JPH04283714A - 内視鏡挿入補助具 - Google Patents

内視鏡挿入補助具

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JPH04283714A
JPH04283714A JP4705091A JP4705091A JPH04283714A JP H04283714 A JPH04283714 A JP H04283714A JP 4705091 A JP4705091 A JP 4705091A JP 4705091 A JP4705091 A JP 4705091A JP H04283714 A JPH04283714 A JP H04283714A
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Nobuyuki Motoki
伸幸 本木
Katsunori Sakiyama
勝則 崎山
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被挿入部位内へ挿入し
た内視鏡挿入部の抜去を容易とするように改良した内視
鏡挿入補助具に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ボイラー・タービン・化学プラン
ト等の管孔内に細長の挿入部を挿入して、内部の傷や腐
蝕等の観察、あるいは検査等をする場合、工業用内視鏡
が広く利用されている。
【0003】一般に、工業用内視鏡においては、その使
用する目的部位の大きさも著しく異なり、挿入部先端の
外径に比べて管孔など被挿入部位内で大きくふらつき観
察方向が正確に定まらない。また、挿入部先端の外径に
比べて被挿入部位の径が大きく異なる状況では、挿入部
先端が被挿入部位の下側に片寄り、被挿入部位の底壁部
分しか観察できないという不都合があった。そこで、特
開昭63−117350号公報には、図18に示すよう
に、内視鏡挿入部60の内径部に接触する前方接触部材
61及び後方接触部材62を備え、両接触部材間61,
62は、屈曲可能な連結具63で接続した内視鏡挿入補
助具64が知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
内視鏡挿入補助具64を挿入部60へ取り付けた内視鏡
を管路65へ挿入して、曲管部65Aを通過しても、抜
去の際に内視鏡挿入補助具64が曲管部65Aの付近で
引っ掛かってしまい(図18点線で示す様に)、抜去が
不可能となってしまうことがあった。つまり、抜去のた
めに内視鏡挿入補助具64を手元側へ引くと、挿入部6
0は管路65の最短距離を通るので、曲管部65Aで図
18に示すように、曲率半径の小さい側の管壁に沿う。 挿入部60に引かれて曲管部65Aに導かれた内視鏡挿
入補助具64は、挿入部60の動きに従い挿入部60と
曲管部65A内壁との接触点Cへ向かおうとする。しか
し、挿入部60の外径よりも、後方支持部材62の外径
の方が大きいことから抜去が進につれて、後方支持部材
62は図中B点を支点に矢印Dの方向に回動してしまう
。さらに、連結具63に連結されている前方支持部材6
1は、図中A点で管路65内壁に接触してしまう。従っ
て、内視鏡挿入部を牽引する程、前方支持部材61及び
後方支持部材62と、管路65内壁との間に生じる摩擦
抵抗は大きくなり、最後には動かなくなってしまう。
【0005】また、抜去不可能となった状態で、さらに
作業者が抜去を試み、挿入部を強く引いたりすると、内
視鏡挿入補助具64自体や内視鏡の挿入部60外部、あ
るいは、挿入部60の内設物(例えばライトガイド等)
に無理な力がかかり破損してしまうことがあった。さら
に、無理な力で引き抜こうとすると、内視鏡挿入補助具
64が挿入部60から脱落してしまい、被挿入部位から
回収不能となることもあった。
【0006】前述した様に、従来の内視鏡挿入補助具は
、抜去時における不具合があり、改良する余地がある。
【0007】本発明は、前記事情に鑑みてなされたもの
で、被挿入部位内に曲管部があっても抜去を容易かつス
ムーズに行えると共に、抜去時に被挿入部位内、内視鏡
、及び該内視鏡挿入補助具が破損しない内視鏡挿入補助
具を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の内視鏡挿入補助
具は、被挿入部位へ挿入する内視鏡挿入部に、着脱自在
に装着可能な内視鏡挿入補助具であって、前記被挿入部
位の内径部に接触する接触部を有すると共に、軸方向に
内視鏡挿入部を挿通する挿通孔を設けて、軸方向前後に
配置された複数の支持部材と、前記複数の支持部材をそ
れぞれ連結し、かつ屈曲可能であると共に、前記支持部
材の挿通孔と連通する軸方向の連通孔を有している連結
具と、前記被挿入部位から内視鏡挿入部を抜去する場合
、前記内視鏡挿入部に装着した当該内視鏡挿入補助具を
