract description 3
- 238000003754 machining Methods 0.000 abstract description 3
- 230000002411 adverse Effects 0.000 abstract description 2
- 238000010030 laminating Methods 0.000 abstract 3
- 239000002245 particle Substances 0.000 description 3
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 description 1
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 1
- 239000000696 magnetic material Substances 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Particle Accelerators (AREA)
- Electromagnets (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
［発明の目的］
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、特に粒子加速器のビー
ム軌道を偏向するために用いる偏向電磁石に関する。
ム軌道を偏向するために用いる偏向電磁石に関する。
【０００２】
【従来の技術】粒子加速器では荷電粒子のビームを計画
された軌道に導くために偏向電磁石を用いる。この偏向
電磁石を使用する場合、直流で励磁して使用する場合と
交流又はパルス電流で使用する場合がある。直流で使用
する場合は、電磁石の鉄心は一体の鉄材を機械加工して
製作していて問題はなかった。しかし、交流又はパルス
電流で使用する場合、鉄心は渦電流による磁極部磁界変
化の追従性への影響を無くすため、絶縁コーティングさ
れた薄鉄板を積層している。
された軌道に導くために偏向電磁石を用いる。この偏向
電磁石を使用する場合、直流で励磁して使用する場合と
交流又はパルス電流で使用する場合がある。直流で使用
する場合は、電磁石の鉄心は一体の鉄材を機械加工して
製作していて問題はなかった。しかし、交流又はパルス
電流で使用する場合、鉄心は渦電流による磁極部磁界変
化の追従性への影響を無くすため、絶縁コーティングさ
れた薄鉄板を積層している。
【０００３】一般に、積層鉄心は図４に示すように矩形
（ｒｅｃｔａｎｇｕｌａｒ）型と呼ばれる方式で製作さ
れる。この方式だと薄鉄板４を密に積み重ねられる。し
かし、ビーム軌道１に対する入口、出口の磁極端面２，
３が直角にならず、エッジフォーカス（ｅｄｇｅ ｆ
ｏｃｕｓ）の効果により磁場の四極成分がでて好ましく
ない。
（ｒｅｃｔａｎｇｕｌａｒ）型と呼ばれる方式で製作さ
れる。この方式だと薄鉄板４を密に積み重ねられる。し
かし、ビーム軌道１に対する入口、出口の磁極端面２，
３が直角にならず、エッジフォーカス（ｅｄｇｅ ｆ
ｏｃｕｓ）の効果により磁場の四極成分がでて好ましく
ない。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】そこで、図５に示すよ
うにビームに対する入口、出口の磁極端面を直角にし、
セクター（ｓｅｃｔｏｒ）型と呼ばれる方式にすると鉄
心は扇形となる。しかしながら、同じ厚さの薄鉄板４を
重ねて扇形の鉄心を作ると、周辺部に隙間５ができて、
均一な磁場が作れなくなるという問題がある。
うにビームに対する入口、出口の磁極端面を直角にし、
セクター（ｓｅｃｔｏｒ）型と呼ばれる方式にすると鉄
心は扇形となる。しかしながら、同じ厚さの薄鉄板４を
重ねて扇形の鉄心を作ると、周辺部に隙間５ができて、
均一な磁場が作れなくなるという問題がある。
【０００５】本発明は上記問題を解決するためになされ
たもので、その目的は薄鉄板を積層した積層鉄心をもつ
偏向電磁石において、薄鉄板間に隙間を生じることなく
、かつエッジフォーカスの少ない扇形磁極の偏向電磁石
を提供することにある。 ［発明の構成］
たもので、その目的は薄鉄板を積層した積層鉄心をもつ
偏向電磁石において、薄鉄板間に隙間を生じることなく
、かつエッジフォーカスの少ない扇形磁極の偏向電磁石
を提供することにある。 ［発明の構成］
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は薄鉄板を平行に密に積み重ねた積層鉄心か
らなる偏向電磁石において、ビーム軌道に対して前記偏
向電磁石の磁極部端面が直角になるように当該偏向電磁
石の磁極部端面部分の薄鉄板を配置したことを特徴とす
るものである。
に、本発明は薄鉄板を平行に密に積み重ねた積層鉄心か
らなる偏向電磁石において、ビーム軌道に対して前記偏
向電磁石の磁極部端面が直角になるように当該偏向電磁
石の磁極部端面部分の薄鉄板を配置したことを特徴とす
るものである。
【０００７】
【作用】本発明の偏向電磁石はビーム軌道に対して偏向
電磁石の磁極部端面が直角になっているためエッジフォ
ーカスが少なくなる。
電磁石の磁極部端面が直角になっているためエッジフォ
ーカスが少なくなる。