牽引するための牽引ワイヤと、前記牽引ワイヤを保持す
ると共に、前記内視鏡挿入部の周方向に回動可能に設け
た保持手段とを備え、前記保持手段は、前記複数の支持
部材のうち前方側の支持部材、あるいは前記連結具に設
けた保持部材のいずれか一方である。
【0009】
【作用】この構成で、内視鏡挿入補助具を装着した内視
鏡挿入部を被挿入部位へ挿入した状態から、内視鏡挿入
部を抜去する場合、保持手段に保持された牽引ワイヤを
牽引すると、保持手段が牽引ワイヤと共に内視鏡挿入部
の周方向に回動し、さらに牽引ワイヤを牽引して、内視
鏡挿入補助具が装着された内視鏡挿入部を被挿入部位か
ら抜去する。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図1ないし図13は本発明の第1実施例に係り、
図1は内視鏡挿入補助具の断面図、図2は図1のF部拡
大図、図3は内視鏡挿入補助具の抜去動作を示す説明図
、図4は内視鏡挿入補助具の抜去動作を示す説明図、図
5は内視鏡の全体構成図、図6は内視鏡の先端部の断面
図、図7は図6に示す先端部の正面図、図8はレーザ装
置のコネクタ及びレーザ光源等の内部を示す断面図、図
9はモニタ上でのレーザスポットとリング状レーザ投影
輝線との一致を示す説明図、図10は図8のG−G線断
面図、図11は内視鏡システムの一部を示すブロック図
、図12は内視鏡先端部から出射される円錐リング状レ
ーザの照射状態を示す説明図、図13は内視鏡システム
における測長計算などのフローチャートである。
【0011】第5図に示すように、内視鏡31は、細長
で可撓性を有する挿入部32と、この挿入部32の後端
に連設された太径の操作部33とを備えている。前記操
作部33からは、側方に可撓性のユニバーサルコード3
4が延設され、このユニバーサルコード34の端部にコ
ネクタ35が設けられている。このコネクタ35は、光
源装置36に接続されるようになっている。前記コネク
タ35からは、スポット用ファイバケーブル37及び円
錐レーザ用ファイバケーブル38が延出され、このスポ
ット用ファイバケーブル37の端部にコネクタ39が設
けらている一方、円錐レーザ用ファイバケーブル38の
端部にコネクタ40が設けられている。このコネクタ3
9,40は、レーザ装置41に接続されるようになって
いる。また、前記コネクタ35からは、CCUケーブル
42が延設され、このCCUケーブル42の端部に設け
られたコネクタ43を介して、カメラコントロールユニ
ット(以下CCUと略記する)44が接続されている。 このCCU44には、コンピュータ45、モニタ46等
が接続されるようになっている。
【0012】前記挿入部32は、操作部33側から順に
、可撓性を有する可撓管32a、湾曲可能な湾曲部32
b、硬性の先端部32cからなる。
【0013】第6図及び図7に示すように、前記先端部
32cは先端構成部材66を有し、この先端構成部材6
6には、光源装置36から供給される照明光を被検体へ
照射する2つの照明レンズ67,67と、被検体の光学
像を結像する対物レンズ68aなど複数のレンズからな
る等対物光学系68と、対物光学系68が結像した光学
像をイメージエリア(結像面)に入射し、電気信号に変
換して出力するCCD等の固体撮像素子69と、レーザ
装置41から供給されるレーザ光をレーザスポットとし
て被検体へ投影するためのレーザスポット投影部70と
、レーザ装置41から供給されるレーザ光をリング状の
円錐レーザ光として被検体へ照射する円錐レーザ照射部
71とを設けている。尚、対物光学系68、レーザスポ
ット投影部70、及び円錐レーザ照射部71の各光軸は
、先端構成部材66の先端面の(図7中)上下方向の中
心線上に位置するように配設されている。また、照明レ
ンズ67,67は、前記上下方向の中心線の両側に対象
に配設されている。
【0014】前記照明レンズ67,67の内側には、そ
れぞれファイババンドルよりなる図示しないライトガイ
ドが連設されている。このライトガイドは、それぞれ挿
入部32、操作部33及びユニバーサルコード34内を
挿通されてコネクタ35に接続されている。そして、こ
のライトガイドの入射端に、前記光源装置36内の図示
しない光源ランプから出射される照明光が入射するよう
になっている。
【0015】前記レーザスポット投影部70は、レーザ
装置41から供給されるのレーザ光を伝達するスポット
用光ファイバ72と、このスポット用光ファイバ72を
支持するスペーサ73及び口金74と、スポット用光フ
ァイバ72のレーザ光をほぼ平行光に変換して被検体へ
投影するスポット用レンズ75とを備えている。このレ
ーザスポット投影部70は、先端構成部材66の先端面
に対して(図7中)斜上方向に配設されている。スポッ
ト用光ファイバ72は、先端構成部材66の先端部側で
屈曲して軸方向と平行になり、挿入部32、操作部33
、ユニバーサルコード34、コネクタ35内を挿通され
、さらに図8に示すように、スポット用ファイバケーブ
ル37及びコネクタ39内を挿通されている。このスポ
ット用光ファイバ72の入射端面側には、スポット用半
導体レーザ光源78を配設し、半導体レーザ光源78が
出射するレーザ光を入射するようになっている。
【0016】また、前記円錐レーザ照射部71は、レー
ザ装置4から供給されるレーザ光を伝達して被検体へ出
射する円錐レーザ用光ファイバ76と、この円錐レーザ
用光ファイバ76を支持する口金77とを備えている。 この円錐レーザ用光ファイバ76は、挿入部32、操作
部33、ユニバーサルコード34、コネクタ35内を挿
通され、さらに図8に示すように、円錐レーザ用ファイ
バケーブル38及びコネクタ40内を挿通されている。 この円錐レーザ用光ファイバ76の入射端面側には、こ
の入射端面へ所望の角度で、円錐用半導体レーザ光源7
9が出射するレーザ光を入射するように、入射角度を可
変するレーザ入射角度可変機構80が配設されている。
【0017】前記レーザ入射角度可変機構80は、円錐
レーザ用光ファイバ76の入射端面を通ると共に、円錐
レーザ用光ファイバ76の光軸Kと直交する軸中心Jを
有するシャフト81と、前記コンピュータ45によって
回動角度が制御されるステッピングモータ82と、この
ステッピングモータ82の軸に固着されて回動する第1
のギア83と、この第1のギア83と噛合して回動する
ほぼ扇型の第2のギア84と、この第2のギア84を載
置かつ固定して、前記シャフト81を中心に回動自在に
軸着された支持プレート85とを備えている。前記シャ
フト81は、レーザ装置41の本体41aへ固着してい
る。さらに、シャフト81は、支持プレート85の軸着
部を挟み込むボス81aを固着している。第2のギア8
4は、その端面の側部側に前記円錐用半導体レーザ光源
79を載置・固定している。そして、円錐用半導体レー
ザ光源79が出射するレーザ光は、ステッピングモータ
82の回動角度に応じて、円錐レーザ用光ファイバ76
の入射端面へ入射する入射角度γが変化するようになっ
ている。尚、入射角度γは、円錐レーザ用光ファイバ7
6の光軸Kと、半導体レーザ光源79の光軸Lとのなす
角度である。
【0018】固体撮像素子69は、信号線69aが接続
され、この信号線69aは、挿入部32、操作部33、
ユニバーサルコード34、コネクタ35及びCCUケー
ブル42内を挿通されてコネクタ42aに接続されてい
る。そして、前記固体撮像素子69は、前記コネクタ4
2aを介して接続されるCCU44によって駆動される
ようになっている。また、図11に示すように、このC
CU44は、前記信号線69を介して固体撮像素子69
が出力する電気信号を2値化し、画像データとして前記
コンピュータ45へ出力するようになっている。コンピ
ュータ45は、CCU44が出力する画像データを格納
するフレームメモリ45aと、フレームメモリ45aが
格納した画像データに種々の処理を施すと共に、処理を
行った画像データをフレームメモリ45aを介してモニ
タ46へ出力するCPU45bとを備えて、モニタ46
は、フレームメモリ45aからの画像データを表示する
ようになっている。さらに、コンピュータ45は、前記
CPU45bの角度指示に応じて、前記ステッピングモ
ータ82を駆動して所望の角度で回動させるステッピン
グモータ駆動回路45cを有している。
【0019】図5ないし図8、図10、及び図11に示
す内視鏡のシステムの構成において、円錐レーザ用光フ
ァイバ76へ入射したレーザ光は、内視鏡先端部32c
側の円錐レーザ用光ファイバ76出射端から、図6及び
図12に示すように、光軸中心点Oを頂点として、角度
2γで広がるリング状の円錐レーザ光となって被検体へ
照射される。
【0020】一方、図6に示すように、スポット用光フ
ァイバ72の入射端には、半導体レーザ光源78が出射
するレーザ光が垂直に入射する。そして、この入射レー
ザ光は、スポット用光ファイバ72の出射端から出射さ
れ、この出射レーザ光と先端構成部材66の先端面との
なす角度をαとする。ここで、スポット用光ファイバ7
2の出射端側の光軸の延長線は、円錐レーザ用光ファイ
バ76が出射するレーザ光の円錐面と交差するが、その
交点のうち先端構成部材66から遠い方の交点を以下、
P点と称する。そして、この交点Pを含み、かつ先端構
成部材66の先端面と平行に被検体面87が位置してい
るものとする。
【0021】図13に示すフローチャートは、この内視
鏡システムにおいて、被検体までの距離、及びモニタ4
6上の観察倍率を求めるための動作を示すものである。 前述した状態を前提に、このフローチャートに従えば、
ステップS1で、CCU44は、固体撮像素子69が出
力する電気信号を2値化し、フレームメモリ45aが画
像データとして格納する。モニタ46は、CPU45b