【０００８】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
する。
【０００９】図１は本発明の一実施例の斜視図、図２は
図１のＩ−Ｉ線に沿う断面図である。これらの図に示す
ように、薄鉄板１２を平行に密に積み重ねた後、磁極１
３のビーム出入口の磁極端部１５、１６がビーム軌道に
対して直角になるように切り欠いている。この欠きは同
じ板を積み重ねた後に、機械加工で切り取るか又は薄鉄
板を加工してから積み重ねるかのいずれの方法によって
もよい。１１はコイル、１４はリターンヨーク、１７は
側板、１８は上板である。
図１のＩ−Ｉ線に沿う断面図である。これらの図に示す
ように、薄鉄板１２を平行に密に積み重ねた後、磁極１
３のビーム出入口の磁極端部１５、１６がビーム軌道に
対して直角になるように切り欠いている。この欠きは同
じ板を積み重ねた後に、機械加工で切り取るか又は薄鉄
板を加工してから積み重ねるかのいずれの方法によって
もよい。１１はコイル、１４はリターンヨーク、１７は
側板、１８は上板である。
【００１０】本実施例の偏向電磁石は上記のごとく構成
されているので、磁極部端面の短い薄鉄板もリターンヨ
ーク１４側と繋がっているため構造的にも強く、さらに
薄板が密に積み重なっているため磁性体の占積率が高く
渦電流による悪影響とうけず、磁場特性がよくなる。ま
たビームに対して磁極部端面が直角になっているので、
エッジフォーカスが少なく、四極成分の補正を特に考慮
する必要がない。
されているので、磁極部端面の短い薄鉄板もリターンヨ
ーク１４側と繋がっているため構造的にも強く、さらに
薄板が密に積み重なっているため磁性体の占積率が高く
渦電流による悪影響とうけず、磁場特性がよくなる。ま
たビームに対して磁極部端面が直角になっているので、
エッジフォーカスが少なく、四極成分の補正を特に考慮
する必要がない。
【００１１】図３は本発明の他の実施例の断面図である
。薄鉄板２２を平行に密に積み重ねた後、磁極２３のビ
ーム出入口の磁極部端面２５、２６がビーム軌道に対し
て直角になるように薄鉄板を積み重ねた三角柱状のもの
を取付ける。２１はコイル、２４はリターンヨークであ
る。
。薄鉄板２２を平行に密に積み重ねた後、磁極２３のビ
ーム出入口の磁極部端面２５、２６がビーム軌道に対し
て直角になるように薄鉄板を積み重ねた三角柱状のもの
を取付ける。２１はコイル、２４はリターンヨークであ
る。
【００１２】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
製作が容易で構造的にも強く、エッジフォーカスが少な
い、しかも磁場特性のよい偏向電磁石を提供できる。
製作が容易で構造的にも強く、エッジフォーカスが少な
い、しかも磁場特性のよい偏向電磁石を提供できる。
【図１】本発明の一実施例の斜視図。
【図２】図１のＩ−Ｉ線に沿う断面図。
【図３】本発明の他の実施例の断面図。
【図４】従来の偏向電磁石の断面図。
【図５】従来の他の偏向電磁石の断面図。
１…ビーム軌道、２…入口磁極端面、３…出口磁極端面
、４…薄鉄板、５…隙間、１１，２１…コイル、１２，
２２…薄鉄板、１３，２３…磁極、１４，２４…リター
ンヨーク、１５，１６，２５，２６…磁極端部、１７…
側板、１８…上板、１９…端板。
、４…薄鉄板、５…隙間、１１，２１…コイル、１２，
２２…薄鉄板、１３，２３…磁極、１４，２４…リター
ンヨーク、１５，１６，２５，２６…磁極端部、１７…
側板、１８…上板、１９…端板。
Claims (1)
- 【請求項１】 薄鉄板を平行に密に積み重ねた積層鉄
心からなる偏向電磁石において、ビーム軌道に対して前
記偏向電磁石の磁極部端面が直角になるように当該偏向
電磁石の磁極部端面部分の薄鉄板を配置したことを特徴
とする偏向電磁石。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3047149A JPH04284341A (ja) | 1991-03-13 | 1991-03-13 | 偏向電磁石 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3047149A JPH04284341A (ja) | 1991-03-13 | 1991-03-13 | 偏向電磁石 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04284341A true JPH04284341A (ja) | 1992-10-08 |
Family
ID=12767044
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3047149A Pending JPH04284341A (ja) | 1991-03-13 | 1991-03-13 | 偏向電磁石 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04284341A (ja) |
-
1991
- 1991-03-13 JP JP3047149A patent/JPH04284341A/ja active Pending
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