の指示を基に、画像データを表示する。このとき、図9
に示すモニタ46の画面46aには、被検体面87に投
影されたリング状レーザの投影輝線90及びレーザスポ
ット91が表示されるが、ステップS2で、CPU45
bは、得られる画像データを基に、リング状レーザの投
影輝線90及びレーザスポット91の位置(または座標
)を検出する。次に、ステップS3で、CPU45bは
、ステッピングモータ駆動回路45cを駆動して、円錐
レーザ光の入射角度γを0度、つまり、光軸Kと光軸L
とが一致するように設定する。ステップS4で、CPU
45bは、γ=γ+Δγつまり、微小角Δγずつ角度の
可変を指示し、ステップS5では、ステップS1と同様
に固体撮像素子69が出力する電気信号を2値化して、
フレームメモリ45aへ画像データを格納する。ステッ
プS6で、微小角Δγの変化毎に得られる画像データを
基に、CPU45bは、リング状レーザの投影輝線90
のいずれかの位置とレーザスポット91との位置が一致
(P点)したか否かを判断し、Noの場合、再びステッ
プS4へ戻る。すなわち、CPU45bは、最初に円錐
レーザ光の入射角度γを0度にして位置が一致したか否
かを判断し、Noであれば一致するまで微小角Δγずつ
角度を可変しながら位置が一致したか否かを判断し続け
る。Yesの場合、ステップS7で、被検体面87まで
の距離l、及びモニタ46上の観察倍率βを演算する。
【0022】ここで、図6に示すように、γ=∠X−O
−P δ=90゜−γ α=∠Y−Q−P の関係がある。また、前記光軸中心点Oとスポットレー
ザの光軸中心点Qとの距離をHとし、内視鏡先端構成部
材66の先端面から、被検体面87までの距離lは、次
の式によって求められる。
【0023】             l=H・sinα・sinδ
/sin(δ−α)  …(1)距離lが得られれば、
モニタ46上の観察倍率βが次式より求められる。
【0024】     β=βv1・βv2={f/(l+fF)}・
(A/2)/h  …(2)尚、βv1:対物光学系の
近軸倍率 βv2:被検体の像高に対するモニタ上の倍率f:対物
光学系の焦点距離 fF:対物光学系の前側焦点位置 h:固体撮像素子結像面上の像高 A:モニタ上の画面表示長さ である。また、βv1=f/(l+fF)、及びβv2
=(A/2)/hの関係を有している。ところで、被検
体面87までの距離l以外は、内視鏡システムに固有の
値であるから、前記(1)式で求まった距離lを代入す
れば、観察倍率βが得られ、従って、モニタ46上で被
検体面内の物体の大きさを求めることができる。
【0025】ステップS8で、CPU45の指示によっ
て、モニタ46は、画面46a上に被検体までの距離l
及び観察倍率βを表示する。また、モニタ46は、画面
46a上に表示された被検体の大きさに対して、実際の
被検体の大きさに相当するスケールを表示し、観察者が
実際の被検体の大きさを認識し易いようにする。尚、リ
ング状レーザの投影輝線90の位置とレーザスポット9
1の位置との一致は、観察者がモニタ46を見ながら判
断し、マニュアル操作(例えばキーボード入力)により
入射角度γを可変するようにしても良い。
【0026】前記内視鏡システムでは、被検体までの距
離lは、(1)式に示されるように、対物光学系68の
ディストーションや固体撮像素子69の位置ずれの影響
を受けない。撮像した画像を処理して測長を行う一般的
な方法よりも、正確な測長が行うことができる。また、
リング状の円錐レーザ光を被検体面へ照射しているので
、被検体がスポット用レーザ光の光軸に対して、傾斜し
ている場合には、モニタ46上のリング状レーザの投影
輝線90がほぼ楕円となる。このほぼ楕円の短軸、長軸
の比から被検体面の傾きを求めることができる。さらに
、この楕円の長軸の方向が、被検体面の傾斜する方向と
一致する。従って、被検体が傾いても、その傾き角度を
常に求めることができるので、被検体面上の測長場所、
すなわちP点の位置に応じて観察倍率βを修正すれば、
より正確な測長を行うことができる。またさらに、前記
円錐レーザだけを照射して、被検体面に投影されたリン
グ状レーザの投影輝線90の大きさから、前記距離lを
求めて、観察倍率βを算出することもできる。
【0027】図1は、内視鏡挿入部32に着脱自在に装
着される内視鏡挿入補助具1の断面の上側半分を示し、
図示しない下側は同図に示すのと同一の部材であって、
ほぼリング状に形成され、その外観は図3及び図4に示
す様になっている。
【0028】図1、図3及び図4に示す内視鏡挿入補助
具1は、配管等の被挿入部位へ接触し、かつ牽引用のワ
イヤ2の一端を保持する前方支持部材3と、配管等の被
挿入部位へ接触する後方支持部材4と、前方支持部材3
及び後方支持部材4の間に介在し、適度な弾性を有する
金属性の密巻きコイル5aによって構成された屈曲可能
な連結具5とを備えている。また、ワイヤ2は、例えば
ステンレス製の寄り線によって構成されている。前方支
持部材3、及び後方支持部材4は、金属またはプラスチ
ックで形成されている。
【0029】図1に示すように、前方支持部4は、内視
鏡の挿入部32より若干大きく形成された挿通孔6aを
有するほぼリング状の前方支持部本体6と、被挿入部位
の内壁と接触する接触部7aを外周側に形成すると共に
、前方支持部本体6に外嵌して回動自在とするほぼリン
グ状の保持手段としての前方接触部材7と、前方支持部
材本体6と螺合して前方接触部7が挿入部の軸方向に移
動しないようにするリング部材8とから構成されている
【0030】この前方支持部本体6は、外周先端側から
順に、最も太経のストッパー部6bと、このストッパー
部6bより細経で前記前方接触部材7と嵌合する嵌合部
6cと、この嵌合部6cより細経で前記リング部材8に
設けられた雌ねじ8aと螺合する雄ねじ部6dと、最も
細経の前記連結具5を嵌合する連結嵌合部6eとを連設
している。
【0031】前記前方支持部本体6は、前方接触部材7
を外嵌し、次にリング部材8を前方支持部本体6に螺合
して、この前方接触部材7は、該リング部材8と前記ス
トッパー部6bとによって内視鏡挿入部32の軸方向に
移動しないようになっている。また、前方接触部材7の
外周側形状は、一つの頂点を有する曲面を形成し、被挿
入部位内への挿入及び抜去時に摩擦抵抗が少なくなるよ
うになっている。前方前方接触部材7は、内視鏡挿入部
32の軸方向と平行にワイヤ挿通孔7bを貫通している
。このワイヤ挿通孔7bには、前記ワイヤ2を挿通し、
その先端部は、図2に示すようにパイプ2aを挿通し、
さらにパイプ2aにこのワイヤを巻き付けて半田付け2
bにより固定しており、前方接触部材7からワイヤ2の
先端部が脱落しないようになっている。一方、ワイヤ2
の後端部(手元側)には、グリップ2cが設けられてい
る。
【0032】前記後方支持部材4は、内視鏡挿入部32
外径より若干太経の挿通孔9aを前端部側から軸方向中
途に設け、かつ後端部側に挿通孔9aよりさらに太経の
固着孔9bを設けて互いに連通しているほぼリング状の
後方触接・連結部材9と、この接触・連結部材9の固着
孔9bに固着し、かつ内視鏡挿入部32を挿通してほぼ
密着する径の密着孔10aを貫通する当接部材10と、
この当接部材10に螺合して更に当接部材10を内径方
向(内視鏡挿入部32側)へ付勢させる付勢リング11
とから構成されている。
【0033】後方接触・連結部材9は、前記前方接触部
材7とほぼ同一の曲面を有する後方接触部9cを外周側
に設けている一方、前端側へ突出して前記連結部材5と
嵌合する連結嵌合部9dを設けている。尚、後方接触・
連結部材9の接触部9cと前方接触部材7の接触部7a
とは、径方向において最も太径の部分(頂点)が同一と
なるように形成されている。
【0034】当接部材10は、外周先端側から順に、最
も太経の前記接触・連結部材9の固着孔9bに嵌合する
固着部10bと、この固着部10bの次に太経の雄ねじ
部10cと、周方向に形成された最も細経の周回溝部1
0dと、前記軸方向後端側に細経となるテーパー部10
eとを備えている。この周回溝部10d及びテーパー部
10eには、中心軸から周方向に向かって放射状に形成
された複数の溝10fを設けている。
【0035】付勢リング11は、内周面先端側から順に
、前記当接部10の雄ねじ部10cと螺合する雌ねじ部
11aを形成すると共に、前記当接部10のテーパー部
10eとテーパー面が一致して当接する逆テーパー部1
1bを連設している。また、付勢リング11の逆テーパ
ー部11bの外周面側には、最も太経のローレット部1
1cを備えている。このローレット部11cには当接部
材10との螺合時に滑りにくいように、複数の溝が形成
されている。
【0036】前記連結具5は軸方向に連通孔5bを有し
、この連通孔5bは、前記前方支持部材3及び後方支持
部材4へ連結具5を装着した状態で、前方支持部本体6
の挿通孔6a、接触・連結部材9の挿通孔9a、及び当
接部材10の密着孔10aに連通するようになっている
【0037】この内視鏡挿入補助具1を内視鏡挿入部3
2へ装着して固定する場合には、付勢リング11を先に
(あるいは螺合を緩めた状態で)挿入部32へ挿通し、
当接部材10の雄ねじ部10cへ、付勢リング11の雌
ねじ部11cを螺合させていく。そして、付勢リング1
1の逆テーパー部11bは、当接部10のテーパー部1
0eへ当接して、次第に当接部材10を内視鏡挿入部3
2へ付勢し脱落しないようになる。従って、当接部材1
0の雄ねじ部10cと、付勢リング11の雌ねじ部11
cとの螺合を締め付けたり、緩めたりすることによって
、内視鏡挿入補助具1は、内視鏡挿入部32へ着脱自在
に装着されるようになっている。
【0038】図3及び図4を参照し、本実施例の作用に
ついて説明する。
【0039】内視鏡挿入部32へ内視鏡挿入補助具1を
装着して、被挿入部位としての配管の管路13へ、この
内視鏡挿入部32を挿入し内視鏡検査等を行う。図3に
は、管路13から内視鏡挿入部32を抜去中に、内視鏡
挿入部32へ装着された内視鏡挿入補助具1が曲管部1
3Aの近傍へ到達した状態を示している。この状態で、
ワイヤ2を引くと、その張力でワイヤ2は、最短距離の
戻り経路を通過しようとするので、前方支持部材3及び
ワイヤ2の固定点(図中M点)と、曲管部13Aに接触
する点との間のワイヤ2は、曲管部13Aの曲率半径の
小さい側の管壁へ向かって(図中E方向へ)回動しよう
とする。そして、ワイヤ2を回動させようとする力は、
前方支持部材本体6に対して前方接触部材7を回動させ
るように働く。ワイヤ2は、最短距離となる位置で回動
を停止すると共に、内視鏡挿入補助具1を引き続け、図
4に示すように、曲管部13Aの直前(入り口付近)ま
で到達する。ここで、内視鏡挿入補助具位1は、内視鏡
挿入部32によって牽引されておらず、前方支持部材3
の(図中)下側に力が掛かっている。従って、内視鏡挿
入補助具1は、後方支持部材4と曲管部13Aの曲率半
径の小さい側の管内壁との接点を支点として、回動(立
ち上がる)こともない。このため、曲管部13Aの曲率
半径の大きい側の管内壁と、前方支持部材3とが接触し
て、摩擦力が大きくなることもない。そして、ワイヤ2
は、手元側(グリップ側2c)へ容易に牽引でき、内視
鏡挿入補助具1が曲管部13Aを通過する際は、連結具
5の密巻きコイル5aが屈曲し、内視鏡挿入補助具1は
、曲管部13Aに沿って曲管部13Aを通過する。 尚、曲管部13Aにおいては、ワイヤ2だけでなく、内
視鏡挿入部32側も牽引して抜去を行うようにしても良
い。
【0040】本実施例では、回動自在な前方接触部材7
の側にワイヤ2が固定され、このワイヤ2を牽引するの
で、被挿入部位内からの抜去をスムーズに行うことがで
きる。また、抜去のために牽引する力は、視鏡挿入部3
2へ直接かかることがなく、ワイヤ2及び内視鏡挿入補
助具1へ直接加わり、そして曲管部13Aがあってもス
ムーズな抜去が行うことができるため、この牽引力は、
不要な摩擦力となることもない。従って、内視鏡挿入部
32の外部及び内部に無理な力がかかって破損すること
も防止できる。さらに、内視鏡挿入補助具1が内視鏡挿
入部32から管路13内に脱落しても、ワイヤ2を手繰
り寄せて内視鏡挿入補助具1を回収できる。
【0041】図14は本発明の第2実施例に係る内視鏡
挿入補助具の断面図である。尚、図14も図1と同様に
、断面の上半分のみ示している。図14に示す本実施例
の内視鏡挿入補助具15は、前方支持部材3及び連結具
5が第1実施例と同一の構成である一方、第1実施例の
後方支持部材4に代えて、内視鏡挿入部32の外径とほ
ぼ同一の内径を有する密着孔6fを貫通した後方支持部
材3Aを備えている。この後方支持部材3Aは、前記密
着孔6fを有する以外は前記前方支持部本体6と同一構
成の後方支持部材本体6Aと、前記前方接触部材7と同
一構成の後方接触部材7Aと、前記リング部材8とから
構成されている。また、ワイヤ2は、前方接触部材7の
ワイヤ挿通孔7b、及び後方接触部材7Aのワイヤ挿通
孔7bの両方に挿通されている。その他、第1実施例と
同様の構成及び作用については、同じ符号を付して説明
を省略する。尚、後方接触部材本体6Aは、第1実施例
と同様に固着孔9bを設けて、当接部材10及び付勢リ
ング11により内視鏡挿入部32へ確実に付勢させる構
成にしても良い。
【0042】この構成で、抜去のためにワイヤ2を手元
側に引くと、ワイヤ2は第1実施例と同様に最短距離と
なるように移動する。このとき、前方接触部材7及び後
方接触部材7Aが共に回動する。
【0043】本実施例では、ワイヤ2は、後方接触部材
7Aのワイヤ挿通孔7bにも挿通されているので、ワイ
ヤ2が後方支持部材3Aと前記管路13の管壁との間に
挟まれることがない。また、ワイヤ2が内視鏡挿入補助
具15に絡み付くことも防止できる。その他の構成及び
作用効果は、第1実施例と同様で、説明を省略する。
【0044】図15及び図16は本発明の第3実施例に
係り、図15は内視鏡挿入補助具の断面図、図16は図
15に示す後方支持部材本体の断面図である。図15は
図1と同様に断面の上半分のみ示している。図15に示
す本実施例の内視鏡挿入補助具20は、第2実施例と同
様にワイヤ2が前方支持部材、及び後方支持部材の両部
材に渡って挿通される一方、前方支持部材におけるワイ
ヤ2の保持手段と、後方支持部材におけるワイヤ2の挿
通に関する部材の構成が異なっている。その他、第1実
施例及び第2実施例と同様の構成及び作用については、
同じ符号を付して説明を省略する。
【0045】前方支持部材3Bは、第1実施例の前方支
持部材6及び前方接触部材7をほぼ一体にした前方接触
・連結部材22を備えている。この前方接触・連結部材
22は、外周側前端部にあって最も太経の前記接触部7
aと、前記雄ねじ部6dとの間に、雄ねじ部6dより太
経で保持手段としてのワイヤ保持部材23を外嵌する嵌
合部22aとを設けている。前記ワイヤ保持部材23は
、軸方向に貫通して、前方接触・連結部材22の嵌合部
22aと回動自在に嵌合する嵌合孔23aを有している
。また、このワイヤ保持部材23は、後端部外周側に突
設するフランジ部23bを有し、このフランジ部23b
には、ワイヤ2が挿通されるワイヤ挿通孔23cを軸方
向に貫通している。また、ワイヤ保持部材23は、前記
前方接触・連結部材22へリング部材8が螺合すること
によって、軸方向に移動しないようになっている。
【0046】一方、後方支持部材4Aは、前記内視鏡挿
入部32と密着する密着孔24aを貫通してほぼリング
状に形成されている後方支持部材本体24と、この後方
支持部本体24に回動自在に外嵌されてワイヤ2を挿通
する回動支持リング25と、後方支持部材本体24に螺
合して、回動支持リング25が軸方向に移動しないよう
にする第1のリング部材26と、回動支持リング25を
内嵌し、かつ外周側が被挿入部位の内壁と接触するほぼ
リング状の後方接触部材27と、第2のリング部材26
より太経で、かつ後方接触部材27に螺合する第2のリ
ング部材28とを備えている。
【0047】後方支持部材24は、前端部外周側から順
に、軸方向前方に突出して前記連結具5の連通孔5bと
嵌合する連結部24bと、最も太経の本体側ストッパー
部24cと、前記回動支持リング25に嵌合する嵌合部
24dと、嵌合部24dより細経の雄ねじ部24eとを
有している。この雄ねじ部24eは、第1のリング部材
26の雌ねじ部26aと螺合するようになっている。 尚、後方支持部材本体24は、後端部側に、第1実施例
と同様に固着孔9bを設けて、当接部材10及び付勢リ
ング11により内視鏡挿入部32へ確実に付勢させる構
成にしても良い。
【0048】図16に示すように、回動支持リング25
は、ワイヤ挿通溝25aを外周側で軸方向に形成してい
る。このワイヤ挿通溝25aには、ワイヤ2が挿通され
る。また、図15に示すように、このワイヤ挿通溝25
aの底部は、ワイヤ保持部材23のワイヤ挿通孔23c
の径方向における位置と、ほぼ同一の位置になるように
形成されている。
【0049】後方接触部材27は、内周先端部側から順
に、内径が最も細径の接触部側ストッパー部27bと、
前記回動支持リング25と回動自在に嵌合する嵌合部2
7cと、この嵌合部27cより内径が太経の雌ねじ部2
7dとを連設している。この雌ねじ部27dには、第2
のリング部材28の雄ねじ部28aが螺合するようにな
っている。また、第1のリング部材26は、その中途か
ら外周後端側に拡径となるテーパー部26bを形成する
一方、第2のリング部材28はその中途から内周後端側
に拡径となるテーパー部28bを形成している。このテ
ーパー部26b及びテーパー部28bは、ワイヤ2を牽
引する際、ワイヤ2の可動範囲が広くなるようにすると
共に、牽引時にワイヤ2にかかる力を分散して、ワイヤ
2の破断を回避するようになっている。
【0050】尚、ワイヤ保持部材23、及び回動支持リ
ング25は、回動が容易な様に、表面の摩擦抵抗が少な
い、金属またはポリアセタール等のプラスチックで形成
されている。
【0051】この構成で、抜去のためにワイヤ2を手元
側に引くと、ワイヤ2は第1実施例及び第2実施例と同
様に最短距離となるように移動する。このとき、ワイヤ
保持部材23及び回動支持リング25は、ワイヤ2が回
動する力によって共に回動する。
【0052】本実施例では、前方支持部材3Aにあって
回動するワイヤ保持部材23が被挿入部位の内壁と接触
していないので、第2実施例よりも余分な摩擦力がかか
らず、少ない力量でワイヤ2等を回動させることができ
る。尚、後方支持部材4Aに代えて、密着孔24aを有
する前方支持部材3Aを逆向きに設けるならば、後方側
のワイヤ保持部材23も被挿入部位の内壁と接触してい
ないので、さらに少ない力量でワイヤ2等を回動させる
ことができる。その他の構成及び作用効果は、第2実施
例と同様で、説明を省略する。
【0053】図17は本発明の第4実施例に係る内視鏡
挿入補助具の断面図である。図17に示す本実施例の内
視鏡挿入補助具50は、前方支持部材51と第2実施例
と同一の後方支持部材3Aとの間に2つの連結具5を設
けると共に、この2つの連結具5の間に介在する保持手
段としてのワイヤ保持部材52と、後方支持部材3Aと
に渡ってワイヤ2を挿通している。その他、第1実施例
と同様の構成及び作用については、同じ符号を付して説
明を省略する。
【0054】ワイヤ保持部材52は、内視鏡挿入部32
の外径より若干太経の挿通孔53aを軸方向に貫通する
保持部本体53と、このワイヤ保持部本体53に回動自
在に外嵌して、ワイヤ2を保持する回動リング54と、
この保持部本体53に螺合して回動リング54が軸方向
に移動しないようにするストッパーリング55とを備え
ている。保持部本体53は、外周先端部側から順に、最
も太経のストッパー部53bと、回動リング54に嵌合
する嵌合部53cと、嵌合部53cより細経の雄ねじ部
53dとを有している。また、保持部本体43は、前記
端面及び面後端面にあって、それぞれ連結具5,5が嵌
合する嵌合溝53e,53eを周方向に形成している。 回動リング54は、軸方向にワイヤ2を挿通するワイヤ
挿通孔54aを貫通している。さらに、ストッパーリン
グ55は、前記保持部本体53の雄ねじ部53dと螺合
する雌ねじ部55aを有している。
【0055】この構成で、抜去のためにワイヤ2を手元
側に引くと、ワイヤ2は第1実施例及び第2実施例と同
様に最短距離を取るように移動する。このとき、ワイヤ
保持部材52、及び後方接触部材7Aは、ワイヤ2が回
動する力によって共に回動する。
【0056】本実施例では、第3実施例と同様の効果が
ある。その他の構成及び作用効果は、第2実施例と同様
で、説明を省略する。
【0057】
【発明の効果】前述したように本発明の内視鏡挿入補助
具によれば被挿入部位内に曲管部があっても抜去を容易
かつスムーズに行えると共に、抜去時に被挿入部位内、
内視鏡、及び該内視鏡挿入補助具の破損を防止でき、さ
らに該内視鏡挿入補助具が被挿入部位内に脱落しても牽
引ワイヤを牽引して回収できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例に係る内視鏡挿入補助具の断面図。
【図2】図1のF部拡大図。
【図3】内視鏡挿入補助具の抜去動作を示す説明図。
【図4】内視鏡挿入補助具の抜去動作を示す説明図。
【図5】内視鏡の全体構成図。
【図6】内視鏡の先端部の断面図。
【図7】図6に示す先端部の正面図。
【図8】レーザ装置のコネクタ及びレーザ光源等の内部
を示す断面図。
【図9】モニタ上でのレーザスポットとリング状レーザ
の投影輝線との一致を示す説明図。
【図10】図8のG−G線断面図。
【図11】内視鏡システムの一部を示すブロック図。
【図12】内視鏡先端部から出射される円錐リング状レ
ーザの照射状態を示す説明図。
【図13】内視鏡システムにおける測長計算などのフロ
ーチャート。
【図14】第2実施例に係る内視鏡挿入補助具の断面図
【図15】第3実施例に係る内視鏡挿入補助具の断面図
【図16】図15に示す後方支持部材本体の断面図。
【図17】第4実施例に係る内視鏡挿入補助具の断面図
【図18】従来の内視鏡挿入補助具の動作を示す説明図
【符号の説明】
1…内視鏡挿入補助具 2…ワイヤ 3…前方支持部材 4…後方支持部材 5…連結具 5b…連通孔 6a…挿通孔 7…前方接触部材 8…リング部材 9a…挿通孔 10…当接部材 10a…密着孔 11…付勢リング

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被挿入部位へ挿入する内視鏡挿入部に、着
    脱自在に装着可能な内視鏡挿入補助具において、前記被
    挿入部位の内径部に接触する接触部を有すると共に、軸
    方向に内視鏡挿入部を挿通する挿通孔を設けて、軸方向
    前後に配置された複数の支持部材と、前記複数の支持部
    材をそれぞれ連結し、かつ屈曲可能であると共に、前記
    支持部材の挿通孔と連通する軸方向の連通孔を有してい
    る連結具と、前記被挿入部位から内視鏡挿入部を抜去す
    る場合、前記内視鏡挿入部に装着した当該内視鏡挿入補
    助具を牽引するための牽引ワイヤと、前記牽引ワイヤを
    保持すると共に、前記内視鏡挿入部の周方向に回動可能
    に設けた保持手段とを備え、前記保持手段は、前記複数
    の支持部材のうち前方側の支持部材、あるいは前記連結
    具に設けた保持部材のいずれか一方であることを特徴と
    する内視鏡挿入補助具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012139339A (ja) * 2010-12-28 2012-07-26 Olympus Corp 内視鏡
CN115316912A (zh) * 2022-08-31 2022-11-11 湖南省华芯医疗器械有限公司 一种内窥镜前端组件、内窥镜插入部及内窥镜

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CN115316912B (zh) * 2022-08-31 2024-02-23 湖南省华芯医疗器械有限公司 一种内窥镜前端组件、内窥镜插入部及内窥镜

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